JPH0730733B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPH0730733B2
JPH0730733B2 JP16319987A JP16319987A JPH0730733B2 JP H0730733 B2 JPH0730733 B2 JP H0730733B2 JP 16319987 A JP16319987 A JP 16319987A JP 16319987 A JP16319987 A JP 16319987A JP H0730733 B2 JPH0730733 B2 JP H0730733B2
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正明 内田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関の制御装置の改良に関する。
(従来の技術) 機関の制御装置には、ノッキングを検出するセンサを設
けておき、ノッキングが生じると点火時期を遅角側に制
御しあるいは空燃比をノッキングが生じない側に変更す
るものがある(点火時期制御については、特開昭60−26
172号公報参照)。ここに、点火時期を制御するもので
は、軽いノッキング状態を生じるようなレベルを所定レ
ベルとして設定し、この所定レベルを目標値として点火
時期制御(この制御を以下「ノック制御」と称す。)が
行なわれる。これは、機関に悪影響を与える強いノッキ
ングは避けなければならないものの、軽いノッキングは
それ自体機関に悪影響を与えるものでなく、燃焼効率の
向上により却って燃費が良好となるからである。
一方、同じ燃料量なら最大のトルクが得られるように点
火時期を制御することが出力向上の点より望ましい。そ
こで、点火時期がMBT(最大トルクを与える最小進角
値)となるように制御(この制御を以下「MBT制御」と
称す。)を行うものがある(特開昭61−16268号公報参
照)。たとえば、機関の筒内圧が最大となるクランク角
(このクランク角を以下単に「筒内圧最大クランク角」
と称す、)Θpmaxまたは図示平均有効圧Piの検出値が予
め与えた目標値と一致するように、検出値と目標値との
偏差に基づくフィードバック量にて点火時期が修正制御
される。
また、ノッキング制御とMBT制御とが組み合わされるこ
とも多い。ここに、両者の関係ではノック制御が優先さ
れる。以下には両者の組み合わせの制御を「ノック−MB
T制御」と称す。
さらに、個体差や経時変化に伴う誤差の解消を目的とし
て、点火時期制御や空燃比制御に学習機能を備えさせた
ものも提案されている(空燃比制御について特開昭55−
96339号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、機関の高負荷時はノッキングが生じやすくか
つ大きな出力が要求される運転域であるから、ノック制
御を行いつつ混合気を濃くして出力を高める必要がある
が、高負荷域でも定常時になると、過渡状態ほどには出
力が要求されるわけではないので、走行性能を落とさな
い範囲で空燃比をできるだけリーン化することができれ
ば無駄な燃料消費を抑えることができる。
ここに、このような制御を行おうとすれば、ノック−MB
T制御と空燃比制御とを同時に、すなわち要求に応じて
点火時期と空燃比とを同時に制御することが必要とな
る。しかしながら、従来例ではノック制御の内容は点火
時期あるいは空燃比の一方のみの制御であるため、両方
を同時に制御するものではない。これは、ノッキングを
回避する点にだけ主眼が置かれているためで、高負荷定
常時においてはなるたけ空燃比をリーン化して燃費向上
をも図るということまでは考慮されていないからであ
る。
一方、高負荷定常時にはノッキング以外にも熱負荷に対
する措置、すなわち排気温度が所定値を越えないように
制御を行うことが必要となる。たとえば、高回転時に排
気弁後流の温度が所定値を越えたり低回転時に触媒後流
の温度が所定値を越えたりすると、機関本体や媒体を傷
めてしまうからである。
さらに、圧縮比,空気量センサの検出精度あるいは燃焼
室の冷却効率の相違にて空燃比や点火時期にばらつきを
生じ、これにて最大トルク点や最低燃費点から外れてく
