JPH07316Y2 - 印 台 - Google Patents
印 台Info
- Publication number
- JPH07316Y2 JPH07316Y2 JP13049790U JP13049790U JPH07316Y2 JP H07316 Y2 JPH07316 Y2 JP H07316Y2 JP 13049790 U JP13049790 U JP 13049790U JP 13049790 U JP13049790 U JP 13049790U JP H07316 Y2 JPH07316 Y2 JP H07316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- picking member
- picking
- stamp
- printing material
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、印材に印刻する際、印材をしっかりと固定
しておくための印台に関するものである。
しておくための印台に関するものである。
[従来の技術] 本願と同一の出願人は、実願昭60−123472号において、
印材を立たせた状態でしっかりと固定保持するための印
台を提案した。この出願に開示された印台を、第6図に
図示している。
印材を立たせた状態でしっかりと固定保持するための印
台を提案した。この出願に開示された印台を、第6図に
図示している。
第6図に示した印台30は、第1の挾み部材31と第2の挾
み部材32とを備えている。第1の挾み部材31の作用面33
および第2の挾み部材32の作用面34は、ともに平らな平
面であり、その中央部分に上下方向に延びるV字状溝36
および37が形成されている。印材35は、その対角線上に
ある両コーナー部がV字状溝36および37に嵌め合わされ
た状態で固定保持される。
み部材32とを備えている。第1の挾み部材31の作用面33
および第2の挾み部材32の作用面34は、ともに平らな平
面であり、その中央部分に上下方向に延びるV字状溝36
および37が形成されている。印材35は、その対角線上に
ある両コーナー部がV字状溝36および37に嵌め合わされ
た状態で固定保持される。
[考案が解決しようとする課題] 第6図に示したような印台30によれば、印材35を立てた
状態でしっかりと保持することができる。ところで、印
材35の側面にも名前や日付や由来等を彫刻することがあ
る。そのような場合、第6図に示した印台30では、印材
35を寝かせた状態で、その平行な側面を第1の挾み部材
31の作用面33と第2の挾み部材32の作用面34とで挾みつ
ける。そして、上方に向く印材35の側面を彫刻する。
状態でしっかりと保持することができる。ところで、印
材35の側面にも名前や日付や由来等を彫刻することがあ
る。そのような場合、第6図に示した印台30では、印材
35を寝かせた状態で、その平行な側面を第1の挾み部材
31の作用面33と第2の挾み部材32の作用面34とで挾みつ
ける。そして、上方に向く印材35の側面を彫刻する。
印材35を寝かせた状態でその側面に彫刻する場合、印材
35には上から下に向く力が作用している。ところが、第
6図に示したような印台30では、印材35を下から支える
ものが何もない。そのため、印材35に側面彫刻を施す
際、下方に向く力の影響によって印材35が下方に移動し
てしまう場合がある。そのため、良好な側面彫刻を施す
のが困難になる。第6図に示すように印材35を立てた状
態で印刻する場合には、印材35の底部は印台の載置面に
当接するので、下方への動きが抑制される。要するに、
第6図に示した印台30は、印材35を立てた状態で印刻す
るのに適しているが、印材35を寝かせた状態で側面彫刻
するのには適していない。
35には上から下に向く力が作用している。ところが、第
6図に示したような印台30では、印材35を下から支える
ものが何もない。そのため、印材35に側面彫刻を施す
際、下方に向く力の影響によって印材35が下方に移動し
てしまう場合がある。そのため、良好な側面彫刻を施す
のが困難になる。第6図に示すように印材35を立てた状
態で印刻する場合には、印材35の底部は印台の載置面に
当接するので、下方への動きが抑制される。要するに、
第6図に示した印台30は、印材35を立てた状態で印刻す
るのに適しているが、印材35を寝かせた状態で側面彫刻
するのには適していない。
また、印材35を適当な長さに切断する場合がある。その
ような場合、印材35を寝かせた状態で第1の挾み部材31
の作用面と第2の挾み部材32の作用面との間に挾みつ
け、印材35の切断しようとする端部を印台30の側部から
突出させる。そして、その突出した部分をカッターで切
断する。この場合においても、印材35を下から支えるも
