JPH0731412A - 低リン醤油の製造法 - Google Patents

低リン醤油の製造法

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JPH0731412A
JPH0731412A JP5201932A JP20193293A JPH0731412A JP H0731412 A JPH0731412 A JP H0731412A JP 5201932 A JP5201932 A JP 5201932A JP 20193293 A JP20193293 A JP 20193293A JP H0731412 A JPH0731412 A JP H0731412A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質変化を最小限に抑えた低リン醤油の製
造法を提供することを目的とする。 【構成】 生醤油をカルシウム型カチオン交換樹脂と
接触させ、pHを4.8〜5.3に調整後、もしくはp
Hを4.6〜4.9に調整しながら加温し、あるいは加
温後pHを4.6〜4.9に調整し、生じたリン酸カル
シウムを醤油中から除去することを特徴とする、低リン
醤油の製造法に関するものである。 【効果】 本発明によれば、醤油中から効率よくリン
を除去することができ、品質の変化を最小限に抑制した
高品質の低リン醤油を製造することができる。また、本
発明方法においては、おりの物性が大きく変化し、通常
の醤油のおりに比べて極めてすばやく沈降するため、お
り引き操作を短時間で終了させることができる。しか
も、製品における二次おりの心配もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、品質変化を最小限に抑
えた低リン醤油の製造法、さらに詳しくは、生醤油をカ
ルシウム型カチオン交換樹脂と接触させた後、pH調整
及び加温処理により生じたリン酸カルシウムを除去する
ことを特徴とする低リン醤油の製造法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】腎臓病などの透析治療を必要とする患者
の食事療法においては、体内の無機質バランスを一定の
値に保つことが重要である。たとえば、腎臓病のために
透析治療を受けた患者の場合、生体内のリン(P)、カ
リウム(K)およびカルシウム(Ca)のバランスが崩
れ、リン濃度が上昇し、種々の副作用を生じることが指
摘されている。
【0003】このような副作用を防止するため、アルミ
ニウム製剤を服用させ、リン酸アルミニウムとしてリン
を生体外に排泄させ、生体内のリン濃度を下げる方法が
とられてきた。しかしながら、アルミニウム製剤の長期
服用あるいは大量投与によるアルミニウム自体の副作用
も指摘されるようになり、最近、低リン酸食などの食事
療法によりリンの摂取量を制限する方法が注目されるよ
うになってきている。世界を代表する調味料である、醤
油中には190〜240mg/dl(その95%は無機
リン酸の形)のリンが含まれ、透析治療を必要とする患
者の食事療法に醤油を用いるためには、他の食品と同様
に低リン酸化されることが望まれている。
【0004】従来、醤油中のリンを除去する方法として
は、醤油を活性アルミナと接触させ、リンを吸着させる
方法(特開平2−49548号公報)が報告されてい
る。しかし、この方法は醤油のpHを中性側に大きく変
化させ、これを矯正するために酸味剤で酸性化させてい
るため、品質的、特に香味に変化が生じ、総合的に満足
しうる方法とはなりえない。また、生醤油に乳酸カルシ
ウム、グルコン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウ
ムの一種または二種を添加、火入れを行ってリンを除去
する方法(特開昭62−143666号公報)も報告さ
れている。しかしながら、有機カルシウム塩を多量に添
加するため、カルシウムが強化されると同時にリンの一
部は除去されるものの、経時的にオリ(リン酸カルシウ
ム)が発生したり、香味が大きく変化したり、特に酸味
が強くなるなどの欠点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状況下、上
述した従来法の問題点を解決し、極めて品質変化の少な
い高品質の低リン醤油を製造する技術の開発が切望され
ていた。したがって、本発明は、品質変化を最小限に抑
えた低リン醤油の製造法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、先に醤油中
のカルシウム濃度を増加させる方法を見いだし(特公平
4−61626号公報)、この方法をさらに応用研究す
る過程において、醤油の品質変化を最小限にした醤油の
脱リン方法に関して鋭意検討した結果、品質変化の少な
い脱リン方法を見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、生醤油をカルシウム型カチオン交
換樹脂と接触させ、pHを4.8〜5.3に調整後、加
