JPH07312810A - 電気ケーブルの正・逆送り出し装置 - Google Patents

電気ケーブルの正・逆送り出し装置

Info

Publication number
JPH07312810A
JPH07312810A JP12328794A JP12328794A JPH07312810A JP H07312810 A JPH07312810 A JP H07312810A JP 12328794 A JP12328794 A JP 12328794A JP 12328794 A JP12328794 A JP 12328794A JP H07312810 A JPH07312810 A JP H07312810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
rollers
feed
pair
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12328794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Wada
幸男 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOWA SUPPLY KK
Original Assignee
TOWA SUPPLY KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOWA SUPPLY KK filed Critical TOWA SUPPLY KK
Priority to JP12328794A priority Critical patent/JPH07312810A/ja
Publication of JPH07312810A publication Critical patent/JPH07312810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気ケーブルの種類を問わず円滑にしかもケ
ーブルに曲りや擦過傷などを生じさせないでケーブルの
直進送り出しが双方向に可能な電気ケーブルの正・逆送
り出し装置を提供することにある。 【構成】 基台1 に軸受2,2 で枢支立設した一対の枢軸
3,3 の下部にそれぞれチェーンギヤGを嵌着するととも
に、これら各ギヤG,Gにこれらを互いに正逆方向に回
転させるローラチェーン等の伝動部材4 を掛け渡して、
この伝動部材4 を可逆モータMの回転力で回転する原動
ギヤ5 に直接掛け渡して備え、かつ、前記一対の枢軸3,
3 の上部に嵌着した取付筒体6,6 にほぼ球面をなす中空
弾性材で作った送り出しローラ7,7 を挾持取付具8,9 を
介しネジなどの止具nで取着するとともに、これら各送
り出しローラ7,7 の両側における前記基台1 の前後上面
にケーブル案内部材10,10 を枢支横設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種通信用の信号ケ
ーブルや光ファイバーケーブル・電力ケーブルを敷設す
る際に、各種電気ケーブルを連続的に送り出すための電
気ケーブルの正・逆送り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】信号ケーブルや電力ケーブルを敷設する
場合はケーブルドラムから各種ケーブルを引き出し、反
対側にあるウインチにより牽引していくという方法をと
っている。この場合、長い区間にわたりケーブルを敷設
しようとすると、牽引力が過大となるためケーブルの許
容張力内で敷設することができなくなる。
【0003】そこで、ケーブル敷設線路の途中にケーブ
ルに張力を与えながらケーブルを送り出すためのケーブ
ル送り出し装置を配設して敷設作業を行っている。
【0004】しかしながら、各種ケーブルの中には電力
ケーブルのように重く(例えば断面積325平方ミリメ
ートルのケーブル1mで約11キログラム)、しかも固
く扱いにくいものがあって、機械的にケーブルの送り出
しをすることが困難であり、人力に依存して作業を行っ
ていた。このため、ケーブル敷設により多くの稼働を要
するとともに多大な人件費を要していた。
【0005】そこで、大がかりな牽引機械装置によりケ
ーブルを引き出し送り出す方法が実施されつつあるのが
