JPH07307637A - 印刷配線基板用ノイズフィルタ - Google Patents
印刷配線基板用ノイズフィルタInfo
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- JPH07307637A JPH07307637A JP9714094A JP9714094A JPH07307637A JP H07307637 A JPH07307637 A JP H07307637A JP 9714094 A JP9714094 A JP 9714094A JP 9714094 A JP9714094 A JP 9714094A JP H07307637 A JPH07307637 A JP H07307637A
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
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- Filters And Equalizers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタに接続される直前で、印刷配線基板
に直接取り付けうるよにする、ノイズフィルタを提供す
ること。 【構成】 印刷配線基板１におけるコネクタ２に配線さ
れる多数の平行印刷配線４と、所要電子機器における印
刷配線基板上のコネクタ２に接続するべき多数の印刷配
線５を、所要の絶縁基板１０を貫通するすとともに、複
合部品形式で構成されるリアクタンス素子８、９を結合
させた導線１５をもって接続するので、ノイズフィルタ
７の部分が小容積となり、コネクタ２を含めて、電子機
器の集密度を高めることができる。
に直接取り付けうるよにする、ノイズフィルタを提供す
ること。 【構成】 印刷配線基板１におけるコネクタ２に配線さ
れる多数の平行印刷配線４と、所要電子機器における印
刷配線基板上のコネクタ２に接続するべき多数の印刷配
線５を、所要の絶縁基板１０を貫通するすとともに、複
合部品形式で構成されるリアクタンス素子８、９を結合
させた導線１５をもって接続するので、ノイズフィルタ
７の部分が小容積となり、コネクタ２を含めて、電子機
器の集密度を高めることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器用の印刷配線
基板に使用されるノイズフィルタに関する。
基板に使用されるノイズフィルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】エレクトロニクスの発達に伴い、電子機
器同士が相互に連結されることが多くなり、それらの電
子機器には、入出力のケーブルが所要のコネクタを介し
て、電子機器ケースの外側に導出される機会が増してい
る。
器同士が相互に連結されることが多くなり、それらの電
子機器には、入出力のケーブルが所要のコネクタを介し
て、電子機器ケースの外側に導出される機会が増してい
る。
【０００３】コネクタとケーブルを用いて接続を要する
電子機器同士の少なくともいずれか一方には、高速度の
クロック周波数を用いたマイクロプロセサが内蔵されて
いることが多くなり、そのためケーブルを介して放出、
または進入する放射性ノイズの影響を防止するために、
電子機器からケーブルが外に出る入出力部分には、フェ
ライトビーズによる高周波フィルタ及びコンデンサによ
る低周波フィルタを設けるのが一般的になっている。
電子機器同士の少なくともいずれか一方には、高速度の
クロック周波数を用いたマイクロプロセサが内蔵されて
いることが多くなり、そのためケーブルを介して放出、
または進入する放射性ノイズの影響を防止するために、
電子機器からケーブルが外に出る入出力部分には、フェ
ライトビーズによる高周波フィルタ及びコンデンサによ
る低周波フィルタを設けるのが一般的になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器の入出
力部分に使用されるコネクタは、標準ピッチ（線間２．
４５mm）、またはハーフピッチ（線間１．２２５mm）で
構成されている。しかし、最近の電子機器は、高機能で
高密度化が進むに伴い、入出力のＩ／Ｏインターフェイ
ス部分に割り当てられる面積や容積も少なくなって、入
