JPH07313118A - 食材加熱機構 - Google Patents

食材加熱機構

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Publication number
JPH07313118A
JPH07313118A JP6108379A JP10837994A JPH07313118A JP H07313118 A JPH07313118 A JP H07313118A JP 6108379 A JP6108379 A JP 6108379A JP 10837994 A JP10837994 A JP 10837994A JP H07313118 A JPH07313118 A JP H07313118A
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JP
Japan
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food
heating
tray
heating plate
heated
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Pending
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JP6108379A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Naramura
紀行 楢村
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Kyowa Kogyosho KK
Original Assignee
Kyowa Kogyosho KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/0611Roasters; Grills; Sandwich grills the food being cooked between two heating plates, e.g. waffle-irons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/08Bread-toasters
    • A47J37/0864Bun toasters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食材の表層に焼成層が形成でき且つその中心
部まで従来よりも速く昇温せしめることが出来ると共
に、その後の取り扱いを迅速に処理し得る食材加熱機構
を提供しようとするもの。 【構成】 この発明の食材加熱機構は、少なくとも上下
一対の加熱板2と、前記一対の加熱板2のうちの下側の
加熱板2に載置すべき食材トレー12とを具備し、前記食
材トレー12は焼成層を形成すべき側を上側として食材が
収容されるように構成されると共に、前記食材は前記食
材トレー12と上側の加熱板2との間で挟圧加熱されるよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンバーガーのバン
ズなどの食材を加熱・焼成するための機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】客の注文に応じた各種のハンバーガーを
販売するファースト・フードのハンバーガー店では、出
来たてのハンバーガーを迅速に提供すべく、一般的に次
のようにしてバンズ(下側バンズはヒール、上側バンズ
はクラウンと通称される)を加熱・焼成している。
【0003】すなわち、食材に熱を伝導するための加熱
板により、バンズの切断面(ヒールとクラウンの分断
面)側を一定の時間接触加熱し、その中心部まで昇温
(約80℃程度)させる。この際、加熱板の温度を或る
程度高温(約230℃程度)に設定することにより、バ
ンズの切断面の表層に焼成層を形成せしめる。この焼成
層により、バンズの切断面に塗布すべき液状調味料がバ
ンズ内へと浸透していくのを防止し、加熱・焼成したバ
ンズにサックリした歯触りを付与するのである。
【0004】しかし、バンズ(ヒール或いはクラウン)
の中心部まで昇温するのに要する時間は、通常その切断
面の表層に焼成層が形成される時間よりも長時間を必要
とする。したがって、バンズの中心部まで昇温するのを
待つと、切断面が高温の加熱板により過度に焼成されて
しまうという問題があった。これでは、バンズの切断面
がパサパサとなり、食味が極端に低下してしまう。
【0005】また、加熱・焼成したバンズは次工程に移
