JPH0731332U - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH0731332U
JPH0731332U JP6794493U JP6794493U JPH0731332U JP H0731332 U JPH0731332 U JP H0731332U JP 6794493 U JP6794493 U JP 6794493U JP 6794493 U JP6794493 U JP 6794493U JP H0731332 U JPH0731332 U JP H0731332U
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JP
Japan
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injection
displacement pump
pump
main controller
drive control
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Pending
Application number
JP6794493U
Other languages
English (en)
Inventor
清司 谷澤
Original Assignee
株式会社名機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機の射出装置に於いて成形条件を低
く設定した場合、余剰となって成形サイクル中に一度も
使用しないポンプがあれば、自動的に其のポンプを停止
し、今まで以上の省電力、低騒音化を達成する。 【構成】 固定ポンプ用電動機22,23の駆動回路5
2,53には、その駆動回路を遮断するためのリレー接
点x,yを内蔵させ、またメインコントローラー72に
は、二個のリレーX,Yを接続する。射出速度設定器7
4とスクリュー回転数設定器75に入れた成形条件を、
メインコントローラー72が判断し、成形サイクル中に
一度も使用しない固定ポンプがあれば、リレーXまたは
リレーYに指令してその接点xとyとを操作し、駆動制
御回路52,53の遮断を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は射出成形機に関し特に省電力と低騒音化に係る。
【0002】
【従来の技術】
加熱シリンダ内に回転且つ往復動可能に挿嵌したスクリュを射出シリンダと油 圧モータにより駆動するようにした射出成形機の射出装置に於いて、該射出シリ ンダと油圧モータに圧油を送るための可変容量形ポンプと、該可変容量形ポンプ に併設される固定容量形ポンプからなる従来の油圧回路を図4に示す。
【0003】 この図に於いて可変容量形ポンプ11と、固定容量形ポンプ12,13は夫々 の吐出量比が1:1:1の関係にあり、電動機21,22,23により駆動され ている。ポンプ12の吐出口管路2の先にはアンロード用の電磁切換弁32を設 け、その先に逆止弁42設けて電磁切換弁32がアンロードした時にアクチュエ ータからの作動油の逆流を防いでいる。固定容量形ポンプ13の吐出口管路3の 先にはアンロード用の電磁切換弁33を設け、その先に逆止弁43を設けて電磁 切換弁33がアンロードした時にアクチュエタからの作動油の逆流を防いでいる 。可変容量形ポンプ11の吐出口管路1と逆止弁42,43の出口管路6、7は 接続して管路8となりその先は電磁切換弁61,62に接続し、その先の管路は 射出装置の各アクチュエータに接続している。又管路8より分岐してリリーフ弁 64を設けそこから出た作動油はオイルモーター66から出た作動油と合流し、 オイルクーラー65を通りタンクへ戻っている。電磁切換弁62と接続する配管 Tにはスクリュー背圧用リリーフ弁63が接続されて、その出口側はタンクに開 放されている。電動機21,22,23には、夫々を駆動するための電気の駆動 制御回路51,82,83が接続されている。
【0004】 図5は電気制御の大まかなブロック図を示し、図中の74は射出速度設定器、 75はスクリュ回転数設定器である。73はメインコントローラを示す。設定器 74,75に成形条件を入れるとメインコントローラ73はプログラムを遂行し ながら、自動成形中の各工程で必要とする作動油量Qを取り出すよう、可変容量 形ポンプ11のソレノイド11aとアンロード用の電磁切換弁32,33のソレ ノド32a,33aに電気信号を出すようになっている。
【0005】 図6は上記の場合のポンプの組み合わせを図示したものである。 例えば、射出速度設定器74とスクリュー回転数設定器75に入れた両方の成 形条件の最高値が仕様の最高値の40%であるとき、この条件は各アクチュエー タに送り込む作動油の量に依存するから、必要油量Qは0〜40%の間になるわ けで、使用量が少ない時は図6に示すゾーン1のポンプを使用し多いときでもゾ ーン2のポンプを使用する。従ってこの成形サイクルでは可変容量形ポンプ11 のみか、または可変容量形ポンプ11と固定容量形ポンプ12により作動油量Q を取り出す。尚作動油量Qは管路8を流れるポンプの合計油量である。前記のゾ ーン1若しくはゾーン2の組み合わせのポンプからのこの作動油量Qの取出す方 法は公知であり本考案には関係ないので省略する。この場合全サイクルを通じて 固定容量ポンプ13は余剰となる。メインコントローラ73からソレノイド33 aには電気信号が出ないので、電磁切換弁33はニュートラルの位置のままの状 態を保持し、固定容量形ポンプ13が吐出口管路3に吐出した作動油は電磁切換 弁33から管路5を通り無負荷でタンクへ逃たままになりこのポンプは無負荷の まま回転を続ける。
