JPH07317348A - 伸縮式階段状観覧席の手摺 - Google Patents

伸縮式階段状観覧席の手摺

Info

Publication number
JPH07317348A
JPH07317348A JP14375894A JP14375894A JPH07317348A JP H07317348 A JPH07317348 A JP H07317348A JP 14375894 A JP14375894 A JP 14375894A JP 14375894 A JP14375894 A JP 14375894A JP H07317348 A JPH07317348 A JP H07317348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
columns
column
brackets
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14375894A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Sugiyama
登 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki and Co Ltd filed Critical Kotobuki and Co Ltd
Priority to JP14375894A priority Critical patent/JPH07317348A/ja
Publication of JPH07317348A publication Critical patent/JPH07317348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮式階段状観覧席の手摺の腰板の高さを手
摺として十分な高さとし、人、物等の落下防止の役目を
十分に果すことができるようにする。 【構成】 移動床台の両側端部にL字状の前支柱と後支
柱を前方に傾斜して取付け、前支柱の外側と後支柱の内
側にそれぞれ傾斜面を形成したブラケットを固定し、前
後各支柱に固定したブラケット間に腰板を外側方に傾斜
して取付け、前後各支柱間にL字状手摺杆を手摺軸によ
り連結して伸縮式階段状観覧席の手摺を構成する。 【効果】 腰板が傾斜して取付けてあるから、手摺の高
さも手摺としての高さを十分確保できるし、収納の際
も、各段の手摺が衝突することがない。また、意匠的効
果も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体育館等に設置される
伸縮式階段状観覧席に関し、特に観客の安全等を図るた
めの手摺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11乃至15には従来例を示し、各々
高さが順に異なる複数段の移動床台1A、1B、1C、
1D、1Eを、使用時は最も低い最前段のもの1Aから
順次前進移動させて段階状に伸長し、且つ不使用時は最
も低い最前段のもの1Aから順次後退移動させて各々の
後段の床台1B、1C、1D、1Eの下側に退入せしめ
て垂直棚状に短縮し得る伸縮式階段状観覧席において、
上記複数段の移動床台1A、1B、1C、1D、1Eの
側端部の前部分に各々の下端部を取付け支持させること
でそれぞれ前支柱10A、10B、10C、10D、1
0Eを、前記移動床台1A、1B、1C、1D、1Eの
側端部より外側で該移動床台1A、1B、1C、1D、
1Eの後退移動時に後段の移動床台1B、1C、1D、
1Eと接触することがない位置に前傾状態にて立設する
と共に、移動床台1A、1B、1C、1D、1Eの側端
部の後部分に各々の下端部を取付け支持させることでそ
れぞれ後支柱11A、11B、11C、11D、11E
を、移動床台1A、1B、1C、1D、1Eの側端部外
側の前支柱10A、10B、10C、10D、10Eよ
り更に外側で該移動床台1A、1B、1C、1D、1E
の後退移動時に後段の前支柱10B、10C、10D、
10Eと接触することがない位置に、最後の後支柱11
Eは垂直状態に立設し、他の後支柱は前傾状態にて立設
し、それら各段毎の前後両支柱10Aと11A、10B
と11B、10Cと11C、10Dと11D、10Eと
11Eの各上端部に跨がり且つ移動床台1A、1B、1
C、1D、1Eの後退移動時に後段の前支柱10B、1
0C、10D、10Eと接触しない状態にL字状手摺1
2A、12B、12C、12D、12Eを設け、前支柱
10A、10B、10C、10D、10Eのブラケット
15A、15B、15C、15D、15Eと後支柱11
A、11B、11C、11D、11Eのブラケット16
A、16B、16C、16D、16Eにより腰板14
A、14B、14C、14D、14Eを垂直に固定し、
最前段、第3段目、第5段目の腰板14A、14C、1
4Eは内側に偏位し、第2段目、第4段目の腰板14
B、14Dは外側に偏位するように構成した伸縮式階段
状観覧席の2本支柱式手摺は従来公知である。図中、符
号2A、2B、2C、2D、2Eは走行車、3は折りた
たみ起倒式椅子、5は支脚、7は貫材、13は後支柱を
取付けるための腕金、17はサイドパネルをそれぞれ示
す(特公昭63−23350号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の伸縮式階段状観
覧席の手摺の腰板は垂直に取付けられているから、その
高さは移動床台の段差の2倍以下の高さしかとれなかっ
たが、本発明は、腰板を斜め側方に取付けることにより
十分な高さがとれ、人、物等の落下防止の役目を十分に
果すことができるとともに意匠的効果が向上する伸縮式
階段状観覧席の手摺を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の伸縮式階段状観
覧席の手摺は、移動床台の両側端部にL字状の前支柱と
後支柱を前方に傾斜して取付け、前支柱の外側と後支柱
の内側に傾斜面を形成したブラケットを固定し、前後各
支柱に固定したブラケット間に腰板を外側方に傾斜して
取付け、前後各支柱間にL字状手摺杆を手摺軸により連
結して構成し、人、物等の落下防止の役目を十分に果す
ことができるようにする。
【0005】
【作用】腰板が外側方に傾斜して取付けてあるから、収
納の際、各段の手摺が衝突することなく、手摺の高さも
手摺としての高さを十分確保できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図を参照して説明す
る。本発明に関する図1、3、4、5、10は従来例の
図15、12、14、13、11にそれぞれ対応する図
である。本発明の伸縮式階段状観覧席の手摺は2本支柱
