JPH07305691A - 流体機械 - Google Patents
流体機械Info
- Publication number
- JPH07305691A JPH07305691A JP9612594A JP9612594A JPH07305691A JP H07305691 A JPH07305691 A JP H07305691A JP 9612594 A JP9612594 A JP 9612594A JP 9612594 A JP9612594 A JP 9612594A JP H07305691 A JPH07305691 A JP H07305691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mechanical seal
- shaft
- jacket chamber
- jacket
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】バーレルまたはケーシングにより、軸封装置を
冷却するジャケット室８を形成し、軸封部カバーでジャ
ケット室８をもシールできる構成とした。 【効果】スタフィングボックスを配することができるの
で、部品数が削減でき、コストの低減につながるととも
に保守性も向上し得る。
冷却するジャケット室８を形成し、軸封部カバーでジャ
ケット室８をもシールできる構成とした。 【効果】スタフィングボックスを配することができるの
で、部品数が削減でき、コストの低減につながるととも
に保守性も向上し得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は軸封装置としてメカニカ
ルシールをもつ流体機械の構造に関する。
ルシールをもつ流体機械の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来使用されている多段給水ポン
プの縦断面図である。
プの縦断面図である。
【０００３】図３において、初段から最終段まで流路を
羽根車１，内部ケーシング２，案内羽根３より形成して
いる。軸受４は、回転軸５を支持し、バランス装置６が
ロータ部に発生するスラスト力を保持するために用いら
れている。ポンプ内部の流体が外部に漏れだすのを防ぐ
ため、スタフィングボックス１０を設け、この中に軸封
装置１１を組み込んでいる。なお、高圧のポンプでは、
この図３に示すように２の外側にバーレル１２が用いら
れる。
羽根車１，内部ケーシング２，案内羽根３より形成して
いる。軸受４は、回転軸５を支持し、バランス装置６が
ロータ部に発生するスラスト力を保持するために用いら
れている。ポンプ内部の流体が外部に漏れだすのを防ぐ
ため、スタフィングボックス１０を設け、この中に軸封
装置１１を組み込んでいる。なお、高圧のポンプでは、
この図３に示すように２の外側にバーレル１２が用いら
れる。
【０００４】次に、図４は、図３の軸封装置としてメカ
ニカルシール７を用いた給水ポンプの軸封部の構造を示
す。
ニカルシール７を用いた給水ポンプの軸封部の構造を示
す。
【０００５】この図４に示すように、メカニカルシール
７を組み込んだ１０とケーシングで、メカニカルシール
７を冷却するための、ジャケット室８を形成している。
関連する先行技術には「日本機械学会誌」（昭和５２年
９月発行）第４６頁に開示のものがある。
７を組み込んだ１０とケーシングで、メカニカルシール
７を冷却するための、ジャケット室８を形成している。
関連する先行技術には「日本機械学会誌」（昭和５２年
９月発行）第４６頁に開示のものがある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図４に
示す従来のメカニカルシールを用いた給水ポンプの軸封
部の構造は、スタフィングボックス１０とメカニカルシ
ール７とメカニカルシールカバー９とジャケット室８で
構成されている。
示す従来のメカニカルシールを用いた給水ポンプの軸封
部の構造は、スタフィングボックス１０とメカニカルシ
ール７とメカニカルシールカバー９とジャケット室８で
構成されている。
【０００７】しかし、従来技術における給水ポンプの軸
封構造は、スタフィングボックス１０を設けているた
め、スタフィングボックス１０を含め部品数が多くな
り、経済性，保守性に欠ける。
封構造は、スタフィングボックス１０を設けているた
め、スタフィングボックス１０を含め部品数が多くな
り、経済性，保守性に欠ける。
【０００８】本発明の目的は、部品数を削減し、構造の
簡素化を図ることにより経済性，保守性の向上をなし得
る流体機械を提供することにある。
簡素化を図ることにより経済性，保守性の向上をなし得
る流体機械を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的は、スタフィン
グボックスを廃し、ジャケット室をバーレルまたは内部
ケーシングにより形成し、メカニカルシールカバーでメ