のがないので、その切断作業の際に印材35が上下方向に
動いてしまう。結局のところ、第6図に示した印台30
は、印材35を切断する作業にも不適なものであるという
ことができる。
ような場合、印材35を寝かせた状態で第1の挾み部材31
の作用面と第2の挾み部材32の作用面との間に挾みつ
け、印材35の切断しようとする端部を印台30の側部から
突出させる。そして、その突出した部分をカッターで切
断する。この場合においても、印材35を下から支えるも
のがないので、その切断作業の際に印材35が上下方向に
動いてしまう。結局のところ、第6図に示した印台30
は、印材35を切断する作業にも不適なものであるという
ことができる。
この考案は、以上のような状況を鑑みてなされたもので
あり、その目的は、印材35の端面に印刻を施す作業、側
面に彫刻を施す作業および印材の切断作業のいずれにも
適した印台を提供することである。
あり、その目的は、印材35の端面に印刻を施す作業、側
面に彫刻を施す作業および印材の切断作業のいずれにも
適した印台を提供することである。
[課題を解決するための手段] この考案は、作用面が互いに対向するように配置される
第1の挾み部材と第2の挾み部材との間に印材を挟んで
固定する印台である。
第1の挾み部材と第2の挾み部材との間に印材を挟んで
固定する印台である。
上記第1の挾み部材および第2の挾み部材のそれぞれの
作用面には、印材を立てた状態で上方から受入れるため
に上下方向に直線状に延びるV字状溝と、印材を寝かせ
た状態で上方から受入れるために水平方向に直線状に延
びる段差とが形成されている。
作用面には、印材を立てた状態で上方から受入れるため
に上下方向に直線状に延びるV字状溝と、印材を寝かせ
た状態で上方から受入れるために水平方向に直線状に延
びる段差とが形成されている。
第1の挾み部材および第2の挾み部材には、V字状溝を
間に挾むようにして、互いに螺合し、そのねじ込み操作
によって第1の挾み部材の作用面と第2の挾み部材の作
用面とを近づける2組の雄ねじ部材および雌ねじ部材が
装備されている。
間に挾むようにして、互いに螺合し、そのねじ込み操作
によって第1の挾み部材の作用面と第2の挾み部材の作
用面とを近づける2組の雄ねじ部材および雌ねじ部材が
装備されている。
第1の挾み部材および第2の挾み部材には、寝かせた状
態の印材を上方から切断するために、上記段差に対して
ほぼ直角に交差するスリットが形成されている。
態の印材を上方から切断するために、上記段差に対して
ほぼ直角に交差するスリットが形成されている。
[作用] 印材の端面に印刻を施す場合には、第1の挾み部材の作
用面に形成されたV字状溝と、第2の挾み部材の作用面
に形成されたV字状溝との間に、立てた状態の印材を挾
むようにする。そして、V字状溝を間に挾むようにして
配置された2個の雄ねじ部材および雌ねじ部材に対して
相対的に回転させていけば、第1の挾み部材の作用面と
第2の挾み部材の作用面との間隔が小さくなり、その結
果印材をしっかりと固定する。
用面に形成されたV字状溝と、第2の挾み部材の作用面
に形成されたV字状溝との間に、立てた状態の印材を挾
むようにする。そして、V字状溝を間に挾むようにして
配置された2個の雄ねじ部材および雌ねじ部材に対して
相対的に回転させていけば、第1の挾み部材の作用面と
第2の挾み部材の作用面との間隔が小さくなり、その結
果印材をしっかりと固定する。
印材の側面に彫刻を施す場合には、印材を寝かせた状態
で第1の挾み部材および第2の挾み部材の段差部分上に
置く。その状態で第1の挾み部材と第2の挾み部材とを
相対的に近づけることによって、印材を寝かせた状態の
ままでしっかりと保持する。この場合、印材は段差部分
によって下方から支えられる。
で第1の挾み部材および第2の挾み部材の段差部分上に
置く。その状態で第1の挾み部材と第2の挾み部材とを
相対的に近づけることによって、印材を寝かせた状態の
ままでしっかりと保持する。この場合、印材は段差部分
によって下方から支えられる。
印材を適当な長さに切断する場合には、印材を寝かせた
状態で固定保持し、印台のスリット内にカッターを挿入
することによって印材を切断する。この場合、スリット
の両側に位置する印材は段差部分によって下方からしっ
かりと支えられているので、切断作業の際に印材が動く
ということはない。
状態で固定保持し、印台のスリット内にカッターを挿入
することによって印材を切断する。この場合、スリット
の両側に位置する印材は段差部分によって下方からしっ
かりと支えられているので、切断作業の際に印材が動く
ということはない。
[実施例] 第1図には、この考案の一実施例が示されている。図示
する印台100は、ほぼ直方体形状とされた第1の挾み部
材1と、第2の挾み部材2とを備える。第1の挾み部材
