JPH0730630U - 育苗シート - Google Patents

育苗シート

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JPH0730630U
JPH0730630U JP6334693U JP6334693U JPH0730630U JP H0730630 U JPH0730630 U JP H0730630U JP 6334693 U JP6334693 U JP 6334693U JP 6334693 U JP6334693 U JP 6334693U JP H0730630 U JPH0730630 U JP H0730630U
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JP
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web layer
nonwoven web
fibers
thermoplastic synthetic
biodegradable thermoplastic
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信夫 野口
良成 吉岡
安広 米沢
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吸水性を長期に亘って維持でき、かつ土中に埋
めて廃棄処理したときの生分解性に優れた育苗シートを
提供する。 【構成】コットン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊
維からなる三次元交絡を有する下側の不織ウェブ層Aの
上側に、レーヨン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊
維からなる不織ウェブ層Bが積層され、前記両不織ウェ
ブ層A,Bを超音波ウェルダーによる点状あるいは線状
の融着部1によって一体化してなる育苗シート。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、育苗シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られている育苗シートに合成繊維からなるものがある。この合成繊 維からなる育苗シートにおいて、保水性を機能させるために、吸水性を有する活 性剤を付与しており、その状態でシートに成型して用いられているが、シートに 付与された活性剤は一度使用すると効果が低下し、再使用できず、また生分解性 のない繊維成分が含まれているので、土中に埋めても生分解せず、廃棄に問題が あった。また、ウレタン系の素材からなる育苗シートも知られており、この育苗 シートは、素材の構造上保水性に問題はないが、製造工程においてフロンを用い ているので環境破壊に影響を及ぼすことや、土中に埋めて廃棄処理しようとして も生分解せず、焼却処理すると公害煙が発生するなど、廃棄に問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような課題を解決するもので、吸水性を長期に亘って維持でき、 かつ土中に埋めて廃棄処理したときの生分解性に優れた育苗シートを提供するこ とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案は、コットン繊維および生分解性熱可塑性合 成短繊維からなる三次元交絡を有する下側の不織ウェブ層Aの上側に、レーヨン 繊維および生分解性熱可塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層Bを積層し、前記 両不織ウェブ層A,Bを超音波ウェルダーによる融着部によって一体化してなる ことをことを要旨とするものである。また本考案は、中間にレーヨン繊維および 生分解性熱可塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層Bを配設するとともに、この 不織ウェブ層Bの両面にコットン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊維からな る三次元交絡を有する不織ウェブ層A,Cを配設し、前記不織ウェブ層Bとその 両面の不織ウェブ層A,Cとを超音波ウェルダーによる融着部によって一体化し てなることを要旨とするものである。
