JPH07312728A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH07312728A
JPH07312728A JP6104188A JP10418894A JPH07312728A JP H07312728 A JPH07312728 A JP H07312728A JP 6104188 A JP6104188 A JP 6104188A JP 10418894 A JP10418894 A JP 10418894A JP H07312728 A JPH07312728 A JP H07312728A
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JP
Japan
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signal
aspect ratio
circuit
display
video signal
Prior art date
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Application number
JP6104188A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Narita
満 成田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力映像信号のアスペクト比を提示して所望の
表示状態で表示を行う。 【構成】 映像処理回路16は入力映像信号をR,G,B
信号に変換してRGB重畳回路17に出力する。一方、識
別回路14は入力映像信号から抽出したパイロット信号P
sによってアスペクト比を識別し識別信号を出力する。
制御回路15は識別回路14からの識別信号によってアスペ
クト比が16:9のレターボックス形式の信号が入力さ
れたことが示された場合には、オンスクリーン表示を表
示させるための表示データを作成する。この表示データ
はオンスクリーン表示回路20によってR,G,B信号に
変換され、RGB重畳回路17によって映像処理回路16の
出力に重畳される。こうして、視聴者は、表示画面上の
オンスクリーン表示から、入力映像信号のアスペクト比
を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現行NTSC方式の映
像信号と第2世代EDTV方式の映像信号とを受像可能
なものに好適のテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、臨場感あふれる番組の視聴を可能
にするために、画面のアスペクト比を16:9の横長に
したワイドアスペクトテレビジョン受像機(以下、ワイ
ドテレビジョン受像機という)が普及している。ワイド
テレビジョン受像機のアスペクト比は衛星放送を採用し
たHDTV(High Definition TV )放送及び第2世代
EDTV(Extended Definition TV )放送のアスペク
ト比と同一である。ワイドテレビジョン受像機は、通
常、アスペクト比が4:3の現行地上放送を受信するチ
ューナも有している。更に、高機能化の要求に応えて、
ワイドテレビジョン受像機は、衛星放送受信チューナ、
文字放送チューナ及びMUSE放送受信用デコーダ等も
内蔵している。
【0003】ところで、現行NTSC方式に対応したテ
レビジョン受像機のアスペクト比は4:3である。従っ
て、ワイドアスペクト映像の全てを現行テレビジョン受
像機の表示画面全域に歪みなく表示することはできな
い。そこで、例えば、第2世代EDTV放送において
は、真円率を維持するためにレターボックス形式の信号
に変換して伝送するようになっている。
【0004】図5乃至図7はこのようなレターボックス
形式の信号を説明するための説明図である。図5は放送
局のテレビカメラで生成された映像信号を示している。
【0005】放送局のテレビカメラは、有効走査線数が
480本でフレーム周波数が60Hzの順次走査信号を
生成する。この順次走査信号は、図5に示すように、ア
スペクト比が16:9である。第2世代EDTV方式の
映像信号は、NTSC方式のテレビジョン放送信号と同
一規格で伝送する必要があることから、NTSC信号の
垂直方向中央のアスペクト比が16:9の部分、即ち、
走査線数360本の部分を用いたレターボックス形式で
伝送する。送信側では、図5に示す順次走査信号を垂直
方向に3/4倍圧縮し、有効走査線数360本の信号に
変換する。現行NTSC方式においては飛越し走査を採
用しているので、垂直方向に圧縮した順次走査信号を飛
越し走査信号(走査線数180本)に変換して伝送す
る。
【0006】図6はこのようなレターボックス形式の映
像信号を現行のNTSC方式のテレビジョン受像機で受
信した場合の画面表示を示している。
【0007】図6に示すように、NTSC方式のテレビ
ジョン受像機の表示画面1のアスペクト比は4:3であ
