JPH07306943A - 画像信号符号化方法 - Google Patents

画像信号符号化方法

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JPH07306943A
JPH07306943A JP12191194A JP12191194A JPH07306943A JP H07306943 A JPH07306943 A JP H07306943A JP 12191194 A JP12191194 A JP 12191194A JP 12191194 A JP12191194 A JP 12191194A JP H07306943 A JPH07306943 A JP H07306943A
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feature point
chain
code
image signal
circuit
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JP12191194A
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Inventor
Atsushi Murayama
淳 村山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、画像信号の特徴点を検出し、連続す
る特徴点の情報をチエーン符号化する画像信号符号化方
法において、画質を劣化させずに、情報量を低減する。 【構成】前々特徴点から前特徴点への方向に対する前特
徴点から現特徴点への方向の方向変化成分を検出し、当
該方向変化成分をエントロピ符号化するようにしたこと
により、前々特徴点から前特徴点への方向と、前特徴点
から現特徴点への方向との確率的な相関を利用した符号
化を行うことができ、この結果各特徴点の位置を表わす
方向符号の量を低減し得、この分情報量を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図14〜図19) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図4、図6〜図1
1、図13、図14及び図16) 作用(図1〜図4、図6〜図11、図13、図14及び
図16) 実施例 (1)第1実施例(図1〜図5及び図14〜図16) (2)第2実施例(図6〜図9、図14及び図16) (3)第3実施例(図10〜図13及び図14〜図1
6) (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号符号化方法に関
し、特に画像の特徴点を検出して画像信号を高能率符号
化する場合に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、画像信号を高能率符号化する方法
として、入力画像をDCT(DiscreteCosine Transform
)によつて直交変換し、各周波数帯域ごとに、人間の
視覚特性に従つた適応量子化を行う方法や、ウエーブレ
ツト基底により画像をサブバンド分割し、各バンドごと
に重みづけして符号化する方法が用いられている。これ
らの方法によれば、視覚的にも歪みが目立ちにくく、高
圧縮率を得ることができる。しかし、さらに圧縮率をあ
げていくとブロツク歪みをはじめ、視覚上好ましくない
影響が顕著になる欠点がある。そこで、高圧縮率下でも
視覚上好ましくない歪みを出さない符号化方式として、
画像の構造の特徴的な点を抽出し、効率的に符号化す
る、画像の特徴点検出による構造抽出符号化方式が用い
られる。
【0004】例えば図14に示すように、画像の特徴点
を検出して画像信号を符号化する構造抽出符号化装置1
は、入力画像信号S1を平滑フイルタ又はウエーブレツ
トなどの帯域分割フイルタでなるフイルタ2を通過させ
ることによりフイルタ係数S2を生成し、これを量子化
器3及び2次元特徴点検出回路4に送出する。量子化器
3はフイルタ係数S2を量子化することにより量子化係
数S3を生成し、これをセレクト多重化回路5に送出す
る。2次元特徴点検出回路4はフイルタ係数S2から特
徴点を検出し、この結果現在の信号を特徴点として検知
した場合はフラグ1を、そうでない場合はフラグ0をセ
レクト信号S4としてセレクト多重化回路5に送出す
る。
【0005】セレクト多重化回路5は、セレクト信号S
4が1の時の特徴点についての量子化係数S3と、特徴
点の座標をチエーンコーデイングしたものとを多重化し
て特徴点信号S5として可変長符号化回路6に送出す
る。可変長符号化回路6は特徴点信号S5に対してエン
トロピ符号化を施し、この結果得られた可変長符号化特
徴点信号S7をバツフアメモリ7に送出する。バツフア
メモリ7は可変長符号化特徴点信号S6の情報量を平滑
化し、これを出力信号S7として出力する。
