JPH07319242A - 像担持体及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

像担持体及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH07319242A
JPH07319242A JP6106477A JP10647794A JPH07319242A JP H07319242 A JPH07319242 A JP H07319242A JP 6106477 A JP6106477 A JP 6106477A JP 10647794 A JP10647794 A JP 10647794A JP H07319242 A JPH07319242 A JP H07319242A
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gear
process cartridge
image carrier
forming apparatus
image forming
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JP6106477A
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Akira Higeta
明 日下田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 噛合精度を低下させることなく,製造コスト
を低下させたギアを有し,また異物等を噛み込む可能性
の少ない像担持体及び前記像担持体を用いたプロセスカ
ートリッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な
画像形成装置を提供する。 【構成】 周面に感光体を有する円筒の端部に,歯厚方
向の断面形状が円形若しくは略円形のギアを設けて像担
持体を構成したことを特徴とする。また前記像担持体を
用いてプロセスカートリッジを構成したことを特徴とし
てなる。更には前記プロセスカートリッジを着脱可能な
装着手段を設け,前記ギアと噛合可能なギアを設けた画
像形成装置を構成したことを特徴としてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成に用いられる像
担持体及び前記像担持体を用いたプロセスカートリッジ
及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は,帯電器に
よって一様に帯電させた像担持体に選択的な露光をして
潜像を形成し,現像器によって前記潜像を現像剤で顕像
化すると共に,該現像剤による像を記録媒体に転写して
画像記録を行う。このような装置にあっては,各部材の
メンテナンスは専門のサービスマンが行い,ユーザには
不便を伴うことがあった。
【0003】そこで,前記像担持体,帯電器,現像器,
クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化
することにより,ユーザが前記カートリッジを装置本体
に装填することによって,現像剤の補給や寿命に達した
像担持体の部品交換可能とし,メンテナンスを容易にし
たものが実用化されている。
【0004】このようなプロセスカートリッジの像担持
体や現像ユニットに必要な駆動源は円筒形の像担持体の
端部に接着或いはカシメ等の手段でギアを取り付け,プ
ロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着される
と,前記ギアと装置本体に具備されたギアが噛合してプ
ロセスカートリッジは装置本体から駆動トルクの供給を
受ける。
【0005】ここで,前記像担持体の駆動にあたって
は,回転ムラによって走査線の間隔が不均一になる,所
謂ピッチムラの発生を抑えるために,可能な限り滑らか
に駆動トルクを伝達する必要がある。そのため,像担持
体を駆動するギアには例えば特開昭63−4252号公報に示
されているように,はす歯ギアが提案されている。
【0006】図Aは前記はす歯ギア50を端部に設けた像
担持体51の斜視説明図である。装置本体にはプロセスカ
ートリッジを装着したときに前記はす歯ギア50が噛合す
るはす歯ギアが設けてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記の
ように像担持体への駆動力伝達にはす歯ギア同士を噛合
させて駆動力を伝達する構成にあっては以下のような課
題があった。
【0008】(1) 通常,前記のような駆動ギアは量産性
が優れていることから樹脂をモールド成形して作るのが
一般的である。しかし,はす歯ギアは金型から抜くとき
に歯の捩れに沿って回転させる必要があり,成形のタク
トタイムが大きくなるばかりでなく,また歯幅の全面に
わたって制度を確保しなければならないために,金型が
複雑且つ高精度にならざるを得ない。特に近年ではレー
ザービームプリンタ等の画像形成装置は高精彩化の傾向
にあるために,ギアの高精度化はそのままコストアップ
につながっていた。
【0009】(2) 像担持体のギアと,それに噛合する画
像形成装置本体側の駆動ギアとの噛合において,両ギア
が噛み合う歯面に異物が入り込むと,ギアの精度がいく
ら良くても,ピッチムラが発生してしまう。特にレーザ
ービームプリンタ等の画像形成装置では粉状の現像剤,
所謂トナーを用いているので,これが装置内に遊離した
り,プロセスカートリッジ着脱時に僅かに漏れたトナー
が前記歯面に付着してピッチムラを引き起こすおそれが