ることを考慮すると、学習機能を付与することも必要で
ある。
この発明はこのような従来の問題点を解決することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、第1図に示すように、ノッキングを検出す
るセンサ1と、このノッキングセンサ1の検出信号をノ
ッキング強度に応じた信号に変換する手段2と、筒内最
大クランク角Θpmaxまたは図示平均有効圧Pi(これらを
「MBT相関量」と称す)を検出する手段3と、前記ノッ
キング強度に応じた信号とその目標値との偏差と、前記
MBT相関量の検出値とその目標値との偏差との各々から
得られる点火時期のフィードバック量(たとえば、β−
γ)と点火時期に関する学習値(LADV)に基づいて、ノ
ッキング強度が所定値を超えない範囲内で点火時期をMB
Tに近づけるノック−MBT制御を行う手段4と、実空燃比
を検出する手段5と、この検出値とその目標値との偏差
から得られる空燃比のフィードバック量(たとえば、δ
×α)と空燃比に関する学習値(LFBA)に基づいて空燃
比制御を行う手段6とを備える内燃機関の制御装置にお
いて、高負荷定常条件及び排気温度(たとえば排気弁後
流や触媒後流の温度)条件を判定する手段9と、高負荷
定常条件であることが判定されたときに空燃比をリーン
側に変化させながら前記ノック−MBT制御を行うことを
指示する手段10と、前記リーン側への空燃比変化前後の
MBT相関量の検出値及び空燃比値をそれぞれ記憶する手
段11と、前記記憶された空燃比変化前後の各MBT相関量
の検出値(たとえばΘpmax1とΘpmax2)の比較によりそ
の目標値(たとえばΘ)との偏差を最小とするほうを
選択する手段12と、この選択したほうのMBT相関量の検
出値に対応する点火時期のフィードバック量及び空燃比
値(たとえばDLADV及びDLFBA)に基づいてそれぞれ点火
時期及び空燃比に関する学習値(LADVとLFBA)の更新を
行う手段13とを設け、かつ前記学習値の更新のための処
理は排気温度が所定値以下であることを条件として行う
ようにした。なお、7は運転条件検出手段、8は排気温
度検出手段である。
(作用) ノック−MBT制御を行いつつ空燃比をリーン化する制御
にて、最大トルクが得られかつ燃費が最低となる最適制
御点が模索される。これは運転変化により最適制御点が
ずれた場合であっても同様である。このため、過渡時ほ
どには出力が要求されない高負荷定常時において、無駄
に燃料が消費されることが防止される。
さらに、検出される排気温度が排温限界内に収まるよう
にすることで、排気管や触媒が熱負荷より保護される。
しかも、学習機能の付与により制御が高精度に保持され
る。
(実施例) 本発明をV型6気筒機関に適用した実施例を第2図に示
すと、23Aと23Bは点火プラグの座金部に装着する座金型
筒内圧センサで、センサ23Aと23Bの出力する電荷量はチ
ャージアンプ24Aと24Bにて電圧値に変換され、このチャ
ージアンプ出力は筒内圧信号としてマルチプレクサ40に
入力される。この筒内圧信号を用いて筒内圧最大クラン
ク角(Θpmax)の検出値が計算される。
一方、チャージアンプ出力はノッキング信号検出回路25
Aと25Bに入力されて、ノッキングに固有の高周波の信号
だけが分離され、このノッキング信号もマルチプレクサ
40に入力される。
29はクランク角の単位角度(たとえば1゜)毎の信号と
所定角度(120゜)毎の信号(基準信号)を発生するク
ランク角センサで、入出力ポート(I/O)39に入力され
る。単位角度信号からは機関回転数Nが求められ、基準
位置信号からは気筒判別がなされる。
31は吸入空気量Qaを検出するセンサ(たとえばフラップ
式やホットワイヤ式のエアフローメータ)、32は理論空
燃比だけでなくそれ以外の空燃比をも検出することので
きるセンサ、33と34はそれぞれ排気弁後流と触媒後流の
排気温度を検出するセンサで、各センサからの信号はマ
ルチプレクサ40に入力される。
35はセンサ類からの各種の信号が入力されるコントロー
ルユニットで、CPU36,ROM37,RAM38及びI/O39のほかマル
チプレクサ40,A/D変換器41及びデジタルポート42を備え
る。コントロールユニット35では、運転条件信号と空燃