【0006】 このように成形サイクル中まったく使用しない固定容量形ポンプは、油を吐出 はするが各ポンプの吐出口管路に組み込んだアンロード用の電磁切換弁32や3 3によりアンロードされて無負荷のままとなる。しかし回転を止めるわけではな いのでこのため無駄な電力及び騒音が発生していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこのような問題点を解決するものであって、能力を落として成形し ている射出成形機の省電力、低騒音化に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、射出シリンンダと油圧モータに圧油を送るため の可変容量形ポンプ及び、該可変容量形ポンプに併設される一又は複数の固定容 量形ポンプにより構成される油圧制御装置と、該固定容量形ポンプを駆動するた めの電動機と、該電動機を駆動若しくは停止させる為の駆動制御回路と、該駆動 制御回路をコントロールする機能を有するメインコントローラとを備え、而も該 メインコントローラは射出速度とスクリュ回転数の仕様の最高値を記憶する記憶 部を有すると共に、設定された成形条件を該記憶部に記憶された前記仕様の最高 値と比較すると共にその比較に基ずいて、前記駆動制御回路に段階的な制御信号 を送る射出成形機とした。
【0009】
【作用】
本考案によれば能力を落とした成形条件で運転する場合、全成形サイクルを通 じて余剰となり、使用していない固定容量形ポンプを自動運転サイクル中は止め るので、今まで以上に省電力、低騒音化を達成出来る。
【0010】
【実施例】
以下添付の図面の実施例にしたがってこの考案を詳細に説明する。図1はこの 考案の1例である。尚従来技術の項で説明したのと同一目的に使用する機器には これと同一の符号を付与し、また油圧回路も同じなので説明も省略する。
【0011】 違う箇所としては、各ポンプ駆動用電動機21,22,23の電気の駆動制御 回路51,52,53のうち、固定容量形ポンプ用の52,53には内部に該駆 動制御回路を遮断する為のリレー用接点x及びyを内蔵している。この接点を働 かせると該駆動制御回路は遮断状態になり電動機22,23は停止する。
【0012】 図2は電気制御の大まかなブロック図を示している。72はメインコントロー ラを示す。設定器74,75に成形条件を入れると72メインコントローラの記 憶部に記憶された仕様の最高値と比較の上判断し、サイクル全体を通じて常に余 剰となる固定容量形ポンプが有ればそれを割り出すと共にリレーXとYに指令を 出し、該リレーの接点xとyを使って当該ポンプを駆動する電動機の駆動制御回 路を遮断する。
【0013】 しかも手動運転で行う成形トライには、頻繁な条件変更に対応するために、全 部のポンプを運転したままで対応し、成形条件が決まって自動運転に入ると、最 初のサイクルから該リレーの接点xとyを働かせ、余剰となる固定容量形ポンプ を自動的に停止させる。
【0014】 図3は上記の場合のポンプの組み合わせを図示したものである。 例えば、成形条件の最高値が33.3%以下の時必要とする作動油量Qもこの 値に比例しゾーン1のポンプが使用される。 メインコントローラ72はリレー XとYに指令を出し、その結果接点xとyがONとなり駆動制御回路52と53 は遮断されその結果固定容量形ポンプ12と13は運転されない。そして可変容 量形ポンプ11のみにより33.3%以下の任意の必要な作動油量Qが取出され る。
【0015】 成形条件の最高値が66.6%以下33.3%未満の時はゾーン2のポンプを 使用し、メインコントローラ72の指令によりリレーXが働き、その接点xがO Nし、駆動制御回路53のみを遮断するので固定容量形ポンプ13が運転されな い。それ故固定容量形ポンプ12の吐出油量と可変容量形ポンプ11の任意の吐 出油により必要な作動油量Qが取出される。
【0016】 また成形条件の最高値が66.6%以上の時はゾーン3のポンプを使用する、 この場合は全部のポンプを使用することになり駆動制御回路52と53の遮断は せず、固定容量形ポンプ12,13も運転したままとなる。この固定容量形ポン プの吐出油量と可変容量形ポンプ11の任意の吐出油により作動油量Qが取出さ れる。 これらのポンプ選択は前記したように手動による成形トライの後自動運転に入 った時から行われる。自動運転時の作動油量Qの取り出し方は、止めずに残って 回転している固定容量形ポンプと可変容量形ポンプ11により行うが、公知の方 法により行うので説明を省略する。
【0017】 以上、本考案の一実施例をリレーX,Yを介する方法で説明したが半導体のス イッチング素子、例えばサイリスタ等を使用することもでき、本考案の趣旨を逸 脱しない範囲においてメインコントローラによる駆動制御回路の制御法に他の方 法も考えられる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば能力を落とした成形条件で運転する場合、入力した成形条件を 満足させるに必要なポンプは残し、それでも余剰となる固定容量形ポンプは自動 サイクル中に運転を止めるので、今まで以上に省電力、低騒音化を達成すること が出来る。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による射出成形機の油圧回路図の1例
【図2】本考案によるブロック図
【図3】本考案によるポンプの組み合わせ図
【図4】従来の射出成形機の油圧回路図
【図5】ブロック図
【図6】ポンプの組み合わせ図
【符号の説明】
11 可変容量形ポンプ 12,13 固定容量形ポンプ 21,22,23 電動機 32,33 アンロード用電磁弁 11a,32a,33a ソレノイド 51,52,53 82 83 駆動回路 67 射出シリンダ 68 スクリュ 69 加熱シリンダ 72,73 メインコントローラー 74 射出速度設定器 75 スクリュー回転数設定器 X,Y リレー x,y リレー接点 Q 作動油量