出力用のコネクタ類を大幅に小型化する必要にせまられ
ている。
力部分に使用されるコネクタは、標準ピッチ（線間２．
４５mm）、またはハーフピッチ（線間１．２２５mm）で
構成されている。しかし、最近の電子機器は、高機能で
高密度化が進むに伴い、入出力のＩ／Ｏインターフェイ
ス部分に割り当てられる面積や容積も少なくなって、入
出力用のコネクタ類を大幅に小型化する必要にせまられ
ている。
【０００５】さらに、コネクタのみならず、ノイズ除去
用のフィルタにも高密度化が要求されるようになり、従
来のフェライトビーズ単体やコンデンサ単体を、印刷配
線基板に直接取り付ける構造では、対処できなくなって
きた。
用のフィルタにも高密度化が要求されるようになり、従
来のフェライトビーズ単体やコンデンサ単体を、印刷配
線基板に直接取り付ける構造では、対処できなくなって
きた。
【０００６】特に、最近は、電子機器から放射される電
磁波等の人的影響を考慮して、電子機器からの電磁波の
漏溢を、極力低減する設計が望まれ、ために電子機器の
入出力インターフェイスの部分にノイズフィルタを設け
ることは必須事項となり、結果的には、印刷配線基板に
取り付けられるコネクタは、ノイズフィルタを備えるこ
とを必須とし、コネクタの小型化とノイズフィルタの小
型化は、別々に考慮される事項ではなく、同時に解決が
求められる課題となっている。
磁波等の人的影響を考慮して、電子機器からの電磁波の
漏溢を、極力低減する設計が望まれ、ために電子機器の
入出力インターフェイスの部分にノイズフィルタを設け
ることは必須事項となり、結果的には、印刷配線基板に
取り付けられるコネクタは、ノイズフィルタを備えるこ
とを必須とし、コネクタの小型化とノイズフィルタの小
型化は、別々に考慮される事項ではなく、同時に解決が
求められる課題となっている。
【０００７】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、フィルタ部分を大幅に小型化して、コネクタに接
続される直前で、印刷配線基板に直接取り付けうるよに
する、ノイズフィルタを提供することを目的としてい
る。
ので、フィルタ部分を大幅に小型化して、コネクタに接
続される直前で、印刷配線基板に直接取り付けうるよに
する、ノイズフィルタを提供することを目的としてい
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のように
して、上述の課題を解決する。所要の基板と直交して基
板を貫通する導線にリアクタンス素子を結合させた貫通
型ノイズフィルタを、細長い短冊状基板に一定間隔で多
数設けるとともに、その貫通型ノイズフィルタの各導線
の一端を、印刷配線基板上に設けられた複数の印刷配線
の各接続端に接続し、さらに貫通型ノイズフィルタにお
ける各導線の他端を、他の印刷配線基板上に設けられた
複数の印刷配線の各接続端に接続することにより。
して、上述の課題を解決する。所要の基板と直交して基
板を貫通する導線にリアクタンス素子を結合させた貫通
型ノイズフィルタを、細長い短冊状基板に一定間隔で多
数設けるとともに、その貫通型ノイズフィルタの各導線
の一端を、印刷配線基板上に設けられた複数の印刷配線
の各接続端に接続し、さらに貫通型ノイズフィルタにお
ける各導線の他端を、他の印刷配線基板上に設けられた
複数の印刷配線の各接続端に接続することにより。
【０００９】リアクタンス素子は、細長い短冊状のセラ
ミック基板に、長手方向に多数に分離された誘電体とそ
の誘電体を挾む対の電極とを厚膜印刷して形成した貫通
コンデンサであるのがよい。
ミック基板に、長手方向に多数に分離された誘電体とそ
の誘電体を挾む対の電極とを厚膜印刷して形成した貫通
コンデンサであるのがよい。
【００１０】リアクタンス素子は、細長い短冊状の高透
磁率の板に、長手方向に導線を通す多数の通孔を設けた
貫通インダクタであるのがよい。
磁率の板に、長手方向に導線を通す多数の通孔を設けた
貫通インダクタであるのがよい。
【００１１】リアクタンス素子は、細長い短冊状のセラ
ミック基板に、長手方向に多数に分離された誘電体とそ
の誘電体を挾む対の電極とを厚膜印刷して形成した貫通
コンデンサと、細長い短冊状の高透磁率の板に、長手方
向に導線を通す多数の通孔を設けた貫通インダクタを、
