JPH07310044A - 樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコーティング剤 - Google Patents

樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコーティング剤

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JPH07310044A
JPH07310044A JP6125746A JP12574694A JPH07310044A JP H07310044 A JPH07310044 A JP H07310044A JP 6125746 A JP6125746 A JP 6125746A JP 12574694 A JP12574694 A JP 12574694A JP H07310044 A JPH07310044 A JP H07310044A
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JP
Japan
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coating agent
ultraviolet
resin material
present
near infrared
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JP6125746A
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Shoichi Noro
正一 野呂
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NORO KOGYO KK
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NORO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】アクリル、ポリカーボネイト等の樹脂材に対し
て容易に塗布することができ、密着性に優れ、紫外線を
100%近くまで遮蔽すると共に、近赤外線を適度に遮
蔽し、可視光線は必要最小限の遮蔽率に抑えることがで
きる樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコーティング剤
を提供する。 【構成】アクリルエステルDMメタアクリレート・HE
MA(ポリマー組成)が4.5%〜6.5%と、キシレ
ン・BIBK・プチルアセテート(溶剤)が45%〜5
5%と、1−ACETON−2−ETHOXETANE
が15%〜25%と、IPA(ポリマー含)が7%〜1
0%と、ニトロセルロース(0.1%)が5%〜7%と
紫外線カット剤が0.9%〜2%とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクリル、ポリカーボ
ネイト等の樹脂材から成るショーウインドーやショーケ
ース等に塗布することにより、紫外線・近赤外線を遮蔽
するようにした樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコー
ティング剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ショーウインドーや店内に陳列した商品
や印刷物は、紫外線によって変色及び褪色等の日焼け現
象、亀裂、強度低下等を生じる。この紫外線は太陽光線
のうちでも300nm〜400nmの範囲にあり、中で
も最大360nmが商品等の劣化に最も悪影響を与える
とされている。
【0003】また、近赤外線(800nm〜1100n
m)による輻射熱が、室内の冷房効率を低下させ、生鮮
食品等の品質を劣化させる原因となっている。
【0004】なお、紫外線のうちでもB及びC紫外線
(100nm〜315nm)は、皮膚ガンや目の疲労障
害等をもたらすものであり、従来からB紫外線は地表の
成層圏を中心に存在するオゾン層によって遮蔽されるた
めに地表へは到達しないとされていたが、近年フロンガ
スの使用によってオゾン層が破壊されつつあり、このた
めこのB紫外線さえも地表に到達しつつある。
【0005】従来、このような紫外線の影響による商品
の劣化を防止し、近赤外線による輻射熱を防止するため
に、ショーウインドーやショーケース等の表面に紫外線
及び近赤外線を遮蔽するコーティングを施すことが行わ
れていた。
【0006】そのためのコーティング材料としては、フ
ィルム状のシール材又は液状の塗布剤が周知である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のコーティング材料は、紫外線に対する遮蔽率がせ
いぜい80%代であり、商品の品質を万全に確保するた
めには、さらに高い遮蔽率が要求され、特に商品等の亀
裂又は変色をもたらす360nmの紫外線に対しては、
100%に近い遮蔽率が要求されていたのである。
【0008】ただし、このようなコーティング材料が可
視光線までも完全に遮蔽すれば、人間環境に不可欠な室
内等の照度を失うことになるので、この可視光線の遮蔽
率については抑制することによって、必要な照度等を確
保するようにしなければならない。
【0009】また、従来のフィルム状シール材はショー