式であって、移動床台(デッキ)1の両側端部にL字状
の前支柱10と後支柱11を前方に傾斜して取付け、前
支柱10の外側にそれぞれ傾斜面19A、19Bを形成
したブラケット21A、21Bを、後支柱11の内側に
それぞれ傾斜面20A、20Bを形成したブラケット2
2A、22Bを固定し、ブラケット21A、21Bと2
2A、11B間に腰板(欄杆パネル)14を外側方に傾
斜して取付け、前後各支柱10、11間にL字状手摺杆
(笠木)8を手摺軸9A、9Bにより連結し、人、物等
の落下防止の役目を十分に果すことができるようにした
ことを特徴とする。
【0007】前支柱10と後支柱11は、貫材7に固定
した移動床台1を支持する取付粱6の外側にエンドパネ
ル4を介在して固定する。前後支柱10、11の上端に
は手摺杆8の手摺軸9A、9Bを、前後支柱10、11
内に溶接により固着して設けられた固定軸29に螺合し
たナット30に螺合することにより連結する。ナット3
0部分は座金31を介在し、ナット32で締付け、二重
ナットになっている。この部分に支柱エンドキャップ1
8A、18Bが取付けてある。図中、符号、23A、2
3Bは前後支柱10、11を取付梁6に取付ける取付金
具を示し、24A、24Bは前後支柱10、11の取付
板でねじ、ナット類等の固着具Tで取付金具23A、2
3Bにそれぞれ取付ける。25は貫材7に取付梁6を固
定する連結材、26は手摺杆8末端部の栓、27は椅子
の起倒ユニット、28はエンドパネルの切欠、Fは床、
Tはねじ、ナット類等の固着具をそれぞれ示す。本発明
の手摺杆8は断面形状が円形状、楕円形状、板状等適宜
の形状とすることができる。
【0008】図10は図4を、図11は図14をそれぞ
れ略示した図で、図10に示す本発明の手摺の腰板の配
置と図11に示す従来例の腰板の配置との比較をする
と、従来例では、図11に示すように、腰板14A、1
4B、14C、14D、14Eは左右交互上下に配置さ
れることになり、1段目の移動床台1Aの腰板14Aの
下端と3段目の移動床台1Cの腰板14Cの下端の高さ
が段差Hの2倍の2Hの高さにすると、収縮の際、腰板
14Aの上端と腰板14Cの下端が衝突することになる
ので垂直高さhを2Hより短縮することになる。本発明
の場合は、図10に示すように、腰板14A、14B、
14Cを傾斜したため各腰板14A、14B、14Cの
垂直高さhを2Hより高くすることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、手摺の腰板を外側方斜めに取
付けてあるから、腰板の垂直高さが従来の垂直型のもの
より高くすることができ、人、物等の落下防止の役目を
十分果たすことができる効果がある。また、意匠的効果
も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手摺の斜視図である。
【図2】本発明の展開状態の側面略図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】本発明の収縮状態の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】エンドパネル等を除いた本発明の手摺の分解斜
視略図である。
【図7】本発明の手摺杆、支柱、腰板、エンドパネルの
取付状態を示すための側面図である。
【図8】本発明の手摺杆、支柱、腰板、エンドパネルの
取付状態を示すための正面図である。
【図9】本発明の手摺の一部分の説明用概略斜視図であ
る。
【図10】本発明の手摺の配置説明用正面略図である。
【図11】従来例の手摺の配置説明用正面略図である。
【図12】従来例の左側部と椅子を省略した伸長状態時
の平面図である。
【図13】従来例の短縮状態時の側面図である。
【図14】従来例の左側部と椅子を省略した短縮状態時
の正面図である。
【図15】従来例の移動床台に対する手摺と前後支柱の
取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 移動床台(デッキ) 1A 移動床台(デッキ) 1B 移動床台(デッキ) 1C 移動床台(デッキ) 1D 移動床台(デッキ) 1E 移動床台(デッキ) 2A 走行車 2B 走行車 2C 走行車 2D 走行車 2E 走行車 3 椅子 4 エンドパネル 5 支脚 6 取付粱 7 貫材 8 手摺杆(笠木) 9A 手摺軸 9B 手摺軸 10 前支柱 10A 前支柱 10B 前支柱 10C 前支柱 10D 前支柱 10E 前支柱 11 後支柱 11A 後支柱 11B 後支柱 11C 後支柱 11D 後支柱 11E 後支柱 12A 手摺 12B 手摺 12C 手摺 12D 手摺 12E 手摺 13 腕金 14 腰板(欄杆パネル) 14A 腰板(欄杆パネル) 14B 腰板(欄杆パネル) 14C 腰板(欄杆パネル) 14D 腰板(欄杆パネル) 14E 腰板(欄杆パネル) 15A ブラケット 15B ブラケット 15C ブラケット 15D ブラケット 15E ブラケット 16A ブラケット 16B ブラケット 16C ブラケット 16D ブラケット 16E ブラケット 17 サイドパネル 18A 前支柱エンドキャップ 18B 後支柱エンドキャップ 19A 傾斜面 19B 傾斜面 20A 傾斜面 20B 傾斜面 21A ブラケット 21B ブラケット 22A ブラケット 22B ブラケット 23A 取付金具 23B 取付金具 24A 取付板 24B 取付板 25 連結材 26 手摺末端部栓 27 椅子の起倒ユニット 28 エンドパネルの切欠 29 固定軸 30 ナット 31 座金 32 ナット F 床 H 段差 h 腰板の垂直高さ T ねじ、ナット類等の固着具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動床台の両側端部にL字状の前支柱と
    後支柱を前方に傾斜して取付け、前支柱の外側と後支柱
    の内側にそれぞれ傾斜面を形成したブラケットを固定
    し、前後各支柱に固定したブラケット間に腰板を外側方
    に傾斜して取付け、前後各支柱間にL字状手摺杆を手摺
    軸により連結したことを特徴とする伸縮式階段状観覧席
    の手摺。
JP14375894A 1994-05-23 1994-05-23 伸縮式階段状観覧席の手摺 Pending JPH07317348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14375894A JPH07317348A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 伸縮式階段状観覧席の手摺

