JPH07315674A - 紙シート切断機 - Google Patents
紙シート切断機Info
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- JPH07315674A JPH07315674A JP11237894A JP11237894A JPH07315674A JP H07315674 A JPH07315674 A JP H07315674A JP 11237894 A JP11237894 A JP 11237894A JP 11237894 A JP11237894 A JP 11237894A JP H07315674 A JPH07315674 A JP H07315674A
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- Japan
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- pressure reducing
- reducing valve
- paper tape
- shaft
- paper sheet
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙シートを帯状に切断し美しく巻き付ける。
【構成】 広幅の帯状紙シートＳを巻いた原反コイル９
から紙シートを引き出し、案内ローラ列３を経て巻取り
軸11に巻き取り、起伏可能に配備された刃物取付け台４
上の切断刃43、44によって、巻取り直前のシートをテー
プ状に切断する紙シート切断機において、刃物取付け台
４が自重により巻取り軸11上の紙テープを押圧する荷重
を軽減するために、刃物取付け台４に連繋されたエアー
シリンダ８に対し、エアーシリンダ８に繋がる管路に減
圧弁６を配備し、刃物取付け台４と減圧弁６は、刃物取
付け台４の自由端が上昇するにつれて減圧弁の絞り量を
多くする減圧弁自動操作手段５を介して連繋されてい
る。
から紙シートを引き出し、案内ローラ列３を経て巻取り
軸11に巻き取り、起伏可能に配備された刃物取付け台４
上の切断刃43、44によって、巻取り直前のシートをテー
プ状に切断する紙シート切断機において、刃物取付け台
４が自重により巻取り軸11上の紙テープを押圧する荷重
を軽減するために、刃物取付け台４に連繋されたエアー
シリンダ８に対し、エアーシリンダ８に繋がる管路に減
圧弁６を配備し、刃物取付け台４と減圧弁６は、刃物取
付け台４の自由端が上昇するにつれて減圧弁の絞り量を
多くする減圧弁自動操作手段５を介して連繋されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、広幅の帯状紙シートを
長手方向にテープ状に切断する紙シート切断機に関する
ものである。
長手方向にテープ状に切断する紙シート切断機に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】トイレットペーパの巻芯、紙製の筒容器
等に用いられる紙管は、紙テープを螺旋状に複数層に巻
き付けて形成されている。紙管の材料である紙テープ
は、切断機により広幅の帯状紙シートをテープ状に切断
して形成されている。
等に用いられる紙管は、紙テープを螺旋状に複数層に巻
き付けて形成されている。紙管の材料である紙テープ
は、切断機により広幅の帯状紙シートをテープ状に切断
して形成されている。
【０００３】図１乃至図３は、本発明を実施した切断機
であるが、基本構造は従来の斯種切断機と同様であるの
で、これらの図に基づき従来の切断機を説明する。広幅
の帯状紙シートＳを巻いた原反コイル(９)から紙シート
Ｓを引き出し、基台(１)上の案内ローラ列(３)を経て巻
取り軸(11)に巻き取る。
であるが、基本構造は従来の斯種切断機と同様であるの
で、これらの図に基づき従来の切断機を説明する。広幅
の帯状紙シートＳを巻いた原反コイル(９)から紙シート
Ｓを引き出し、基台(１)上の案内ローラ列(３)を経て巻
取り軸(11)に巻き取る。
【０００４】基台(１)にはローラ列(３)の下流端に刃物
取付け台(４)が起伏可能に支持されており、該刃物取付
け台(４)に設けた上刃(43)と下刃(44)の間に、巻取り直
前の紙シートＳを噛み込ませてシートの移行方向に連続
してシートを切断する。刃物取付け台(４)の自由端には