【0006】ここでセレクト多重化回路5は、図15に
示すように構成されている。すなわちセレクト多重化回
路5はセレクト信号S4をフレームバツフア8に、量子
化係数S3をフレームバツフア9に、それぞれ一旦蓄積
する。チエーンコーデイング回路10は、フレームバツ
フア8の内容を参照して、1画面中の連続する特徴点を
チエーンとして全て抽出し、それぞれのチエーンについ
て、各チエーンの開始点ではチエーンの開始座標及びチ
エーン中の特徴点数を、開始点以降の特徴点では、座標
を表すために前特徴点から現特徴点への方向を図16に
示すようなコードに従つて出力する。
【0007】チエーンコード出力信号S8は、アドレス
指定信号S9によつてフレームバツフア9から取り出さ
れた対応する特徴点量子化係数S10と多重化回路11
によつて多重化され、特徴点信号S5として出力され
る。すなわち多重化回路11は、図17(A)及び
(B)に示すように、チエーンの開始座標、チエーンの
特徴点数及びチエーン開始点以降の特徴点の方向を示す
チエーンコード出力信号S8を入力すると共に、各特徴
点についての特徴点量子化係数S10を入力し、これら
を多重化することにより、図17(C)に示すような特
徴点信号S5を出力する。
【0008】この構造抽出符号化装置1により符号化さ
れた画像データは、図18に示すような構造抽出復号化
装置12によつて復号化される。すなわち構造抽出復号
化装置12は、構造抽出符号化装置1から出力された画
像データS7の情報量をバツフア13によつて平滑化し
た後、続く可変長復号化回路14によつて可変長復号化
することにより特徴点信号S11を得、これを分流出力
回路15に送出する。
【0009】分流出力回路15は、特徴点信号S11を
位置情報と量子化係数情報とに分けた後、ラインスキヤ
ン順に量子化係数S12として続く逆量子化器16に送
出する。逆量子化器16は量子化係数S12を逆量子化
することにより復元係数S13を生成し、これを逆変換
回路17に送出する。逆変換回路17は復元係数S13
をそのまま、又は逆ウエーブレツト変換などの変換を施
した後、これを出力信号S14として例えばテレビジヨ
ンモニタ等に出力する。
【0010】ここで従来の分流出力回路15は、図19
に示すように構成されている。すなわち分流出力回路1
5は、特徴点信号S11を分流回路18によつて分流す
ることにより、チエーン符号化された位置情報S15及
び量子化係数S16を得、これらをそれぞれチエーン復
号化回路19及びフレームバツフア20に送出する。チ
エーン復号化回路19はチエーン符号化された位置情報
S15を、チエーンの開始点ではコード化されている座
標を、それ以降の特徴点では図16のようなコードに従
つて現在の特徴点の前特徴点からの方向を復号する。チ
エーン復号化回路19はこの方向に基づいて各特徴点の
座標を順次計算し、当該計算結果に基づいてフレームバ
ツフア20に特徴点のアドレス指定信号S17を送出す
る。フレームバツフア20はアドレス指定信号S17で
指定されたアドレスに量子化係数S16をストアし、1
画面中の処理が終了した後ラインスキヤン順にこの量子
化係数S16を分流出力回路出力S12として出力す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の特徴点符号化方式においては、特徴点の位置を表す
方向を、前特徴点から現特徴点への方向のみに従つてそ
れぞれ独立に符号化するようになされている。この結果
前々特徴点から前特徴点への方向と、前特徴点から現特
徴点への方向に確率的な相関がある場合には方向符号が
冗長になり、符号量が増える欠点がある。
【0012】また特徴点の方向符号の特定パターンの中
には、別の短い方向パターンで置き換えても、特徴点か
ら画像信号を復号したときに視覚的に違いのないものが
ある。しかしながら、従来の特徴点符号化方式において
は、特徴点の位置を表す方向符号を、すべての方向符号
について均等に符号化している。この結果方向符号が冗
長になり、この分符号量が増える欠点がある。
【0013】さらに従来の特徴点符号化方式において
は、特徴点の量子化係数を特徴点ごとに符号化しなけれ
ばならず、特徴点の量子化係数が連続して同じ値をとる
場合にも同じ係数情報を特徴点ごとに何度も送ることに
なるため、特徴点の符号としては冗長な成分が多くな
り、この結果符号量が増える欠点がある。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、画像信号の特徴点を検出し、連続する特徴点の情報
をチエーン符号化する場合に、画質を劣化させずに、符
号量を低減し得る画像信号符号化方法を提案しようとす
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力画像信号S1より特徴点を検
出し、現特徴点の位置を前特徴点から現特徴点への方向