る。表示画面1の垂直方向中央のアスペクト比が16:
9の部分には、走査線数が360本の主画部2(横線
部)が映出され、表示画面1の上下の走査線数60本ず
つの部分には所定の黒レベルの無画部3(斜線部)が映
出される。主画部2のアスペクト比は16:9であるの
で、映出された有効画像の真円率は1となる。
【0008】また、レターボックス形式で伝送された第
2世代EDTV方式の映像信号をアスペクト比が16:
9の表示画面を有するワイドテレビジョン受像機によっ
て映出することもある。図7はこの場合の画面表示を示
している。
【0009】アスペクト比が16:9の表示画面を有す
るワイドテレビジョン受像機においては、第2世代ED
TV方式のレターボックス形式の映像信号が入力される
と、その垂直振幅を拡大することにより、主画部5のみ
を表示画面4の垂直方向の全域に表示させる。主画部5
のアスペクト比と表示画面4のアスペクト比とは一致し
ているので、図7に示すように、主画部5は真円率1で
表示画面4の全域に表示される。
【0010】ところで、レターボックス形式の映像信号
は映画ソフトに多く、例えば、シネマスコープサイズ及
びビスタサイズ等の映像信号がある。ところが、シネマ
スコープ及びビスタのアスペクト比は16:9ではな
く、夫々1:2.35又は1:1.85である。図8及
び図9はアスペクト比が16:9以外のワイドアスペク
ト映像をアスペクト比が16:9の表示画面において真
円率1で表示した場合の表示を示す説明図である。
【0011】図8は16:9よりもワイドな映像を映出
した例である。この場合には、真円率1で表示すると表
示画面6の上下に無画部7(斜線部)が生じる。また、
図9は、図8の映像の真円率を多少変えて、16:9よ
りも縦長の映像を映出した例である。この場合には、表
示画面6の上下では画像が欠けてしまう。アスペクト比
が16:9のワイドテレビジョン受像機においては、主
画部のアスペクト比が16:9の映像信号が入力される
ものとして水平及び垂直振幅を制御していることから、
入力される映像のソフトによっては、主画部の表示が歪
んでしまうことがあり、また、主画部の一部が欠けてし
まうこともある。しかも、例えば画像の一部が欠けてい
る場合でも、視聴者が画像の欠けに気付かないこともあ
り、視聴者が希望する表示状態で映像を映出することが
できない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のテ
レビジョン受像機においては、入力された映像信号のア
スペクト比によっては、視聴者が所望する映像を映出す
ることができないという問題点があった。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、入力された映像信号のアスペクト比に応じ
た水平及び垂直振幅で表示を行うことができるテレビジ
ョン受像機を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、入力された映像信号のア
スペクト比を視聴者に提示可能とすることにより、視聴
者の要求に応じた表示を行うことができるテレビジョン
受像機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテレビジョ
ン受像機は、所定のアスペクト比であることを示すパイ
ロット信号が多重されたワイドアスペクトテレビジョン
信号又は現行テレビジョン信号に基づく入力映像信号が
入力され、前記パイロット信号を抽出する抽出手段と、
この抽出手段が抽出した前記パイロット信号に基づいて
前記入力映像信号のアスペクト比を識別して識別信号を
出力する識別手段と、前記識別信号に基づいて前記入力
映像信号のアスペクト比に関する情報を提示する提示手
段と、前記識別信号に基づく表示状態で前記入力映像信
号を表示画面上に表示する表示手段とを具備したもので
ある。
【0016】
【作用】本発明によれば、抽出手段は、入力映像信号か
らパイロット信号を抽出し、識別手段は、抽出されたパ
イロット信号から入力映像信号のアスペクト比を識別す
る。識別手段からの識別信号は提示手段に与えられて、
入力映像信号のアスペクト比に関する情報が提示され
る。これにより、視聴者は、入力映像信号のアスペクト
比を容易に把握することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るテレビジョン受像機の
一実施例を示すブロック図である。
【0018】入力端子11には伝送されたテレビジョン信
号をデコードして得たベースバンド映像信号が入力され
る。即ち、伝送されたテレビジョン信号は、図示しない
アンテナで受信された後チューナ(図示せず)によって
選局され、中間周波数(IF)信号に変換される。この
IF信号が増幅された後検波処理されて得られたベース
バンド映像信号が入力端子11に供給される。
【0019】本実施例においては、送信側において、映
像信号の垂直帰線期間内に、アスペクト比が4:3であ
るか16:9であるかを識別するためのパイロット信号
Psが多重されるようになっている。