比および点火時期の各フィードバック信号に基づいて出
力すべき燃料噴射パルス幅(出力噴射パルス幅)Tiと、
出力すべき点火進角値(出力進角値)ADVとをそれぞれ
演算し、これを噴射パルスと点火パルスに変換して図示
しない燃料噴射弁と点火装置に向け出力する。
さて、第3図は絞り弁全開付近の定常条件下(一定回転
数かつ一定負荷)において機関に及ぼす空燃比と点火時
期の影響を示しており、同図に基づいてこの発明の制御
の考えかたを説明すると、その手順は下記のようにな
る。なお、MBT相関量として筒内圧最大クランク角Θpma
xを採用する場合で説明する。第3図に示すノック限界
及び排温限界並びにMBTラインの各特性は1つの高負荷
定常時において定まる関係にすぎず、たとえば回転域の
相違により各特性の相対位置は変化し得る。
(1)高負荷時になると空燃比のフィードバック制御が
停止され、空燃比はリッチ側に、点火時期は遅角側にさ
れる。この場合に、定常時であることが判定されると、
制御が開始される。いま仮に制御開始を図示のL点とす
る。
(2)まず、空燃比を一定としてMBTラインとの交点M
をサーチする。すなわち、この間で行うところはノック
−MBT制御である。
(3)次に、M点より空燃比をリーン化しながらΘpmax
の検出値がその目標値(後述する(Θ)となるように
ノック−MBT制御を行い、ノック限界との交点Nをめざ
す。ここに行なわれる制御は空燃比と点火時期の同期制
御であり、従来例と大きく相違する。
(4)N点に達したら空燃比のリーン化を停止し、ノッ
ク余裕代分だけ点火時期を遅角したQ点の空燃比と点火
時期を与えるΘpmaxの検出値と空燃比および点火時期の
各フィードバック量を記憶する。ここに、記憶されたΘ
pmaxの検出値をΘpmax1とする。
(5)N点より空燃比をリーン化しながらノック限界に
向かわせ、R点に達したころで同じくノック余裕代だけ
遅角したU点の空燃比と点火時期を与えるΘpmaxの検出
値と各フィードバック量を記憶する。ここに、記憶され
たΘpmaxの検出値をΘpmax2とする。
(6)Q点とU点にて記憶されたΘpmaxの検出値(Θpm
ax1,Θpmax2)と目標値Θとの偏差の比較により、Q
点のほうが小さければQ点にて記憶された各フィードバ
ック量に基づいて対応する空燃比と点火時期の各学習値
の更新を行い、以後はこの各学習値を用いて機関制御を
行う。
(7)これに対してU点のほうが小さければ(5),
(6)と同じプロセスを排温限界内で繰り返す。
ここに、これらの制御を要約すれば、ノック−MBT制御
を行いながら空燃比をできるだけリーン化し、しかもこ
の制御を排温限界内で行わせることである。ただし、第
3図は一例に過ぎず、この例をも含めた制御は第4図で
果たされる。すなわち、第4図は制御全体の流れを示
し、いわばOS的な意味合いを有する。
第4図においては、従来より行なわれている空燃比制御
とノック−MBT制御(ステップ,)を適宜用いて行
われる。そこで、前提となるこれらの制御を先に説明す
る。
(I)空燃比制御 空燃比制御においては出力噴射パルス幅Tiが、第5図
(A)と第5図(B)に示すように Ti=Tp×TFBA×LFBA×α+Ts にて計算される(ステップ64)。ただし、Tp(=K×Qa
/N、ただしKは定数である。は基本パルス幅、TFBAは目
標空燃比を与える基本値、LFBAは空燃比の学習値、αは
空燃比センサ32からの信号に基づいて演算されるフィー
ドバック量、Tsは無効パルス幅である。なお、TFBAとLF
BAはNとQaをパラメータとするテーブルから読み出され
る(ステップ51,52)。Tiは角度同期でI/Oレジスタにス
トアされる(ステップ65)。
ただし、この例では従来例と相違して、新たに空燃比の
リーン化係数δを導入し、Tiを Ti=Tp×TFBA×LFBA×δ×α+Ts にて計算させる(ステップ62,64)。ここに、δを導入
する理由は第4図のステップで空燃比をリーン化する
場合に必要となるからである。したがって、ステップ
以外では1.0の値を持つにすぎない。
(II)ノック−MBT制御 当該制御はノッキングが生じているかどうかにてノック
制御とMBT制御に分かれるが、いずれも点火時期のフィ
ードバック量は同一の値βとして把握される。ここに、
