JPH0731580A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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Publication number
JPH0731580A
JPH0731580A JP5179049A JP17904993A JPH0731580A JP H0731580 A JPH0731580 A JP H0731580A JP 5179049 A JP5179049 A JP 5179049A JP 17904993 A JP17904993 A JP 17904993A JP H0731580 A JPH0731580 A JP H0731580A
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JP
Japan
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endoscope
pressure
pressurized
light source
watertight
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Withdrawn
Application number
JP5179049A
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English (en)
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Hideki Okuwa
秀樹 大桑
Tatsuya Ito
達哉 伊藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、容易に圧搾空気を内視鏡
内部に注入し、確実に内視鏡内部の水密状態を検出す
る。 【構成】 スイッチ21がONされると、圧力制御装置
19からの加圧開始信号により加圧装置18が動作を開
始し加圧室17が加圧され、穴部14を介して内視鏡内
部が加圧される。所定時間加圧後に圧力制御装置19は
加圧停止信号を加圧装置18に出力し加圧を停止する。
判定装置20は加圧室17内の圧力を測定し、所定圧力
に加圧されているかどうか判定する。所定圧力に加圧さ
れていると判定すると、判定結果表示部22に「正常」
等を表示する。挿入部4等にピンホール等が発生し水密
状態が確保されていない場合、内視鏡内部の加圧空気が
リークし加圧室17の圧力は低下し、所定圧力に加圧さ
れず判定結果表示部22に「異常」等を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水密型内視鏡の水漏を
検査する内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、衛生上使用した後は必ず洗浄
と消毒をしなければならない。そこで、洗浄等の便宜を
考え、内視鏡操作部を含む内視鏡全体を防水構造にし、
内視鏡全部を洗浄液及び消毒液等に侵漬することによっ
て容易に内視鏡全体の洗浄及び消毒を行えるようにした
ものがある。
【0003】しかし、この場合、内視鏡が常に完全な防
水構造を維持していれば問題はないが、内視鏡可撓管部
の外被等に生じるピンホールや亀裂あるいは操作部の防
水構造の欠陥等があると、洗浄の際、内視鏡内部に洗浄
液等が侵入する。
【0004】このような事態が発生すると、侵入した洗
浄液等により内視鏡内部から腐食等が生じたり、特に内
視鏡内のファイバ束内に洗浄液が侵入して光の伝送に支
障をきたしたりする。また、内視鏡の使用中に内視鏡内
部にしみ込んでいた洗浄液等は漏れだしたりして、患者
に悪影響を及ぼす虞がある。
【0005】上記の問題を解決するために、従来、例え
ば特開平1ー20612号公報に開示しているように、
両端に専用の接続部を有したチューブにより、光源装置
の送気部と内視鏡内部に連通した圧力注入部を接続し
て、光源装置の送気部より圧搾空気等を内視鏡内部に注
入する内視鏡用水漏検出装置が提案されている。
【0006】この内視鏡用水漏検出装置では、上述した
