JPH07314439A - 被覆粉粒体並びに成形体及び該製造方法 - Google Patents

被覆粉粒体並びに成形体及び該製造方法

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JPH07314439A
JPH07314439A JP13627894A JP13627894A JPH07314439A JP H07314439 A JPH07314439 A JP H07314439A JP 13627894 A JP13627894 A JP 13627894A JP 13627894 A JP13627894 A JP 13627894A JP H07314439 A JPH07314439 A JP H07314439A
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powder
resin
particles
granular material
binder
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JP13627894A
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Yuichi Nakamura
裕一 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主として発泡樹脂成形体の廃棄物を燃料化な
どの油化以外の用途でリサイクルして有効利用するこ
と、並びに発泡樹脂成形体の用途を拡大することを目的
とする。 【構成】 樹脂粉粒体12の表面に該樹脂以外の粉粒体
14を結合剤16により結合して被覆し、シェルター1
8によって覆われた被覆粉粒体10を構成し、かかる被
覆粉粒体10を結合剤16により結合して成形体20を
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被覆粉粒体並びに成形体
及びその製造方法に関し、より詳しくは、主として発泡
成形体などの樹脂廃材を利用して得られる被覆粉粒体
と、その被覆粉粒体を用いて成形する成形体とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、樹
脂製品が豊富に用いられるようになるのに伴い、その廃
棄物の処理が問題になってきている。特に、ポリスチレ
ンやEPSなどを用いた発泡樹脂は、強度や弾力性など
に優れることから梱包用のクッション材やトレーなどに
多く用いられ、また断熱性に優れることから魚箱や野菜
箱などの保温・保冷用の容器として、あるいは断熱材な
どとして、そして更に多くの用途に用いられている。そ
の結果、非常に多くの発泡樹脂成形体が廃棄物として排
出されている。
【0003】ところが、これらの廃棄物の処理方法とし
て種々の方法が用いられているが、発泡樹脂成形体は軽
くて容積が大きく、しかも地中で分解しないため、埋め
立てによる処理は不向きである。また、これら発泡樹脂
成形体は燃焼させると高温を発するため、焼却炉の内壁
を傷め易く、更に完全焼却させるには大量の酸素を必要
とするため、大気汚染と地球温暖化現象の原因である二
酸化炭素を大量に排出することになる。このため、これ
らの廃棄物の処理方法として焼却処理は不向きである。
更に、これらの廃棄物処理方法は資源の有効利用を図る
リサイクルにはならないという、基本的問題があった。
【0004】このため、発泡樹脂成形体をリサイクルす
る方法の一つとして、発泡樹脂成形体を粉砕などした発
泡粉粒子を砂などとともにセメントに混ぜて成形する方
法が提案されている。この発泡粉粒子が入ったコンクリ
ートの特性として、軽量化、断熱性、遮音性、弾性、吸
音性、吸水性の点で向上することが認められている。と