ノッキングが生じているかどうかの判定は、第6図
(C)に示すように、1つの気筒の1燃焼時に得られる
ノッキング信号の積分値(S)とその移動平均値()
との比較により行なわれ(ステップ81〜83,86)、S≧S
L+(ただしSLは所定値)ならノッキング有りと判定
されてノックフラグ(FKN)が立つ(ステップ83,84)。
ここに、フラグが立つとはフラグの値が1になることを
意味する。以下においても同じ意味で使用する。
(i)ノック制御 第6図(B)に示すようにFKNの値の判定により、ノッ
ク有りのときは前回のフィードバック量(β′)から所
定値d1(>0)だけ遅角させた値(β′−d1)を今回の
フィードバック量βとする(ステップ73,74)。なお、
「′」にて前回の値であることを意味させるものとす
る。この記号も以下において同じ意味で使用する。
(ii)MBT制御 ノックを生じてない場合には今回のフィードバック量β
が β=β′+k1×ΔΘpmax にて計算される(ステップ73,75)。ただし、同式にお
いてΔΘpmaxはΘpmaxの検出値とその目標値Θとの偏
差、k1は定数である。
ここに、第8図に示す筒内圧の波形図において、圧縮上
死点(TDC)後に所定クランク角Θ1及びΘを定
め、これら3点のクランク角に対応して筒内圧P1,P2
びP3を検出すれば、この検出値より2次曲線近似を用い
てΘpmaxの検出値が求められ、求めたΘpmaxの検出値と
予め定めた目標値Θとの偏差からΔΘpmaxが求まる。
たとえば、 (イ)ΘとΘの間で筒内圧波形が上に凸の曲線であ
る場合(正常時)のΔΘpmaxは ΔΘpmax=4×(P3−P1) /2×P2−P1−P3) である。ただし、点火時期が (ロ)MBTよりも遅角あるいは過度に遅角している場合
には、 ΔΘpmax=ΔΘ とし、この逆に、 (ハ)MBTよりも過度に進角している場合には、 ΔΘpmax=−ΔΘ とする。ただし、ΔΘ(>0)はΔΘpmaxの上限値、
−ΔΘはΔΘpmaxの下限値である。
(ニ)また、制御不能または失火時は ΔΘpmax=0 である。第9図に(イ)ないし(ニ)に対応する筒内圧
波形を、第7図にΘpmaxの検出ルーチンを示す。なお、
第7図において、ΘとΘは第8図に対応して示す所
定クランク角、#NOISEとVCOMPは第9図に示す所定値で
ある。
(iii)そして、全体としては出力進角値ADVが、第6図
(B)に示すように、 ADV=TADV+LADV+β にて計算される(ステップ76)。ただし、TADVは基本進
角値、LADVは点火進角値の学習値で、TADVとLADVとQaを
パラメータとするテーブルから読み出される(第6図
(A))。ADVも角度同期でI/Oレジスタにストアされる
(ステップ77) さて、第4図に戻り、以上説明した第5図(A)ないし
第9図はステップとの内容であったが、以下に説明
する第4図の各ステップもこれらのステップに対応して
構成した第10図ないし第16図のルーチンを用いて詳述す
る。なお、これらのルーチンは一定周期毎(たとえば4m
sec毎)あるいは所定クランク角度毎に実行される。
本発明の制御はステップで制御条件を満足することが
判定された場合に開始される。第10図はこの制御条件判
定ルーチンを示し、機関負荷相当量(たとえば吸入空気
量Qaや吸気絞り弁開度)が所定値(Qa0)以上で、かつ
前回と今回の機関負荷相当量の差(ΔQa)及び前回と今
回の回転数の差(ΔN)がともに所定値(ΔQa0とΔ
N0)以下である場合を高負荷定常時であると判定してフ
ラグ(FCONT)を立てる(ステップ121〜124)。
第11図は制御条件満足時の空燃比に固定してノック−MB
T制御を行うルーチンで、第4図のステップ及びな
いしに相当する。高負荷定常時(FCONT=1)には、
空燃比一定を指令するフラグ(FAFCONST)を立て、ノッ
ク−MBT制御を行う(ステップ131〜133)。そして、MBT
点に達したかどうかは、ノック−MBT制御の終了を判定
するためのカウンタのカウンタ値(COUNT1)が所定値
(C1)になったかどうかで行い、COUNT1がC1になるとス
テップの終了を示すフラグ(FCOUNT1)を立てる(ス
テップ134〜138)。
なお、ステップ133と140で行なわれるノック−MBT制御
