JPH07310324A - 緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル - Google Patents

緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル

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JPH07310324A
JPH07310324A JP13772694A JP13772694A JPH07310324A JP H07310324 A JPH07310324 A JP H07310324A JP 13772694 A JP13772694 A JP 13772694A JP 13772694 A JP13772694 A JP 13772694A JP H07310324 A JPH07310324 A JP H07310324A
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panel
slope
hollow hole
river
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JP13772694A
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Wataru Tosaka
渡 登坂
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TOSAKA RYOKUKA KENSETSU KK
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TOSAKA RYOKUKA KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】法面保護工事に於ける労働災害事故による危険
を除き短期間に安全に天候に関わらず建設する事がで
き、耐久性があり多種の緑化植物により法面及び平面を
美化する事ができる法面保護及び河川護岸及び流水の浄
化装置を得る。 【構成】保護パネル2の中空の穴に植生基盤ブロック3
を挿入しさらに、緑化植物の種子又は、球根若しくは根
株又は、苗を植え付けた種苗パネル4を挿入し接触固定
して一体化した保護パネル2の両端部を法面及び河川護
岸に固着した支持材1により保護パネル2の両端部を固
定する。 【効果】本発明の効果は垂直な崖面に於いても安全に迅
速に法面の保護及び緑化が施工出来る。河川の護岸に用
いる事により花や緑の成育できる階段状の保護面が形成
でき河川を水と親しむ親水公園等に変化できる又、基盤
ブロックの材質を変えることにより流水の浄化及び地下
水のかんよう又は、保護パネルの形状の変更により魚巣
ブロックとしての効果もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現在社会的に問題になっ
ている各自治体のゴミ処分に関わる焼却灰及び各種汚泥
の再利用を促進して埋め立て地不足を補うと共に傾斜地
又は法面の崩壊防止及び従来の技術では不可能であった
崖法面の崩壊防止保護及び、緑化促進並びに施工時に発
生する労働災害事故の撲滅又、河川護岸の保護並びに景
観の改善及び流水の浄化を進めると共に地下水のかん養
をはかり自然の回復を促進することに関するものであ
る。
【0002】従来の技術従来の法面崩壊防止保護方法に
於いては、緩傾斜地法面の場合は法面に芝及び牧草又は
潅木等の緑化用種子を直接播種し植物を繁茂させ植物の
根茎の土壌の保持力により雨水による地表面の土砂の流
亡を防ぎ傾斜地法面の崩壊を防止保護する方法が有っ
た。
【0003】又は、菰やポリエチレン及びビニール製の
ネット状及び、ネット状の物に、同様材料にて袋状に形
成したものを一体化し、肥料と緑化用種子を充填して、
アンカーピン及び鉄筋又は釘等を用いて傾斜地法面に敷
設し緑化を行い植物の根茎の上壌の保持力により地表面
の土砂の流亡を防ぎ傾斜地法面の崩壊を防止保護する方
法が有った。
【0004】又は、金網及びポリエチレン及びビニール
製等のネット状の物を、アンカーピン及び鉄筋又は釘等
を用いて、傾斜地法面に敷設しその上に客土及び肥料等
の植生基盤材と緑化用種子を混合して、吹付機を使用し
て吹き付け、植物を繁茂させ植物の根茎の土壌の保持力
により地表面の土砂の流亡を防ぎ法面の崩壊を防止保護
する方法が有った。
【0005】又は、急傾斜地法面及び岩盤法面の場合
は、金網を前述のアンカーピン及び鉄筋又は釘等を用い
て法面に敷設し、その上からコンクリート又は、モルタ
ル等を吹き付けて地表面の土砂の流亡を防ぎ又は法面の
地中及び岩盤法面内に雨水の浸透を防ぎ法面及び岩盤法
面の崩壊を防止保護する方法が有った。
【0006】又は、鋼製及びプラスチック製の円形又は
方形の枠を急傾斜地法面にアンカーピン及び鉄筋を用い
て組み立ててその枠の中に客土及び肥料等の植生基盤材
と緑化用種子を混合して、吹付機を使用して吹き付け又
は、その枠の中に袋詰の客土及び肥料等と混合した緑化
用種子を、積み上げて又は、袋詰めの客土及び肥料等の
植生基盤材を積み上げてその袋の上に前述の肥料等と混
合した緑化用種子を、吹付機を使用して吹き付けて植物
を繁茂させ植物の根茎の土壌の保持力により地表面の土
砂の流亡を防ぎ法面の崩壊を防止保護する方法が有っ
た。
【0007】又は、急傾斜地法面及び岩盤法面に格子枠
状に型枠を組立その型枠の中に鉄筋を組み、コンクリー
ト又は、モルタル等を吹き付け又は流し込みコンクリー
ト又はモルタル製の枠を造りその枠の中に前述の客土及
び肥料等と混合した植生基盤材及び緑化用種子を、吹付
機を使用して吹き付け法面の崩壊を防ぐと共に法面の緑
化をする方法が有った。
【0008】又は、予め形成されたコンクリート又はプ
ラスチック製の十字状の交点ブロックを急傾斜地法面に
組立て枠を造りその枠の中に袋詰の客土及び肥料等と混
合した植生基盤材を積み上げてその袋の上に肥料等と混
合した緑化用種子を、吹付機を使用して吹き付けて法面
の崩壊を防ぎ緑化する方法も有った。
【0009】一方従来の河川法面保護工事に於いては前
述の種子吹き付け方法及び予め形成された護岸植生コン
クリートブロックを一個々積み上げブロック積み作業後
客土及び植栽を施して緑化する方法が有った。
【0010】又は、環境緑化ブロックを敷き並べる方法
又は、袋状の型枠の中にコンクリートを圧送する方法若
しくは、階段ブロックを一段々敷き並べる方法が有った
【0011】又は、その他種々のブロック積み工法及
び、ブロックマットを敷設する方法が有った
【0012】護岸工事に於いてはコンクリート打設によ
るコンクリート護岸方法が有った。又は、予め形成され
たコンクリートブロックを胴込め材にコンクリートを使
用した練り積みにより積み上げる方法が有った。
【0013】又河川の浄化に関しては、試験的では有る
が流水の浄化を目的に木炭等を川底に沈設する方法が有
った。
【0014】
【従来の技術の問題点】前記0002に記載の従来の法
面保護工法の法面に牧草の種子や潅木の種子等を直接播
種する方法に於いては法面の保護効果が現れるまでに長
期間待たねばならない問題があった。
【0015】又多量の降雨の場合は土砂と共に種子及び
発芽した苗まで流亡の恐れがあり又、乾燥が続くと発芽
しない若しくは、夏及び冬期は季節により施工不能期が
あり緊急の場合に対応出来ない問題があった。
【0016】前記0003に記載の菰やポリエチレン及