してハンバーガーの他の構成食材(液状調味料や野菜、
パティー等)と組み合わせるのであるが、この取り扱い
を迅速に処理したいという要望もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
食材の表層に焼成層が形成でき且つその中心部まで従来
よりも速く昇温せしめることが出来ると共に、その後の
取り扱いを迅速に処理し得る食材加熱機構を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。
【0008】この発明の食材加熱機構は、少なくとも上
下一対の加熱板と、前記一対の加熱板のうちの下側の加
熱板に載置すべき食材トレーとを具備し、前記食材トレ
ーは焼成層を形成すべき側を上側として食材が収容され
るように構成されると共に、前記食材は前記食材トレー
と上側の加熱板との間で挟圧加熱されるようにしたこと
を特徴とする。
【0009】また、複数の前記加熱板が相互間の接近・
離反を可能として上下に並設され、複数の前記食材トレ
ーが前記加熱板の各相互間に挿入されてその下側の加熱
板にそれぞれ載置されるべきものとされ、加熱板の各相
互間では前記食材トレーとその上側の加熱板との間で食
材が挟圧加熱されるようにしたこととして実施すること
もできる。
【0010】また、前記食材トレーを、その上側の加熱
板との間で食材を挟圧加熱する際に食材の収容域が外気
と隔絶されるような形状としたこととして実施すること
もできる。
【0011】また、前記食材トレーが、収容すべき食材
の外周形状に対応した形状の窪みを有することとして実
施することもできる。
【0012】また、前記食材トレーの食材収容面及び/
又は前記加熱板に、遠赤外線放射物質の被膜が形成され
ていることとして実施することもできる。
【0013】
【作用】この発明は、以下のような作用を有する。
【0014】この発明の食材加熱機構によると、食材は
焼成層を形成すべき側を上側として食材トレーに収容さ
れ、この食材トレーと上側の加熱板との間で挟圧加熱さ
れる。前記食材トレーは一対の加熱板のうちの下側の加
熱板に載置されるので、食材には下側の加熱板との間に
介在する食材トレーを通し、上側の加熱板よりも低温の
熱が下側から伝導することとなる。
【0015】つまり、食材の焼成層を形成すべき側は上
側の加熱板から直接接触加熱されるとともに、下側から
も焼成層を形成すべき側よりも少ない熱が食材トレーを
通して伝導する。また、食材は食材トレーに収容される
ので加熱・焼成後の移動が非常にしやすい。
【0016】複数の前記加熱板が相互間の接近・離反を
可能として上下に並設され、複数の前記食材トレーが前
記加熱板の各相互間に挿入されてその下側の加熱板にそ
れぞれ載置されるべきものとされ、加熱板の各相互間で
は前記食材トレーとその上側の加熱板との間で食材が挟
圧加熱されるようにすると、既述のような作用を有する
とともに、複数の食材トレーにより一度に多くの食材を
加熱・焼成することができる。この場合、加熱板の上面
からはここに載置した食材トレーを介して上側の食材に
熱を及ぼし、加熱板の下面からは食材の焼成層を形成す
べき側を直接接触加熱するのである。
【0017】前記食材トレーを、その上側の加熱板との
間で食材を挟圧加熱する際に食材の収容域が外気と隔絶
されるような形状とすると、加熱時の気密性に優れ熱効
率のよいものとすることができる。
【0018】前記食材トレーが、収容すべき食材の外周
形状に対応した形状の窪みを有することとすると、食材
に対する熱伝導効率に優れるとともに食材に対して無理
な押圧力を及ぼさないのでその形状を損ないにくい。
【0019】前記食材トレーの食材収容面及び/又は前
記加熱板に、遠赤外線放射物質の被膜が形成されている
こととすると、遠赤外線放射物質から放射される遠赤外
線により食材の内部の昇温が速くなり、外部が焼成され
過ぎないうちに全体が焼き上がる。また、より短時間で
全体的に焼き上げることができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面を参照して説明する。
【0021】図1乃至図8に示すように、この実施例の
食材加熱機構は、バンズのヒールHとクラウンCとを同
時に加熱・焼成するように構成している。
【0022】図1乃至図6に示すように、この食材加熱
機構は、伸縮リンク1により上下方向に可動とした上側
の加熱板2、固定式とした中側の加熱板2、伸縮リンク
1により上下方向に可動とした下側の加熱板2の三枚の
加熱板2を、相互間の接近・離反を可能として上下に並
設している。