ように、上記チューブを用いて光源装置の送気部より圧
搾空気等を内視鏡内部に注入し、内視鏡内圧を外圧より
高くした後、洗浄液等に侵漬することにより液が内視鏡
内に侵入するのを防止している。また、これによってピ
ンホール等があれば、その部分から空気が気泡として出
てくるので、ピンホール箇所を容易に見つけることはで
きるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来装置は、内視鏡内部に圧搾空気を注入するために、
注入用のチューブを用意し、このチューブの専用の接続
部をそれぞれ光源装置の送気部と内視鏡内部に連通した
圧力注入部に接続しなければならず、したがって、検査
前後で上記専用の接続部の接続・非接続の操作を行わな
ければならないので、水漏れ検査の操作が煩雑化すると
いった問題がある。
【0008】また、上記検査には内視鏡及び光源装置と
は別体の専用のチューブが必要であり、このチューブが
紛失すると水漏れ検査ができないといった問題もある。
【0009】さらに、上記の問題を回避しようと、常
時、専用チューブを内視鏡及び光源装置に接続しておく
と、この状態で通常の内視鏡検査を行うこととなり、こ
の専用チューブのため内視鏡操作に支障をきたすという
問題が生じる。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成により、容易に圧搾空気を内視鏡内
部に注入し、内視鏡内部の水密状態を検出することので
きる内視鏡装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
管腔内に挿通する挿入部を備えた水密型内視鏡と、前記
内視鏡の先端に照明光を供給する光源手段とを備えた内
視鏡装置であって、前記水密型内視鏡は、基端側に設け
られた内視鏡内部に連通した穴部を有する接続部により
前記光源手段に接続され、前記光源手段は、前記穴部よ
り前記内視鏡内部を加圧する加圧手段と、前記加圧手段
により加圧された前記内視鏡内部の圧力を検出する検出
手段と、前記検出手段により前記内視鏡内部の水密状態
を判断する判断手段とを備えて構成される。
【0012】
【作 用】本発明の内視鏡装置においては、前記内視鏡
内部に連通した前記穴部を有する前記接続部により前記
水密型内視鏡を前記光源手段に接続し、前記加圧手段に
より前記穴部より前記内視鏡内部を加圧し、前記検出手
段により加圧された前記内視鏡内部の圧力を検出するこ
とで、前記判断手段により前記内視鏡内部の水密状態を
判断する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0014】図1ないし図7は本発明の一実施例に係わ
り、図1は内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1
の内視鏡装置による水漏れ検査の作用を説明するフロー
チャート、図3は図1の内視鏡装置による水漏れ検査の
変形例の作用を説明するフローチャート、図4は内視鏡
装置の第1の変形例の構成を示す構成図、図5は内視鏡
装置の第2の変形例の構成を示す構成図、図6は図5の
雄端子の構成を示す構成図、図7は内視鏡装置の第3の
変形例の構成を示す構成図である。
【0015】図1に示すように、本実施例の内視鏡装置
1は、水密型内視鏡2と光源装置3とから構成されてい
る。水密型内視鏡2は、管腔内に挿入される可撓性の挿
入部4と操作部5と接眼部6とから構成されている。前
記挿入部4の先端には湾曲可能な湾曲部7が設けられ、
さらに湾曲部7の先端には硬性の先端部8が連設されて
いる。前記操作部5には、前記湾曲部7の湾曲操作を行
う操作ノブ9及び各種機能スイッチ10が設けられてお
り、この操作ノブ9及びスイッチ10により内視鏡操作
ができるようになっている。
【0016】前記操作部5からはユニバーサルケーブル
11が延出しており、このユニバーサルケーブル11の
先端には内視鏡内部に連通した穴部14を有するコネク
タ12が設けられ、このコネクタ12を前記光源装置3
に接続することにより、光源装置3内のランプ13から
供給される照明光を、前記ユニバーサルケーブル11内
及び挿入部内を挿通する図示しないライトガイドにより