【0005】 次に、本考案を詳細に説明する。 図1に本考案の第1の例における育苗シートを拡大断面にて示しており、図に おいて、Aはコットン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊維からなる三次元交 絡を有する下側の不織ウェブ層で、この不織ウェブ層Aの上側にレーヨン繊維お よび生分解性熱可塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層Bが積層され、前記不織 ウェブ層A,Bを超音波ウェルダーによる点状あるいは線状の融着部1によって 一体化して育苗シートを構成している。
【0006】 図2に本考案の第2の例における育苗シートを拡大断面にて示しており、図に おいて、Bはレーヨン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊維からなる中間の不 織ウェブ層で、この不織ウェブ層Bの両面にコットン繊維および生分解性熱可塑 性合成短繊維からなる三次元交絡を有する不織ウェブ層A,Cが配設され、前記 中間の不織ウェブ層Bとその両面の不織ウェブ層A,Cとを超音波ウェルダーに よる点状あるいは線状の融着部2によって一体化して育苗シートを構成している 。
【0007】 前記第1の例における育苗シートについて詳細に説明すると、この育苗シート の第1の特徴は、下側にコットン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊維からな る三次元交絡を有する不織ウェブ層Aを配設する点にある。
【0008】 三次元交絡を有する不織ウェブ層Aを構成する生分解性熱可塑性合成短繊維と しては、以下に記す重合体を通常の紡糸方法で得られる繊維をいう。その重合体 としては、生分解性を有する熱可塑性の脂肪族ポリエステル系重合体であり、例 えば、ポリ(α−ヒドロキシ酸)のようなポリグリコール酸やポリ乳酸からなる 重合体またはこれらの共重合体が、また、ポリ(ε−カプロラクトン)、ポリ( β−プロピオラクトン)のようなポリ(ω−ヒドロキシアルカノエート)が、さ らに、ポリ−3−ヒドロキシプロピオネート、ポリ−3−ヒドロキシブチレート 、ポリ−3−ヒドロキシカプロレート、ポリ−3−ヒドロキシヘプタノエート、 ポリ−3−ヒドロキシオクタノエートおよびこれらとポリ−3−ヒドロキシバリ レートやポリ−4−ヒドロキシブチレートとの共重合のようなポリ(β−ヒドロ キシアルカノエート)が挙げられる。またグリコールとジカルボン酸の縮重合体 からなるものとして、例えば、ポリエチレンオキサレート、ポリエチレンサクシ ネート、ポリエチレンアジペート、ポリエチレンアゼレート、ポリブチレンオキ サレート、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペート、ポリブチレン セバケート、ポリヘキサメチレンセバケート、ポリネオペンチルオキサレートま たはこれらの共重合体が挙げられる。さらに前記脂肪族ポリエステルと、ポリカ プラミド(ナイロン6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポ リヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリウンデカナミド(ナイロン 11)、ポリラウロラクタミド(ナイロン12)のような脂肪族ポリアミドとの 共重合体である脂肪族ポリエステルアミド系共重合体が挙げられる。本考案にお いては、生分解性を有する熱可塑性重合体として前述した以外の熱可塑性重合体 であっても、それが生分解性を有するものであれば用いることができる。
【0009】 前記不織ウェブ層Aを構成する生分解性熱可塑性合成短繊維の単糸繊度につい ては1.0デニール以上、10デニール未満の範囲が好ましく、より好ましくは 、1.5〜6デニールの範囲である。
【0010】 単糸繊度が1.0デニール未満では、不織ウェブ層Aを構成する繊維本数が、 同一目付けで比較すると多くなり、不織ウェブ層A表面が緻密な構成を有し、発 芽した苗の根が不織ウェブ層A上側のレーヨン繊維および生分解性熱可塑性合成 短繊維からなる不織ウェブ層Bまで達することが困難となり、好ましくない。 また、10デニール以上になると、不織ウェブ層A,B,Cそれぞれを構成する 生分解性熱可塑性合成短繊維の構成本数が、不織ウェブ層の目付けに対し相対的 に少なくなり、不織ウェブ層間に超音波ウェルダーを施した際、熱可塑性合成短 繊維の絶対量が少ないため、各層間の接着が不十分となり、一体化した不織ウェ ブ層を得ることが困難となり好ましくない。即ち、本考案において生分解性熱可 塑性合成短繊維を用いることは、単に生分解性を機能するのみでなく、超音波ウ ェルダー処理において、熱可塑性を有さないコットン繊維層、ないしはレーヨン 繊維層との接着において、上記生分解性熱可塑性合成短繊維が超音波ウェルダー 処理において、超音波を受けることにより、超音波振動が熱エネルギーに変換さ れることにより、前記コットン繊維、レーヨン繊維を包み込む形で接着すること で、不織ウェブ層は実質的に一体化するものとなる。
