JPH07315955A - 左官用パ−ライトモルタル組成物 - Google Patents
左官用パ−ライトモルタル組成物Info
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- JPH07315955A JPH07315955A JP7734095A JP7734095A JPH07315955A JP H07315955 A JPH07315955 A JP H07315955A JP 7734095 A JP7734095 A JP 7734095A JP 7734095 A JP7734095 A JP 7734095A JP H07315955 A JPH07315955 A JP H07315955A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/0028—Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
- C04B40/0032—Controlling the process of mixing, e.g. adding ingredients in a quantity depending on a measured or desired value
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/50—Flexible or elastic materials
- C04B2111/503—Elastic materials
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 「混練時にパ−ライト粒子が破損して混練物
容積の練り減りが生じる」ことを防止する左官用パ−ラ
イトモルタル組成物を提供すること。 【構成】 パ−ライトを含む左官用パ−ライトモルタル
組成物において、パ−ライトに対し内割りで3〜50容量
%の弾性的機能を有する材料の細片を含み、セメントと
骨材(上記パ−ライト及び弾性的機能を有する材料)との
割合を1:1〜1:5(容積比)とした左官用パ−ライトモル
タル組成物。 【効果】 従来のパ−ライトモルタルに比べてモルタル
量の練り減り率を大幅に小さくすることができる。
容積の練り減りが生じる」ことを防止する左官用パ−ラ
イトモルタル組成物を提供すること。 【構成】 パ−ライトを含む左官用パ−ライトモルタル
組成物において、パ−ライトに対し内割りで3〜50容量
%の弾性的機能を有する材料の細片を含み、セメントと
骨材(上記パ−ライト及び弾性的機能を有する材料)との
割合を1:1〜1:5(容積比)とした左官用パ−ライトモル
タル組成物。 【効果】 従来のパ−ライトモルタルに比べてモルタル
量の練り減り率を大幅に小さくすることができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左官用パ−ライトモル
タル組成物に関し、特に「混練時にパ−ライト粒子が破
損して混練物容積の練り減りが生じる」ことを防止する
左官用パ−ライトモルタル組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】パ−ライトを含む左官用材料としてのパ
−ライトモルタルは、一般にセメント及びパ−ライト又
はセメント、パ−ライト及びパ−ライトの一部を川砂、
軽量骨材等の骨材に置き換えたものに水を加えて混練し
て製造されており、天井壁、床等に塗り材として使用さ
れている。 【0003】このように製造されたパ−ライトモルタル
(以下“従来例1”という)は、川砂や砕砂を骨材として
用いたモルタルに比較して、軽量でしかも断熱性に優れ
ているので、建造物重量の軽減、耐火被覆、結露防止、
冷暖房効率の改善等多目的に使用されてきている。 【0004】また、左官用材料として、パ−ライトと発
泡スチロ−ルなどを併用した塗装用モルタルも知られて
いる。例えば特開昭57−140360号公報には、発泡スチロ
−ル樹脂粉砕粒とパ−ライトを主材とし、メチルセルロ
−ズなどの保水剤と糸状繊維とを配合した建築用モルタ
ル混和材について記載されている(以下“従来例2”と
いう)。 【0005】さらに、パ−ライトの配合を必須とするも
のではないが、特開昭56−155056号公報には、ポルトラ
ンドセメント100重量部に対し、α半水石こう20〜80重
量部と径5mm以下の発泡スチロ−ルの発泡体粉をポルト
ランドセメント100kgに対し50〜150リットルの割合で添
加し、又は必要に応じパ−ライト0〜20重量部、ケイ砂0
〜20重量部、保水剤0〜1重量部、硬化調整剤0〜1重量
部、減水剤0〜1重量部を添加してモルタル原料を造り、
このモルタル原料100重量部に対し水40〜80重量部を添
