JPH07317613A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
内燃機関の吸気装置Info
- Publication number
- JPH07317613A JPH07317613A JP6109642A JP10964294A JPH07317613A JP H07317613 A JPH07317613 A JP H07317613A JP 6109642 A JP6109642 A JP 6109642A JP 10964294 A JP10964294 A JP 10964294A JP H07317613 A JPH07317613 A JP H07317613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reed valve
- combustion engine
- internal combustion
- intake
- reed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リードバルブのリード弁の損傷を防ぐととも
に低回転時におけるレスポンスの向上を図る内燃機関の
吸気装置を提供することを目的とする。 【構成】 吸気系にリードバルブ15を有する内燃機
関、またはキャブレタに対しリードバルブ15が偏心し
た位置に配設された内燃機関において、リードバルブ1
5の取付座21とインテークチューブ14の接続端との
間に等メッシュの網体23を介在して取付けたことを特
徴とする。
に低回転時におけるレスポンスの向上を図る内燃機関の
吸気装置を提供することを目的とする。 【構成】 吸気系にリードバルブ15を有する内燃機
関、またはキャブレタに対しリードバルブ15が偏心し
た位置に配設された内燃機関において、リードバルブ1
5の取付座21とインテークチューブ14の接続端との
間に等メッシュの網体23を介在して取付けたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関に係り、特に低
回転でのレスポンスの向上およびリードバルブの耐久性
の向上を図った内燃機関の吸気装置に関する。
回転でのレスポンスの向上およびリードバルブの耐久性
の向上を図った内燃機関の吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸気系にリードバルブを用いた2サイク
ルの内燃機関において、レイアウト上内燃機関の吸気路
に対しリードバルブを偏心した位置に接続した吸気系を
有するものがある。
ルの内燃機関において、レイアウト上内燃機関の吸気路
に対しリードバルブを偏心した位置に接続した吸気系を
有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように吸気路に
対しリードバルブが偏心していると、吸気路がインテー
クチューブ部分で曲がりを生じるためリードバルブの左
右のリード弁における流速が変化し、その結果リード弁
に割れを生じたり、低速域のレスポンスおよび低回転時
の霧化が悪くなるという問題点をもたらす。
対しリードバルブが偏心していると、吸気路がインテー
クチューブ部分で曲がりを生じるためリードバルブの左
右のリード弁における流速が変化し、その結果リード弁
に割れを生じたり、低速域のレスポンスおよび低回転時
の霧化が悪くなるという問題点をもたらす。
【0004】本発明は、キャブレタがリードバルブに対
し偏心して設けられていても、リード弁の割れを防ぎ、
低回転時での霧化を促進させ、レスポンスの向上を図る
ことができる内燃機関の吸気装置を提供することを目的
とする。
し偏心して設けられていても、リード弁の割れを防ぎ、
低回転時での霧化を促進させ、レスポンスの向上を図る
ことができる内燃機関の吸気装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として本発明は、吸気系にリード
バルブを有する内燃機関、またはキャブレタに対しリー
ドバルブが偏心した位置に配設された吸気系を有する内
燃機関において、リードバルブの取付座とインテークチ
ューブの接続端との間に等メッシュの網体を介在して取
付けたことを特徴とする。
問題点を解決する手段として本発明は、吸気系にリード
バルブを有する内燃機関、またはキャブレタに対しリー
ドバルブが偏心した位置に配設された吸気系を有する内
燃機関において、リードバルブの取付座とインテークチ
ューブの接続端との間に等メッシュの網体を介在して取
付けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】インテークチューブからリードバルブへ流れる
吸気流がリードバルブの偏心により変化を生じても、リ
ードバルブの取付座の位置に介在する網体を通過する際
に整流化され、リードバルブの左右のリード弁に均等な
流速が作用することになってリード弁の損傷が防がれる
と同時に、網体の通過時に霧化が促進され、低速域での
レスポンスが向上する。
吸気流がリードバルブの偏心により変化を生じても、リ
ードバルブの取付座の位置に介在する網体を通過する際
に整流化され、リードバルブの左右のリード弁に均等な
流速が作用することになってリード弁の損傷が防がれる
と同時に、網体の通過時に霧化が促進され、低速域での
