JPH07306815A - 流通文書所在確認システム - Google Patents

流通文書所在確認システム

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Publication number
JPH07306815A
JPH07306815A JP6120524A JP12052494A JPH07306815A JP H07306815 A JPH07306815 A JP H07306815A JP 6120524 A JP6120524 A JP 6120524A JP 12052494 A JP12052494 A JP 12052494A JP H07306815 A JPH07306815 A JP H07306815A
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JP
Japan
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JP6120524A
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English (en)
Inventor
Makoto Kogure
誠 木暮
Ryuichi Namiki
隆一 並木
Kazuhiko Nagai
一彦 永井
Miyoshi Takei
美佳 武井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスプレイ13の画面上には、仮想表示制
御部10によって、複数の場所を流通する文書の現在の
場所を確認するためのモニタを含む仮想現実空間が表示
される。文書所在識別テーブル81には、各文書の流通
状態を示すデータが格納される。画面上でモニタが指定
された場合、所在確認部9は、文書所在識別テーブル8
1から対応する文書の流通状態データを取り出し、画面
上に表示するよう、仮想表示制御部10に対して指示を
行う。 【効果】 あたかも現実のオフィスで現実の文書を扱う
ように、流通中の文書の所在を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子化された文書を、
コンピュータ上で描かれたオフィス(仮想現実感)のモ
ニタ等による流通文書所在確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の場所に文書を流通させるシステム
として、電子メールシステムが知られている。このよう
な電子メールシステムでは、予めメールの流通経路が決
定され、この流通経路に従って、文書が発信者から特定
の宛先に流通するよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電子メールシステム等の文書流通システムでは、
流通している文書が、現在、どこにあるのかといった所
在確認機能がないため、情報がどこまで伝達されたの
か、また、その文書がある流通地点で承認されているの
かといった文書状態が容易に分からないといった問題が
あった。このため、複数の地点に文書が流通するシステ
ムにおいて、流通している文書の所在を容易に確認する
ことができるシステムの実現が望まれていた。また、文
書の所在だけでなく、文書の状態も容易に確認すること
ができるシステムの実現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するために、画面上に、複数の場所を流通する文書
の現在の場所を確認するためのモニタを含む仮想現実空
間を表示する仮想表示制御部と、モニタの画面上の位置
を識別するための領域データを格納する領域データ格納
部と、任意の文書毎に、各文書の流通状態を示す文書所
在識別テーブルと、画面上でモニタが指定された場合、
文書所在識別テーブルから対応する文書の流通状態デー
タを取り出し、仮想表示制御部に表示指示を行う所在確
認部とを備えたものである。
【0005】
【作用】本発明の流通文書所在確認システムにおいて
は、画面上でモニタが指定された場合、領域データ格納
部の領域データによって、そのモニタが指定されたこと
を認識する。これにより、所在確認部は、文書所在識別
テーブルから対応する文書の流通状態データを取り出
し、その流通状態データの表示指示を仮想表示制御部に
対して行う。そして、仮想表示制御部は、画面上に文書
の所在データを表示する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 《実施例1》図1は本発明の流通文書所在確認システム
における実施例1を示す構成図である。図のシステム
は、データ記憶部1、印刷制御部2、宛先記憶部3、発