押えローラ(45)が設けられ、押えローラ(45)は常に巻取
り軸(11)上のシートを押えている。
取付け台(４)が起伏可能に支持されており、該刃物取付
け台(４)に設けた上刃(43)と下刃(44)の間に、巻取り直
前の紙シートＳを噛み込ませてシートの移行方向に連続
してシートを切断する。刃物取付け台(４)の自由端には
押えローラ(45)が設けられ、押えローラ(45)は常に巻取
り軸(11)上のシートを押えている。
【０００５】刃物取付け台(４)には、該刃物取付け台
(４)の自由端を持上げる方向に作用するエアーシリンダ
(８)が連繋されている。エアーシリンダ(８)は、刃物取
付け台(４)の重量による巻取り軸(11)上のシートへの荷
重を軽減する役割をなす。
(４)の自由端を持上げる方向に作用するエアーシリンダ
(８)が連繋されている。エアーシリンダ(８)は、刃物取
付け台(４)の重量による巻取り軸(11)上のシートへの荷
重を軽減する役割をなす。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】巻取り軸(11)への紙テ
ープの巻付け量が増えるにしたがって、紙テープに接し
ている刃物取付け台(４)の押えローラ(45)は、巻取り軸
(11)から遠ざかり、刃物取付け台(４)の自由端は上昇す
る。刃物取付け台(４)の自由端が上昇するにつれて、即
ち刃物取付け台(４)の起伏角度αが大きくなるにつれ
て、刃物取付け台(４)の重量による巻取り軸(11)上の紙
テープへの荷重は小さくなる。
ープの巻付け量が増えるにしたがって、紙テープに接し
ている刃物取付け台(４)の押えローラ(45)は、巻取り軸
(11)から遠ざかり、刃物取付け台(４)の自由端は上昇す
る。刃物取付け台(４)の自由端が上昇するにつれて、即
ち刃物取付け台(４)の起伏角度αが大きくなるにつれ
て、刃物取付け台(４)の重量による巻取り軸(11)上の紙
テープへの荷重は小さくなる。
【０００７】従って、刃物取付け台(４)に連繋したエア
ーシリンダ(８)に供給するエアー圧力が一定であれば、
刃物取付け台(４)の起伏角度αが大きくなれば、押えロ
ーラ(45)が巻取り軸(11)上の紙テープを押える力が弱ま
り、或いは刃物取付け台(４）を紙テープから離間させ
てしまう。
ーシリンダ(８)に供給するエアー圧力が一定であれば、
刃物取付け台(４)の起伏角度αが大きくなれば、押えロ
ーラ(45)が巻取り軸(11)上の紙テープを押える力が弱ま
り、或いは刃物取付け台(４）を紙テープから離間させ
てしまう。
【０００８】巻取り軸（１１）に紙テープを緊く美しく
巻くには、紙テープを一定の力で押えながら巻くことが
必要であり、紙テープに対する押えローラ(45)の押え力
が小さ過ぎたり、押えローラ(45)が紙テープから離間す
ると紙テープが蛇行して巻取り軸(11)に巻き付き、美し
く巻くことはできない。
巻くには、紙テープを一定の力で押えながら巻くことが
必要であり、紙テープに対する押えローラ(45)の押え力
が小さ過ぎたり、押えローラ(45)が紙テープから離間す
ると紙テープが蛇行して巻取り軸(11)に巻き付き、美し
く巻くことはできない。
【０００９】従来は、刃物取付け台(４)の起伏状態を作
業者が目視し、エアーシリンダ(８)に連繋した減圧弁を
手作業で操作してエアーシリンダ(８)内を減圧し、巻取
り軸(11)上の紙テープに対する押圧力を調整している。
上記の場合、減圧弁の操作は作業者の感に頼ることにな
り、又、減圧調整は段階的であり、巻取り軸(11)上の紙
テープに対する押圧力も段階的に変化することになり、
紙テープを安定して巻き付けることはできない。又、作
業者が切断機に付きっ切りとなり、省力化のネックとな
る。
業者が目視し、エアーシリンダ(８)に連繋した減圧弁を
手作業で操作してエアーシリンダ(８)内を減圧し、巻取
り軸(11)上の紙テープに対する押圧力を調整している。
上記の場合、減圧弁の操作は作業者の感に頼ることにな
り、又、減圧調整は段階的であり、巻取り軸(11)上の紙
テープに対する押圧力も段階的に変化することになり、
紙テープを安定して巻き付けることはできない。又、作
業者が切断機に付きっ切りとなり、省力化のネックとな
る。
【００１０】本発明は、上記減圧弁(６)を刃物取付け台
(４)の起伏角度に応じて自動操作する減圧弁自動操作手
段を設けることにより、紙テープの巻径が大きくなって
も、紙テープをほぼ一定の力で押圧して、上記問題を解