【0020】入力端子11に入力されたベースバンド映像
信号は、同期分離回路12、ゲート回路13及び映像処理回
路16に与えられる。映像処理回路16は、入力されたベー
スバンド映像信号を輝度信号と色信号とに分離し、分離
した色信号を復調して色差信号に変換する。更に、映像
処理回路16は分離した輝度信号に輪郭補正等の画質補正
処理を行った後、輝度信号と色差信号とをR(赤),G
(緑),B(青)信号に変換してRGB重畳回路17に出
力する。
【0021】同期分離回路12は、入力されたベースバン
ド映像信号から垂直同期信号と水平同期信号とを分離
し、これらの垂直及び水平同期信号をゲート回路13に供
給する。ゲート回路13は、同期分離回路12からの同期信
号に基づいて、ベースバンド映像信号の垂直帰線期間内
に多重されているパイロット信号Psを抽出して識別回
路14に与える。
【0022】識別回路14は、ゲート回路13からのパイロ
ット信号Psに基づいて、入力されたベースバンド映像
信号のアスペクト比の識別を行う。識別回路14は、識別
結果を識別信号として制御回路15に供給する。例えば、
識別回路14は、抽出されたパイロット信号Psによっ
て、入力されたベースバンド映像信号がアスペクト比1
6:9でレターボックス形式の信号であることが示され
た場合には、識別信号PJHを制御回路15に供給する。ま
た、識別回路14はパイロット信号Psによって入力映像
信号のアスペクト比が4:3であることが示された場合
には、識別信号PJLを制御回路15に供給する。
【0023】制御回路15は、識別回路14からの識別信号
に基づいて、表示の水平及び垂直振幅を制御するための
制御信号を作成して水平偏向及び垂直出力回路19に出力
する。更に、制御回路15は、識別信号PJHによって、入
力された映像信号がアスペクト比16:9のレターボッ
クス形式の信号であることが示された場合には、表示画
面上に“<レターボックス放送です>”と表示するため
の表示データを作成してオンスクリーン表示回路20に出
力するようになっている。更に、制御回路15は、図示し
ないリモートコントロール装置(以下、リモコン装置と
いう)のキー操作に基づいて、画面の水平及び垂直振幅
を変更させる指示が入力されると、この指示に基づく制
御信号を水平偏向及び垂直出力回路19に出力することが
できるようになっている。
【0024】オンスクリーン表示回路20は、図示しない
キャラクタメモリを有しており、制御回路15からの表示
データをキャラクタメモリを用いてR,G,B信号に変
換し、表示画面上の所定の位置に表示させるように、画
面走査に同期させてRGB重畳回路17に出力するように
なっている。RGB重畳回路17は映像処理回路16からの
R,G,B信号にオンスクリーン表示回路20からのR,
G,B信号を重畳し、直流電位及び信号振幅を適宜設定
した後、モニタ18に供給する。
【0025】モニタ18は例えばアスペクト比が16:9
の表示画面を有している。モニタ18は、水平偏向及び垂
直出力回路19に水平及び垂直偏向が制御されて、RGB
重畳回路17からのR,G,B信号に基づく画像を表示画
面上に映出する。水平偏向及び垂直出力回路19は、制御
回路15から識別信号PJHに基づく制御信号が与えられる
と、主画部のみを表示画面全域に表示させるように垂直
振幅を拡大するようになっている。また、水平偏向及び
垂直出力回路19は、制御回路15から識別信号PJLに基づ
く制御信号が与えられると、有効画像のアスペクト比を
4:3にするために、水平振幅を縮小するようになって
いる。更に、水平偏向及び垂直出力回路19は、リモコン
操作に基づく制御信号が制御回路15から入力されると、
キー操作に基づいて表示画像の水平及び垂直振幅を調整
するようになっている。
【0026】次に、このように構成された実施例の動作
について図2の説明図を参照して説明する。
【0027】入力端子11にパイロット信号Psが多重さ
れたベースバンド映像信号が入力される。このベースバ
ンド映像信号は、同期分離回路12、ゲート回路13及び映
像処理回路16に供給される。入力されたベースバンド映
像信号は、映像処理回路16によって、輪郭補正等の画質
補正処理が施された後、R,G,B信号に変換されてR
GB重畳回路17に供給される。
【0028】一方、同期分離回路12は、ベースバンド映
像信号から垂直及び水平同期信号を分離してゲート回路
13に与える。ゲート回路13は入力された同期信号を用い
て、ベースバンド映像信号の垂直帰線期間内に含まれる
パイロット信号Psを抽出する。このパイロット信号P
sは、識別回路14に与えられてアスペクト比の識別に用
いられる。
【0029】いま、入力ベースバンド映像信号がアスペ
クト比4:3のNTSC方式の信号であるものとする。
識別回路14は、ゲート回路13からのパイロット信号Ps
に基づいて、入力映像信号の有効画像のアスペクト比が
4:3であることを検出すると、識別信号PJLを発生す
る。この制御信号PJLによって、制御回路15は、表示画
像の水平振幅を縮小させて有効画像の部分を表示画面の