ころが、その反面、コンクリートの特性として、圧縮強
度、引張強度、剪断強度、耐熱性、耐火性が低下し、更
に部分的な欠陥による部分的なクラッシャ性が劣り、経
時変化によりクラックが生ずるなどの問題があった。
【0005】このため、発泡粉粒子を混在させたコンク
リートの特性の低下を解決するために、水・セメント比
の減少により固化力をアップさせたり、固化力をアップ
させたセメントや接着力をアップさせた接着剤を採用し
たり、あるいは添加する微粉体品や程和剤を改良したり
しているが、上記問題点を解決して実用化し得るところ
まで改良されていない。
【0006】ところで、発泡樹脂成形体は予備発泡粒子
を金型内に充填して、加熱発泡させると同時に融着させ
て成形されるものであるため、発泡樹脂成形体の強度や
その他の特性あるいは製品コストは発泡樹脂の種類や発
泡倍率などによって定まり、特性や製品コストを大きく
変えることはできなかった。このため、発泡樹脂成形品
の用途は限られたものとなっていた。
【0007】そこで、本発明者は主として発泡樹脂成形
体の廃棄物を燃料化などの油化以外の用途でリサイクル
して有効利用すること、並びに発泡樹脂成形体の用途を
拡大することを目的に鋭意研究を重ねた結果、本発明に
至ったのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る被覆粉粒体
の要旨とするところは、樹脂粉粒体の表面に該樹脂粉粒
体より粒径の小さな該樹脂以外の粉粒体が結合剤により
結合されて成ることにある。
【0009】次に、本発明に係る成形体の要旨とすると
ころは、樹脂粉粒体の表面に該樹脂粉粒体より粒径の小
さな該樹脂以外の粉粒体が結合剤により結合されて成る
被覆粉粒体が、同種又は異種の結合剤により結合されて
所定の形状に成形されて成ることにある。
【0010】かかる本発明の成形体において、前記被覆
粉粒体と他の粉粒体とが結合剤により結合されて所定の
形状に成形されて成ることにある。
【0011】また、かかる本発明の成形体において、前
記樹脂粉粒体が、予備発泡粒子,発泡体粒子,発泡体粉
砕粒,樹脂成形品粉砕粒,及び該粒子又は粉砕粒に加工
を施したものから選ばれる1種又は2種以上であること
にある。
【0012】更に、かかる本発明の成形体において、前
記該樹脂以外の粉粒体及び前記他の粉粒体が、前記樹脂
粉粒体よりも強度の高い物質であることにある。
【0013】更に、かかる本発明の成形体において、前
記該樹脂以外の粉粒体及び前記他の粉粒体が鉄などの金
属若しくは該合金,カーボン,ガラス,又はセラミック
スなどの粉粒体又は繊維状体、コンクリートなどの粉砕
片、砂及び骨粉などから選ばれる1種又は2種以上であ
ることにある。
【0014】次に、本発明に係る成形体の製造方法の要
旨とするところは、樹脂粉粒体と結合剤とを混練させた
後、該樹脂以外の粉粒体を該樹脂粉粒体の表面に分散結
合させた後、注型し、その後硬化させることにある。
【0015】また、かかる本発明の成形体の製造方法に
おいて、樹脂粉粒体と結合剤とを混練させた後、該樹脂
以外の粉粒体を該樹脂粉粒体の表面に分散結合させた
後、同種又は異種の結合剤を添加して混練させ、得られ
た混合物を注型し、次いで硬化させることにある。
【0016】更に、本発明に係る成形体の製造方法の他
の要旨とするところは、前記成形体の製造方法におい
て、前記樹脂粉粒体の粒子間の空隙部に存在する結合剤
を除去する工程を有することにある。
【0017】
【作用】本発明に係る被覆粉粒体は樹脂粉粒体の表面に
該樹脂以外の粉粒体が結合剤により結合されて成り、樹
脂粉粒体が粉粒体と結合剤から成るシェルターに覆われ
た構造となる。したがって、得られた被覆粉粒体の強度
は樹脂粉粒体を覆う該樹脂以外の粉粒体の強度と連結力
が大きく影響し、被覆粉粒体の機械的特性は樹脂粉粒体