決できる切断機に関するもものである。
(４)の起伏角度に応じて自動操作する減圧弁自動操作手
段を設けることにより、紙テープの巻径が大きくなって
も、紙テープをほぼ一定の力で押圧して、上記問題を解
決できる切断機に関するもものである。
【００１１】
【課題を解決する手段】本発明のシート切断機は、広幅
の帯状紙シートＳを巻いた原反コイル(９)から紙シート
を引き出し、案内ローラ列(３)を経て巻取り軸(11)に巻
き取り、起伏可能に配備され自由端に設けた押えローラ
(45)が巻取り軸(11)上に被さった刃物取付け台(４)上の
切断刃(43)(44)によって、巻取り直前の紙シートＳを巻
取り方向にテープ状に切断する紙シート切断機におい
て、刃物取付け台(４)が自重により巻取り軸(11)上の紙
テープを押圧する荷重を軽減するために、刃物取付け台
(４)の自由端を持上げ方向に作用する様に刃物取付け台
(４)に連繋されたエアーシリンダ(８)に対し、エアーシ
リンダ(８)に繋がる管路に減圧弁(６)を配備し、刃物取
付け台(４)と減圧弁(６)は、刃物取付け台(４)の自由端
が上昇するにつれて減圧弁の絞り量を多くする減圧弁自
動操作手段(５)を介して連繋されている。
の帯状紙シートＳを巻いた原反コイル(９)から紙シート
を引き出し、案内ローラ列(３)を経て巻取り軸(11)に巻
き取り、起伏可能に配備され自由端に設けた押えローラ
(45)が巻取り軸(11)上に被さった刃物取付け台(４)上の
切断刃(43)(44)によって、巻取り直前の紙シートＳを巻
取り方向にテープ状に切断する紙シート切断機におい
て、刃物取付け台(４)が自重により巻取り軸(11)上の紙
テープを押圧する荷重を軽減するために、刃物取付け台
(４)の自由端を持上げ方向に作用する様に刃物取付け台
(４)に連繋されたエアーシリンダ(８)に対し、エアーシ
リンダ(８)に繋がる管路に減圧弁(６)を配備し、刃物取
付け台(４)と減圧弁(６)は、刃物取付け台(４)の自由端
が上昇するにつれて減圧弁の絞り量を多くする減圧弁自
動操作手段(５)を介して連繋されている。
【００１２】
【作用及び効果】巻取り軸(11)上の紙テープの巻径が大
きくなるにつれ、刃物取付け台(４)の起伏角度αは徐々
に大きくなる。この刃物取付け台(４)の起伏角度αの変
化に応じて、減圧弁自動操作手段(５)が働きエアーシリ
ンダ(８)に連繋した減圧弁(６)を自動操作してエアーシ
リンダ(８)内を徐々に減圧する。
きくなるにつれ、刃物取付け台(４)の起伏角度αは徐々
に大きくなる。この刃物取付け台(４)の起伏角度αの変
化に応じて、減圧弁自動操作手段(５)が働きエアーシリ
ンダ(８)に連繋した減圧弁(６)を自動操作してエアーシ
リンダ(８)内を徐々に減圧する。
【００１３】これにより、刃物取付け台(４)の起伏角度
αが大きくなるにつれ、即ち、刃物取付け台(４)の重量
による巻取り軸(11)上の紙テープへの荷重が小さくなる
にしたがって、刃物取付け台(４)を起立方向に付勢する
シリンダの付勢力は弱くなる。従って、実際に刃物取付
け台(４)上の押えローラ(45)が巻取り軸(11)上の紙テー
プ押圧力は、紙テープの巻径が変化しても略一定とする
ことができ、シートを連続して切断しながら、この紙テ
ープを安定して緊く、美しく巻くことができる。
αが大きくなるにつれ、即ち、刃物取付け台(４)の重量
による巻取り軸(11)上の紙テープへの荷重が小さくなる
にしたがって、刃物取付け台(４)を起立方向に付勢する
シリンダの付勢力は弱くなる。従って、実際に刃物取付
け台(４)上の押えローラ(45)が巻取り軸(11)上の紙テー
プ押圧力は、紙テープの巻径が変化しても略一定とする
ことができ、シートを連続して切断しながら、この紙テ
ープを安定して緊く、美しく巻くことができる。
【００１４】
【実施例】図１は、切断機の正面図、図２は平面図の手
前側、図３は平面図の奥側を示している。原反コイル
(９)は、原反コイル支持装置(２)に回転可能に支持され
ている。原反コイル支持装置(２)は、ベース(27)上に水
平に支持軸(20)を軸承し、支持軸(20)の両端側に腕部材
(21)(21)の基端を支持軸(20)と一体回転可能且つ支持軸
(20)の軸方向にスライド可能に嵌めている。
前側、図３は平面図の奥側を示している。原反コイル
(９)は、原反コイル支持装置(２)に回転可能に支持され
