JPH07318407A - 積載重量計測装置 - Google Patents

積載重量計測装置

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JPH07318407A
JPH07318407A JP11628894A JP11628894A JPH07318407A JP H07318407 A JPH07318407 A JP H07318407A JP 11628894 A JP11628894 A JP 11628894A JP 11628894 A JP11628894 A JP 11628894A JP H07318407 A JPH07318407 A JP H07318407A
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JP
Japan
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abnormal
abnormality
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JP11628894A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Shimizu
慎一郎 清水
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は正確な積載重量が計測されるように
改良した積載重量計測装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 車両に取付けられたセンサより出力される信
号に基づいて積載重量を計測する積載重量計測装置にお
いて、前記センサよりの出力値が異常であるか否かを判
定するための異常値を記録する異常値記録手段1と、前
記センサより出力値を前記異常値記録手段1に記録され
ている異常値と比較して異常であるか無いかを判定する
異常判定手段2と、前記異常判定手段2で異常と判定さ
れたとき異常であることを表示する表示手段3と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両、特に貨物運搬用車
両の荷台に積載した重量を計測し、過積載を防止させる
積載重量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の積載重量計測装置は、車両の前後
輪に加わる荷重をセンサで検知し、センサより出力され
る信号より重量を算出して表示器で表示し、積載重量が
過積載となった場合は警報を発するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の積載重量計測装置は車両に取付けられたセンサよりの
出力信号に基づいて重量を算出して表示すると共に過積
載となった時は警報を発するようにしていた。
【0004】しかし、車両に取付けられた複数のセンサ
の1個でも断線や障害になった場合は正確な積載重量を
表示できなくなり、また過積載であることの判定も誤っ
た判定を行うことになる。本発明は正確な積載重量を計
測するように改良した積載重量計測装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を図1を参照して説明する。
図1は本発明の基本構成図である。車両に取付けられた
センサより出力される信号に基づいて積載重量を表示す
る積載重量計測装置において、前記センサよりの出力値
が異常であるか否かを判定するための異常値を記録する
異常値記録手段1と、前記センサより出力値を前記異常
値記録手段1に記録されている異常値と比較して異常で
あるか無いかを判定する異常判定手段2と、前記異常判
定手段2で異常と判定されたとき異常であることを表示
する表示手段3と、を備える。
【0006】また、前記異常判定手段2での異常の判定
を、前記センサ出力値より重量値に変換された重量値で
判定させるようにする。
【0007】
【作用】異常値記録手段1には、予めセンサよりの出力
値が異常であるか否かを判定する異常値を記録する。異
常判定手段2は、センサよりの出力値を異常値記録手段
1に記録されているデータ値と比較して異常であるか否
かの判定を行なう。
【0008】異常判定手段2で異常と判定されたときは
表示手段3で異常であることを表示する。また、異常判
定手段2でのセンサ異常をセンサ出力値より重量値に変
換された重量値で判定させる。
【0009】以上のように、予めセンサよりの出力値が
異常であると判定させる異常値を記録し、記録されてい
る異常値とセンサ出力値とを比較して異常であるか否か
を判定し、異常である場合は異常であることを表示する
ようにしたので、センサが異常である場合は直ちに異常
であることを知ることができ、手当てをすることによっ
て正確な積載重量を表示することができる。
【0010】また、センサが異常であるか否かの判定
を、センサ出力値より重量値に変換した重量値で行なう
ようにしたので、センサが異常と判定された時の重量値
を知ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図2〜図5を参照して説
明する。図2は本発明の実施例の構成図、図3は同実施
例のセンサおよびV/F変換部の具体例、図4および図
5は同実施例の動作フローチャートである。
【0012】図2において、11はセンサ、12はセン
サ11より出力される電圧に比例した周波数のパルスを
出力するV/F変換部、13は重量変換係数記録部、1
4は過積載重量記録部、15は重量算出部、16は過積
載判定部、17は警報・表示部、18は表示・出力制御
部、19はその他の制御を行なう制御部、20は入力
部、21は異常値記録部、22は異常判定部、23〜2
5はインタフェース(I/O)、27は処理を行なうプ
ロセッサ(CPU)である。