実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来例では、大
型の送り出し機械装置を用いなければケーブルの送り出
しができないので、ケーブル敷設作業現場によっては設
置に困難をきたすという不具合がある。また、従来の装
置ではケーブルの形状、撚り合せ本数や断面径等によっ
てはケーブル送り機構が円滑に作用せず、しかもその送
り方向が一方向で逆送りできず、ケーブルの直進送りが
困難で、適正なケーブル敷設ができないという不具合が
ある。
【0007】さらに、電力設備工事は年々量的に増加
し、質的な高度化が進行しているので上記のような不具
合は若年層の職場への定着、雇用の拡大等にとって大き
な妨げとなっている。
【0008】本発明の目的は、上記の不具合を解決すべ
くなされたもので、簡素な構成の装置でありながら、ケ
ーブルの種類を問わず円滑にしかもケーブルに曲りや擦
過傷などを生じさせないでケーブルの直進送り出しが可
能な電気ケーブルの双方向送り出し装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、対をなす弾性ローラ間にケーブルを挟みつつこのケ
ーブルを前記弾性ローラの回転力で線長方向に送り出す
ケーブル送り出し装置を構成するに当り、基台に軸受で
枢支立設した一対の枢軸の下部にそれぞれチェーンギヤ
を嵌着するとともに、これら各ギヤにこれらを互いに正
逆方向に回転させるローラチェーン等の伝動部材を直接
掛け渡して、この伝動部材を可逆モータの回転力で回転
する原動ギヤに掛け渡して備え、かつ、前記一対の枢軸
の上部に嵌着した取付筒体にほぼ球面をなす中空弾性材
で作った送り出しローラを挾持取付具を介しネジなどの
止具で取着するとともに、これら各送り出しローラの両
側における前記基台の前後上面にケーブル案内部材を枢
支横設したことで達成できた。
【0010】
【作用】モータの回転力で周知の減速ギヤ組やヘリカル
ギヤとかウォームギヤ組・ローラチェーンなどの伝動部
材を順次に介し枢軸および一対の送り出しローラをそれ
ぞれ所定のトルクで正逆方向に回転させることができる
と共に、各送り出しローラの枢軸チェーンギヤはそれぞ
れ直接に原動ギヤとチェーン等の伝動部材で直結したの
で、ケーブル送り方向の如何に拘らず、各送り出しロー
ラは完全同期した均等トルクで回転させることができ、
ケーブルの直進送り出しが正・逆双方向で可能である。
【0011】そして、送り出しローラの自喰い込み回転
側から各ローラ間にケーブル始端を押し込むとケーブル
径の大小またはツイストケーブルのような径変動する撚
り線ケーブルの外面にも良く馴染んで送り出しローラが
その内圧に抗して弯凹し、この弯凹部のケーブルに対す
る転動押し付け摩擦力でケーブルをその径の大小または
径変動に拘らずガイド部材を結ぶ方向に送り出すことが
できる。
【0012】また、上記送り出し途中でケーブルが上下
左右に揺れ動いたとしても、ケーブルの下動はケーブル
案内部材で規制することができ、ケーブルの上動や横動
は送り出しローラのケーブル喰い込み弯凹面によるケー
ブル外れ止め作用またはケーブルの自己重力による沈下
進行に伴なうガイド部材のケーブル下動制限作用で送り
出し途中のケーブルは送り出しローラ間からは妄りに脱
出することはなく、安定に送り出すことができる。
【0013】そして、この送り出し装置を複数直列平置
して長尺のケーブルを長距離送り出すには、周知の滑り
クラッチをモータ軸と原動ギヤとの間に介在させて、そ
の滑り調整ナットの調整でケーブルドラムから遠いもの
程滑りを少なく設定して大トルクで引張るようにすれ
ば、ケーブル途中の弛みを小さくできる。
【0014】なお、前記送り出しローラ7,7 の内圧とケ
ーブル牽引力の関係は上記内圧が1気圧以上1.8気圧
以下では内圧とケーブル牽引力とはほぼ比例し、例えば
上記内圧1気圧のとき牽引力が約100キログラムであ
れば、1.8気圧では約260キログラムの牽引力とな
り、補助的な滑りクラッチの作用を呈する。
【0015】次に、ケーブルを直角方向に弯曲させて送
るには、この弯曲部分に最も近い2台の滑りクラッチの
滑りや送り出しローラとケーブルとの間に生じる滑り具
合を同じ程度に設定することで、ケーブルの弯曲余長部
の姿形を変えることなく、安定にケーブルの弯曲送り出
しが可能となる。
【0016】また、ケーブルの送り出し終了時のように