考えられる。特にギアの噛合において,必ず一定の噛合
幅を有するので,その一部分にでもトナー等の異物が付
着するとピッチムラが生ずるおそれがあるという課題が
あった。このような傾向は噛合幅が大きくなるほど顕著
になると考えられる。
【0010】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり,その目的とするところは,噛合精度を低下させる
ことなく,製造コストを低下させたギアを有し,また異
物等を噛み込む可能性の少ない像担持体及び前記像担持
体を用いたプロセスカートリッジ及び前記プロセスカー
トリッジを着脱可能な画像形成装置を提供せんとするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は,周面に感光体を有する
円筒の端部に,歯の歯厚方向の断面形状が円形若しくは
略円形のギアを設けて像担持体を構成したことを特徴と
してなる。
【0012】また前記像担持体を用いてプロセスカート
リッジを構成したことを特徴としてなる。更には前記プ
ロセスカートリッジを着脱可能な装着手段を設け,前記
ギアと噛合可能なギアを設けた画像形成装置を構成した
ことを特徴としてなる。
【0013】
【作用】上記構成にあっては,像担持体のギアは装置本
体のギアと噛合するとき,噛合幅を限りなく線に近づけ
ることが出来る。このため,歯幅の寸法の保証範囲が極
めて小さくなり,成形時間を短縮出来る。また,前記ギ
ア同士の接触部分に異物等が入り込む確率が非常に小さ
くなる。
【0014】
【実施例】次に本発明に係る一実施例として,像担持体
を取り付けたプロセスカートリッジを装着可能な画像形
成装置について,図面を参照して具体的に説明する。
【0015】〔第1実施例〕図1はプロセスカートリッ
ジを装着した画像形成装置の構成説明図であり,図2は
プロセスカートリッジの構成説明図であり,図3はプロ
セスカートリッジの装着構成の説明図である。ここでは
説明の順序として,プロセスカートリッジ及び画像形成
装置の全体構成を説明し,次に像担持体のギア構成につ
いて説明する。
【0016】{全体構成}この画像形成装置Aは,図1
に示すように,光学系1から画像情報に基づいた光像を
照射して像担持体である感光体ドラムにトナー像を形成
する。そして前記トナー像の形成と同期して,記録媒体
2をカセット3aからピックアップローラ3b及びレジ
ストローラ対3c1,3c2等からなる搬送手段3で搬送
し,且つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化
された画像形成部において,前記感光体ドラムに形成し
たトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧印加
することによって記録媒体2に転写し,その記録媒体2
を中間排出ローラ3d及びガイド板3eで定着手段5へ
と搬送する。この定着手段5は駆動ローラ5a及びヒー
タ5bを内蔵する定着ローラ5cからなり,通過する記
録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着す
る。そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3fで搬送
し,反転搬送経路を通して排出部6へと排出する如く構
成している。
【0017】一方,前記画像形成部を形成するプロセス
カートリッジBは,図1及び図2に示すように,アルミ
ニウム製の円筒7aの周面に感光層を有する感光体ドラ
ム7を回転し,その表面を帯電手段である帯電器8への
電圧印加によって一様に帯電し,前記光学系1からの光
像を露光部9を介して感光体ドラム7に露光して潜像を
形成し,現像手段10によって現像するように構成してい
る。この現像手段10は,トナー溜め内のトナーをトナー
送り部材10aで送り出し,固定磁石10bを内蔵した現像
ローラ10cを回転させると共に,現像ブレード10dによ
って摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10c
の表面に形成し,そのトナーを前記潜像に応じて感光体
ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成して
可視像化する。そして転写ローラ4に前記トナー像と逆
極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した
後は,クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とすと共に,スクイシート
11bによって掬い取り,送り部材11cによって廃トナー
溜め11dへ集めるクリーニング手段11によって感光体ド
ラム7上の残留トナーを除去するように構成している。
尚,前記感光体ドラム7等の各部品は,第一枠体12aと
第二枠体12bとを結合したハウジング12内に収納してカ
ートリッジ化され,装置本体13に設けられたカートリッ
ジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
【0018】前記カートリッジ装着手段は,軸14aを中
心にして開閉部材14を開くと,図3(a),(b)に示
すように,開閉部材14の左右内側面にカートリッジ装着
ガイド部材G1が取り付けてあり,この左右ガイド部材G1
にはプロセスカートリッジBを挿入するためのガイド部
G2が対向して設けてある。このガイド部G2に沿ってプロ
セスカートリッジBを挿入し,開閉部材14を閉じること
によってプロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装
着するものである。
【0019】{感光体ドラムのギア構成}前記感光体ド
ラム7の一方端部には図4に示すように,該ドラム7へ
の駆動トルクを受けるギア(以下「ドラムギア」とい
う)15が設けてある。次にこのドラムギア15の構成につ
いて説明する。
【0020】このギア15はプラスチックを金型内に射出
成形して製造するものであり,基部15aの周面に歯部15
bを一列に形成してなる。この歯部15bは,図5に示す
ように,歯厚方向の断面(T−T断面)を円形に形成し
たものである(尚,15cはドラム7を第2枠体12bに取
り付けるための支持部材(図示せず)が嵌合する支持孔
である)。前記ドラムギア15は図4の二点鎖線Lを成形
時のパーティングラインとすれば,金型から外すときに
はす歯ギアのように回転させる必要がない。このため
に,ドラムギア15を成形する金型のコストははす歯ギア
の金型に比べて大幅に低下する。 金型から外した前記
ドラムギア15を感光体を周面に塗工した円筒の長手方向
一方端に接着或いはカシメ等によって取り付けて感光体
ドラム7を構成する。尚,このギア15は,円筒7aの開
口領域かを一部塞ぐように感光体ドラム7の端部に取り
付けられているドラムフランジギアである。
【0021】一方,画像形成装置A側にはプロセスカー
トリッジBを装着したときに,第1のギアである前記歯
部15bが噛合する第2のギアである駆動ギア16が設けて
あり,この駆動ギア16ははす歯ギアで構成している。
【0022】前記感光体ドラム7を有するプロセスカー
トリッジBを画像形成装置Aに装着すると,ドラムギア
15が装置本体側の駆動ギア16と噛合し,装置本体側から
回転トルクを受けて回転可能となる。このとき,ドラム
ギア15と装置本体側の駆動ギア16(はす歯ギア)の噛み
合いは,前述したようにドラムギア15が断面円形である
ために噛合幅を限りなく線に近づけることが出来る。こ
のため,はす歯ギア同士のような一定の噛合幅を有する
場合に比べて接触部分にトナー等の異物を挟み込む確率
は非常に小さくなる。従って,前記接触部分に異物が入
り込むことによるピッチムラの発生頻度が大幅に低下す
る。
【0023】また,装置本体側の駆動ギア16ははす歯ギ
アであり,矢印Z1 方向に回転するために,これと噛合
したドラムギア15は矢印Z2 方向に回転し,回転力を伝
達されるときに矢印Z3 方向の付勢力を受け,感光体ド
ラム7が長手方向一方向(スラスト方向)へ付勢される
ため,感光体ドラム7は装置本体に対して正確に位置決
めされるものである。即ち,遊びを有して第二枠体12b
に取り付けられた感光体ドラム7は,そのスラスト方向
へ移動してギア15の側端部15dが第二枠体12bの内面に
当接してプロセスカートリッジB内での位置決めが行わ
れる。
【0024】[他の実施例]前述した第1実施例では,
ドラムギア15は基部15aの周面に歯部15bを一列に設け
た例を示したが,図6に示すように,基部15aの周面に
歯部15bを複数列設けて構成してもよい。このようにす
ると,装置本体側の駆動ギア16からの駆動伝達に際して
ピッチムラの発生を更に抑えることが出来る。
【0025】また前述した第1実施例では,歯部15bの
歯厚方向の断面を図7(a)に示すように円形にした例
を示したが,これは完全な円形でなくても略円形であれ
ばよい。ここで,略円形とは装置本体側の駆動ギアと噛
合したときに該駆動ギアとの接触部分が弧状をして線接
触になる形状であって,例えば楕円形(図7(b),
(c)),二方取りした長円形(図7(d)),二方取
りした楕円形(図7(e)),二方取りした円形(図7
(f))等がある。
【0026】また,前述した第1実施例では,装置本体
側の駆動ギアをはす歯ギアにし,これと噛合するドラム
ギア15の歯部15bの形状を前述のように歯厚方向の断面
が円形若しくは略円形をするようにしたが,このギア配
置を逆にしてもよい。即ち,ドラムギア15の歯部15bを
はす歯ギアにし,装置本体側の駆動ギアを歯厚方向の断
面が円形若しくは略円形になるように構成しても,第1
実施例と同様に歯の接触部分に異物等が入り込む可能性
が低下する。
【0027】更に,歯厚方向の断面が円形若しくは略円
形に形成した歯部と噛合するギア(第1実施例では装置
本体側の駆動ギア)は,必ずしもはす歯ギアである必要
はなく,例えば平歯ギア等であってもピッチムラの発生
を効果的に防止することが出来る。
【0028】また,本発明に係るプロセスカートリッジ
Bは前述のように単色の画像を形成する場合のみなら
ず、現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画
像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカートリ
ッジにも好適に適用することが出来る。
【0029】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0030】また像担持体としては、前記感光体ドラム
に限定されることなく、例えば次のものが含まれる。ま
ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体として
は例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、
酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が
含まれる。また前記感光体を搭載する形状としては、例
えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート状等が含
まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状のものが
用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあって
は、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を蒸着又は
塗工等を行ったものである。
【0031】また帯電手段の構成も、前述した第1実施
例ではタングステンワイヤーの三方周囲にアルミ等の金
属シールドを施したコロナ帯電器を用いたが,帯電ロー
ラを感光体ドラムに接触させて帯電する,所謂接触帯電
方法を用いてもよい。尚、前記帯電手段としては前記ロ
ーラ型以外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド
型、ブロック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良
い。
【0032】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0033】また前述したプロセスカートリッジとは、
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0034】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0035】また前述した実施例では感光体ドラムや現
像ローラをカートリッジ化し、このプロセスカートリッ
ジを装着して画像を形成する装置を例示したが、これら
感光体ドラムや現像ローラをカートリッジ化することな
く、装置本体に直接取り付けた画像形成装置にあって
も,第1実施例で説明したドラムギアを有する感光体ド
ラムを用い,これに駆動伝達して画像を形成することが
出来,この場合にも第1実施例と同様な効果を得ること
が出来る。
【0036】更に前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は前述したように,歯厚方向の断
面形状が円形若しくは略円形のギアを設けて像担持体を
構成したために,このギアと装置本体のギアとの噛合幅
を限りなく線に近づけることが出来る。このため,前記
ギア同士の接触部分に異物等が入り込む確率が非常に小
さくなり,異物等の介在によるピッチムラの発生頻度を
少なくすることが出来る。また前記像担持体に設けるギ
アの寸法の保証範囲を極めて小さくすることが出来る。
【0038】更に,前記像担持体に設けるギアを射出成
形する場合に,金型から外すときに従来のはす歯ギアの
ように回転させながら外す必要がないために,金型を簡
単に出来,製造コストを大幅に下げることが可能とな
る。
【0039】従って,前記像担持体を用いてプロセスカ
ートリッジを構成した,また前記プロセスカートリッジ
を装着可能な画像形成装置を構成した場合には,像担持
体の回転ピッチムラの発生頻度を少なくして高精彩な画
像を形成することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプロセスカートリッジ
を装着した画像形成装置の構成説明図である。
【図2】プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図3】プロセスカートリッジの装着手段の構成説明図
である。
【図4】ドラムギアの構成説明図である。
【図5】ドラムギアの歯部の説明図である。
【図6】歯部を複数列設けた実施例の説明図である。
【図7】歯部の正面歯厚方向の断面の他の実施例の説明
図である。
【図8】従来技術に係るドラムギアの説明図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置,B…プロセスカートリッジ,1…光
学系,2…記録媒体,3…搬送手段,3a…カセット,
3b…ピックアップローラ,3c1,3c2…レジストロー
ラ,3d…中間搬送ローラ,3e…ガイド板,3f…排
出ローラ,4…転写ローラ,5…定着手段,5a…駆動
ローラ,5b…ヒータ,5c…定着ローラ,6…排出
部,7…感光体ドラム,8…帯電ローラ,9…露出部,
10…現像手段,10a…トナー送り部材,10b…磁石,10
c…現像ローラ,10d…現像ブレード,11…クリーニン
グ手段,11a…クリーニングブレード,11b…スクイシ
ート,11c…送り部材,11d…廃トナー溜め,12…ハウ
ジング,12a…第一枠体,12b…第二枠体,13…装置本
体,14…開閉部材,14a…軸,15…ドラムギア,15a…
基部,15b…歯部,15c…支持孔,15d…側端部,16…
駆動ギア

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に用いられる像担持体にお
    いて,周面に感光体を有する円筒と,前記円筒の端部に
    設けられた,歯の歯厚方向の断面形状が円形若しくは略
    円形であるギアと,を有することを特徴とする像担持
    体。
  2. 【請求項2】 前記略円形とは,楕円若しくは円形の2
    方取り形状であることを特徴とする請求項1記載の像担
    持体。
  3. 【請求項3】 前記ギアはプラスチック製のドラムフラ
    ンジギアであることを特徴とする請求項1記載の像担持
    体。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて,(a)周面に感光体を有する円