の特性だけでなく、該樹脂以外の粉粒体や結合剤の特性
によって定まり、これらの相乗的効果によって品質性能
が決定されることになる。
【0018】次に、本発明に係る成形体は上記被覆粉粒
体を同種又は異種の結合剤により結合して所定の形状に
成形されて成り、成形体を構成する被覆粉粒体はその表
面を覆う該樹脂以外の粉粒体による凹凸によって相互に
噛み合い、あるいは大きな摩擦力が作用して結合され
る。したがって、被覆粉粒体が結合剤によって結合され
て成形された成形体は強固に形成されることになる。
【0019】ここで、樹脂粉粒体として予備発泡粒子,
発泡体粒子,発泡体粉砕粒,樹脂成形品粉砕粒,及び該
粒子又は粉砕粒に加工を施したものから選ばれる1種又
は2種以上を用いることができ、特に発泡成形品などの
廃棄物を利用することができ、しかも廃棄物の種類を問
わずに、種々の種類の廃棄物が混在する状態で利用する
ことができる。また、かかる成形体において、樹脂粉粒
体に添加混合する粉粒体として鉄などの金属若しくは該
合金,カーボン,ガラス,又はセラミックスなどの粉粒
体又は繊維状体、コンクリートなどの粉砕片、砂及び骨
粉などから選ばれる1種又は2種以上を用いることによ
り、種々の特性を備えた成形体を構成することができ
る。したがって、粉粒体の種類を種々選定使用すること
により、成形体の用途に対応させて、たとえば強度が強
い、硬度が高い、電磁波遮蔽性を有する、あるいは導電
性を有するなどの適切な機能を備えた成形体を構成する
ことができる。
【0020】次に、本発明に係る成形体の製造方法によ
れば、先ず樹脂粉粒体と結合剤とをほぼ均一に混練させ
て、少なくとも樹脂粉粒体の表面に結合剤を付着させた
後、該樹脂以外の粉粒体を添加して均一に混練し、樹脂
粉粒体の表面にその該樹脂以外の粉粒体を分散結合させ
る。かかる手法により、特に軽量な樹脂粉粒体と重量が
大きく且つ形状の小さい粉粒体との組み合わせであって
も、両者をほぼ均一に攪拌混合し、樹脂粉粒体の表面に
結合剤を介して該樹脂以外の粉粒体を付着させて被覆粉
粒体を得ることができる。そして、結合剤が硬化する前
に注型して、樹脂粉粒体を結合剤により結合した後、そ
の結合剤を硬化させるのである。
【0021】また、本発明に係る成形体の他の製造方法
によれば、前述同様に樹脂粉粒体と結合剤とをほぼ均一
に混練させて、少なくとも樹脂粉粒体の表面に結合剤を
付着させた後、該樹脂以外の粉粒体を分散結合させ、更
に、結合剤を硬化させて被覆粉粒体を得る。次いで、同
種又は異種の結合剤を添加して、前述と同様にして成形
体を製造するのである。かかる上述の製造過程におい
て、被覆粉粒体に同種又は異種の結合剤を添加して混練
した後、更に、比較的大きな粒径の他の粉粒体を添加し
てほぼ均一に混練させることも可能であり、より強固な
成形体を得ることができる。
【0022】また、上記の製造方法において、製造過程
で粉粒体の粒子間に存在する結合剤を除去することによ
り、空隙部の多い成形体が得られる。かかる成形体は通
気性や透水性に優れ、あるいは吸音性に優れた特性を有
するものが得られ、有用性の高いものが得られる。
【0023】
【実施例】次に、本発明に係る被覆粉粒体並びに成形体
及びその製造方法の実施例を図面に基づいて詳しく説明
する。
【0024】本発明に係る成形体を形成する被覆粉粒体
の一実施例を図1に示すように、被覆粉粒体10はEP
Sビーズなどの発泡体粒子12の表面に、その発泡体粒
子12よりも粒径の小さな粉粒体14が結合剤16によ
り付着結合されて構成されている。かかる構成により、
被覆粉粒体10は発泡体粒子12の表面が粉粒体14と
結合剤16とから成るシェルター18に覆われた構造と
なり、発泡体粒子12単独とは異なり、特性の改善され
た粉粒体が得られる。
【0025】ここで、発泡体粒子12はEPSビーズの
他、発泡ポリスチレン系樹脂ビーズ、発泡ポリエチレン