ケーブルを送り出しローラ間から脱出させるには、ケー
ブルを送り出しローラ7,7 の回転中あるいは止めた状態
でケーブルを各ローラの挟み弾力に抗して引き上げるこ
とで脱出させ得る。
【0017】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。先
ず、この発明の基本構成は、図1、図2に示すように、
対をなす弾性ローラ間に電気ケーブルを挟みつつこのケ
ーブルを前記弾性ローラの回転力で線長方向に送り出す
ケーブル送り出し装置を構成するに当り、図1、図2に
示すようにほぼ正方形の金属板などの強靭板二枚を多数
の支柱で平行保持した基台1 にその上下の軸受2,2 で枢
支立設した周知の自己閉止バルブVと通気孔 3aとを上
部に有する一対の枢軸3,3 の下部にそれぞれチェーンギ
ヤGを嵌着する。そして、これら各ギヤG,Gにこれら
を互いに正逆方向に回転させるローラチェーン等の伝動
部材4 を図4のように直接にタスキ掛けして掛け渡し、
この伝動部材4 をモータMの回転軸mで回転する図3の
ような一対のヘリカルギヤ組hを介し、原動ギヤ5 に図
4のようにダイレクトに掛け渡して備える。
【0018】なお、前記ヘリカルギヤ組hのうちの一つ
は前記のようにモータMの回転軸mに同軸結合し、他の
一つのヘリカルギヤと原動ギヤ5 とは軸受2 で枢支した
枢軸5aに図1、2のようにキーピンKで同軸嵌着して
ある。
【0019】そして、前記一対の枢軸3,3 の上部に図1
のように接着等で強固に嵌着した取付筒体6,6 にほぼ球
面をなすゴムボールのような中空弾性材で作った送り出
しローラ7,7 を挾持取付具8,9 を介しネジなどの止具n
で図1、図2のように取着するとともに、これら各送り
出しローラ7,7 内に前記バルブVから空気を1,2 気圧程
度充填し、その両側における前記基台1 の前後上面に細
長いローラや滑り部材などのケーブル案内部材10,10 を
図5および図6に示すように枢軸10aを介して枢支横設
してこの発明によるケーブル送り出し装置を構成する。
【0020】なお、図1、図2および図4の各図におい
て、符号2 とBで示すものはすべてボールベアリングな
どの軸受、符号Kで示すものはすべてキーピン、図1、
図2および図7の各図においてVは周知の自己閉止バル
ブ、図1、図2において 3aは通気孔、符号 1bは吊り
手兼用の固定ロープ結束用リング部材である。また、左
右のチェーンギヤG,Gと原動ギヤ5 との間における伝
動部材4 (ローラチェーン)の掛け方は、図9に示すよ
うに枢軸 3aで枢支したアイドラギヤ4aでチェーンを
Uターンさせて左右のチェーンギヤG,Gと原動ギヤ5
とを直結して伝動部材4 を掛け渡して用いてもよい。
【0021】本発明の構成は以上のようなものであり、
以下にその動作を説明する。先ず、基台1 を地面に対し
杭に結合したロープなどでリング部材 1bを介しシッカ
リ固定した後、モータMに通電するとモータMの回転力
で周知の減速ギヤ組(図示せず)とヘリカルギヤ組とを
経て原動ギヤ5 が図4の矢示方向に回転し、チェーンな
どの伝動部材4 でチェーンギヤG,Gを回転させて枢軸
3,3 および一対の送り出しローラ7,7 をそれぞれ所定の
トルクで10〜20RPM程度で正逆方向に図1、図4
および図5のように回転させることができる。
【0022】そして、その自喰い込み回転側から各ロー
ラ7,7 間にケーブル始端を押し込むとケーブル径の大小
またはツイストケーブルのような径変動する撚り線ケー
ブルの外面にも良く馴染んで送り出しローラ7,7 が図7
のようにその内圧に抗して弯凹し、この弯凹部 7a,7a
のケーブルCaに対する転動押し付け摩擦力でケーブル
Caをその径の大小または径変動に拘らずケーブル案内
部材10,10 を結ぶ方向に図5、図8のように送り出すこ
とができる。
【0023】なお、ケーブル径が極端に大きい場合には
送り出しローラ7,7 をそれなりに若干縦長形状としロー
ラ間隔を広げて用いる。
【0024】また、上記送り出し途中でケーブルCaが
上下左右に揺れ動いたとしても、ケーブルの下動はケー
ブル案内部材10,10 で図2のように規制することがで
き、ケーブルCaの上動や横動は送り出しローラ7,7 の
前記図7のようなケーブル喰い込み弯凹面 7a,7aによ
るケーブル外れ止め作用またはケーブルCaの自己重力
による沈下進行に伴なうケーブル案内部材10のケーブル