ている。原反コイル支持装置(２)は、ベース(27)上に水
平に支持軸(20)を軸承し、支持軸(20)の両端側に腕部材
(21)(21)の基端を支持軸(20)と一体回転可能且つ支持軸
(20)の軸方向にスライド可能に嵌めている。
【００１５】各腕部材(21)(21)の自由端には互いに内向
きに対向してテーパ軸(22)が回転自由に突設されてい
る。テーパ軸(22)(22)は、原反コイル(９)の筒状巻芯の
両端に嵌まって原反コイル(９)を回転可能に支持するも
のである。支持軸(20)の両端にレバー(23)を固定し、両
レバー(23)の一方の自由端にシリンダ(24)を連繋し、他
方の自由端にネジ軸(25)を回転自由に支持している。ネ
ジ軸(25)の両端のネジは互いに逆ネジとなっている。
きに対向してテーパ軸(22)が回転自由に突設されてい
る。テーパ軸(22)(22)は、原反コイル(９)の筒状巻芯の
両端に嵌まって原反コイル(９)を回転可能に支持するも
のである。支持軸(20)の両端にレバー(23)を固定し、両
レバー(23)の一方の自由端にシリンダ(24)を連繋し、他
方の自由端にネジ軸(25)を回転自由に支持している。ネ
ジ軸(25)の両端のネジは互いに逆ネジとなっている。
【００１６】ネジ軸(25)の両側にメタル(26)が螺合さ
れ、各メタル(26)は前記腕部材(21)(21)の基端と一体に
形成されている。ネジ軸(25)を回転駆動装置(28)にて回
転させることにより、腕部材(21)(21)を互いに接近離間
させて、テーパ軸(22)(22)の間隔を広げ或いは縮めて、
原反コイル(９)の取り付け、取り外しを行なう。
れ、各メタル(26)は前記腕部材(21)(21)の基端と一体に
形成されている。ネジ軸(25)を回転駆動装置(28)にて回
転させることにより、腕部材(21)(21)を互いに接近離間
させて、テーパ軸(22)(22)の間隔を広げ或いは縮めて、
原反コイル(９)の取り付け、取り外しを行なう。
【００１７】原反コイル支持装置(２)の下流側に設置さ
れる切断機は、基台(１)上に原反コイル(９)から引き出
した紙シートＳを案内するローラ列(３)が設けられ、ロ
ーラ列(３)の下流側に、シートを切断する上刃(43)と下
刃(44)を具えた刃物取付け台(４)を起伏可能に設け、基
台(１)の下流端に切断された紙テープを巻取る巻取り軸
(11)が配備している。
れる切断機は、基台(１)上に原反コイル(９)から引き出
した紙シートＳを案内するローラ列(３)が設けられ、ロ
ーラ列(３)の下流側に、シートを切断する上刃(43)と下
刃(44)を具えた刃物取付け台(４)を起伏可能に設け、基
台(１)の下流端に切断された紙テープを巻取る巻取り軸
(11)が配備している。
【００１８】ローラ列(３)は、上流側から下流側へ順
に、第１〜第５の５本の案内ローラ(31)(32)(33)(34)(3
5)を回転自由に平行に配備して構成されている。第５ロ
ーラ(35)は、両端が基台(１)に軸承された支持軸(40)に
該支持軸の回転とは無関係に回転自由に嵌まっている。
に、第１〜第５の５本の案内ローラ(31)(32)(33)(34)(3
5)を回転自由に平行に配備して構成されている。第５ロ
ーラ(35)は、両端が基台(１)に軸承された支持軸(40)に
該支持軸の回転とは無関係に回転自由に嵌まっている。
【００１９】上記支持軸(40)に刃物取付け台(４)が下流
側に向けて起伏可能に配備される。刃物取付け台(４)
は、支持軸(40)の両端に一対のアーム(46)(46)の基端を
支持軸(40)と一体回転可能に取り付け、両アーム(46)(4
6)に跨がって枢支側から自由端側へ順に、案内ローラ(4
1)、上下一対のピンチローラ(42)(42a)、上下一対の刃
物支持軸(47)(47a)、押えローラ(45)が夫々前記ローラ
列(３)と平行に且つ回転可能に配備されている。
側に向けて起伏可能に配備される。刃物取付け台(４)
は、支持軸(40)の両端に一対のアーム(46)(46)の基端を
支持軸(40)と一体回転可能に取り付け、両アーム(46)(4
6)に跨がって枢支側から自由端側へ順に、案内ローラ(4
1)、上下一対のピンチローラ(42)(42a)、上下一対の刃
物支持軸(47)(47a)、押えローラ(45)が夫々前記ローラ
列(３)と平行に且つ回転可能に配備されている。
【００２０】上方のピンチローラ(42)は上下動可能に配
備され、シリンダ(49)によって、下方のピンチローラ(4