や発泡ポリプロピレンなどの発泡ポリオレフィン系樹脂
ビーズ、あるいは共重合発泡樹脂ビーズなどの発泡樹脂
粒子又はその予備発泡粒子などが用いられ、更に、これ
ら発泡樹脂粒子によって形成された発泡樹脂成形体を粉
砕して得られた発泡樹脂粉砕粒や、これら粒子や粉砕粒
を機械的に練り潰して加工したものなどが用いられる。
また、発泡体粒子12はこれら発泡樹脂粒子や粉砕粒な
どから選ばれる1種又は2種以上を混合して用いること
もできる。
【0026】また、発泡体粒子12よりも粒径の小さい
粉粒体14としては、たとえば鉄やアルミニウムなどの
金属やその合金の粉粒体又は繊維状体だけでなく、カー
ボン,ガラス,又はセラミックスなどの粉粒体又は繊維
状体を用いることができ、更に、コンクリートや岩石な
どの粉砕片、あるいは骨粉や砂などを用いることができ
る。ここで、粉粒体14は発泡体粒子12よりも硬度が
硬い物質や、強度の強い物質から成るのが好ましく、更
に粉粒体14は粉末状、粒子状だけでなく、上述のよう
に繊維状のものも含む概念として用いる。粉粒体14は
これら各種の粉粒体又は繊維状体や粉砕片などから選ば
れる1種又は2種以上を混合して用いることができ、混
合する種類や量(割合)は得られた被覆粉粒体10を用
いて成形した成形体の用途に応じて設定される。
【0027】更に、結合剤16は上記発泡体粒子12を
溶解させたり、その特性を劣化させるものでなければい
かなる種類のものでも良く、たとえばエポキシ系樹脂や
フェノール系樹脂などのような熱硬化性樹脂、不飽和ポ
リエステル系樹脂などのような熱可塑性樹脂、あるいは
反応硬化性樹脂のいずれでも用いることができる。更
に、結合剤16としてコールタールやゴムなどを用いて
も良い。結合剤16についても1種類に限定されず、用
途などに対応させて2種以上を混合して用いることが可
能である。なお、結合剤16は接着剤なども含む概念で
ある。
【0028】かかる構成の被覆粉粒体10は、粉粒体1
4として鉄粉や骨粉、あるいはカーボンなどのような微
粒子や粉体を用いる場合、図1に示すように、弾力性に
富み且つ軽量な発泡体粒子12の周囲を堅い粉粒体14
で覆い、且つ発泡体粒子12と粉粒体14及び粉粒体1
4と粉粒体14との間を結合剤16で充填して連結した
シェルター18で被覆された構造で構成されることにな
る。
【0029】したがって、図2に示すように、得られた
被覆粉粒体10をたとえば成形型内に充填して一体成形
して得た成形体20は、被覆粉粒体10同士が結合剤1
6によって結合されて構成されることになる。その際、
被覆粉粒体10のシェルター18表面には粉粒体14の
一部が突出させられており、被覆粉粒体10同士は粉粒
体14と粉粒体14とが噛み合い、あるいは大きな摩擦
力が作用し得る状態で結合し、形成された成形体20は
結合剤16の結合力よりも大きな結合力で結合されるこ
とになる。その結果、発泡体粒子12及び結合剤16の
強度が堅い粉粒体14により相乗的に補強強化されるこ
とになり、通常の発泡成形品と比較して飛躍的に高強度
で且つ硬度の高い成形体20となる。しかも、堅い粉粒
体14のみから構成される成形品と比較して軽量で、断
熱性に優れ、且つ緩衝性に優れた成形体20が得られ
る。
【0030】以上の構成に係る被覆粉粒体10及び成形
体20は、次のようにして製造される。すなわち、図3
に示すように、先ず軽量な発泡体粒子12と結合剤16
とを混ぜ合わせて充分に攪拌し、発泡体粒子12の表面
に結合剤16を充分に付着させる。このとき、混ぜ合わ
せる結合剤16の量を調整して、発泡体粒子12の表面
に付着させる結合剤16の量すなわち膜厚が任意に設定
される。次に、得られた結合剤16が付着した付着物2
2の中に粉粒体14を添加して混練し、粉粒体14を発
泡体粒子12の表面に付着させて被覆粉粒体10を得
