JP3049748U - レリーズ装置付カメラ支持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地面に固定する三脚や一脚等を使用しない
で、カメラ振れを軽減し、ピント合わせからシャッター
を切るまでの一連の操作を、引き金を引くだけで同時に
行い、被写体の様々な動きに瞬時に対応して撮影に集中
できるようにする。 【構成】 形状をライフル銃の銃床形にして、両手、
頬、肩、の四点で固定してカメラ振れを軽減し、カメラ
及びレンズの取付に互換性を持たせる器具を取付、引き
金とカメラの間にレリーズ装置を組み込み、引き金を引
くだけで、ピント合わせからシャッターを切るまでの一
連の操作が、指一本で出来るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、写真撮影時に発生するカメラ振れを防止し、且つ迅速正確に被写体 の撮影を可能にする、レリーズ装置付カメラ支持具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の装置としては、地面に固定する三脚や一脚、あるいは吸盤を使 用してガラスなどに固定する器具が使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来より、写真撮影でカメラ振れを防止するための器具としては、三脚や一脚 が使用されてきた。しかし、三脚や一脚はカメラの固定が主たる目的として考え られた構造なので、スポーツ写真やモータースポーツ写真など、速く大きく動く 被写体の分野において、自由度が犠牲となってシャッターチャンスを逸する問題 点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、形状をライフル銃の銃床形にして、両手、頬、肩 の四点で固定してカメラ振れを押さえ、引き金とカメラの間にレリーズ装置を介 し、オートフォーカスカメラを使用すれば、引き金を引くだけで瞬時にピントを 合わせシャッターを切ることが出来るようにしたものである。

【０００５】

【考案の効果】

本考案は、従来より使用されている三脚や一脚に比べ、自由度が非常に高く、 速く大きく動く被写体の様々な動きにも瞬時に対応できる。また、両手、頬、肩 の四点で固定して、ピント合わせからシャッターを切るまでの一連の操作を、指 で引き金を引くだけで同時に行える装置により、安定度も向上してカメラ振れも 軽減することが可能となり、安心して撮影に集中できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本体構造の断面図である。

【図２】本体構造に、カメラとレンズをセットした例を
示す、断面図である。

【符号の説明】

１ 器具本体 ２ レリーズ ３ 引き金 ４ カメラ及びレンズ取付金具 ５ カメラにレリーズを取り付ける部分 ６ レンズ ７ カメラ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ライフル銃の銃床形をしたカメラ支持具
   に、レリーズ装置を組み込み、引き金を引くだけでピン
   トを合わせ、シャッターを切ることが出来るレリーズ装
   置付カメラ支持具。
2. 【請求項２】 ライフル銃の銃床形をしたカメラ支持具
   に、レリーズ装置を組み込み、スイッチを押すだけでピ
   ントを合わせ、シャッターを切ることが出来るレリーズ
   装置付カメラ支持具。
3. 【請求項３】 ライフル銃の銃床形をしたカメラ支持具
   に、レリーズ装置を組み込み、レバーを引くだけでピン
   トを合わせ、シャッターを切ることが出来るレリーズ装
   置付カメラ支持具。