貫通コンデンサの中心孔と高透磁率の板の各通孔を合致
させて重ね合わせた貫通リアクタであるのがよい。
ミック基板に、長手方向に多数に分離された誘電体とそ
の誘電体を挾む対の電極とを厚膜印刷して形成した貫通
コンデンサと、細長い短冊状の高透磁率の板に、長手方
向に導線を通す多数の通孔を設けた貫通インダクタを、
貫通コンデンサの中心孔と高透磁率の板の各通孔を合致
させて重ね合わせた貫通リアクタであるのがよい。
【００１２】リアクタンス素子は、一方の印刷配線基板
の両面から複数の印刷配線の部分を挟み付けるようにし
た２枚の高透磁率の板であるのがよい。
の両面から複数の印刷配線の部分を挟み付けるようにし
た２枚の高透磁率の板であるのがよい。
【００１３】印刷配線基板のいずれか一方又は両方は、
フレキシブルフイルム型印刷配線基板であるのがよい。
フレキシブルフイルム型印刷配線基板であるのがよい。
【００１４】
【作用】印刷配線基板におけるコネクタに配線される多
数の平行印刷配線に、短冊状の基板の長手方向に多数個
が整列して貫通するとともに、短冊状の基板に複合部品
形式で構成されるリアクタンス素子がそれぞれに結合し
た多数の導線の一端を接続し、その各導線の他端に、他
の印刷配線基板の多数の平行印刷配線を接続するように
してあるので、ノイズフィルタは、接続を要する２つの
印刷配線基板間に挟まれるようにして両基板を接続する
とともに、その接続部分で、ノイズフィルタ作用をする
ので、コネクタの接続部部は小容積となり、コネクタを
含めて、電子機器の集密度を高めることができる。
数の平行印刷配線に、短冊状の基板の長手方向に多数個
が整列して貫通するとともに、短冊状の基板に複合部品
形式で構成されるリアクタンス素子がそれぞれに結合し
た多数の導線の一端を接続し、その各導線の他端に、他
の印刷配線基板の多数の平行印刷配線を接続するように
してあるので、ノイズフィルタは、接続を要する２つの
印刷配線基板間に挟まれるようにして両基板を接続する
とともに、その接続部分で、ノイズフィルタ作用をする
ので、コネクタの接続部部は小容積となり、コネクタを
含めて、電子機器の集密度を高めることができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。(１)は、所用の電子機器における印刷配線基板
で、該印刷配線基板(１)には、外部機器と接続するため
のコネクタ(２)が設けられている。
する。(１)は、所用の電子機器における印刷配線基板
で、該印刷配線基板(１)には、外部機器と接続するため
のコネクタ(２)が設けられている。
【００１６】コネクタ(２)には、該コネクタ(２)の接触
子(３)の線間ピッチに応じて平行した多数の印刷配線(4
a)を施した、極薄手のフレキシブルフイルム型印刷配線
基板(４)が、各接触子(３)と各印刷配線(4a)の一方の端
部を互いに接続して、連結されている。
子(３)の線間ピッチに応じて平行した多数の印刷配線(4
a)を施した、極薄手のフレキシブルフイルム型印刷配線
基板(４)が、各接触子(３)と各印刷配線(4a)の一方の端
部を互いに接続して、連結されている。
【００１７】電子機器側の印刷配線基板(１)には、要部
の電子回路からコネクタに接続するための多数の平行す
る印刷配線(５)が設けられており、この印刷配線(５)の
終端部には、導線接続用の通孔(６)が、配線方向と直交
する方向に整列して、１列又は千鳥状配列で設けられて
いる（図示のものは１列である）。
の電子回路からコネクタに接続するための多数の平行す
る印刷配線(５)が設けられており、この印刷配線(５)の
終端部には、導線接続用の通孔(６)が、配線方向と直交
する方向に整列して、１列又は千鳥状配列で設けられて
いる（図示のものは１列である）。
【００１８】(７)は、キャパシタユニット(８)とインダ
クタユニット(９)からなるノイズフィルタである。キャ
パシタユニット(８)は、細長いセラミック製の絶縁基板
(10)の長手方向に、多数の貫通コンデンサ(11)を、厚膜
印刷により形成してある。
クタユニット(９)からなるノイズフィルタである。キャ
パシタユニット(８)は、細長いセラミック製の絶縁基板
(10)の長手方向に、多数の貫通コンデンサ(11)を、厚膜
印刷により形成してある。