2a)に押圧できる。又、ピンチローラ(42)(42a)には駆動
モータ(42b)が連繋され強制回転される。但し、ピンチ
ローラ(42)(42a)は、シートの先端が巻取り軸(11)に巻
き付くまで、シートを強制的に送り出すが、シートの先
端が巻取り軸(11)に巻きつけば、ピンチローラ(42)(42
a)の間を開いて、シートを素通りさせる。
備され、シリンダ(49)によって、下方のピンチローラ(4
2a)に押圧できる。又、ピンチローラ(42)(42a)には駆動
モータ(42b)が連繋され強制回転される。但し、ピンチ
ローラ(42)(42a)は、シートの先端が巻取り軸(11)に巻
き付くまで、シートを強制的に送り出すが、シートの先
端が巻取り軸(11)に巻きつけば、ピンチローラ(42)(42
a)の間を開いて、シートを素通りさせる。
【００２１】刃物支持軸(47)(47a)には、シートを切断
する幅に対応する間隔を存して上刃(43)及び下刃(44)が
取り付けられる。上方の刃物支持軸(47)は上下可能に配
備され、ハンドル(48)操作により下方の刃物支持軸(47
a)には接触離間できる。押えローラ(45)は、巻取り軸(1
1)上の紙テープの巻径に関係なく、常時該紙テープを押
圧できる位置に軸承されている。
する幅に対応する間隔を存して上刃(43)及び下刃(44)が
取り付けられる。上方の刃物支持軸(47)は上下可能に配
備され、ハンドル(48)操作により下方の刃物支持軸(47
a)には接触離間できる。押えローラ(45)は、巻取り軸(1
1)上の紙テープの巻径に関係なく、常時該紙テープを押
圧できる位置に軸承されている。
【００２２】押えローラ(45)と前記刃物支持軸(47)(47
a)はチェン(図示せず)にて連繋され、押えローラ(45)が
紙テープとの摩擦によって回転する力を刃物支持軸(47)
(47a)に伝えて、上刃(43)及び下刃(44)を強制回転させ
る。押えローラ(45)、上刃(43)及び下刃(44)は周速が一
致する様にスプロケット(図示せず)の比率が決められて
いる。
a)はチェン(図示せず)にて連繋され、押えローラ(45)が
紙テープとの摩擦によって回転する力を刃物支持軸(47)
(47a)に伝えて、上刃(43)及び下刃(44)を強制回転させ
る。押えローラ(45)、上刃(43)及び下刃(44)は周速が一
致する様にスプロケット(図示せず)の比率が決められて
いる。
【００２３】上記刃物取付け台(４)の両アーム(46)(46)
にエアーシリンダ(８)が連繋される。エアーシリンダ
(８)は、基台(１)の底部(10)にシートの送り方向に沿う
垂直面内で回動可能に支持され、ピストンロッド(81)を
アーム(46)の略中央部に枢支連結している。
にエアーシリンダ(８)が連繋される。エアーシリンダ
(８)は、基台(１)の底部(10)にシートの送り方向に沿う
垂直面内で回動可能に支持され、ピストンロッド(81)を
アーム(46)の略中央部に枢支連結している。
【００２４】図５に示す如く、エアーシリンダ(８)の排
出口(83)は開放され、流入口(84)とエアー供給源を繋ぐ
管路(82)には、圧力計(７)を具えた減圧弁(６)が介装さ
れている。減圧弁(６)と流入口(84)との間には、三方弁
(61)を介して排出分岐管(62)が接続されている。三方弁
(61)の切換えにより、分岐管(62)を遮断して、減圧弁
(６)と流入口(84)を連通させ、或いは減圧弁(６)側を遮
断して流入口(84)と分岐管(62)を連通してエアーシリン
ダ(８)内の圧力空気を逃すことができる。
出口(83)は開放され、流入口(84)とエアー供給源を繋ぐ
管路(82)には、圧力計(７)を具えた減圧弁(６)が介装さ
れている。減圧弁(６)と流入口(84)との間には、三方弁
(61)を介して排出分岐管(62)が接続されている。三方弁
(61)の切換えにより、分岐管(62)を遮断して、減圧弁
(６)と流入口(84)を連通させ、或いは減圧弁(６)側を遮
断して流入口(84)と分岐管(62)を連通してエアーシリン
ダ(８)内の圧力空気を逃すことができる。
【００２５】本発明の特徴は、上記減圧弁(６)に減圧弁
自動操作手段(５)を連繋した点である。減圧弁自動操作
手段(５)は、前記刃物取付け台(４)の自由端が上昇する
につれて減圧弁の絞り量を多くする様に、即ち、エアー
シリンダ(８)内のエアー圧を低くする様に働くものであ
る。
