JPH0731258A - コンバインの刈取部スライド装置 - Google Patents
コンバインの刈取部スライド装置Info
- Publication number
- JPH0731258A JPH0731258A JP18358493A JP18358493A JPH0731258A JP H0731258 A JPH0731258 A JP H0731258A JP 18358493 A JP18358493 A JP 18358493A JP 18358493 A JP18358493 A JP 18358493A JP H0731258 A JPH0731258 A JP H0731258A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaping
- main frame
- shaft
- combine harvester
- input shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】刈取部への伝動軸を刈取メインフレ−ムによっ
て安全に保護することを目的とする。 【構成】走行機体2の前部に、刈取メインフレ−ム11
を介して横軸芯X周りで昇降揺動自在に連結された穀稈
引起し装置7と刈取装置8を前記刈取メインフレ−ム1
1に対して横方向に相対スライド移動自在に構成すると
共に、前記横軸芯Xと同一軸芯上に入力軸13を配設
し、この入力軸から前記引起し装置及び刈取装置に対し
て動力を伝達する刈取伝動軸27を伸縮自在且つ屈折自
在に構成すると共に、前記刈取メインフレ−ム11の上
方に沿うように設ける。
て安全に保護することを目的とする。 【構成】走行機体2の前部に、刈取メインフレ−ム11
を介して横軸芯X周りで昇降揺動自在に連結された穀稈
引起し装置7と刈取装置8を前記刈取メインフレ−ム1
1に対して横方向に相対スライド移動自在に構成すると
共に、前記横軸芯Xと同一軸芯上に入力軸13を配設
し、この入力軸から前記引起し装置及び刈取装置に対し
て動力を伝達する刈取伝動軸27を伸縮自在且つ屈折自
在に構成すると共に、前記刈取メインフレ−ム11の上
方に沿うように設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの刈取部ス
ライド装置に関する。
ライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種コンバインの刈取部スライ
ド装置において、刈取部を左右横方向にスライド移動さ
せるようにしたものは既に知られている。
ド装置において、刈取部を左右横方向にスライド移動さ
せるようにしたものは既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刈取部を横移動させる
目的は、未刈り側を左にして回り刈り作業を行う場合に
は、刈取部をできるだけ左側(未刈地側)に寄せて、未
刈り穀稈と走行クロ−ラとの間隔を大きくして、クロ−
ラが押し出す泥土によって未刈穀稈を押し倒さないよう
にすること、そして、中割り作業を行う場合などには刈
取部を左右中間位置若しくは右側に設定して右走行クロ
−ラの前方に分草体を位置させ、右走行クロ−ラで右側
未刈り穀稈を踏み付けることがないようにする点にあ
る。
目的は、未刈り側を左にして回り刈り作業を行う場合に
は、刈取部をできるだけ左側(未刈地側)に寄せて、未
刈り穀稈と走行クロ−ラとの間隔を大きくして、クロ−
ラが押し出す泥土によって未刈穀稈を押し倒さないよう
にすること、そして、中割り作業を行う場合などには刈
取部を左右中間位置若しくは右側に設定して右走行クロ
−ラの前方に分草体を位置させ、右走行クロ−ラで右側
未刈り穀稈を踏み付けることがないようにする点にあ
る。
【0004】この発明は、かかる刈取部の横スライド装
置において、刈取部への伝動軸を刈取メインフレ−ムに
よって安全に保護することを目的としている。この目的
達成のため、本発明は次のような技術的手段を講じた。
置において、刈取部への伝動軸を刈取メインフレ−ムに
よって安全に保護することを目的としている。この目的
達成のため、本発明は次のような技術的手段を講じた。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る技術的手段は、走行機体2の前部に、刈取メインフレ
−ム11を介して横軸芯X周りで昇降揺動自在に連結さ
れた穀稈引起し装置7と刈取装置8を前記刈取メインフ
レ−ム11に対して横方向に相対スライド移動自在に構
成すると共に、前記横軸芯Xと同一軸芯上に入力軸13
を配設し、この入力軸から前記引起し装置及び刈取装置
に対して動力を伝達する刈取伝動軸27を伸縮自在且つ
屈折自在に構成すると共に、前記刈取メインフレ−ム1
1の上方に沿うように設けてあることを特徴とする。
る技術的手段は、走行機体2の前部に、刈取メインフレ
−ム11を介して横軸芯X周りで昇降揺動自在に連結さ
れた穀稈引起し装置7と刈取装置8を前記刈取メインフ
レ−ム11に対して横方向に相対スライド移動自在に構
成すると共に、前記横軸芯Xと同一軸芯上に入力軸13
を配設し、この入力軸から前記引起し装置及び刈取装置
に対して動力を伝達する刈取伝動軸27を伸縮自在且つ
屈折自在に構成すると共に、前記刈取メインフレ−ム1