【0023】図1、3、5、6に示すように、前記伸縮
リンク1の上端と下端にはリンク伸縮ローラ3が設けら
れ、このリンク伸縮ローラ3はカムフォロワーガイド4
によりその移動軌跡を上下方向の一定範囲に拘束されて
いる。下端のリンク伸縮ローラ3は斜面を有するリンク
伸縮カム5に案内され、リンク伸縮カム5はカム連結バ
ー6とブラケット7を介してスクリューナット8(図6
参照)に連結されている。スクリューナット8はスクリ
ューシャフト9に螺合せしめられ、このスクリューシャ
フト9はカップリング10を介してモータMにより回転駆
動せしめられるようにしている。したがって、モータM
の回転運動が伸縮リンク1の伸縮運動に変換せしめら
れ、これにより上側の加熱板2と下側の加熱板2が固定
された中側の加熱板2に向けて接近・離反せしめられ
る。なお、11はピローブロック、30はリンク伸縮カム移
動ローラである。
【0024】また、ヒールHを収容するための食材トレ
ー12(図7参照)とクラウンCを収容するための食材ト
レー12(図8参照)とを、前記の三枚の加熱板2の各相
互間に挿入せしめて、その下側の加熱板2にそれぞれ載
置するようにしている。この実施例では、上側の加熱板
2と中側の加熱板2の間ではヒールHを、中側の加熱板
2と下側の加熱板2の間ではクラウンCを加熱・焼成す
るようにしている。なお、この実施例では1バッチでヒ
ールHとクラウンCがそれぞれ6個づつ加熱・焼成され
るようにしており、食材トレー12の材質としてアルミニ
ウムを採用している。
【0025】この実施例では三枚の加熱板2を設けた
が、少なくとも上下一対の加熱板2と、前記一対の加熱
板2のうちの下側の加熱板2に載置すべき食材トレー12
とを具備せしめれば実施することができる(図示せ
ず)。この場合の食材加熱機構では、ヒールH或いはク
ラウンCのどちらか一方を加熱・焼成することができ
る。
【0026】食材トレー12は、ヒールH或いはクラウン
Cに対し焼成層を形成すべき切断面側13を上側として収
容するように構成しており、ヒールH或いはクラウンC
はその皮面側14(下面側)で食材トレー12に載置され
る。
【0027】クラウンCを収容する食材トレー12には、
収容すべきクラウンCの外周形状に対応した形状の窪み
15(デント)を形成している。また、ヒールH及びクラ
ウンCの食材トレー12の食材収容部の深さ(デント深
さ)は、ヒールH及びクラウンCの厚みよりも少し(約
2〜3mm程度)浅く設定している。これらの食材を加熱
・焼成する際に、上下方向に若干の圧縮力をかけて挟圧
加熱するためである。また、前記食材トレー12は、その
上側の加熱板2との間で食材を挟圧加熱する際に食材の
収容域が外気と隔絶されるような形状としている。
【0028】ヒールH及びクラウンCの食材トレー12の
食材収容面、上側加熱板2の下面側、中側加熱板2の上
下両面、下側加熱板2の上面側には、それぞれ遠赤外線
放射物質の被膜(図示せず)を公知の方法で形成する表
面処理を施している。したがって、前記それぞれの遠赤
外線放射物質の被膜は加熱された際に、遠赤外線を放射
する。また、遠赤外線放射物質の被膜上には公知の方法
でフッ素樹脂の薄膜(図示せず)を形成している。加熱
・焼成すべきバンズとの間に非粘着性を付与し、取出し
の際の固着を防止するためである。
【0029】次に、この実施例の食材加熱機構の使用状
態を説明する。上側の加熱板2、中側の加熱板2、下側
の加熱板2の加熱面がそれぞれ約230℃程度に維持さ
れるように温度調節しておく。なお、この実施例では、
食材トレー12を、この食材加熱機構の上方に設けた余熱
スロット(図示せず)に挿入し、予めバンズの皮面側14
(下面側)を加熱するのに適当な温度である約110℃
〜140℃よりも若干低いくらいの温度にまで昇温させ
ている。食材トレー12を加熱板2に載置している間に約
110℃〜140℃程度に昇温させ、加熱・焼成時間を
より短縮するためである。
【0030】先ず、予熱しておいた食材トレー12にヒー
ルHとクラウンCをそれぞれ6個づつその切断面側13が
上側となるようにして収容する。ヒールHとクラウンC
は食材トレー12からその切断面が約2〜3mm程度突出す
る態様で収容される。
【0031】そして、ヒールHを収容した食材トレー12
は中側の加熱板2に、クラウンCを収容した食材トレー
12は下側の加熱板2に載置し、前記モータMを回転駆動
することにより上側の加熱板2と下側の加熱板2とを中
側の加熱板2に向けて接近せしめ(上側の加熱板2を所
定位置まで下降せしめ、下側の加熱板2を所定位置まで
上昇せしめる)、ヒールHとクラウンCを食材トレー12