【００１９】各貫通コンデンサ(11)は、絶縁基板(10)の
長手方向に、所要ピッチで個々に分離された誘電体(12)
と、図３に示す如く、その誘電体(12)を挾む対の中心電
極(13)と外側電極(14)とを、厚膜印刷により構成されて
いる。
長手方向に、所要ピッチで個々に分離された誘電体(12)
と、図３に示す如く、その誘電体(12)を挾む対の中心電
極(13)と外側電極(14)とを、厚膜印刷により構成されて
いる。
【００２０】各貫通コンデンサ(11)における中心電極(1
3)には、所用長の導線(15)が接続され、該導線(15)は、
絶縁基板(10)を貫通して、絶縁基板(10)の上下に導線(1
5)の両端部を所要長突出している。
3)には、所用長の導線(15)が接続され、該導線(15)は、
絶縁基板(10)を貫通して、絶縁基板(10)の上下に導線(1
5)の両端部を所要長突出している。
【００２１】インダクタユニット(９)は、絶縁基板(10)
とほぼ同形の細長いフェライト製の高透磁率磁性板(16)
の長手方向に、多数の通孔(17)を設けてなるものであ
る。
とほぼ同形の細長いフェライト製の高透磁率磁性板(16)
の長手方向に、多数の通孔(17)を設けてなるものであ
る。
【００２２】キャパシタユニット(８)における貫通コン
デンサ(11)の中心電極(13)の配列ピッチ及びインダクタ
ユニット(９)における通孔(17)の配列ピッチは、両ユニ
ット(８)(９)を互いに重ね合わせると、中心電極(13)に
接続された導線(15)が通孔(17)を貫通するようになって
いる。
デンサ(11)の中心電極(13)の配列ピッチ及びインダクタ
ユニット(９)における通孔(17)の配列ピッチは、両ユニ
ット(８)(９)を互いに重ね合わせると、中心電極(13)に
接続された導線(15)が通孔(17)を貫通するようになって
いる。
【００２３】さらに、両ユニット(８)(９)における中心
電極(13)及び通孔(17)を貫通する導線(15)の配列ピッチ
は、印刷配線基板(１)における多数の平行印刷配線(４)
のピッチ及びフレキシブル印刷配線基板(４)における印
刷配線(4a)のピッチと等しくなっている。
電極(13)及び通孔(17)を貫通する導線(15)の配列ピッチ
は、印刷配線基板(１)における多数の平行印刷配線(４)
のピッチ及びフレキシブル印刷配線基板(４)における印
刷配線(4a)のピッチと等しくなっている。
【００２４】両ユニット(８)(９)は重ね合わされること
によりノイズフィルタ(７)を形成し、そのノイズフィル
タ(７)は、絶縁基板(10)を、電子機器側の印刷基板(１)
の方にして、導線(15)を該印刷基板の各通孔(６)に貫通
し、印刷基板(１)の下面で各印刷配線(５)と導線(15)の
下端が半田付けされている。
によりノイズフィルタ(７)を形成し、そのノイズフィル
タ(７)は、絶縁基板(10)を、電子機器側の印刷基板(１)
の方にして、導線(15)を該印刷基板の各通孔(６)に貫通
し、印刷基板(１)の下面で各印刷配線(５)と導線(15)の
下端が半田付けされている。
【００２５】各導線(15)の上端には、前述の如く高透磁
率磁性板(16)の各孔(17)に導線(15)が貫通して絶縁基板
(10)に重ね合わされており、その高透磁率磁性板(16)の
上面に、フレキシブル印刷配線基板(４)が重ね合わされ
るとともに、その印刷配線基板(４)における印刷配線(4
a)の各端部が各導線(15)に半田付けされている。
率磁性板(16)の各孔(17)に導線(15)が貫通して絶縁基板
(10)に重ね合わされており、その高透磁率磁性板(16)の
上面に、フレキシブル印刷配線基板(４)が重ね合わされ
るとともに、その印刷配線基板(４)における印刷配線(4
a)の各端部が各導線(15)に半田付けされている。
【００２６】さらに、フレキシブル印刷配線基板(４)の
上面には、各導線(15)の上端を挿入する凹み(18)を設け
た高透磁率磁性板(19)が重ねられている。この高透磁率
磁性板(19)は、フレキシブル印刷配線基板(４)と各導線
(15)の上端部の接続部分近傍の電磁波放射ノイズの遮蔽
を行うとともに、図３の導線(15)から左側に示される、
フレキシブル印刷配線基板(４)における印刷配線(4a)の
通電領域では、当該高透磁率磁性板(19)の下側におい
て、フレキシブル印刷配線基板(４)を挟むように設けら