伝送し、前記先端部8の先端前方に照射できるようにな
っている。そして、照射された被写体像は、先端部8内
に入射し、挿入部4内を挿通する図示しない像伝送手段
(例えば、イメージガイド)により前記接眼部6に伝送
され観察できるようになっている。
【0017】前記光源装置3には、水密検査装置15が
設けられており、この水密検査装置15は加圧室17を
加圧する加圧装置18と、加圧装置18を制御する圧力
制御装置19と、加圧室17の圧力を検出し内視鏡内部
の水密状態を判定する判定装置20とから構成されてい
る。そして、コネクタ12が光源装置3に接続される
と、コネクタ12の外周はOリング16により周囲が加
圧室17に密着して接続されるようになっており、この
ときにコネクタ12の穴部14が加圧室17の内部に位
置するように、この穴部14が配置されている。したが
って、内視鏡内部の圧力は、穴部14を介することによ
り、Oリング16により密閉された状態で加圧室17内
の圧力に加圧されることになる。また、水密検査装置1
5にはスイッチ21及び判定結果表示部22が設けら
れ、スイッチ21の指示により前記圧力制御装置19は
加圧装置18を制御し、さらに、判定装置の結果を判定
結果表示部22に表示するようになっている。
【0018】ここで、穴部14は、光源装置3から抜か
れた状態では、キャップ等により封止されるようになっ
ている。尚、キャップによらず、穴部14に外部から所
定の圧力がかかると内側に開く逆止弁を設けて構成して
もよい。
【0019】このように構成された内視鏡装置1の水漏
れ検査の作用に付いて説明する。通常の内視鏡検査と同
様に、コネクタ12を光源装置3に接続する。この接続
により穴部14はOリングによって密閉状態で加圧室1
7内に配置される。この状態で水密検査装置15により
水漏れ検査が行われる。
【0020】次に、この水密検査装置15による水漏れ
検査の処理の流れを説明する。
【0021】図2に示すように、ステップ(以下、Sと
記す)1でスイッチ21がONされると、S2で圧力制
御装置19からの加圧開始信号により加圧装置18が動
作を開始し加圧室17が加圧される。この結果S3では
穴部14を介して内視鏡内部が加圧される。そして所定
時間加圧後に、S4で圧力制御装置19は加圧停止信号
を加圧装置18に出力し、この加圧停止信号により加圧
装置18は加圧を停止する。そして、S5で判定装置2
0は加圧室17内の圧力を測定し、S6で加圧室17内
の圧力が所定圧力に加圧されているかどうか判定する。
【0022】S6で加圧室17内は所定圧力に加圧され
ていると判定すると、S7で判定結果表示部22に「正
常」等を表示させ(尚、単にランプを点灯させることに
より使用者に判定結果を告知するようにしてもよい)、
処理を終了する。
【0023】また、挿入部4等にピンホールあるいは亀
裂等が発生し水密状態が確保されていない場合、内視鏡
内部の加圧空気がリークするので、加圧室17の圧力は
低下し、したがって、S6では加圧室17内は所定圧力
に加圧されていないと判定される。この結果、判定装置
20は、S8で判定結果表示部22に「異常」等を表示
させ(尚、単にランプ(正常時に点灯させるランプとは
異なるランプ)の点灯あるいはブザーを鳴らすことによ
り使用者に判定結果を告知するようにしてもよい)、処
理を終了する。
【0024】このように本実施例の内視鏡装置1によれ
ば、通常の内視鏡検査と同様に、コネクタ12を光源装
置3に接続するだけで、水密検査装置15の加圧室17
内に密閉状態で穴部14を配置することができ、この穴
部14を介して内視鏡内部の圧力を検出することにより
水密状態を判定することができる。つまり、内視鏡内部
を加圧する際に、チューブ等が不要であるので、簡単に
検査を行うことができると共に、通常の内視鏡検査時の
操作性を損ねることがない。
【0025】ここで、水密型内視鏡は接眼部を有する像
伝送型の通常の内視鏡として説明したがこれに限らず、
先端部にCCD等の撮像手段を備えた水密型である電子
内視鏡でも同様な効果を得ることができる。また、電子
内視鏡の場合、単眼の電子内視鏡でも、ステレオ型の電
子内視鏡であってもよい。さらに内視鏡は直視型でも側