加混合して成る低収縮性モルタルについて記載されてい
る(以下“従来例3”という)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
1のパ−ライトモルタルは、前記したとおり、軽量でし
かも断熱性に優れている等多くの長所を有しているが、
施工に当ってパ−ライトの特性上からくる一つの大きな
欠点を有することもよく知られている。 【0007】即ち、パ−ライトを骨材としてパンミキサ
−などでモルタルを練ると、その粒子が破損して容積が
練り減りを生じることである。これは、単位容積重量の
小さいパ−ライトほど練り上り容積が少ない傾向にあ
り、その減量は大きい時で約50%にも達する。例えば、
川砂を用いたセメントモルタルの標準調合である1:3モ
ルタルと同容積の練り上り容積を得るためには、単位容
積重量0.05〜0.07程度のパ−ライトを用いた場合、セメ
ント:パ−ライトを容積比で1:6に、同じく0.15〜0.20
のものを用いたときには、1:4にしなければならない。 【0008】しかも、この練り減り量は、練り混ぜ順序
や練り混ぜ時間を決めて行っても、得られる練り上り容
積は一定せず、そのコントロ−ルは難しい。この練り上
り容積は、塗坪数に関係し、材料所要量の計算基礎であ
るから、その練り減り量のコントロ−ルができないこと
を見越して、練り混ぜ時に余分に材料配合しなければな
らないし、経済的にも不利であった。 【0009】このようなパ−ライトモルタルの有する欠
点「混練時にパ−ライト粒子が破損して混練物容積の練
り減りが生じるという欠点」を解消する手段は、この技
術的課題を含めこれまで提案されていないし、明示する
ものも存在しない。従来技術では、いずれも建造物重量
の軽減、ひび割れ防止、防火などを目的とするものであ
り、上記欠点を解消しようとする課題及びこの課題を達
成する手段が現在に至っても存在しない。 【0010】即ち、前記従来例2の建築用モルタル混和
材では、パ−ライトと発泡スチロ−ルなどを併用してい
るが、パ−ライトは防火性を高めるためであり、発泡ス
チロ−ルは、モルタルの硬化中及び硬化後の収縮に対し
てその内部応力を吸収し、硬化体のひび割れを防止する
ためであるとしている。また、前記従来例3の低収縮性
モルタルでは、α半水石こうの膨張とセメントの収縮と
が相殺し合って殆ど収縮せず、また、発泡スチロ−ルに
よって収縮を分散吸収あるいは緩和されるとしている。 【0011】本発明者等は、パ−ライトモルタルの軽量
その他の特性を保持しながら、前記した練り上り容積を
減らさない方法について鋭意研究を重ねた結果、本発明
を完成したものであって、本発明の目的は、特に“混練
時のパ−ライト粒子の破損に伴う混練物容積の練り減
り”を防止する左官用パ−ライトモルタル組成物を提供
することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する手段として、パ−ライトの一部を弾性的機能を有
する材料の細片に置き換え、この置き換え比率を特定し
(置き換え比率=3〜50容量%)、かつセメントと骨材(上
記パ−ライト及び弾性的機能を有する材料)との割合を
特定する(該割合=1:1〜1:5)ことを特徴とする。 【0013】即ち、本発明は、「パ−ライトを含む左官
用パ−ライトモルタル組成物において、パ−ライトに対
し内割りで3〜50容量%の弾性的機能を有する材料の細
片を含み、セメントと骨材(パ−ライト及び弾性的機能
を有する材料)との割合が1:1〜1:5(容積比)であるこ
とを特徴とする左官用パ−ライトモルタル組成物。」を
要旨とする。 【0014】以下、本発明に係る左官用パ−ライトモル
タル組成物について詳細に説明すると、本発明におい
て、パ−ライトの一部を置き換えて使用する「弾性的機
能を有する材料(以下単に“弾性的材料”という)」とし
ては、常温で弾性を有しているものであれば、特に限定
されるものではなく、有機質及び無機質のいずれでも使
用できる。これを例示すれば、発泡ポリスチレンや発泡
ポリウレタンあるいは炭酸カルシウム発泡体のほか、天
然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレン
ゴム(CR)等の合成ゴム等のエラストマ−を挙げることが
できる。なお、上記弾性的材料としては、5mm程度に
破砕された細片を用いるのが好ましい。 【0015】上記弾性的材料をパ−ライトモルタル中の
パ−ライトの一部と置き換えることによって、練り混ぜ
によるパ−ライトの破損が減じ、“混練物容積の練り減
り”が少なくなることが認められる。即ち、後の実施例
1、比較例1で詳記するが、図1に示すようにパ−ライ
トの一部を弾性的材料に置き換えたときの練り上り容積