とその上側の加熱板2との間で挟圧加熱させる。挟圧状
態となると、それぞれのバンズの加熱・焼成が開始され
る。所定の時間この挟圧状態を維持することにより、ヒ
ールHとクラウンCを同時に挟圧加熱する。三枚の加熱
板2の各相互間では、食材トレー12とその上側の加熱板
2との間でヒールHとクラウンCが挟圧加熱されるので
ある。
【0032】食材トレー12に収容したバンズの皮面側14
(下面側)には、これらを載置する加熱板2から食材ト
レー12を介して熱が及ぼされる。すなわち、ヒールHと
クラウンCの切断面側13はその上側の高温(約230℃
程度)の加熱板2から接触加熱され、バンズの皮面側14
は食材トレー12により低温接触加熱(約110℃〜14
0℃程度)されることになる。こうして、バンズの切断
面の表層には高温加熱(約230℃程度)により焼成層
が形成され、皮面側14は低温加熱(約110℃〜140
℃程度)により柔らかく焼き上げることができる。
【0033】すなわち、ヒールHとクラウンCはその切
断面の表層に焼成層を形成するため高温(約230℃)
にて加熱・焼成する必要があるのだが、この実施例のよ
うに構成すると、皮面側14(下面側)は低温(約110
〜140℃)で加熱することができるので、高温加熱に
より下面側の皮が固くなり過ぎるという不具合を回避す
ることができるという利点がある。
【0034】所定時間が経過し各バンズの加熱・焼成が
完了すると、前記モータMを逆方向に回転駆動し、上側
の加熱板2を上昇させると共に下側の加熱板2を下降せ
しめ、相互間の間隔を広げた後、それぞれの食材トレー
12を取り出す。
【0035】この実施例では、各バンズの中心部の温度
が約80℃に到達するのに要する時間は約10〜15秒
であった。なお、従来は、バンズの切断面側13のみから
熱を伝導させる機構であったため、バンズの中心温度が
目標とする約80℃程度まで到達するまでの所要時間が
1分前後を要していた。すなわち、この実施例のものに
よると時間短縮による生産性の向上が期待できるという
利点がある。
【0036】ところで、クラウンCを収容する食材トレ
ー12は、クラウンCの外周形状に対応した形状の窪み15
を有するので、クラウンCに対する熱伝導効率に優れる
とともにクラウンCに対して無理な押圧力を及ぼさない
のでその形状を損ないにくいという利点がある。すなわ
ち、挟圧加熱の際に切断面の表層に焼成層を形成するた
めクラウンCに加熱板2を圧着させるのであるが、食材
トレー12の窪み15形状の故に加熱・焼成後に外周形状が
平らになってしまうことによる外観上の商品価値の低下
を防止することができる。また、食材トレー12を、その
上側の加熱板2との間で食材を挟圧加熱する際に食材の
収容域が外気と隔絶されるような形状としているので、
加熱時の気密性に優れ熱効率のよいものとすることがで
きるという利点がある。
【0037】さらに、食材トレー12と各加熱板2には遠
赤外線放射物質の被膜を形成しているので、赤外線放射
物質から放射される遠赤外線により食材の内部の昇温が
速くなり、外部が焼成され過ぎないうちに全体が焼き上
がるとともに、より短時間で全体的に焼き上げることが
できるという利点がある。また、フッ素樹脂の薄膜によ
り剥離性にも優れる。
【0038】この実施例の食材加熱機構によると、ヒー
ルHとクラウンCとは焼成層を形成すべき側を上側とし
て食材トレー12に収容され、この食材トレー12とその上
側の加熱板2との間で挟圧加熱される。前記食材トレー
12はその下側の加熱板2に載置されるので、食材には下
側の加熱板2との間に介在する食材トレー12を通し、上
側の加熱板2よりも低温の熱が下側から伝導することと
なる。つまり、ヒールHとクラウンCの焼成層を形成す
べき側は上側の加熱板2から直接接触加熱されるととも
に、下側からも焼成層を形成すべき側よりも少ない熱が
食材トレー12を通して伝導する。また、ヒールHとクラ
ウンCは食材トレー12に収容されるので加熱・焼成後の
移動が非常にしやすい。
【0039】さらに、二つの食材トレー12により一度に
ヒールHとクラウンCを加熱・焼成することができる。
この場合、中側の加熱板2の上面からはここに載置した
食材トレー12を介して上側のヒールHに熱を及ぼし、加
熱板2の下面からはクラウンCの焼成層を形成すべき側
を直接接触加熱するのである。
【0040】したがって、ヒールHとクラウンCの表層
に焼成層が形成でき且つその中心部まで従来よりも速く
昇温せしめることが出来ると共に、その後の取り扱いを
迅速に処理し得るという利点を有する。
【0041】
【発明の効果】この発明の食材加熱機構は上述のような