C0〜C7を用いて表すと共に、連続する特徴点の情報
をチエーン符号化する画像信号符号化方法において、前
々特徴点から前特徴点への方向C0〜C6又はC7に対
する前特徴点から現特徴点への方向C0〜C6又はC7
の方向変化成分D0〜D6を検出し、当該方向変化成分
D0〜D6をエントロピ符号化するようにする。
【0016】また本発明においては、入力画像信号S1
より特徴点を検出し、現特徴点の位置を前特徴点から現
特徴点への方向C0〜C7を用いて表すと共に、連続す
る特徴点の情報をチエーン符号化する画像信号符号化方
法において、連続する複数の方向C0〜C7でなるパタ
ーンから特定のパターンを検知し、当該パターンを、よ
り少ない方向数C0〜C7でなるパターンに置き換える
ようにする。
【0017】また本発明においては、特定のパターン
は、互いに連続する方向C0〜C7が鋭く変化するパタ
ーンであるようにする。
【0018】また本発明においては、入力画像信号S1
より特徴点を検出すると共に特徴点における振幅値を符
号化された位置情報に多重化して、連続する特徴点の情
報をチエーン符号化する画像信号符号化方法において、
現特徴点の振幅値が前特徴点の振幅値に対して変化して
いない場合は、現特徴点の振幅値を符号化せずに位置情
報のみを符号化し、現特徴点の振幅値が前特徴点の振幅
値に対して変化している場合、位置情報と現特徴点の振
幅値とを多重化して符号化するようにする。
【0019】さらに本発明においては、現特徴点の振幅
値が前特徴点の振幅値に対して変化している場合、位置
情報と現特徴点の振幅値に加えて、現特徴点から前特徴
点への方向成分C0〜C7を多重化して符号化するよう
にする。
【0020】
【作用】前々特徴点から前特徴点への方向C0〜C6又
はC7に対する前特徴点から現特徴点への方向C0〜C
6又はC7の方向変化成分D0〜D6を検出し、当該方
向変化成分D0〜D6をエントロピ符号化するようにし
たことにより、方向変化成分D0〜D6には入力画像信
号S1に応じて確率的な偏りが生じる。この結果前々特
徴点から前特徴点への方向C0〜C6又はC7と、前特
徴点から現特徴点への方向C0〜C6又はC7との確率
的な相関を利用した符号化が行えるため、各特徴点の位
置を表わす方向の符号化に要するビツト量が減少し、こ
れにより情報量を低減できる。
【0021】また連続する複数の方向C0〜C7でなる
パターンから特定のパターンを検知し、当該パターン
を、より少ない方向数C0〜C7でなるパターンに置き
換えるようにしたことにより、復元画の画質を変えるこ
となく、特徴点の位置を表す方向符号の符号量を減らす
ことができ、この結果情報量を低減できる。
【0022】さらに現特徴点の振幅値が前特徴点の振幅
値に対して変化していない場合は、現特徴点の振幅値を
符号化せずに位置情報のみを符号化し、現特徴点の振幅
値が前特徴点の振幅値に対して変化している場合、位置
情報と現特徴点の振幅値とを多重化して符号化するよう
にしたことにより、特徴点の振幅値が変化しない場合に
は特徴点の振幅値を符号化する必要がなくなるため、特
徴点の符号化効率を上げることができ、この結果情報量
を低減できる。
【0023】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0024】(1)第1実施例 図1において、30は全体としてセレクト多重化回路を
示し、図14のセレクト多重化回路5に対応する。セレ
クト多重化回路30は、2次元特徴点検出回路4(図1
4)から入力されるセレクト信号S4をフレームバツフ
ア31に、量子化器3(図14)から入力される量子化
係数S3をフレームバツフア32に、それぞれ一旦蓄積
する。チエーンコーデイング回路33は、フレームバツ
フア31の内容を参照して、1画面中の連続する特徴点
をチエーンとして全て抽出し、それぞれのチエーンにつ
いて、各チエーンの開始点ではチエーンの開始座標及び
チエーン中の特徴点数を、開始点の1つ後の特徴点で
は、座標を表すために前特徴点から現特徴点への方向を
図16に示すようなコードに従つて出力する。
【0025】またチエーンコーデイング回路33は、そ
れ以降の特徴点については、前特徴点から現特徴点への
方向を遅延素子34を介してフイードバツクすることに
より、前々特徴点から前特徴点への方向S20と前特徴
点から現特徴点への方向を比較し、前特徴点から現特徴
点への方向の変化成分を図2及び図3のようなコードに
従つて出力する。すなわちチエーンコーデイング回路3
3は、前特徴点から現特徴点への方向が前々特徴点から
前特徴点への方向と変わらなかつた場合には方向変化成
分コードD0を、右方向(時計方向)に45〔°〕変化し
た場合にはD1を、……チエーンコード出力S21とし
て出力する。
【0026】チエーンコード出力S21は、アドレス指
定信号S22によつてフレームバツフア32から取り出
された対応する特徴点量子化係数S23と多重化回路3