カニカルシールを固定しジャケット室をもシールするこ
とにより達成される。
グボックスを廃し、ジャケット室をバーレルまたは内部
ケーシングにより形成し、メカニカルシールカバーでメ
カニカルシールを固定しジャケット室をもシールするこ
とにより達成される。
【００１０】また、メカニカルシールカバーにジャケッ
ト室を設けることによっても達成される。
ト室を設けることによっても達成される。
【００１１】
【作用】本発明では、従来、メカニカルシールを固定す
るためにスタフィングボックスに取り付けられていたメ
カニカルシールカバーでジャケット室もシールできるよ
う、メカニカルシールカバーを形成することで可能とな
る。
るためにスタフィングボックスに取り付けられていたメ
カニカルシールカバーでジャケット室もシールできるよ
う、メカニカルシールカバーを形成することで可能とな
る。
【００１２】また、メカニカルシールを組み込み、か
つ、ジャケット室まで形成したメカニカルシールカバー
をケーシングに取り付けることによっても可能となる。
つ、ジャケット室まで形成したメカニカルシールカバー
をケーシングに取り付けることによっても可能となる。
【００１３】
【実施例】図３は、多段給水ポンプの縦断面図である。
【００１４】図３において、初段から最終段まで流路を
羽根車１，内部ケーシング２，案内羽根３より形成して
いる。軸受４は、回転軸５を支持し、バランス装置６が
ロータ部に発生するスラスト力を保持するために用いら
れている。図４は、図３の軸封部にメカニカルシール７
を用いた給水ポンプの詳細図を示す。また７を冷却また
は保温を目的として、外部液を注排水するジャケット室
８を設けている。
羽根車１，内部ケーシング２，案内羽根３より形成して
いる。軸受４は、回転軸５を支持し、バランス装置６が
ロータ部に発生するスラスト力を保持するために用いら
れている。図４は、図３の軸封部にメカニカルシール７
を用いた給水ポンプの詳細図を示す。また７を冷却また
は保温を目的として、外部液を注排水するジャケット室
８を設けている。
【００１５】尚、本実施例では、給水ポンプの軸封部に
ついて述べているが、バーレルまたはステージの内側に
あって、流路を形成するインペラ，案内通路，回転軸、
及び回転軸を駆動するための駆動部とからなる流体機械
の軸封部において、以下に示す実施例を適用することが
できる。
ついて述べているが、バーレルまたはステージの内側に
あって、流路を形成するインペラ，案内通路，回転軸、
及び回転軸を駆動するための駆動部とからなる流体機械
の軸封部において、以下に示す実施例を適用することが
できる。
【００１６】図１は、本発明による一実施例を示す断面
図である。
図である。
【００１７】従来、機械内部からの液の漏れだしを防ぐ
ために設けられているメカニカルシール（以後、軸封装
置としてメカニカルシールを用いた例を述べる。）をポ
ンプ本体に固定するためにメカニカルシールカバー９を
用いている。そこで本発明では、図１に示すようにメカ
ニカルシールカバー９でジャケット室８もシールできる
構造を示す。それにより部品数が削減でき、コストの低
減にもつながる。
ために設けられているメカニカルシール（以後、軸封装
置としてメカニカルシールを用いた例を述べる。）をポ
ンプ本体に固定するためにメカニカルシールカバー９を
用いている。そこで本発明では、図１に示すようにメカ
ニカルシールカバー９でジャケット室８もシールできる
構造を示す。それにより部品数が削減でき、コストの低
減にもつながる。
【００１８】図２は、本発明による別の一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【００１９】本実施例は、前の実施例と同様、メカニカ
ルシールカバー９でジャケット室８をシールできるのに
加え、メカニカルシールカバー９でジャケット室８も形
成する構造を示す。それにより部品数が削減でき、コス
トの低減にもつながる。
ルシールカバー９でジャケット室８をシールできるのに
加え、メカニカルシールカバー９でジャケット室８も形
成する構造を示す。それにより部品数が削減でき、コス
トの低減にもつながる。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、機械内部からの流体の
外部への漏れだしを防ぐために設けられている軸封部を
冷却または保温を目的として、外部液を注排水するジャ
ケットを有する流体機械において、ジャケットをバーレ
ルまたは内部ケーシングにより形成し、そのジャケット
を軸封部のカバーでシールできるので部品数を削減で
き、コスト低減が図れ、また、保守性も向上する。
外部への漏れだしを防ぐために設けられている軸封部を
冷却または保温を目的として、外部液を注排水するジャ
ケットを有する流体機械において、ジャケットをバーレ
ルまたは内部ケーシングにより形成し、そのジャケット
を軸封部のカバーでシールできるので部品数を削減で