視型の内視鏡でもよい。
【0026】尚、水密検査装置15による水漏れ検査の
処理の流れは、図2のフローチャートに限らず、例えば
図3のような処理により水漏れ検査を行うようにしても
よい。
【0027】すなわち、図3に示すように、S21でス
イッチ21がONされると、S22で圧力制御装置19
からの加圧開始信号により加圧装置18が動作を開始し
加圧室17が加圧される。この結果S23では穴部14
を介して内視鏡内部が加圧される。そして、S24で判
定装置20は加圧室17内の圧力を測定し、S25で加
圧室17内の圧力が所定圧力に加圧されているかどうか
判定する。
【0028】S25で加圧室17内は所定圧力に加圧さ
れていると判定すると、S23に戻り、加圧、測定及び
判定を繰り返す。
【0029】また、挿入部4等にピンホールあるいは亀
裂等が発生し水密状態が確保されていない場合、内視鏡
内部の加圧空気がリークするので、加圧室17の圧力は
低下し、したがって、S25では加圧室17内は所定圧
力に加圧されていないと判定される。この結果判定装置
は、S26で判定結果表示22に「異常」等を表示さ
せ、S27で加圧室17内の圧力を高めるように加圧す
る。
【0030】このように処理することにより、ピンホー
ル等の位置を確認するために挿入部4等を水中におき水
漏れ検査を行う際に、万一検査中に挿入部4の亀裂等が
生じ内部の水密が確保されなくなったとしても、加圧装
置18により内視鏡内部の圧力が十分加圧されているの
で(図3のS27)、水等が内視鏡内部に侵入すること
がない。したがって、水中での水漏れ検査において、水
侵により内視鏡内蔵物が破壊されることがなく、内視鏡
の修理は外装部品だけで済み、修理費用及び時間等が節
約できる。
【0031】ところで、図1に示した水密型内視鏡2の
接眼部6には外付けテレビカメラが接続できるようにな
っている。すなわち、図4に示すように、接眼部6はテ
レビカメラアダプタ31を介して図示しない例えばCC
Dを備えたテレビカメラヘッド32が着脱自在に接続さ
れるようになっており、接眼部6に伝送された被写体像
をテレビカメラヘッド32で撮像できるように構成する
ことができる。また、操作部5には、保持部33により
バッテリ35によって駆動する液晶ディスプレー34が
着脱自在に装着できるようになっており、この液晶ディ
スプレー34でテレビカメラヘッド32が撮像した被写
体像を観察する。
【0032】テレビカメラヘッド32は電源ケーブル4
2を挿入部4に設けられた第1電源端子41に接続する
ことにより、この電源端子41に接続され操作部4及び
ユニバーサルケーブル11内を挿通する電源線40によ
りコネクタ12に設けられた第2電源端子38に電気的
に接続される。この第2電源端子38には電源ケーブル
39により電源36が電気的に接続されており、したが
って、電源32から供給される電力は、上記の電源ケー
ブル39、電源線40、電源ケーブル42を介してテレ
ビカメラヘッド32に供給される。
【0033】また、コネクタ12に設けられた第2電源
端子の近傍には第2駆動端子44及び第2画像端子49
が設けられており、第2駆動端子44及び第2画像端子
49は駆動ケーブル43及び画像ケーブル48によりカ
メラコントロールユニット(以下、CCU)37に接続
される。
【0034】第2駆動端子44は、操作部4及びユニバ
ーサルケーブル11内を挿通する駆動信号線45を介し
て、操作部4に設けられた第1駆動端子46に接続さ
れ、この第1駆動端子46に接続された駆動ケーブル4
7によりテレビカメラヘッド32に電気的に接続されて
いる。したがって、テレビカメラヘッド32では、CC
U43により図示しないCCDが駆動され撮像された被
写体像を再びCCU43で信号処理して、このCCU4
3で画像信号(例えば、コンポジット信号やY/C信
号、RGB信号等)が生成されるようになっている。
【0035】さらに、第2画像端子49は、操作部4及
びユニバーサルケーブル11内を挿通する画像信号線5
0を介して、操作部4に設けられた第1画像端子51に
接続され、この第1画像端子51に接続された画像ケー
ブル42により液晶ディスプレー34に電気的に接続さ
れている。したがって、CCU43で生成された画像信