5によつて多重化され、特徴点信号S24として出力さ
れる。ここで方向変化成分コードD0〜D6をハフマン
符号によつて符号語に割り当てた例を図4に示す。実施
例の場合、図4に示すように、方向の変化が無いことを
表わす方向変化成分コードD0にはビツト数の最も小さ
い符号語を割り当て、方向の変化が大きくなるに従つて
ビツト長が次第に大きくなるような符号語を割り当て
る。
【0027】一般的に画像信号においては、特徴点の方
向の変化が小さい確率は特徴点の方向の変化が大きい確
率に比して高い傾向がある。例えば一般的な画像の場
合、特徴点がほとんど真つ直ぐに繋がつている確率が高
いのに対して、その方向が頻繁に変化する確率は低くな
る。これを考慮して、この実施例の場合、続く可変長符
号化回路6(図14)で例えばD0やD1、D4のよう
に発生確率の高い方向変化成分コードにはビツト数の小
さい符号語を割り当てると共にD3やD6のように発生
確率の低い方向変化コードにはビツト数の大きい符号語
を割り当てる所謂エントロピ符号化を施すことにより、
情報量を低減し得るようになされている。
【0028】ここでセレクト多重化回路30を有する構
造抽出符号化装置によつてチエーン符号化された画像デ
ータは、図5に示すような分流出力回路40を有する構
造抽出復号化装置によつて復号化することができる。こ
こで分流出力回路40は、図18の分流出力回路15に
対応する。分流出力回路40は特徴点信号S24を分流
回路41によつて分流することにより、チエーン符号化
された位置情報S31及び量子化係数S32を得、これ
らをそれぞれチエーン復号化回路42及びフレームバツ
フア43に送出する。
【0029】チエーン復号化回路42はチエーン符号化
された位置情報S31を復号する。すなわちチエーンの
開始点ではコード化されている座標を、開始点の1つあ
との特徴点では図16のコードに従つて開始点からの方
向を復号する。またそれ以降の特徴点については、位置
情報S31として与えられる方向変化成分コードD0〜
D6から、図2及び図3に従つて方向コードC0〜C7
を順次求めると共に、求めた方向コードC0〜C7に基
づいて各特徴点の座標を順次計算し、当該計算結果をフ
レームバツフア43に特徴点のアドレス指定信号S33
として送出する。
【0030】実際上、チエーン復号化回路42は、復号
した方向信号S34を一旦遅延素子44を介してフード
バツクすることにより、時間的に前の特徴点から後の特
徴点へと順に順次方向信号C0〜C7を求めるようにな
されている。すなわちチエーン復号化回路42はチエー
ンの開始点では方向信号S34として0を、開始点から
1つ後の特徴点では方向信号S34として図16に示す
ような開始点から現特徴点への方向コードC0〜C6又
はC7を出力する。さらにそれ以降の特徴点では、位置
情報S31より、図2及び図3のコードに従つて前々特
徴点から前特徴点への方向C0〜C6又はC7と前特徴
点から現特徴点への方向C0〜C6又はC7の変化成分
D0〜D5又はD6を復号し、その信号D0〜D5又は
D6と、前々特徴点から前特徴点への方向信号S35と
に基づいて、図16に示すような、前特徴点から現特徴
点への方向信号C0〜C6又はC7を復号する。続いて
チエーン復号化回路42は、復号した方向C0〜C6又
はC7に基づいて現在の座標を計算し、当該計算結果を
フレームバツフア43に特徴点のアドレス指定信号S3
3として出力する。フレームバツフア43は、アドレス
指定信号S33で指定されたアドレスに量子化係数値S
32をストアし、1画面中の処理が終了した後、ライン
スキヤン順に量子化係数値S32を分流出力回路出力S
35として出力する。
【0031】以上の構成において、セレクト多重化回路
30のチエーンコーデイング回路33は2次元特徴点検
出回路4(図14)から入力されるセレクト信号S4に
基づいて、前特徴点からの現特徴点への方向C0〜C7
を表わすチエーンコード出力信号S21を生成し、これ
を多重化回路35に出力する。このときチエーンコーデ
イング回路33は、前々特徴点から前特徴点への方向C
0〜C7と前特徴点から現特徴点への方向C0〜C7を
比較することにより、これら方向の変化の度合いに応じ
た方向変化成分コードD0〜D6又はD7を生成し、当
該方向変化成分コードD0〜D6又はD7をチエーンコ
ード出力S21として出力する。
【0032】ここで方向変化成分コードD0〜D6又は
D7は、画像の種類に応じて確率的な偏りが生じる。こ
の結果続く可変長符号化回路6(図14)によつて、発
生確率の高い方向変化成分コードD0〜D6又はD7に
小さいビツト数の符号を割り当てると共に発生確率の低
い方向変化成分コードD0〜D6又はD7に大きいビツ
ト数の符号を割り当てる所謂エントロピ符号化を施すこ
とにより、発生確率の等しい方向成分に等しいビツト数
の符号を割り当てる場合に比して、全体としての情報量
を削減することができる。