【0011】 不織ウェブ層Aを構成するコットン繊維としては、晒し加工の施されていない コーマ糸、晒し加工の施された晒し綿、またコットン繊維の織物・編物または糸 条から得られた反毛が好ましい。この反毛は単に漂白しただけのものおよび蛍光 晒しのものおよび染色したものが含まれる。
【0012】 前記反毛を効果的に得ることができる反毛機としては、ラッグ・マシン、ノッ ト・ブレーカー、ガーネット・マシン、廻切機などがある。用いる反毛機の種類 や組み合わせは反毛される布帛の形状や、構成する糸の太さ、撚りの強さにもよ るが、同一の反毛機を複数台直列に連結させたり、2種以上の反毛機を組み合わ せて用いたりすると効果的である。この反毛機による解繊率は30〜95%の範 囲が好ましい。解繊率が30%未満であると不織ウェブ層A中に未解繊繊維が存 在し、不織ウェブ層A表面のざらつきが生じるのみでなく、未解繊繊維部分を液 体柱状流が十分貫通せず、また解繊率が95%を超えると十分な表面摩擦強度が 得られない。なお、解繊率は下記に示す式により求められる。
【0013】 解繊率(%)=(反毛重量−糸状物重量)/反毛重量×100 不織ウェブ層Aを構成するコットン繊維としては、平均繊度1.5デニール以 上、2.5デニール未満、平均繊維長15mm以上、35mm未満の繊維が使用 される。
【0014】 このようにコットン繊維と生分解性熱可塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層 Aの目付けは、10g/m2 以上であり、目付けが10g/m2 未満であると、 高圧液体流による交絡を施しても不織ウェブ層Aに十分な強度が得られず、実用 に適さず、好ましくない。
【0015】 また、上記生分解性熱可塑性合成短繊維とコットン繊維の比率は、レーヨン繊 維と生分解性熱可塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層Bとの超音波ウェルダー による一体化に必要な生分解性熱可塑性合成短繊維の量と関係し、その量として 、生分解性熱可塑性合成短繊維とコットン繊維は重量比で、30:70〜70: 30の範囲で用いられる。生分解性熱可塑性合成短繊維量が、30%未満では、 不織ウェブ層A,Bの超音波ウェルダーによる一体化が不十分となり、好ましく ない。生分解性熱可塑性合成短繊維量が70%を超えると、不織ウェブ層に占め る吸水性繊維の量が少なくなり、特に不織ウェブ層Bにおいて十分な水分の保有 ができず好ましくない。
【0016】 本考案の第2の特徴は、不織ウェブ層Bに吸水性、保水性を機能するレーヨン 繊維を用いることにある。 このレーヨン繊維は、再生セルロース繊維がカルボキシルメチル化せしめたカ ルボキシルメチルセルロース繊維である。前記レーヨン繊維の吸水性は、単糸繊 維の自重の60倍の吸水量であり、飽和吸水量へは2分間で到達しうるものであ る。このレーヨン繊維をカードウェブ状で用いることにより、カードウェブを構 成する繊維間にも水分を保有することが可能となり、実質的な水分の保有量は、 不織ウェブ層Bに占めるレーヨン繊維量の60倍を超えて、200〜300倍と なる。
【0017】 このレーヨン繊維と併用して前述の生分解性熱可塑性合成短繊維を用いて不織 ウェブ層Bが構成される。不織ウェブ層Bの目付けは10〜30g/m2 の範囲 が好ましい。目付けが10g/m2 未満では、レーヨン繊維の絶対量が少なくな り、水分の保有量が少なくなり好ましくない。また、30g/m2 を超えると、 不織ウェブ層Bに占める生分解性熱可塑性合成短繊維の量が少なくなり、不織ウ ェブ層Aと不織ウェブ層Bを超音波ウェルダー処理により実質的に一体化を可能 とする成分量が少ない結果となり、形態保持の面で実用性が乏しくなり好ましく ない。
【0018】 本考案において不織ウェブ層Bはレーヨン繊維と生分解性合成短繊維により構 成されているが、レーヨン繊維と生分解性合成短繊維は重量比で、30:70〜 90:10の範囲で用いられる。レーヨン繊維量が、30%未満では、水分の保 有量が確保できず、また、90%を超えると不織ウェブ層A,Bの一体化が困難 となり何れも好ましくない。