下動制限作用(図2参照)で送り出し途中のケーブルC
aは送り出しローラ7,7 間からは妄りに脱出することは
なく、安定に送り出すことができる。
【0025】そして、この送り出し装置Aを図8のよう
に複数直列平置して長尺のケーブルCaを長距離送り出
すには、周知の滑りクラッチをモータ軸mとヘリカルギ
ヤとの間に介在し、その滑り調整ナットなどの調整で、
ケーブルドラムから遠いもの程滑りを少なく設定して大
トルクで引張るようにすれば、ケーブル途中の弛みを小
さくできる。
【0026】次に、ケーブルCaを直角方向に弯曲させ
て送るには、この弯曲部分に最も近い2個のものの滑り
クラッチの滑り具合やローラ7,7 に対するケーブルCa
の滑り具合を同じ程度に設定することで、図8における
ケーブルCaの弯曲余長部Cbの姿形を変えることな
く、安定にケーブルの弯曲送り出しが可能となる。
【0027】なお、ケーブルCaの送り出し終了時のよ
うにケーブルCaを送り出しローラ7,7 間から脱出させ
るには、ケーブルCaをその終端まで送り出したときで
あればそのまま脱出させればよく、ケーブル途中での取
外しはケーブルCaを送り出しローラ7,7 の回転中ある
いは止めた状態でケーブルCaを各ローラ7,7 の挟み弾
力に抗して引き上げることで脱出させ得る。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
以下に記載の効果を奏する。基台1 に軸受2,2 で枢支立
設した一対の枢軸3,3 の下部にそれぞれチェーンギヤG
を嵌着するとともに、これら各ギヤG,Gにこれらを互
いに正逆方向に回転させるローラチェーン等の伝動部材
4 を掛け渡して、この伝動部材4 をモータMの回転力で
回転する原動ギヤ5 に直接掛け渡して備え、かつ、前記
一対の枢軸3,3 の上部に嵌着した取付筒体6,6 にほぼ球
面をなす中空弾性材で作った送り出しローラ7,7 を挾持
取付具8,9 を介し、ネジなどの止具nで取着するととも
に、これら各送り出しローラ7,7 の両側における前記基
台1 の前後上面にケーブル案内部材10,10 を枢支横設し
たので、モータMの回転力で減速ギヤ組やヘリカルギヤ
とかウォームギヤ組・ローラチェーンなどの伝動部材4
を順次に介し枢軸3,3 および一対の送り出しローラ7,7
をそれぞれ所定のトルクで正逆方向に回転させることが
できると共に、各送り出しローラ7,7 の枢軸チェーンギ
ヤGはそれぞれ直接に原動ギヤ5 とチェーン等の伝動部
材4 で直結したので、ケーブル送り方向の如何に拘ら
ず、各送り出しローラ7,7 は完全同期した均等トルクで
回転させることができ、ケーブルの直進送り出しが正・
逆双方向で可能になったという第1の効果が有る。さら
に、この発明では、モータMや減速ギヤ組などの原動部
材を基台1 の上下板の間にソックリ納置でき、全体的に
扁平化できるとともに、軸受を初めとして動力伝達系の
構成が簡素化でき伝達損失も著減できたし、各ローラ7,
7 間に手指を挟んでもローラが凹むので安全であるとい
う第2の効果が有る。
【0029】また、この発明では、モータMの回転力で
周知の減速ギヤ組と必要に応じて滑りクラッチとヘリカ
ルギヤ組hやその他周知のギヤ組・原動ギヤ5 およびロ
ーラチェーン等の伝動部材4 とを順次に介し、枢軸3,3
および一対の送り出しローラ7,7 をそれぞれ所定のトル
クで正逆方向に回転させて長尺ケーブルを送り出すこと
ができるので、この発明の送り出し装置Aを複数台直列
平置して長尺ケーブルCaを長距離送り出すに当り、各
ローラ7,7 の内圧によりローラ7,7 に対するケーブルC
aの滑り具合の調整でケーブルドラムから遠いもの程滑
りを少なく設定して大トルクで引張るようにすれば、ケ
ーブル途中の弛みを小さくでき、ケーブルCaに曲りや
擦過傷を与えないので円滑に送ることができるという第
3の効果も有る。
【0030】そして、ケーブルCaを直角方向に弯曲さ
せて送るに当っては、この弯曲部分に最も近い2台の送
り出しローラ7,7 に対するケーブルCaの滑り具合や請
求項2のように滑りクラッチ5,5 の滑り具合を2台共同
じ程度に設定することで、ケーブルCaの弯曲余長部C
bの姿形を変えることなく、安定にケーブルの弯曲送り
出しが可能となるという第4の効果も有る。
【0031】さらに、この発明では自喰い込み回転側か