左右方向中央のアスペクト比4:3の部分に表示させる
ための制御信号を水平偏向及び垂直出力回路19に出力す
る。
【0030】この場合には、オンスクリーン表示回路20
からはR,G,B信号は出力されておらず、映像処理回
路16の出力はRGB重畳回路17を介してそのままモニタ
18に供給される。モニタ18は水平偏向及び垂直出力回路
19によって水平振幅が制御されて、映像処理回路16から
のR,G,B信号に基づく映像を映出する。こうして、
モニタ18の表示画面上の左右方向の中央には、NTSC
画像が真円率1で映出される。
【0031】ここで、入力端子1を介して第2世代ED
TV方式の映像信号が入力されるものとする。即ち、入
力ベースバンド映像信号はアスペクト比が16:9でレ
ターボックス形式の信号である。識別回路14は、ゲート
回路13からのパイロット信号Psに基づいて、入力映像
信号のアスペクト比が16:9でレターボックス形式の
信号であることを検出すると、識別信号PJHを発生す
る。この制御信号PJHによって、制御回路15はオンスク
リーン表示するための表示データを作成してオンスクリ
ーン表示回路20に出力する。オンスクリーン表示回路20
は表示データをR,G,B信号に変換してRGB重畳回
路17に出力する。オンスクリーン表示回路20からのR,
G,B信号は映像処理回路16からのR,G,B信号に重
畳されてモニタ18に供給される。
【0032】一方、水平偏向及び垂直出力回路19には制
御回路15からの制御信号が与えられる。水平偏向及び垂
直出力回路19は、制御信号に基づいて、モニタ18の垂直
振幅を拡大して、アスペクト比が16:9の主画部を表
示画面の垂直方向の全域に表示させる。図2はこの場合
の画面表示を示している。
【0033】図2に示すように、表示画面21の全域に主
画部22が真円率1で表示されている。また、表示画面21
の下部には、オンスクリーン表示回路20からのR,G,
B信号に基づいて“<レターボックス放送です>”とい
うオンスクリーン表示23が表示されている。このオンス
クリーン表示23によって、入力映像信号がアスペクト比
16:9のレターボックス形式の信号であることが示さ
れる。これにより、視聴者は、表示画面21上に表示され
ている画像がアスペクト比16:9のレターボックス形
式の信号に基づくものであって、画像の全てが歪みなく
表示されていることを知ることができる。
【0034】次に、入力端子1を介してシネマスコープ
サイズ又はビスタサイズのレターボックス形式の映像信
号が入力されるものとする。この場合には、識別回路14
からの識別信号は識別信号PJH,PJLではない。従っ
て、この場合には、制御回路15からはオンスクリーン表
示23を表示させための表示データは出力されない。これ
により、表示画面上には映像処理回路16からのR,G,
B信号に基づくレターボックス形式の映像のみが映出さ
れ、“<レターボックス放送です>”というオンスクリ
ーン表示は行われない。なお、この場合には、水平偏向
及び垂直出力回路19によって真円率を1にするように水
平及び垂直振幅が制御されることもあり、視聴者のリモ
コン操作に基づいて水平及び垂直振幅が制御されること
もある。いずれの場合でも、オンスクリーン表示が行わ
れていないことから、視聴者は、表示されている画像が
真円率1でない可能性があるか、又は、画像欠けが生じ
ている可能性があることを知ることができる。
【0035】このように、本実施例においては、入力映
像信号のアスペクト比を識別するパイロット信号Psを
抽出して識別し、識別結果に基づいて、アスペクト比が
16:9のレターボックス形式の信号が入力されたこと
を示すオンスクリーン表示を行う。このオンスクリーン
表示によって、視聴者は現在受信中の番組の画面サイズ
を知ることができる。これにより、シネマスコープサイ
ズ又はビスタサイズ等のレターボックス形式の映像信号
が入力された場合でも、表示画面上に画像の全てが画面
全域に歪みなく表示されているか否かを知ることがで
き、更に、視聴者は表示画像の水平及び垂直振幅を適宜
設定することにより、所望の表示形態で入力映像信号に
基づく画像を表示させることができる。
【0036】なお、本実施例においては、パイロット信
号によって、4:3又は16:9の2種類のアスペクト
比を識別するように説明したが、例えば、ビスタサイズ
やシネマスコープサイズ等の異なるアスペクト比も含め
た複数のアスペクト比を識別するようにしても良い。
【0037】図3は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図3において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。また、図4は図3のテレ
ビジョン受像機の外観の概略を示す説明図である。
【0038】本実施例はオンスクリーン表示回路を削除
し、LED(発光ダイオード)ドライブ回路31及びLE
D32を付加した点が図1の実施例と異なる。制御回路15