【0019】 次に、第1の例の育苗シートの製造方法について詳述する。 即ち、育苗シートは下記の3工程において製造される。第1工程としてまず前 記生分解性合成短繊維とコットン繊維を任意の割合で配合し、カード機によりカ ーディングし、短繊維不織ウェブ層Aを作成する。この短繊維不織ウェブ層Aは 構成繊維の配列度合によって、カード機の進行方向に配列したパラレルウェブ、 パラレルウェブのクロスレイドされたクロスレイドウェブ、ランダムに配列した ランダムウェブ、あるいは両者の中程度に配列したセミランダムウェブのいずれ かが選択される。
【0020】 この生分解性合成短繊維とコットンで構成される不織ウェブ層Aは、三次元交 絡を有するものである。三次元交絡を有する不織ウェブとは、不織ウェブを構成 する繊維相互が横方向のみでなく、厚み方向に対しても交絡がなされ、緻密に一 体化した構造を有することを意味する。
【0021】 三次元交絡を有する緻密に一体化された構造とは、短繊維の主体的な交絡によ ってなるものであり、カーディングされた短繊維不織ウェブよりも嵩密度が高い 構造となっていることをいう。
【0022】 この三次元交絡を有する不織ウェブ層Aの作成方法としては、ニードルパンチ 法、スパンレース法などがあるが、本考案においては、スパンレース法が効果的 に適用できる。
【0023】 次に、第2工程としての、スパンレース法による不織ウェブの作成方法につい て説明する。 即ち、第1工程で得られた不織ウェブを、移動するエンドレスの多孔性支持板 上に載置し、この不織ウェブの上方より高圧液体流を作用せしめ、不織ウェブを 構成する糸条を三次元的に交絡せしめる。
【0024】 この工程をさらに詳述すると、孔径が0.05〜1.5mmの噴射孔を噴射孔 間隔0.05〜5mmで1列ないしは複数列に複数個配設されたオリフィスヘッ ドより、高圧で柱状に噴射される流体を、移動するエンドレスの多孔性支持板上 に載置した不織ウェブに衝突に衝突せしめ、不織ウェブを構成する繊維相互を緻 密に交絡せしめ一体化せしめるものである。流体としては常温の水あるいは熱水 を使用することができる。流体噴射を前記不織ウェブに衝突させるに際しては、 前記噴射孔が配設されたオリフィスヘッドを、多孔性支持板上に載置された前記 不織ウェブの進行方向に対し、直角をなす方向に噴射孔間隔と同一間隔でオリフ ィスヘッドを振幅させ、高圧液体流を噴射せしめ均一衝突させると良い。
【0025】 この高圧液体流の噴射の際、不織ウェブを載置する多孔性支持板の材質として は、高圧液体流が多孔性支持板上の不織ウェブを通過し得る構成のものであれば 、金属製、ポリエステル製、あるいはその他の材質のいずれでも良い。
【0026】 本考案に用いられる多孔性支持板の網目のメッシュは15〜30本/25mm の範囲が好ましい。15本/25mm未満では、高圧液体噴射流により、不織ウ ェブを構成する短繊維単糸が、高圧液体流とともに不織ウェブ層より脱落し、不 織ウェブ層の目付けムラの発生を起こし好ましくない。また、30本/25mm を超えると、育苗シートを構成する不織ウェブ層の構成が、吸水性レーヨン繊維 を中間に配した3層構造からなる際、不織ウェブ層Aの不織布表面が目の細い、 緻密なものとなり、育苗シートとして用いた際、発芽した種子の根が吸水性繊維 を含む不織ウェブ層への進入が困難になり好ましくない。以上の理由により、多 孔性支持板の網目のメッシュは15〜30本/25mmの範囲である。
【0027】 この高圧液体流による交絡処理は、少なくとも2回に分けて行なうと良い。即 ち、第1回目の高圧液体流よる交絡処理は、液圧が40kg/cm2 G未満の高 圧液体流により不織ウェブに予備交絡を施す。この第1回目の交絡処理を行なう 液圧が40kg/cm2 G以上では、高圧液体流噴射により発生する随伴気流に より前記不織ウェブの乱れが生じ、目付けムラとなり不織布の品位上好ましくな い。引き続き、第2回目以降の交絡処理を液圧50kg/cm2 G以上の高圧液 体流の噴射により、前記予備交絡処理の施された不織ウェブを緻密に一体化せし め、不織ウェブを構成する短繊維が相互に三次元的に交絡したいわゆるスパンレ ース不織布とするものである。
【0028】 また、不織ウェブの目付けによっては、前記方法により得られた不織ウェブを さらに反転し、第3回目の交絡処理として、第2回目で適用した液圧により交絡 処理を施すことにより、表裏共に緻密に交絡したスパンレース不織布とすること ができる。
【0029】 得られた不織ウェブの余分な水分を既知の水分除去装置であるマングルにより 除去し、その後乾燥処理を施すことにより、三次元交絡を有する緻密に一体化し た不織ウェブ層Aとなる。