ウインドーやショーケース等の被着面に対して均一に密
着させるのが困難であり、シール面に凹凸を生じるた
め、通過する光線がその凹凸面で散乱して輻射熱の遮蔽
効率が低下するという欠点があった。
【0010】また、従来の液状塗布剤は、アクリル等の
樹脂材、特にポリカーボネイトに対する付着性に難点が
あり、塗布面にムラが生じやすく、さらに塗布後、経年
的に剥離するという問題点もあった。
【0011】本発明は、以上のような事情に鑑みて為さ
れたもので、アクリル等の樹脂材、特にポリカーボネイ
トに対して容易に塗布でき、密着性に優れ、しかも紫外
線を100%近くまで遮蔽すると共に、近赤外線を適度
に透過し、可視光線は必要最小限の遮蔽率に抑えること
ができる樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコーティン
グ剤を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、無毒で、耐候性、耐水性
に優れ、硬度が高く、しかも塗布面がムラなく奇麗に仕
上げられる樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコーティ
ング剤を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコー
ティング剤は、アクリルエステルDMメタアクリレート
・HEMA(ポリマー組成)が4.5%〜6.5%と、
キシレン・BIBK・プチルアセテート(溶剤)が45
%〜55%と、1−ACETON−2−ETHOXET
ANEが15%〜25%と、IPA(ポリマー含)が7
%〜10%と、ニトロセルロース(0.1%)が5%〜
7%と紫外線カット剤が0.9%〜2%とから成るので
ある。
【0014】
【作用】上記の樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコー
ティング剤は、ガラス材への塗装はもちろん、アクリル
等の樹脂材、さらには従来困難であったポリカーボネイ
トに対しても良好に塗着することができ、密着性に優
れ、紫外線のうちでも最大の360nmに対して略10
0%(99.8%)の遮蔽率を示すと共に、400nm
〜800nmの可視光線に対して最大値で約85%の透
過率を示し、800nm〜1100nmの近赤外線に対
して最大値で約55%の遮蔽率を示すものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例をグラフ或は図面を参
照しながら説明する。
【0016】図1は本発明のコーティング剤を塗布した
ポリカーボネイト板の300nm〜800nmの紫外線
と可視光線に対する透過率測定結果を示すグラフであ
る。図2は本発明のコーティング剤を塗布したポリカー
ボネイト板の800nm〜1300nmの近赤外線に対
する透過率測定結果を示すグラフである。図3乃至図5
は本発明のコーティング剤をポリカーボネイト板に塗布
する施行方法を順次示したものである。
【0017】本発明による樹脂材用の紫外線・近赤外線
カットコーティング剤は、アクリルエステルDMメタア
クリレート・HEMA(ポリマー組成)が4.5%〜
6.5%と、キシレン・BIBK・プチルアセテート
(溶剤)が45%〜55%と、1−ACETON−2−
ETHOXETANEが15%〜25%と、IPA(ポ
リマー含)が7%〜10%と、ニトロセルロース(0.
1%)が5%〜7%と紫外線カット剤が0.9%〜2%
とを混合して液状にしたものであり、特に従来から困難
とされていたポリカーボネイトに対して密着性に優れた
塗布を可能としたものである。
【0018】このような本発明のコーティング剤をポリ
カーボネイトから成るショーウインド、ショーケース等
に塗布するときの施行方法について、図3乃至図5を参
照しながら説明する。
【0019】図3において、まず被コーティング面(ポ
リカーボネイト面)1の清掃を行う。そのため、油膜、
煙草のヤニ、バクテリヤ等の汚れを洗浄液(メタノー
ル)でふき取る。その際、シリコン・パテ等の付着は、
スクレーパー、カッター等の刃物で除去する。
【0020】次に、図4に示すようにマスキングを行
う。養生シート2としてポリシートを用い、被コーティ
ング面1を露出した状態で外枠3に対して図中から
の順にセロハンテープで貼り付ける。その際、コーティ
ング剤を再使用するために、養生シート2の下端を折返
す等により溜り6を設ける。
【0021】次いで、図5に示すように、被コーティン
グ面1に対して本発明のコーティング剤4を塗布する。
この塗布方法は、コーティング剤4の吐出口5を被コー
ティング面1の片側上方からその表面に沿って流下しな
がら、この吐出口5を矢印の側方へ移動することによ
り、コーティング剤4の流下域を被コーティング面1の
全域に広げる方法によって行う。
【0022】なお、吐出口5はコーティング剤4を収容
したタンク(不図示)に連結し、このタンクを上方に差
し上げてコーティング剤4の落差を利用して流下させる
か、吐出口5をポンプ付きタンク(不図示)に接続し
て、このポンプでタンク内のコーティング剤4を吸い上
げるように構成してもよい。
【0023】この際、養生シート2の下部の溜り6に流
下したコーティング剤4は、直ちに回収容器(不図示)
に移して再使用のためにタンクへ送給する。このコーテ
