JPH07314700A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07314700A
JPH07314700A JP11538694A JP11538694A JPH07314700A JP H07314700 A JPH07314700 A JP H07314700A JP 11538694 A JP11538694 A JP 11538694A JP 11538694 A JP11538694 A JP 11538694A JP H07314700 A JPH07314700 A JP H07314700A
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JP
Japan
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wiping
ink
ejection
recording head
jet recording
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11538694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Iketani
優 池谷
Jun Kawai
潤 河合
Torachika Osada
虎近 長田
Yohei Sato
陽平 佐藤
Masahiko Hikuma
昌彦 日隈
Yoichi Tanetani
陽一 種谷
Kazuaki Masuda
和明 益田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH07314700A publication Critical patent/JPH07314700A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録装置のインクジェット記
録ヘッド1の液吐出面1A上に紙かす,ゴミ,インク固
形物等の異物が付着して記録不良を生じないよう、ワイ
パブレードで吐出面1Aを掃拭する際に、インク液吐出
口1Bの横に付着している異物を逆に吐出口1Bに運び
入れてしまうことのないようにする掃拭手段を提供す
る。 【構成】 このため、単数または複数のワイパブレード
103;101,102;104,105等を備え、記
録ヘッド1の液吐出面1A上を掃拭する際、第1に,液
吐出口1B近傍よりこの吐出口1Bが配列されていない
領域の掃拭を行い、第2に、前記掃拭領域以外の部分の
掃拭を吐出面1Aのフェイスエッジ方向に向けて行うよ
う構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置におけるインク吐出回復装置に、また特に、この回復
系にインク吐出面の掃拭機構を有するインクジェット記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録液としてのインク液を吐出するイン
クジェット記録ヘッドにより記録を行うこの種のインク
ジェット記録装置においては、記録ヘッドのインク液の
吐出部分、すなわちオリフィス部分に紙かす,ゴミ,イ
ンク固着物などの異物が付着すると、インク液の吐出す
る方向が変化して吐出不良となったり、吐出が不可能に
なったりして正常な記録ができなくなる場合がある。
【0003】このため、従来、定期的もしくは記録不良
が起きたときに、ヘッドの吐出面をゴム等のワイパブレ
ードで横方向や縦方向に拭くことにより、吐出面に付着
したインク固着物やゴミ等の異物を除去している。
【0004】図5に、例えば特開平2−34348号公
報に開示された従来のこの種の横拭き式ワイパ装置を有
するインクジェット記録装置の一例の斜視図を、また図
6(a),(b)にこの種のワイパ装置におけるそれぞ
れ(a)横拭き式及び(b)縦拭き式による各掃拭動作
説明図を示す。
【0005】図5において、1は記録ヘッド、2はイン
クタンク、3は、キャリッジ4用のガイド軸、5は記録
用紙、6はプラテン、7は、記録用紙5のプラテン6へ
の紙押え板、8は記録用紙5の給送ローラ、9は紙送り
モータ、10は、記録紙5案内用のペーパパンである。
【0006】また、11は、記録ヘッド1の吐出口の目
詰まり等を防止するため回復動作を行い、また記録を行
わない時の吐出口の乾燥を防ぐためのヘッドキャップを
行うための回復系であり、12は、この回復系駆動モー
タ、13は、記録ヘッド1の吐出面を横方向に掃拭する
ため、ゴム等で形成されたワイパブレードであり、記録
ヘッド1をこのワイパブレード13に沿って移動させた
時に、ヘッド1のインク吐出面が適切に拭われるような
位置に配設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示したような横拭きの場合においては、図6(a)にそ
の清掃動作を示すように、ヘッド吐出面1Aをワイパブ
レード13で拭う際に、吐出口1Bの横に付着している
ゴミ15や汚れたインク滴を吐出口1Bに運び入れてし
まう危険性がある。
【0008】また、図6(b)に示すように、上記横拭
き式に代えて、ヘッド吐出面1Aをワイパブレード14
で縦方向に拭くようにした場合、吐出口1Bが縦に並ん
でいるので吐出口1Bの上方に図示のようなゴミ15が
