JPH07314138A - 電極回転式非消耗電極アーク溶接における開先倣い方法及び開先倣い制御装置 - Google Patents

電極回転式非消耗電極アーク溶接における開先倣い方法及び開先倣い制御装置

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JPH07314138A
JPH07314138A JP11652294A JP11652294A JPH07314138A JP H07314138 A JPH07314138 A JP H07314138A JP 11652294 A JP11652294 A JP 11652294A JP 11652294 A JP11652294 A JP 11652294A JP H07314138 A JPH07314138 A JP H07314138A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 仮付けやノイズ等による開先做いの誤動作を
防止し薄板の重ね溶接部の溶接線自動做いを行うともに
ビード表面形状を適正に保つ。 【構成】 高速回転する非消耗電極2による溶接中、ア
ーク電圧検出器14と電極の回転角度位置検出器11の
検出信号が2つの積分器27a,27bに入力される。
入力される信号はトーチ進行方向の前方中心の左右所定
角度範囲の電極の回転位置における信号がタイミング回
路26を経て積分器に入力され、出力された積分値は第
1比較器28により所定のしきい値と比較され、トーチ
狙い位置設定器29による基準値との差が零になるよう
に做い制御回路31、横移動機構制御器22とへ第2比
較器30からの差信号が入力され、移動制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板の重ね溶接に関
し、上板及び下板側の母材を溶融させることでビードを
形成する溶加材を用いないTIG溶接やプラズマ溶接等
の非消耗電極アーク溶接方法において、ビード表面形状
が良好でかつ広幅・浅溶込み溶接部を形成しながら、薄
板の重ね部により形成される溶接線を自動的に検出し溶
接線に対して適正位置でトーチを倣わせ、仮付けや外来
ノイズ等による開先倣いの誤動作を防止した電極回転式
非消耗電極アーク溶接における開先倣い方法及び開先倣
い制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄板の重ね溶接における溶接線へ
のトーチの追従は作業者の手動操作によるか、或いは高
価ではあるがその検出に接触式センサを用いたり、光学
式センサによる複雑な画像処理方式を採用していた。溶
接の自動化を図るためには前記した後2者の方式が必要
となるが、いずれにせよトーチのほかに他にセンサとい
う固有の機器をトーチ近傍に設ける必要があるため、検
出位置と制御対象位置との間に寸法的な制約で一定の間
隔が生じていた。そのため、その間隔に応じた時間差を
与えてトーチ位置を制御する必要があり、複雑な割りに
は精度に限度のある制御しか実施できなかった。別体と
してのセンサを用いることなく且つ精度的に優れた溶接
線倣い方法として溶接アーク自体をセンサとしたアーク
センサ開先線倣い方法が「特公昭61−17591号公
報」に開示されている。このアークセンサ開先線倣い方
法は開先内でのトーチ揺動によるアーク特性の変化を、
揺動の幅中心を基準として左・右の揺動の半周期とにつ
いて時間積分後比較し、その両者が等しくなるように、
即ちその両者の差が零になるようにトーチ揺動中心を移
動制御することにより開先線倣いを達成するものであ
る。しかし、薄板の重ね溶接部の溶接線のような一方の
開先が存在しない継手に対しては適用できないという欠
点があった。また、「特公平1−4875号公報(特開
昭57−91877号公報)」に開示された方法におい
ても、電極回転による場合の開先倣い方法が開示されて
いるが前述のように開先が存在する場合についてのみ適
用が可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶接の自動化を図るた
めには、溶接中に時々刻々へ変化する溶接線二次元的な