は点火時期に関しては同じ制御であり、第6図(A)〜
同図(C)で説明したところである。
第12図(A)と同図(B)はステップに相当する。た
とえば圧縮上死点で実行される第12図(A)ではFCOUNT
=1よりステップが終了したことを確認した後、その
ときの点火進角値のフィードバック量βから所定値
(γ、ただしγ>0)だけ差し引いた値(β−γ)を点
火時期に関する学習値の補正量(DLADV1)として記憶さ
せる(ステップ151,153)。ここに、「1」を付すの
は、後述するステップでも同様の値を記憶させるの
で、これと区別するためである。この1は後にも同じ意
味で使用する。なお、γは点火時期の余裕代分を意味す
る。
そして、 ADV=TADV+LADV+(β−γ) にて計算されるADVを出力してノック−MBT制御を行う
(ステップ152,154)。
一方、燃焼行程の後期に実行される第12図(B)では、
ステップの終了時点で検出されたΘpmaxの検出値をΘ
pmax1として記憶させる(ステップ161,162)。たとえ
ば、Θpmax1の番地を確保してその番地に対応するメモ
リに格納する。
同様にして、そのときのNと所定値(N0)の比較により
回転域を分け、(i)高回転域のときはセンサ33にて検
出された排気弁後流の排気温度(EXTEMP)を、(ii)低
回転域のときはセンサ34にて検出された触媒後流の排気
温度(CATTEMP)をそれぞれEXTEMP1、CATTEMP1として記
憶させる(ステップ163〜165、163,166,167)。ここ
に、排気温度を検出するのは、排気温度が適切であるか
どうかの判定を行うために必要となるからである。ま
た、2種類とするのは、高回転時は排気弁後流の温度
が、低回転時は触媒後流の温度が熱負荷対策上問題とな
るからである。
また、空燃比に関しては、FMEMO1=よりステップの終
了時点の(δ×α)をDLFBA1として記憶させる(第13図
(A)のステップ177,178)。ここに、DLFBAは空燃比に
関する学習値補正量を意味する。
最後に、ステップの終了を意味するフラグ(FMEMO1)
を立てるとともに、FAFCONSTを降ろして第12図(B)の
ルーチンを終了する(ステップ168,169)。
次に、第4図のステップでは、ステップと相違して
空燃比をリーン化しつつノック−MBT制御を行う。ここ
に、空燃比と点火進角値の同時制御とするのは、最大ト
ルクが得られ、かつ燃費が最低となる運転点を与える空
燃比と点火進角値を得るためである。
しかも、ステップはトルク最大点でない限り繰り返し
て行なわれる(ステップ,ステップ)。これは一口
に高負荷定常時といっても所定の幅を有し、負荷条件の
相違により第3図に示す各特性が相対的に変化するの
で、最適制御点(第3図の例ではQ点)が不動では有り
得ない。そこで、周期的に空燃比のリーン化を行い、そ
の前後の2点でのΘpmaxの検出値を比較させるように構
成することにより、負荷条件の相違にてふらつく最適制
御点をサーチさせるのである。
これを実行するのが第13図(A)と第13図(B)に示す
ルーチンで、第13図(A)はステップ,及びに、
第13図(B)はステップ,に相当する。
空燃比制御を示す第13図(A)においては、制御周期毎
に空燃比リーン化係数δ(初期値は1)を δ=δ′−δ により所定値(δ)ずつ徐々に減少させ、このδを用
いて噴射パルス幅Tiを Ti=Tp×TFBA×LFBA×δ×α+Ts にて計算することにより混合気を薄くする(ステップ17
3,174)。ここに、δ(>0)はリーン化を行う際の
一回当たりのステップ幅を意味する。なお、ステップ17
4ではδが漸減されるのに対し、ステップではδ=1
とされる点で相違する。
一方、点火時期制御を示す第13図(B)はステップの
主な内容をなす第11図とほぼ同様である。これは、点火
時期制御に関しては、ステップとにおいて変わると
ころがないからである。したがって、ステップの終了
を判定するためのカウンタ値(COUNT2)が所定値(C2
になると、ステップの終了を意味するフラグ(FCOUNT
2)が立つ(ステップ186,187)。なお第11図と相違する
ところは、ステップ182と183が付加される点で、これは
ステップが終了(FAFCONST=0)していてもステップ