温し、生じたリン酸カルシウムを醤油中から除去するこ
とを特徴とする、低リン醤油の製造法に関するものであ
る。また、本発明は、生醤油をカルシウム型カチオン交
換樹脂と接触させ、pHを4.6〜4.9に調整しなが
ら加温し、生じたリン酸カルシウムを醤油中から除去す
ることを特徴とする、低リン醤油の製造法に関するもの
である。さらに、本発明は、生醤油をカルシウム型カチ
オン交換樹脂と接触させ、加温した後、pHを4.6〜
4.9に調整し、生じたリン酸カルシウムを醤油中から
除去することを特徴とする、低リン醤油の製造法に関す
るものである。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて用いられる生醤油は、通常の醸造法に従って製造
される火入れ前の醤油であれば特に限定されない。それ
らを例示すれば、濃口醤油、淡口醤油、溜醤油、白醤
油、再仕込醤油、減塩醤油、バイオリアクターなどを用
いて製造した速醸醤油などの火入れ前の各種生醤油が挙
げられる。
【0008】本発明で使用するカルシウム型カチオン交
換樹脂としては、強酸性のカルシウム型カチオン交換樹
脂であれば、その種類は特に限定されない。また、樹脂
の形状は、ゲル型、ポーラス型のいずれであっての本発
明では使用することができる。具体的には、ダウエック
ス50W−X1、ダウエックス50W−X2、ダウエッ
クス50W−X4、ダウエックス50W−X8、ダウエ
ックス50W−X12、デユオライトC−20、デユオ
ライトC−204F、デユオライトC−255、デユオ
ライトC−250デユオライトC−26、デユオライト
C−262、デユオライトC−264、デユオライトC
−265、ダイヤイオンSK116,ダイヤイオンSK
IB、ダイヤイオンPK212、ダイヤイオンPK21
6、ダイヤイオンPK220、ダイヤイオンPK22
8、アンバーライトIR−120B、アンバーライトI
R−121、アンバーライトIR−122、アンバーラ
イトIR−124、アンバーライトIR−252などの
強酸性カチオン交換樹脂を適宜カルシウム型に変換した
ものを挙げることができる。この中でも、醤油成分の損
失度合、交換容量、耐久性などの観点から、ポーラス型
の樹脂、特にポーラス型のダイヤイオンPK228が最
も好ましいものとして挙げられる。
【0009】カルシウム型カチオン交換樹脂の調製は、
常法により行えばよい。すなわち、遊離型(H+型)の
カチオン交換樹脂を水酸化カルシウム、塩化カルシウム
などの水溶液で処理することによりカルシウム型のカチ
オン交換樹脂を調製することができる。生醤油とカルシ
ウム型カチオン交換樹脂との接触は、バッチ法、カラム
法のいずれの方法も適用することができる。操作性の点
からいえばカラム法が好ましい。 カラム法で行う場合
の接触条件は、接触温度10〜40℃、空間速度(S
V)10以下、好ましくは0.5〜3の範囲内から適宜
選定すればよい。また、バッチ法で行う場合の接触条件
は、接触温度10〜40℃、接触時間10時間以下、好
ましくは0.5〜5時間の範囲内から適宜選定すればよ
い。なお、接触後の樹脂は、酸洗浄後、水洗し、塩化カ
ルシウム溶液を通液することにより再生し、再度利用す
ることができる。
【0010】生醤油とカルシウム型カチオン交換樹脂と
の接触後、醤油中のリンをリン酸カルシウムとして効率
よく沈澱させるため、pH調整と加温処理を行う。生醤
油のpHは通常4.7前後であり、これをカルシウム型
カチオン交換樹脂と接触させた場合、pHはpH4.5
〜4.6まで低下する。本発明者の研究によれば、カル
シウム型カチオン交換樹脂と接触後の醤油のpHを調整
せずに、そのまま加温しても十分な脱リン効果は得られ
ない。従って、加温前、加温中または加温後のいずれか
の時期にpHを調整する必要がある。pHの調整は、食
品衛生上無害なアルカリ、例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化カルシウム、好ましくは水酸化カ
ルシウムを醤油に添加することにより行うことができ
る。アルカリの添加は、単回で行ってもよく、数回に分
けて行ってもよい。加温処理後にpH調整を行う場合に
は、醤油の温度があまり下がらないうちにpH調整を行
うのが好ましい。pHの調整範囲は、アルカリの添加時
期によっても異なるが、4.6〜5.5、好ましくは
4.6〜5.3の範囲内から適宜選択すればよい。より
具体的には、加温処理前にpHの調整を行う場合には、
pHを4.8〜5.3に調整し、加温処理中または加温
処理後にpHの調整を行う場合には、pHを4.6〜
4.9に調整する。
【0011】加温処理は、通常の方法にて、60〜90
℃で1秒〜1時間、好ましくは1秒〜10分間程保持す
ることにより行うことができる。加温処理後、必要によ
りpHを上記範囲に再調整し、さらに30〜50℃で5
〜48時間程度保持してもよい。このような加温処理に
より、リン酸カルシウムの析出結晶化を完全に終了させ
ることができる。加熱処理後、リン酸カルシウムを含む