ズレに対してトーチ位置を自動的に制御するために開先
検出センサ及び検出センサによるトーチ位置移動調整機
構が必要である。従来、薄板の重ね溶接における溶接線
へのトーチの追従は溶接作業者の操作によるか、溶接の
自動化を図るためには高価ではあるがその検出に接触式
センサを用いたり、光学式センサによる複雑な画像処理
方式を採用することが必要となるが、いずれにせよトー
チのほかに他のセンサという固有の機器をトーチ近傍に
設ける必要があり、検出位置と制御対象位置との間に寸
法的な制約で一定の間隔があり、その間隔に応じた時間
差を与えてトーチ位置を制御する必要があり、複雑な割
には精度に限界のある制御しか実施できないという問題
点があった。また、薄板の重ね溶接において、溶加材を
用いないで上板及び下板側の母材を溶融させることでビ
ードを形成するTIG溶接やプラズマ溶接等の非消耗電
極アーク溶接方法において良好または要求されるビード
表面形状を得るためには、トーチの狙い位置を常に適正
位置に保持しなければならないものであった。
【0004】本発明は、薄板の重ね溶接部の溶接線のよ
うに、一方の開先つまり段差しか存在しない継手に対し
ても別体としてのセンサを用いることなく且つ精度的に
優れた溶接線自動倣い行い、さらにその溶接線上に仮付
けやアークを乱す酸化物等の倣い信号のノイズ源となる
部分が存在していたとしても、仮付けや外来ノイズ等に
よる開先倣いの誤動作を防止して倣いを安定させ、薄板
の重ね溶接部のビード表面形状を適正に保つことができ
る電極回転式非消耗電極アーク溶接における開先倣い方
法及び開先倣い制御装置を提供することを目的としたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る電
極回転式非消耗電極アーク溶接における開先倣い方法
は、溶接トーチに設けられた非消耗電極先端に円運動を
与え、該非消耗電極に発生するアークを一方向に高速回
転させながら薄板の重ね部の溶接線に沿って重ね溶接を
行っていく溶接中にアーク電圧を検出し、そのアーク電
圧のうち、薄板の重ね部の溶接線と平行なアークの回転
円の進行方向の前方中心を基準としてその左右の5°以
上180°以下の2つの所定角度範囲の電極の回転位置
におけるアーク電圧波形のそれぞれの積分値の差を所定
のしきい値と比較し、前記差が零となるように前記溶接
トーチを溶接線と直交する方向に移動制御し、その制御
中に上記積分値の差のある区間での平均値を求め、その
平均値と溶接トーチの倣い制御を停止させる基準値とを
比較し、前記平均値と基準値との差が所定値以上のとき
は溶接トーチの移動制御を停止させ、前記平均値と基準
値との差が所定値以下のときは溶接トーチの移動制御を
続行させ、薄板の重ね部の溶接線に対して溶接トーチを
適正位置に制御するようにしたものである。
【0006】また、本発明に係る電極回転式非消耗電極
アーク溶接における開先倣い制御装置は、電極回転式非
消耗電極アーク溶接方法により溶接する溶接トーチの電
極とワークとのアーク電圧を検出するアーク電圧検出器
と、電極の回転角度位置を検出する回転位置検出器と、
アーク電圧検出器の検出信号が入力される積分器と、ア
ーク電圧検出器の検出信号のうち、回転位置検出器の位
置検出信号に基づいて予め設定した2つの所定角度範囲
の検出信号について積分器を動作させる信号を出力する
タイミング回路と、積分器からそれぞれ出力された2つ
の所定角度範囲の検出信号の積分値の差を求める第1の
比較器と、溶接トーチを溶接線と直交する方向で溶接線
近傍の所定位置に設定させる基準値を出力するトーチ狙
い位置設定器と、第1の比較器から出力された積分値の
差とトーチ狙い位置設定器の基準値との差を求める第2
の比較器と、第2の比較器から出力された前記積分値の
差と基準値との差の信号に基づいて当該差が零となる信
号を演算して出力する溶接線倣い制御回路と、溶接線倣
い制御回路からの信号に基づいて溶接トーチを溶接線と
直交する方向に駆動制御する横移動機構制御器と、第2
の比較器からの差の信号のある区間での平均値を求めて
出力する差信号平均値回路と、溶接トーチの倣い制御を
停止させる基準値を出力する倣い制御停止設定器と、差