構成であり、次の効果を有する。
【0042】食材の表層に焼成層が形成できると共に、
下側からも焼成層を形成すべき側よりも少ない熱が食材
トレーを通して伝導するのでその中心部まで従来よりも
速く昇温せしめることが出来る。また、食材は食材トレ
ーに収容されるので加熱・焼成後の移動が非常にしやす
いので、その後の取り扱いを迅速に処理し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の食材加熱機構の実施例の加熱・焼成
前の状態を説明する正面図。
【図2】図1の食材加熱機構の要部を説明する正面図。
【図3】図1の食材加熱機構の加熱・焼成中の状態を説
明する正面図。
【図4】図3の食材加熱機構の要部を説明する正面図。
【図5】図3の食材加熱機構の側面図。
【図6】図1の食材加熱機構の回転駆動部を説明する正
面図。
【図7】図1のヒールを収容する食材トレーを説明する
斜視図。
【図8】図1のクラウンを収容する食材トレーを説明す
る斜視図。
【符号の説明】
2 加熱板 12 食材トレー 15 窪み
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 食材加熱機構
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンバーガーのバン
ズなどの食材を加熱・焼成するための機構に関するもの
である。
【従来の技術】客の注文に応じた各種のハンバーガーを
販売するファースト・フードのハンバーガー店では、出
来たてのハンバーガーを迅速に提供すべく、一般的に次
のようにしてバンズ(下側バンズはヒール、上側バンズ
はクラウンと通称される)を加熱・焼成している。すな
わち、食材に熱を伝導するための加熱板により、バンズ
の切断面(ヒールとクラウンの分断面)側を一定の時間
接触加熱し、その中心部まで昇温(約80℃程度)させ
る。この際、加熱板の温度を或る程度高温(約230℃
程度)に設定することにより、バンズの切断面の表層に
焼成層を形成せしめる。この焼成層により、バンズの切
断面に塗布すべき液状調味料がバンズ内へと浸透してい
くのを防止し、加熱・焼成したバンズにサックリした歯
触りを付与するのである。しかし、バンズ(ヒール或い
はクラウン)の中心部まで昇温するのに要する時間は、
通常その切断面の表層に焼成層が形成される時間よりも
長時間を必要とする。したがって、バンズの中心部まで
昇温するのを待つと、切断面が高温の加熱板により過度
に焼成されてしまうという問題があった。これでは、バ
ンズの切断面がパサパサとなり、食味が極端に低下して
しまう。また、加熱・焼成したバンズは次工程に移して
ハンバーガーの他の構成食材(液状調味料や野菜、パテ
ィー等)と組み合わせるのであるが、この取り扱いを迅
速に処理したいという要望もある。
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
食材の表層に焼成層が形成でき且つその中心部まで従来
よりも速く昇温せしめることが出来ると共に、その後の
取り扱いを迅速に処理し得る食材加熱機構を提供しよう
とするものである。
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。この
発明の食材加熱機構は、少なくとも上下一対の加熱板
と、前記一対の加熱板のうちの下側の加熱板に載置すべ
き食材トレーとを具備し、前記食材トレーは焼成層を形
成すべき側を上側として食材が収容されるように構成さ
れると共に、前記食材は前記食材トレーと上側の加熱板
との間で挟圧加熱されるようにしたことを特徴とする。
また、複数の前記加熱板が相互間の接近・離反を可能と
して上下に並設され、複数の前記食材トレーが前記加熱
板の各相互間に挿入されてその下側の加熱板にそれぞれ
載置されるべきものとされ、加熱板の各相互間では前記
食材トレーとその上側の加熱板との間で食材が挟圧加熱
されるようにしたこととして実施することもできる。ま
た、前記食材トレーが、収容すべき食材の外周形状に対
応した形状の窪みを有することとして実施することもで
きる。また、前記食材トレーの食材収容面及び/又は前
記加熱板に、遠赤外線放射物質の被膜が形成されている
こととして実施することもできる。
【作用】この発明は、以下のような作用を有する。この
発明の食材加熱機構によると、食材は焼成層を形成すべ
き側を上側として食材トレーに収容され、この食材トレ
ーと上側の加熱板との間で挟圧加熱される。前記食材ト
レーは一対の加熱板のうちの下側の加熱板に載置される
ので、食材には下側の加熱板との間に介在する食材トレ