【0030】 引続き第3工程として、前記レーヨン繊維と生分解性合成短繊維を任意の割合 で配合して不織ウェブ層Bを作成する。この不織ウェブ層Bの目付けおよび配合 される繊維の比率は、レーヨン繊維の量が苗の発芽に十分な水分を保有し、かつ 上記不織ウェブ層Aと積層が施された後、超音波ウェルダーにより、不織ウェブ 層Aと不織ウェブ層Bとが、適度に固定化の施される範囲により決定される。
【0031】 不織ウェブ層Bの作成は、前記第1工程に用いたカード機によりカーディング して行なわれ、レーヨン繊維および生分解性合成短繊維からなる不織ウェブ層B が作成される。
【0032】 この不織ウェブ層Bも構成繊維の配列度合によって、カード機の進行方向に配 列したパラレルウェブ、パラレルウェブのクロスレイドされたクロスレイドウェ ブ、ランダムに配列したランダムウェブ、あるいは両者の中程度に配列したセミ ランダムウェブのいずれかが選択される。
【0033】 以上の方法により得られた不織ウェブ層Aと不織ウェブ層Bを超音波ウェルダ ーにより一体化し、育苗シートに加工される。 本考案における超音波ウェルダーには、下記の構成の超音波溶着機を用いると 、不織ウェブ層Aと不織ウェブ層Bを効果的に一体化させることができる。即ち 、発振周波数19〜22KHzの超音波発振機、超音波の増幅機、超音波振動盤 および超音波溶着部分を決める彫刻ロールにより構成されるものである。
【0034】 この超音波によるウェルダーは、下層の不織ウェブ層Aと上層の不織ウェブ層 Bとを密接に一体化させるためのものであり、ロールの彫刻模様が上層の不織ウ ェブ層Bと下層の不織ウェブ層Aとの固定に際し、重要な要因となるものである 。
【0035】 超音波溶着を施すロールとしては、点状・線状に施された彫刻部分が、並列な いしは複数配列されたもの、ないしは幾何学的配置で施されたものなどを用いる ことができる。彫刻部分の大きさとしては、0.5〜1mm幅の大きさの彫刻部 分が、3〜10cm角の非溶着部分が構成される形状に施された形状が好ましい 。即ち、溶着部分が不織ウェブ層に密に施されると、農業用シートの溶着部分に 蒔種された種子の根が吸水性レーヨン繊維層に到達するのが困難となり好ましく ない。超音波ウェルダーを不織ウェブ層A,Bに施す場合、前記方法で得られた 不織ウェブ層A,Bを積層し、超音波振動板上に導き、超音波振動板に彫刻ロー ルを加圧・接触せしめ、彫刻ロールの彫刻が施された部分に溶着を施すことによ り行なわれる。彫刻ロールの加圧に際しては、0.5〜5kg/cmのロール間 の線圧で行なうと良い。この線圧は、不織ウェブ層の目付により適宜選択すると 良い。
【0036】 以上の方法により得られた育苗シートは、コットン繊維と生分解性熱可塑性合 成短繊維からなる不織ウェブ層Aと、吸水性レーヨン繊維と生分解性熱可塑性合 成短繊維とからなる不織ウェブ層Bとが、A/B,A/B/Aの層構成からなり 、不織ウェブ層間が超音波ウェルダー処理により一体化されており、レーヨン繊 維による吸水性、保水性、生物分解性、コットン繊維による強力保持性、吸水性 、保水性、生分解性熱可塑性合成短繊維による各不織ウェブ層間の溶着性、生物 分解性を有する構成となっており、自然界において分解可能な繊維による育苗シ ートであり、育苗シートは各不織ウェブ層間が超音波ウェルダーにより点状、線 状に部分的に溶着が施されることにより、寸法安定性、機械的強度に優れた育苗 シートが得られる。
【0037】 次に、図2に示す前記第2の例における育苗シートについて説明すると、この 第2の例における育苗シートはレーヨン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊維 からなる不織ウェブ層Bの上側にも前記第1の例におけるコットン繊維および生 分解性熱可塑性合成短繊維からなる三次元交絡を有する不織ウェブ層Aと同様の 不織ウェブ層Cを積層して、不織ウェブ層Bを不織ウェブ層Aと不織ウェブ層C で挟み、これら3層の不織ウェブ層A,B,Cを超音波ウェルダーによる融着部 によって一体化してなるものである。
【0038】 この第2の例における育苗シートによれば、第1の例における育苗シートの効 果に加えて、表裏どちらを向けても使用でき、使い勝手を向上させることができ る。
【0039】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 実施例1における育苗シートの諸物性については下記の方法で測定した。