【0013】図3に示されるように、センサ11は磁歪
素子11aと磁歪素子11aを磁路とするトランス11
bで構成される。また、V/F変換部12は発振器12
a,抵抗12b,検波器12cおよびV/F変換回路1
2dで構成される。磁歪素子11aに荷重が加わると歪
が生じて透磁率が変化する。透磁率が変化するとトラン
ス11bの2次巻線に誘起される電圧が変化する。
【0014】2次巻線に誘起された電圧は検波器で直流
に変換され、V/F変換回路12dで直流電圧に比例し
た周波数のパルスを出力する。なお抵抗12bは高抵抗
値を有する抵抗であり、発振器12aの出力が少々変動
してもトランス11aの1次巻線に流れる電流を一定に
保つようにしている。
【0015】また、検波器12cはトランス11bの2
次巻線出力信号と抵抗12bに発生する信号との乗算検
波を行って混入した雑音成分を少なくしている。センサ
11−1〜nは車両の重量が前輪および後輪に伝達され
る、例えばシャシとスプリングとを固定する全てのブラ
ケット等に設置される。
【0016】センサ11に荷重が加わると、図6に示す
ように、加わった重量に対応した周波数のパルスをV/
F変換部12より出力する。センサ11およびV/F変
換部12の特性によって、図6(A)に示すように重量
と周波数の関係が直線的に変化するものもあり、また図
6(B)に示すように非直線的に変化するものもある。
【0017】重量変換係数記録部13は、図6(A)で
示す特性のセンサに対してはその変換係数KA を、また
(B)で示す特性のセンサに対しては、特性の変換点で
ある周波数HT までの変換係数はKB1、HT 以上ではK
B2を予め記録しておく。また、車両に積載された重量を
表示するようにするため、車体の重量を除去する必要が
あり、センサ11を車両に設置した後で、荷物が積載さ
れていない状態でのV/F変換部12より出力される周
波数H0 も測定して重量変換係数記録部13に記録す
る。
【0018】過積載重量記録部14は、各センサ11−
1〜nに対応した過積載であると判定する重量値、およ
び車両に積載された全重量に対して過積載であると判定
する重量値を予め記録しておく。異常値記録部21はセ
ンサ11が異常であるか否かを判定する異常値を予め記
録する。
【0019】なお、重量変換係数記録部13、過積載重
量記録部14および異常値記録部21は、電源が断とな
っても記録データが無くならないようにするため、不揮
発性メモリで構成される。つぎに、図4を参照して、実
施例の動作を説明する。
【0020】処理S1では、制御部19は、入力部20
より重量変換係数記録部13および過積載重量記録部1
4にデータを設定するモード入力が有るか否かを判定
し、判定がYESの場合は処理S2に移って、後で図4
を参照して説明する設定処理を行なう。
【0021】処理S3では、制御部19は、I/O24
より入力されるパルスの周波数を測定する。すなわち、 Hi =Ni ・/To …(1) ただし、Hi は第i番センサの周波数 To は一定時間(秒) Ni はTo 秒間に出力する第i番センサのパルス数 なる演算を行なって周波数Hを算出する。
【0022】処理S4では、表示・出力制御部18は、
図7で示すように、図示しない一定時間タイマーの一定
時間計時中にI/O23を介して車両に設置された走行
センサよりパルスが入力したか否かの判定を行ない、判
定がYESの場合は処理S5に移ってTW 秒待機して処
理S1に移る。
【0023】すなわち、処理S4では車両が走行中であ
るか停止状態であるかの判定を行なわせている。処理S
6では、異常判定部23は、処理S3で測定した周波数
が異常値記録部21に記録されている異常値と比較して
異常であるか否かの判定を行い、判定がYESの場合は
処理S7に移って警報・表示部17にエラー表示を行な
うと共にブザーを鳴動させる。
【0024】また、異常と判定された場合はI/O25
を介して異常となったセンサの対応する上限/下限異常
を出力する。すなわち、異常値記録部21には、センサ
11およびF/F変換部12が正常に動作しているか否
かを判定するための上限値と下限値が記録されている。
【0025】車軸が浮いた時はセンサに加わる重量は0
となるので、これ以下の重量とはなり得ない。そこで下
限値としてはセンサに加わる重量が0付近のV/F変換
部12より出力される周波数を記録する。また、車軸が
耐えられる限界値が最大値であり、それ以上の大きな重
量値は出力されない。そこで上限値としては、例えば過
積載重量の4倍がセンサに加わったときのV/F変換部
12より出力される周波数を記録する。
【0026】この上限および下限値内ならば正常と判定
している。処理S7では、重量算出部15は、重量変換
係数記録部13より変換係数Kおよびオフセット値HO
を読出して重量を算出する。すなわち、 Wi =Ki (H−HO ) …(2) ただし、Ki は第i番センサの重量変換係数 HO は第i番センサのオフセット値 Hは第i番センサの周波数 なる演算を行ない、 W=W1 +W2 +………+Wn …(3) なる加算を行なって積載重量Wを算出する。
【0027】なお、図6(B)で示すような非直線特性
のセンサに対しては、H<HT (変換点周波数)の場合
は Wi =K1i(H−HO ) …(4) H≧HT の場合は Wi =K1i(HT −HO )+K2i(H−HT ) …(5) なる演算を行って重量Wi を算出する。
【0028】処理S9では、表示・出力制御部18は、
処理S8で算出した積載重量Wを警報・表示部17に表
示すると共にI/O25を介して出力する。また、I/
O25を介して、式(2)で算出した各センサに加わっ
た重量も出力する。
【0029】I/O25を介して出力されたデータは、
必要に応じて接続される記録装置に記録され、車両の運
行状態の管理に使用される。処理S10では、過積載判
定部16は、処理S8で算出された重量が過積載重量で