号が液晶ディスプレー34に出力され、被写体像を観察
できるようになっている。
【0036】このように、テレビカメラヘッド32、液
晶ディスプレー34、電源36、CCU37の電気的接
続を、最小限度の外部ケーブルと操作部4及びユニバー
サルケーブル11内を挿通する各信号線を用いて行うこ
とにより、内視鏡手技において発生する操作部のねじれ
等の操作において、テレビカメラヘッド32、液晶ディ
スプレー34、電源36、CCU37間の外部ケーブル
が邪魔にならず、操作性を向上させることができるとい
う効果がある。
【0037】ここで、テレビカメラヘッド、液晶ディス
プレー、電源、CCUの接続は、図4に限らず図5に示
すような接続構成とすることができる。すなわち、図5
に示すように、外周に雄ネジ部73を有する接眼部6a
の接眼面に2つの電源用雄端子71と2つの駆動用雄端
子71とを設けて構成する。
【0038】そして、テレビカメラアダプタ31aに
は、外周の一端側にリング74を回動自在に設け、この
リング74の内周には雌ネジ部75が設けられ、リング
74を回動することで雌ネジ部75を接眼部6aの雄ネ
ジ部73に螺合することによりテレビカメラアダプタ3
1aを接眼部6aに着脱自在に装着する。また、リング
74が設けられた側の面には、テレビカメラアダプタ3
1aを接眼部6aに装着した際、2つの電源用雄端子7
1と2つの駆動用雄端子71に電気的に接続する位置に
2つの電源用雌端子76と2つの駆動用雌端子77が配
設され、この2つの電源用雌端子76と2つの駆動用雌
端子77は信号線78、79により他端側の面に設けら
れた2つの電源用雌端子80と2つの駆動用雌端子81
に電気的に接続されている。さらに、2つの電源用雌端
子80と2つの駆動用雌端子81が設けられた側の外周
には雄ネジ部82が設けられている。
【0039】テレビカメラヘッド32aには、入射側に
リング83を回動自在に設け、このリング83の内周に
は雌ネジ部84が設けられ、リング83を回動すること
で雌ネジ部84をテレビカメラアダプタ31aの雄ネジ
部82に螺合することによりテレビカメラアダプタ31
aをテレビカメラアダプタ31aに着脱自在に装着す
る。また、入射面には、テレビカメラヘッド32aをテ
レビカメラアダプタ31aに装着した際、2つの電源用
雌端子80と2つの駆動用雌端子81に電気的に接続す
る位置に2つの電源用雄端子85と2つの駆動用雄端子
86が配設されている。
【0040】この各雄端子の構成、例えば電源用雄端子
71の構成は、図6に示すようになっている。すなわ
ち、接眼部6aの非導電性の材質よりなるハウジング内
に、電源用雌端子76に接続される側につば部71aを
有する円柱上の電源用雄端子71が長手方向に移動可能
に配置する空間部99が設けられている。この空間部9
9は、電源用雌端子76に接続される側と反対側にOリ
ング96が設けられている。また、空間部99にはバネ
95が設けられ、このバネ95の一端側は空間部99上
部に接しており他端はつば部71aに接している。そし
て、このバネ95はつば部71aを押圧することによ
り、常に電源用雄端子71を電源用雌端子76側に付勢
している。これにより、接眼部6aとテレビカメラアダ
プタ31aを接続することで、確実に電源用雄端子71
と電源用雌端子76を接続することができるようになっ
ている。その他の雄端子と雌端子との接続構成も同様で
ある。
【0041】図5に戻り、操作部5aにはシュー部88
が設けられ、このシュー部88内には2つの画像用端子
87及び板バネ89が設けられている。一方、液晶ディ
スプレー34の保持部90の底面には2つの画像用端子
91が設けられ、この保持部90をシュー部88内に挿
入することで板バネ89により保持部90が下方に押さ
れ、画像用端子91が画像用端子87に確実に電気的に
接続されるようになっている。
【0042】接眼部6aの2つの電源用雄端子71と2
つの駆動用雄端子71及び操作部5aの2つの画像用端
子87は、挿入部及びユニバーサルケーブル11内を挿
通する信号線68、69、70によりコネクタ12a接
続面に設けられた2つの電源用端子67、2つの駆動用
端子66及び2つの画像用端子65に接続される。コネ