信処理部4、受信処理部5、領域データ格納部6、領域
認識部7、送受信データ記憶部8、仮想表示制御部1
0、コマンド制御部11、入出力制御部12、ディスプ
レイ13、キーボード14、マウス15からなる。
【0007】データ記憶部1は、キーボード14やマウ
ス15から入力されたデータを記憶するための記憶部で
ある。印刷制御部2は、プリンタ等によって文書の印刷
を行う機能を備えているものである。宛先記憶部3は、
データ記憶部1に記憶されるデータの宛先を定義するた
めの記憶部であり、発信処理部4は、データの発信を処
理するためのものである。また、受信処理部5は、デー
タの受信を処理するためのものである。
【0008】領域データ格納部6は、ディスプレイ13
上に表示された、後述する未決箱や既決箱およびモニタ
等の画面上の位置を識別するための領域データを格納す
るものである。領域認識部7は、画面上の任意の位置が
指定された場合、領域データ格納部6の領域データに基
づき、モニタ等、指定された領域を認識する機能を備え
ている。送受信データ記憶部8は、全ての利用者につい
て、送受信データを記憶すると共に、文書所在識別テー
ブル81を備えている。
【0009】図2は、送受信データ記憶部8に格納され
ているデータの内容説明図である。即ち、送受信データ
記憶部8には、文書所在識別テーブル81を構成する流
通状態管理テーブル81aと流通経路テーブル81b、
および送受信データ(流通中文書)82が格納されてい
る。流通状態管理テーブル81aは、各文書に対する発
信日時と宛先アドレスおよび流通経路テーブル81bへ
のポインタを示すテーブルであり、流通経路テーブル8
1bは各文書毎の流通経路、例えば、文書Aの流通経路
は、「担当a→係長b→課長c→管理課長」であるとい
ったように、その経路が示されている。図3はその文書
Aの流通経路の説明図である。
【0010】所在確認部9は、ディスプレイ13の画面
上で後述するモニタが指定された場合、文書所在識別テ
ーブル81から対応する文書の流通状態データを取り出
し、仮想表示制御部10に表示指示を行う機能を備えて
いる。即ち、後述するコマンド制御部11が有する操作
認識部で認識した操作が移動操作であり、かつ、その移
動先が既決箱であった場合は、その文書を次の移動先に
移動させ、操作指定が特定の操作であり、かつ、その操
作位置が未決箱であった場合は、未決箱に位置する文書
の一覧を表示し、操作位置が既決箱上であった場合は、
既決箱の文書一覧を表示し、また、操作位置がモニタ上
であった場合は、文書所在識別テーブル81から対応す
る文書の流通状態データを取り出し、仮想表示制御部1
0に表示指示を行う機能を備えている。
【0011】仮想表示制御部10は、ディスプレイ13
の画面上に、複数の文書格納領域や未決箱/既決箱およ
びモニタ等を含む仮想現実空間を表示するための制御部
である。図4は、このような仮想現実空間の表示例を示
す説明図である。このように表示された仮想現実空間に
おいて、「原紙、課、部、部門」は、それぞれの文書格
納領域を示している。また、未決箱は、現在の地点での
文書処理が終了していないことを示す未決状態の文書を
格納するための領域であり、既決箱は、現在の地点での
文書処理が終了していることを示す既決状態の文書を格
納するための領域である。更に、作業デスクは、文書の
編集等の文書処理を行うための領域である。また、モニ
タは文書の所在を確認するための領域、コピー機は、印
刷や複写といった出力を行うための領域である。そし
て、ゴミ箱は文書削除を行うための領域である。
【0012】このような各領域の画面上の位置は、領域
データ格納部6に領域データとして格納されており、任
意の位置が指定された場合は、この領域データによって
認識する。そして、認識した位置がドラッグ操作の移動
先であったり、あるいは、その位置での特定の操作であ
った場合、その操作に対応した動作を行う。尚、この動
作の詳細については後述する。
【0013】コマンド制御部11は、キーボード14や
マウス15からの入力を解釈し、実行する制御部であ
り、操作認識部11aを備えている。この操作認識部1
1aは、ディスプレイ13の画面上におけるドラッグ操
作、即ち、マウス15のボタン押下状態のままの移動動
作を認識すると共に、画面上の任意の位置での特定の操
作、本実施例ではマウス15のダブルクリック操作(ボ
タンを予め決められた時間内に2回押下する操作)を認
識するものである。
【0014】また、入出力制御部12は、ディスプレイ
13、キーボード14およびマウス15の入出力制御を
行う制御部である。ディスプレイ13は、CRTや液晶
ディスプレイ等からなり、この画面上に上述した仮想現
実空間を表示すると共に、未決箱や既決箱あるいはモニ