の変化は、置き換え比率が増加するにつれ、練り減り率
が小さくなることが認められる。 【0016】その理由は、詳かではないが、各弾性的材
料間には弾性作用に差は見られるが、モルタルをミキサ
−で混練する際に生じる剪断力に対し、弾性的材料それ
自体が自在に伸縮してクッション作用をし、その周辺に
介在するパ−ライト粒子に対する剪断力の影響を弱める
働きをし、該粒子の破損を少なくしているものと推測さ
れ、その結果、練り減り量が少なくなるものと考えられ
る。 【0017】本発明において、パ−ライトの一部を弾性
的材料に置き換えるその比率(置き換え比率)としては、
内割りで3〜50容量%が好ましく、より好ましくは5〜40
容量%である。この比率が3容量%未満の場合、パ−ラ
イトの破損が多く、所望の置き換え効果(練り減り防止
効果)がみられない。一方、50容量%を超えると、練り
減り防止効果は十分あるが、相対的にパ−ライト量が少
なくなるため、それによって生じる欠点、特に保水性な
らびに耐火性の低下が著しくなる。 【0018】本発明において、セメントと骨材(パ−ラ
イト及び弾性的材料)との配合割合は、上塗り、中塗
り、下塗り等その用途に応じて決められるが、1:1〜
1:5(容積比)の範囲が好ましい。 【0019】上記セメントとしては、通常左官用に用い
られるポルトランド系セメントが好ましく、また、パ−
ライトとしては、真珠岩、黒曜石等を加熱して膨張させ
た粒径5mm程度以下の市販品を使用することができる。
特に真珠岩を膨張させたパ−ライトを用いた場合、黒曜
石のそれに比して練り減りに対する効果は大きいので好
ましい。 【0020】次に、本発明の材料構成による改良された
左官用パ−ライトモルタル組成物の製造方法の一例につ
いて説明する。まず、左官工事用のパンミキサ−、モル
タル用ホバ−トミキサ−あるいはコンクリ−ト用の傾胴
ミキサ−に弾性的材料、パ−ライトを順次投入し、次い
でミキサ−内にセメント全量をほぼ全面に加えた後、練
り混ぜ水をまんべんなく注加する。続いて直ちに攪拌を
開始し、1〜5分間練り混ぜる。 【0021】上記の水の量は、弾性的材料の置き換え比
率が大きい程少なくすることができる。なお、混練初期
には急激に水が引き、一見軟度不足の現象を呈するが、
時間の経過につれてパ−ライトに吸収された水が漸次に
じみ出て軟度は上がり、所望のコンシステンシ−をもっ
た、しかも練り減りが極めて少ないパ−ライトモルタル
が得られる。 【0022】 【実施例】次に、本発明の実施例を比較例と共に挙げ、
本発明をより詳細に説明する。 【0023】(実施例1、比較例1)パ−ライトを弾性
的材料で置き換えた場合の練り上り量への影響につい
て、次の条件で実施した。 ・使用したセメント →普通ポルトランドセメント ・使用したパ−ライト→真珠岩系パ−ライト ・粒径:5mm以下 ・単位容積重量(軽装):0.06kg/リットル ・使用した弾性的材料→発泡ポリスチレン ・粒径:5mm以下 ・単位容積重量:0.02kg/リットル →炭酸カルシウム発泡体[日本セメント社製「アサノマイ ルドサンド(II)」(商品名)] ・粒径:5mm以下 ・単位容積重量:0.08kg/リットル ・パ−ライト:弾性的材料の比率(置き換え比率)→0〜100:100〜0(容積%) ・セメント:骨材の配合割合→1:2.5(容積比) ・水セメント比→46.5% ・練り混ぜ時間→3分間 【0024】セメントと骨材(パ−ライト+弾性的材料)
との比率を1:2.5(容積比)に固定し、パンミキサ−に上
記弾性的材料、パ−ライトを順次投入し、次いでセメン
ト全量を投入した後、予めセメントに対し0.2%相当の
メチルセルロ−スを溶解させた水を注入し、直ちに攪拌
を始めた。練り混ぜ後、ミキサ−内の生モルタル全量を
取り出し、その容積を測定した。 【0025】上記手順に従って弾性的材料(発泡ポリス
チレン又は炭酸カルシウム発泡体)の置き換え比率を種
々変えて生モルタル量を測定し、その結果を図1に示し
た。なお、プロットは各比率とも3回測定した平均値で
あり、○印は発泡ポリスチレン、×印は炭酸カルシウム
発泡体である。図1において、比率:0%はパ−ライト
のみを骨材として用いた場合であり、比率:100%は弾
性的材料のみを用いた場合である。 【0026】図1から、パ−ライトの一部を弾性的材料
に置き換えたときの練り上りモルタル量(%)の変化は、
置き換え比率が増すにつれてその量(練り上りモルタル
量)の減少率が小さく、特にこの比率が3容量%以上で
“練り減り防止効果”が生じることが確認された。 【0027】(実施例2、比較例2)パ−ライトと弾性
的材料との比率を70:30(容積)に固定し、表1に示すよ
うに、セメント、骨材の容積比(配合比率)を変えた場合
について実験した。その他の諸条件及び操作手順は実施
例1と同じである。なお、表1に示すモルタル量は、川