信号平均値回路から出力された平均値と倣い制御停止設
定器の基準値との差を求める第3の比較器と、第3の比
較器から出力された前記平均値と基準値との差が所定値
以上のときは溶接線倣い制御回路から横移動機構制御器
への信号の出力を停止させ、前記平均値と基準値との差
が所定値以下のときは溶接線倣い制御回路から横移動機
構制御器への信号の出力を続行させる倣い制御オン・オ
フ切換器とを備えて構成されている。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る一実施例の開先倣い制御
装置の全体を示す構成図、図2は電極回転TIG溶接装
置の電極回転TIGトーチを示す断面図、、図3は開先
倣い方法の倣い信号検出方法を示した模式図、図4は狙
い位置によるビード形状の差異を示す説明図である。図
において、1は被溶接材である下板1aに上板1bを重
ねてなる母材、2は母材1の開先線に位置される非消耗
電極であるタングステン電極、3は回転駆動モータ、3
aは回転駆動モータ3のシャフト、4はシャフト3aに
取り付けられ、回転駆動モータ3により高速回転を与え
られる駆動ギヤ、5は駆動ギヤ4により高速回転を与え
られる従動ギヤ、6はタングステン電極2を先端に設け
たコレットチャック6aで保持する円筒状の電極保持部
材、6bは電極保持部材7の下方に設けられ、タングス
テン電極2を取り囲むガスカップである。
【0008】7は電極保持部材6の上部を回転自在に支
持する上部自動調心ベアリング、8は上部自動調心ベア
リング7をリング回転中心から一定量偏心して保持す
る、即ち電極保持部材6の上部を従動ギヤ5の回転中心
から一定量偏心して保持する偏心リングであり、上部自
動調心ベアリング7とで偏心リング部材を構成する。9
は偏心リング8を一体的に収納する偏心リング保持ケー
スで、従動ギヤ5に一体的に取り付けられている。10
は電極保持部材6の下部を支持する下部自動調心ベアリ
ングである。11は回転駆動モータ3の回転角度位置、
即ちタングステン電極2の先端の回転角度位置を検出す
るエンコーダ等の回転位置検出器である。なお、電極保
持部材6に保持され、その軸線上に位置するタングステ
ン電極2と母材1との間には後述する定電流溶接電源装
置により溶接電圧が印加され、アークが発生している。
12はタングステン電極2〜回転位置検出器11から構
成される電極回転TIGトーチである。
【0009】12は電極回転TIG溶接装置の電極回転
TIGトーチで、図2に示したタングステン電極2〜回
転位置検出器11で構成されている。13は定電流溶接
電源装置、14はタングステン電極2と母材1間のアー
ク電圧を検出するアーク電圧検出器、15はタングステ
ン電極2を所望回転数で回転させるための回転速度設定
器、16は回転速度設定器15によって設定された回転
数設定値に基づき回転駆動モータ3を駆動する回転用モ
ータードライバーである。
【0010】17はタングステン電極2と母材1間の基
準アーク電圧を設定するアーク電圧基準設定器、18は
アーク電圧検出器14の検出値とアーク電圧基準設定器
17の基準値との差を比較演算する差動増幅器、19は
差動増幅器18の出力に基づきトーチ昇降機構20の昇
降用モーター21を回転制御する昇降用モーター制御
器、22はトーチ横移動機構23の横移動用モータ24
を回転制御する横移動機構制御器、25はトーチ昇降機
構20とトーチ横移動機構23とを支持して母材1上を
走行する溶接台車である。
【0011】26は回転位置検出器11の位置検出信号
に基づいて予め設定した2つの所定角度範囲の検出信号
について積分器を動作させる信号を出力するタイミング
回路、27a,27bはアーク電圧検出器14のアーク
電圧の検出信号が入力されると共にタイミング回路26
からの信号も入力される積分器、28は積分器27a,
27bから出力された積分値の差を求める第1比較器、
29は電極回転TIGトーチ12を溶接線と直交する方
向で溶接線近傍の所定狙い位置に設定させる基準値を出
力するトーチ狙い位置設定器、30は第1比較器28か
ら出力された積分値の差とトーチ狙い位置設定器30の
基準値との差を求める第2比較器、31は第2比較器3