ィング剤4の回収作業は、ツル首洗瓶を手で圧縮して吸
い取るか、専用の吸入器を使用するか、灯油ポンプ等を
用いて行うとよい。
【0024】その後、指触乾燥に約40分、完全硬化に
約48時間を要して仕上がる。そして、上記のようにコ
ーティング剤4の完全硬化後に付着したセロテープを外
して養生シート2を除去する。また、必要に応じてコー
ティング剤4の塗布面の表面に対してプロテクター処理
を行う。
【0025】上記の施行の結果、塗布被膜の厚さ5μm
〜7μmの平滑なコーティング塗布面を得ることができ
る。この塗布厚さの差異は施行日の天候や施行場所の温
度変化或は湿度変化等に起因して生じるものである。
【0026】なお、上記のような吐出口5の移動によっ
てアクリル、ポリカーボネイト等の樹脂板に塗布するほ
か、被コーティング物が凹凸のある樹脂製品である場
合、コーティング剤を収容したタンク内にこの樹脂製品
を浸し、即座に取り出して表面に付着したコーティング
剤を流下することによって凹凸のある樹脂製品に対して
も良好に塗布膜を形成することもできる。
【0027】以下、本発明の紫外線・近赤外線カットコ
ーティング剤をポリカーボネイト等の樹脂材、又はガラ
ス材に塗布した特性について述べる。
【0028】(1)透過率について この透過率測定は、(財団法人)日本文化用品安全試験
所で試験を行ったものである。測定方法としては、本発
明によるコーティング剤をポリカーボネイト板に塗装膜
厚7μmで塗布し、指触乾燥10分、硬度乾燥48時
間、強制乾燥80℃〜110℃(20分〜30分)、常
温乾燥1週間前後で完全硬化したものに対して常温乾燥
1週間前後を経て、島津製作所製分光光度計MPS−5
000を用いて透過率測定を行った。
【0029】図1及び図2において、点線はコーティン
グ剤を施していない無処理の樹脂材の透過率曲線を示
し、実線は本発明によるコーティング剤を塗布した樹脂
材の透過率曲線を示す。
【0030】その結果、本発明によるコーティング剤を
塗布した樹脂材は、図1に示すように、商品或は食品等
の亀裂或は変色をもたらす紫外線のうちでも最大の36
0nm(図1のA点)に対して99.8%の遮蔽率を示
し、400nm〜800nmの可視光線に対しては最大
約85%の透過率を示し、800nm〜1100nmの
近赤外線に対しては最大値で約55%の遮蔽率を示すこ
とが明らかである。
【0031】なお、本発明のコーティング剤は、可視光
線(図1のB点の近傍)に対する遮蔽によりガラスの明
度が多少低下するが、光線のぎらつきが緩和されるた
め、無処理の樹脂材よりもむしろ見易い透明感を得るこ
とができる。
【0032】(2)硬度、耐光性、耐候性等の各種特性 下記の表1に各種特性の試験結果について記してある。
試験に使用したポリカーボネイト板へのコーティング剤
に関する条件は上記の透過率測定の場合と同様である。
【0033】〔表1〕
【0034】(3)溶出試験について さらに(財団法人)日本食品分析センターによって溶出
試験を行った。分析方法は、硫化ナトリウム比色法によ
るもので、溶出条件として塗布面1cm2 当たり2ミリ
リットルの溶媒を用い、25℃で72時間溶出した。そ
の結果、重金属は未検出の結果を得た。
【0035】(4)虫感応について この虫感応については、商品陳列の際に夜間のみならず
昼間でも室内の蛍光灯から発せられる紫外線に対して昆
虫が感応して寄り集まる結果、特に蛍光灯下に陳列され
た食品に対して不衛生となる。このことに鑑みれば、蛍
光灯の紫外線に対してもそのカット剤が要求されるとこ
ろである。
【0036】そのために、紫外線と虫感応の関係につい
て、岐阜大学昆虫学研究室・農学博士による評価を得
た。
【0037】それによると、一般に昆虫は紫外線に感応
するが、赤色など長波長の光には感応しない。例えば、
ニカメイガでは、330nm〜400nmで感受性が強
く、特に360nmで最も強く反応を示すとされ、虫の
飛来防止策として、照明などの紫外線カット剤が有望視
されている。そこで蛍光灯の紫外線を略100%遮蔽す
る本発明のコーティング剤を塗布した蛍光灯カバーが非
常に有効である。
【0038】なお、このような蛍光灯カバーに対して本
発明のコーティング剤を塗布した効果は、蛍光灯から発
生する紫外線を略100%遮蔽することにより、あらゆ
る商品や美術品の褪色防止に効果があり、蛍光灯のちら
つきをなくして目に優しい輝度とし、また蛍光灯から発
生する近赤外線を約55%カットすることにより、熱カ
ロリーを下げることができ、省エネルギーにも有効であ
る。
【0039】(5)冷暖房による省エネルギー対策につ
いて 夏場の実験によれば、無処理のガラス窓においては、直
射日光が最高気温42℃のとき、室内温度は最高32℃
まで上昇した。ところが、同室のガラス窓に本発明のコ
ーティング剤を塗布した場合、直射日光が最高気温4
4.5℃のとき、室内温度は最高29.5℃まで上昇し
た。即ち、室外と室内の温度差は、無処理のガラス窓に
おいては10℃であり、本発明のコーティング剤を塗布
したガラス窓の場合15℃であり、その差5℃の輻射熱
を遮蔽したこととなる。
【0040】また、夜間(夜9時)において、無処理ガ
ラス窓の場合、その室内温度は32℃から21.5℃ま
で低下し、その差は10.5℃であるのに対して、本発
明のコーティング剤を塗布したガラス窓の場合、その室
内温度は29.5℃から24℃まで低下し、その差は