砂を用いた場合の練り上りモルタル量を100とし、その
比較値を表1に記載した。 【0028】 【表1】 【0029】表1から、弾性的材料として「発泡ポリス
チレン」又は「炭酸カルシウム発泡体」を用いた場合
は、パ−ライトのみの場合に比し顕著なモルタル量の減
少低下効果が確認できた。また、発泡ポリスチレンと炭
酸カルシウム発泡体とでは、実質上差がないものの、前
者の発泡ポリスチレンの場合のほうが、モルタル量の減
少量が若干少なかった。更に、セメント、骨材の容積比
(配合比率)を変えた場合についてみると、骨材の容積比
1:1のほうが、1:3の場合よりもモルタル量の減少量が
やや少ないことが確認できた。なお、上記以外の有機質
又は無機質の弾性的材料を使用しても同様な効果が得ら
れることを確認した。 【0030】 【発明の効果】本発明に係る左官用パ−ライトモルタル
組成物は、以上詳記したとおり、パ−ライトの一部を弾
性的材料の細片に置き換え、この置き換え比率を特定し
(置き換え比率=3〜50容量%)、かつセメントと骨材(上
記パ−ライト及び弾性的材料)との割合を特定する(該割
合=1:1〜1:5)ことを特徴とするものであり、これに
より従来のパ−ライトモルタルに比べてモルタル量の練
り減り率を大幅に小さくすることができる効果が生じ
る。 【0031】そして、本発明に係る左官用パ−ライトモ
ルタル組成物は、得られる練り上りのモルタル量の練り
減りが大幅に少なくなるので、そのコントロ−ルも容易
に行うことができる。従って、本発明に係る左官用パ−
ライトモルタル組成物によれば、従来のパ−ライトモル
タル組成物に比べて、同じ容積の材料を使用しても、塗
坪数を増加させることができ、経済的にも有利である。
タル組成物に関し、特に「混練時にパ−ライト粒子が破
損して混練物容積の練り減りが生じる」ことを防止する
左官用パ−ライトモルタル組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】パ−ライトを含む左官用材料としてのパ
−ライトモルタルは、一般にセメント及びパ−ライト又
はセメント、パ−ライト及びパ−ライトの一部を川砂、
軽量骨材等の骨材に置き換えたものに水を加えて混練し
て製造されており、天井壁、床等に塗り材として使用さ
れている。 【0003】このように製造されたパ−ライトモルタル
(以下“従来例1”という)は、川砂や砕砂を骨材として
用いたモルタルに比較して、軽量でしかも断熱性に優れ
ているので、建造物重量の軽減、耐火被覆、結露防止、
冷暖房効率の改善等多目的に使用されてきている。 【0004】また、左官用材料として、パ−ライトと発
泡スチロ−ルなどを併用した塗装用モルタルも知られて
いる。例えば特開昭57−140360号公報には、発泡スチロ
−ル樹脂粉砕粒とパ−ライトを主材とし、メチルセルロ
−ズなどの保水剤と糸状繊維とを配合した建築用モルタ
ル混和材について記載されている(以下“従来例2”と
いう)。 【0005】さらに、パ−ライトの配合を必須とするも
のではないが、特開昭56−155056号公報には、ポルトラ
ンドセメント100重量部に対し、α半水石こう20〜80重
量部と径5mm以下の発泡スチロ−ルの発泡体粉をポルト
ランドセメント100kgに対し50〜150リットルの割合で添
加し、又は必要に応じパ−ライト0〜20重量部、ケイ砂0
〜20重量部、保水剤0〜1重量部、硬化調整剤0〜1重量
部、減水剤0〜1重量部を添加してモルタル原料を造り、
このモルタル原料100重量部に対し水40〜80重量部を添
加混合して成る低収縮性モルタルについて記載されてい
る(以下“従来例3”という)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
1のパ−ライトモルタルは、前記したとおり、軽量でし
かも断熱性に優れている等多くの長所を有しているが、
施工に当ってパ−ライトの特性上からくる一つの大きな
欠点を有することもよく知られている。 【0007】即ち、パ−ライトを骨材としてパンミキサ
−などでモルタルを練ると、その粒子が破損して容積が
練り減りを生じることである。これは、単位容積重量の
小さいパ−ライトほど練り上り容積が少ない傾向にあ
り、その減量は大きい時で約50%にも達する。例えば、
川砂を用いたセメントモルタルの標準調合である1:3モ
ルタルと同容積の練り上り容積を得るためには、単位容
積重量0.05〜0.07程度のパ−ライトを用いた場合、セメ
ント:パ−ライトを容積比で1:6に、同じく0.15〜0.20
のものを用いたときには、1:4にしなければならない。 【0008】しかも、この練り減り量は、練り混ぜ順序
や練り混ぜ時間を決めて行っても、得られる練り上り容
積は一定せず、そのコントロ−ルは難しい。この練り上
