JPH07318220A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH07318220A JPH07318220A JP10811794A JP10811794A JPH07318220A JP H07318220 A JPH07318220 A JP H07318220A JP 10811794 A JP10811794 A JP 10811794A JP 10811794 A JP10811794 A JP 10811794A JP H07318220 A JPH07318220 A JP H07318220A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- refrigerator
- humidity
- storage chamber
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】貯蔵室内湿度を高湿に保ち、かつ調節する冷蔵
庫を提供する。 【構成】冷蔵庫において、貯蔵室の内箱背面及び内箱側
面に１０，１１ダクトを設け、ダクト庫外側断熱材３に
高効率断熱材を用い、ダクト壁面上の棚支持部材に高熱
伝導材を用い、ダクト庫内側壁面に親水性部材あるいは
吸湿性部材を用い、ダクト内に冷気を循環させて貯蔵室
を間接的に冷却するようになした冷蔵庫。 【効果】貯蔵室内空気を高湿に保ち、かつ調節する冷蔵
庫を提供できる。
庫を提供する。 【構成】冷蔵庫において、貯蔵室の内箱背面及び内箱側
面に１０，１１ダクトを設け、ダクト庫外側断熱材３に
高効率断熱材を用い、ダクト壁面上の棚支持部材に高熱
伝導材を用い、ダクト庫内側壁面に親水性部材あるいは
吸湿性部材を用い、ダクト内に冷気を循環させて貯蔵室
を間接的に冷却するようになした冷蔵庫。 【効果】貯蔵室内空気を高湿に保ち、かつ調節する冷蔵
庫を提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫に係り、特に、貯
蔵室内の湿度を高湿に保ちつつ、調節を行なうに好適な
冷蔵庫に関するものである。
蔵室内の湿度を高湿に保ちつつ、調節を行なうに好適な
冷蔵庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷蔵庫では、貯蔵室に送り出され
る冷気は、蒸発器を通過する際に蒸発器により脱湿さ
れ、野菜、果実等の保存の際に高湿を要する食品に対し
て不利である。その為、貯蔵室内の湿度を高湿に保つ技
術として特開昭４７−２４３１６号公報に示される様
に、貯蔵室内内箱背面にダクトを設け、該ダクト内に冷
気を循環させて貯蔵室を間接的に冷却し、該ダクト部分
の内箱に断熱材を取付け、そんお断熱材の厚さをダクト
吐出側では厚く、ダクト戻り側に行くに下がつて薄くす
ることによりダクト内の冷気温度に関係なく内箱表面温
度を均一にし、一部分のみ低温度が生じることのないよ
うにし、貯蔵室内の湿度を高湿に保つ方法が提案されて
いる。
る冷気は、蒸発器を通過する際に蒸発器により脱湿さ
れ、野菜、果実等の保存の際に高湿を要する食品に対し
て不利である。その為、貯蔵室内の湿度を高湿に保つ技
術として特開昭４７−２４３１６号公報に示される様
に、貯蔵室内内箱背面にダクトを設け、該ダクト内に冷
気を循環させて貯蔵室を間接的に冷却し、該ダクト部分
の内箱に断熱材を取付け、そんお断熱材の厚さをダクト
吐出側では厚く、ダクト戻り側に行くに下がつて薄くす
ることによりダクト内の冷気温度に関係なく内箱表面温
度を均一にし、一部分のみ低温度が生じることのないよ
うにし、貯蔵室内の湿度を高湿に保つ方法が提案されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した技術では、貯
蔵室内を高湿に保つ事は可能であるが湿度を調節する事
は出来ない。すなわち、貯蔵室内の食品からの蒸散作用
により、貯蔵室内湿度が増加し飽和状態になる場合で
も、余剰水分を除去する手段が無く内箱表面の温度が低
い部分に結露することとなる。
蔵室内を高湿に保つ事は可能であるが湿度を調節する事
は出来ない。すなわち、貯蔵室内の食品からの蒸散作用
により、貯蔵室内湿度が増加し飽和状態になる場合で
も、余剰水分を除去する手段が無く内箱表面の温度が低
い部分に結露することとなる。
【０００４】そこで本発明では、貯蔵室内湿度を高湿に
保ち、かつ調節を行う冷蔵庫を提供することにある。
保ち、かつ調節を行う冷蔵庫を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、冷蔵庫の貯
蔵室内箱の背面並び内箱側面にダクトを設け、当該ダク
ト内に冷気を循環させて貯蔵室を間接的に冷却すること
共に、ダクトの最も温度が低くなる部分に親水性部材、
もしくは吸湿部材を設け、貯蔵室内湿度の調節を行なう
ことにより達成される。
蔵室内箱の背面並び内箱側面にダクトを設け、当該ダク
ト内に冷気を循環させて貯蔵室を間接的に冷却すること
共に、ダクトの最も温度が低くなる部分に親水性部材、
もしくは吸湿部材を設け、貯蔵室内湿度の調節を行なう
ことにより達成される。
【０００６】
【作用】冷蔵庫の貯蔵室内箱の背面並び内箱側面に設け
られたダクト内に冷気を循環させて貯蔵室を間接的に冷
却することにより貯蔵室内の食品は脱湿することなく冷
却され、食品自体の蒸散作用により高湿度に保たれる。
ダクトの最も温度が低くなる部分に設けられた親水性部
材、もしくは吸湿部材により貯蔵室内空気の余剰水分を