付着している可能性は比較的に低いとはいうものの、吐
出口1Bの上方に図示のようなゴミ15が付着している
場合では、それが吐出口1Bに入る危険性は、横拭きの
場合よりも増す。このようなワイピングの仕方では、ワ
イピングをすることにより、却って不吐出発生の原因を
作る場合があるという欠点があった。
【0009】これらの問題を解決する手段として、例え
ば特開平2−34348号公報に開示されているような
比較的有効な方法が提案されているが、この方法では、
吐出口1B間にあるゴミ15やインクなどを吐出口1B
に押し込んでしまう危険性がある。
【0010】また、ワイパブレード13として弾性材を
用いていることもあり、そのワイパブレードの縒れなど
によって吐出口1B近傍の側面よりゴミやインクなどを
吐出口1Bに運んでしまう可能性もあるという欠点があ
った。
【0011】顔料や耐水インク等を使用する場合、吐出
面上に水に難溶性物質が付着して不吐出の原因になるた
め、より確実なワイピングが必要となる。
【0012】本発明は、以上のような従来例の問題点に
かんがみてなされたもので、記録ヘッドの吐出口に異物
を運ばないように合理的に吐出面の清掃が可能なこの種
の掃拭(ワイピング)手段の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、インク液滴を吐出させ記録を行うインクジェット
記録ヘッドにおいて、記録ヘッドの吐出面を清掃するた
めのワイパブレードを単数または複数枚有し、記録ヘッ
ド面上を掃拭する際に、第一に吐出口近傍より吐出口が
配列されていない領域の掃拭を行い、第二に前記掃拭領
域以外の部分を前記第一の工程と同時またはこの第一の
工程の終了後に清掃を行うよう構成し、あるいはまた、
第一に吐出口列を境とし、吐出口を含まない片側半分の
領域の掃拭を行い、第2に吐出口を含む残り半分の領域
を、吐出口列に平行なワイパブレードで吐出口列より吐
出面エッジ方向への拭掃を行うよう構成することにより
前記目的を達成しようとするものである。
【0014】
【作用】以上のような本発明に係る拭掃手段の構成によ
り、記録ヘッドのインク吐出面を掃拭する際に、付着し
てゴミやインク固着より等の異物を吐出口部に運び込む
ようなことがなく、吐出面を掃拭することができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明を複数の実施例に基づいて具体
的に説明する: (実施例1)図1に、本発明に係る第1の実施例のイン
クジェット記録装置の構成斜視図(前記従来例第5図相
当図)を示し、図5におけると同一(相当構成要素は同
一符号で表わし、個々の重複説明は省略する。また、図
2に、記録ヘッド吐出面掃拭動作説明図を示す。
(a),(b)はそれぞれの側面図及び上面図である。
【0016】図1において、101は、記録ヘッド1の
吐出面を、吐出口近傍より吐出口を通らず、フェイスエ
ッジ方向へ吐出面を拭くワイパブレードであり、図2
(a)に示すように、記録ヘッド吐出面1Aに対し、そ
の吐出口1Bの配列の極く近くよりフェイスエッジ方向
へ掃拭可能なように取り付けられている。102は、ブ
レード101の掃拭しない領域をブレード101とは逆
方向に吐出面上を掃拭可能なワイパブレードである。こ
れらのブレード101,102は、それぞれゴム系の弾
性体等で形成される。
【0017】そこで、以上のように構成した回復系のワ
イパ装置では、定期的または使用者の指示、もしくは記
録装置の有するプログラムに従ってワイピングが行われ
る。その場合、記録ヘッド1及びキャリッジ4を図1で
右方からガイド軸3に沿って左方に移動させることによ
り、ワイパブレード101及び102の対向位置に導い
たときに、ワイパブレード101及び102が、吐出面
14上を吐出口1B近傍よりそれぞれ掃拭することによ
り、吐出面1A上に付着しているゴミやインク滴15等
の異物が取り除かれる。
【0018】(実施例2)図3に、ワイパブレード10
3を1枚構成にした場合の第2実施例の動作シーケンス
説明用の各側面図及び上面図を示す。
【0019】ここでは、回復系のワイパ装置自体は図示
しないが、まず初めに(a)図に示すように吐出面1A
上を吐出口1B近傍より吐出面1Aのエッジ方向に吐出
口1B上を通らない方向へ掃拭する。そして、第2の工
程として(b)図に示すように第1の行程によりワイパ
ブレード103に付着した異物を除去するために、ブレ
ードクリーナ201による付着物の除去を行う。しかる
後に第3の工程として、(c)図に示すように、第1の
工程とは逆方向に掃拭し、吐出面1A上全体の異物を除
去するよう構成したものである。
【0020】(実施例3)さらに図4に、吐出口列に対
して縦方向及び横方向の両方向に掃拭する形式の各ワイ
パブレードを用いた場合の第3実施例の動作シーケンス
説明吐出面上面図を示す。
【0021】図4において、104は縦拭き用のワイパ
ブレード、105は横拭き用のワイパブレードである。
まず第1の工程として(a)図に示すように、縦拭き用
のブレード104により吐出口面1Aの吐出口18列近
傍の片側を掃拭し、この部分に付着したゴミやインク滴
等の異物を除去する。次に第2の工程として(b)図に
示すように、横拭き用のブレード105により、第1の
工程ですでに掃拭した領域より吐出面端へ向かい、吐出