レスポンスが向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明を適用するオフロード用自動
二輪車を示し、車体フレーム1に内燃機関2が搭載さ
れ、このフレーム1の後部に上下方向スイング自在に連
結されたスイングアーム3の後部に後輪4が軸支され、
前記内燃機関2の回転がチェン5を通じ後輪4に伝達さ
れて走行する。フレーム1の前部のヘッドパイプ6に
は、前輪7のステアリングシャフトが支持され、フロン
トフォーク8により大きくクッションするようになされ
ている。なお9はシート、10はカウル、11はマフラ
を示す。
二輪車を示し、車体フレーム1に内燃機関2が搭載さ
れ、このフレーム1の後部に上下方向スイング自在に連
結されたスイングアーム3の後部に後輪4が軸支され、
前記内燃機関2の回転がチェン5を通じ後輪4に伝達さ
れて走行する。フレーム1の前部のヘッドパイプ6に
は、前輪7のステアリングシャフトが支持され、フロン
トフォーク8により大きくクッションするようになされ
ている。なお9はシート、10はカウル、11はマフラ
を示す。
【0009】上記の車両に搭載される内燃機関2では、
図2に拡大縦断面を示すように内燃機関2のクランク室
12とキャブレタ13に続くインテークチューブ14と
の間にリードバルブ15が偏心して配置され、キャブレ
タ13からインテークチューブ14、リードバルブ15
を流れる吸気流が流線16で示すように、直線でなく曲
って流れる。
図2に拡大縦断面を示すように内燃機関2のクランク室
12とキャブレタ13に続くインテークチューブ14と
の間にリードバルブ15が偏心して配置され、キャブレ
タ13からインテークチューブ14、リードバルブ15
を流れる吸気流が流線16で示すように、直線でなく曲
って流れる。
【0010】上記リードバルブ15は、山形状をなすリ
ードバルブ本体17の外面にそって左右のリード弁1
8,18がその基部をリードバルブ本体17に止ネジ1
9,19により固定して設けられ、先端側が吸気流によ
り開かれるようになっている。20,20はリード弁1
8,18の開度を規制するガイドである。
ードバルブ本体17の外面にそって左右のリード弁1
8,18がその基部をリードバルブ本体17に止ネジ1
9,19により固定して設けられ、先端側が吸気流によ
り開かれるようになっている。20,20はリード弁1
8,18の開度を規制するガイドである。
【0011】インテークチューブ14は、その軸線が傾
斜し、その出口端がリードバルブ15の取付座21の孔
22と整合するようになっている。
斜し、その出口端がリードバルブ15の取付座21の孔
22と整合するようになっている。
【0012】上記リードバルブ15の取付座21とイン
テークチューブ14の接合面との間には網体23が介在
されている。この網体23は、図5に正面図を示すよう
に、リードバルブ15の前記取付座21と略同大同形で
前記インテークチューブ14の接合面の開口面より大き
い内のり寸法を有する取付枠24を有し、この取付枠2
4の内周縁24aに等メッシュの金網等からなる網25
の周辺がスポット溶接26等により固定されている。な
おこの網25の止め方は、取付枠24とは別体の押え枠
により押えて固定するようにしてもよく、任意の手段を
採用することができる。
テークチューブ14の接合面との間には網体23が介在
されている。この網体23は、図5に正面図を示すよう
に、リードバルブ15の前記取付座21と略同大同形で
前記インテークチューブ14の接合面の開口面より大き
い内のり寸法を有する取付枠24を有し、この取付枠2
4の内周縁24aに等メッシュの金網等からなる網25
の周辺がスポット溶接26等により固定されている。な
おこの網25の止め方は、取付枠24とは別体の押え枠
により押えて固定するようにしてもよく、任意の手段を
採用することができる。
【0013】上記網体23は、図3、図4に示すように
その取付枠24がリードバルブ15の取付座21とイン
テークチューブ14の接合面との間に介在され、これら
取付座21とインテークチューブ14とをボルト27,
27で締結することにより取付けられている。
その取付枠24がリードバルブ15の取付座21とイン
テークチューブ14の接合面との間に介在され、これら
取付座21とインテークチューブ14とをボルト27,
27で締結することにより取付けられている。
【0014】したがってキャブレタ13により燃料と混
合された混合気はインテークチューブ14を通ってリー
ドバルブ15のリード弁18,18を開き、クランク室
12に入る。この場合、インテークチューブ14の軸線
の曲がりにより変化した混合気の流速が網体23の網2
5を通過することにより整流化され、左右のリード弁1
8,18に同じ流速が作用する。これによりリード弁1
8,18の割れ等の発生が防がれるとともに網25を通
る際に燃料の霧化が促進され、低回転時におけるレスポ
ンスが向上する。
合された混合気はインテークチューブ14を通ってリー
ドバルブ15のリード弁18,18を開き、クランク室
12に入る。この場合、インテークチューブ14の軸線
の曲がりにより変化した混合気の流速が網体23の網2
5を通過することにより整流化され、左右のリード弁1
8,18に同じ流速が作用する。これによりリード弁1
8,18の割れ等の発生が防がれるとともに網25を通
る際に燃料の霧化が促進され、低回転時におけるレスポ