れた高透磁率磁性板(16)と協動して、インダクタンス素
子として働く。
上面には、各導線(15)の上端を挿入する凹み(18)を設け
た高透磁率磁性板(19)が重ねられている。この高透磁率
磁性板(19)は、フレキシブル印刷配線基板(４)と各導線
(15)の上端部の接続部分近傍の電磁波放射ノイズの遮蔽
を行うとともに、図３の導線(15)から左側に示される、
フレキシブル印刷配線基板(４)における印刷配線(4a)の
通電領域では、当該高透磁率磁性板(19)の下側におい
て、フレキシブル印刷配線基板(４)を挟むように設けら
れた高透磁率磁性板(16)と協動して、インダクタンス素
子として働く。
【００２７】この際、２枚の高透磁率磁性板(16)(19)で
挟まれるフレキシブル印刷配線基板(４)は、極薄手のフ
イルム型基板であるから、両磁性板(16)(19)は、インダ
クタンス素子として効果的に働く。
挟まれるフレキシブル印刷配線基板(４)は、極薄手のフ
イルム型基板であるから、両磁性板(16)(19)は、インダ
クタンス素子として効果的に働く。
【００２８】なお、(20)は金属ケースで、図３に示す貫
通コンデンサ(11)の外側の電極(14)が、絶縁基板(10)上
の全貫通コンデンサ(11)と共通接続されて、ケース(20)
に接続され、しかも金属ケース(20)は、印刷配線基板
(１)の下面で、図示を省略した接地電極に接続されてい
る。また、貫通コンデンサ(11)の外側の電極(14)の上層
は、保護層(21)である。
通コンデンサ(11)の外側の電極(14)が、絶縁基板(10)上
の全貫通コンデンサ(11)と共通接続されて、ケース(20)
に接続され、しかも金属ケース(20)は、印刷配線基板
(１)の下面で、図示を省略した接地電極に接続されてい
る。また、貫通コンデンサ(11)の外側の電極(14)の上層
は、保護層(21)である。
【００２９】
【発明の効果】本発明は、上記した構成を有するので、
以下の様な効果を有している。 (ａ) 印刷配線基板に大きな面積や容積を必要とするこ
となく、簡単に取り付けることができる。 (ｂ) 印刷基板中のコネクタに配線される他の印刷配線
基板の間に設けられるので、余分な取付面積を要しな
い。 (ｃ) 複合部品構成技術が利用できるので、大幅に小型
化できる。 (ｄ) 一方の印刷配線基板を高透磁率磁性板で挟むこと
により、高周波のリアクトル成分を容易に増すことがで
きる（請求項５）。 (ｅ) 印刷配線基板を挾む高透磁率磁性板の一方を、貫
通型高透磁率磁性板の周辺部分を利用することにより、
磁性板の利用率を増大することができる（請求項５）。
以下の様な効果を有している。 (ａ) 印刷配線基板に大きな面積や容積を必要とするこ
となく、簡単に取り付けることができる。 (ｂ) 印刷基板中のコネクタに配線される他の印刷配線
基板の間に設けられるので、余分な取付面積を要しな
い。 (ｃ) 複合部品構成技術が利用できるので、大幅に小型
化できる。 (ｄ) 一方の印刷配線基板を高透磁率磁性板で挟むこと
により、高周波のリアクトル成分を容易に増すことがで
きる（請求項５）。 (ｅ) 印刷配線基板を挾む高透磁率磁性板の一方を、貫
通型高透磁率磁性板の周辺部分を利用することにより、
磁性板の利用率を増大することができる（請求項５）。
【図１】印刷配線基板におけるコネクタ取付部分に本発
明を適用した１実施例を示す、分解斜視図である。
明を適用した１実施例を示す、分解斜視図である。
【図２】図１の組み立てられた状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】図２の要部縦断面図である。
(１)印刷配線基板 (２)コネクタ (３)接触子 (４)印刷配線基板 (4a)印刷配線 (５)印刷配線 (６)通孔 (７)ノイズフィルタ (８)キャパシタユニット (９)インダクタユニット (10)絶縁基板 (11)貫通コンデンサ (12)誘電体 (13)中心電極 (14)外側電極 (15)導線 (16)高透磁率磁性板 (17)通孔 (18)凹み (19)高透磁率磁性板 (20)金属ケース (21)保護層
Claims (6)
- 【請求項１】 所要の基板と直交して基板を貫通する導
線にリアクタンス素子を結合させた貫通型ノイズフィル