ら各送り出しローラ7,7 間にケーブル始端を押し込む
と、ケーブル径の大小またはツイストケーブルのような
径変動する撚り線ケーブルの外面にも良く馴染んで送り
出しローラ7,7 がその内圧に抗して弯凹し、この弯凹部
7a,7aのケーブルCaに対する転動押し付け摩擦力で
ケーブルCaをその径の大小または径変動に拘らずケー
ブル案内部材10,10 を結ぶ方向に送り出すことができる
という第5の効果が有る。
【0032】また、上記送り出し途中でケーブルCaが
上下左右に揺れ動いたとしても、ケーブルの下動はケー
ブル案内部材10,10 で規制することができ、ケーブルC
aの上動や横動は送り出しローラ7,7 のケーブル喰い込
み弯凹面 7a,7aによるケーブル外れ止め作用またはケ
ーブルCaの自己重力による沈下進行に伴なうケーブル
案内部材10のケーブル下動制限作用で送り出し途中のケ
ーブルCaは送り出しローラ7,7 間からは妄りに脱出す
ることはなく、安定に送り出すことができるという第6
の効果も有る。
【0033】特にこの発明では、ケーブルCaの送り出
し終了時のようにケーブルCaを送り出しローラ7,7 間
から脱出させるには、ケーブルCaをその終端まで送り
出したときであればそのまま脱出させればよいが、ケー
ブル途中での取外しはケーブルCaを送り出しローラ7,
7 の回転させたまま、あるいは止めた状態でケーブルC
aを各ローラ7,7 の挟み弾力に抗して引き上げることで
脱出させ得るからケーブル外し作業が著しく容易である
という第7の効果も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気ケーブル送り出し装置の一例
を示す切断立面図
【図2】本発明による電気ケーブル送り出し装置の一例
を示す切断側面図
【図3】本発明装置の一例を示すヘリカルギヤ部の拡大
斜視図
【図4】本装置の一例を示す要部断面図
【図5】本装置の一例を示す平面図
【図6】本装置の一例を示す斜視図
【図7】本装置の使用例を示す切断立面図
【図8】本装置の使用例を示す平面略図
【図9】本発明装置の伝動部材掛け渡しの他の例の平面
【符号の説明】 1 基台 2 軸受 3 枢軸 4 ローラチェーン等の伝動部材 5 原動ギヤ 6 取付筒体 7 送り出しローラ 8,9 挾持取付具 10 ケーブル案内部材 G チェーンギヤ h ヘリカルギヤ組 M モータ n ネジなどの止具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなす弾性ローラ間にケーブルを挟み
    つつこのケーブルを前記弾性ローラの回転力で線長方向
    に送り出すケーブル送り出し装置において、基台1 に軸
    受2,2 で枢支立設した一対の枢軸3,3 の下部にそれぞれ
    チェーンギヤGを嵌着するとともに、これら各ギヤG,
    Gにこれらを互いに正逆方向に回転させるローラチェー
    ン等の伝動部材4 を掛け渡して、この伝動部材4 を可逆
    モータMの回転力で回転する原動ギヤ5 に直接掛け渡し
    て備え、かつ、前記一対の枢軸3,3 の上部に嵌着した取
    付筒体6,6 にほぼ球面をなす中空弾性材で作った送り出
    しローラ7,7 を挾持取付具8,9 を介しネジなどの止具n
    で取着するとともに、これら各送り出しローラ7,7 の両
    側における前記基台1 の前後上面にケーブル案内部材1
    0,10 を枢支横設してなる電気ケーブルの正・逆送り出
    し装置。
JP12328794A 1994-05-13 1994-05-13 電気ケーブルの正・逆送り出し装置 Pending JPH07312810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12328794A JPH07312810A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 電気ケーブルの正・逆送り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12328794A JPH07312810A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 電気ケーブルの正・逆送り出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07312810A