タ等に対応する位置の文書一覧や文書の内容表示を行う
ための表示部である。キーボード14およびマウス15
は、流通文書所在確認システムにおける入力操作を行う
もので、例えばマウス15によって、ある位置を指定す
るといった操作を行うものである。
【0015】次に、上記実施例1の動作について説明す
る。図5は、その文書処理動作を示すフローチャートで
ある。先ず、仮想表示制御部10によって、ディスプレ
イ13の画面上に図4に示すような仮想現実空間が表示
されており、このような状態で、マウス操作が行われた
場合、操作認識部11aは、そのマウス操作がクリック
か否かを判定する(ステップS1)。このステップS1
において、マウス操作がクリックではなく、ドラッグで
あった場合は、ステップS2に移行し、領域認識部7が
現在の領域を領域データ格納部6より取得し、更に、こ
の取得した画面上のアドレスが未決箱か既決箱かを判定
する(ステップS3)。ステップS3において、アドレ
スが未決箱であった場合は、その文書を送受信データ記
憶部8に移動する(ステップS4)。また、ステップS
3において、アドレスが既決箱であった場合、発信処理
部4は、その文書を宛先に送付する(ステップS5)。
【0016】一方、上記ステップS1において、マウス
操作がダブルクリックであった場合、領域認識部7は、
上記のステップS2と同様に、領域データ格納部6よ
り、現在の領域のアドレスを取得する(ステップS6、
S7)。そして、ステップS7において、アドレスが未
決箱であった場合は、未決箱の文書一覧を表示し(ステ
ップS8)、既決箱であった場合は既決箱の一覧を表示
する(ステップS9)。また、ステップS7において、
アドレスがモニタであった場合は、所在確認部9が、流
通中の文書の所在確認を行い(ステップS10)、その
確認結果を仮想表示制御部10が表示する(ステップS
11)。
【0017】図6は、所在確認部9による所在確認の動
作フローチャートである。この所在確認動作は、先ず、
流通状態管理テーブル81aより、1レコードのデータ
を読み込み(ステップS101)、流通経路テーブル8
1bへのポインタと宛先アドレスを取得する(ステップ
S102)。次に、流通経路テーブル81bから流通地
点を取得し、その取得結果を図示しない回答用テーブル
に格納する(ステップS103)。そして、流通状態管
理テーブル81aの全レコードの読み込みが終了したか
否かを判定し(ステップS104)、終了していない場
合は、ステップS101に戻り、これを、全レコードが
終了するまで行う。ステップS104において、全レコ
ードの読み込みが終了すると、所在確認部9は回答用テ
ーブルの内容を取得し(ステップS105)、所在確認
処理を終了する。
【0018】次に、具体的な例によって本実施例の動作
を更に説明する。今、仮想表示制御部10によって、デ
ィスプレイ13の画面上に図4に示すような仮想現実空
間が表示されており、このような状態で、文書Aを担当
aが発信し、管理課長まで流通する流通経路のパタンに
おける所在確認について説明する。図7に、その文書A
を示す。即ち、文書Aは、定型のフォーマットにあるデ
ータが記載され、かつ、文書の流通地点としての、担
当、係長といった欄に承認印が押されるようになってい
る。
【0019】文書は、図4に示されるような画面上に描
かれるオフィス(オフィス・メタファ)により、流通指
示され、文書の発信は文書を既決箱にドラッグすること
で実現され、文書の受け取りは未決箱をダブルクリック
し、未決箱内の文書一覧から文書を作業デスクにドラッ
グすることで実現される。
【0020】今、文書Aを課長cが受け取り、捺印後、
その文書Aを発信すると仮定する。図8は、このような
場合の説明図である。先ず、作業デスクの文書一覧から
文書Aを選択し、その文書Aのアイコンを既決箱にドラ
ッグすると、領域認識部7は、領域データ格納部6の領
域データに基づき現在の領域を取得し、発信処理部4が
文書Aを宛先に送付する。即ち、これらの動作は図5に
示したフローチャートのステップS1〜ステップS3、
ステップS5の処理である。このとき、文書Aは、送受
信データ記憶部8に格納され、また、流通状態管理テー
ブル81aの宛先アドレスは+1カウントアップされ
る。
【0021】また、このような動作の後、担当aが文書
Aの所在を確認すると仮定する。このような場合、担当
aは、画面上のモニタをダブルクリックする。これによ
り、領域認識部7は現在の領域を、領域データ格納部6
の領域データに基づいて取得し、その結果、所在確認部
9が所在確認動作を開始する。このような動作が、図5
のフローチャートにおけるステップS1〜ステップS6
〜ステップS10の動作である。
【0022】所在確認部9は、流通状態管理テーブル8
