JPH10141316A - ラックピニオン式ロータリーアクチュエータ - Google Patents

ラックピニオン式ロータリーアクチュエータ

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JPH10141316A
JPH10141316A JP31699996A JP31699996A JPH10141316A JP H10141316 A JPH10141316 A JP H10141316A JP 31699996 A JP31699996 A JP 31699996A JP 31699996 A JP31699996 A JP 31699996A JP H10141316 A JPH10141316 A JP H10141316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
rack
racks
rotary actuator
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP31699996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsugu Tejima
洋次 手島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kondo Seisakusho KK
Original Assignee
Kondo Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kondo Seisakusho KK filed Critical Kondo Seisakusho KK
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Publication of JPH10141316A publication Critical patent/JPH10141316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/02Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member
    • F15B15/06Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement
    • F15B15/065Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement the motor being of the rack-and-pinion type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】流体圧により往復運動を行うラックと、ラック
に噛み合うピニオン軸が揺動運動を行うラックピニオン
式ロータリーアクチュエータについて、全長を短くする
事により、小型軽量のラックピニオン式ロータリーアク
チュエーターを作る。 【解決手段】ラックの両端に固定されるピストンを、耐
摩耗性樹脂で作ることにより、ウエアリングなどのガイ
ド部材を取り付ける必要がなくなる。また、ピストンシ
ールの挿入溝をラック端面とピストンで構成することに
より、ピストンの長さが短くなるため、ロータリーアク
チュエータの長さが短くなり、小型軽量を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧により往復
運動する一対のラック(6)の推力を、ラック(6)に
噛合されるピニオン軸(5)のピニオンに伝達する事に
より、揺動トルクにを発生させるロータリーアクチュエ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラックピニオン式ロータリーアクチュエ
ーターは、流体圧によりラック(6)の両端に取り付け
られたピストン(7)が発生する推力および往復運動を
ピニオン軸(5)に形成されたピニオンと噛み合わせて
揺動トルクおよび揺動運動に変換する装置である。ラッ
ク(6)とピニオンが噛み合わされることで、ラック
(6)とピニオンに反力が発生するため、ラック(6)
およびピストン(7)がシリンダに押し付けられる。そ
こで、ピストン(7)またはラック(6)にウエアリン
グ(17)などのガイド部材を配置し、シリンダの保護
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラックピニオ
ン式ロータリーアクチュエータは、ピニオンとラック
(6)を組み合わせて揺動運動に変換しているため、旋
回角度のわりにピストンストロークが長く、またラック
(6)の両端に設置しているピストン(7)が長いた
め、全長が長くなる。
【0004】そのため、取付スペースの狭い所では、ラ
ックピニオン式ロータリーアクチュエータを使うことが
出来なかった。また、大きさが大きいため重量が重くな
り、可動部分に使用しづらいという欠点がある。
【0005】そこで本発明は、全長が短く、小型軽量の
ラックピニオン式ロータリーアクチュエータをつくろう
とするものである。
【0006】
【課題が解決するための手段】全長が長くなるのは、ラ
ック(6)及びピストン(7)の長さが長いのが原因し
ている。ラック(6)の移動ストローク及び歯切り長さ
を短くする工夫は必要であるが、揺動角度と強度を考え
ると必要な長さが決まってくるため、能力を落とさずに
小型化するために、ウエアリング(17)及びピストン
(7)を改良することにした。
【0007】ウエアリング(17)の働きは、ボディ
(1)に形成されたシリンダ内をラック(6)及びピス
トン(7)が、シリンダ内を傷つけずにガイドするため
のものである。またピストン(6)は、流体圧をシール
するピストンシール(8)を挿入するピストンシール挿
入溝を形成するためのものである。よって、これらの能
力を損なわずに長さを短くすることが、全長が短く、小
型軽量のラックピニオン式ロータリーアクチュエータを
作ることになる。
【0008】その方法としては、ラック(6)の両端に
