JPH07307615A - 反射波防止型パラボラ空中線 - Google Patents
反射波防止型パラボラ空中線Info
- Publication number
- JPH07307615A JPH07307615A JP10028994A JP10028994A JPH07307615A JP H07307615 A JPH07307615 A JP H07307615A JP 10028994 A JP10028994 A JP 10028994A JP 10028994 A JP10028994 A JP 10028994A JP H07307615 A JPH07307615 A JP H07307615A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horn
- wave absorber
- parabolic antenna
- radio wave
- reflected
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 SHF帯のパラボラ空中線では電波の直接波
が反射波により影響されて受信電波の質が低下する。こ
の反射波による影響を低減したパラボラ空中線を提供す
る。 【構成】 パラボラ空中線は、反射鏡1、1次幅射器
2、蜂の巣状電波吸収体ホーン3でなる。希望波fは、
蜂の巣状電波吸収体ホーン3を通過し反射鏡1で反射さ
れ、1次幅射器2へと導かれる。しかし希望波fに対し
θ゜の角度で入射される反射波Δfは、蜂の巣状電波吸
収ホーン3をなす,電波吸収体ホーン4内の電波吸収体
部5により減衰されるから、1次幅射器2へ伝播しにく
くなる。
が反射波により影響されて受信電波の質が低下する。こ
の反射波による影響を低減したパラボラ空中線を提供す
る。 【構成】 パラボラ空中線は、反射鏡1、1次幅射器
2、蜂の巣状電波吸収体ホーン3でなる。希望波fは、
蜂の巣状電波吸収体ホーン3を通過し反射鏡1で反射さ
れ、1次幅射器2へと導かれる。しかし希望波fに対し
θ゜の角度で入射される反射波Δfは、蜂の巣状電波吸
収ホーン3をなす,電波吸収体ホーン4内の電波吸収体
部5により減衰されるから、1次幅射器2へ伝播しにく
くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV放送に用いられる
FPU(Field Pickup Unit)等にお
けるSHF帯パラボラアンテナに関し、直接波が反射波
により、影響されるのを防止する構造に関する。
FPU(Field Pickup Unit)等にお
けるSHF帯パラボラアンテナに関し、直接波が反射波
により、影響されるのを防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から広く知られ実用されているパラ
ボラアンテナでは、図3に縦断面図で示すように直接波
fだけでなく、地上反射波Δfも同時に受信される。図
において、1は反射鏡、2は1次放射器、2aは1次放
射器2を支える支柱である。
ボラアンテナでは、図3に縦断面図で示すように直接波
fだけでなく、地上反射波Δfも同時に受信される。図
において、1は反射鏡、2は1次放射器、2aは1次放
射器2を支える支柱である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のパ
ラボラアンテナは、直接波と地上反射波とを区別出来な
いから、反射波の影響により直接波が妨害を受ける。こ
のように、従来のパラボラアンテナには地上反射波によ
る妨害の回避に関し解決すべき課題があった。
ラボラアンテナは、直接波と地上反射波とを区別出来な
いから、反射波の影響により直接波が妨害を受ける。こ
のように、従来のパラボラアンテナには地上反射波によ
る妨害の回避に関し解決すべき課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めの本発明は次の手段を提供する。
めの本発明は次の手段を提供する。
【0005】パラボラ反射鏡(1)の開口を覆う蜂の
巣状電波吸収体ホーン(3)を設けてなり、該蜂の巣状
電波吸収体ホーン(3)は、電波吸収体部(5)を6角
筒形に成形した電波吸収体ホーン(4)を複数個軸を平
行にして隣接した構造であり、前記電波吸収体ホーン
(4)の軸は前記パラボラ反射鏡(1)の指向軸に平行
であることを特徴とする反射波防止型パラボラ空中線。
巣状電波吸収体ホーン(3)を設けてなり、該蜂の巣状
電波吸収体ホーン(3)は、電波吸収体部(5)を6角
筒形に成形した電波吸収体ホーン(4)を複数個軸を平
行にして隣接した構造であり、前記電波吸収体ホーン
(4)の軸は前記パラボラ反射鏡(1)の指向軸に平行
であることを特徴とする反射波防止型パラボラ空中線。
【0006】前記電波吸収体ホーン(4)の径が希望
波の波長程度であることを特徴とする上記に記載の反
射波防止型パラボラ空中線。
波の波長程度であることを特徴とする上記に記載の反
射波防止型パラボラ空中線。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例のパラボラアンテ
ナを示す縦断面図である。このパラボラアンテナは、1
次放射器2の前面に蜂の巣状構造の電波吸収体ホーン3
を設けている。図2(a)にその電波吸収体ホーン3を
斜視図で示し、同図(b)にその蜂の巣状構造を拡大し
て斜視図で示す。図2(a)の電波吸収体ホーン3は同
図(b)の蜂の巣状構造を多数備えてなるが、図2
(a)では 蜂の巣状構造は巣なる格子状の線で簡略化
して表してある。各蜂の巣状構造は6角筒形の電波吸収
体部5でなり、1つ1つの6角筒形電波吸収体部5を電
波吸収体ホーン4と命名している。電波吸収体ホーン4
の軸はパラボラ反射鏡1の指向軸に平行である。また、
電波吸収体ホーン4の径は希望波の波長ていどである。
ナを示す縦断面図である。このパラボラアンテナは、1
次放射器2の前面に蜂の巣状構造の電波吸収体ホーン3
を設けている。図2(a)にその電波吸収体ホーン3を
斜視図で示し、同図(b)にその蜂の巣状構造を拡大し
て斜視図で示す。図2(a)の電波吸収体ホーン3は同
図(b)の蜂の巣状構造を多数備えてなるが、図2
(a)では 蜂の巣状構造は巣なる格子状の線で簡略化
して表してある。各蜂の巣状構造は6角筒形の電波吸収
体部5でなり、1つ1つの6角筒形電波吸収体部5を電
波吸収体ホーン4と命名している。電波吸収体ホーン4
の軸はパラボラ反射鏡1の指向軸に平行である。また、
電波吸収体ホーン4の径は希望波の波長ていどである。
【0009】直接波fは、反射鏡1の指向軸方向から到