1および第2の挾み部材2は、それぞれ互いに対向する
作用面3および4を有している。想像線で示す印材5
は、この2個の作用面3および4の間に挾まれて固定さ
れる。
する印台100は、ほぼ直方体形状とされた第1の挾み部
材1と、第2の挾み部材2とを備える。第1の挾み部材
1および第2の挾み部材2は、それぞれ互いに対向する
作用面3および4を有している。想像線で示す印材5
は、この2個の作用面3および4の間に挾まれて固定さ
れる。
第2図は、第1図に示す印台100の分解斜視図である。
第1の挾み部材1および第2の挾み部材2は、それぞれ
その作用面3および4に、印材5を立てた状態で上方か
ら受入れるためのV字状溝6および7を有している。V
字状溝6および7は、それぞれ上下方向に直線状に延び
ている。
第1の挾み部材1および第2の挾み部材2は、それぞれ
その作用面3および4に、印材5を立てた状態で上方か
ら受入れるためのV字状溝6および7を有している。V
字状溝6および7は、それぞれ上下方向に直線状に延び
ている。
今、第2の挾み部材2に注目する。この第2の挾み部材
2には、V字状溝7を間に挾むようにして2個の貫通孔
11および12が形成されている。第2図の線III−IIIに沿
って見た断面図を示している第3図から明らかなよう
に、一方の貫通孔12には、内部に雌ねじが形成されてい
る棒状の雌ねじ部材13が挿入される。この雌ねじ部材13
は、たとえば接着剤などを介して第2の挾み部材2に固
着される。雌ねじ部材13の一方端は、作用面4から垂直
方向に突出して延び、またその他方端は作用面4と平行
な壁面4aにまで延びている。
2には、V字状溝7を間に挾むようにして2個の貫通孔
11および12が形成されている。第2図の線III−IIIに沿
って見た断面図を示している第3図から明らかなよう
に、一方の貫通孔12には、内部に雌ねじが形成されてい
る棒状の雌ねじ部材13が挿入される。この雌ねじ部材13
は、たとえば接着剤などを介して第2の挾み部材2に固
着される。雌ねじ部材13の一方端は、作用面4から垂直
方向に突出して延び、またその他方端は作用面4と平行
な壁面4aにまで延びている。
同様に、第1の挾み部材1にも、V字状溝6を間に挾む
ようにして2個の貫通孔8および9が形成される。一方
の貫通孔8には、内部に雌ねじが形成されている雌ねじ
部材10が挿入され、かつたとえば接着剤などを介して固
着する。この雌ねじ部材10は、その一方端が作用面3か
ら垂直方向に突出して延びており、またその他方端が作
用面3と平行な壁面3aにまで延びている。
ようにして2個の貫通孔8および9が形成される。一方
の貫通孔8には、内部に雌ねじが形成されている雌ねじ
部材10が挿入され、かつたとえば接着剤などを介して固
着する。この雌ねじ部材10は、その一方端が作用面3か
ら垂直方向に突出して延びており、またその他方端が作
用面3と平行な壁面3aにまで延びている。
4個の貫通孔8,9,11および12はそれぞれほぼ同じ大きさ
とされている。また、第1の挾み部材1に形成される貫
通孔8および9は、それぞれ第2の挾み部材2に形成さ
れる貫通孔11および12に対向する位置に設けられてい
る。したがって、第1の挾み部材1の作用面3と第2の
挾み部材2の作用面4とを対向させた状態で、それらの
部材を互いに近づけていけば第1の挾み部材1に固着さ
れた雌ねじ部材10が第2の挾み部材2に形成されている
貫通孔11内に入り込み、また第2の挾み部材2に固着さ
れている雌ねじ部材13が第1の挾み部材11に形成されて
いる貫通孔9内に入り込む。つまり、貫通孔9および11
は、それぞれ雌ねじ部材13および10の案内孔として機能
する。したがって、第1の挾み部材1と第2の挾み部材
2とが相対的に近づくように移動するとき、横方向のず
れがなくなり、さの動作が滑らかなものとなる。
とされている。また、第1の挾み部材1に形成される貫
通孔8および9は、それぞれ第2の挾み部材2に形成さ
れる貫通孔11および12に対向する位置に設けられてい
る。したがって、第1の挾み部材1の作用面3と第2の
挾み部材2の作用面4とを対向させた状態で、それらの
部材を互いに近づけていけば第1の挾み部材1に固着さ
れた雌ねじ部材10が第2の挾み部材2に形成されている
貫通孔11内に入り込み、また第2の挾み部材2に固着さ
れている雌ねじ部材13が第1の挾み部材11に形成されて
いる貫通孔9内に入り込む。つまり、貫通孔9および11
は、それぞれ雌ねじ部材13および10の案内孔として機能
する。したがって、第1の挾み部材1と第2の挾み部材
2とが相対的に近づくように移動するとき、横方向のず
れがなくなり、さの動作が滑らかなものとなる。
第2図を参照して、第1の挾み部材1には2個の雄ねじ
部材14および15が装備され、第2の挾み部材2にも2個
の雄ねじ部材16および17が装備される。各雄ねじ部材1