取り付けられるピストン(7)の材質を耐摩耗性樹脂で
形成し、ウエアリング(17)の替わりにシリンダにか
かる荷重を受けることで、ウエアリング(17)取付の
長さを短くする。また、ピストン(7)とラック端面で
ピストンシール挿入溝を形成することにより、ピストン
(7)長さを短くする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例を示
す。ボディ(1)の内部に平行する一対のシリンダを形
成し、シリンダ内にはラック(6)がそれぞれ挿入され
る。ラック(6)の両端にはピストン(7)が固定さ
れ、ピストン(7)のピストンシール挿入溝にはピスト
ンシール(8)が挿入されている。ボディ(1)の両側
面にはサイドカバー(2)、サイドカバー(3)が固定
され、サイドカバーとボディ(1)の間は、シリンダシ
ールによりシールされており、圧力室を形成する。
【0010】ボディ(1)の中心には、ピニオンを有す
るピニオン軸(5)を配置する。ピニオン軸(5)は、
ピニオンの両側にベアリング(14)が配置されてお
り、片側はボディ(1)に挿入され、片側はボディ
(1)上部に固定されたベアリングカバー(4)に挿入
される。図2に示す側面断面図では、ストッパープレー
ト(15)及びストッパー(16)が記入されている
が、省略することもできる。
【0011】ピニオンと一対のラック(6)は、ピニオ
ンを中心にして対象に噛み合わされており、互いに相手
のラック(6)の反対側の圧力室は、ボディ(1)およ
びサイドプレートに形成された通気穴(13)により連
通している。
【0012】次に、動作に関して説明する。配管ポート
を通して流体圧を圧力室(9)にかけると、ボディ
(1)及びサイドプレートの通気穴(13)を通じて圧
力室(12)にも圧力がかかる。圧力がかかったピスト
ン(7)は、ピストンシール(8)により密封されてい
るため、それぞれのピストン(7)及びラック(6)を
押して逆方向に移動する。一対のラック(6)はピニオ
ン軸(5)と噛み合わされているため同期して動き、2
倍の揺動トルクを発生する。逆の配管ポートより流体圧
を供給すると、圧力室(10)及び圧力室(11)に流
体圧が供給され、前記の動きと逆にピニオン軸(5)が
回転する。
【0013】図6に、従来例を示す。ラックピニオン式
ロータリーアクチュエータは、ラック(6)にピストン
(7)が一体または別体で取り付けられており、ピスト
ンシール(8)が挿入されてシリンダ室をシールしてい
る。また、ピストン(7)およびラック(6)がシリン
ダと接触するとシリンダに傷が付きエアー漏れの原因に
なるため、ウエアリング(17)などのガイド部材を配
置して、ピストン(7)及びラック(6)がシリンダと
干渉するのを保護している。そのため、ウエアリング
(17)およびウエアリング取付溝を設置するためにピ
ストン(7)の長さが長くなり、ロータリーアクチュエ
ータの大きさが大きくなっている。
【0014】そこで、図4及び図5に本発明の詳細図を
示す。ピストン(7)の材質を、ウエアリング(17)
などに使われる耐摩耗性樹脂で形成し、ピストン(7)
そのものをガイド部材として使用することにより、ピス
トン長さが短くなり、ロータリーアクチュエータの大き
さが小さくなる。また、図5に示すように、シリンダシ
ール挿入溝をラック(6)の端面とピストン(7)で形
成することにより、ピストン(7)に溝をほるよりも短
くなる。
【0015】
【発明の効果】ピストン(7)の材質を耐摩耗性樹脂に
変更することにより、ウエアリング(17)の設置スペ
ースを確保する必要が無くなったばかりでなく、ピスト
ンシール挿入溝をピストン(7)とラック端面で形成す
ることにより、より一層の小型化が達成された。
【0016】また、ピストン形状およびラック形状が簡
素化されたことにより製造コストを下げることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施例を示す断面図
【図2】発明の実施例の側面からみた断面図
【図3】発明の実施例の外観を示す立体図
【図4】発明の実施例を示す要部断面図
【図5】他の発明の実施例を示す要部断面図
【図6】従来の実施例を示す要部断面図
【符号の説明】
1 ボディ 2,3 サイドカバー 4 ベアリングカバー 5 ピニオン軸 6 ラック 7 ピストン 8 ピストンシール 9,10,11,12 圧力室 13 通気穴 14 ベアリング 15 ストッパープレート 16 ストッパー 17 ウエアリング 18 シリンダシール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディに平行に設けられた二本のシリンダ
    内部に収容される一対のラックと、ラックの両端に配置
    されたピストンと、ラックに噛み合わされるピニオン軸
    より構成されるロータリーアクチュエータにおいて、ピ
    ストンを耐摩耗性樹脂で形成した事を特徴とするラック
    ピニオン式ロータリーアクチュエータ。
  2. 【請求項2】ピストンシール挿入溝を、ピストンとラッ
    ク端面により形成した事を特徴とする、請求項1のラッ
    クピニオン式ロータリーアクチュエータ。
JP31699996A 1996-11-13 1996-11-13 ラックピニオン式ロータリーアクチュエータ Pending JPH10141316A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070714A1 (ja) * 2004-12-27 2006-07-06 Tomoe Technical Research Company Ltd. ロータリーアクチュエータ
CN104919188A (zh) * 2012-10-19 2015-09-16 雄克有限公司 转动单元
CN113062894A (zh) * 2021-03-16 2021-07-02 中煤科工集团重庆研究院有限公司 一种用于狭窄空间的摆动马达

Cited By (4)

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