0から出力された前記積分値の差と基準値との差に基づ
いて当該差が零となるように制御信号を横移動機構制御
器22に出力する溶接線倣い制御回路である。
【0012】32は第2の比較器30からの差の信号の
ある区間毎即ち、所定時間間隔での平均値を求めて出力
する差信号平均値回路、33は電極回転TIGトーチ1
2の倣い制御を停止させる基準値を出力する倣い制御停
止設定器、34は差信号平均値回路32から出力された
平均値と倣い制御停止設定器33の基準値との差を求め
て出力する第3の比較器、35は第3の比較器34から
出力された前記平均値と基準値との差が所定値以上のと
きは溶接線倣い制御回路31から横移動機構制御器22
への信号の出力を停止させ、前記平均値と基準値との差
が所定値以下のときは溶接線倣い制御回路31から横移
動機構制御器22への信号の出力を続行させる倣い制御
オン・オフ切換器である。
【0013】次に上記実施例の動作を説明する。まず、
図2に示す実施例の電極回転TIGトーチ12の動作を
説明する。回転駆動モータ3が回転すると、その回転は
駆動ギア4、従動ギヤ5及び偏心リング保持ケース9を
介して偏心リング8に伝達される。偏心リング8は電極
保持部材6の上部を回転自在に支持している上部自動調
心ベアリング7をリング回転中心から一定距離離れた偏
心位置に回転自在に保持しているから、電極保持部材6
の上部は偏心リング8の回転に伴いその回転軸を中心と
して旋回することになる。また、電極保持部材6の下部
は、偏心リング8の回転中心に同軸で取り付けられ且つ
その周囲を固定された下部自動調心ベアリング10にも
保持されているから、下部自動調心ベアリング10と偏
心リング8との作用により、電極保持部材6の下部から
下方に伸びるタングステン電極2の先端は、下部自動調
心ベアリング10を回転中心の支点としたスリコギ式の
円運動を行うことになる。
【0014】タングステン電極2の先端が円運動をして
いるときに、タングステン電極2の基部を保持している
電極保持部材6の下部は下部自動調心ベアリング10に
回転自在に支持され、回転中心の支点となっており、そ
れ自体は回転しないので、図示しない給電ケーブルによ
って電極保持部材6の下部に位置するタングステン電極
2に直接給電することができる。なお、上記上部自動調
心ベアリング7及び下部自動調心ベアリング10に代え
て球面すべり軸受、ユニット用玉軸受等、同様の機能を
果たす自在軸受で代替することもできる。
【0015】次に、電極回転TIG溶接装置の動作につ
いて説明する。例えば厚みが2mmのステンレススチール
の薄板を重ね溶接する場合、非消耗電極であるタングス
テン電極2の電極回転直径を2.5mmとし、回転駆動モ
ータ3により電極回転周波数を3〜5Hzとし、定電流
溶接装置13により溶接電流を140Aで、タングステ
ン電極2の先端に円運動を与え、タングステン電極2に
発生するアークを高速回転させながら、母材1の溶接線
に沿って溶接速度25〜30cm/ 分で重ね溶接を行う。
このとき、トーチ傾斜角は0±10°以内の適正値に保
持されている。
【0016】トーチを静止させた状態では、アークが溶
接部に一点集中してアーク直下が常に溶融していたもの
が、アークを発生させながらタングステン電極2の先端
が機械的にほぼ円状に円運動して溶接を行うため、母材
1の被溶接部に対して溶接アークはタングステン電極2
の先端の回転に伴って被溶接部を円状に移動し、アーク
直下の溶融部がある回転径で移動することになり、アー
クの被溶接部への入熱がある径に分散された形となり、
その結果、広幅、浅溶込みの溶接部を高速で効率よく形
成することができる。
【0017】なお、TIGアークの特性上、上記のタン
グステン電極2の回転による効果は回転に伴ってアーク
が溶融部を移動可能かどうかで決まり、TIGアークの
場合は電極回転周波数は約20Hz程度が限度である。
また、入熱の分散効果はある回転径以上で見られ、ま
た、入熱分散による母材の溶融効率の大幅な低下がその
回転径の最大値が決定される。薄板の重ね溶接で用いら
れる溶接電流が十数A〜二百数十AのTIGアークの場
合には回転径として1〜4mm程度が適正な範囲であ
る。そして、この回転径の適正範囲は使用する溶接電流