4,15,16および17は、それぞれその頭部に、手で回転操
作するためのつまみ18,19,20および21を有している。第
1の挾み部材1に注目して、一方の雄ねじ部材14は、壁
面3a側から雌ねじ部材10にねじ込まれる。他方の雄ねじ
部材15は、壁面3a側から貫通孔9内に挿入される。同様
に、第2の挾み部材2に注目して、一方の雄ねじ部材16
は壁面4a側から貫通孔11内に挿入され、他方の雄ねじ部
材17は壁面4a側から、雌ねじ部材13にねじ込まれる。
部材14および15が装備され、第2の挾み部材2にも2個
の雄ねじ部材16および17が装備される。各雄ねじ部材1
4,15,16および17は、それぞれその頭部に、手で回転操
作するためのつまみ18,19,20および21を有している。第
1の挾み部材1に注目して、一方の雄ねじ部材14は、壁
面3a側から雌ねじ部材10にねじ込まれる。他方の雄ねじ
部材15は、壁面3a側から貫通孔9内に挿入される。同様
に、第2の挾み部材2に注目して、一方の雄ねじ部材16
は壁面4a側から貫通孔11内に挿入され、他方の雄ねじ部
材17は壁面4a側から、雌ねじ部材13にねじ込まれる。
第1の挾み部材1の貫通孔9内に挿入された雄ねじ部材
15は、第2の挾み部材2に固着されている雌ねじ部材13
に螺合するようにされる。同様に、第2の挾み部材2の
貫通孔11内に挿入された雄ねじ部材16は、第1の挾み部
材1に固着されている雌ねじ部材10に螺合するようにさ
れる。なお、雄ねじ部材14は、第1の挾み部材1の壁面
3a側から、つまみ18を回転操作することによって雌ねじ
部材10にしっかりとねじ込んでおく。同様に、雄ねじ部
材17も、第2の挾み部材2の壁面4a側から、つまみ21を
回転操作することによって雌ねじ部材13にしっかりとね
じ込んでおく。この雄ねじ部材14および17は、印材を固
定するに際して、何の動きもしない。言換えれば、雄ね
じ部材14および17は、ともにそのつまみ18および21を壁
面3a及び4a上に露出させるアクセサリーとして機能する
だけである。
15は、第2の挾み部材2に固着されている雌ねじ部材13
に螺合するようにされる。同様に、第2の挾み部材2の
貫通孔11内に挿入された雄ねじ部材16は、第1の挾み部
材1に固着されている雌ねじ部材10に螺合するようにさ
れる。なお、雄ねじ部材14は、第1の挾み部材1の壁面
3a側から、つまみ18を回転操作することによって雌ねじ
部材10にしっかりとねじ込んでおく。同様に、雄ねじ部
材17も、第2の挾み部材2の壁面4a側から、つまみ21を
回転操作することによって雌ねじ部材13にしっかりとね
じ込んでおく。この雄ねじ部材14および17は、印材を固
定するに際して、何の動きもしない。言換えれば、雄ね
じ部材14および17は、ともにそのつまみ18および21を壁
面3a及び4a上に露出させるアクセサリーとして機能する
だけである。
第1図を参照して、印材5を立てた状態で固定保持する
ための操作を以下に説明する。図示するように、印材5
の断面形状が四角形の場合、対角線上にある両コーナー
部をV字状溝6および7に嵌め合わせるようにする。そ
して、第2の挾み部材2の壁面4a上に露出している雄ね
じ部材16のつまみ20、および第1の挾み部材1の壁面3a
上に露出している雄ねじ部材15のつまみ19を回転操作す
ることによって、第1の挾み部材1と第2の挾み部材2
とを相対的に近づける。その効果、印材5は、第1の挾
み部材1および第2の挾み部材2のそれぞれのV字状溝
6および7の間に挟まれてしっかりと固定される。
ための操作を以下に説明する。図示するように、印材5
の断面形状が四角形の場合、対角線上にある両コーナー
部をV字状溝6および7に嵌め合わせるようにする。そ
して、第2の挾み部材2の壁面4a上に露出している雄ね
じ部材16のつまみ20、および第1の挾み部材1の壁面3a
上に露出している雄ねじ部材15のつまみ19を回転操作す
ることによって、第1の挾み部材1と第2の挾み部材2
とを相対的に近づける。その効果、印材5は、第1の挾
み部材1および第2の挾み部材2のそれぞれのV字状溝
6および7の間に挟まれてしっかりと固定される。
断面形状が円形の印材を固定する場合にも同様の操作が
行なわれる。この場合、その印材は、V字状溝6および
7に4ケ所で接触することになる。
行なわれる。この場合、その印材は、V字状溝6および
7に4ケ所で接触することになる。
第1図および第2図を参照して、第1の挾み部材1およ
び第2の挾み部材2のそれぞれの作用面3および4に
は、印材5を寝かせた状態で上方から受入れるために水
平方向に直線状に延びる段差51および52が形成されてい
る。第1の挾み部材1の段差51は、鉛直方向に延びる垂
直壁面51aと水平方向に延びる水平壁面51bとからなる。