クタ12aを光源装置3aに装着することにより、図示
しないライトガイドにランプ13からの照明光を供給す
ると共に、水漏れ検査装置15により内視鏡内部の水密
状態を検出することは言うまでもないが、コネクタ12
aと光源装置3aとの接続は、コネクタ12aに接続ネ
ジ64が設けられ、光源装置3aに設けられた接続ネジ
係合部64aに接続ネジ64螺合することにより行われ
る。
【0043】光源装置3aには、コネクタ12aと光源
装置3aとの接続の際に、コネクタ12a接続面に設け
られた2つの電源用端子67、2つの駆動用端子66及
び2つの画像用端子65と電気的に接続される2つの電
源用端子63、2つの駆動用端子62及び2つの画像用
端子61が設けられており、この2つの電源用端子63
は光源装置3a内の電源36aに、また2つの駆動用端
子62及び2つの画像用端子61は光源装置3a内のC
CU37aにそれぞれ接続されている。
【0044】したがって、図5に示すように構成された
内視鏡装置においては外部ケーブルを用いることがない
ので、図4の内視鏡装置に比べ、さらに、内視鏡手技に
おいて発生する操作部のねじれ等の操作における操作性
を向上させることができる。
【0045】上記図4及び図5においては、接眼部にテ
レビカメラヘッドを装着し操作性を損なうことなく被写
体像を観察できる内視鏡装置について説明したが、光学
的な特性より、このようなテレビカメラヘッドによる撮
像においては、色、モアレ等の補正が必要であり、ま
た、テレビカメラヘッドによる撮像だけでなく、目視観
察時においては色補正が必要であり、また写真撮影にお
いては、色補正の他にISO感度の補正が必要な場合が
ある。次にこのような補正に付いて説明する。
【0046】図7に示すように、光学的な補正を行う内
視鏡装置の内視鏡としては、内視鏡の光学情報を記憶し
た内視鏡情報ROM100を操作部5bに備えている。
この内視鏡の光学情報は、例えばイメージガイドの素線
径、イメージガイドのバンドル径、イメージガイドの
色、ライトガイドの色、接眼倍率等の情報である。
【0047】また、光源装置3bには、ランプ13の例
えば色情報を記憶した光源情報ROM110を備えてお
り、この光源情報ROM110及び内視鏡情報ROM1
00に記憶された情報により光源計算回路109は、光
源補正部111内の複数の色フィルタ112より最適な
ものを選択しランプ13の前に移動させ、最適な照明光
を供給し自動的に色ずれ補正を行うようになっている。
【0048】接眼部6bには、テレビカメラアダプタ3
1bを介してテレビカメラヘッド32bが、またスチル
カメラアダプタ113を介してスチルカメラ114が、
それぞれ着脱自在に装着できるようになっている。
【0049】テレビカメラアダプタ31bには、例えば
倍率情報を記憶したテレビカメラアダプタ情報ROM1
03を備えており、このテレビカメラアダプタ情報RO
M103に記憶された情報及び接眼部6bの端子101
を介して得られる内視鏡情報ROM100に記憶された
情報、さらにテレビカメラヘッド32b内に設けられた
テレビカメラヘッド情報ROM104に記憶されてい
る、例えばテレビカメラヘッド32bのCCD105の
サイズや画素ピッチ等の情報等によりテレビカメラアダ
プタ計算回路102は、モアレ除去部107内の複数の
モアレ除去フィルタ108より最適なものを選択し、自
動的にモアレ稿を除去した光学像をテレビカメラヘッド
32bのCCD105に伝送するようになっている。
尚、その他の例えばCCD駆動信号、電源、画像信号等
の各装置間の接続は、図5と同様に構成すればよい。
【0050】一方、スチルカメラ114側では、スチル
カメラアダプタ113内に例えば倍率情報を記憶したス
チルカメラアダプタ情報ROM116を備えている。ス
チルカメラ114は、このスチルカメラアダプタ情報R
OM116に記憶された情報及び接眼部6bの端子10
1を介して得られる内視鏡情報ROM100に記憶され
た情報を入力するスチルカメラ計算回路117を備え、
さらにスチルカメラ計算回路117には接眼部6bから
の光学像の明るさを検出する受光素子118の出力が入
力されるようになっている。また、スチルカメラ計算回