びビニール製のネット状及びネット状の物に袋状に制作
した物を一体化したものに、肥料と芝及び牧草又は潅木
等の種子を張り付けて又は詰めて、アンカーピン及び鉄
筋又は釘等を用いて法面に敷設する作業に於いては、作
業員は必然的に斜面で作業を行うことになり
【0017】作業足場も無く命綱を必要とする、時には
宙吊り状態で作業しなければならず作業能率は低下し作
業人員は多量に必要となり滑落転落事故や落石により人
命を失う恐れもある危険な作業であった。更に非効率的
作業であり乾燥が続くと発芽しない等の問題があり潅水
作業又は、再施工が必要となる等の問題があった。
【0018】又、前記0004に記載の金網及びポリエ
チレン製のネット等を法面にアンカーピン及び鉄筋又は
釘等を用いて法面に敷設し客土及び腐植質及び肥料等の
植生基盤材と緑化用種子を混合して吹付機を使用して吹
き付ける方法に於いても、前述の0017の如く必然的
に高所作業となり命綱を必要とする。
【0019】この為、作業能率は低下し作業人員は多量
に必要となり滑落転落事故や落石により人命を失う恐れ
もある危険な作業であると共に、非経済的作業であり乾
燥が続くと発芽しない等の問題があり潅水作業又は、再
施工が必要となる等の問題があった植物の繁茂後は小量
の降雨の場合は、土砂の流亡を防ぐ事が出来るが、多雨
量の場合は、法面地山の土砂の含有水分が多くなり崩壊
しようとする力が大きくなり土砂崩壊が起きるがこれを
防ぐ事は出来ない問題があった。
【0020】又前記の方法では、通常吹付機の構造上、
球根や苗及び地下茎による繁殖以外に繁殖させる方法の
無い有用な植物を緑化植物として利用する事は出来ない
又、種子が発芽生育するまで待たなくてはならず、植生
による法面の保護効果及び緑化等環境の改善効果が現れ
るまでにかなりの時間を必要とする等、多くの問題が有
った。
【0021】又、前記0005に記載の急傾斜地法面及
び岩盤法面にモルタル及びコンクリートを吹き付ける場
合、前述の0017の如く必然的に高所作業となり命綱
を必要とする。この為、作業能率は低下し作業人員は多
量に必要となり滑落転落事故や落石により人命を失う恐
れもある危険な作業であると共に、非経済的作業であり
金網を敷設し更にその上からコンクリート又は、モルタ
ル等を全面に吹き付けなければならず危険この上ない作
業である。
【0022】この方法では吹付されたコンクリート及び
モルタルにより内部に雨水の侵入や凍上による法面の崩
壊を防ぐ為コンクリート又は、モルタル等を厚く吹付す
るが、厚くする程重量が増し滑り落ちる力が大きくなり
クラックが入りやすく一旦クラックが入ると雨水が進入
し滑落や凍結及び凍上によりモルタルやコンクリートの
落下を促進する問題があった。又法面や岩盤法面の崩壊
しようとする土圧に対して、耐上圧力が非常に弱く危険
である。
【0023】更に、寒冷地に於いては急傾斜地法面及び
岩盤法面の地山よりの侵出水が吹付されたモルタル及び
コンクリートの間で凍結膨張しモルタル及びコンクリー
トの破壊剥離を進行し吹付資材の落下や落石を防止でき
ない問題が有った。又、耐用年数も短く短期間のうちに
再工事を行わなければならなかった
【0024】このためコンクリート及びモルタルを吹付
後さらにその上に落石防止ネットを張り巡らし全面を覆
う必要が有る等見かけ上の美観も悪いだけでなく二重工
事となり作業員の危険度も増し経済的に大きい問題があ
った
【0025】法面の保護と同時に緑化を行うことが出来
る工法として前述の0005の方法を改良した、グリー
ンポケット工法があるが、ツタ類及び潅木の生育出来る
袋詰めの土壌を金網に取り付けてその上にモルタル及び
コンクリートを吹付硬化させて植栽及び緑化を行う方法
で有るが、緑化植物としてはツタ類及び潅木に限られ
る。
【0026】更に土壌の有限により土壌内に植物の根が
詰まり成長が止まり枯損する欠点が有った又、上記の理
由により植物がモルタル及びコンクリートの全面を覆う
迄に5年から10年の年月を必要とする問題が有った更
に、植物の根茎の肥大発達伸張に伴い吹付されたモルタ
ル及びコンクリートと急傾斜地法面及び岩盤法面との剥
離落下を促す作用も大きくなる。更に前記0023に記
載の地山よりの侵出水が凍結膨張し剥離破壊を招く等多
くの問題点を有していた。
【0027】又、施工費用も高く施工に長期間を必要と
して緊急の場合役立つ事が少なく冬季間は吹付したコン
クリート及びモルタルが凍結する恐れがあり、施工不能
である等、経済的、時間的及び、作業上も急傾斜地法面
及び岩盤法面の為、前述の0017の如く必然的に高所
作業となり作業員の滑落転落事故や落石による生命の危
険も大きい問題であった。
【0028】又、0007に記載の枠状に型枠を組立そ
の型枠の中に鉄筋を組みモルタル及びコンクリートを吹
き付けモルタル及びコンクリート製の枠を造りその枠の
中に客土及び肥料等と混合した植生基盤材及び種子を吹
付る方法及び前述の枠の中に袋詰の土壌及び肥料を積み
上げる方法に於いても急斜面で有り足場も悪く作業員は
命綱を付け、型枠を岩盤法面に組立たり吹き付け作業及
び袋詰の土壌及び肥料を積み上げる作業のため危険が多
く作業員の転落事故や落石による生命の危険も大きい問
題があった。この方法も冬季間は吹付したコンクリート
及びモルタルが凍結する問題があり施工不能である等、
経済的にも時間的にも安全の上からも数多くの問題があ
った。
【0029】0008に記載の方法に於いても作業足場
が無く危険な法面で作業を行う為作業環境が悪く又各十
字状ブロックの連結性が弱く軟弱な地山の法面及び急傾
斜地法面に於いてはこの方法も緑化に対しては季節及び
気候の制約を受ける問題があった。更に作業性及び安全
性の面からも前述の0017及び0028の如くの作業
となり必然的に高所作業となり作業員の滑落転落事故や
落石による生命の危険も大きい問題であった。
【0030】0009及び0010に記載の植生コンク
リートブロック又は環境緑化ブロックを積み上げる方法
が有るが冠水時に於いては緑化植物の成育土壌及び植物
の根茎も流亡して再び客土及び植栽しなければならない
問題があった。
【0031】0011及び0012に記載のコンクリー
ト護岸及びコンクリートブロック、を使用した護岸に於
いては美観状も悪く河川が無機質な環境となり大地の保
水力を遮断するために増水時に一気に下流に水が溢れ洪
水問題を引き起こすと共に大地の乾燥化問題及び構造上
緑化もできない問題があった。
【0032】その他種々のブロック積み方法及び、ブロ
ックマットを敷設する方法が有るが何れの方法に於いて
も地下水のかんようを促進する機能及び流水の浄化作用
及び緑化植物による環境緑化の諸問題を同時に解決でき
る方法は無かった。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記記載の
各問題点を解決し特に作業員の労働災害事故による危険
を除き短期間に安全に天候及び季節に係わらず建設する
事ができ又、多種類の草花及び花木又は、緑化植物によ
る環境の回復又は、修景美化若しくは、永年に渡り緑化
植物を繁茂させる事ができ、環境上からも受け入れ易く
法面及び平面地及び河川敷又は、河川護岸に使用しても
効果が有る法面保護資材を得る事を目的としている。
【0034】さらに施工後は速やかに法面の保護効果が
発揮出来さらに、強度及び、耐久性があり経済的な緑化
兼用法面保護及び河川護岸保護パネル及びその製造方法
を提供する事を目的としている。
【0035】又、現在社会的に深刻な問題となっている
ゴミの焼却灰の処分場及び浄水場発生の汚泥の処分地不