り容積は、塗坪数に関係し、材料所要量の計算基礎であ
るから、その練り減り量のコントロ−ルができないこと
を見越して、練り混ぜ時に余分に材料配合しなければな
らないし、経済的にも不利であった。 【0009】このようなパ−ライトモルタルの有する欠
点「混練時にパ−ライト粒子が破損して混練物容積の練
り減りが生じるという欠点」を解消する手段は、この技
術的課題を含めこれまで提案されていないし、明示する
ものも存在しない。従来技術では、いずれも建造物重量
の軽減、ひび割れ防止、防火などを目的とするものであ
り、上記欠点を解消しようとする課題及びこの課題を達
成する手段が現在に至っても存在しない。 【0010】即ち、前記従来例2の建築用モルタル混和
材では、パ−ライトと発泡スチロ−ルなどを併用してい
るが、パ−ライトは防火性を高めるためであり、発泡ス
チロ−ルは、モルタルの硬化中及び硬化後の収縮に対し
てその内部応力を吸収し、硬化体のひび割れを防止する
ためであるとしている。また、前記従来例3の低収縮性
モルタルでは、α半水石こうの膨張とセメントの収縮と
が相殺し合って殆ど収縮せず、また、発泡スチロ−ルに
よって収縮を分散吸収あるいは緩和されるとしている。 【0011】本発明者等は、パ−ライトモルタルの軽量
その他の特性を保持しながら、前記した練り上り容積を
減らさない方法について鋭意研究を重ねた結果、本発明
を完成したものであって、本発明の目的は、特に“混練
時のパ−ライト粒子の破損に伴う混練物容積の練り減
り”を防止する左官用パ−ライトモルタル組成物を提供
することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する手段として、パ−ライトの一部を弾性的機能を有
する材料の細片に置き換え、この置き換え比率を特定し
(置き換え比率=3〜50容量%)、かつセメントと骨材(上
記パ−ライト及び弾性的機能を有する材料)との割合を
特定する(該割合=1:1〜1:5)ことを特徴とする。 【0013】即ち、本発明は、「パ−ライトを含む左官
用パ−ライトモルタル組成物において、パ−ライトに対
し内割りで3〜50容量%の弾性的機能を有する材料の細
片を含み、セメントと骨材(パ−ライト及び弾性的機能
を有する材料)との割合が1:1〜1:5(容積比)であるこ
とを特徴とする左官用パ−ライトモルタル組成物。」を
要旨とする。 【0014】以下、本発明に係る左官用パ−ライトモル
タル組成物について詳細に説明すると、本発明におい
て、パ−ライトの一部を置き換えて使用する「弾性的機
能を有する材料(以下単に“弾性的材料”という)」とし
ては、常温で弾性を有しているものであれば、特に限定
されるものではなく、有機質及び無機質のいずれでも使
用できる。これを例示すれば、発泡ポリスチレンや発泡
ポリウレタンあるいは炭酸カルシウム発泡体のほか、天
然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレン
ゴム(CR)等の合成ゴム等のエラストマ−を挙げることが
できる。なお、上記弾性的材料としては、5mm程度に
破砕された細片を用いるのが好ましい。 【0015】上記弾性的材料をパ−ライトモルタル中の
パ−ライトの一部と置き換えることによって、練り混ぜ
によるパ−ライトの破損が減じ、“混練物容積の練り減
り”が少なくなることが認められる。即ち、後の実施例
1、比較例1で詳記するが、図1に示すようにパ−ライ
トの一部を弾性的材料に置き換えたときの練り上り容積
の変化は、置き換え比率が増加するにつれ、練り減り率
が小さくなることが認められる。 【0016】その理由は、詳かではないが、各弾性的材
料間には弾性作用に差は見られるが、モルタルをミキサ
−で混練する際に生じる剪断力に対し、弾性的材料それ
自体が自在に伸縮してクッション作用をし、その周辺に
介在するパ−ライト粒子に対する剪断力の影響を弱める
働きをし、該粒子の破損を少なくしているものと推測さ
れ、その結果、練り減り量が少なくなるものと考えられ
る。 【0017】本発明において、パ−ライトの一部を弾性
的材料に置き換えるその比率(置き換え比率)としては、
内割りで3〜50容量%が好ましく、より好ましくは5〜40
容量%である。この比率が3容量%未満の場合、パ−ラ
イトの破損が多く、所望の置き換え効果(練り減り防止
効果)がみられない。一方、50容量%を超えると、練り
減り防止効果は十分あるが、相対的にパ−ライト量が少
なくなるため、それによって生じる欠点、特に保水性な
らびに耐火性の低下が著しくなる。 【0018】本発明において、セメントと骨材(パ−ラ
イト及び弾性的材料)との配合割合は、上塗り、中塗
り、下塗り等その用途に応じて決められるが、1:1〜
1:5(容積比)の範囲が好ましい。 【0019】上記セメントとしては、通常左官用に用い
