JPH0731226Y2 - 接眼具 - Google Patents

接眼具

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JPH0731226Y2
JPH0731226Y2 JP1989151767U JP15176789U JPH0731226Y2 JP H0731226 Y2 JPH0731226 Y2 JP H0731226Y2 JP 1989151767 U JP1989151767 U JP 1989151767U JP 15176789 U JP15176789 U JP 15176789U JP H0731226 Y2 JPH0731226 Y2 JP H0731226Y2
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JP
Japan
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eyepiece
attachment
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detachable
optical device
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JP1989151767U
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JPH0390233U (ja
Inventor
隆雄 堀川
静慶 柳生
明 垣内
Original Assignee
大東ポリマー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はビデオカメラ、望遠鏡などの光学機器のファイ
ンダ部に取付けられる接眼具に関するものである。
(従来の技術) ビデオカメラ、望遠鏡などの光学機器ではファインダ部
を覗く際に外界からの光を遮るなどを目的として、前記
ファインダ部にゴム製、合成樹脂製などの接眼具を取付
けることが行われている。
従来の接眼具は、第4図に示すように、光学機器aのフ
ァインダ部bに着脱可能な着脱部cと、この着脱部cか
らラッパ状に広がる接眼部dとからなり、この接眼部d
が接眼者にフィットするよう、その開口縁部eの形状を
円形や楕円形などに形成している。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記従来例では、接眼部が着脱部に固定されてい
るため、接眼部の着脱部に対する突出位置を調整するこ
とができず、接眼者によっては光学機器のファインダ部
から離れ過ぎて不安定になったり接近し過ぎて光学機器
に顔面が当たるなどの不具合が生じ易いという問題があ
る。
本考案は上記問題点に鑑み、接眼部の突出位置を調整す
ることができ、又これを簡単な構造で実現できる接眼具
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、光学機器のファイン
ダ部に着脱可能に装着して用いる接眼具において、ゴム
又は軟質合成樹脂からなり、小径で厚肉の筒状着脱部
と、大径で厚肉の筒状接眼部と、着脱部と同一外径で着
脱部に接続されると共に屈曲部を介して接眼部に接続さ
れる薄肉の筒部とを一体に備え、接眼部は着脱部に対
し、その外周に重なり合う位置まで移動可能であり、接
眼部を着脱部側に向けて移動させた任意の位置において
接眼部はその内周側において着脱部との間に屈曲変形し
た筒部の摩擦力によりその位置に保持されるように構成
されたことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、厚肉形成された接眼部及び着脱部に対
し筒部が薄肉形成されて変形し易く、この筒部が接眼部
と着脱部との間で屈曲変形することにより、接眼部の着
脱部に対する任意の移動位置において、その位置を保持
するような摩擦力を与えることができる(接眼具がゴム
又は軟質合成樹脂で形成されているので、前記摩擦力を
与え易いように構成されている。)。そして接眼部を軸
方向に移動させることにより、接眼部が着脱部の外周に
重なり合う位置まで移動可能であるので、その移動操作
が極めて簡単であると共に移動量を大きく設定できる。
しかも着脱部、接眼部及び筒部は一体成形でき、構造が
簡単である。
(実施例) 本考案の実施例を、第1図ないし第3図に基き説明す
る。
本実施例の接眼具は、人体に対して無害でフィット感が
あり耐候性に優れ且つ着色が容易なシリコーンゴム製
で、その全体形状は略円筒形をなしている。
接眼具の着脱部1は略円形断面の外周形状を有し、光学
機器aのファインダ部bの外周面に弾性嵌着可能な内周
形状を有する。一方、接眼部2は壁厚が約1.6mm厚で略
円筒形状をなし、その内径は着脱部1の外径(約30mm)
よりも大きい約36mmである。
これら着脱部1と接眼部2とは、壁厚が約0.6mmの薄肉
成形された断面略円形状の筒部3によって接続されてい
る。この筒部3の外径は、着脱部1側の大半部分におい
て着脱部1の外径と略同寸である。筒部3と接眼部2と
は内外周2重の環状の屈曲部4、5を介して接続されて
いる。内周側の可変屈曲部4は略同一の壁厚(約0.6m
m)で鋭角をなして屈曲している。外周側の固定屈曲部
5は筒部3から接眼部2にかけて徐々に壁厚が大きくな
るよう形成されている。この固定屈曲部5における屈曲
角θは、第2図に示すように、自然状態の可変屈曲部4
と略同じである。又筒部3の着脱部1及び接眼部2に対
する両接続部間の展開寸法は、接眼部2の長さ寸法より
も小である。
接眼部2の接眼者の顔面に接する開口縁部6の形状は外
径寸法が約38mmの略円形で、その断面形状は半径1.5mm
の円形状をなしている。本実施例において、接眼部2の
着脱部1からの突出寸法Tは最大で約30mm、最小で約12
mmである。
以上のように構成した本考案の接眼具の作用を説明す
る。
着脱部1を、取付けるべき任意の光学機器aのファイン
ダ部bにその外周側から弾性嵌着する。接眼具の自然状
態において、第2図に示すように、接眼部2の着脱部1
からの突出寸法Tは最大となる。従ってこのときは、光
学機器aの構造や接眼者の都合などに応じて接眼者が光