足を補うべく各種の焼却灰及び汚泥の再利用を進めると
共に法面保護若しくは、平地面の緑化又は、河川護岸及
び河川敷に用いて河川環境を多種類の草花及び花木によ
る修景美化等の河川環境の改善又は、護岸及び河床に用
いて河川の流水の浄化及び地下水のかん養を促進する機
能を持つ、緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル及
びその製造方法を提供する事を目的としている。
【0036】さらに、前記従来の技術に於ける法面保護
及び、河川に於ける各種護岸保護の問題点の解決を目的
として以下に整理して列挙する。
【0037】緑化植物の種子及び苗までも降雨により土
砂と共に流亡の問題がある又、季節により施工不能時期
及び乾燥及び低温による発芽低下問題があった。
【0038】施工現場が崖や斜面の法面となるのは必定
であり作業環境が悪く作業員の滑落転落事故及び落石等
に依る生命の危険及び非経済的作業の問題があった。
【0039】耐土圧力が弱く降雨に依り土砂の水分含有
率が高くなると法面の崩壊を防ぐ事が出来ない問題があ
った。
【0040】球根、苗、地下茎に依り繁殖する各種の有
用植物を、種子吹付機及び客土吹付機共、吹付機の構造
上種子以外の有用植物は緑化植物として利用出来ない問
題があった。
【0041】急傾斜地法面及び岩盤法面保護材料である
モルタル及びコンクリートの自重の増大に依る滑落の問
題があった。さらに、僅かな滑落によりクラックが入り
易い欠点があった。
【0042】高温及び低温の繰り返しにより法面保護材
料であるモルタル及びコンクリートにクラックが入りや
すく降雨の侵入及び凍結等の自然の風化作用に対して脆
く短期間のうちに再施工を必要とする問題があった。
【0043】法面及び急傾斜地法面及び岩盤法面の侵出
水の凍結に依るモルタル及びコンクリートの剥離落下及
び耐久性に対して弱く短期間のうちに再施工しなければ
ならない問題があった。
【0044】モルタル及びコンクリート吹き付けによる
保護工法に於いては景観地法面等に於いてコンクリート
面がむきだしになり美観上の問題及び落石防止ネットを
張り巡らすことにより、通行者に落石や崩落等の不安感
を与え又2重工事による非経済的な問題があった。
【0045】緑化植物がモルタル及びコンクリートの全
面を覆う緑化に係わる期間が長期間に渡り、更に緑化用
植物の種類が限定される問題があった。
【0046】緑化植物の根茎の成長肥大によるモルタル
及び、コンクリートの剥離破壊促進の問題があり緑化植
物による緑化とモルタル及び、コンクリートの吹き付け
は相いれない問題があった。
【0047】全て現場生産及び現場施工によるため工事
の完成までに長期間を要し又、工事完成後も法面の保護
効果が発揮されるまでに長時間を要し緊急時には対応出
来ない問題があった。
【0048】モルタル及びコンクリートの凍結により冬
季間は施工不能である問題があった。
【0049】全て現場生産及び現場施工によるため悪条
件下に於いて施工しなければならず品質が一定しない事
による強度及び耐久性又、緑化用種子の発芽生育が不安
定である問題があった。
【0050】河川の法面保護及び、護岸に於いて多種類
の草花及び花木による修景美化並びに河川環境の改善又
は、護岸及び河床に用いて河川の流水の浄化及び地下水
のかん養を促進する機能を合わせて持つ工法が無かっ
た。
【0051】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決を達成す
るために、本発明の緑化兼用法面保護及び河川護岸保護
パネルの支持材(1)は左右両端に断面H字状の凹部を
持ち法面に支持材自体を固定又は設置する為のロックボ
ルト又はアンカーボルト等の挿通する中空の穴及び後記
する保護パネルを凹に差し込み固定できる装置を備える
【0052】さらに、一定の間隔に保護パネル(2)を
固定するためのボルトの挿通する穴を設け、表面側には
足場金具を固定する為のボルト又は、ナットを溶着する
若しくは、足場金具の支持材を差し込むパイプ又は、足
場金具の支持材を差し込み固定するための任意の穴を設
ける該支持材を保護及び緑化する法面に保護パネルの幅
と同一間隔にロックボルト又は、アンカーボルト若しく
は、コンクリートの基礎により併設し固定若しくは設置
する。
【0053】保護パネル(2)は任意の厚みを持ち両端
に0051記載の支持材の断面凹部に差し込み固定する
ボルトの挿通する中空の穴を備え表面から背面にかけて
任意の数の方形又は、円形の中空の穴を設けるそして中
空の穴の深さよりも後記の種苗パネルの厚みを差し引い
た厚みに中空の穴と同型に成型した網状又は、布状若し
くは、格子状の容器の中に植物の成長出来る土壌及び改
良材及び下水汚泥の焼却灰又は、屎尿処理汚泥の焼却灰
及び炭若しくは、ゴミの焼却灰若しくは、肥料の混合し
た基盤材を充填し植生基盤ブロック(3)を形成し前記
保護パネル(2)の中空の穴に挿入する
【0054】更に、前記保護パネル(2)の中空の穴の
厚みより植生基盤ブロック(3)の厚みを差し引いた厚
みの中空の穴と同型に、網又は、布若しくは、紙又は、
格子状により形成される円形又は、方形の連続したハニ
カム構造を形成するさらに該ハニカム構造の中に植物が
生育できる前記の土壌及び改良材及び下水汚泥の焼却灰
又は、屎尿処理汚泥の焼却灰及び炭若しくは、ゴミの焼
却灰若しくは、肥料の混合した植生基盤材を充填し、緑
化草花の種子又は、球根若しくは、地下茎及び根株によ
り増殖する植物の根茎及び根株を埋め込み若しくは、潅
木及び苗を植え付けて一体化した種苗パネル(4)を形
成して保護パネル(2)の中空の穴の植生基盤ブロック
(3)の上に種苗パネルを挿入し接触固定する。さらに
基盤ブロック及び種苗パネルを挿入して一体化した保護
パネル(2)を0051及び52に記載の支持材に差し
込み固定する
【0055】又は、0053記載の保護パネル(2)の
中空の穴と同型に成形した網状又は、布状若しくは、格
子状により形成される容器の中に植物の成長出来る土壌
及び改良材及び下水汚泥の焼却灰若しくは、屎尿処理汚
泥の焼却灰及び炭若しくは、ゴミの焼却灰若しくは、肥
料の混合した植生基盤材を充填し形成した基盤ブロック
に緑化植物の種子を紙及び繊維状の網に付着させ又は、
種子又は、球根若しくは、地下茎及び根株により増殖す
る植物の根茎及び根株を播種又は、埋め込み若しくは、
潅木及び苗を植え付けて一体化した基盤ブロック(3)
を保護パネルの中空の穴に挿入固定しても良い。
【0056】又は、保護パネル(2)の中空の穴の裏面
を網状及び布状若しくは、格子状により封着し前述の植
生基盤材を充填し表面側も網状及び布状若しくは、格子
状により封着し表面側の該封着資材の任意の位置に切り
込み又は穴を設け緑化草花の種子又は、球根若しくは地
下茎及び根株により増殖する植物の根株を埋め込み若し
くは、潅木及び苗を植え付けても良い。
【0057】又は、法面及び護岸の崩落及び流失等防災
が主目的である場合は、前記保護パネルに中空の穴を設
けないこともできる若しくは、格子状に形成しても良
い。
【0058】河川護岸の保護並びに流水の浄化及び地下
水のかん養を目的とする時は、保護パネル(2)の円形
又は、方形の中空の穴に、炭又はゼオライト等の多孔質
の物質若しくは、下水汚泥の焼却灰又は、屎尿処理汚泥
の焼却灰及びゴミの焼却灰を焼き固めたもの又は、浄水
汚泥若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材を保護
パネルの、方形又は、円形の中空の穴と同型に任意の厚