【0033】以上の構成によれば、前々特徴点から前特
徴点への方向C0〜C6又はC7と前特徴点から現特徴
点への方向C0〜C6又はC7を比較することにより、
これら方向の変化の度合いに応じた方向変化成分コード
D0〜D6又はD7を生成し、当該方向変化成分コード
D0〜D6又はD7に対してエントロピ符号化を施すよ
うにしたことにより、画像信号をチエーンコーデイング
して伝送する際の方向符号の符号化に要するビツト数を
低減することができる。
【0034】(2)第2実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図6におい
て、50は全体として第2実施例のセレクト多重化回路
を示し、前特徴点から現特徴点への方向C0〜C7に特
定の連続するパターンがある場合に、当該パターンを別
のパターンに置き換えることにより方向符号のビツト数
を低減するようになされている。この実施例の場合、セ
レクト多重化回路50は、図7に示すように、前々特徴
点P0から前特徴点P1までの方向H1と、前特徴点P
1から現特徴点P2までの方向H2が鋭く変化している
場合には、方向H1、H2を前々特徴点P0から現特徴
点P2までの方向H3に置き換えるようになされてい
る。すなわち図7のように方向符号が中間の特徴点P1
の前後で鋭く変化している場合には、特徴点P1を削除
しても、視覚的に違いのない復元画を得ることができる
ため、特徴点P1を無視した方向H3のみを符号化対象
とすることにより方向符号のビツト数を低減する。
【0035】実際上、セレクト多重化回路50は、プリ
チエーンコーデイング回路51によつて、従来のチエー
ンコーデイング回路10(図15)と同様に、フレーム
バツフア31の内容を参照して、1画面中の連続する特
徴点をチエーンとしてすべて抽出し、それぞれのチエー
ンについて、各チエーンの開始点ではチエーンの開始座
標及びチエーン中の特徴点数を、開始点以降の特徴点で
は、座標を表すために前特徴点から現特徴点への方向を
図16のようなコードに従つて出力する。
【0036】パターン検知及び置換回路52は、プリチ
エーンコード符号S40のすべての方向符号について、
特定のパターンを検知(実施例の場合、方向が鋭く変化
するパターン)すると共にこのパターンを別のパターン
に置き換え、チエーンの開始位置で付すチエーン中の特
徴点数を置換で短くなつた新しい特徴点数に置き換えた
後、チエーンコード出力S41として出力する。
【0037】またパターン検知及び置換回路52は、方
向符号のパターン置換によつて方向符号中に挿入された
ダミーデータの位置を示すために、ダミーデータの位置
で立上り、その他の位置では立下るダミー指示信号S4
2を多重化回路53に送出する。多重化回路53はダミ
ー指示信号S42が立ち下がつているときにのみ、チエ
ーンコード出力S41と、アドレス指定信号S43によ
つてフレームバツフア32から取り出された対応する特
徴点量子化係数S44とを多重化し、これを特徴点信号
S45として出力する。
【0038】以上の構成において、セレクト多重化回路
50のパターン検知及び置換回路52は、図8(A)に
示すようなプリチエーンコード出力信号S40が入力さ
れると、当該プリチエーンコード出力信号S40の方向
符号の中で鋭く変化しているパターンを検知すると共に
このパターンをより情報量の少ない短いパターンに置き
換える。
【0039】例えば図8(A)において、方向1に対し
て方向2が鋭く変化しているとすると、図8(B)に示
すように、ダミーデータの後ろに新しい方向を付けて出
力する。またこのとき方向1と方向2の2つの方向に変
えて新しい1つの方向を出力することになるため、新し
い特徴点数としてプリチエーンコード出力信号S40の
特徴点数に対してパターンを置き換えた分だけ小さい特
徴点数を付けて、チエーンコード出力信号S41として
出力する。ここでパターン検知及び置換回路50が検知
し、置き換えるパターンの例を図9に示す。この結果符
号化対象となる方向符号の数を少なくできることによ
り、方向符号のビツト数を低減できる。
【0040】以上の構成によれば、連続する方向符号C
0〜C7間で鋭く変化するようなパターンがあつた場合
に、このパターンをより少ない方向符号数でなるパター
ンに置き換えるようにしたことにより、符号化対象とな
る方向符号の数を低減し得、この分符号量を低減でき
る。
【0041】(3)第3実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図10におい
て、60は全体として第3実施例のセレクト多重化回路
を示し、現特徴点の量子化係数S3が前特徴点の量子化
係数S3と等しい場合、現特徴点の量子化係数を符号化
対象から外すことにより全体としての符号量を低減し得
るようになされている。実際上、セレクト多重化回路6
0は、チエーンコーデイング回路61によつて1画面中