の値に依存する。
【0018】次に、溶接中における開先線倣い方法につ
いて図1、図3及び図4に基づいて説明する。まず、開
先線倣い方法の原理について説明する。電極回転TIG
トーチ12に設けられたタングステン電極2が重ね溶接
される下板1aと上板1bとからなる母材1の溶接線に
沿って溶接を行っていく。そして、図3の(a)に示す
ようにタングステン電極2の先端、即ちアークがアーク
の回転円Rの進行方向の後方中心C.R位置であるA点
から下板1a側のB点にくると、図3の(b)に示すよ
うに下板1a側の回転位置でのアーク電圧検出器14が
検出するアーク電圧は次第に上昇し、B点でアーク電圧
の上昇はほぼ最大になる。その後、B点からアークの回
転円Rの進行方向の前方中心C.F位置であるC点にく
るに従いアーク電圧は次第に減少し、さらにアークが回
転して今度はC点から上板1b側のD点にくると、上板
1b側の回転位置でのアーク電圧検出器14が検出する
アーク電圧は次第に減少し、D点でアーク電圧の減少は
ほぼ最大になる。その後、D点からA点にいくに従いア
ーク電圧は上昇する。
【0019】図3の(b)は基準電圧を基準として上記
アーク電圧の変化を示したもので、その斜線部分SL、
SRは図3の(a)のアークの回転円の進行方向の前方
中心C.Fを基準として左右の0°〜90°(R領域)
と270°〜360°(L領域)の2つの所定角度範囲
θ1,θ2の積分値を表したものである。従って、回転
するタングステン電極2の下板1a側と上板1b側のア
ーク電圧をそれぞれ検出し、両者の電圧を比較すれば、
タングステン電極2の先端の回転円Rの中心が母材1の
溶接線に位置しているかどうかがわかる。そこで、下板
1a側と上板1b側とのアーク電圧を検出し、検出した
電圧を比較してその差を求め、その差を溶接線位置を検
出できるように設定された基準値と比較することによ
り、タングステン電極2の先端の回転円Rの中心が母材
1の溶接線に位置しているかどうかがわかる。
【0020】次に、開先線倣い方法について説明する。
電極回転TIGトーチ12に設けられたタングステン電
極2が重ね溶接される下板1aと上板1bとからなる母
材1の溶接線に沿って溶接を行っていくとき、アーク電
圧検出器14はタングステン電極2先端の回転によって
変化しているアーク電圧を検出し、積分器27a,27
bに入力している。一方、回転位置検出器11は回転し
ているタングステン電極2の回転位置を検出して位置検
出信号をタイミング回路26に出力している。そして、
タイミング回路26では回転位置検出器11の位置検出
信号に基づき、予め設定した下板1a側の例えば45°
〜90°である45°の角度範囲θ1と上板1b側の例
えば180°〜225°である45°の角度範囲θ1に
おいて積分器27a,27bがアーク電圧を積分するよ
うにしている。
【0021】積分器27a,27bがアーク電圧を積分
した積分値は第1比較器28に入力される。このように
積分器27a,27bで積分するのはアーク電圧波形に
ノイズがあり、その影響を受けないようにするためであ
る。第1比較器28では積分器27aによる積分値SL
と27bによる積分値SRの差ΔSを求め、それを第2
比較器30に出力する。第2比較器30では第1比較器
28で求めた積分値の差とをトーチ狙い位置設定器30
によって設定された所定の基準値と比較し、その差の信
号を溶接線倣い制御回路31に出力する。溶接線倣い制
御回路31では第2比較器30で求めた差が零となるよ
うな横移動指令信号を横移動機構制御器22に出力す
る。横移動機構制御機22は横移動用モータ24を回転
させてトーチ横移動機構23を駆動して電極回転TIG
トーチ12を溶接線と直交する方向に移動制御して薄板
の重ね部の溶接線に電極回転TIGトーチ12がくるよ
うに、即ちタングステン電極2の先端の回転円の中心が
溶接線に位置するように電極回転TIGトーチ12を適
正位置に制御するようにしたものである。
【0022】ところで、図5で示すように重ね溶接され
る下板1aと上板1bとからなる母材1の溶接線に仮付
けPが行われている場合、かかる電極回転TIGトーチ
12を適正位置に制御する方法では、電極回転TIGト