みにポーラス状に成型し流水浄化ブロックを形成し保護
パネル(2)の中空の穴に挿入し固定する。さらに種苗
パネル(4)を挿入固定しても良い。
【0059】又は、保護パネル(2)の方形又は、円形
の中空の穴と同型に網状及び布状若しくは、格子状によ
り形成された容器内に炭又はゼオライト等の多孔質の物
質若しくは、下水汚泥の焼却灰又は、屎尿処理汚泥の焼
却灰及びゴミの焼却灰を焼き固めたもの又は、浄水汚泥
若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材を充填し保
護パネルの中空の穴に挿入固定する。さらに種苗パネル
(4)を挿入固定しても良い。
【0060】又は、保護パネル(2)の中空の穴の裏面
を網状及び布状若しくは、格子状により封着し、保護パ
ネル(2)の中空の穴に炭又はゼオライト等の多孔質の
物質若しくは、下水汚泥の焼却灰又は、屎尿処理汚泥の
焼却灰及びゴミの焼却灰を焼き固めたもの又は、浄水汚
泥若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材を充填し
表面も網状及び布状若しくは、格子状により封着形成し
ても良いさらに、種苗パネルを挿入固定しても良い。
【0061】支持材(1)を護岸面に設置する方法は支
持材をアンカーボルト又は、ロックボルト又はアースア
ンカー若しくは、コンクリートで護岸法面に固定し、保
護パネル(2)の背面が保護する護岸法面に密接又は、
裏込材等を充填する間隔を取り炭又はゼオライト等の多
孔質の物質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚
泥若しくは、粘土を焼き固めたもの及び、骨材若しく
は、土壌を混合して充填しても良い。さらに、任意でよ
いが護岸面の地山状態及び角度及び法長若しくは高さに
より足場金具を、足場設置金具取り付け用の中空の穴又
は、ボルト若しくは、ナットに固定して足場を確保す
る。
【0062】緩傾斜地の場合は上記混合物又は、単品を
任意の厚さに敷き均し後転圧し、保護パネル(2)の連
結装置により保護パネルと保護パネルを堅固に連結して
も良い。
【0063】上記支持材(1)を法面に設置する方法は
岩盤法面及び急傾斜地法面の場合は支持材をアンカーボ
ルト又は、ロックボルト又はアースアンカー若しくは、
コンクリートにより法面に固定し、保護パネル(2)の
背面が保護する法面に密接又は、裏込材等を充填する間
隔を取り炭又はゼオライト等の多孔質の物貢若しくは、
焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しくは、粘土を焼
き固めたもの
【0064】及び、骨材若しくは、土壌を充填若しく
は、混合して充填しても良い。緩傾斜地法面の場合は、
任意でよいが法面の地山状態及び法面の角度及び法長若
しくは高さにより足場金具を、足場設置金具取り付け用
の中空の穴又は、ボルト若しくは、ナットに固定して足
場を確保する。
【0065】又上記支持材は鋼製又は鋼とコンクリート
又は、合成樹脂若しくは合成樹脂と鋼の複合で形成し、
ねじれ撓み挫屈等に対して強度の強いものが良く、又重
量が有るほど効果的である又中央部にパイプ状の任意の
形の中空の排水の為の穴が有っても良い。
【0066】又、上記支持材の基礎部は現場打設の鉄筋
コンクリートにより形成しても良いが、予め鋼又は鋼と
コンクリート又は、合成樹脂と鋼の複合で形成されるも
のを使用すると作業上効果的である。
【0067】保護パネルは任意の厚さとし、撓みと圧縮
に耐える強度と重量を持つ、鋼又は鋼とコンクリート又
は、合成樹脂若しくは合成樹脂と鋼の複合及び合成樹脂
と鋼とコンクリートで形成し、任意の大きさの立方体及
び円柱体の基盤ブロックを、埋め込むこどが出来る中空
の穴を表面より背面にかけて形成する、又保護パネルの
四辺部に連結装置を備えることが好ましい
【0068】法面及び河川護岸に階段状が連続的に形成
できる緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネルは保護
パネルの背面側の角度及び長さを決定しその長さを任意
の数に等分して保護パネルの表面側に水平面及び鉛直面
を形成して水平面に基盤ブロックを埋め込むことが出来
る中空の穴を表面より背面にかけて形成する、又保護パ
ネルの上縁部及び下縁部に重合部を形成し四辺部に連結
装置を備えることが好ましい
【0069】使用条件により保護パネルの表面側又は、
背面側に鋼製又は、コンクリート製又は、鋼とコンクリ
ート若しくは、合成樹脂と銅の複合及び合成樹脂と鋼と
コンクリートで形成する網状又は、格子状及び横桟状又
は、縦桟状の任意の厚さと幅の仕切を形成してもよい
【0070】前記支持材の製造方法はH字型に形成され
た鋼を並列に溶着し中央部に□型の排水の為の中空部分
を形成しその中空部分にアンカーボルト又は、ロックボ
ルト若しくはアースアンカー等の挿通設置する中空の穴
を設け又、保護パネルを固定するためのボルトの挿通す
る穴を設けるさらに、支持材の表面側に足場金具を固定
するために一定の間隔に任意の穴を設ける又は、任意の
大きさの堅固なボルト又は、ナット若しくは金具を取り
付ける。又は、梯子状の足場を溶着しても良い更に支持
材の両端部断面を雌雄型に形成し差し込み型にすると効
果的である
【0071】又は、□型の鋼の左右にそれそれ保護パネ
ルを挟み固定可能になるように鋼を溶着し中央部に□型
の排水の為の中空部分を設けその両端部を雌雄の差し込
み型に形成してその中空部分にアンカーボルト又は、ロ
ックボルト若しくはアースアンカー等の挿通設置する中
空の穴を設ける。又支持材の表面側に足場金具を固定す
るために一定の間隔に任意の穴を設ける又は、任意の大
きさの堅固なボルト又は、ナット若しくは金具を取り付
ける。又は、梯子状の足場を溶着しても良い。
【0072】又は、両端部断面を雌雄型に形成し差し込
み型に形成した○型又は、□型の鋼材の外面側にコンク
リートが付着し易く又歪み及び撓みに対して強くなるよ
うに鉄筋又は、金網を配し所定の型枠の中に設置後コン
クリートを充填して中央部に○型又は、□型の排水の為
の中空部分を有する支持材を製造する方法
【0073】又は、任意の長さの○型又は、□型の鋼材
を雌雄型に形成し目的の支持材の両端部に設置し歪み及
び撓みに対して強くなるように型枠の内部に鉄筋又は、
金網を配しコンクリートを充填し製造する方法がある
【0074】上記支持材に差し込み固定し、法面を保護
する保護パネルの製造方法は、鋼とコンクリート又は、
合成樹脂と鋼とコンクリートで目的の型枠を形成し内部
に鋼製の配筋をしてコンクリートを充填し型枠と一体成
形とする方法
【0075】又、中空の穴の前面又は、背面に網状又
は、格子状及び横桟状又は、縦桟状の仕切を形成する場
合は、所定の保護パネルの型枠の中に当該仕切部を所定
の位置に固定し基盤ブロックと同型の弾性体の立法体又
は、円柱体により仕切部の上下を密接挟持しコンクリー
トを充填する。該コンクリートが固化した後、該弾性体
は取り外す事により仕切部は保護パネルと一体成形とす
る方法
【0076】又は、仕切部を型枠内の所定の位置に固定
し、植生基盤ブロックと同型に金属又は、合成樹脂で形
成し仕切部分に接触する部分は弾性体又は、金属若しく
は合成樹脂により仕切部の突出分と同型の凹みを形成し
咬持させコンクリートを充填する。該コンクリートが固
化した後、該型部品を取り外すことにより仕切部は保護
パネルと一体成形とする方法
【0077】保護パネルの方形又は、円形の中空の穴に