1aおよび流通経路テーブル81bを参照し、図6のフ
ローチャートに示すように所在確認を行う。即ち、流通
状態管理テーブル81aより、各文書のデータを読み込
み、このデータに基づき、流通経路テーブル81bの流
通地点データを取得する。そして、各文書の流通状態の
データを、仮想表示制御部10に送り、仮想表示制御部
10は、各文書の所在を表示する(図5のフローチャー
トにおけるステップS11)。図9に、その表示例を示
す。即ち、流通中の文書の所在がダイアログボックスに
表示され、各文書における現在の所在を容易に把握する
ことができる。
【0023】以上のように、実施例1では、所在確認部
9により、流通中の文書の所在を、仮想表示空間に表示
するようにしたので、あたかもオフィスで現実の文書を
扱うように流通中の文書の所在を確認することができ
る。
【0024】次に、上記実施例1に対して、更に、流通
中の文書の状態確認を行うようにした流通文書所在確認
システムを実施例2として説明する。 《実施例2》図10は、その構成図である。図のシステ
ムは、データ記憶部1、印刷制御部2、宛先記憶部3、
発信処理部4、受信処理部5、領域データ格納部6、領
域認識部7、送受信データ記憶部8、仮想表示制御部1
0、コマンド制御部11、入出力制御部12、ディスプ
レイ13、キーボード14、マウス15、状態確認部1
6からなる。ここで、データ記憶部1〜マウス15の構
成は、上記実施例1と同様であるため、ここでの説明は
省略する。
【0025】送受信データ記憶部8には、実施例1と同
様に文書所在識別テーブル81および送信データ82が
格納されていると共に、状態管理テーブル83が格納さ
れている。状態管理テーブル83は、文書管理テーブル
83a、流通管理テーブル83b、文書状態テーブル8
3cとからなる。図11は、状態管理テーブル83の構
成説明図である。文書管理テーブル83aは、各文書に
対するディレクトリと作成者IDと流通管理テーブル8
3bへのポインタとで構成されている。また、流通管理
テーブル83bは、各文書に対応して、その発信日時、
文書所在識別テーブル81へのポインタと所在アドレ
ス、文書状態テーブル83cへのポインタ、状態アドレ
スで構成されている。更に、文書状態テーブル83c
は、各文書に対応して、その文書状態のパタン、即ち、
各文書がどの流通地点で承認されるかが示されている。
【0026】状態確認部16は、任意の文書への現在の
状態の問い合わせを受けた場合、文書管理テーブル83
aにおける各文書のデータと、そのデータに対応する流
通管理テーブル83bのデータと、その流通管理テーブ
ル83bのデータに対応する文書状態テーブル83cの
データから、各文書の現在の状態を抽出して、そのデー
タを仮想表示制御部10に送出するものである。
【0027】次に、上記実施例2の動作について説明す
る。ここで、文書Aを作成者(作成者ID:11217
9)が作成する場合を例にとって説明する。図12は、
状態管理テーブル83への登録動作のフローチャートで
ある。先ず、文書、例えば定型フォーマットの文書を開
示し(ステップS1)、その文書を作成する(ステップ
S2)。そして、作成が終了すると、その文書に対して
作成者のサイン(あるいは捺印)を行って(ステップS
3)、文書を閉じる(ステップS4)。
【0028】次に、作成した文書を送信するため、その
文書を既決箱に投入(ドラッグ)すると(ステップS
5)、状態確認部16は、文書管理情報を抽出する(ス
テップS6)。この文書管理情報としては、文書名(文
書A)、文書の格納先(/ZZ/ZZ)、作成者ID
(112179)、発信日時(93.8.30)、およ
び文書所在識別テーブル81への系列情報、文書状態系
列情報(作成、課長承認、発行)が抽出され、これらの
情報が、文書管理テーブル83a、流通管理テーブル8
3b、文書状態テーブル83cに格納され、テーブル間
のポインタおよびテーブル上のアドレスが初期化される
(ステップS7)。尚、流通管理テーブル83bの状態
アドレスは、先ず“1”がセットされる。
【0029】次に、文書Aを課長承認する場合を例にと
って状態管理テーブル83の更新動作を説明する。図1
3は、その更新動作のフローチャートである。先ず、文
書を開示し(ステップS1)、その内容を確認して文書
にサイン(捺印)する(ステップS2)。そして、文書
を閉じて(ステップS3)、既決箱に投入すると(ステ
ップS4)、状態管理部16は、文書管理情報を抽出す
る(ステップS5)。この文書管理情報は、上述した登
録動作の場合と同様であるが、課長承認(サイン)の情
報を元に、流通管理テーブル83bの状態アドレスを
“1”から“2”に更新することで、文書Aの状態とし
ての課長承認が確定する(ステップS6)。