1の上方に沿うように設けてあることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】従って、この発明によれば、刈取部への
伝動軸を、刈取メインフレ−ムによって安全且つ確実に
保護することができる。
伝動軸を、刈取メインフレ−ムによって安全且つ確実に
保護することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明
する。走行クロ−ラ1を具備する機体2の前部に刈取部
3を装備すると共に、機体後部には脱穀フイ−ドチエン
4を具備する脱穀機5を搭載し、前記刈取部3の横側部
に位置して運転部6を配設している。
する。走行クロ−ラ1を具備する機体2の前部に刈取部
3を装備すると共に、機体後部には脱穀フイ−ドチエン
4を具備する脱穀機5を搭載し、前記刈取部3の横側部
に位置して運転部6を配設している。
【0008】前記刈取部3は、立毛穀稈を引起す引起し
装置7、引起し後の穀稈を刈取る刈取装置8、刈取穀稈
を刈幅方向中央後方に向けて掻込み搬送する掻込スタ−
ホイル9、掻込み後の穀稈を引き継いで後方に搬送しな
がら横倒れ姿勢に姿勢変更して前記脱穀フイ−ドチエン
4に受け渡す搬送装置10等からなる。そして、該刈取
部3は、機体に対し刈取メインフレ−ム11を介して横
軸芯X周りで昇降揺動自在に連結すると共に、油圧シリ
ンダ−12によって上下方向に昇降駆動できるように構
成している。
装置7、引起し後の穀稈を刈取る刈取装置8、刈取穀稈
を刈幅方向中央後方に向けて掻込み搬送する掻込スタ−
ホイル9、掻込み後の穀稈を引き継いで後方に搬送しな
がら横倒れ姿勢に姿勢変更して前記脱穀フイ−ドチエン
4に受け渡す搬送装置10等からなる。そして、該刈取
部3は、機体に対し刈取メインフレ−ム11を介して横
軸芯X周りで昇降揺動自在に連結すると共に、油圧シリ
ンダ−12によって上下方向に昇降駆動できるように構
成している。
【0009】前記横軸芯Xと同一軸芯状態で横向き入力
軸13を配設し、この入力軸13を伝動ケ−ス14及び
ブラケット15を介して回転自在に機体フレ−ム16に
支持している。該横向き入力軸13の一方の軸端に取付
けた入力プ−リ17を介して原動部側から動力が伝えら
れ、入力軸13の他端側からギヤ機構18を介して横向
き伝動軸19を回転駆動すると共に、駆動スプロケット
20,21を介して前記搬送装置10の穂先搬送チエン
10a及び株元搬送チエン10bを駆動するよう連動構
成している。穀稈搬送装置10は、前記横向き伝動軸1
9を支点として上下動できるように支持させて扱深さ調
節が可能な状態に構成してあると共に、パンタグラフ式
の屈折リンク22によって後述する刈取伝動ケ−ス23
兼用の移動枠24に支持させ、該移動枠24の移動に伴
って先端部分が左右方向に移動できる構成としている。
軸13を配設し、この入力軸13を伝動ケ−ス14及び
ブラケット15を介して回転自在に機体フレ−ム16に
支持している。該横向き入力軸13の一方の軸端に取付
けた入力プ−リ17を介して原動部側から動力が伝えら
れ、入力軸13の他端側からギヤ機構18を介して横向
き伝動軸19を回転駆動すると共に、駆動スプロケット
20,21を介して前記搬送装置10の穂先搬送チエン
10a及び株元搬送チエン10bを駆動するよう連動構
成している。穀稈搬送装置10は、前記横向き伝動軸1
9を支点として上下動できるように支持させて扱深さ調
節が可能な状態に構成してあると共に、パンタグラフ式
の屈折リンク22によって後述する刈取伝動ケ−ス23
兼用の移動枠24に支持させ、該移動枠24の移動に伴
って先端部分が左右方向に移動できる構成としている。
【0010】前記横向き入力軸13の中間部からベベル
ギヤ機構25aを介して前向きに突設する前後向き伝動
軸25と、前記刈取伝ケ−ス23から後方に向けて突設
する前後向き伝動軸26とを伸縮自在で且つ屈折自在な
刈取伝動軸27でもって連動連結している。つまり、こ
の刈取伝動軸27は、軸27aと27bとによって相互
にスライド伸縮自在で、且つ、前記両伝動軸25,26
間に自在継手28,29を介して連動連結している。そ
して、該刈取伝動軸27は前記刈取メインフレ−ム11
の上方に沿うように配設している。前記刈取装置8及び
引起し装置7は、刈取伝ケ−ス23から取り出した刈刃
駆動機構8a及び引起し駆動機構7aを介して駆動する
ように連動構成している。
ギヤ機構25aを介して前向きに突設する前後向き伝動
軸25と、前記刈取伝ケ−ス23から後方に向けて突設
する前後向き伝動軸26とを伸縮自在で且つ屈折自在な
刈取伝動軸27でもって連動連結している。つまり、こ
の刈取伝動軸27は、軸27aと27bとによって相互
にスライド伸縮自在で、且つ、前記両伝動軸25,26
間に自在継手28,29を介して連動連結している。そ
して、該刈取伝動軸27は前記刈取メインフレ−ム11
の上方に沿うように配設している。前記刈取装置8及び
引起し装置7は、刈取伝ケ−ス23から取り出した刈刃
駆動機構8a及び引起し駆動機構7aを介して駆動する
ように連動構成している。
【0011】前記移動枠24は、横方向に配置したガイ
ドレ−ル部材30と先端部に分草体31を具備する分草
支持杆32によって一体的に枠組み構成している。そし
て、該移動枠24の前方側に設けてあるガイドレ−ル部