ーを通し、上側の加熱板よりも低温の熱が下側から伝導
することとなる。つまり、食材の焼成層を形成すべき側
は上側の加熱板から直接接触加熱されるとともに、下側
からも焼成層を形成すべき側よりも少ない熱が食材トレ
ーを通して伝導する。また、食材は食材トレーに収容さ
れるので加熱・焼成後の移動が非常にしやすい。複数の
前記加熱板が相互間の接近・離反を可能として上下に並
設され、複数の前記食材トレーが前記加熱板の各相互間
に挿入されてその下側の加熱板にそれぞれ載置されるべ
きものとされ、加熱板の各相互間では前記食材トレーと
その上側の加熱板との間で食材が挟圧加熱されるように
すると、既述のような作用を有するとともに、複数の食
材トレーにより一度に多くの食材を加熱・焼成すること
ができる。この場合、加熱板の上面からはここに載置し
た食材トレーを介して上側の食材に熱を及ぼし、加熱板
の下面からは食材の焼成層を形成すべき側を直接接触加
熱するのである。前記食材トレーが、収容すべき食材の
外周形状に対応した形状の窪みを有することとすると、
食材に対する熱伝導効率に優れるとともに食材に対して
無理な押圧力を及ぼさないのでその形状を損ないにく
い。前記食材トレーの食材収容面及び/又は前記加熱板
に、遠赤外線放射物質の被膜が形成されていることとす
ると、遠赤外線放射物質から放射される遠赤外線により
食材の内部の昇温が速くなり、外部が焼成され過ぎない
うちに全体が焼き上がる。また、より短時間で全体的に
焼き上げることができる。
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面を参照して説明する。図1乃至図8に示すように、
この実施例の食材加熱機構は、バンズのヒールHとクラ
ウンCとを同時に加熱・焼成するように構成している。
図1乃至図6に示すように、この食材加熱機構は、伸縮
リンク1により上下方向に可動とした上側の加熱板2、
固定式とした中側の加熱板2、伸縮リンク1により上下
方向に可動とした下側の加熱板2の三枚の加熱板2を、
相互間の接近・離反を可能として上下に並設している。
図1、3、5、6に示すように、前記伸縮リンク1の上
端と下端にはリンク伸縮ローラ3が設けられ、このリン
ク伸縮ローラ3はカムフォロワーガイド4によりその移
動軌跡を上下方向の一定範囲に拘束されている。下端の
リンク伸縮ローラ3は斜面を有するリンク伸縮カム5に
案内され、リンク伸縮カム5はカム連結バー6とブラケ
ット7を介してスクリューナット8(図6参照)に連結
されている。スクリューナット8はスクリューシャフト
9に螺合せしめられ、このスクリューシャフト9はカッ
プリング10を介してモータMにより回転駆動せしめられ
るようにしている。したがって、モータMの回転運動が
伸縮リンク1の伸縮運動に変換せしめられ、これにより
上側の加熱板2と下側の加熱板2が固定された中側の加
熱板2に向けて接近・離反せしめられる。なお、11はピ
ローブロック、30はリンク伸縮カム移動ローラである。
また、ヒールHを収容するための食材トレー12(図7参
照)とクラウンCを収容するための食材トレー12(図8
参照)とを、前記の三枚の加熱板2の各相互間に挿入せ
しめて、その下側の加熱板2にそれぞれ載置するように
している。この実施例では、上側の加熱板2と中側の加
熱板2の間ではヒールHを、中側の加熱板2と下側の加
熱板2の間ではクラウンCを加熱・焼成するようにして
いる。なお、この実施例では1バッチでヒールHとクラ
ウンCがそれぞれ6個づつ加熱・焼成されるようにして
おり、食材トレー12の材質としてアルミニウムを採用し
ている。この実施例では三枚の加熱板2を設けたが、少
なくとも上下一対の加熱板2と、前記一対の加熱板2の
うちの下側の加熱板2に載置すべき食材トレー12とを具
備せしめれば実施することができる(図示せず)。この
場合の食材加熱機構では、ヒールH或いはクラウンCの
どちらか一方を加熱・焼成することができる。食材トレ
ー12は、ヒールH或いはクラウンCに対し焼成層を形成
すべき切断面側13を上側として収容するように構成して
おり、ヒールH或いはクラウンCはその皮面側14(下面
側)で食材トレー12に載置される。クラウンCを収容す
る食材トレー12には、収容すべきクラウンCの外周形状
に対応した形状の窪み15(デント)を形成している。ま
た、ヒールH及びクラウンCの食材トレー12の食材収容
部の深さ(デント深さ)は、ヒールH及びクラウンCの
厚みよりも少し(約2〜3mm程度)浅く設定している。
これらの食材を加熱・焼成する際に、上下方向に若干の
圧縮力をかけて挟圧加熱するためである。また、前記食