自動操作手段(５)を連繋した点である。減圧弁自動操作
手段(５)は、前記刃物取付け台(４)の自由端が上昇する
につれて減圧弁の絞り量を多くする様に、即ち、エアー
シリンダ(８)内のエアー圧を低くする様に働くものであ
る。
【００２６】図４に示す如く、実施例の減圧弁自動操作
手段(５)は、前記刃物取付け台(４)の回転支持軸(40)の
端部に駆動歯車(51)をネジ止め固定し、基台(１)に突設
した軸受けボックス(54)に従動歯車(52)を回転自由に支
持して駆動歯車(51)に噛合する。軸受けボックス(54)
は、従動歯車(52)の支持軸(53)を回転自由且つ軸方向に
スライド可能に支持している。
手段(５)は、前記刃物取付け台(４)の回転支持軸(40)の
端部に駆動歯車(51)をネジ止め固定し、基台(１)に突設
した軸受けボックス(54)に従動歯車(52)を回転自由に支
持して駆動歯車(51)に噛合する。軸受けボックス(54)
は、従動歯車(52)の支持軸(53)を回転自由且つ軸方向に
スライド可能に支持している。
【００２７】基台(１)に突設したブラケット(55)に減圧
弁(６)を固定と、減圧弁(６)の減圧ニードル(55)を前記
従動歯車(52)の回転中心に嵌合固定している。減圧弁
(６)は、配管用の入口(64)、出口(65)(図４において入
口(64)の反対側に位置してい)及び圧力計接続口(63)を
有しており、ニードル(55)の回動量に応じてニードル(5
5)が出没して、圧力調節できる公知のものである。
弁(６)を固定と、減圧弁(６)の減圧ニードル(55)を前記
従動歯車(52)の回転中心に嵌合固定している。減圧弁
(６)は、配管用の入口(64)、出口(65)(図４において入
口(64)の反対側に位置してい)及び圧力計接続口(63)を
有しており、ニードル(55)の回動量に応じてニードル(5
5)が出没して、圧力調節できる公知のものである。
【００２８】基台(１)の下流端の巻取り軸(11)には回転
駆動装置(12)が連繋される。巻取り軸(11)は軸径を拡縮
でる構造になっており、紙テープ巻取り用の複数の短い
筒芯(図示せず)を挿入し、圧力空気により巻取り軸(11)
の径を拡大して筒芯を巻取り軸(11)に固定し、この状態
で筒芯に紙テープを巻き付け、巻き付け終了後は、巻取
り軸(11)の軸径を縮めて、筒芯ごと紙テープを抜き外
す。
駆動装置(12)が連繋される。巻取り軸(11)は軸径を拡縮
でる構造になっており、紙テープ巻取り用の複数の短い
筒芯(図示せず)を挿入し、圧力空気により巻取り軸(11)
の径を拡大して筒芯を巻取り軸(11)に固定し、この状態
で筒芯に紙テープを巻き付け、巻き付け終了後は、巻取
り軸(11)の軸径を縮めて、筒芯ごと紙テープを抜き外
す。
【００２９】然して、原反コイル支持装置(２)に回転可
能に支持された原反コイル(９)から紙シートＳを引き出
し、ローラ列(３)の間を縫って、刃物取付け台(４)のピ
ンチローラ(42)(42)間、上刃(43)と下刃(44)間を通過さ
せ、押えローラ(45)を経て巻取り軸(11)に巻き付ける。
能に支持された原反コイル(９)から紙シートＳを引き出
し、ローラ列(３)の間を縫って、刃物取付け台(４)のピ
ンチローラ(42)(42)間、上刃(43)と下刃(44)間を通過さ
せ、押えローラ(45)を経て巻取り軸(11)に巻き付ける。
【００３０】刃物取付け台(４)上の押えローラ(45)を巻
取り軸(11)に載せる。巻取り軸(11)を強制回転させる
と、シートが巻取り軸(11)側に引張られ、上刃(43)と下
刃(44)によってシートがテープ状に切断される。巻取り
軸(11)上の紙テープの巻径が大きくなるにつれ、刃物取
付け台(４)の起伏角度αは徐々に大きくなる。刃物取付
け台(４)のアーム(46)の基端を支持する支持軸(40)は、
刃物取付け台(４)の起伏角度αの変化に応じて回転す
る。
取り軸(11)に載せる。巻取り軸(11)を強制回転させる
と、シートが巻取り軸(11)側に引張られ、上刃(43)と下
刃(44)によってシートがテープ状に切断される。巻取り
軸(11)上の紙テープの巻径が大きくなるにつれ、刃物取
付け台(４)の起伏角度αは徐々に大きくなる。刃物取付
け台(４)のアーム(46)の基端を支持する支持軸(40)は、
刃物取付け台(４)の起伏角度αの変化に応じて回転す
る。
【００３１】支持軸(40)の回転により、減圧弁自動操作