る。そして、この被覆粉粒体10を図示しない成形型内
に充填し、被覆粉粒体10の結合剤16によって被覆粉
粒体10同士を結合した後、結合剤16を硬化させて成
形体20を得るのである。
【0031】かかる製造工程を採用することによって、
発泡体粒子12と粉粒体14とをほぼ均一に混ぜ合わ
せ、粉粒体14を発泡体粒子12の表面に付着させるこ
とができる。本発明者の実験によれば、発泡体粒子12
と粉粒体14とを同時に結合剤16の中に投入して攪拌
したところ、軽量の発泡体粒子12と粉粒体14とはそ
れぞれ小さな塊となって分離して混合され、発泡体粒子
12と粉粒体14とがほぼ均一に散在するように混合す
るのは困難であった。また逆に、粉粒体14と結合剤1
6とを混合した後に、その混合物に軽量な発泡体粒子1
2を混ぜ合わせようとしたところ、同様に発泡体粒子1
2と粉粒体14とがほぼ均一に散在するように混合する
のは困難であった。
【0032】上述の成形体20の製造過程で得られる被
覆粉粒体10は発泡体粒子12の量に対する結合剤16
の量と、粉粒体14の種類及び量とによって、種々の形
態のものが得られる。たとえば図4に被覆粉粒体10の
模式図を示すように、結合剤16の量が少なく、粉粒体
14の量が多いと、発泡体粒子12は粉粒体14によっ
てほぼ完全に被覆された構造となる(同図(a) )。ま
た、結合剤16の量が若干多く、粉粒体14の量が若干
少ないと、粉粒体14がほぼ均一な間隔で発泡体粒子1
2の表面から突出した構造となり(同図(b) )、結合剤
16の量が多い場合には、粉粒体14は結合剤16の中
に埋没して、発泡体粒子12は結合剤16によって被覆
された如き構造となる(同図(c) )。更に、結合剤16
の量が多く、粉粒体14がたとえば粒子と微粉末のよう
に2種以上の粒径からなる場合、発泡体粒子12は結合
剤16によって被覆された如き構造となり(同図(d)
)、結合剤16の量が若干少ない場合には、粒子や微
粉末などの粉粒体14が発泡体粒子12の表面から突出
した構造となる(同図(e) )。また、結合剤16の量が
若干少なく、粉粒体14の量も少ないときには、粉粒体
14が疎らに発泡体粒子12の表面から突出した構造と
なる(同図(f) )。その他、被覆粉粒体10は種々の構
造のものが得られ、いずれも粉粒体14と結合剤16か
らなるシェルター18によって発泡体粒子12を覆った
構造となる。なお、繊維状の粉粒体14を用いることに
よっても、被覆粉粒体10を得ることができる。
【0033】以上の種々の形態の被覆粉粒体を用いて製
造される成形体は、たとえば結合剤16の量が少ない場
合には、前述した図2に示すように、被覆粉粒体10と
被覆粉粒体10とが接触した箇所は結合剤16によって
結合され、それ以外の箇所は隙間24が形成された構造
の成形体20が得られる。かかる構造の成形体20は軽
量性、耐衝撃性に優れるだけでなく、通気性、透水性、
あるいは吸音性などに優れたものとなる。したがって、
かかる成形体20は防音吸音材として用いることがで
き、更にたとえば地中に埋設したとき、透水性又は通気
性を確保することができる。
【0034】また、結合剤16の量が多い場合には、図
5に示すように、被覆粉粒体10と被覆粉粒体10との
接触箇所以外の空間にも結合剤16が充満し、空隙のな
い成形体26が得られる。かかる構造の成形体26は強
度が強い、硬度が高い、あるいは遮音性に優れるなどの
特性を有することになる。
【0035】更に、図6に示すように、結合剤16の量
が多い被覆粉粒体10を用い、かかる被覆粉粒体10に
他の粉粒体28をさらに加えて混練し、一体的に成形品
30を成形することも可能である。ここで、他の粉粒体
28としてコンクリートやセラミックスの粉砕片、ある
いは砂などの比較的大きな形状の粒体を用いることがで
き、粉粒体14から成るシェルター18によって覆われ