材30を、前記刈取メインフレ−ム11側の先端に設け
たガイドロ−ラ33上に左右スライド自在に載架すると
共に、移動枠24の後部側に設けてある摺動環34を刈
取メインフレ−ム11側の中間部に設けた支持パイプ3
5に左右スライド自在に嵌合している。
ドレ−ル部材30と先端部に分草体31を具備する分草
支持杆32によって一体的に枠組み構成している。そし
て、該移動枠24の前方側に設けてあるガイドレ−ル部
材30を、前記刈取メインフレ−ム11側の先端に設け
たガイドロ−ラ33上に左右スライド自在に載架すると
共に、移動枠24の後部側に設けてある摺動環34を刈
取メインフレ−ム11側の中間部に設けた支持パイプ3
5に左右スライド自在に嵌合している。
【0012】刈取メインフレ−ム11には電動モ−タ3
6によって正逆転駆動される螺旋軸37を架設してあ
る。そして、この螺旋軸37に前記移動枠24のコマ部
材38を螺合し、螺旋軸37の正逆転によって移動枠2
4が左右横方向に往復動するよう構成している。螺旋軸
37と支持パイプ35とは平行にして上下の関係位置に
配設することにより、刈取部の前後長を短くすることが
できる。
6によって正逆転駆動される螺旋軸37を架設してあ
る。そして、この螺旋軸37に前記移動枠24のコマ部
材38を螺合し、螺旋軸37の正逆転によって移動枠2
4が左右横方向に往復動するよう構成している。螺旋軸
37と支持パイプ35とは平行にして上下の関係位置に
配設することにより、刈取部の前後長を短くすることが
できる。
【0013】なお、電動モ−タ36は、運転部6近くに
設けたスイッチレバ−39の操作によって正転.逆転駆
動ができる構成としている。また、図中、40a,40
bはコマ部材38が位置変更可能な左右の限度に達する
に伴ってON作動する一対のリミットスイッチであっ
て、前記コマ部材38が位置変更可能な左右の限度に達
した時に前記電動モ−タ36の駆動を自動停止させるた
めのものである。
設けたスイッチレバ−39の操作によって正転.逆転駆
動ができる構成としている。また、図中、40a,40
bはコマ部材38が位置変更可能な左右の限度に達する
に伴ってON作動する一対のリミットスイッチであっ
て、前記コマ部材38が位置変更可能な左右の限度に達
した時に前記電動モ−タ36の駆動を自動停止させるた
めのものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン要部の側面図である。
【図2】同上要部の一部破断側面図である。
【図3】刈取部の要部の切断平面図である。
【図4】刈取スライド機構要部の切断正面図である。
【図5】刈取横スライド状態を示すコンバイン要部の平
面図である。
面図である。
1 走行クロ−ラ 2 走行機体 3 刈取部 4 フイ−ドチエン 5 脱穀機 6 運転部 7 引起し装置 8 刈取装置 9 掻込スタ−ホイル 10 搬送装置 11 刈取メインフレ−ム 27 刈取伝動軸
Claims (1)
- 【請求項1】 走行機体2の前部に、刈取メインフレ−
ム11を介して横軸芯X周りで昇降揺動自在に連結され
た穀稈引起し装置7と刈取装置8を前記刈取メインフレ
−ム11に対して横方向に相対スライド移動自在に構成
すると共に、前記横軸芯Xと同一軸芯上に入力軸13を
配設し、この入力軸から前記引起し装置及び刈取装置に
対して動力を伝達する刈取伝動軸27を伸縮自在且つ屈
折自在に構成すると共に、前記刈取メインフレ−ム11
の上方に沿うように設けてあることを特徴とするコンバ
インの刈取部スライド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18358493A JPH0731258A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | コンバインの刈取部スライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18358493A JPH0731258A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | コンバインの刈取部スライド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731258A true JPH0731258A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16138379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18358493A Pending JPH0731258A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | コンバインの刈取部スライド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731258A (ja) |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP18358493A patent/JPH0731258A/ja active Pending
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