【0030】次に、作成者(ID:112179)が、
自分で発信した文書が現在どういう状態になっているか
を確認する場合を説明する。図14は、状態確認動作の
フローチャートである。先ず、図4に示したようなオフ
ィス・メタファの画面上でモニタをダブルクリックする
と(ステップS1)、状態確認部16は、問い合わせ要
求者のIDを取得する(ステップS2)。そして、状態
確認部16は、文書管理テーブル83aを参照し、1レ
コードを読み込んで(ステップS3)、その作成者ID
が問い合わせ要求者のIDと一致するか否かを判定する
(ステップS4)。このステップS4において、作成者
ID≠取得IDであった場合は、ステップS3に戻り、
作成者ID=取得IDになるまで繰り返す。
【0031】ステップS4で作成者IDと問い合わせ要
求者IDとが一致した場合は、文書管理テーブル83
a、流通管理テーブル83bおよび文書状態テーブル8
3cより、文書名と文書状態を取得し(ステップS
5)、これを、状態回答のための図示しない状態回答テ
ーブルにセットする(ステップS6)。そして、このよ
うな処理を全レコードについて実施し(ステップS
7)、このステップS7において、全レコードが終了し
たと判定した場合は、これらのデータを仮想表示制御部
10に送信し、仮想表示制御部10は、その文書名およ
び文書状態を画面表示する(ステップS8)。
【0032】図15は、このような動作によって得られ
た流通中の文書の状態一覧の説明図である。即ち、モニ
タをダブルクリックすると、自分で作成した文書の一覧
がダイアログボックスに表示され、各文書の状態を確認
することができる。
【0033】以上のように、上記実施例2によれば、実
施例1に加えて、文書の状態を管理するための状態管理
テーブル83と状態確認部16を設けたので、現実の文
書では容易に知ることができなかった流通中の文書の扱
いの確認を、あたかも現実の空間で行うように、極めて
容易に行うことができる。
【0034】尚、上記各実施例では、モニタはパーソナ
ルコンピュータの表示としたが、これ以外であってもよ
い。また、画面上の任意の位置での特定の操作をダブル
クリックとしたが、この操作に限定されるものではな
く、予め決定した操作であれば、同様の効果を奏するこ
とができる。更に、画面上の位置を指定あるいはドラッ
グするポインティングデバイスとしてマウス15を用い
たが、これ以外であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の流通文書
所在確認システムによれば、画面上に仮想現実空間を表
示し、この仮想現実空間でモニタを指定することによっ
て、任意の文書の流通状態を表示するようにしたので、
あたかもオフィスで現実の文書を扱うように流通中の文
書の所在を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流通文書所在確認システムにおける実
施例1の構成図である。
【図2】実施例1における送受信データ記憶部のデータ
内容の説明図である。
【図3】文書Aの流通経路の説明図である。
【図4】仮想現実空間の表示例の説明図である。
【図5】実施例1の文書処理のフローチャートである。
【図6】実施例1の所在確認処理のフローチャートであ
る。
【図7】文書Aの説明図である。
【図8】文書Aの発信動作の説明図である。
【図9】流通中の文書の所在一覧の説明図である。
【図10】実施例2の構成図である。
【図11】実施例2における状態管理テーブルの構成説
明図である。
【図12】実施例2における状態管理テーブルへの登録
動作フローチャートである。
【図13】実施例2における状態管理テーブルの更新動
作フローチャートである。
【図14】実施例2における状態確認動作のフローチャ
ートである。
【図15】実施例2における流通中の文書の状態一覧の
説明図である。
【符号の説明】
6 領域データ格納部 7 領域認識部 10 仮想表示制御部 11a 操作認識部 13 ディスプレイ 15 マウス 16 状態確認部 81 文書所在識別テーブル 81a 流通状態管理テーブル 81b 流通経路テーブル 83 状態管理テーブル 83a 文書管理テーブル 83b 流通管理テーブル 83c 文書状態テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 美佳 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に、複数の場所を流通する文書の
    現在の場所を確認するためのモニタを含む仮想現実空間
    を表示する仮想表示制御部と、 前記モニタの画面上の位置を識別するための領域データ