来するから、該指向軸にが平行な軸を有する蜂の巣状電
波吸収体ホーン3を通過し反射鏡1で反射され、1次放
射器2へ導かれる。
来するから、該指向軸にが平行な軸を有する蜂の巣状電
波吸収体ホーン3を通過し反射鏡1で反射され、1次放
射器2へ導かれる。
【0010】これに対し反射波Δfは直接波に対しθ゜
の角度を持って到達するから蜂の巣状電波吸収体ホーン
3により減衰し、1次放射器2まではほとんど到達しな
い。電波吸収体ホーン4の軸に対しθの角度を持った反
射波Δfはホーン4内を通過するときに反射を繰り返
し、ほとんど吸収されてしまうからである。
の角度を持って到達するから蜂の巣状電波吸収体ホーン
3により減衰し、1次放射器2まではほとんど到達しな
い。電波吸収体ホーン4の軸に対しθの角度を持った反
射波Δfはホーン4内を通過するときに反射を繰り返
し、ほとんど吸収されてしまうからである。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、蜂の巣状電波吸収体ホーンにより反射波の電力を大
幅に減衰し、反射波による直接波への影響を低減でき
る。
ば、蜂の巣状電波吸収体ホーンにより反射波の電力を大
幅に減衰し、反射波による直接波への影響を低減でき
る。
【図1】本発明の一実施例のを示す縦断面図。
【図2】図1のパラボラ空中線における蜂の巣状電波吸
収体ホーンを示す図。
収体ホーンを示す図。
【図3】従来型のパラボラ空中線を示す縦断面図。
1 反射鏡 2 1次放射器 3 蜂の巣状電波吸収体ホーン 4 電波吸収体ホーン 5 電波吸収体部
Claims (2)
- 【請求項1】 パラボラ反射鏡(1)の開口を覆う蜂の
巣状電波吸収体ホーン(3)を設けてなり、 該蜂の巣状電波吸収体ホーン(3)は、電波吸収体部
(5)を6角筒形に成形した電波吸収体ホーン(4)を
複数個軸を平行にして隣接した構造であり、 前記電波吸収体ホーン(4)の軸は前記パラボラ反射鏡
(1)の指向軸に平行であることを特徴とする反射波防
止型パラボラ空中線。 - 【請求項2】 前記電波吸収体ホーン(4)の径が希望
波の波長程度であることを特徴とする請求項1に記載の
反射波防止型パラボラ空中線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10028994A JP2626547B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 反射波防止型パラボラ空中線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10028994A JP2626547B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 反射波防止型パラボラ空中線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07307615A true JPH07307615A (ja) | 1995-11-21 |
JP2626547B2 JP2626547B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=14270032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10028994A Expired - Fee Related JP2626547B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 反射波防止型パラボラ空中線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2626547B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100485606B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2005-04-27 | (주)하이게인안테나 | 반사판이 부착된 평면안테나 및 이를 구비한 안테나시스템 |
WO2015098143A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 株式会社グラント | アクセスポイント装置 |
CN106654565A (zh) * | 2015-12-20 | 2017-05-10 | 中国电子科技集团公司第二十研究所 | 基于mimo体制相控阵的一体化超宽带偏置抛物柱面阵列天线 |
CN108370091A (zh) * | 2010-03-23 | 2018-08-03 | 瑞维士蒂普股份有限公司 | 天线以及包括这种天线的防碰撞检测系统 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP10028994A patent/JP2626547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100485606B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2005-04-27 | (주)하이게인안테나 | 반사판이 부착된 평면안테나 및 이를 구비한 안테나시스템 |
CN108370091A (zh) * | 2010-03-23 | 2018-08-03 | 瑞维士蒂普股份有限公司 | 天线以及包括这种天线的防碰撞检测系统 |
WO2015098143A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 株式会社グラント | アクセスポイント装置 |
JP5851073B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2016-02-03 | 株式会社グラント | アクセスポイント装置 |
CN106654565A (zh) * | 2015-12-20 | 2017-05-10 | 中国电子科技集团公司第二十研究所 | 基于mimo体制相控阵的一体化超宽带偏置抛物柱面阵列天线 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2626547B2 (ja) | 1997-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970218 |
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