同様に、第2の挾み部材2の段差52は、鉛直方向に延び
る垂直壁面52aと水平方向に延びる水平壁面52bとからな
る。
び第2の挾み部材2のそれぞれの作用面3および4に
は、印材5を寝かせた状態で上方から受入れるために水
平方向に直線状に延びる段差51および52が形成されてい
る。第1の挾み部材1の段差51は、鉛直方向に延びる垂
直壁面51aと水平方向に延びる水平壁面51bとからなる。
同様に、第2の挾み部材2の段差52は、鉛直方向に延び
る垂直壁面52aと水平方向に延びる水平壁面52bとからな
る。
さらに、第1の挾み部材1および第2の挾み部材2に
は、寝かせた状態の印材5を上方から切断するために、
段差51および52に対してほぼ直角に交差するスリット61
および62が形成されている。好ましくは、スリット61お
よび62は、その底部が、段差51,52の水平壁面51b,52bよ
りも下方に位置するようにされる。
は、寝かせた状態の印材5を上方から切断するために、
段差51および52に対してほぼ直角に交差するスリット61
および62が形成されている。好ましくは、スリット61お
よび62は、その底部が、段差51,52の水平壁面51b,52bよ
りも下方に位置するようにされる。
第4図は、印台100の正面図である。図示するように印
材5の側面に彫刻を施す場合には、印材5を寝かせた状
態で第1の挾み部材1の段差51および第2の挾み部材2
の段差52の上に載せる。その状態で、第1の挾み部材1
および第2の挾み部材2を互いに近づけるようにすれ
ば、印材5はしっかりと固定保持される。印材5の下面
は段差51,52の水平壁面51b,52bによって下方から支えら
れているので、側面彫刻をする際印材5が下方に動くと
いうことはない。
材5の側面に彫刻を施す場合には、印材5を寝かせた状
態で第1の挾み部材1の段差51および第2の挾み部材2
の段差52の上に載せる。その状態で、第1の挾み部材1
および第2の挾み部材2を互いに近づけるようにすれ
ば、印材5はしっかりと固定保持される。印材5の下面
は段差51,52の水平壁面51b,52bによって下方から支えら
れているので、側面彫刻をする際印材5が下方に動くと
いうことはない。
第5図は、印台100の側面図である。印材5を適当な長
さに切断しようとするときには、第5図に示すように、
印材5を寝かせた状態にし、かつ切断しようとする箇所
をスリット61,62の位置に合わせる。その状態で、カッ
ターをスリット61,62の位置に位置させて切断作業を行
なえば、印材5を容易に切断することができる。この切
断作業の際、印材5の切断箇所の両側に位置する部分
は、段差51,52の水平壁面51b,52bによって下方から支え
られているので、印材5が上下方向に動くということは
ない。
さに切断しようとするときには、第5図に示すように、
印材5を寝かせた状態にし、かつ切断しようとする箇所
をスリット61,62の位置に合わせる。その状態で、カッ
ターをスリット61,62の位置に位置させて切断作業を行
なえば、印材5を容易に切断することができる。この切
断作業の際、印材5の切断箇所の両側に位置する部分
は、段差51,52の水平壁面51b,52bによって下方から支え
られているので、印材5が上下方向に動くということは
ない。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、印材の端面に印刻を
施す場合にも、また印材の側面に彫刻を施す場合にも、
さらには印材を適当な長さに切断する場合にも、印材を
動かないようにしっかりと固定保持することができる。
施す場合にも、また印材の側面に彫刻を施す場合にも、
さらには印材を適当な長さに切断する場合にも、印材を
動かないようにしっかりと固定保持することができる。
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図である。第
2図は、第1図に示す印台100の分解斜視図である。第
3図は、第2図の線III−IIIに沿って見た断面図であ
る。第4図は、印台100の正面図である。第5図は、印
台100の側面図である。 第6図は、実願昭60−123472号に開示された印台の斜視
図である。 図において、1は第1の挾み部材、2は第2の挾み部
材、3は第1の挾み部材の作用面、4は第2の挾み部材
の作用面、5は印材、6および7はV字状溝、10および
13は雌ねじ部材、14,15,16および17は雄ねじ部材、51お
よび52は段差、61および62はスリットを示す。
2図は、第1図に示す印台100の分解斜視図である。第
3図は、第2図の線III−IIIに沿って見た断面図であ
る。第4図は、印台100の正面図である。第5図は、印
台100の側面図である。 第6図は、実願昭60−123472号に開示された印台の斜視
図である。 図において、1は第1の挾み部材、2は第2の挾み部