    を格納する領域データ格納部と、 任意の文書毎に、各文書の流通状態を示す文書所在識別
    テーブルと、 前記画面上で前記モニタが指定された場合、前記文書所
    在識別テーブルから対応する文書の流通状態データを取
    り出し、前記仮想表示制御部に表示指示を行う所在確認
    部とを備えたことを特徴とする流通文書所在確認システ
    ム。
  2. 【請求項2】 画面上に、複数の場所を流通する文書に
    おける現在の場所での処理が終了していないことを示す
    未決状態の文書を格納するための未決箱と、現在の場所
    での処理が終了していることを示す既決状態の文書を格
    納するための既決箱と、前記処理を行うための作業デス
    クとを表示する仮想表示制御部と、 前記複数の文書毎に設けられて各文書の流通する経路を
    示す流通経路テーブルと、前記各文書毎に設けられて、
    当該文書が前記流通経路テーブル中のどの文書に対応す
    るかのポインタと、当該文書における次の発信先へのア
    ドレスとを示す流通状態管理テーブルとからなる文書所
    在識別テーブルと、 前記画面上におけるドラッグ操作と、当該画面上の任意
    の位置での特定の操作とを認識する操作認識部と、 前記操作認識部で認識した操作が前記移動操作であり、
    かつ、その移動先が既決箱であった場合は、その文書を
    次の移動先に移動させ、 前記操作指定が前記特定の操作であり、かつ、その操作
    位置が前記未決箱であった場合は、前記未決箱に位置す
    る文書の一覧を表示し、操作位置が前記既決箱上であっ
    た場合は、既決箱の文書一覧を表示し、前記操作位置が
    モニタ上であった場合は、前記文書所在識別テーブルか
    ら対応する文書の流通状態データを取り出し、前記仮想
    表示制御部に表示指示を行う所在確認部とを備えたこと
    を特徴とする流通文書所在確認システム
  3. 【請求項3】 請求項1記載の流通文書所在確認システ
    ムにおいて、 文書が任意の場所で承認されているか否かを各文書毎に
    示す状態管理テーブルと、 任意の文書への現在の状態の問い合わせを受けた場合、
    前記状態管理テーブルから対応する文書の状態を抽出し
    て、そのデータを前記画面上に表示させる状態確認部と
    を備えたことを特徴とする流通文書所在確認システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の流通文書所在確認システ
    ムにおいて、 状態管理テーブルは、 複数の文書毎に設けられ、各文書がどの場所で承認され
    るかを示す文書状態テーブルと、前記複数の文書毎に設
    けられ、前記文書状態テーブルへのポインタと、当該文
    書状態テーブルにおける現在の状態アドレスとを示す流
    通管理テーブルと、前記複数の文書と、前記流通管理テ
    ーブルとの関係を示す文書管理テーブルとで構成され、 かつ、状態確認部は、 任意の文書への現在の状態の問い合わせを受けた場合、
    前記文書管理テーブルにおける各文書のデータと、当該
    データに対応する前記流通管理テーブルのデータと、当
    該流通管理テーブルのデータに対応する前記文書状態テ
    ーブルのデータから、各文書の現在の状態を抽出して、
    そのデータを仮想表示制御部に対して表示指示するよう
    構成されていることを特徴とする流通文書所在確認シス
    テム。
JP6120524A 1994-05-10 1994-05-10 流通文書所在確認システム Pending JPH07306815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6120524A JPH07306815A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 流通文書所在確認システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11175422A (ja) * 1997-12-11 1999-07-02 Sharp Corp 電子メール装置および電子メールプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11175422A (ja) * 1997-12-11 1999-07-02 Sharp Corp 電子メール装置および電子メールプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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