タを、細長い短冊状基板に一定間隔で多数設けるととも
に、その貫通型ノイズフィルタの各導線の一端を、印刷
配線基板上に設けられた複数の印刷配線の各接続端に接
続し、さらに貫通型ノイズフィルタにおける各導線の他
端を、他の印刷配線基板上に設けられた複数の印刷配線
の各接続端に接続したことを特徴とする印刷配線基板用
ノイズフィルタ。 - 【請求項２】 リアクタンス素子が、細長い短冊状のセ
ラミック基板に、長手方向に多数に分離された誘電体と
その誘電体を挾む対の電極とを厚膜印刷して形成した貫
通コンデンサである請求項１記載の印刷配線基板用ノイ
ズフィルタ。 - 【請求項３】 リアクタンス素子が、細長い短冊状の高
透磁率の板に、長手方向に導線を通す多数の通孔を設け
た貫通インダクタである請求項１記載の印刷配線基板用
ノイズフィルタ。 - 【請求項４】 リアクタンス素子が、細長い短冊状のセ
ラミック基板に、長手方向に多数に分離された誘電体と
その誘電体を挾む対の電極とを厚膜印刷して形成した貫
通コンデンサと、細長い短冊状の高透磁率の板に、長手
方向に導線を通す多数の通孔を設けた貫通インダクタ
を、貫通コンデンサの中心孔と高透磁率の板の各通孔を
合致させて重ね合わせた貫通リアクタである請求項１記
載の印刷配線基板用ノイズフィルタ。 - 【請求項５】 リアクタンス素子が、一方の印刷配線基
板の両面から複数の印刷配線の部分を挟み付けるように
した２枚の高透磁率の板である請求項１乃至４のいずれ
かに記載の印刷配線基板用ノイズフィルタ。 - 【請求項６】 印刷配線基板のいずれか一方又は両方
が、フレキシブルフイルム型印刷配線基板である請求項
１乃至５のいずれかに記載の印刷配線基板用ノイズフィ
ルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9714094A JPH07307637A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 印刷配線基板用ノイズフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9714094A JPH07307637A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 印刷配線基板用ノイズフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07307637A true JPH07307637A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14184271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9714094A Pending JPH07307637A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 印刷配線基板用ノイズフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07307637A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011077665A1 (ja) | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力変換装置 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP9714094A patent/JPH07307637A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011077665A1 (ja) | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力変換装置 |
| US9112402B2 (en) | 2009-12-25 | 2015-08-18 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Power conversion apparatus |
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