の連続する特徴点をチエーンとしてすべて抽出し、それ
ぞれのチエーンについて、各チエーンの開始点ではチエ
ーンの開始座標とチエーン中の特徴点数を、開始点以降
では座標を表すために前特徴点からの方向を図16のよ
うなコードに従つて生成し、これをチエーンコード出力
信号S21として多重化回路62に送出する。
【0042】これに加えてチエーンコーデイング回路6
1は、遅延素子63を介して1サンプル前のチエーンコ
ード出力信号S50を変化検出符号化回路64に送出す
る。また変化検出符号化回路64は、アドレス指定信号
S22に基づいてフレームバツフア32から取り出され
た特徴点量子化係数S23を直接入力すると共に遅延素
子65を介して1サンプル前の前特徴点量子化係数S5
1を入力する。変化検出符号化回路64は、チエーンの
開始点では、多重化セレクト信号S52としてフラグ1
を多重化回路62に送出すると共に、多重化特徴点量子
化係数S53として特徴点量子化係数S23を多重化量
子化回路62に送出する。
【0043】これに対して、開始点以降では、アドレス
指定信号S22によつて取り出された特徴点量子化係数
S23と、1サンプル前の特徴点量子化係数S51とを
比較し、両者の値が異なる場合は、多重化セレクト信号
S52としてフラグ1を出力すると共に、多重化特徴点
量子化係数S53としてはチエーンコード出力信号S5
0に基づいて1サンプル前の方向コードから前特徴点へ
逆戻りする禁止方向コードを計算し、当該禁止方向コー
ドを特徴点量子化係数S23と多重化して出力する。こ
こで禁止方向コードとは、図11に示すように、前特徴
点の方向コードに対して現特徴点の方向コードが逆方向
を表わすようなものであり、実際上このような場合には
前特徴点の位置と現特徴点の位置が同一となるためチエ
ーンコーデイングの方向符号としては用いないことにな
つている。
【0044】また変化検出符号化回路64は、特徴点量
子化係数S23と1サンプル前の特徴点量子化係数S5
1の値が同じであつた場合は、多重化セレクト信号S5
2としてフラグ0を、多重化特徴点量子化係数S53と
して0を出力する。多重化回路15は多重化セレクト信
号S52が0のときはチエーンコード出力信号S21の
みを、多重化セレクト信号S52が1のときは、チエー
ンコード出力信号S21と多重化特徴点量子化係数S5
3とを多重化して、特徴点信号S54として出力する。
【0045】ここでセレクト多重化回路60を有する構
造抽出符号化装置によつてチエーン符号化された画像デ
ータは、図12に示すような分流出力回路70を有する
構造抽出復号化装置によつて復号化することができる。
ここで分流出力回路70は、図18の分流出力回路15
に対応する。分流出力回路70はチエーン復号化及び分
流回路71に特徴点信号S54を入力する。チエーン復
号化及び分流回路71は特徴点信号S54に含まれる方
向コードC0〜C7に基づいて各特徴点の座標を順次計
算し、当該計算結果をフレームバツフア72に特徴点の
アドレス指定信号S55として送出する。
【0046】このときチエーン復号化及び分流回路71
は、前特徴点の座標に逆戻りするような禁止方向コード
が検知されない場合には、フレームバツフア72にその
ままの座標をアドレス指定信号S55として出力する。
これに対して禁止方向コードを検知した場合には、フレ
ームバツフア72に現特徴点のアドレス指定信号S55
として前特徴点の座標を繰り返して出力する。またチエ
ーン復号化及び分流回路71はチエーンの開始点や、前
特徴点の座標に逆戻りするような禁止方向コードを検知
した場合には、位置情報の後につながる量子化係数の情
報を分離し、当該量子化係数を分離量子化係数信号S5
6として係数出力回路73に送出すると共に、係数変化
信号S57としてフラグ1を送出する。またそれ以外の
場合には、分離量子化係数信号S56として0を、係数
変化信号S57としてフラグ0を係数出力回路73に送
出する。
【0047】係数出力回路73は係数変化信号S57が
0のときは、前特徴点の量子化係数を、係数変化信号S
57が1のときは、分離量子化係数信号S56を現特徴
点の量子化係数S58として出力する。量子化係数S5
8は、アドレス指定信号S55で指定されたフレームバ
ツフア72のアドレスにストアされ、1画面中の処理が
終了した後ラインスキヤン順に分流出力回路出力S59
として出力される。
【0048】以上の構成において、セレクト多重化回路
60は、図13(B)に示すように、前時点における特
徴点の量子化係数0と現時点における特徴点の量子化係
数1が同じ値であつた場合には、図12(C)に示すよ
うに、方向1の後ろにこれに対応する量子化係数1を付
けずに出力する。これに対して、次の方向2に対応する
量子化係数2の値が量子化係数1の値から変化した場合
には、方向2の後ろに、禁止方向コードである方向2と
逆方向の方向を付すと共に、さらにその後に量子化係数
2を付して出力する。