ンスが向上する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ードバルブの上流側に等メッシュの網体を介在したこと
により、内燃機関に対しキャブレタが偏心した位置に配
置されていてもリードバルブの左右のリード弁に等しい
流速を作用させることができ、リード弁の損傷を防ぎ、
耐久性を高めることができるとともに、網体により燃料
の霧化が良好になされ、低回転時のレスポンスの向上を
図ることができる。
ードバルブの上流側に等メッシュの網体を介在したこと
により、内燃機関に対しキャブレタが偏心した位置に配
置されていてもリードバルブの左右のリード弁に等しい
流速を作用させることができ、リード弁の損傷を防ぎ、
耐久性を高めることができるとともに、網体により燃料
の霧化が良好になされ、低回転時のレスポンスの向上を
図ることができる。
【図1】本発明の適用対象例としての自動二輪車を示す
側面図。
側面図。
【図2】本発明の実施例を示す要部の断面図。
【図3】同、要部の詳細を示す断面図。
【図4】同、水平断面図。
【図5】図3、図4における網体の正面図。
1 車体フレーム 2 内燃機関 12 クランク室 13 キャブレタ 14 インテークチューブ 15 リードバルブ 18 リード弁 21 取付座 23 網体 24 取付枠 25 網
Claims (2)
- 【請求項1】吸気系にリードバルブを有する内燃機関に
おいて、リードバルブの取付座とインテークチューブの
接続端との間に等メッシュの網体を介在して取付けたこ
とを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 【請求項2】キャブレタに対しリードバルブが偏心した
位置に配設された吸気系を有する内燃機関において、リ
ードバルブの取付座とインテークチューブの接続端との
間に等メッシュの網体を介在して取付けたことを特徴と
する内燃機関の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6109642A JPH07317613A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6109642A JPH07317613A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317613A true JPH07317613A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14515463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6109642A Pending JPH07317613A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07317613A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303341A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Nippon Soken Inc | 内燃機関の樹脂製吸気マニホールド、及び内燃機関 |
WO2008099512A1 (ja) * | 2007-02-16 | 2008-08-21 | Shindaiwa Corporation | クランク室圧縮型2サイクルエンジン及び燃料粒子微細化装置 |
JP2013050048A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Toshihiko Yamamoto | エンジンの吸気装置 |
JP2014134197A (ja) * | 2013-01-12 | 2014-07-24 | Toshihiko Yamamoto | エンジンの吸気装置 |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP6109642A patent/JPH07317613A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303341A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Nippon Soken Inc | 内燃機関の樹脂製吸気マニホールド、及び内燃機関 |
WO2008099512A1 (ja) * | 2007-02-16 | 2008-08-21 | Shindaiwa Corporation | クランク室圧縮型2サイクルエンジン及び燃料粒子微細化装置 |
JP2013050048A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Toshihiko Yamamoto | エンジンの吸気装置 |
US8991370B2 (en) | 2011-08-30 | 2015-03-31 | Toshihiko Yamamoto | Intake apparatus of engine |
JP2014134197A (ja) * | 2013-01-12 | 2014-07-24 | Toshihiko Yamamoto | エンジンの吸気装置 |
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