ーチ12の位置精度及び追従性が良好なため、仮付けP
のある場所では、必ず上板1b側に修正移動されるた
め、ビードが仮付け部で図6の破線で示すように上板1
b側に蛇行したようになる。また、電極回転TIGトー
チ12が仮付けPのある場所にきたときには、第2比較
器30から溶接線倣い制御回路31に出力される差の信
号Sは図5に示すように、大きく変化する。かかる差の
信号の変化は外来ノイズが混入することによっても生じ
る。
【0023】そこで、母材1の溶接線に仮付けが行われ
ている場合の開先倣い実施時には、開先線倣い方法は次
のように行われる。まず、仮付けが存在しない母材1の
溶接線に対しては、上述の如く、第2比較器30から出
力された第1比較器28で求めた積分値の差とトーチ狙
い位置設定器30の所定の基準値と比較した差の信号S
が溶接線倣い制御回路31に出力され、溶接線倣い制御
回路31では第2比較器30で求めた差が零となるよう
な横移動指令信号を横移動機構制御器22に出力し、横
移動機構制御機22は横移動用モータ24を回転させて
トーチ横移動機構23を駆動して電極回転TIGトーチ
12を溶接線と直交する方向に移動制御して薄板の重ね
部の溶接線に電極回転TIGトーチ12がくるように、
電極回転TIGトーチ12を適正位置に制御する。
【0024】つぎに、仮付けが存在する母材1の溶接線
に対しては、仮付けが存在しない母材1の溶接線に対し
て行われている開先線倣い制御中に、差信号平均値回路
32が第2比較器30から出力された差信号Sのある区
間毎での平均値を求め、それを第3の比較器34に出力
している。第3の比較器34では差信号平均値回路32
の平均値と倣い制御停止設定器33の基準値との差を求
めて倣い制御オン・オフ切換器35に出力する。制御オ
ン・オフ切換器35では第3の比較器34から出力され
た溶接トーチの倣い制御を停止させる基準値と差信号平
均値回路32の平均値との差が所定値以上のときは溶接
線倣い制御回路31から横移動機構制御器22への信号
の出力を停止させて溶接トーチの移動制御を停止させ
る。また、前記平均値と基準値との差が所定値以下のと
きは溶接線倣い制御回路31から横移動機構制御器22
への信号の出力を続行させて溶接トーチの移動制御を続
行させる。こうすることにより、薄板の重ね部の溶接線
に対して溶接トーチが適正位置に制御されてビードの蛇
行がかなり緩和される。
【0025】なお、トーチ狙い位置設定器30はタング
ステン電極2の先端、即ちアークの回転円の中心が溶接
線に位置するような図4に示す狙い位置Aのときは、基
準値が例えば0Vに設定されており、アークの回転円R
の中心が溶接線と直交する方向で、図4に示す狙い位置
Bの位置にくるようにするときは基準値を例えば0.7
V、図4に示す狙い位置Cの位置にくるようにするとき
は基準値を例えば1.0Vに設定すればよい。従って、
アークが常に溶接線と平行な狙い位置に適正に存在する
よう調整することができる。このように、溶接中におけ
るアーク電圧を検出し、アーク電圧を信号処理してアー
クの回転円Rの中心が狙い位置に位置するように制御し
て電極回転TIGトーチ12を自動追従させるようにし
ているため、溶接アーク自体がセンサの役目を果たし、
溶接過程で溶接線に沿って電極回転TIGトーチ12を
精度よく追従できる。
【0026】なお、上記実施例において、アークの狙い
位置はが微妙なものであり、0.2〜0.3mm変わる
とビード形状が悪化することがある。また、板厚により
狙い位置も変わり、狙い位置によりビード形状が変化す
る。トーチ角度は概略垂直±10°以内が望ましく、
0.5〜2.5mm程度の薄板の場合、溶接線倣いの狙
い位置は上板側に0.5〜0.8mm程度はいったとこ
ろがよい。さらに、電極回転TIGトーチ12はタング
ステン電極2の母材1への短絡を防止するためにトーチ
昇降動作の調整を行う必要がある。電極回転TIGトー
チ12の溶接中の昇降動作の調整は、アーク電圧検出器
14によるアーク電圧検出信号と、アーク電圧基準設定
器17の基準アーク電圧の偏差を差動増幅器16により
演算し、この偏差が常の零となるように昇降用モーター
制御器19が昇降用モーター21を回転制御して電極回