【0049】これにより復号化装置側では、方向符号の
みが連続して入力された場合には、これらの方向符号に
対応する量子化係数として方向符号の前に到来した量子
化係数を用いることができると共に、方向符号の後に禁
止方向コードが到来した場合には、当該方向符号に対応
する量子化係数として禁止方向コードの直後に到来する
量子化係数を用いることができる。かくしてこの実施例
のセレクト多重化回路60を用いた構造抽出符号化装置
においては、特徴点の量子化係数として連続した値が現
れる場合、1つの量子化係数のみを符号すればすむこと
により、この分符号量を低減することができる。
【0050】以上の構成によれば、前特徴点の量子化係
数と現特徴点の量子化係数が同じ値の場合には、現特徴
点の量子化係数を符号化しないようにしたことにより、
符号量を低減することができる。
【0051】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、方向コードとして45
〔°〕毎に分割した方向コードC0〜C7を用いた場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば90
〔°〕や30〔°〕毎に分割した方向コードを適用しても
上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0052】また上述の第1実施例においては、方向の
変化の小さい方向変化成分コード(例えばD0)から順
にビツト数の小さい符号語を割り当てる場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、要は発生確率の高くな
るような方向変化成分コードから順にビツト数の小さい
符号語を割り当てるようにすればよい。
【0053】また上述の第2実施例においては、2つの
方向符号の方向が鋭く変化しているパターンを検知し、
これを1つの方向符号に置き換える場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば3つ以上の連続した
方向符号のパターンの中から当該パターンを変えても実
際上画像が視覚的に問題のない程度に維持されるパター
ンを検知し、このパターンをより方向符号の少ないパタ
ーンに置き換える場合にも適用することができる。
【0054】さらに上述の実施例においては、単に入力
画像信号から特徴点を検出し、連続する特徴点の情報を
チエーン符号化する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えばサブバンド符号化やDCT(Discre
te Cosine Transform )変換等によつて入力画像信号を
複数の帯域に分割し、これにより得られた各帯域成分の
係数から特徴点を検出して、連続する特徴点の情報をチ
エーン符号化する場合にも適用することができる。
【0055】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力画像
信号より特徴点を検出し、現特徴点の位置を前特徴点か
ら現特徴点への方向を用いて表すと共に、連続する特徴
点の情報をチエーン符号化する画像信号符号化方法にお
いて、前々特徴点から前特徴点への方向に対する前特徴
点から現特徴点への方向の方向変化成分を検出し、当該
方向変化成分をエントロピ符号化するようにしたことに
より、前々特徴点から前特徴点への方向と、前特徴点か
ら現特徴点への方向との確率的な相関を利用した符号化
を行うことができ、この結果各特徴点の位置を表わす方
向の符号化に要するビツト量が減少し、情報量を低減で
きる。
【0056】また本発明によれば、連続する複数の方向
でなるパターンから特定のパターンを検知し、当該パタ
ーンを、より少ない方向数でなるパターンに置き換える
ようにしたことにより、復元画の画質を変えることな
く、特徴点の位置を表す方向符号の符号量を減らすこと
ができ、この結果情報量を低減できる。
【0057】さらに本発明によれば、現特徴点の振幅値
が前特徴点の振幅値に対して変化していない場合は、現
特徴点の振幅値を符号化せずに位置情報のみを符号化
し、現特徴点の振幅値が前特徴点の振幅値に対して変化
している場合、位置情報と現特徴点の振幅値とを多重化
して符号化するようにしたことにより、特徴点の振幅値
が変化しない場合には特徴点の振幅値を符号化する必要
がなくなるため、特徴点の符号化効率を上げることがで
き、この結果情報量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるセレクト多重化回路
の構成を示すブロツク図である。
【図2】方向変化成分のコード割当ての説明に供する図
表である。
【図3】方向変化成分のコード割当ての説明に供する図
表である。
【図4】各方向変化成分コードに対する符号語の割当て
の説明に供する図表である。