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14375894A JPH07317348A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 伸縮式階段状観覧席の手摺

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07317348A true JPH07317348A (ja) 1995-12-05

Family

ID=15346344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14375894A Pending JPH07317348A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 伸縮式階段状観覧席の手摺

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07317348A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164689B1 (ja) * 2021-10-20 2022-11-01 住友不動産株式会社 視界を限定する手摺

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164689B1 (ja) * 2021-10-20 2022-11-01 住友不動産株式会社 視界を限定する手摺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000143125A (ja) エレべーター
JPH07119320A (ja) 床高可変伸縮式階段状移動観覧席
US8573675B2 (en) Reverse pedestal seat
US5732931A (en) Mobile vehicle jack having an engageable support member
JPH07317348A (ja) 伸縮式階段状観覧席の手摺
JPH0640698A (ja) 斜行リフト
JPH07317347A (ja) 伸縮式階段状観覧席の手摺
JP3479787B2 (ja) 伸縮式階段状観覧席のスライド式サイドパネル
JPH0316996Y2 (ja)
JPH0842169A (ja) 伸縮式階段状移動観覧席のサイドパネル構造
JPS6316779Y2 (ja)
JPH0432444Y2 (ja)
JPH0142613Y2 (ja)
JPH0447112B2 (ja)
JPH0243158Y2 (ja)
JPS6243089Y2 (ja)
JP2000204778A (ja) 移動観覧席
JPH0312288Y2 (ja)
JP3479785B2 (ja) 伸縮式階段状観覧席の屈折式サイドパネル
JPH0323960Y2 (ja)
JPS6316780Y2 (ja)
JPH0571360U (ja) 伸縮式階段状観覧席のスライド式サイドパネル
JPH024614Y2 (ja)
JP3206524B2 (ja) 移動観覧席
JPS6360373A (ja) 伸縮移動式階段状観覧席における手摺装置