手段(５)の駆動歯車(51)が支持軸(40)と一体に回転し
て、従動歯車(52)を回転させる。従動歯車(52)の軸芯に
固定した減圧弁(６)のニードル(61)が回転し、刃物取付
け台(４)を上向き付勢しているエアーシリンダ(８)内を
減圧する。ニードル(61)の回転により出没するが、ニー
ドル(61)を固定した従動歯車(52)は軸方向にスライド可
能に支持されており、ニードル(61)の動きに支障はな
い。
手段(５)の駆動歯車(51)が支持軸(40)と一体に回転し
て、従動歯車(52)を回転させる。従動歯車(52)の軸芯に
固定した減圧弁(６)のニードル(61)が回転し、刃物取付
け台(４)を上向き付勢しているエアーシリンダ(８)内を
減圧する。ニードル(61)の回転により出没するが、ニー
ドル(61)を固定した従動歯車(52)は軸方向にスライド可
能に支持されており、ニードル(61)の動きに支障はな
い。
【００３２】これにより、刃物取付け台(４)の起伏角度
αが大きくなるにつれ、即ち、刃物取付け台(４)の重量
による巻取り軸(11)上の紙テープへの荷重が小さくなる
にしたがって、刃物取付け台(４)を起立方向に付勢する
シリンダの付勢力は弱くなる。従って、実際に刃物取付
け台(４)上の押えローラ(45)が巻取り軸(11)上の紙テー
プを押え力は、紙テープの巻径が変化しても略一定にす
ることができ、シートを連続して切断ながら、この紙テ
ープを安定して緊く、美しく巻くことができる。
αが大きくなるにつれ、即ち、刃物取付け台(４)の重量
による巻取り軸(11)上の紙テープへの荷重が小さくなる
にしたがって、刃物取付け台(４)を起立方向に付勢する
シリンダの付勢力は弱くなる。従って、実際に刃物取付
け台(４)上の押えローラ(45)が巻取り軸(11)上の紙テー
プを押え力は、紙テープの巻径が変化しても略一定にす
ることができ、シートを連続して切断ながら、この紙テ
ープを安定して緊く、美しく巻くことができる。
【００３３】本発明の実施において、減圧弁自動操作手
段(５)は上記構成に限定されることはなく、刃物取付け
台(４)の自由端が上昇するにつれて減圧弁の絞り量を多
くできるメカニズであれば、構成を問わない。
段(５)は上記構成に限定されることはなく、刃物取付け
台(４)の自由端が上昇するにつれて減圧弁の絞り量を多
くできるメカニズであれば、構成を問わない。
【図１】切断機及び原反コイル支持装置の正面図であ
る。
る。
【図２】同上の平面図の手前側を示している。
【図３】同上の平面図の後側を示している。
【図４】減圧弁自動操作手段の説明図である。
【図５】減圧弁の配管説明図である。
(１) 基台 (11) 巻取り軸 (２) 原反コイル支持装置 (３) ローラ列 (４) 刃物取付け台 (43) 上刃 (44) 下刃 (45) 押えローラ (５) 減圧弁自動操作手段 (６) 減圧弁
Claims (2)
- 【請求項１】 広幅の帯状紙シートＳを巻いた原反コイ
ル(９)から紙シートを引き出し、案内ローラ列(３)を経
て巻取り軸（11）に巻き取り、起伏可能に配備され自由
端に設けた押えローラ（45）が巻取り軸（11）上に被さ
った刃物取付け台(４)上の切断刃(43)(44)によって、巻
取り直前の紙シートＳを巻取り方向にテープ状に切断す
る紙シート切断機において、刃物取付け台(４)が自重に
より巻取り軸(11)上の紙テープを押圧する荷重を軽減す
るために、刃物取付け台(４)の自由端を持上げ方向に作
用する様に刃物取付け台(４)に連繋されたエアーシリン
ダ(８)に対し、エアーシリンダ(８)に繋がる管路に減圧
弁(６)を配備し、刃物取付け台(４)と減圧弁(６)は、刃
物取付け台(４)の自由端が上昇するにつれて減圧弁の絞
り量を多くする減圧弁自動操作手段(５)を介して連繋さ
れている紙シート切断機。 - 【請求項２】 減圧弁自動操作手段(５)は、刃物取付け
台(４)の回転中心に該刃物取付け台(４)と一体に回転す
る駆動歯車(51)を設け、該駆動歯車(51)に従動歯車(52)
を噛合すると共に該従動歯車(52)を軸方向に移動可能に
支持し、従動歯車(52)の軸心に減圧弁(６)のニードル(6