    筒と,前記円筒の端部に設けられた,歯の歯厚方向の断
    面形状が円形若しくは略円形であるギアと,を有する像
    担持体と,(b)前記像担持体に作用するプロセス手段
    と,を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 プロセスカートリッジが画像形成装置本
    体に装着された際に,前記ギアは画像形成装置本体に設
    けられた駆動はす歯ギアと噛合して,前記はす歯ギアか
    ら回転力の伝達を受けることを特徴とする請求項4記載
    のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは,前記プ
    ロセス手段としての帯電手段,現像手段またはクリーニ
    ング手段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一
    体的にカートリッジ化し,このカートリッジを画像形成
    装置本体に対して着脱可能とするものである請求項4記
    載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは,前記プ
    ロセス手段としての帯電手段,現像手段,クリーニング
    手段の少なくとも一つと,前記像担持体としての電子写
    真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置
    本体に対して着脱可能とするものである請求項4記載の
    プロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは,少なく
    とも前記プロセス手段としての現像手段と,前記像担持
    体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
    して画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
    る請求項4記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 プロセスカートリッジを着脱可能で,記
    録媒体に画像を形成する画像形成装置において,(a)
    周面に感光体を有する円筒と,前記円筒の端部に設けら
    れた,歯の歯厚方向の断面形状が円形若しくは略円形で
    あるギアと,を有する像担持体と,前記像担持体に作用
    するプロセス手段と,を有するプロセスカートリッジを
    装着するための装着手段と,(b)前記装着手段に装着
    されたプロセスカートリッジの有する前記ギアと噛合す
    る駆動はす歯ギアと,(c)記録媒体を搬送するための
    搬送手段と,を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体に画像を形成する画像形成装
    置において,一端に第1のギアを有する像担持体と,前
    記第1のギアと噛合して,前記第1のギアに前記像担持
    体を回転させるための駆動力を伝達するための第2のギ
    アと,を有し,前記第1のギア及び第2のギアの何れか
    一方のギアの歯の歯厚方向の断面形状が円形若しくは略
    円形であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記略円形とは,楕円若しくは円形の
    2方取り形状であることを特徴とする請求項10記載の
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のギア及び第2のギアの何れ
    か他方は,はす歯ギアであることを特徴とする請求項1
    0記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記像担持体は前記像担持体としての
    像担持体と,前記像担持体に作用するプロセス手段とを
    一体的に,画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセ
    スカートリッジを構成しており,前記プロセスカートリ
    ッジに設けられた前記第1のギアは,画像形成装置本体
    に設けられた前記第2のギアと噛合することを特徴とす
    る請求項10乃至請求項12の何れか1項記載の画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】 前記はす歯ギアのねじれ角は,前記像
    担持体を前記はす歯ギアと噛合する前記像担持体に設け
    られたギア側へスラスト方向に付勢する方向にねじれて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項12又は請求
    項13の何れか1項記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014142431A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Ricoh Co Ltd 2段スプラインカップリングジョイント、及びこれを用いた駆動伝達装置、画像形成装置
JP2014235300A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社リコー 駆動伝達装置、及び画像形成装置

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