材トレー12は、その上側の加熱板2との間で食材を挟圧
加熱する際に食材の収容域が外気と隔絶されるような形
状としている。ヒールH及びクラウンCの食材トレー12
の食材収容面、上側加熱板2の下面側、中側加熱板2の
上下両面、下側加熱板2の上面側には、それぞれ遠赤外
線放射物質の被膜(図示せず)を公知の方法で形成する
表面処理を施している。したがって、前記それぞれの遠
赤外線放射物質の被膜は加熱された際に、遠赤外線を放
射する。また、遠赤外線放射物質の被膜上には公知の方
法でフッ素樹脂の薄膜(図示せず)を形成している。加
熱・焼成すべきバンズとの間に非粘着性を付与し、取出
しの際の固着を防止するためである。次に、この実施例
の食材加熱機構の使用状態を説明する。上側の加熱板
2、中側の加熱板2、下側の加熱板2の加熱面がそれぞ
れ約230℃程度に維持されるように温度調節してお
く。なお、この実施例では、食材トレー12を、この食材
加熱機構の上方に設けた余熱スロット(図示せず)に挿
入し、予めバンズの皮面側14(下面側)を加熱するのに
適当な温度である約110℃〜140℃よりも若干低い
くらいの温度にまで昇温させている。食材トレー12を加
熱板2に載置している間に約110℃〜140℃程度に
昇温させ、加熱・焼成時間をより短縮するためである。
先ず、予熱しておいた食材トレー12にヒールHとクラウ
ンCをそれぞれ6個づつその切断面側13が上側となるよ
うにして収容する。ヒールHとクラウンCは食材トレー
12からその切断面が約2〜3mm程度突出する態様で収容
される。そして、ヒールHを収容した食材トレー12は中
側の加熱板2に、クラウンCを収容した食材トレー12は
下側の加熱板2に載置し、前記モータMを回転駆動する
ことにより上側の加熱板2と下側の加熱板2とを中側の
加熱板2に向けて接近せしめ(上側の加熱板2を所定位
置まで下降せしめ、下側の加熱板2を所定位置まで上昇
せしめる)、ヒールHとクラウンCを食材トレー12とそ
の上側の加熱板2との間で挟圧加熱させる。挟圧状態と
なると、それぞれのバンズの加熱・焼成が開始される。
所定の時間この挟圧状態を維持することにより、ヒール
HとクラウンCを同時に挟圧加熱する。三枚の加熱板2
の各相互間では、食材トレー12とその上側の加熱板2と
の間でヒールHとクラウンCが挟圧加熱されるのであ
る。食材トレー12に収容したバンズの皮面側14(下面
側)には、これらを載置する加熱板2から食材トレー12
を介して熱が及ぼされる。すなわち、ヒールHとクラウ
ンCの切断面側13はその上側の高温(約230℃程度)
の加熱板2から接触加熱され、バンズの皮面側14は食材
トレー12により低温接触加熱(約110℃〜140℃程
度)されることになる。こうして、バンズの切断面の表
層には高温加熱(約230℃程度)により焼成層が形成
され、皮面側14は低温加熱(約110℃〜140℃程
度)により柔らかく焼き上げることができる。すなわ
ち、ヒールHとクラウンCはその切断面の表層に焼成層
を形成するため高温(約230℃)にて加熱・焼成する
必要があるのだが、この実施例のように構成すると、皮
面側14(下面側)は低温(約110〜140℃)で加熱
することができるので、高温加熱により下面側の皮が固
くなり過ぎるという不具合を回避することができるとい
う利点がある。所定時間が経過し各バンズの加熱・焼成
が完了すると、前記モータMを逆方向に回転駆動し、上
側の加熱板2を上昇させると共に下側の加熱板2を下降
せしめ、相互間の間隔を広げた後、それぞれの食材トレ
ー12を取り出す。この実施例では、各バンズの中心部の
温度が約80℃に到達するのに要する時間は約10〜1
5秒であった。なお、従来は、バンズの切断面側13のみ
から熱を伝導させる機構であったため、バンズの中心温
度が目標とする約80℃程度まで到達するまでの所要時
間が1分前後を要していた。すなわち、この実施例のも
のによると時間短縮による生産性の向上が期待できると
いう利点がある。ところで、クラウンCを収容する食材
トレー12は、クラウンCの外周形状に対応した形状の窪
み15を有するので、クラウンCに対する熱伝導効率に優
れるとともにクラウンCに対して無理な押圧力を及ぼさ
ないのでその形状を損ないにくいという利点がある。す
なわち、挟圧加熱の際に切断面の表層に焼成層を形成す
るためクラウンCに加熱板2を圧着させるのであるが、
食材トレー12の窪み15形状の故に加熱・焼成後に外周形
状が平らになってしまうことによる外観上の商品価値の
低下を防止することができる。また、食材トレー12を、
その上側の加熱板2との間で食材を挟圧加熱する際に食
材の収容域が外気と隔絶されるような形状としているの