吸収することにより庫内表面の結露を防ぎ、貯蔵室内湿
度を調節する。
られたダクト内に冷気を循環させて貯蔵室を間接的に冷
却することにより貯蔵室内の食品は脱湿することなく冷
却され、食品自体の蒸散作用により高湿度に保たれる。
ダクトの最も温度が低くなる部分に設けられた親水性部
材、もしくは吸湿部材により貯蔵室内空気の余剰水分を
吸収することにより庫内表面の結露を防ぎ、貯蔵室内湿
度を調節する。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図を参照し説明する。
【０００８】図１〜３において背面ダクト１０及び側面
ダクト１１は冷凍室６内箱２裏面の一部と多湿冷蔵室７
内箱２裏面で断熱材３内に設けられている。側面ダクト
１１上の一部には多孔質親水性樹脂板１３が設けられて
いる。空気はファン５により蒸発器４を通過して冷却さ
れた後、一部は風路板９から化粧カバー８を通して冷凍
室６内に吐出されて冷凍室６を冷却し、再び化粧カバー
８から風路板９を通してファン５に吸い込まれ循環す
る。他の一部の空気は蒸発器４の底部に開口している多
湿冷蔵室用冷気吐出口１５より背面ダクト１０内に吐出
され、背面ダクト１０を降下し、側面ダクト１１を上昇
し、多湿冷蔵室用冷気戻り口１２へ送られ、ファン５に
戻り、冷凍室６より化粧カバー８から風路板９を通して
吸込まれた空気と混合されて再び背面ダクト１０内に吐
出され循環する。上記の如く背面ダクト１０及び側面ダ
クト１１内を冷気が通過する間に内箱２の背面及び側面
を冷却し、それによって間接的に多湿冷蔵室７を冷却す
る。
ダクト１１は冷凍室６内箱２裏面の一部と多湿冷蔵室７
内箱２裏面で断熱材３内に設けられている。側面ダクト
１１上の一部には多孔質親水性樹脂板１３が設けられて
いる。空気はファン５により蒸発器４を通過して冷却さ
れた後、一部は風路板９から化粧カバー８を通して冷凍
室６内に吐出されて冷凍室６を冷却し、再び化粧カバー
８から風路板９を通してファン５に吸い込まれ循環す
る。他の一部の空気は蒸発器４の底部に開口している多
湿冷蔵室用冷気吐出口１５より背面ダクト１０内に吐出
され、背面ダクト１０を降下し、側面ダクト１１を上昇
し、多湿冷蔵室用冷気戻り口１２へ送られ、ファン５に
戻り、冷凍室６より化粧カバー８から風路板９を通して
吸込まれた空気と混合されて再び背面ダクト１０内に吐
出され循環する。上記の如く背面ダクト１０及び側面ダ
クト１１内を冷気が通過する間に内箱２の背面及び側面
を冷却し、それによって間接的に多湿冷蔵室７を冷却す
る。
【０００９】図４は側面ダクト１１に設けられた多孔質
親水性樹脂板１３付近の拡大図である。多湿冷蔵室７の
湿度の調節は側面ダクト１１の庫内側壁面の一部を切除
した部分に設けられた該多孔質親水性樹脂板１３により
行なわれる。多湿冷蔵室７の庫内空気湿度が一定値以上
となった場合、多孔質親水性樹脂板１３はその許容量ま
で庫内空気より水分を吸収、保持する。吸収する水分量
が許容量を超える場合には、許容量を超えた分の水分を
側面ダクト１１内の冷気へ放出する。上記にことより多
湿冷蔵室７の湿度を調節する。
親水性樹脂板１３付近の拡大図である。多湿冷蔵室７の
湿度の調節は側面ダクト１１の庫内側壁面の一部を切除
した部分に設けられた該多孔質親水性樹脂板１３により
行なわれる。多湿冷蔵室７の庫内空気湿度が一定値以上
となった場合、多孔質親水性樹脂板１３はその許容量ま
で庫内空気より水分を吸収、保持する。吸収する水分量
が許容量を超える場合には、許容量を超えた分の水分を
側面ダクト１１内の冷気へ放出する。上記にことより多
湿冷蔵室７の湿度を調節する。
【００１０】図５は背面ダクト１０縦断面の一部の拡大
図である。従来通り、背面ダクト１０に背面ダクト庫内
側表面断熱材１７を装着した場合、その体積と同等の貯
蔵室内容積が減少することとなるが、背面ダクト１０と
その背面ダクト庫内側表面断熱材１７の厚さ合計と同等
の厚さを背面の断熱材厚さから減少させることにより、
貯蔵室内容積を減少させることなく、背面ダクト１０を
設けることができる。又、断熱材３の厚さの減少からの
背面の断熱性能の低下に対して、背面ダクト１０と外箱
１との間には断熱材３だけではなく、真空断熱材１４を
用いており、断熱性能は従来品と同様にすることができ
る。
図である。従来通り、背面ダクト１０に背面ダクト庫内
側表面断熱材１７を装着した場合、その体積と同等の貯
蔵室内容積が減少することとなるが、背面ダクト１０と
その背面ダクト庫内側表面断熱材１７の厚さ合計と同等
の厚さを背面の断熱材厚さから減少させることにより、
貯蔵室内容積を減少させることなく、背面ダクト１０を
設けることができる。又、断熱材３の厚さの減少からの
背面の断熱性能の低下に対して、背面ダクト１０と外箱
１との間には断熱材３だけではなく、真空断熱材１４を
用いており、断熱性能は従来品と同様にすることができ
る。
【００１１】図６は側面ダクト１１に設けられた吸湿性
樹脂板１６付近の拡大図である。多湿冷蔵室７の湿度の
調節は側面ダクト１１の庫内側壁面上に設けられた該吸
湿性樹脂板１６により行なわれる。多湿冷蔵室７の庫内
湿度が一定値以上となった場合、多孔質親水性樹脂板１
３はその許容量まで庫内空気より水分を吸収、保持す
る。又、多湿冷蔵室７の庫内湿度が低下した場合には、
該樹脂板より含有される水分が放出される。上記にこと
より多湿冷蔵室７の湿度を調節する。
樹脂板１６付近の拡大図である。多湿冷蔵室７の湿度の
調節は側面ダクト１１の庫内側壁面上に設けられた該吸