1)を固定した請求項１に記載の紙シート切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6112378A JP2587199B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 紙シート切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6112378A JP2587199B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 紙シート切断機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07315674A true JPH07315674A (ja) | 1995-12-05 |
| JP2587199B2 JP2587199B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=14585184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6112378A Expired - Lifetime JP2587199B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 紙シート切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587199B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007050956A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Mitsuya Tekko Kk | シート切断機 |
| CN111055311A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-24 | 上海技韬自动化科技有限公司 | 一种塑胶皮带余料裁切回收装置 |
| CN115417222A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-12-02 | 嘉善精田精密机械股份有限公司 | 一种全自动点断折叠机 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103662924B (zh) * | 2012-09-21 | 2017-06-20 | 潮州市彩达包装机械有限公司 | 一种自动升降胀紧定位纸芯的高速分切机 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4217717Y1 (ja) * | 1965-07-21 | 1967-10-13 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6112378A patent/JP2587199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4217717Y1 (ja) * | 1965-07-21 | 1967-10-13 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007050956A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Mitsuya Tekko Kk | シート切断機 |
| CN111055311A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-24 | 上海技韬自动化科技有限公司 | 一种塑胶皮带余料裁切回收装置 |
| CN115417222A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-12-02 | 嘉善精田精密机械股份有限公司 | 一种全自动点断折叠机 |
| CN115417222B (zh) * | 2022-08-19 | 2024-05-14 | 嘉善精田精密机械股份有限公司 | 一种全自动点断折叠机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2587199B2 (ja) | 1997-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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