路は使用するDXコード119付きのフィルム115の
DXコード119を検出するようになっている。
【0051】そして、スチルカメラ計算回路117は、
スチルカメラアダプタ情報ROM116に記憶された情
報及び接眼部6bの端子101を介して得られる内視鏡
情報ROM100に記憶された情報、また受光素子11
8により検出された接眼部6bからの光学像の明るさ、
さらにはフィルム115のDXコード119により最適
なシャッタ速度を計算し、このシャッタ速度によりシャ
ッタ120を制御することで、最適なシャッタ速度で撮
影することができる。
【0052】このように、図7の内視鏡装置では、各装
置に種々の情報を記憶したROM及び各種計算回路を設
けているので、単に各装置を接続するだけで、自動的に
色補正、モアレ除去、シャッタ速度設定等の各種補正を
行うことができるという効果を有している。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡装置
によれば、内視鏡内部に連通した穴部を有する接続部に
より水密型内視鏡を光源手段に接続し、加圧手段により
穴部より内視鏡内部を加圧し、検出手段により加圧され
た内視鏡内部の圧力を検出して、判断手段により内視鏡
内部の水密状態を判断するので、簡単な構成により、容
易に圧搾空気を内視鏡内部に注入し、確実に内視鏡内部
の水密状態を検出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡装置の一実施例の構成を示す構
成図。
【図2】図1の内視鏡装置による水漏れ検査の作用を説
明するフローチャート。
【図3】図1の内視鏡装置による水漏れ検査の変形例の
作用を説明するフローチャート。
【図4】内視鏡装置の第1の変形例の構成を示す構成
図。
【図5】内視鏡装置の第2の変形例の構成を示す構成
図。
【図6】図5の雄端子の構成を示す構成図。
【図7】内視鏡装置の第3の変形例の構成を示す構成
図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…水密型内視鏡 3…光源装置 4…挿入部 5…操作部 6…接眼部 11…ユニバーサルケーブル 12…コネクタ 13…ランプ 14…穴部 15…水漏れ検査装置 16…Oリング 17…加圧室 18…加圧装置 19…圧力制御装置 20…判定装置 21…スイッチ 22…判定結果表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管腔内に挿通する挿入部を備えた水密型
    内視鏡と、 前記内視鏡の先端に照明光を供給する光源手段とを備え
    た内視鏡装置であって、 前記水密型内視鏡は、基端側に設けられた内視鏡内部に
    連通した穴部を有する接続部により前記光源手段に接続
    され、 前記光源手段は、 前記穴部より前記内視鏡内部を加圧する加圧手段と、 前記加圧手段により加圧された前記内視鏡内部の圧力を
    検出する検出手段と、 前記検出手段により前記内視鏡内部の水密状態を判断す
    る判断手段とを備えて構成されることを特徴とする内視
    鏡装置。
JP5179049A 1993-07-20 1993-07-20 内視鏡装置 Withdrawn JPH0731580A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019520121A (ja) * 2016-06-21 2019-07-18 エンドチョイス インコーポレイテッドEndochoice, Inc. 異なるビデオデータ信号供給源とインターフェイスするべく複数の接続インターフェイスを有する内視鏡システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019520121A (ja) * 2016-06-21 2019-07-18 エンドチョイス インコーポレイテッドEndochoice, Inc. 異なるビデオデータ信号供給源とインターフェイスするべく複数の接続インターフェイスを有する内視鏡システム

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