た被覆粉粒体10と被覆粉粒体10と間に他の粉粒体2
8が散在するとともに、これらの間が結合剤16で充満
して連結された構造で構成されることになる。したがっ
て、得られた成形体30は上述の成形体26と比べ、更
に強度が強い、硬度が高いなどの効果が得られる。
【0036】以上、本発明に係る被覆粉粒体並びにその
被覆粉粒体を用いた成形体とその製造方法の種々の実施
例を図面に基づいて、詳しく説明したが、本発明は上述
の実施例に限定されるものではない。
【0037】たとえば、本発明に係る成形体の他の製造
方法は図7に示すように、発泡体粒子12の表面に接着
剤32を付着させた後、粉粒体14を添加して、発泡体
粒子12の表面に粉粒体14を接着し硬化させ、被覆粉
粒体33を得る。次いで、得られた被覆粉粒体33に同
種又は異種の接着剤又は他の結合剤34を加えて充分攪
拌した後、型に入れて成形硬化させ、成形体36を製造
するのである。かかる製造方法によって製造された成形
体36は、個々の発泡体粒子12の表面を堅い粉粒体1
4によってほぼ完全に覆うことができ、軽量にしてより
強固な成形品を得ることができる。また、粉粒体14や
結合剤34として難燃性のものを使用することにより、
成形品の難燃化が実現できる。ここで、接着剤32は発
泡体粒子12に対して非溶解性のものが用いられ、一
方、結合剤34は少なくとも硬化させられた接着剤32
に対して非溶解性のものが用いられる。接着剤32は発
泡体粒子12と粉粒体14とを強固に接合し、発泡体粒
子12を保護し得るものであれば良い。また、結合剤3
4は種々の特性のものから選定し得て、任意の特性の成
形体36を製造することができる。
【0038】かかる成形体の製造方法において、被覆粉
粒体33と結合剤34とを混練させた後、他の粉粒体2
8を加えてさらに混練させ、得られた混合物を型内で一
体成形すれば、前記図6に示す成形品30と同様の構造
の成形品が得られる。
【0039】また、かかる成形品の製造方法において、
被覆粉粒体33と結合剤34とを混練させた後、あるい
はそれに他の粉粒体28を加えて混練させた後、粉粒体
33,28の空隙部に存在する結合剤34を吸引などに
よって除去した後、その混合物を型に入れて結合剤34
を硬化させ、成形体を成形しても良い。また、結合剤3
4の吸引などによる除去は型内に充填した後に行っても
良く、特に限定されるものではない。
【0040】これらいずれの方法によっても、前述の図
2に示すように、被覆粉粒体10(33)と被覆粉粒体
10(33)との間の空隙部24から結合剤16(3
4)が除去され、空隙率の大きい成形体20が得られ、
あるいは図8に示すように、被覆粉粒体33と他の粉粒
体28との間の空隙部24から結合剤34が除去され、
空隙率の大きい成形体38が得られる。空隙率の大きい
成形体20,38は前述したように軽量性、緩衝性に優
れるだけでなく、吸音性能や透水性能又は通気性能を得
ることができる。なお、被覆粉粒体10にさらに結合剤
34を加えて混練させた後、余分な結合剤34を吸引な
どによって除去する製造方法を採用することによって、
より強固に結合された成形体20,38を得ることがで
きる。
【0041】次に、上述の被覆粉粒体10,33を用い
て成形体を成形するのにあたり、たとえば図9に示すよ
うに、他の粉粒体28に代えて、あるいは他の粉粒体2
8とともに、鉄やアルミニウムなどの金属若しくはその
合金、カーボン、ガラス、又はセラミックなどから成る
繊維状体40を用いて構成することができる。かかる実
施例における成形体42は上述の成形体20と同様の効
果に加えて、繊維状体40が被覆粉粒体10(33)と
被覆粉粒体10(33)と間を跨がって存在するため、
圧縮力又は引張力に対して更に強い強度を示すことにな
る。
【0042】以上、本発明に係る被覆粉粒体並びに成形