転TIGトーチ12を昇降させることによって行われ
る。
【0027】上記実施例では、積分器27a,27bで
積分するアーク電圧の対象を下板1a側では0°〜45
°である45°の角度範囲θ1とし、上板1b側では3
15°〜360°である45°の角度範囲θ2としてい
るが、下板1a側では5°〜180°である175°の
角度範囲θ1とし、上板1b側では180°〜355°
である175°の角度範囲θ2としても、アークの回転
円Rの中心が溶接線に対して適正位置にくるように制御
できることはいうまでもない。上記実施例では、2つの
積分器27a,27bを用いているが、1つの積分器で
2つの所定角度範囲の検出信号についてそれぞれ積分
し、2つの積分値を第1比較器28に出力してもよく、
この場合、一方の所定角度範囲の検出信号について積分
し、その値を他に転送後、高速でリセットし、他方の所
定角度範囲の検出信号について積分を行えば1つの積分
器でも充分である。また、上記実施例では、電極回転T
IG溶接方法及び電極回転TIG溶接装置の電極回転T
IGトーチ12について説明したが、本発明はタングス
テン電極を用いるプラズマ溶接或いはタングステン電極
以外の銅電極、炭素電極という非消耗電極を用いた他の
溶接方法及び溶接装置にも適用され得ることはいうまで
もない。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、溶接トー
チに設けられた非消耗電極先端に円運動を与え、該非消
耗電極に発生するアークを一方向に高速回転させながら
薄板の重ね部の溶接線に沿って重ね溶接を行っている場
合に、アーク電圧を検出し、そのアーク電圧のうち、薄
板の重ね部の溶接線におけるアークの回転円の進行方向
前方の中心を基準としてその左右の5°以上180°以
下の2つの所定角度範囲の電極の回転位置におけるアー
ク電圧波形のそれぞれの積分値の差を所定のしきい値と
比較し、前記差が零となるように前記溶接トーチを溶接
線と直交する方向に移動制御し、その制御中に上記積分
値の差のある区間での平均値を求め、その平均値と溶接
トーチの倣い制御を停止させる基準値とを比較し、前記
平均値と基準値との差が所定値以上のときは溶接トーチ
の移動制御を停止させ、前記平均値と基準値との差が所
定値以下のときは溶接トーチの移動制御を続行させ、薄
板の重ね部の溶接線に対して溶接トーチを適正位置に制
御するようにしたので、薄板の重ね溶接継手部の溶接線
の自動開先倣いが可能となり、広幅、浅溶込みの溶接部
を高速で効率よく形成することができ、さらにその溶接
線上に仮付けやアークを乱す酸化物等の倣い信号のノイ
ズ源となる部分が存在していたとしても、仮付けや外来
ノイズ等による開先倣いの誤動作を防止すするため、薄
板の重ね部の溶接線に対して溶接トーチが適正位置に制
御されてビードの蛇行がかなり緩和され、溶接部の要求
するビード形状の維持ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の開先倣い制御装置の全
体を示す構成図である。
【図2】電極回転TIG溶接装置の電極回転TIGトー
チを示す断面図である。
【図3】開先線倣い方法の倣い信号検出方法を示した模
式図である。
【図4】狙い位置によるビード形状の差異を示す説明図
である。
【図5】母材の溶接線に仮付けが行われている場合の倣
い信号の変化を示す説明図である。
【図6】仮付けが行われている母材の溶接線に溶接され
た場合のビード形状を示す説明図である。
【符号の説明】
1 母材 2 タングステン電極(非消耗電極) 11 回転位置検出器 12 電極回転TIGトーチ 14 アーク電圧検出器 22 横移動機構制御器 23 トーチ横移動機構 24 横移動用モータ24 26 タイミング回路 27a 積分器 27b 積分器 28 第1比較器 29 トーチ位狙い位置設定器 30 第2比較器 31 溶接線倣い制御回路 32 差信号平均値回路 33 倣い制御停止設定器 34 第3の比較器 35 倣い制御オン・オフ切換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接トーチに設けられた非消耗電極先端