られるポルトランド系セメントが好ましく、また、パ−
ライトとしては、真珠岩、黒曜石等を加熱して膨張させ
た粒径5mm程度以下の市販品を使用することができる。
特に真珠岩を膨張させたパ−ライトを用いた場合、黒曜
石のそれに比して練り減りに対する効果は大きいので好
ましい。 【0020】次に、本発明の材料構成による改良された
左官用パ−ライトモルタル組成物の製造方法の一例につ
いて説明する。まず、左官工事用のパンミキサ−、モル
タル用ホバ−トミキサ−あるいはコンクリ−ト用の傾胴
ミキサ−に弾性的材料、パ−ライトを順次投入し、次い
でミキサ−内にセメント全量をほぼ全面に加えた後、練
り混ぜ水をまんべんなく注加する。続いて直ちに攪拌を
開始し、1〜5分間練り混ぜる。 【0021】上記の水の量は、弾性的材料の置き換え比
率が大きい程少なくすることができる。なお、混練初期
には急激に水が引き、一見軟度不足の現象を呈するが、
時間の経過につれてパ−ライトに吸収された水が漸次に
じみ出て軟度は上がり、所望のコンシステンシ−をもっ
た、しかも練り減りが極めて少ないパ−ライトモルタル
が得られる。 【0022】 【実施例】次に、本発明の実施例を比較例と共に挙げ、
本発明をより詳細に説明する。 【0023】(実施例1、比較例1)パ−ライトを弾性
的材料で置き換えた場合の練り上り量への影響につい
て、次の条件で実施した。 ・使用したセメント →普通ポルトランドセメント ・使用したパ−ライト→真珠岩系パ−ライト ・粒径:5mm以下 ・単位容積重量(軽装):0.06kg/リットル ・使用した弾性的材料→発泡ポリスチレン ・粒径:5mm以下 ・単位容積重量:0.02kg/リットル →炭酸カルシウム発泡体[日本セメント社製「アサノマイ ルドサンド(II)」(商品名)] ・粒径:5mm以下 ・単位容積重量:0.08kg/リットル ・パ−ライト:弾性的材料の比率(置き換え比率)→0〜100:100〜0(容積%) ・セメント:骨材の配合割合→1:2.5(容積比) ・水セメント比→46.5% ・練り混ぜ時間→3分間 【0024】セメントと骨材(パ−ライト+弾性的材料)
との比率を1:2.5(容積比)に固定し、パンミキサ−に上
記弾性的材料、パ−ライトを順次投入し、次いでセメン
ト全量を投入した後、予めセメントに対し0.2%相当の
メチルセルロ−スを溶解させた水を注入し、直ちに攪拌
を始めた。練り混ぜ後、ミキサ−内の生モルタル全量を
取り出し、その容積を測定した。 【0025】上記手順に従って弾性的材料(発泡ポリス
チレン又は炭酸カルシウム発泡体)の置き換え比率を種
々変えて生モルタル量を測定し、その結果を図1に示し
た。なお、プロットは各比率とも3回測定した平均値で
あり、○印は発泡ポリスチレン、×印は炭酸カルシウム
発泡体である。図1において、比率:0%はパ−ライト
のみを骨材として用いた場合であり、比率:100%は弾
性的材料のみを用いた場合である。 【0026】図1から、パ−ライトの一部を弾性的材料
に置き換えたときの練り上りモルタル量(%)の変化は、
置き換え比率が増すにつれてその量(練り上りモルタル
量)の減少率が小さく、特にこの比率が3容量%以上で
“練り減り防止効果”が生じることが確認された。 【0027】(実施例2、比較例2)パ−ライトと弾性
的材料との比率を70:30(容積)に固定し、表1に示すよ
うに、セメント、骨材の容積比(配合比率)を変えた場合
について実験した。その他の諸条件及び操作手順は実施
例1と同じである。なお、表1に示すモルタル量は、川
砂を用いた場合の練り上りモルタル量を100とし、その
比較値を表1に記載した。 【0028】 【表1】 【0029】表1から、弾性的材料として「発泡ポリス
チレン」又は「炭酸カルシウム発泡体」を用いた場合
は、パ−ライトのみの場合に比し顕著なモルタル量の減
少低下効果が確認できた。また、発泡ポリスチレンと炭
酸カルシウム発泡体とでは、実質上差がないものの、前
者の発泡ポリスチレンの場合のほうが、モルタル量の減
少量が若干少なかった。更に、セメント、骨材の容積比
(配合比率)を変えた場合についてみると、骨材の容積比
1:1のほうが、1:3の場合よりもモルタル量の減少量が
やや少ないことが確認できた。なお、上記以外の有機質
又は無機質の弾性的材料を使用しても同様な効果が得ら
れることを確認した。 【0030】 【発明の効果】本発明に係る左官用パ−ライトモルタル
組成物は、以上詳記したとおり、パ−ライトの一部を弾
性的材料の細片に置き換え、この置き換え比率を特定し
(置き換え比率=3〜50容量%)、かつセメントと骨材(上
記パ−ライト及び弾性的材料)との割合を特定する(該割
合=1:1〜1:5)ことを特徴とするものであり、これに
より従来のパ−ライトモルタルに比べてモルタル量の練