で、加熱時の気密性に優れ熱効率のよいものとすること
ができるという利点がある。さらに、食材トレー12と各
加熱板2には遠赤外線放射物質の被膜を形成しているの
で、赤外線放射物質から放射される遠赤外線により食材
の内部の昇温が速くなり、外部が焼成され過ぎないうち
に全体が焼き上がるとともに、より短時間で全体的に焼
き上げることができるという利点がある。また、フッ素
樹脂の薄膜により剥離性にも優れる。この実施例の食材
加熱機構によると、ヒールHとクラウンCとは焼成層を
形成すべき側を上側として食材トレー12に収容され、こ
の食材トレー12とその上側の加熱板2との間で挟圧加熱
される。前記食材トレー12はその下側の加熱板2に載置
されるので、食材には下側の加熱板2との間に介在する
食材トレー12を通し、上側の加熱板2よりも低温の熱が
下側から伝導することとなる。つまり、ヒールHとクラ
ウンCの焼成層を形成すべき側は上側の加熱板2から直
接接触加熱されるとともに、下側からも焼成層を形成す
べき側よりも少ない熱が食材トレー12を通して伝導す
る。また、ヒールHとクラウンCは食材トレー12に収容
されるので加熱・焼成後の移動が非常にしやすい。さら
に、二つの食材トレー12により一度にヒールHとクラウ
ンCを加熱・焼成することができる。この場合、中側の
加熱板2の上面からはここに載置した食材トレー12を介
して上側のヒールHに熱を及ぼし、加熱板2の下面から
はクラウンCの焼成層を形成すべき側を直接接触加熱す
るのである。したがって、ヒールHとクラウンCの表層
に焼成層が形成でき且つその中心部まで従来よりも速く
昇温せしめることが出来ると共に、その後の取り扱いを
迅速に処理し得るという利点を有する。
【発明の効果】この発明の食材加熱機構は上述のような
構成であり、次の効果を有する。食材の表層に焼成層が
形成できると共に、下側からも焼成層を形成すべき側よ
りも少ない熱が食材トレーを通して伝導するのでその中
心部まで従来よりも速く昇温せしめることが出来る。ま
た、食材は食材トレーに収容されるので加熱・焼成後の
移動が非常にしやすいので、その後の取り扱いを迅速に
処理し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の食材加熱機構の実施例の加熱・焼成
前の状態を説明する正面図。
【図2】図1の食材加熱機構の要部を説明する正面図。
【図3】図1の食材加熱機構の加熱・焼成中の状態を説
明する正面図。
【図4】図3の食材加熱機構の要部を説明する正面図。
【図5】図3の食材加熱機構の側面図。
【図6】図1の食材加熱機構の回転駆動部を説明する正
面図。
【図7】図1のヒールを収容する食材トレーを説明する
斜視図。
【図8】図1のクラウンを収容する食材トレーを説明す
る斜視図。
【符号の説明】 2 加熱板 12 食材トレー 15 窪み

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上下一対の加熱板と、前記一
    対の加熱板のうちの下側の加熱板に載置すべき食材トレ
    ーとを具備し、前記食材トレーは焼成層を形成すべき側
    を上側として食材が収容されるように構成されると共
    に、前記食材は前記食材トレーと上側の加熱板との間で
    挟圧加熱されるようにしたことを特徴とする食材加熱機
    構。
  2. 【請求項2】 複数の前記加熱板が相互間の接近・離反
    を可能として上下に並設され、複数の前記食材トレーが
    前記加熱板の各相互間に挿入されてその下側の加熱板に
    それぞれ載置されるべきものとされ、加熱板の各相互間
    では前記食材トレーとその上側の加熱板との間で食材が
    挟圧加熱されるようにした請求項1記載の食材加熱機
    構。
  3. 【請求項3】 前記食材トレーを、その上側の加熱板と
    の間で食材を挟圧加熱する際に食材の収容域が外気と隔
    絶されるような形状とした請求項1又は2記載の食材加
    熱機構。
  4. 【請求項4】 前記食材トレーが、収容すべき食材の外
    周形状に対応した形状の窪みを有する請求項1乃至3の
    いずれかに記載の食材加熱機構。
  5. 【請求項5】 前記食材トレーの食材収容面及び/又は
    前記加熱板に、遠赤外線放射物質の被膜が形成されてい
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の食材加熱機構。
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