が終了していない場合(FMEMO1=0)が有り得るの
で、こうした場合にステップ184以降に進むことのない
ようにするためである。
第14図(A)と第14図(B)はステップに相当する。
ここに、ステップはステップに対応してΘpmax等の
記憶を行うことであり、第14図(A)と第14図(B)は
それぞれステップの内容をなす第12図(A)と第12図
(B)にそっくり対応する。相違する点は「1」が
「2」に変わる点と、ステップ169に相当するステップ
がない点だけである。すなわち、ステップの終了時点
のΘpmaxの検出値とEXTEMPあるいはCATTEPがそれぞれΘ
pmax2とEXTEMP1あるいはCATTEMP2として記憶される(ス
テップ212,215,217)。
この結果、ステップの終了を意味するフラグ(FMEMO
2)が立つので(ステップ218)、空燃比に関しても、ス
テップの終了時点の(δ×α)をDLFBA2として記憶さ
せる(第13図(A)のステップ179,180)。
次に、ステップでは排温限界内であるかどうかを判定
し、判定結果に応じて学習値の更新を行うステップ〜
へと移る。これを実行するのが第15図と第16図で、第
15図はステップに、第16図はステップないしに相
当する。
まず、検出された排温が排温限界内にあるかどうかは、
排気温度(高回転時はEXTEMPについて、低回転時はCATT
EMPについて)と所定値(EXTEMPに対してTe、CATTEMPに
対してTc)との比較により行う(ステップ223,226,229,
232)。すなわち、EXTEMP1またはEXTEMP2とTeの比較、C
ATTEMP1またはCATTEMP2とTcに比較を行い、比較結果に
応じて4つのフラグ(FOK11,FOK12,FOK21,FOK22)を立
てる。ここに、各フラグに示した数字のうち後の数字の
1,2がそれぞれ排気温度の記憶値に付した1,2に対応し、
さらに前の数字の1,2でそれぞれ高回転時,低回転時を
意味させるものとする。なお、Te,TcはNとQaをパラメ
ータとするテーブルから読み出される。
そして、これら4つのフラグの値の相違により高回転時
と低回転時とでそれぞれ4つの場合が生じるが、記憶さ
れた2つの排気温度(初回にはステップとで、その
次からは前回と今回のステップで記憶される。)がい
ずれも排温限界内にない場合というのは有り得ないとの
過程を行うことにより各回転時に対し3つの場合が残
る。第16図は高回転時を主に示し、まず、 (i)EXTEMP1≦Te(FOK11=1)かつEXTEMP2≦Te(FOK
12=1)の場合は、双方とも排気限界内にあるので、Θ
pmax1とΘpmax2とを比較し、目標値(Θ)に近いほう
を選択する(ステップ232〜234)。
そして、選択したほうのΘpmax1またはΘpmax2に対応す
る学習値補正量に基づいて学習値の更新を行う(ステッ
プ239,240)。たとえば、点火進角値に関する学習値(L
ADV)と空燃比に関する学習値(LFBA)とが対応する学
習値補正量(DLADVとDLFBA)を用いて、 LADV=LADV′+DLADV LFBA=LFBA′×DLFBA により計算される。
これに対して、 (ii)EXTEMP1≦Te(FOK11=1)かつEXTEMP2>Te(FOK
12=0)の場合は、Θpmax2を採用することができない
ので、Θpmax1のほうを選択し(ステップ232,233,23
5)、また (iii)EXTEMP1>Te(FOK11=0)の場合も、同様にし
てΘpmax2のほうを選択する(ステップ232,236)。
最後に、FMEMO1とFMEMO2をともに0にした後、選択した
ほうの各学習値補正量を改めてDLADV1とDLFBA1としてス
トアしておく(ステップ241,242)。
ただし、初回のステップとで記憶された値の比較に
おいては、Θpmax1とΘpmax2がほぼ等しく、ステップ
のほうの値(Θpmax1)が選択される可能性があるの
で、この場合にはさらにEXTEMP1とEXTEMP2の比較を行
い、温度の高いほうを選択させる(ステップ237,23
8)。なお、低回転時に対するステップ238ではCATTEMP1
とCATTEMP2の比較を行わせる。
次に、この例の作用を第3図の例で説明すると、M点よ