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱シリンダ内で回転且つ往復動可能に
    挿嵌したスクリュを射出シリンンダと油圧モータにより
    駆動するようにした射出成形機に於いて、該射出シリン
    ンダと該油圧モタに圧油を送るための可変容量形ポン
    プ、及び該可変容量形ポンプに併設される一又は複数の
    固定容量形ポンプにより構成される油圧制御装置と、該
    固定容量形ポンプを駆動するための電動機と、該電動機
    を駆動若しくは停止させる為の駆動制御回路と、該駆動
    制御回路をコントロールする機能を有するメインコント
    ローラとを備え、而も該メインコントローラは射出速度
    とスクリュ回転数の仕様の最高値を記憶する記憶部を有
    すると共に、設定された成形条件を該記憶部に記憶され
    た前記仕様の最高値と比較すると共にその比較に基ずい
    て、前記駆動制御回路に段階的な制御信号を送ることを
    特徴とする射出成形機。
JP6794493U 1993-11-26 1993-11-26 射出成形機 Pending JPH0731332U (ja)

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JP6794493U JPH0731332U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 射出成形機

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JPH0731332U true JPH0731332U (ja) 1995-06-13

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JP6794493U Pending JPH0731332U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 射出成形機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4083729B2 (ja) * 2004-03-29 2008-04-30 三星エスディアイ株式会社 改質器及びこれを利用する燃料電池システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4083729B2 (ja) * 2004-03-29 2008-04-30 三星エスディアイ株式会社 改質器及びこれを利用する燃料電池システム

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