おり成分を除去し、本発明の低リン酸醤油を得る。おり
成分の除去(おり引き)は、圧搾、遠心分離、膜ろ過な
どの通常の固液分離手段を適用して行うことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、醤油中から効率よくリ
ンを除去することができ、品質の変化を最小限に抑制し
た高品質の低リン醤油を製造することができる。また、
本発明方法においては、おりの物性が大きく変化し、通
常の醤油のおりに比べて極めてすばやく沈降するため、
おり引き操作を短時間で終了させることができる。しか
も、製品における二次おりの心配もない。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。 実施例1 強酸性カチオン交換樹脂、ダイヤイオンPK228(三
菱化成(株)製)カルシウム型300mlを内径40mm
のカラムに充填し、樹脂面まで水位を下げ、室温条件
下、生醤油(TN=2.05%)2400mlを毎時6
00mlで通液(SV=2)した。生醤油通液後の樹脂
は200mlの水で洗浄し、得られた洗浄液と先の樹脂
接触液とを合わせて処理液(2600ml)とし、以後
の操作に供した。なお、TNの図収率は96.5%であ
り、樹脂接触後の醤油中のカルシウム含量は346ml
/dlであり、接触前の15倍に増加していた。また、
樹脂との接触により、醤油のpHは4.75から4.6
0に低下していた。処理液を5M水酸化ナトリウムでp
H4.75に調整した後、75℃達温で火入を行い、再
び5N水酸化ナトリウムでpH4.75に再調整した。
これを50℃で一夜保温した後、遠心分離で沈澱を除去
し、本発明の低リン醤油を得た。この低リン醤油を分析
した結果、通常の濃口醤油のP、CaおよびKの平均値
を100%とした場合、それぞれP:18.8%、C
a:1520%およびK:97.8%に相当する量しか
含まれていないことが確認された。また、得られた醤油
の香味は、通常の醤油とさほど変わらないものであっ
た。
【0014】実施例2 室温条件下、生醤油5200ml(pH4.73)をダ
イヤイオンPK228(Ca型)700mlに毎時14
00mlの流速で通液(SV=2)した後、400ml
の水で樹脂を洗浄し、先の樹脂接触液と洗浄液とを合わ
せて処理液5450mlを得た。この処理液を50%
(w/v)水酸化カルシウム懸濁液を用いてpH4.7
5とし、73℃達温で火入を行った。火入れ後、醤油の
pHが4.40に下っていたので、再び上記水酸化カル
シウム懸濁液でpH4.75に調整し、50℃で2日間
保存後、遠心分離しておりを除去し、本発明の低リン醤
油(pH4.60、5300ml)を得た。次に、上記
低リン醤油5300mlをイオン交換膜法により、Na
Cl濃度が8.5%になるまで脱塩し、TN1.57%
換算で、NaCl:8.50%、P:45mg%、C
a:365mg%、K:178mg%の低ナトリウム・
低リン醤油5890mlを得た。得られた醤油の香味
は、通常の醤油とほとんど変わらないものであった。
【0015】実施例3 室温条件下、生醤油をダイヤイオンPK−228(Ca
型)で処理し、樹脂処理液を200mlづつ採取した。
得られた処理液の火入前のpHをNaOH又はCa(O
H)2 を用いて種々のpHに調製し、80℃達温条件で
火入し、50℃で一夜保存後、遠心分離により沈澱を除
去し、低リン醤油を得た。pHの動向と脱リン率の関係
を、表1に示す。
【0016】
【表1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生醤油をカルシウム型カチオン交換樹脂
    と接触させ、pHを4.8〜5.3に調整後、加温し、
    生じたリン酸カルシウムを醤油中から除去することを特
    徴とする、低リン醤油の製造法。
  2. 【請求項2】 生醤油をカルシウム型カチオン交換樹脂
    と接触させ、pHを4.6〜4.9に調整しながら加温
    し、生じたリン酸カルシウムを醤油中から除去すること
    を特徴とする、低リン醤油の製造法。
  3. 【請求項3】 生醤油をカルシウム型カチオン交換樹脂
    と接触させ、加温した後、pHを4.6〜4.9に調整
    し、生じたリン酸カルシウムを醤油中から除去すること
    を特徴とする、低リン醤油の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016060149A1 (ja) * 2014-10-14 2016-04-21 キッコーマン株式会社 低pH醤油

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016060149A1 (ja) * 2014-10-14 2016-04-21 キッコーマン株式会社 低pH醤油
JP5964537B1 (ja) * 2014-10-14 2016-08-03 キッコーマン株式会社 低pH醤油
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