学機器aのファインダ部bを離れて覗く必要がある場合
に好適である。
接眼者がファインダ部bに接近したい場合、顔面を接眼
部2の開口縁部6に当てたまま又は一旦接眼部2から離
れて、接眼部2を着脱部1の側に押動する。
このとき、筒部3が内周側の可変屈曲部4の位置を着脱
部1に向って移動させ、この可変屈曲部4と外周側の固
定屈曲部5との間の部位を筒部3の外周面に着脱部1に
向って摺動させるように変形することにより、第3図に
示すように、接眼部2の着脱部1の側への移動を許容す
るので、接眼部2の着脱部1からの突出寸法Tを小さく
することができる。筒部3のこのような変形は、各屈曲
部4、5の屈曲角θを鋭角にしているのでスムーズに行
われる。
又このとき、筒部3の変形形状は両屈曲部4、5間の部
位と筒部3の外周面との間の摩擦力によって保持され、
且つ固定屈曲部5はその肉厚によって位置の移動が拘束
されているので、接眼部2を任意の突出位置(第3図仮
想線)において固定することができる。
尚、突出寸法Tが最小となるのは、可変屈曲部4が着脱
部1との接続部に達して接眼部2が筒部3を挟んで着脱
部1に外嵌した状態(第3図実線)においてである。こ
のとき、筒部3と着脱部1との接続部は接眼部2の開口
縁部6よりもファインダ部b側に位置するので、接眼者
に違和感を与えない。
これにより、接眼部2の着脱部1からの突出寸法Tを調
整することができ、且つ任意の突出寸法Tにおいて接眼
部2の位置を固定することができる。
尚、本実施例の接眼具は、接眼部2の移動量を部位によ
って異ならせることにより、すなわちある部位は深く押
し込みその直径方向において対向する部位は浅く押し込
むことにより、接眼部の開口縁部6を光学機器aのファ
インダ部bに対して傾けることができ、接眼者やその顔
面の光学機器aに対する向きなどに対応することもでき
る。
本考案は上記実施例に示すほか、種々の態様に構成する
ことができる。
接眼部の移動機構はその任意の突出位置における保持機
構の選択を含めて上記実施例に示すものに限定されず、
公知技術を適宜組合せて構成することができる。又接眼
具の素材及び各部位の大きさや形状、壁厚寸法などは上
記実施例に示すものに限定されず、例えば接眼部の開口
縁部の形状は接眼具のサイズなどに応じて楕円形など適
宜設計することができ、素材としてはゴムの外、これと
同等の性質を有する軟質合成樹脂を用いることができ
る。尚、着脱部の形状は、接眼具を取付けるべき光学機
器のファインダ部の大きさや形状などに応じて適宜設計
することができるのは勿論である。
(考案の効果) 本考案によれば、接眼部の着脱部からの突出位置を任意
に調整し、その位置に接眼部を確実に保持することがで
きると共に、突出位置調整の操作が容易で、調整のため
の移動量を大きく設定でき、かつ構造簡単な接眼具を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はその最大突
出状態の縦断面図、第3図はその最小突出状態及び任意
の突出状態の縦断面図、第4図は従来例の斜視図であ
る。 1……着脱部 2……接眼部 3……筒部 a……光学機器 b……ファインダ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学機器のファインダ部に着脱可能に装着
    して用いる接眼具において、ゴム又は軟質合成樹脂から
    なり、小径で厚肉の筒状着脱部と、大径で厚肉の筒状接
    眼部と、着脱部と同一外径で着脱部に接続されると共に
    屈曲部を介して接眼部に接続される薄肉の筒部とを一体
    に備え、接眼部は着脱部に対し、その外周に重なり合う
    位置まで移動可能であり、接眼部を着脱部側に向けて移
    動させた任意の位置において接眼部はその内周側におい
    て着脱部との間に屈曲変形した筒部の摩擦力によりその
    位置に保持されるように構成されたことを特徴とする接
    眼具。
JP1989151767U 1989-12-29 1989-12-29 接眼具 Expired - Lifetime JPH0731226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989151767U JPH0731226Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 接眼具

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JP1989151767U JPH0731226Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 接眼具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0390233U JPH0390233U (ja) 1991-09-13
JPH0731226Y2 true JPH0731226Y2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=31698054

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989151767U Expired - Lifetime JPH0731226Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 接眼具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127813U (ja) * 1974-08-21 1976-02-28
JPS61140335U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30

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Publication number Publication date
JPH0390233U (ja) 1991-09-13

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