あるか否かを過積載重量記録部14に記録されているデ
ータを参照して判定し、判定がNOの場合は処理S1に
移る。
【0030】処理S11では、過積載と判定された場合
は警報・表示部17でブザーを鳴動させると共に過積載
を表示する。また、過積載と判定された場合は判定され
たセンサまたは積載重量出力値に加えて過積載であるこ
とを示すフラグを立てて出力する。
【0031】以上説明した動作を繰返すことによって、
図7に示すように、時刻T2 とT3の間に走行パルスが
検出されたとすると、処理S5のTW 秒間待機する処理
によって重量算出が行なわれず、この間時刻T2 に算出
された重量W2 を表示出力する。
【0032】TW 秒後、時刻T6 で重量W3 が算出さ
れ、その結果が表示される。なお、処理S5のTW 秒待
機中に走行パルスが入力された場合は、リセットされ
て、新らたな走行パルス入力時よりTW 秒の待機が開始
される。車両が停止すると走行センサからは走行パルス
が出力されず、重量算出が開始される。しかし、車両が
走行中より停止状態となった過度期においては車両は動
いており、この動きによって正確な積載重量の算出が行
なえず、動きが無くなるTW 秒間待機させて正確な重量
を算出および表示させるようにしている。
【0033】なお実施例では、走行パルスが検出された
ら重量算出を行なわせないようにしていたが、重量算出
は行なわすか、重量の表示は走行前の重量を記録してお
いて表示させるようにしても良い。つぎに、図5を参照
して、設置処理の動作を説明する。
【0034】処理S21では、制御部19は、入力部2
0でどの設定モードを指定したか判定し、オフセットな
らば処理S22に、変換係数ならば処理S24に、過積
載ならば処理S26に、また異常値ならば処理S28に
移る。処理S22では、制御部19は、処理S3で測定
した周波数値を読取って、処理S23に移って重量変換
係数記録部13にオフセット値Ho を記録する。
【0035】なお処理S21で入力部20がオフセット
を設定するときは、車両に荷物が積載されていない状態
で、かつ停止中に行なわれる。処理S24では、入力部
20より重量変換係数Kを入力し、処理S25に移って
重量変換係数記録部13に記録する。
【0036】なお図6(B)で説明したように、センサ
の特性が非直線特性のものに対しては、K1 ,K2 と変
換点周波数HT も入力して記録する。処理S26では、
入力部20より各センサに対する過積重量W1 〜Wm
総積載重量に対する過積載重量W0 を入力し、処理S2
7に移って過積載記録部14に記録する。
【0037】処理S28では、入力部20よりセンサ1
1およびV/F変換部12の異常を判定する異常値の上
限および下限値を入力し、処理S29に移って制御部1
9は入力した異常値の上限および下限を異常値記録部2
1に記録する。なお実施例では、センサおよびV/F変
換部の異常をV/F変換部より出力されるパルスの周波
数がある範囲内にあるか否かで判定するようにしていた
が、異常であるか否かの判定をパルスの周波数より重量
に変換し、変換された重量がある範囲内にあるか否かで
判定させるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
効果が得られる。予めセンサよりの出力値が異常である
と判定させる異常値を記録し、記録されている異常値と
センサ出力値とを比較して異常であるか否かを判定し、
異常である場合は異常であることを表示するようにした
ので、センサが異常である場合は直ちに異常であること
を知ることができ、手当てをすることによって正確な積
載重量を表示することができる。
【0039】また、センサが異常であるか否かの判定
を、センサ出力値より重量値に変換した重量値で行なう
ようにしたので、センサが異常と判定された時の重量値
を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】同実施例のセンサおよびV/F変換部の具体例
である。
【図4】同実施例の動作フローチャートである。
【図5】同実施例の動作フローチャートである。
【図6】周波数−重量変換の説明図である。
【図7】算出重量と重量表示の説明図である。
【符号の説明】
1 異常値記録手段 2 異常判定手段 3 表示手段 11 センサ 12 V/F変換部 13 重量変換係数記録部 14 過積載重量記録部 15 重量算出部 16 過積載判定部 17 警報・表示部 18 表示・出力制御部 19 制御部 20 入力部 21 異常値記録部 22 異常判定部 23〜25 インタフェース(I/O) 26 プロセッサ(CPU)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取付けられたセンサより出力され
    る信号に基づいて積載重量を計測する積載重量計測装置
    において、 前記センサよりの出力値が異常であるか否かを判定する
    ための異常値を記録する異常値記録手段と、 前記センサより出力値を前記異常値記録手段に記録され
    ている異常値と比較して異常であるか無いかを判定する
    異常判定手段と、 前記異常判定手段で異常と判定されたとき異常であるこ
    とを表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする積
    載重量計測装置。
  2. 【請求項2】 前記異常判定手段での異常の判定を、前
    記センサ出力値より重量値に変換された重量値で判定さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の積載重
    量計測装置。
JP11628894A 1994-05-30 1994-05-30 積載重量計測装置 Pending JPH07318407A (ja)

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