5.5℃であり、室内の熱放出がその差5℃も防止され
たことが明らかとなった。
【0041】さらに、屋外の樹脂製電話ボックスに対し
て実験を行った結果、夏場の昼間1時30分において、
外気温度40.8℃のとき、無処理の樹脂製電話ボック
スの室内温度は最高43.3℃であった。ところが、同
電話ボックスに本発明のコーティング剤を塗布した場
合、室内温度は最高39.6℃であった。即ち、本発明
のコーティング剤を施したことにより日中の樹脂製電話
ボックスの室内温度差3.7℃の輻射熱を遮蔽したこと
となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂材用
の紫外線・近赤外線カットコーティング剤は、ガラス材
への塗装はもちろん、アクリル等の樹脂材、さらには従
来困難であったポリカーボネイトに対しても容易に塗着
することができ、密着性に優れ、無毒で、耐候性、耐水
性に優れ、硬度が高く、ムラなく奇麗に仕上げることが
できる。
【0043】また、本発明の樹脂材用の紫外線・近赤外
線カットコーティング剤は、紫外線のうちでも最大の3
60nmに対して略100%(99.8%)の遮蔽率を
示すため、樹脂材から成るショーウインド、ショーケー
ス、電話ボックス等に塗布すれば、陳列された商品に対
して変色及び褪色等の日焼け現象、亀裂の発生、強度の
低下、食品の鮮度劣化等を効果的に防止することができ
る。
【0044】また、本発明のコーティング剤は、400
nm〜800nmの可視光線に対しては最大約85%の
透過率(約15%の遮蔽率)を示すが、紫外線を吸収す
るため、乱反射が少なくなり、そのため光線のぎらつき
が緩和され、無処理のガラス材よりもむしろ見易い透明
感を与える。
【0045】さらに、本発明のコーティング剤は、80
0nm〜1100nmの近赤外線に対しては最大値で約
55%の遮蔽率を示すため、太陽光線による室内温度を
2%〜4%下げ、また近赤外線の輻射熱を防止すると共
に室内等の熱放出を防止することにより、室内冷暖房の
省エネルギー効果に有効である。
【0046】また、本発明の紫外線・近赤外線カットコ
ーティング剤は、施行面においても既存の樹脂材或は凹
凸のある樹脂製品に対しても密着塗布でき、しかも極薄
の被膜を奇麗にコーティングでき、例えば衣類や食品の
袋、ヘルメット等に塗布して紫外線を遮蔽し、且つ輻射
熱の発生を抑える効果に優れるものである。
【0047】また、本発明のコーティング剤を蛍光灯カ
バー等に塗布すれば、蛍光灯から発生する紫外線を略1
00%遮蔽することにより、虫の飛来防止を為し、あら
ゆる商品や美術品の褪色防止に効果があり、蛍光灯のち
らつきをなくして目に優しい輝度とし、また蛍光灯から
発生する近赤外線を約55%カットすることにより、熱
カロリーを下げ省エネルギーにも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のコーティング剤を塗布したポ
リカーボネイト板の300nm〜800nmの紫外線と
可視光線に対する透過率測定結果を示すグラフである。
【図2】図2は、本発明のコーティング剤を塗布したポ
リカーボネイト板の800nm〜1300nmの近赤外
線に対する透過率測定結果を示すグラフである。
【図3】図3は、本発明のコーティング剤を塗布する枠
付きのポリカーボネイト板を示したものである。
【図4】図4は、本発明のコーティング剤をポリカーボ
ネイト板に塗布する施行方法の準備段階を示したもので
ある。
【図5】図5は、本発明のコーティング剤をポリカーボ
ネイト板に塗布する施行方法を示したものである。
【符号の説明】
1…被コーティング面(ポリカーボネイト板面)、2…
養生シート、3…外枠、4…コーティング剤、5…吐出
口、6…溜り。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリルエステルDMメタアクリレート・
    HEMA(ポリマー組成)が4.5%〜6.5%と、キ
    シレン・BIBK・プチルアセテート(溶剤)が45%
    〜55%と、1−ACETON−2−ETHOXETA
    NEが15%〜25%と、IPA(ポリマー含)が7%
    〜10%と、ニトロセルロース(0.1%)が5%〜7
    %と紫外線カット剤が0.9%〜2%とから成る樹脂材
    用の紫外線・近赤外線カットコーティング剤。
JP6125746A 1994-05-16 1994-05-16 樹脂材用の紫外線・近赤外線カットコーティング剤 Pending JPH07310044A (ja)

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GB9506740A GB2289470A (en) 1994-05-16 1995-03-31 Radiation-absorbing coating composition
PCT/JP1995/002341 WO1997018270A1 (fr) 1994-05-16 1995-11-16 Composition filtrant l'ultraviolet et le proche infrarouge et methode d'enduction par cette composition

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