【0040】 不織布強力(kg/5cm幅);JIS L−1096−Aに記載の方法に準 じて測定した。即ち、試料長15cm、試料幅5cmの試料片を10個作成し、 各試料毎に各不織布の経方向について、定速伸張型引張試験機(東洋ボールドウ ィン(株)製テンシロンUTM−4−1−100)を用い、掴み間隔10cm、 引張速度10cm/分で伸張し、得られた切断時荷重(kg/5cm幅)の平均 値を引張強力(kg/5cm幅)とした。
【0041】 吸水率(%);不織ウェブ層Bを上にし、50メッシュのネット上に載置し、 不織ウェブ層Bの上方20cmの位置よりスプレーにより水分付与を下層の不織 ウェブ層Aより水の滴下が始まるまで続けた後、ネット上に10分間放置し、そ の後、重量を測定し下記の式により吸水率を求めた。
【0042】 吸水率(%)=(水分付与後重量−不織ウェブ層A,B重量)/不織ウェブ 層A,B重量×100 層間剥離強力(g/5cm幅);超音波ウェルダーの施された部分を中心に、 前後に10cmを切り取った試料を5個準備し、上記テンシロンにより、掴み間 隔10cm、引張速度10cm/分で測定し、最大荷重値(g/5cm幅)を求 め、得られた各値の平均値(g/5cm幅)で示す。 実施例1 下層を作成する生分解性合成短繊維としては、ポリカプロラクトンより得られ た繊度2デニール、繊維長51mmの短繊維を用い、コットン繊維としては、平 均繊度1.8デニール、平均繊維長22mmの晒し綿を用い、これらを重量比5 0:50の割合で混合したものを材料としてパラレルカード機によりウェブを作 成し、このウェブをクロスレイヤーにて積層した後、1.5倍のドラフトを施し た目付け25g/m2 のクロスレイドウェブを作成した。
【0043】 得られた積層ウェブを、20m/分の速度で移動する30メッシュの金属製の 金網上に載置し、高圧液体流の噴射孔として、孔径が0.12mmの噴射孔が噴 射孔間隔0.6mmで配されたオリフィス・ヘッドより、第1段階の交絡処理と して40kg/cm2 Gの水圧により予備交絡を施した、引続き第2段階の処理 として、70kg/cm2 Gの水圧で3回の交絡処理を施した。
【0044】 交絡処理の施された不織ウェブの余分な水分をマングルロールにより除去後、 乾燥機にて乾燥処理を行ない、三次元交絡を有する不織ウェブ層Aを得た。得ら れた不織ウェブ層Aは、2.5kg/5cm幅の不織布強力を有するものであっ た。
【0045】 別途、上記のポリカプロラクトンからなる生分解性合成短繊維と、レーヨン繊 維としてカルボキシルメチルセルロースの繊度2デニール、繊維長51mmのレ ーヨン繊維を、重量比40:60の割合で混合したものを、パラレルカード機に より目付け30g/m2 の不織ウェブ層Bを作成した。
【0046】 得られた不織ウェブ層Bの下層に、前記三次元交絡を有する不織ウェブ層Aを 配し、この積層物に超音波ウェルダー処理を施して一体化した。 超音波ウェルダー処理に際しては、0.64mm2 の面積の彫刻部分が、1m m間隔で、3cm角の格子状に幾何模様に配された彫刻ロールを用い、超音波発 信周波数19.7KHz、処理速度10m/分で溶着加工を施した。この溶着部 分の層間剥離強力は780g/5cm幅であった。
【0047】 得られた積層不織構造物を30×30cm角に裁断し、不織ウェブ層Bを上に して、50メッシュの金網上に載置し、上方10cmの位置よりスプレーにて水 分の付与を、下層の不織ウェブ層Aより水の滴下が始まるまで続けた後、10分 間放置し、不織ウェブ層A,Bの水分量を測定したところ、335ccであった 。この水分の量は、レーヨン繊維1gに対し、206.8ccの保有量を有する ものであった。
【0048】 以上実施例1の育苗シートは、コットン繊維、レーヨン繊維および生分解性合 成短繊維で構成された、実質的に自然界において分解可能な繊維成分からなるも のであり、また上層の不織ウェブ層Bは下層の三次元交絡を有する不織ウェブ層 Aに超音波ウェルダーにより一体化された構造を有し、固定化されたものである 。実施例1の育苗シートは、使用に際しては、不織ウェブ層Aを下、不織ウェブ 層Bを上にし、不織ウェブ層Bに水を含ませた後、種子を蒔き苗を育てるもので あるが、レーヨン繊維に吸水性および保水性があるため、発芽した種子は生育可 能となる。また、この積層不織構造物は、発芽した苗を移植後、再度不織ウェブ 層Bのレーヨン繊維に水を含ませることにより、再使用することも可能である。 また、使用後の廃棄に際しては、土壌中に埋設することにより分解し、環境に対 し害を及ぼさないものである。
【0049】 次に、実施例2における育苗シートの諸物性については下記の方法で測定した 。 不織布強力(kg/5cm幅);JIS L−1096−Aに記載の方法に準 じて測定した。即ち、試料長15cm、試料幅5cmの試料片を10個作成し、 各試料毎に各不織布の経方向について、定速伸張型引張試験機(東洋ボールドウ ィン(株)製テンシロンUTM−4−1−100)を用い、掴み間隔10cm、 引張速度10cm/分で伸張し、得られた切断時荷重(kg/5cm幅)の平均 値を引張強力(kg/5cm幅)とした。