挿入する植生基盤ブロックの製造方法は、土壌及び有機
質に任意の土壌改良材及び化学肥料及びアスファルト水
和材若しくは植物又は化学性の糊を加え混練する又この
時に保水性及び透水性を高める為に炭又は、軽量骨材若
しくは、ゼオライトを加えると良い。
【0078】又は、ゴミの焼却灰又は、ゴミの焼却灰を
粒状に焼き固めた物又は浄水場汚泥を粒状に焼き固めた
物又は、各種汚泥を焼却し無害とした灰に有機質分を加
え任意の量の土壌改良材又は、炭及び化学肥料及び植物
又は化学性の糊を加え混合する又この時に任意の量の土
壌及び繊維を混合しても良い。
【0079】上記植生基盤ブロック材料を保護パネルの
方形又は、円形の中空の穴と同型に網状及び布状若しく
は、格子状に形成された容器内の底部に、目的の緑化植
物の埋め込む穴と同型に型取った凸部を設置し上記材料
を充填後、振動又は、圧縮若しくは、脱水により固化す
【0080】上記植生基盤ブロックを反転し凸部を取り
除く事により目的の緑化植物の球根又は、地下茎及び根
株を埋め込む凹状の穴が形成出来る。目的の植物を埋め
込み後に、同植生基盤材料で球根部及び地下茎又は根株
の空間部及び上部を充填し後に網状及び布状若しくは、
格子状により形成されたものにより被覆する。
【0081】又は、保護パネルの方形又は、円形の中空
の穴と同型に網状及び布状若しくは、格子状により形成
された容器を設置し上記植生基盤材料を充填し目的の緑
化植物の埋め込む穴を型取った凸部により圧縮すること
により成型固化できる
【0082】圧縮と共に目的の植物を埋め込む植え穴も
同時に形成する事ができる、目的の植物を埋め込み後、
同植生基盤材料で球根部及び地下茎又は根株の空間部及
び上部を充填し網状及び布状若しくは、格子状により形
成されたものにより被覆する。
【0083】又は、植生基盤ブロックと同型に成型され
た型の中に透水性のある網状及び布状若しくは、格子状
の材料を定着し種苗パネルを設置した後、前記の植生基
盤ブロック材料を充填し被覆する。又は、基盤ブロック
材料を充填の後種苗パネルを重ねて重置し被覆しても良
い。
【0084】更に、種苗パネルは前記保護パネルの中空
の穴の厚みより植生基盤ブロックの厚みを差し引いた厚
みの中空の穴と同型に、網又は、布若しくは、紙又は、
格子状により形成される円形又は、方形の連続したハニ
カム構造を形成するさらに該ハニカム構造の裏面は網又
は、布若しくは、紙又は、格子状により封着する
【0085】さらに植物が生育できる前記の土壌及び改
良材及び下水汚泥の焼却灰又は、屎尿処理汚泥の焼却灰
及び炭若しくは、ゴミの焼却灰若しくは、肥料の混合し
た植生基盤材を充填し、緑化草花の種子又は、球根若し
くは、地下茎及び根株により増殖する植物の根茎及び根
株を埋め込み若しくは、潅木及び苗を植え付けて網又
は、布若しくは、紙又は、格子状により封着し一体化し
た種苗パネルを形成する。
【作用】
【0086】上記のように構成された緑化兼用法面保護
及び河川護岸保護パネル(2)を目的の法面に、設置す
ると支持材(1)はアンカーボルト又は、ロックボルト
又はアースアンカー若しくは、コンクリートで法面に堅
固に緊締され支持材及び保護パネルの重量も加わり重力
式よう壁の働きをして法面より受ける土圧に対しても抵
抗力があり多量の降雨に依り法面の土砂の水分含有率が
高くなり崩壊しやすくなるが植生基盤ブロックの透水性
も高く排水性も良いのでこれを防ぐ働きをする。
【0087】又、保護パネル(2)の方形又は、円形の
中空の穴に挿入する基盤ブロック(2)は網状及び布状
若しくは、格子状の材料により形成された容器により被
覆され更にアスファルト水和材若しくは糊により固化さ
れ又は繊維の土壌の保持力により流亡せず播種又は、埋
め込まれ又は、植え付けられた目的の緑化植物の種子及
び球根若しくは、地下茎及び根株により増殖する植物の
根茎及び根株を、多量の降雨による流亡から保護する働
きがある。
【0088】種苗パネル(4)のハニカム構造の中に播
種又は埋め込まれ若しくは、植え付けられた緑化草花の
種子又は、球根若しくは地下茎及び根株により増殖する
植物の根茎及び根株若しくは、潅木及び苗及び基盤材
は、種苗パネルを形成する網状及び布状若しくは、格子
状の材料により形成された容器の働きにより多量の降雨
による植生基盤材料の流亡又は、種子及び苗の流亡から
保護される働きがある。
【0089】又、植生基盤ブロック(3)の容量が十分
あり保水力及び保温力又保肥力も大きく植物の成長に役
立ち植物の根茎は十分に成長して法面の土壌の保持力も
強くなり多量の降雨による土砂の流亡又は、法面の崩壊
を防ぐ働きをする。
【0090】又、支持材(1)及び保護パネル(2)の
背部に透水性及び保水性の良い炭又は、ゼオライト等の
多孔質の物質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、
汚泥若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、透水性コン
クリート及び骨材等の裏込め材料を充填することにより
法面よりの侵出水を排水する働きをする。
【0091】さらに、保護パネル(2)及び植生基盤ブ
ロック(3)及び種苗パネル(4)は法面を直接風雨か
ら保護する働きもあり、法面を風化や凍結及び凍上によ
る剥離又は、落下より保護する作用がある又、植生基盤
ブロック(3)内で成長した緑化植物の根茎は裏込め材
の中及び法面の土砂の中に於いても成長する為植物の根
茎による法面の上砂の保持力が強くなり法面を保護する
働きがある。
【0092】上記の理由により根茎や根株による繁殖す
る植物及び、球根又は、潅木又は、地下茎繁殖による植
物も緑化植物として利用でき、特に潅木又は、苗を植栽
する事により発芽不良問題を解決すると共に短期間に全
面緑化ができる働きもある。
【0093】又、種苗パネル(4)に於ける、網状又
は、丸型、角形のハニカム構造又は、格子状に形成され
る内部の緑化植物の組み合わせ又は、種苗パネルを1単
位とする組み合わせ若しくは、保護パネル(2)を1単
位として組み合わせることもできる理由により、自在に
草花や潅木又は、緑化植物の群落を創造することができ
る。
【0094】上記のように構成された、支持材(1)及
び保護パネル(2)及び植生基盤ブロック(3)若しく
は、種苗パネル(4)と分割運搬し、施工現場の安全な
場所に於いて保護パネル(2)に植生基盤ブロック
(3)及び種苗パネル(4)を挿入し組み立てるので運
搬作業も能率的である、更に種苗パネルは植物別に冷蔵
や保管もでき品質を損なう事もなく管理する事が可能で
あり季節を問わずに施工が可能となる働きがある
【0095】又、上記の理由により緑化植物の品種が種
子及び球根及び根株又は栄養繁殖する植物まで組み合わ
せする事が出来る働きがあり、四季を通じて法面を花や
緑により緑化する働がある、特に環境上及び美観上も一
段と向上させる働きがある。
【0096】河川法面及び、河川敷きに施工する事によ
り環境の美化及び出水時の保水力も高く、潅木又は、水
生植物に多い地下茎繁殖による植物を緑化植物として利
用することにより、土壌の保持力も強く出水時に土壌や
緑化植物の流亡を少なくする働きもある
【0097】ポーラス状に形成された炭又は、ゼオライ
ト等の多孔質の物質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの
又は、汚泥若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材