り減り率を大幅に小さくすることができる効果が生じ
る。 【0031】そして、本発明に係る左官用パ−ライトモ
ルタル組成物は、得られる練り上りのモルタル量の練り
減りが大幅に少なくなるので、そのコントロ−ルも容易
に行うことができる。従って、本発明に係る左官用パ−
ライトモルタル組成物によれば、従来のパ−ライトモル
タル組成物に比べて、同じ容積の材料を使用しても、塗
坪数を増加させることができ、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾性的材料の置き換え比率と練り上りモルタル
量との関係を示す図。
量との関係を示す図。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
C04B 16:08
22:10)
111:28
111:50
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.パ−ライトを含む左官用パ−ライトモルタル組成物
において、パ−ライトに対し内割りで3〜50容量%の
弾性的機能を有する材料の細片を含み、セメントと骨材
(パ−ライト及び弾性的機能を有する材料)との割合が
1:1〜1:5(容積比)であることを特徴とする左官
用パ−ライトモルタル組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7077340A JP2644698B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 左官用パーライトモルタル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7077340A JP2644698B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 左官用パーライトモルタル組成物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7860684A Division JPS60226467A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | パ−ライト系左官用材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07315955A true JPH07315955A (ja) | 1995-12-05 |
JP2644698B2 JP2644698B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13631198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7077340A Expired - Lifetime JP2644698B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 左官用パーライトモルタル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2644698B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011026757A1 (de) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Bitumenfreie baustoffzusammensetzung |
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JPS5617965A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-20 | Asahi Chemical Ind | Lightweight cement composition for extrusion forming |
JPS56155056A (en) * | 1980-05-01 | 1981-12-01 | Yamaso Kk | Low shrinkage mortar and its constructing method |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP7077340A patent/JP2644698B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2644698B2 (ja) | 1997-08-25 |
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