体及びその製造方法について、図面に基づいて説明した
が、図示した実施例に限定されるものではない。
【0043】すなわち、本発明に係る成形体の基材は、
上述の予備発泡粒子や発泡体粒子などの発泡体粒子12
に限定されるものではなく、たとえばPETボトルなど
やその他の樹脂成形品を粉砕した粉砕粒、あるいはその
粉砕粒に熱処理や化成処理などの加工を施したものな
ど、各種の樹脂粉粒体を用いることができ、特に限定さ
れるものではない。
【0044】また、樹脂粉粒体に添加するその樹脂以外
の粉粒体は上述の金属,合金,カーボン,砂などの他、
樹脂粉粒体と異なる種類の樹脂からなる粉粒体などであ
っても良い。樹脂粉粒体に添加するその樹脂以外の粉粒
体は、樹脂粉粒体の強度よりも強い強度を備えた物質が
好ましいが、特に限定されるものではなく、たとえば澱
粉質から製造された物質や木質などのように、微生物に
よって分解される物質であっても良い。更に、電気的に
良導体から成る粉粒体や、電磁波を吸収し易い物質から
成る粉粒体などを用いることにより、導電性を備えた成
形体や電磁遮蔽性能を備えた成形体などを製造すること
ができる。
【0045】更に、結合剤は接着剤を含む概念であり、
樹脂粉粒体と樹脂粉粒体とを、あるいは樹脂粉粒体とそ
の樹脂以外の粉粒体とを結合し得るものであれば、特に
限定されるものではない。また、結合剤に着色料や静電
気除去剤などを添加して用いることも可能である。
【0046】その他、製造された成形体の表面を表皮材
で覆ったり、あるいは塗装したりして用いることがで
き、また得られた成形体の用途はたとえば建築材料、土
木材料などの他、種々の用途が考えられるものであるな
ど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の
知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で
実施し得るものである。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る被覆粉粒体は、発泡体粒子
などの樹脂粉粒体の表面にその樹脂粉粒体より粒径の小
さなその樹脂以外の粉粒体を結合剤により結合すること
によって構成しているため、被覆粉粒体は弾力性などを
備えた樹脂粉粒体の表面が粉粒体と結合剤から成る強固
なシェルターによって覆われた構造となる。したがっ
て、かかる強固なシェルターによって覆われた被覆粉粒
体を結合剤により一体的に成形した成形体は、各構成要
素の特性の相乗的効果として得られることになる。特
に、各使用材料の選定・組み合わせにより、強度の強い
もの、硬度の高いもの、緩衝性に優れたもの、軽量性に
優れたもの、難燃性に優れたもの、断熱性に優れたも
の、電磁波の遮蔽性に優れたものなどを構成することが
でき、更に、吸音性、通気性、透水性に優れた成形体を
得ることも可能である。
【0048】また、本発明に係る成形体は、樹脂粉粒体
として発泡樹脂成形体などの廃棄物を粉砕して使用する
ことができ、製品コストを低減でき、しかも廃棄物のリ
サイクルの観点からも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被覆粉粒体の一例を示す要部拡大
説明図であり、同図(a) は全体を示す模式図、同図(b)
は要部を拡大して示す要部断面模式図である。
【図2】本発明に係る成形体の一実施例を示す要部拡大
断面説明図であり、同図(a) は要部模式図、同図(b) は
要部拡大断面模式図である。
【図3】本発明に係る被覆粉粒体及び成形体の製造方法
の一実施例を示す工程説明図である。
【図4】同図(a) 乃至(f) はいずれも、本発明に係る被
覆粉粒体の他の実施例を示す要部拡大断面模式図であ
る。
【図5】本発明に係る成形体の他の実施例を示す要部拡