    に円運動を与え、該非消耗電極に発生するアークを一方
    向に高速回転させながら薄板の重ね部の溶接線に沿って
    重ね溶接を行っていく溶接中にアーク電圧を検出し、そ
    のアーク電圧のうち、薄板の重ね部の溶接線と平行なア
    ークの回転円の進行方向の前方中心を基準としてその左
    右の5°以上180°以下の2つの所定角度範囲の電極
    の回転位置におけるアーク電圧波形のそれぞれの積分値
    の差を所定のしきい値と比較し、前記差が零となるよう
    に前記溶接トーチを溶接線と直交する方向に移動制御
    し、その制御中に上記積分値の差のある区間での平均値
    を求め、その平均値と溶接トーチの倣い制御を停止させ
    る基準値とを比較し、前記平均値と基準値との差が所定
    値以上のときは溶接トーチの移動制御を停止させ、前記
    平均値と基準値との差が所定値以下のときは溶接トーチ
    の移動制御を続行させ、薄板の重ね部の溶接線に対して
    溶接トーチを適正位置に制御することを特徴とする電極
    回転式非消耗電極アーク溶接における開先倣い方法。
  2. 【請求項2】 電極回転式非消耗電極アーク溶接方法に
    より溶接する溶接トーチの電極とワークとのアーク電圧
    を検出するアーク電圧検出器と、電極の回転角度位置を
    検出する回転位置検出器と、アーク電圧検出器の検出信
    号が入力される積分器と、アーク電圧検出器の検出信号
    のうち、回転位置検出器の位置検出信号に基づいて予め
    設定した2つの所定角度範囲の検出信号について積分器
    を動作させる信号を出力するタイミング回路と、積分器
    からそれぞれ出力された2つの所定角度範囲の検出信号
    の積分値の差を求める第1の比較器と、溶接トーチを溶
    接線と直交する方向で溶接線近傍の所定位置に設定させ
    る基準値を出力するトーチ狙い位置設定器と、第1の比
    較器から出力された積分値の差とトーチ狙い位置設定器
    の基準値との差を求める第2の比較器と、第2の比較器
    から出力された前記積分値の差と基準値との差の信号に
    基づいて当該差が零となる信号を演算して出力する溶接
    線倣い制御回路と、溶接線倣い制御回路からの信号に基
    づいて溶接トーチを溶接線と直交する方向に駆動制御す
    る横移動機構制御器と、第2の比較器からの差の信号の
    ある区間での平均値を求めて出力する差信号平均値回路
    と、溶接トーチの倣い制御を停止させる基準値を出力す
    る倣い制御停止設定器と、差信号平均値回路から出力さ
    れた平均値と倣い制御停止設定器の基準値との差を求め
    る第3の比較器と、第3の比較器から出力された前記平
    均値と基準値との差が所定値以上のときは溶接線倣い制
    御回路から横移動機構制御器への信号の出力を停止さ
    せ、前記平均値と基準値との差が所定値以下のときは溶
    接線倣い制御回路から横移動機構制御器への信号の出力
    を続行させる倣い制御オン・オフ切換器とを備えてなる
    ことを特徴とする電極回転式非消耗電極アーク溶接にお
    ける開先倣い制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012095103A1 (de) * 2011-01-13 2012-07-19 Daniel Weiss Schweisskopf mit beweglicher elektrode und dazugehöriges schweissverfahren

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US9592567B2 (en) 2011-01-13 2017-03-14 Daniel Weiss Welding head comprising a movable electrode and related welding method

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