を保護パネル(2)に挿入する事により護岸が直接流水
に洗われないので流水により浸食されるのを防ぐ働きが
ある
【0098】若しくは、金属又は合成樹脂若しくはコン
クリートの、網状及び布状若しくは、格子状により形成
された容器内に充填された炭又は、ゼオライト等の多孔
質の物質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥
若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材により護岸
が流水により浸食されるのを防ぐ働きがある
【0099】更に 炭又は、ゼオライト等の多孔質の物
質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しく
は、粘土を焼き固めたもの又は、骨材がポーラス状若し
くは、金属又は合成樹脂若しくはコンクリートの、網状
及び布状若しくは、格子状により形成された容器内に充
填形成されているので流水の透過もできることにより護
岸及び河川敷地に地下水を補給することができ、地下水
のかんようを促進する働きもある。
【0100】更に炭又はゼオライト等の多孔質の物質若
しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しくは、
粘土を焼き固めたもの又は、骨材をポーラス状又は、金
属又はプラスチック若しくはコンクリートの、網状及び
布状若しくは、格子状により形成された容器内に充填形
成する事により該資材間の空間及び該資材の特有の多孔
室内に有機質を分解する微生物が繁殖し流水中の有機質
を分解吸収し流水の浄化をする働きもある。
【0101】更に前記のような構成により水草の着草及
び根茎の伸張発達も良く繁殖も良く水草は分解された有
機質を吸収し成長繁殖するので流水の浄化を促進する働
きも有る。
【0102】又、流水の水位以下は前記の如くの構成で
施工し水位以上は好湿性植物を選択利用する事により該
植物の根茎が伸張し、保護バネル(2)及び裏込め材中
に於いて分解される有機物を吸収する働きもある。又水
との分界線より水生植物及び湿性植物と変化させること
により流水の浄化と地下水のかんようと、護岸の保護及
び護岸全面の緑化をする働きがある。
【0103】又焼却灰、及び汚泥の有効利用を促進し汚
泥及び焼却灰の埋め立て地不足を緩和又は、埋め立て地
を延命する働きもある
【0104】そして上記のように構成され法面に堅固に
緊締及び固定された支持材(1)に設置された足場金具
を固定するための、一定の間隔に設置された堅固なボル
ト又は、ナット若しくは金具に足場金具を設置し堅固な
作業足場及び手摺を設けることにより安全な作業ができ
る働きがある
【0105】又、支持材(1)に作業足場及び、手摺を
設置した後、保護パネル(2)を一段設置することによ
り法面と作業足場及び手摺との間隔が小さく安全な作業
となり、裏込め材を保護パネルの高さまで充填する事に
より法面との間には裏込め部分の幅及び保護パネルの厚
さ及び作業足場部分の幅が確保出来でき命綱が不必要と
なり作業員の滑落転落及び落石等に依る生命の危険を防
ぐ働きがある
【0106】又作業足場部分の高さまで保護パネル
(2)を積み上げ裏込め部を充填作業中で有っても次の
工程である上部の作業足場及び手摺を設置する事がで
き、非効率的作業及び、非経済的作業の解消を計る働き
もある。
【0107】又上記構成の如くの作業足場及び手摺を設
置して法面保護工事を施工する場合は法面の角度及び支
持材の立設角度は鉛直角で有っても作業可能とする働き
がある。
【0108】又上記構成の如くの構成であるので重量の
ある資材を使用する事により重力式擁壁の働きをして法
面より受ける土圧に対しても抵抗力が強くなり速やかに
法面保護及び護岸保護効果が発揮でき、施工後落石防止
ネットを張り巡らす必要がなくなる働きがある。
【0109】さらに、上記の如くの資材により構成され
ている本発明の緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネ
ルの資材は設備の整った工場に於いて大量生産が可能と
なり品質も安定して緑化植物の発芽不安定の問題も解消
する働きがある
【0110】又、施工に於いては支持材及び保護パネル
の組立作業及び裏込め材の充填若しくは現場打設の鉄筋
コンクリートによる基礎部の建設工事に限定されること
により工事期間の短縮及び耐久力のある緑化兼用法面保
護及び河川護岸保護建設を可能とする働きがある。
【0111】支持材の基礎部については予め鋼又は鋼と
コンクリート又は、合成樹脂と鋼の複合で形成された基
礎部分を該基礎部として使用する事により凍結の恐れも
なく冬季期間も施工可能にする働きがある
【0112】工事期間の短縮を実現し又、工事終了後速
やかに保護効果が発揮できさらに、短期間に保護する法
面の緑化をする事ができる働きがある。これにより災害
復旧工事等緊急工事にも安全に対応できる働きがある
【0113】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は実施例1を示す斜視図である。支持材(1)をロ
ックボルト又は、アンカーボルト若しくはアースアンカ
ー(5)により法面に任意の数の支持材を固定する、更
に図2に記載の如く足場基礎金具を足場設置ナット
(6)に取り付け図に記載の如く作業足場を確保可能に
する。そして保護パネル(2)に図4に記載の植生基盤
ブロック(3)を挿入し、更に種苗パネル(4)を装着
し植生基盤ブロックと接触させ固定する。そして支持材
(1)のH字状の凹部の間に保護パネル(2)の左右両
端部7を差し込み固定する。
【0114】図5は実施例2の斜視図である保護パネル
(2)を階段状に形成し図6に記載の左右両端部(7)
を形成し支持材(1)に固定可能にするさらに、保護パ
ネル(2)に図8に記載の植生基盤ブロック(3)若し
くは、炭又は、ゼオライト等の多孔質の物質若しくは、
焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しくは、粘土を焼
き固めた浄化ブロック(3)又は、金属又は合成樹脂若
しくはコンクリートの、網状及び布状若しくは、格子状
により形成された容器内に充填し形成した装置を挿入す
る更に種苗パネル(4)を装着し植生基盤ブロック
(3)又は、浄化ブロック(3)と密接させ固定させる
そして支持材の(1)H字状の凹部に保護パネル(2)
の左右両端部(7)を差し込み固定する。
【0115】
【発明の効果】本発明は、以上説明のように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する
【0116】支持材が法面に堅固に緊締され支持材及び
保護パネルが法面より受ける土圧に対しても強く多量の
降雨に依り土砂の水分含有率が高くなり崩壊しやすくな
るが植生基盤ブロックの透水性が高く排水性も良いので
これを防ぐ働きをする。又法面の角度により支持材及び
保護パネルの重量が重力式擁壁の働きをして法面を崩落
から保護する効果がある。
【0117】保護パネルに挿入する植生基盤ブロックに
埋め込まれ又は、植え付けられた目的の緑化植物の種子
及び球根若しくは、地下茎及び根株により増殖する植物
の根茎及び根株は植生基盤ブロックを被覆する網状及び
布状若しくは、格子状の材料により降雨による流亡から
保護する効果がある。
【0118】種苗パネルを構成する網状及び布状若しく
は、格子状の材料はハニカム構造の中に埋め込まれ又
は、植え付けられた緑化草花の種子又は、球根若しくは