りノック余裕代分だけ遅角させた点をV点として、初回
はV点とQ点とが比較される。この比較においては双方
とも最大トルクが得られるという点に関しては同じであ
るため、第16図のステップ234においてV点が選択され
ることも有り得るが、強くステップ238における排気温
度の比較にて排気温度の高いほう、すなわちQ点のほう
が採用される(ステップ,,)。
そして、Q点からはノック−MBT制御を行いつつ空燃比
をリーン化する制御が行なわれた後、当該制御の終了す
るR点からノック余裕代分だけ遅角させたU点とQ点と
が比較される(ステップ,,)。ここに、第3図
においてはQ点のほうがMBTに近いので、Q点が選択さ
れる。したがって、第3図の例においてはQ点が最適制
御点となり、Q点の空燃比と点火時期とを用いて制御を
行うことで、ノッキング限界内で最大トルクが得られか
つ燃費を最低とすることができる。言い替えると、ノッ
ク−MBT制御を行う高負荷域であっても定常時にはでき
るだけ空燃比をリーン化することにより燃費をも向上す
ることができるのである。これに対して、ノック−MBT
制御と空燃比のリーン化を同時に行うものは従来例に見
当たらない。
しかも、学習機能を付与しているので、圧縮比,空気量
センサの検出精度,燃焼室の冷却効率のばらつき等に影
響されることがなく、制御精度を高く保持することがで
きる。
ただし、第3図に示す各特性の相対関係は、ある高負荷
定常時の場合に成立するであり、最適制御点Qを探し当
てた後に機関負荷が多少ずれることによりMBTラインが
Q点よりもU点に近くなることが有り得る。制御条件制
定ルーチンを示す第10図のステップ121においてQa≧Qa0
を満たす高負荷時でかつΔQa≦ΔQa0を満たす定常時に
おいても、その範囲内でQaが変化するからである。
これに対して、この例によれば運転変化によりトルク最
大点から外れると、運転変化後の状態に対して改めて最
適制御点が模索され、この場合であれば、U点が探し当
てられる(ステップ,,)。すなわち、制御は最
適制御点を不動とすることなく、トルク最大点を外れた
時点で最適制御点を模索するようにループ構成されてい
るので、ΔQa0を越えない運転変化の相違に応じても十
分対処することができるのである。
しかも、最適制御点をノッキング対し余裕をもって遅角
させていることも好ましい結果を与える。ノッキング
は、ノックレベルを越えたからといって必ず発生するも
のでなく、統計的な確率でもって把持されるものだから
である。
さらに、実際の排気温度を検出し、検出された温度が排
温限界内に収まるようにしているので(ステップ,
,、,,)、予め定めた一定値で制限する場
合に比べて、より運転状態に即することとなり、高負荷
時に問題となる熱負荷対策の点よりする制御精度が良好
となる。
この実施例では、第16図のステップ234にてΘpmax1とΘ
pmax2の比較により目標値に近いほうを選択させるよう
にしているが、ΔΘpmaxとΔΘpmaxのそれぞれの絶対値
を比較してそのうち小さいほうを選択させるようにして
も構わない。
次に、他の実施例はΘpmaxの変わりに図示平均有効圧
(Pi)を用いるものである。Piは、たとえば第18図にお
いてTDCをはさんで所定クランク角範囲(TDCを中心とし
て−50゜から+50゜まで)にわたって筒内圧Pをサンプ
リングし、サンプリングしたデータよりPiが求められ
る。
そして、Piを採用することに伴う変更点は、第4図のス
テップ,でΘpmaxをPiとすること、第12図(B)の
ステップ162及び第14図(B)のステップ212でΘpmaxを
Piとすること、かつ第16図のステップ234でPi1とPi2と
を比較して大きいほうを選択させることである。
この例でも、第1実施例と同様の作用効果を奏するもの
である。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明は、ノッキング強度に応
じた信号とその目標値との偏差またはMBT相関量の検出
値とその目標値との偏差から得られる点火時期のフィー
ドバック量と点火時期に関する学習値に基づいてノック
−MBT制御を行うとともに、実空燃比の検出値とその目
標値との偏差から得られる空燃比のフィードバック量と
実空燃比に関する学習値に基づいて空燃比制御を行う内