は識別回路14からの識別信号PJHによってアスペクト比
が16:9のレターボックス形式の映像信号が入力され
たことが示された場合には、LED32の点灯を指示する
制御信号を出力する。LEDドライブ回路31は、制御回
路15からの制御信号によって、LED32を点灯させるよ
うになっている。LED32は、図4に示すように、テレ
ビジョン受像機の筐体33の前面下部に、電源用のLED
34と共に配設されている。電源用のLED34もLEDド
ライブ回路31によって駆動され、電源オン時に点灯する
ようになっている。
【0039】このように構成された実施例においては、
入力端子1を介してアスペクト比が16:9でレターボ
ックス形式の信号が入力されると、識別回路14からの識
別信号PJHによって、制御回路15はLED32を点灯させ
るための制御信号を出力する。これにより、LEDドラ
イブ回路31はLED32を駆動して点灯させる。入力映像
信号のアスペクト比が16:9以外である場合には、L
ED32は点灯しない。このLED32の点灯によって、視
聴者は入力映像信号のアスペクト比を知ることができ
る。
【0040】他の作用及び効果は図1の実施例と同様で
ある。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、入力
された映像信号のアスペクト比を視聴者に提示可能とす
ることにより、視聴者の要求に応じた表示を行うことが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビジョン受像機の一実施例を
示すブロック図。
【図2】実施例の動作を説明するための説明図。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図4】図4の実施例を説明するための説明図。
【図5】第2世代EDTV方式の信号を説明するための
説明図。
【図6】第2世代EDTV方式の信号を説明するための
説明図。
【図7】第2世代EDTV方式の信号を説明するための
説明図。
【図8】従来例の問題点を説明するための説明図。
【図9】従来例の問題点を説明するための説明図。
【符号の説明】
13…ゲート回路、14…識別回路、15…制御回路、16…映
像信号処理回路、17…RGB重畳回路、18…モニタ、19
…水平偏向及び垂直出力回路、20…オンスクリーン表示
回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のアスペクト比であることを示すパ
    イロット信号が多重されたワイドアスペクトテレビジョ
    ン信号又は現行テレビジョン信号に基づく入力映像信号
    が入力され、前記パイロット信号を抽出する抽出手段
    と、 この抽出手段が抽出した前記パイロット信号に基づいて
    前記入力映像信号のアスペクト比を識別して識別信号を
    出力する識別手段と、 前記識別信号に基づいて前記入力映像信号のアスペクト
    比に関する情報を提示する提示手段と、 前記識別信号に基づく表示状態で前記入力映像信号を表
    示画面上に表示する表示手段とを具備したことを特徴と
    するテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 前記提示手段は、前記アスペクト比を示
    す表示を前記表示画面上にオンスクリーン表示するため
    のオンスクリーン表示手段を具備したことを特徴とする
    請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 前記提示手段は、前記アスペクト比に関
    する情報を発光ダイオードを発光させることにより提示
    することを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受
    像機。
  4. 【請求項4】 前記パイロット信号は、前記入力映像信
    号のアスペクト比が4:3であるか又は16:9である
    ことを示すことを特徴とする請求項1に記載のテレビジ
    ョン受像機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記入力映像信号のア
    スペクト比に基づいて水平及び垂直振幅を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0804024A3 (en) * 1996-04-26 1999-03-10 Sony Corporation Scanning line converting apparatus

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EP0804024A3 (en) * 1996-04-26 1999-03-10 Sony Corporation Scanning line converting apparatus
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