true JPH07312810A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14856831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12328794A Pending JPH07312810A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 電気ケーブルの正・逆送り出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07312810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106743974A (zh) * 2016-11-10 2017-05-31 国网山东省电力公司昌邑市供电公司 电缆排拐角放线器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645309A (en) * 1987-06-26 1989-01-10 Yasuda Seisakusho Wire laying device
JPH0613311B2 (ja) * 1985-07-26 1994-02-23 カヤバ工業株式会社 二輪車の後輪懸架用油圧緩衝装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613311B2 (ja) * 1985-07-26 1994-02-23 カヤバ工業株式会社 二輪車の後輪懸架用油圧緩衝装置
JPS645309A (en) * 1987-06-26 1989-01-10 Yasuda Seisakusho Wire laying device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106743974A (zh) * 2016-11-10 2017-05-31 国网山东省电力公司昌邑市供电公司 电缆排拐角放线器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101315185B1 (ko) 케이블 견인장치
CN110745649B (zh) 电缆放线设备
US6619432B1 (en) Object transport apparatus, drive mechanism for object transport apparatus and method of using object transport apparatus
CN212503303U (zh) 一种自驱动式电缆绕线机
US4408978A (en) Advancement apparatus for concrete screed
CN111606143A (zh) 一种可移动式绕线机
JPH06153355A (ja) 電気ケーブル送り出し装置
US5253845A (en) Portable well pipe and pump puller
JPH07312810A (ja) 電気ケーブルの正・逆送り出し装置
JPH0739214U (ja) 電気ケーブル送り出し装置
JPH07312811A (ja) 電気ケーブル送り出し装置
JP2715276B2 (ja) 電気ケーブル送り出し装置
JP2742930B2 (ja) 電気ケーブル送り出し装置
JP2733905B2 (ja) 電気ケーブル送り出し装置
KR970003178B1 (ko) 전기케이블 송출장치
JP2860786B2 (ja) 電気ケーブル送り出し装置
JPH0613311U (ja) ケーブル送り出し装置
US10106381B2 (en) Portable endless line puller
JPH11127513A (ja) ケーブルドラムの回転駆動装置
KR20050112598A (ko) 케이블 견인장치
US3837062A (en) Machine for dismantling tube bundles
JPS6125303Y2 (ja)
JP3124353U (ja) ケーブルの延線装置
JPH08133591A (ja) ケ−ブル繰出しドラムの駆動装置
JP2003023712A (ja) 架空線用自走機