【0050】 吸水率(%);不織ウェブ層を長音波ウェルダーの施された外側に11cm角 に裁断したものを、容器中の2000ccの水の表面に5分間浮かべた後、不織 ウェブ層を取り出し、100メッシュのネット状に10分間放置した後の水分を 測定し、下記の式にて算出した。
【0051】 吸水率(ml/g)=(給水後重量−絶乾後重量)/絶乾後重量 層間剥離強力(g/5cm幅);超音波ウェルダーの施された部分を中心に、 前後に10cmを切り取った試料を5個準備し、上記テンシロンにより、掴み間 隔10cm、引張速度10cm/分で測定し、最大荷重値(g/5cm幅)を求 め、得られた各値の平均値(g/5cm幅)で示す。 実施例2 不織ウェブ層A,Cを構成するコットン繊維としては、平均繊度1.8デニー ル、平均繊維長22mmの晒し綿を用い、生分解性合成短繊維としてはポリカプ ロラクトンからなる繊度2.5デニール、繊維長51mmの短繊維を用い、これ らを50:50の割合で混合したものを材料としてパラレルカード機によりウェ ブを作成し、このウェブをクロスレイヤーにて積層した後、1.5倍のドラフト を施した目付け30g/m2 のクロスレイドウェブを作成した。
【0052】 得られた積層ウェブを、20m/分の速度で移動する30メッシュの金属製の 金網上に載置し、高圧液体流の噴射孔として、孔径が0.12mmの噴射孔が噴 射孔間隔0.6mmで配されたオリフィス・ヘッドより、第1段階の交絡処理と して40kg/cm2 Gの水圧により予備交絡を施した、引続き第2段階の処理 として、70kg/cm2 Gの水圧で4回の交絡処理を施した。
【0053】 交絡処理の施された不織ウェブの余分な水分をマングルロールにより除去後、 乾燥機にて乾燥処理を行ない、三次元交絡を有する不織ウェブ層A,Cを得た。 得られた不織ウェブ層A,Cは、表裏ともに緻密に三次元交絡を有し、目付けが 30g/m2 であり、機械方向の不織布強力が4.3kg/5cm幅、機械方向 に直交する方向が3.5kg/5cm幅であった。
【0054】 レーヨン繊維としては、繊度が2デニール、繊維長51mmのカルボキシルメ チルセルロース繊維を用い、この繊維と上記のポリカプロラクトンからなる生分 解性合成短繊維とを、重量比60:40の割合で混合したものを、パラレルカー ド機により目付け30g/m2 の不織ウェブ層Bを作成した。
【0055】 得られた不織ウェブ層Bの両面に、前記方法で作成した三次元交絡を有するコ ットンと生分解性合成短繊維からなる不織ウェブ層A,Cを配し、超音波ウェル ダー処理を施して一体化した。
【0056】 超音波ウェルダー処理に際しては、超音波の発振周波数19.7Khz、彫刻 の施されたロールには彫刻部面積0.04cm2 の凸部が0.2mm間隔で千鳥 に4列配されたものを用い、ロールの押し圧としては0.5kg/cmで、10 cmの間隔で格子を構成する形に超音波ウェルダー処理を施した。この溶着部分 の層間剥離強力は750g/5cm幅であった。
【0057】 得られた積層不織構造物を、30×30cmの大きさに裁断したものを、50 cm角の容器中に2000ccの水の表面に1分間浮かべた後、不織ウェブ層を 取り出し、50メッシュの金網上に10分間放置し、レーヨン繊維が保有できな い水分の滴下を行なった。このときの水分量は520ccであり、レーヨン繊維 1gに対する水の保有量は173ccであった。
【0058】 以上実施例2の育苗シートは、レーヨン繊維と生分解性合成短繊維からなる不 織ウェブ層Bの上下に、コットンおよび生分解性合成短繊維からなる三次元交絡 を有する不織ウェブ層A,Cが配され、部分的に超音波ウェルダーが施され一体 化した構造を有するものである。即ち、前記レーヨン繊維と生分解性合成短繊維 からなる不織ウェブ層Bは、両面の不織ウェブ層A,Cにより実質的に固定され た構造を有するものである。このことにより、従来の育苗用素材と比較し、少な い綿量でも十分に水分を吸収するとともに、長時間保有することが可能である。 また、廃棄に際しては、不織ウェブ層を構成する繊維が生分解性成分より構成さ れたものであり、使用後のシートを土中に埋設することができる。さらに、この 実施例2の育苗シートは表裏どちらを向けても使用でき、使い勝手を向上させる ことができる。