大断面説明図である。
【図6】本発明に係る成形体の更に他の実施例を示す要
部拡大断面説明図である。
【図7】本発明に係る被覆粉粒体及び成形体の製造方法
の他の実施例を示す工程説明図である。
【図8】本発明に係る成形体の更に他の実施例を示す要
部拡大断面説明図である。
【図9】本発明に係る成形体の更に他の実施例を示す要
部拡大断面説明図である。
【符号の説明】
10,33;被覆粉粒体 12;発泡体粒子(樹脂粉粒体) 14;粉粒体(該樹脂以外の粉粒体) 16,34;結合剤 18;シェルター 20,26,30,36,38,42;成形体 24;空隙部 28;他の粉粒体 32;接着剤 40;繊維状体(該樹脂以外の粉粒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 9/22 // B29K 105:04 105:26 C08L 101:00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂粉粒体の表面に該樹脂粉粒体より粒
    径の小さな該樹脂以外の粉粒体が結合剤により結合され
    て成ることを特徴とする被覆粉粒体。
  2. 【請求項2】 樹脂粉粒体の表面に該樹脂粉粒体より粒
    径の小さな該樹脂以外の粉粒体が結合剤により結合され
    て成る被覆粉粒体が、同種又は異種の結合剤により結合
    されて所定の形状に成形されて成ることを特徴とする成
    形体。
  3. 【請求項3】 前記被覆粉粒体と他の粉粒体とが結合剤
    により結合されて所定の形状に成形されて成ることを特
    徴とする請求項2に記載する成形体。
  4. 【請求項4】 前記樹脂粉粒体が、予備発泡粒子,発泡
    体粒子,発泡体粉砕粒,樹脂成形品粉砕粒,及び該粒子
    又は粉砕粒に加工を施したものから選ばれる1種又は2
    種以上であることを特徴とする請求項2又は請求項3に
    記載する成形体。
  5. 【請求項5】 前記該樹脂以外の粉粒体及び前記他の粉
    粒体が、前記樹脂粉粒体よりも強度の高い物質であるこ
    とを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
    する成形体。
  6. 【請求項6】 前記該樹脂以外の粉粒体及び前記他の粉
    粒体が鉄などの金属若しくは該合金,カーボン,ガラ
    ス,又はセラミックスなどの粉粒体又は繊維状体、コン
    クリートなどの粉砕片、砂及び骨粉などから選ばれる1
    種又は2種以上であることを特徴とする請求項2乃至請
    求項4のいずれかに記載する成形体。
  7. 【請求項7】 樹脂粉粒体と結合剤とを混練させた後、
    該樹脂以外の粉粒体を該樹脂粉粒体の表面に分散結合さ
    せた後、注型し、その後硬化させることを特徴とする成
    形体の製造方法。
  8. 【請求項8】 樹脂粉粒体と結合剤とを混練させた後、
    該樹脂以外の粉粒体を該樹脂粉粒体の表面に分散結合さ
    せた後、同種又は異種の結合剤を添加して混練させ、得
    られた混合物を注型し、次いで硬化させることを特徴と
    する成形体の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記成形体の製造方法において、前記樹
    脂粉粒体の粒子間の空隙部に存在する結合剤を除去する
    工程を有することを特徴とする請求項8に記載する成形
    体の製造方法。
JP13627894A 1994-05-25 1994-05-25 被覆粉粒体並びに成形体及び該製造方法 Withdrawn JPH07314439A (ja)

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