JP2010032981A

JP2010032981A - 撮影者と背後の風景を一緒に写し込める簡易カメラ保持具

Info

Publication number: JP2010032981A
Application number: JP2008213304A
Authority: JP
Inventors: Toshio Seo; 敏夫瀬尾
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2008-07-28
Filing date: 2008-07-28
Publication date: 2010-02-12

Abstract

【課題】背後の風景と一緒に撮影者自身を撮るとき、三脚を使うか周囲の人に撮影を依頼するしかなかったが、伸縮可能なグリップ付き腕木の先端にデジタルカメラを付けて他人の手を借りずに撮影出来るカメラ保持具を提供する。
【解決手段】伸縮可能な腕木部の先端にデジタルカメラを付け、三脚や人の手を借りず、自分のてを伸ばして、風景と一緒に撮影者自身を取り込んだ写真が撮れるのを特徴とする。
【選択図】図１

Description

この発明は、三脚や他人の助けを借りず、背後の景観と一緒に撮影者自身を写し込むことが容易になり、また従来と全く変わったアングルでの映像が撮影可能なカメラ補持具に関するものである。

従来この種の写真は三脚又は他人の助けを借りて撮影していた。一般の撮影者は普段三脚等は殆ど携行せず、観光地で他人に依頼するのも儘成らず、まして言葉の通じない外国で撮影を依頼することは難しかった。

従来、観光地で撮影者自身を画面に取り込んだ風景を撮る時、通常のカメラでは、片手を伸ばしてカメラを持って写したが、撮影者自身がが大きく成り過ぎ、肝心な背後の景観を良く写すことが難しかった。

この課題を解決するための請求項１の発明は、図１に示すように伸縮可能な腕木（２−１〜ｎ）の先端に付けられたカメラ台（３）にデジタルカメラ（６）を装着し、グリップ（１）を握って、手の長さより５０ｃｍ以上離れた位置から撮影者自身を画面に入れて、背後の景観が撮影出来るようにした簡易携帯型のカメラ保持具である。

現在のデジタルカメラは小型軽量化され、メモリー容量の増加で多枚数撮影が可能であり、不要写真は即座に消去出来、又カメラのセルフタイマー機構を利用することで、保持器具にシャッター機能を付ける必要もなく、簡便化が可能になった。

本発明により、撮影者自身を風景写真に容易に写し込むことが出来るようになったばかりでなく、腕木の保持方向と操作の仕方で、人混みの中で前方の風景や出来事を撮影することも出来、又、側方に腕木を伸ばすことにより、手持ちカメラでは撮影できぬ位置での映像を写すことが出来る等、簡易易携帯型の保持具を使用することで、危険性を伴うこと無く、小型デジタルカメラの特性を十二分に活用し、従来考えられなかったアングルでの映像が撮影可能になる。

図１はカメラを装着した保持具の概念図である。伸縮可能な腕木の先端にカメラを取り付けるためのカメラ台（３）があり、腕木（２−１〜ｎ）手元部分のグリップ（１）を握って腕木を（２−１〜ｎ）一杯に伸ばし、撮影者の背後の風景と、本人自身の映像を写し込むことが出来るのが特徴である。撮影者自身の腕の長さに腕木部分の長さがプラスされることにより、撮影者と背後の風景が直接カメラを手で持て写した時と全く違った写角で撮影出来る。

本保持具を作る材料は、携帯に便利な軽量の金属・プラスチック等の素材で構成される。

グリップ部分は片手で確実に保持できるような形状で、左右どちらの手で握れるようにする。

腕木部分は、単軸又は複軸鏡胴型・格子状蛇腹型・折り紙方等、カメラの形状・重量等を勘案し適切な方式を選択し、撮影者自身他１名が写し込める程度迄伸ばせ、縮小時は携帯可能な形状になるようにする。

腕木（２−１〜ｎ）先端部分のカメラ取付台（３）にカメラ（６）を取り付けるための雲台（８）を設けることにより、カメラ取付角度が自由に調整可能となり、本発明のカメラ保持具の使用効果を飛躍的に向上させる。

写した画像が悪かったら直ぐに消去して取り直せるデジタルカメラの特性を利用し、本保持具の取扱に習熟すれば、手持ち角度を調整すれば納得出来る映像が必ず撮れるようになり、思い掛けないアングルの映像を楽しむことが出来る。

本発明に係わる保持具にカメラを装着し、背後の風景と撮影者自身を写し込む時の使用の一例を示した概念図である。携帯用に縮小した時の保持具の一例の側面図である。グリップ部分が畳み込まれ、単軸鏡胴が縮小されていることを示す。本発明に係わるカメラ保持具の一例で、グリップを起こし、伸縮鏡胴を引き延ばした時の動作図である。本発明に係わるカメラ保持具の実施の一例で、カメラ取付台（３）にカメラ用雲台（８）を腕木（２−１〜ｎ）先端部に直接取り付けた時の概念図である。

符号の説明

１単軸鏡胴の基部に取り付けられた折り畳み式グリップである。
２伸縮可能な腕木部分である。カメラを確実に保持する為の捻れ防止溝付きで、ｎ段に伸縮出来る単軸鏡胴式の腕木である。縮めると小型になり、携帯に便利なものになる。
３カメラ取付台ある。
４カメラを装着するための捻子である。
５グリップを取り付ける回転軸である。
６保持具に装着されたカメラである。
７腕木の伸縮動作を示す
８カメラ取付台に付けた雲台である。

Claims

本保持具を握る為のグリップ部分と、撮影者自身がカメラの写角に収まるように伸縮可能な腕木部分と、其の先端部にカメラを保持するための雲台付きカメラ取付部部を備えた簡易携帯式カメラ保持具。