燃機関において、内燃機関が高負荷定常条件であるとき
に空燃比をリーン側に変化させながらノック−MBT制御
を行って、このリーン側への空燃比変化前後のMBT相関
量の検出値及び空燃比値をそれぞれ記憶させておく一方
で、記憶された空燃比変化前後の各MBT相関量の検出値
の比較によりその目標値との偏差を最小とするほうを選
択し、選択したほうのMBT相関量の検出値に対応する点
火時期のフィードバック量及び空燃比値に基づいて点火
時期及び空燃比に関する学習値を更新するものとし、か
つ前期学習値更新のための処理を排気温度が所定値以下
であることを条件として行うものとしたので、少々の運
転変化があっても最大トルクが得られかつ燃費が最低と
なる最適制御点が模索され、これにより、高負荷定常時
において、排気管や触媒を保護しつつ、少ない燃料で最
大のトルクが得られるように自動的な運転が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の一実施例の
制御系のブロック図、第3図はこの実施例の制御の考え
かたを示すための空燃比と点火時期に対する特性図、第
4図はこの実施例の制御全体を示す流れ図、第5図ない
し第7図、第10図ないし第16図(ただし、第5図,第12
図ないし第14図はそれぞれ(A)と(B)からなり、第
6図は(A)ないし(C)からなる。)は第4図に示す
ステップの具体的制御を示す流れ図、第8図と第9図は
Θpmaxの検出を説明するための筒内圧波形図である。 第17図はこの発明の他の実施例の流れ図、第18図はPiの
演算を説明するための筒内圧波形図である。 1……ノッキングセンサ、2……信号変換手段、3……
MBT相関量検出手段、4……ノック−MBT制御手段、5…
…実空燃比検出手段、6……空燃比制御手段、7……運
転条件検出手段、8……排気温度検出手段、9……制御
条件判定手段、10……空燃比リーン化指示手段、11……
記憶手段、12……選択手段、13……学習値更新手段、21
……機械本体、23A,23B……筒内圧センサ、24A,24B……
チャージアンプ、25A,25B……ノッキング検出回路、29
……クランク角センサ、31……空気量センサ、32……空
燃比センサ、33,34……排気温度センサ、35……コント
ロールユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノッキングを検出するセンサと、このノッ
    キングセンサの検出信号をノッキング強度に応じた信号
    に変換する手段と、MBT相関量を検出する手段と、前記
    ノッキング強度に応じた信号とその目標値との偏差と、
    前記MBT相関量の検出値とその目標値との偏差との各々
    から得られる点火時期のフィードバック量と点火時期に
    関する学習値に基づいて、ノッキング強度が所定値を超
    えない範囲内で点火時期をMBTに近づけるノック−MBT制
    御を行う手段と、実空燃比を検出する手段と、この検出
    値とその目標値との偏差から得られる空燃比のフィード
    バック量と空燃比に関する学習値に基づいて空燃比制御
    を行う手段とを備える内燃機関の制御装置において、高
    負荷定常条件及び排気温度条件を判定する手段と、高負
    荷定常条件であることが判定されたときに空燃比をリー
    ン側に変化させながら前記ノック−MBT制御を行うこと
    を指示する手段と、前記リーン側への空燃比変化前後の
    MBT相関量の検出値及び空燃比値をそれぞれ記憶する手
    段と、前記記憶された空燃比変化前後の各MBT相関量の
    検出値の比較によりその目標値との偏差を最小とするほ
    うを選択する手段と、この選択したほうのMBT相関量の
    検出値に対応する点火時期のフィードバック量及び空燃
    比値に基づいてそれぞれ点火時期及び空燃比に関する学
    習値の更新を行う手段とを設け、かつ前記学習値の更新
    のための処理は排気温度が所定値以下であることを条件
    として行うようにしたことを特徴とする内燃機関の制御
    装置。
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