き、コスト低減が図れ、また、保守性も向上する。
【００２１】また、本発明によれば、軸封部のカバーで
軸封部をシールするとともにジャケットを形成するの
で、それにより部品数の削減を可能としコストの低減に
つながる。
軸封部をシールするとともにジャケットを形成するの
で、それにより部品数の削減を可能としコストの低減に
つながる。
【図１】本発明メカニカルシールの一実施例を示す断面
図。
図。
【図２】本発明メカニカルシールの一実施例を示す断面
図。
図。
【図３】従来使用されている多段給水ポンプの縦断面
図。
図。
【図４】従来使用されている多段給水ポンプのメカニカ
ルシール部の断面図。
ルシール部の断面図。
７…メカニカルシール、８…ジャケット室、９…メカニ
カルシールカバー。
カルシールカバー。
Claims (1)
- 【請求項１】バーレルまたはステージの内側にあって、
流路を形成するインペラ，前記各インペラ間に介在する
案内通路，回転軸、及び前記回転軸を駆動するための駆
動部とからなり、機械内部からの流体の漏れだしを防ぐ
ために設けられている軸封部を冷却または保温を目的と
して、外部液を注排水するジャケット室を有する流体機
械において、前記軸封部のカバーでジャケットもシール
できることを特徴とする流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9612594A JPH07305691A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9612594A JPH07305691A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07305691A true JPH07305691A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14156669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9612594A Pending JPH07305691A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07305691A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214289A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Hitachi Industries Co Ltd | 産業用ポンプ及びその製造方法 |
| CN102734207A (zh) * | 2012-06-21 | 2012-10-17 | 浙江水泵总厂有限公司 | 一种高温锅炉给水泵 |
| CN113982698A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-01-28 | 重庆江增船舶重工有限公司 | 一种低温有机工质膨胀机平衡气及轴承座保温系统 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9612594A patent/JPH07305691A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214289A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Hitachi Industries Co Ltd | 産業用ポンプ及びその製造方法 |
| EP1693573A2 (en) | 2005-02-01 | 2006-08-23 | Hitachi Industries Co., Ltd. | Industrial pump and manufacturing method thereof |
| US7882632B2 (en) | 2005-02-01 | 2011-02-08 | Hitachi Industries Co., Ltd. | Industrial pump and manufacturing method thereof |
| CN102734207A (zh) * | 2012-06-21 | 2012-10-17 | 浙江水泵总厂有限公司 | 一种高温锅炉给水泵 |
| CN113982698A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-01-28 | 重庆江增船舶重工有限公司 | 一种低温有机工质膨胀机平衡气及轴承座保温系统 |
| CN113982698B (zh) * | 2021-11-05 | 2023-10-24 | 重庆江增船舶重工有限公司 | 一种低温有机工质膨胀机平衡气及轴承座保温系统 |
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