地下茎及び根株により増殖する植物の根茎及び根株若し
くは、潅木及び苗及び植生基盤材を多量の降雨による流
亡から保護する効果がある。
【0119】植生基盤ブロックの容量が十分あり又、保
護パネルの裏込め材による保水力及び保温力又保肥力も
あり目的の緑化植物の発芽及び成長を低温及び高温若し
くは乾燥による害から保護して緑化植物の根茎の発達も
良く根茎による土壌の保持力も強くなり法面の保護効果
が高まる
【0120】又、支持材及び保護パネルの背部に透水性
及び保水性の良い炭又はゼオライト等の多孔質の物質若
しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しくは、
粘土を焼き固めたもの又は、骨材及び土壌を混合して裏
込め材料を充填することにより法面よりの侵出水を排水
する効果がある。
【0121】又、各種の焼却灰及び汚泥を焼き固めたも
のを大量に使用する事により各種焼却灰及び汚泥の再利
用を促進して自治体の埋め立て地不足を補う効果が有
る。
【0122】法面を風雨から保護する働きがあり、法面
を風化や凍結及び凍上による剥離落下より保護する又、
植生基盤ブロック内で成長した緑化植物の根茎は裏込め
材の中及び法面の土砂の中に於いても成長する為植物の
根茎による法面の土砂の保持力が強くなり法面を保護す
る効果がある。
【0123】種子以外の根茎や根株による繁殖する有用
な植物及び、球根又は、潅木又は、地下茎繁殖による有
用な植物も緑化植物として利用でき、特に潅木又は、苗
を植栽する事により発芽不良問題を解決すると共に短期
間に全面緑化ができる効果がある。
【0124】種苗パネルの組み合わせにより又は、保護
パネルを1単位として組み合わせることもできる理由に
より、自在に草花や潅木又は、緑化植物による花の色又
は、開花時期の組み合わせによる模様を創造することが
できる効果がある。
【0125】各資材は支持材及び保護パネル及び植生基
盤ブロック若しくは、種苗パネルと分割運搬可能で、施
工現場の工程により必要な資材を順次搬入することがで
き運搬作業も能率的である、更に種苗パネルは植物別に
冷蔵や保管もでき品質を損なう事もなく管理する事がで
きる更に、季節を問わずに施工が可能となる効果があ
る。
【0126】緑化植物の品種が種子及び球根及び根株又
は栄養繁殖する植物まで組み合わせする事ができる、四
季を通じて法面を花や緑により緑化する効果がある、特
に河川環境及び道路環境の向上に効果がある。
【0127】河川法面及び、河川敷に使用する事により
環境の美化及び出水時の保水力及び地下水のかんようを
促進するこの為に下流側の出水を減じる効果がある。
【0128】さらに、上記保護パネルは施工目的によ
り、中空の穴の中に充填する植生基盤ブロック及び種苗
パネル又は、浄化ブロックを変える事により施工目的を
法面保護又は、流水の浄化又は、地下水のかんよう若し
くは、前記の目的を混合しても可能であり、保護パネル
の中空の穴の形状を変える事により魚巣ブロックの働き
もするが保護パネルの外観形状は同一により連続的に施
工でき美観上特に効果的である
【0129】ポーラス状に形成された炭又はゼオライト
等の多孔質の物質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの又
は、汚泥若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材を
保護パネルに挿入する事により護岸が流水により浸食さ
れるのを防ぐ効果がある。
【0130】又、網状及び布状若しくは、格子状の材料
により形成された容器内に充填された炭又はゼオライト
等の多孔質の物質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの又
は、汚泥若しくは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材に
より護岸が流水により浸食されるのを防ぐ効果がある。
【0131】更に多孔質の資材がポーラス状若しくは、
網状及び布状若しくは、格子状により形成された容器内
に充填形成されているので流水の透過もできることによ
り護岸及び河川敷地に地下水を補給することができ、地
下水のかんようを促進する効果がある。
【0132】更に炭又はゼオライト等の多孔質の物質若
しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しくは、
粘土を焼き固めたもの又は、骨材をポーラス状又は、網
状及び布状若しくは、格子状により形成された容器内に
充填形成する事により該資材間の空間及び該資材の特有
の多孔室内に有機質を分解する微生物が繁殖し流水中の
有機質を分解吸収し流水の浄化をする効果がある。
【0133】更に上記資材を、ポーラス状に形成又は、
網状及び布状若しくは、格子状により形成された容器内
に充填形成する構成により容器の形状及び資材の形状に
より水草の着草及び根茎の伸張発達も良く繁殖も良く水
草は分解された有機質を吸収し成長繁殖するので流水の
浄化を促進する効果がある。
【0134】上記資材は、ポーラス状に形成又は、網状
及び布状若しくは、格子状により形成された容器内に充
填形成し保護パネルの中空の穴に挿入するが経過年数と
共に浄水効果が減少するが、ポーラス状に形成又は、網
状及び布状若しくは、格子状により形成された容器と共
に簡単に交換することができて有用で効果がある。
【0135】水位以下は炭又はゼオライト等の多孔質の
物質若しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若し
くは、粘土を焼き固めたもの又は、骨材をポーラス状又
は、網状及び布状若しくは、格子状により形成された容
器内に充填形成する構成で施工し、水位以上は好湿性植
物を植え付けた種苗パネルを選択利用する事により該植
物の根茎が伸張し、基盤ブロック及び裏込め材中に於い
て分解される有機物を吸収する働きもある。又水との分
界線より水生植物及び湿性植物と変化させることにより
護岸全面の緑化をする効果がある。
【0136】又、各種焼却灰及び汚泥の有効利用を促進
する効果があり自治体の埋め立て地不足を補う効果が有
る。
【0137】上記のように構成され法面に堅固に緊締及
び固定された支持材に設置された足場金具を固定するた
めの、一定の間隔に設置された堅固なボルト又は、ナッ
ト若しくは金具に足場金具を設置し堅固な作業足場及び
手摺を設けることにより安全な作業場所を確保できる効
果があり作業員の労働災害を防ぐ効果がある。
【0138】支持材に作業足場及び、手摺を設置した
後、保護パネルを一段設置することにより法面と作業足
場及び手摺との間隔が小さく安全な作業となり、裏込め
材を保護パネルの高さまで充填する事により法面との間
には裏込め部分の幅及び保護パネルの厚さ及び作業足場
部分の幅が確保出来でき命綱が不必要となり作業員の労
働災害を防ぐ効果がある。
【0139】作業足場部分の高さまで保護パネルを積み
上げ裏込め部を充填作業中で有っても次の工程である上
部の作業足場及び手摺を設置する事が出来、作業能率が
上がり、非経済的作業の解消を計る効果がある。
【0140】前記構成の如くの作業足場及び手摺を設置
して法面保護工事を施工する場合は法面の角度及び支持
材の立設角度は鉛直角で有っても作業可能であり、従来
は危険が多く不可能であった崖法面の保護も可能であり
しかも各種の緑化植物による全面緑化も出来、景観上も
効果がある。
【0141】本発明の緑化兼用法面保護及び河川護岸保