湿性樹脂板１６により行なわれる。多湿冷蔵室７の庫内
湿度が一定値以上となった場合、多孔質親水性樹脂板１
３はその許容量まで庫内空気より水分を吸収、保持す
る。又、多湿冷蔵室７の庫内湿度が低下した場合には、
該樹脂板より含有される水分が放出される。上記にこと
より多湿冷蔵室７の湿度を調節する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
貯蔵室内湿度を高湿に保ち、かつ調節を行う冷蔵庫を提
供できる。
貯蔵室内湿度を高湿に保ち、かつ調節を行う冷蔵庫を提
供できる。
【図１】本発明の実施例に係る冷蔵庫の断面図である。
【図２】本発明の実施例に係る冷蔵庫の断面図である。
【図３】本発明の実施例に係る冷蔵庫の断面図である。
【図４】本発明の実施例に係る冷蔵庫の側面ダクト付近
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図５】本発明の実施例に係る冷蔵庫の背面ダクト付近
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図６】本発明の実施例に係る冷蔵庫の側面ダクト付近
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
１…外箱、 ２…内箱、 ３…断熱材、 ４…蒸発器、 ５…ファン、 ６…冷凍室、 ７…多湿冷蔵室、 ８…化粧カバー、 ９…風路板、 １０…背面ダクト、 １１…側面ダクト、 １２…多湿冷蔵室用冷気戻り口、 １３…多孔質親水性樹脂板、 １４…真空断熱材、 １５…多湿冷蔵室用冷気吐出口、 １６…吸湿性樹脂板、 １７…背面ダクト庫内側表面断熱材。
Claims (5)
- 【請求項１】冷蔵庫において、貯蔵室の内箱背面及び内
箱側面にダクトを設け、当該ダクト内に冷気を循環させ
ることにより貯蔵室内を間接的に冷却するようになした
事を特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】ダクト外面庫外側の断熱材の一部、又は、
全体に高効率断熱材を用いた事を特徴とする請求項１記
載の冷蔵庫。 - 【請求項３】ダクト庫内側壁面の一部に親水性部材を設
け、貯蔵室内湿度の調節を行なう事を特徴とする請求項
１記載の冷蔵庫。 - 【請求項４】ダクトの庫内側壁面上の棚支持部材に高熱
伝導材を用いた事を特徴とする請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項５】ダクト庫内側壁面上に吸湿性部材を設け、
貯蔵室内湿度の調節を行なう事を特徴とする請求項１記
載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10811794A JPH07318220A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10811794A JPH07318220A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07318220A true JPH07318220A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14476351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10811794A Pending JPH07318220A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07318220A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000274924A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-06 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
| KR100597293B1 (ko) * | 2004-11-02 | 2006-07-05 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 제상구조 |
| JP2018189364A (ja) * | 2018-08-07 | 2018-11-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP10811794A patent/JPH07318220A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000274924A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-06 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
| KR100597293B1 (ko) * | 2004-11-02 | 2006-07-05 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 제상구조 |
| JP2018189364A (ja) * | 2018-08-07 | 2018-11-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
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