【0059】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、コットン繊維および生分解性熱可塑性合成短繊 維からなる三次元交絡を有する不織ウェブ層Aの上側に、レーヨン繊維および生 分解性熱可塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層Bが積層され、前記両不織ウェ ブ層A,Bを超音波ウェルダーによる融着部によって一体化しており、レーヨン 繊維の吸水性、保水性、生物分解性、コットン繊維の強力保持性、吸水性、生物 分解性、生分解性熱可塑性合成短繊維の生物分解性により、吸水性、保水性に優 れ、自然界において分解可能な繊維による育苗シートが得られるとともに、前記 超音波ウェルダーにより点状あるいは線状に融着されていることにより寸法安定 性に優れ、機械的強度が大なる育苗シートが得られる。また、レーヨン繊維およ び生分解性熱可塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層Bの上下に、コットン繊維 および生分解性熱可塑性合成短繊維からなる三次元交絡を有する不織ウェブ層A およびCを積層してなる育苗シートによれば、少ない綿量でも十分に水分を吸収 するとともに、長時間保有することが可能であり、また表裏どちらを向けても使 用でき、使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の例における育苗シートの拡大断
面図である。
【図2】本考案の第2の例における育苗シートの拡大断
面図である。
【符号の説明】
A 不織ウェブ層 B 不織ウェブ層 C 不織ウェブ層 1 融着部 2 融着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/54 M 7199−3B

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コットン繊維および生分解性熱可塑性合
    成短繊維からなる三次元交絡を有する下側の不織ウェブ
    層Aの上側に、レーヨン繊維および生分解性熱可塑性合
    成短繊維からなる不織ウェブ層Bを積層し、前記両不織
    ウェブ層A,Bを超音波ウェルダーによる融着部によっ
    て一体化してなることを特徴とする育苗シート。
  2. 【請求項2】 各不織ウェブ層A,Bの目付けが10g
    /m2 以上である請求項1記載の育苗シート。
  3. 【請求項3】 不織ウェブ層Aを構成する生分解性熱可
    塑性合成短繊維とコットン繊維とが重量比で30:70
    〜70:30の範囲にあり、不織ウェブ層Bを構成する
    生分解性熱可塑性合成短繊維とレーヨン繊維とが重量比
    で30:70〜90:10の範囲にあることを特徴とす
    る請求項1記載の育苗シート。
  4. 【請求項4】 中間にレーヨン繊維および生分解性熱可
    塑性合成短繊維からなる不織ウェブ層Bを配設するとと
    もに、この不織ウェブ層Bの両面にコットン繊維および
    生分解性熱可塑性合成短繊維からなる三次元交絡を有す
    る不織ウェブ層A,Cを配設し、前記不織ウェブ層Bと
    その両面の不織ウェブ層A,Cとを超音波ウェルダーに
    よる融着部によって一体化してなることを特徴とする育
    苗シート。
  5. 【請求項5】 各不織ウェブ層A,Bの目付けが10g
    /m2 以上である請求項4記載の育苗シート。
  6. 【請求項6】 不織ウェブ層A,Cを構成する生分解性
    熱可塑性合成短繊維とコットン繊維とが重量比で30:
    70〜70:30の範囲にあり、不織ウェブ層Bを構成
    する生分解性熱可塑性合成短繊維とレーヨン繊維とが重
    量比で30:70〜90:10の範囲にあることを特徴
    とする請求項4記載の育苗シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09195154A (ja) * 1996-01-16 1997-07-29 Unitika Ltd 面ファスナ用不織布およびその製造方法
JP2013031387A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Unitika Ltd 移植用芝の敷設方法
WO2017006754A1 (ja) * 2015-07-07 2017-01-12 株式会社 豊田自動織機 繊維積層体、繊維積層体の製造方法、及び繊維強化複合材

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