護パネルの各資材は設備の整った工場に於いて容易に大
量生産が可能であり品質も安定し緑化植物の発芽不安定
の問題も解消する効果がある。
【0142】さらに安定した品質の製品を供給する事に
より耐久性もあり自然の風化作用にも強く再施工の必要
がなくなり経済的である。
【0143】又、現場に於いては支持材及び保護パネル
の組立及び裏込め材の充填若しくは現場打設の鉄筋コン
クリートによる基礎部の建設工事に限定されることによ
り短期間に耐久力のある緑化兼用法面保護及び河川護岸
保護が可能であり経済的に施工できる効果がある。
【0144】予め鋼又は鋼とコンクリート又は、合成樹
脂と鋼の複合で形成された基礎部分を該基礎部として使
用する事もでき凍結の恐れもなく冬季期間も施工可能と
なり有用で効果的である。
【0145】施工期間の短縮を実現し又、施工後速やか
に保護効果が発揮でき、短期間に保護する法面の緑化を
する事ができる。これにより災害復旧工事等緊急工事に
も安全に迅速に対応でき効果的である。
【0146】又重量のある資材を使用する事により重力
式擁壁の働きをして法面より受ける土圧に対しても抵抗
力が強くなり施工後落石防止ネットが不要となり安価に
施工することができ経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の実施態様を示す斜視図
【図2】実施例1の実施態様を示す断面図
【図3】基盤ブロックの平面図
【図4】基盤ブロックの断面図
【図5】実施例2の実施態様を示す斜視図
【図6】実施例2の保護パネルの斜視図
【図7】実施例2の保護パネルの平面図
【図8】実施例2の保護パネルの断面図
【符号の説明】
1 支持材 2 保護パネル 3 基盤ブロック 4 種苗パネル 5 支持材固定部 6 足場金具設置装置 7 保護パネル固定部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持材(1)に、図2に記載の保護パネル
    (2)の中空の穴に植生基盤ブロック(3)を挿入し、
    更に緑化草花の種子又は、球根若しくは地下茎及び根株
    により増殖する植物の根茎及び根株を埋め込み若しく
    は、潅木及び苗を植え付けて一体化した種苗パネル
    (4)を装入し植生基盤ブロックと接触固定し一体化し
    た保護パネル(2)の両端を支持材(1)により固定し
    た緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル装置
  2. 【請求項2】階段状に形成した請求項1記載の保護パネ
    ルを、法面に設置した支持材(1)に固定することによ
    り連続的に階段状の法面保護及び河川護岸が形成できる
    緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル
  3. 【請求項3】請求項1、2に記載の保護パネル(2)に
    連結装置を備え保護パネルと保護パネルを堅固に連結す
    る事が出来る緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル
  4. 【請求項4】植生基盤ブロック(3)に緑化植物の種子
    及び球根を播種又は、植え付け若しくは、種子を紙及び
    繊維状の網に付着させ植生基盤ブロックに被着して保護
    パネル(2)に挿入し固定した請求項1、2又は、3に
    記載の緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル
  5. 【請求項5】植生基盤ブロック(3)に緑化植物の地下
    茎及び根株又は、苗及び苗木を植え付けて保護パネル
    (2)に挿入し固定した請求項1、2又は、3に記載の
    緑化兼用法面保護及び河川護岸保護パネル
  6. 【請求項6】請求項1、2又は、3、4、5、に記載の
    保護パネル(2)の中空の穴の裏面を網状及び布状若し
    くは、格子状により封着し植生基盤材を充填し表面側も
    網状及び布状若しくは、格子状により封着し表面側の該
    封着資材の任意の位置に切り込み又は穴を設け種子又
    は、球根若しくは地下茎及び根株を埋め込み若しくは、
    潅木及び苗を植え付けた緑化兼用法面保護及び河川護岸
    保護パネル
  7. 【請求項7】請求項1、2に記載の保護パネル(2)の
    中空の穴と同型に形成され、保護パネルの中空の穴の厚
    みより任意の厚みに形成された植生基盤ブロック(3)
    の厚みを差し引いた厚みにハニカム構造又は、格子状の
    種苗パネル(4)を形成し、該ハニカム構造又は、格子
    状の中に緑化草花の種子又は、球根若しくは地下茎及び
    根株により増殖する植物の根茎及び根株を埋め込み若し
    くは、潅木及び苗を植え付けて該植物が生育できる植生
    基盤材と共に植え付け又は埋め込み網又は、布若しく
    は、紙又は、格子状により封着し製造した種苗パネル
  8. 【請求項8】請求項1、2及び3に記載の保護パネル
    (2)に中空の穴を設けない保護パネル
  9. 【請求項9】請求項1、2又は、3に記載の保護パネル
    (2)に魚巣の役割を果たす為の任意の形状の中空の穴
    を設けた保護パネルを河川護岸又は、河床に設置する事
    により連続的に魚巣及び河川護岸及び河床が形成できる
    河川護岸兼用魚巣パネル
  10. 【請求項10】植生基盤ブロック(3)の材質を、炭又
    は、ゼオライト等の多孔質の物質若しくは、焼却灰を焼
    き固めたもの又は、汚泥若しくは、粘土を焼き固めたも
    の又は、骨材により形成し該資材をポーラス状に形成し
    て保護パネル(2)の中空の穴と同型に成聖し保護パネ
    ル(2)の中空の穴に挿入し固定する流水浄化ブロック
    及び、請求項1、2、又は、3、に記載の法面保護及び
    河川護岸保護パネルの中空の穴に流水浄化ブロックを挿
    入固定した流水浄化装置
  11. 【請求項11】炭又は、ゼオライト等の多孔質の物質若
    しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しくは、
    粘土を焼き固めたもの又は、骨材を網状及び布状若しく
    は、格子状により形成され保護パネル(2)の中空の穴
    と同型に成型した容器内に充填し保護パネル(2)の中
    空の穴に挿入し固定する流水浄化装置及び、請求項1、
    2又は、3に記載の法面保護及び河川護岸保護パネルの
    中空の穴に挿入固定した流水浄化装置
  12. 【請求項12】炭又は、ゼオライト等の多孔質の物質若
    しくは、焼却灰を焼き固めたもの又は、汚泥若しくは、
    粘土を焼き固めたもの又は、骨材を保護パネル(2)の
    中空の穴に充填し網状及び布状若しくは、格子状により
    封着形成した請求項1、2又は、3に記載の緑化兼用法
    面保護及び河川護岸保護パネルを利用した流水浄化装置
  13. 【請求項13】左右両端に断面H字状の凹部を持ち法面
    に支持材自体を固定又は設置する為のロックボルト又は
    アンカーボルト等の挿通する中空の穴及び、足場金具を
    固定する為の中空の穴又は、ボルト若しくは、ナットを
    備え保護パネルを固定するボルトの挿通する穴を設けた
    支持材(1)
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