面1A上の掃拭を行うように構成したものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録ヘッドインク吐出面上の吐出口が配列されていない
部分を吐出口近傍より吐出面エッジ方向へ吐出口を通ら
ずに掃拭する第1掃拭手段と、第1掃拭による未掃拭領
域を第1掃拭とは逆方向に掃拭す第2掃拭手段とによ
り、インク吐出面を掃拭する際に、付着しているゴミや
固着インク等の異物を吐出口に押し込むような怖れなし
に吐出面の掃拭を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のインクジェット記録装置の構成斜
視図
【図2】 図1の吐出面掃拭動作の説明図
【図3】 実施例2の吐出面掃拭動作説明図
【図4】 実施例3の吐出面掃拭動作説明図
【図5】 従来のインクジェット記録装置の一例の構成
斜視図
【図6】 従来の掃拭動作説明図
【符号の説明】
1 記録ヘッド 1A 吐出面 1b 吐出口 4 キャリッジ 11 回復系 15 ゴミ(異物) 101,102,.103,104,105 ワイパブ
レード 201 ブレードクリーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 陽平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 日隈 昌彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 種谷 陽一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 益田 和明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク液滴を吐出させ記録を行うインク
    ジェット記録ヘッドにおいて、記録ヘッドの吐出面を清
    掃するためのワイパブレードを単数または複数枚有し、
    記録ヘッド面上を掃拭する際に、第一に吐出口近傍より
    吐出口が配列されていない領域の掃拭を行い、第二に前
    記掃拭領域以外の部分を前記第一の工程と同時またはこ
    の第一の工程の終了後に清掃を行うよう構成したことを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インク液滴を吐出させ記録を行うインク
    ジェット記録ヘッドにおいて、記録ヘッドの吐出面を清
    掃するためのワイパブレードを単数または複数枚有し、
    記録ヘッド面上を掃拭する際に、第一に吐出口列を境と
    し、吐出口を含まない片側半分の領域の掃拭を行い、第
    2に吐出口を含む残り半分の領域を、吐出口列に平行な
    ワイパブレードで吐出口列より吐出面エッジ方向への拭
    掃を行うよう構成したことを特徴とするインクジェット
    記録装置。
JP11538694A 1994-05-27 1994-05-27 インクジェット記録装置 Withdrawn JPH07314700A (ja)

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JP11538694A JPH07314700A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 インクジェット記録装置

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JP11538694A JPH07314700A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 インクジェット記録装置

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JPH07314700A true JPH07314700A (ja) 1995-12-05

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ID=14661263

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JP (1) JPH07314700A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051805A (ja) * 2004-07-14 2006-02-23 Seiko Epson Corp 液体噴射装置および液体払拭装置
JP2012106442A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Seiko Epson Corp 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法

Cited By (3)

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JP4687274B2 (ja) * 2004-07-14 2011-05-25 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置および液体払拭装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731