【図5】第1実施例による分流出力回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図6】第2実施例によるセレクト多重化回路の構成を
示すブロツク図である。
【図7】方向符号のパターンの置き換えの説明に供する
略線図である。
【図8】パターン検知及び置換回路の動作の説明に供す
る略線図である。
【図9】パターン検知及び置換回路の動作の説明に供す
る略線図である。
【図10】第3実施例によるセレクト多重化回路の構成
を示すブロツク図である。
【図11】第3実施例で使用する禁止コードの例を示す
図表である。
【図12】第3実施例による分流出力回路の構成を示す
ブロツク図である。
【図13】第3実施例の動作の説明に供する略線図であ
る。
【図14】構造抽出符号化装置の構成を示すブロツク図
である。
【図15】従来のセレクト多重化回路の構成を示すブロ
ツク図である。
【図16】方向コードを示す図表である。
【図17】従来の多重化回路の動作の説明に供する略線
図である。
【図18】構造抽出復号化装置の構成を示すブロツク図
である。
【図19】従来の分流出力回路の構成を示すブロツク図
である。
【符号の説明】
5、30、50、60……セレクト多重化回路、15、
40、70……分流出力回路、S1……入力画像信号、
S3……量子化係数、S4……セレクト信号、S10、
S16、S23、S32、S44、S58……特徴点量
子化係数、S5、S11、S24、S30、S45、S
54……特徴点信号、S8、S21、S40、S41…
…チエーンコード出力、S15、S31、S55……位
置情報、S42……ダミー信号、C0〜C7……方向コ
ード、D0〜D6……方向変化成分コード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像信号より特徴点を検出し、現特徴
    点の位置を前特徴点から現特徴点への方向を用いて表す
    と共に、連続する特徴点の情報をチエーン符号化する画
    像信号符号化方法において、 前々特徴点から前特徴点への方向に対する前特徴点から
    現特徴点への方向の方向変化成分を検出し、当該方向変
    化成分をエントロピ符号化することを特徴とする画像信
    号符号化方法。
  2. 【請求項2】上記入力画像信号を複数の帯域に分割し、
    これにより得られた各帯域成分の係数から上記特徴点を
    検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    画像信号符号化方法。
  3. 【請求項3】入力画像信号より特徴点を検出し、現特徴
    点の位置を前特徴点から現特徴点への方向を用いて表す
    と共に、連続する特徴点の情報をチエーン符号化する画
    像信号符号化方法において、 連続する上記複数の方向でなるパターンから特定のパタ
    ーンを検知し、当該パターンを、より少ない上記方向数
    でなるパターンに置き換えるようにしたことを特徴とす
    る画像信号符号化方法。
  4. 【請求項4】上記特定のパターンは、互いに連続する方
    向が鋭く変化するパターンであることを特徴とする請求
    項3に記載の画像信号符号化方法。
  5. 【請求項5】上記入力画像信号を複数の帯域に分割し、
    これにより得られた各帯域成分の係数から上記特徴点を
    検出するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の
    画像信号符号化方法。
  6. 【請求項6】入力画像信号より特徴点を検出すると共に
    当該特徴点における振幅値を符号化された位置情報に多
    重化して、連続する特徴点の情報をチエーン符号化する
    画像信号符号化方法において、 現特徴点の振幅値が前特徴点の振幅値に対して変化して
    いない場合は、現特徴点の振幅値を符号化せずに上記位
    置情報のみを符号化し、 現特徴点の振幅値が前特徴点の振幅値に対して変化して
    いる場合、上記位置情報と現特徴点の振幅値とを多重化
    して符号化することを特徴とする画像信号符号化方法。
  7. 【請求項7】現特徴点の振幅値が前特徴点の振幅値に対
    して変化している場合、上記位置情報と上記現特徴点の
    振幅値に加えて、現特徴点から前特徴点への方向成分を
    多重化して符号化することを特徴とする請求項6に記載
    の画像信号符号化方法。
  8. 【請求項8】上記入力画像信号を複数の帯域に分割し、
    これにより得られた各帯域成分の係数から特徴点を検出
    することにより、上記特徴点の振幅値として当該係数値
    を用いるようにしたことを特徴とする請求項6又は請求
    項7に記載の画像信号符号化方法。
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