材、3は第1の挾み部材の作用面、4は第2の挾み部材
の作用面、5は印材、6および7はV字状溝、10および
13は雌ねじ部材、14,15,16および17は雄ねじ部材、51お
よび52は段差、61および62はスリットを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】作用面が互いに対向するように配置される
第1の挾み部材と第2の挾み部材との間に印材を挾んで
固定する印台であって、 前記第1の挾み部材および前記第2の挾み部材のそれぞ
れの作用面には、印材を立てた状態で上方から受入れる
ために上下方向に直線状に延びるV字状溝と、印材を寝
かせた状態で上方から受入れるために水平方向に直線状
に延びる段差とが形成され、 前記第1の挾み部材および前記第2の挾み部材には、前
記V字状溝を間に挾むようにして、互いに螺合し、その
ねじ込み操作によって前記第1の挾み部材の作用面と前
記第2の挾み部材の作用面とを近づける2組の雄ねじ部
材および雌ねじ部材が装備されており、 前記第1の挾み部材および前記第2の挾み部材には、寝
かせた状態の印材を上方から切断するために、前記段差
に対してほぼ直角に交差するスリットが形成されてい
る、印台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13049790U JPH07316Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 印 台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13049790U JPH07316Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 印 台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487293U JPH0487293U (ja) | 1992-07-29 |
JPH07316Y2 true JPH07316Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31877832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13049790U Expired - Lifetime JPH07316Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 印 台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07316Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP13049790U patent/JPH07316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487293U (ja) | 1992-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2838434B2 (ja) | 運搬パレット | |
JPH07316Y2 (ja) | 印 台 | |
JPH0454990Y2 (ja) | ||
JPH0721288Y2 (ja) | ボート板切削及び面取り用カンナ | |
JPH01164099U (ja) | ||
JPH0314481Y2 (ja) | ||
JPH0618495Y2 (ja) | 机天板における灯具等に対する支柱の取り付け装置 | |
JPS6335951Y2 (ja) | ||
JPH0133285Y2 (ja) | ||
JP2881574B2 (ja) | ブロック積み用定規装置 | |
JPH0716785Y2 (ja) | 厨房用流し台の化粧板取付構造 | |
JPH084972Y2 (ja) | コーナシャーにおけるワークテーブル | |
JPH0346650U (ja) | ||
JPH0730789Y2 (ja) | 便器取付構造 | |
JPH0356371Y2 (ja) | ||
JPS61201805U (ja) | ||
JPH0444256U (ja) | ||
JPH01171083U (ja) | ||
JPH042595U (ja) | ||
JPH0462751U (ja) | ||
JPH0321889U (ja) | ||
JPH03129403U (ja) | ||
JPS61187169U (ja) | ||
JPS6330493U (ja) | ||
JPH0373445U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |