JPH0937506A - 液封入電動機における撹拌損失低減装置 - Google Patents
液封入電動機における撹拌損失低減装置Info
- Publication number
- JPH0937506A JPH0937506A JP7205084A JP20508495A JPH0937506A JP H0937506 A JPH0937506 A JP H0937506A JP 7205084 A JP7205084 A JP 7205084A JP 20508495 A JP20508495 A JP 20508495A JP H0937506 A JPH0937506 A JP H0937506A
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- JP
- Japan
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- liquid
- rotor
- electric motor
- axial direction
- rotary shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の液封入電動機では、固定子、回転子お
よび回転軸の両端の軸受より内部を囲うケーシングとカ
バーの内部に油または清浄な水などの液体が封入され、
回転に伴い封入液全体が撹拌されるための撹拌損失いわ
ゆるメカニカルロスが大きく効率が悪かったので、有効
な撹拌損失低減装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 回転軸の一方の駆動端で、複列円錐コロ
軸受と回転軸と回転子の一方端を覆う仕切り環状部材
と、回転軸の他方端で、円筒コロ軸受と回転軸と回転子
の他方端を覆う仕切り環状部材とを有し、回転軸に近い
部分のみが撹拌される仕切り環状部材として解決した。
よび回転軸の両端の軸受より内部を囲うケーシングとカ
バーの内部に油または清浄な水などの液体が封入され、
回転に伴い封入液全体が撹拌されるための撹拌損失いわ
ゆるメカニカルロスが大きく効率が悪かったので、有効
な撹拌損失低減装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 回転軸の一方の駆動端で、複列円錐コロ
軸受と回転軸と回転子の一方端を覆う仕切り環状部材
と、回転軸の他方端で、円筒コロ軸受と回転軸と回転子
の他方端を覆う仕切り環状部材とを有し、回転軸に近い
部分のみが撹拌される仕切り環状部材として解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のケーシン
グと軸方向両端のカバーで囲われた内部に油、蒸留水ま
たは水道水などの清水を封入し内部の回転子と固定子を
液中に浸漬して、外部から塩分を含んだ水、海水その他
の汚水などが内部に侵入するのを防止する液封入電動機
における撹拌損失低減装置に関する。
グと軸方向両端のカバーで囲われた内部に油、蒸留水ま
たは水道水などの清水を封入し内部の回転子と固定子を
液中に浸漬して、外部から塩分を含んだ水、海水その他
の汚水などが内部に侵入するのを防止する液封入電動機
における撹拌損失低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液封入電動機は、土木工事の際の湧水の
排水や家庭用井戸の取水などの小容量のものから、土
木、農業潅漑、水道用水など中容量の水利用設備のポン
プ、さらに、水浚渫船などに使用される海砂採取サンド
ポンプなどを駆動するため海水や汚水中に沈下させて使
用される大容量の液封入電動機としても使用され、海水
や汚水、特に塩分を含む水が内部に浸入し内部の鉄心や
巻線などを損傷するのを防止するために使用される。図
3は、従来技術の小形または中形の液封入電動機の模式
的な半体側断面図であり、符号1はこの種の電動機を示
し、2はケーシングで、電動機1の固定子8と回転子
(以下ロータと呼ぶ)7および回転軸5の周面を覆うも
のである。3a、3bは同じく、固定子8、ロータ7お
よび回転軸5を軸方向両端から覆うカバーである。7a
はエンドリング、8aはコイルであり、カバー3a、3
bと回転軸5の間には玉軸受4が配置されている。カバ
ー3a、3bのそれぞれの内面と回転軸5との間には、
オイルシール6が設けられ、電動機1の内部には油や清
浄な水などの液体が予め封入され外部に対し流体密とす
るのに加え、内部の冷却と絶縁を行う。9は均圧装置
で、電動機1の回転に伴い電動機の固定子8やロータ7
の発熱と摩擦熱により内部の封入液が、温度の上昇によ
り体積が膨張しても、圧力が上昇しないように所定の圧
力に保持するための装置である。
排水や家庭用井戸の取水などの小容量のものから、土
木、農業潅漑、水道用水など中容量の水利用設備のポン
プ、さらに、水浚渫船などに使用される海砂採取サンド
ポンプなどを駆動するため海水や汚水中に沈下させて使
用される大容量の液封入電動機としても使用され、海水
や汚水、特に塩分を含む水が内部に浸入し内部の鉄心や
巻線などを損傷するのを防止するために使用される。図
3は、従来技術の小形または中形の液封入電動機の模式
的な半体側断面図であり、符号1はこの種の電動機を示
し、2はケーシングで、電動機1の固定子8と回転子
(以下ロータと呼ぶ)7および回転軸5の周面を覆うも
のである。3a、3bは同じく、固定子8、ロータ7お
よび回転軸5を軸方向両端から覆うカバーである。7a
はエンドリング、8aはコイルであり、カバー3a、3
bと回転軸5の間には玉軸受4が配置されている。カバ
ー3a、3bのそれぞれの内面と回転軸5との間には、
オイルシール6が設けられ、電動機1の内部には油や清
浄な水などの液体が予め封入され外部に対し流体密とす
るのに加え、内部の冷却と絶縁を行う。9は均圧装置
で、電動機1の回転に伴い電動機の固定子8やロータ7
の発熱と摩擦熱により内部の封入液が、温度の上昇によ
り体積が膨張しても、圧力が上昇しないように所定の圧
力に保持するための装置である。
【0003】図4は、海砂採取サンドポンプ42と、こ
れを駆動するために使用され海水や汚水中に沈下させて
使用される大容量の液封入電動機41とが軸方向に連結
された装置40の概略側断面図である。液封入電動機4
1の回転軸の駆動端にはサンドポンプ42が直結され、
さらにその先端に吸込管43が直結されて海底まで導か
れる。図5は、大容量の液封入電動機41を、サンドポ
ンプを取り外して示す側断面図であり、図中の符号46
は回転軸の出力側、47はメカニカルシールカバー、4
8は中間カバー、49は回転軸の右側の複列円錐コロ軸
受、50はブラケット、51は固定子巻線、52は固定
子、53はケーシング、55は回転軸の左側の円筒コロ
軸受、56はブラケット、57はヘッドカバー、58は
端子箱部、61は均圧装置、62は補助回路の端子部、
63は回転子、64、65はメカニカルシールである。
この海砂採取サンドポンプ用の大容量の液封入電動機4
1も、構造が複雑な点以外は、図3に示した従来技術の
小形または中形の液封入電動機と同一なので説明を省略
する。
れを駆動するために使用され海水や汚水中に沈下させて
使用される大容量の液封入電動機41とが軸方向に連結
された装置40の概略側断面図である。液封入電動機4
1の回転軸の駆動端にはサンドポンプ42が直結され、
さらにその先端に吸込管43が直結されて海底まで導か
れる。図5は、大容量の液封入電動機41を、サンドポ
ンプを取り外して示す側断面図であり、図中の符号46
は回転軸の出力側、47はメカニカルシールカバー、4
8は中間カバー、49は回転軸の右側の複列円錐コロ軸
受、50はブラケット、51は固定子巻線、52は固定
子、53はケーシング、55は回転軸の左側の円筒コロ
軸受、56はブラケット、57はヘッドカバー、58は
端子箱部、61は均圧装置、62は補助回路の端子部、
63は回転子、64、65はメカニカルシールである。
この海砂採取サンドポンプ用の大容量の液封入電動機4
1も、構造が複雑な点以外は、図3に示した従来技術の
小形または中形の液封入電動機と同一なので説明を省略
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3と図5に示した上
記の従来形式の液封入電動機では、ケーシング、カバー
(ブラケット)、回転軸、内部のロータおよび固定子に
より画成される空間内に封入された液体全体が、回転に
より撹拌されるので機械的損失いわゆるメカニカルロス
が極めて大きく効率が悪かったため、これらのメカニカ
ルロスを低減するために有効な対策が要望されていた。
記の従来形式の液封入電動機では、ケーシング、カバー
(ブラケット)、回転軸、内部のロータおよび固定子に
より画成される空間内に封入された液体全体が、回転に
より撹拌されるので機械的損失いわゆるメカニカルロス
が極めて大きく効率が悪かったため、これらのメカニカ
ルロスを低減するために有効な対策が要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動機の回転
軸の軸方向の両端近くで軸受を囲む部分と、回転子(ロ
ータ)の軸方向両端より軸方向に僅かに外方でロータの
軸方向両端を覆う部分と、前記の両部分を連結して回転
軸を覆う部分とから成る仕切り環状部材を配置し、電動
機のロータの回転により封入液が撹拌される領域を、回
転軸の両端とロータに近い内部領域に局限して課題を解
決した。
軸の軸方向の両端近くで軸受を囲む部分と、回転子(ロ
ータ)の軸方向両端より軸方向に僅かに外方でロータの
軸方向両端を覆う部分と、前記の両部分を連結して回転
軸を覆う部分とから成る仕切り環状部材を配置し、電動
機のロータの回転により封入液が撹拌される領域を、回
転軸の両端とロータに近い内部領域に局限して課題を解
決した。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態としての、海砂採取サンドポンプに使用され海水や汚
水中に沈下させて使用される大容量の液封入電動機21
の概略側断面図であり、図4で示したサンドポンプ42
を取り外して示している。符号32は、断面がL字形の
仕切り環状部材であり、回転軸46の左端近くの円筒コ
ロ軸受55の軸方向内側と回転子63の左端との間に軸
方向に平行に配置され、円筒コロ軸受55の軸方向内側
と回転子63の左端と回転軸46の左端部を覆い、ケー
シング53、回転子63および固定子52と回転軸46
により画定され、封入液が充填される空隙中の前記の回
転軸46、円筒コロ軸受55の軸方向内側および回転子
63の左端とに近い領域を、残りの領域から仕切る。符
号33は、断面がコの字形の仕切り環状部材であり、3
3a、33b、33cの3部分が一体に環状に成形され
ている。33bは回転軸46の右側のポンプ駆動側の複
列円錐コロ軸受49の軸方向内側と回転軸46との間に
軸に垂直に配置され円錐コロ軸受49の軸方向内側を覆
い、33cは回転子63の軸方向外端を覆って回転軸に
垂直に配列され、33aは前記の33bと33cを連結
して回転軸46に近く平行にされている。仕切り環状部
材33は、ケーシング53、固定子52、回転子63お
よび回転軸46により画定され封入液が充填される空隙
中の、前記の回転軸46、複列円錐コロ軸受49の軸方
向内側および回転子63の右端の狭い領域を形成して、
残りの半径方向外方の領域から仕切り、回転による封入
液の撹拌をこの領域に局限する。この仕切り環状部材3
3の、33aの部分の内面と回転軸46の外周との間の
隙間の間隔をG1とし、33cの部分の内面と回転子6
3のエンドリング63aの先端との間の隙間の間隔をG
2とし、これらG1とG2をなるべく同じ寸法に近くする
と流れが円滑になることが判明した。またG2を出来る
だけゼロに近く設定することが望ましい。これ以外の構
造は従来技術と同一なので説明を省略する。
態としての、海砂採取サンドポンプに使用され海水や汚
水中に沈下させて使用される大容量の液封入電動機21
の概略側断面図であり、図4で示したサンドポンプ42
を取り外して示している。符号32は、断面がL字形の
仕切り環状部材であり、回転軸46の左端近くの円筒コ
ロ軸受55の軸方向内側と回転子63の左端との間に軸
方向に平行に配置され、円筒コロ軸受55の軸方向内側
と回転子63の左端と回転軸46の左端部を覆い、ケー
シング53、回転子63および固定子52と回転軸46
により画定され、封入液が充填される空隙中の前記の回
転軸46、円筒コロ軸受55の軸方向内側および回転子
63の左端とに近い領域を、残りの領域から仕切る。符
号33は、断面がコの字形の仕切り環状部材であり、3
3a、33b、33cの3部分が一体に環状に成形され
ている。33bは回転軸46の右側のポンプ駆動側の複
列円錐コロ軸受49の軸方向内側と回転軸46との間に
軸に垂直に配置され円錐コロ軸受49の軸方向内側を覆
い、33cは回転子63の軸方向外端を覆って回転軸に
垂直に配列され、33aは前記の33bと33cを連結
して回転軸46に近く平行にされている。仕切り環状部
材33は、ケーシング53、固定子52、回転子63お
よび回転軸46により画定され封入液が充填される空隙
中の、前記の回転軸46、複列円錐コロ軸受49の軸方
向内側および回転子63の右端の狭い領域を形成して、
残りの半径方向外方の領域から仕切り、回転による封入
液の撹拌をこの領域に局限する。この仕切り環状部材3
3の、33aの部分の内面と回転軸46の外周との間の
隙間の間隔をG1とし、33cの部分の内面と回転子6
3のエンドリング63aの先端との間の隙間の間隔をG
2とし、これらG1とG2をなるべく同じ寸法に近くする
と流れが円滑になることが判明した。またG2を出来る
だけゼロに近く設定することが望ましい。これ以外の構
造は従来技術と同一なので説明を省略する。
【0007】図2は、本発明の第2の実施の形態として
の、小容量または中容量の液封入電動機の半体側断面図
で、符号12と13は、それぞれ、軸方向の右と左の両
側に設けられる仕切り環状部材である。仕切り環状部材
12は、図で右側のカバー3aとロータ7の右側端より
やや手前の間に設けられる。この右側の仕切り環状部材
12は、カバー3aに対してオイルシール6の軸方向の
やや内側に、オイルシール6と玉軸受4を覆い、軸方向
には出来るだけ狭くされた12aの部分と、ロータ7に
対しては軸方向の両端に出来るだけ接近して回転軸5に
垂直に設けられた12cの部分と、この12cの部分と
12aの部分とを連結し回転軸5に出来るだけ近く配置
された中間部としての12bの部分とが、一体に形成さ
れた凹凸のある環状部材である。この仕切り環状部材1
2の、12bの部分の内面と回転軸の外周との間の隙間
の間隔をG1とし、12cの部分の内面とロータ7のエ
ンドリング7aの先端との間の隙間の間隔をG2とし、
G1とG2をなるべく同じ寸法に近くすると流れが円滑に
なることが判明した。またG2を出来るだけゼロに近く
設定することが望ましい。左側の仕切り環状部材13
は、構造と作動が右側とほぼ同一でなので、反復した説
明を省略する。
の、小容量または中容量の液封入電動機の半体側断面図
で、符号12と13は、それぞれ、軸方向の右と左の両
側に設けられる仕切り環状部材である。仕切り環状部材
12は、図で右側のカバー3aとロータ7の右側端より
やや手前の間に設けられる。この右側の仕切り環状部材
12は、カバー3aに対してオイルシール6の軸方向の
やや内側に、オイルシール6と玉軸受4を覆い、軸方向
には出来るだけ狭くされた12aの部分と、ロータ7に
対しては軸方向の両端に出来るだけ接近して回転軸5に
垂直に設けられた12cの部分と、この12cの部分と
12aの部分とを連結し回転軸5に出来るだけ近く配置
された中間部としての12bの部分とが、一体に形成さ
れた凹凸のある環状部材である。この仕切り環状部材1
2の、12bの部分の内面と回転軸の外周との間の隙間
の間隔をG1とし、12cの部分の内面とロータ7のエ
ンドリング7aの先端との間の隙間の間隔をG2とし、
G1とG2をなるべく同じ寸法に近くすると流れが円滑に
なることが判明した。またG2を出来るだけゼロに近く
設定することが望ましい。左側の仕切り環状部材13
は、構造と作動が右側とほぼ同一でなので、反復した説
明を省略する。
【0008】(作用)仕切り環状部材を設けることによ
り、ロータの回転により撹拌される封入液の領域は、軸
方向でロータに近い部分では半径方向に回転軸からロー
タのギャップまでの部分と、軸方向の両端ではオイルシ
ールと軸受周辺の狭い部分と、軸方向の両端からロータ
までの中間の部分では回転軸に近く平行な環状の狭い部
分と、の合計容積に限られ、残りの半径方向外方の大き
な容積の部分は撹拌されることは殆ど無い状態になるの
で、封入液の撹拌によるメカニカルロスを著しく低減す
ることが出来る。
り、ロータの回転により撹拌される封入液の領域は、軸
方向でロータに近い部分では半径方向に回転軸からロー
タのギャップまでの部分と、軸方向の両端ではオイルシ
ールと軸受周辺の狭い部分と、軸方向の両端からロータ
までの中間の部分では回転軸に近く平行な環状の狭い部
分と、の合計容積に限られ、残りの半径方向外方の大き
な容積の部分は撹拌されることは殆ど無い状態になるの
で、封入液の撹拌によるメカニカルロスを著しく低減す
ることが出来る。
【0009】
【発明の効果】本発明では、カバーの一方端からロータ
の一方端までと、ロータの他方端からカバーの他方端ま
での間に、それぞれ1個の仕切り環状部材を設けるとい
う簡単な構造により液封入電動機の機械的損失を著しく
低減出来るという効果がある。
の一方端までと、ロータの他方端からカバーの他方端ま
での間に、それぞれ1個の仕切り環状部材を設けるとい
う簡単な構造により液封入電動機の機械的損失を著しく
低減出来るという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す液封入電動機
の側断面図である。
の側断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す液封入電動機
の半体側断面図である。
の半体側断面図である。
【図3】従来技術による小容量および中容量の液封入電
動機の半体側断面図である。
動機の半体側断面図である。
【図4】海砂採取サンドポンプと、これに使用され水中
に沈下させて使用される大容量の液封入電動機とが連結
された従来技術の装置の概略側断面図である。
に沈下させて使用される大容量の液封入電動機とが連結
された従来技術の装置の概略側断面図である。
【図5】従来技術による大容量の液封入電動機の側断面
図である。
図である。
2、53 ケーシング 3a、3b カバー 4 玉軸受 5、46 回転軸 6 オイルシール 7、63 回転子(ロータ) 7a、63a エンドリング 8、52 固定子 9、61 均圧装置 11、21 液封入電動機 12、13、32、33 仕切り環状部材 12a、13a 仕切り環状部材の軸方向両端の軸受側
の部分 12b、13b 仕切り環状部材の中間部分 12c、13c 仕切り環状部材の回転子側の部分 33a 仕切り環状部材の中間部分 33b 仕切り環状部材の軸方向両端の軸受側の部分 33c 仕切り環状部材の回転子側の部分 47 メカニカルシールカバー 48 中間カバー 49 複列円錘コロ軸受 55 円筒コロ軸受 57 ヘッドカバー 64、65 メカニカルシール G1 回転軸と仕切り環状部材の中間部分との隙間の間
隔 G2 仕切り環状部材の回転子側の部分とエンドリング
の先端との隙間の間隔
の部分 12b、13b 仕切り環状部材の中間部分 12c、13c 仕切り環状部材の回転子側の部分 33a 仕切り環状部材の中間部分 33b 仕切り環状部材の軸方向両端の軸受側の部分 33c 仕切り環状部材の回転子側の部分 47 メカニカルシールカバー 48 中間カバー 49 複列円錘コロ軸受 55 円筒コロ軸受 57 ヘッドカバー 64、65 メカニカルシール G1 回転軸と仕切り環状部材の中間部分との隙間の間
隔 G2 仕切り環状部材の回転子側の部分とエンドリング
の先端との隙間の間隔
Claims (5)
- 【請求項1】 回転軸の外周に固着された回転子と、前
記回転軸の軸方向両側のそれぞれに少なくとも1個の軸
受を介して配置されたカバー部材と、これらのカバー部
材と前記回転軸の軸方向両側との間に設けられたシール
部材と、前記軸方向両側のカバー部材の半径方向外端を
連結するケーシングと、このケーシングの内周に前記回
転子との間に所定のエアギャップを保って装着された固
定子とを有し、前記のケーシングの内部には回転軸と回
転子と固定子とを流体密に収容し、内部に油、清浄な水
などの液体が封入されて外部からの流体の侵入を防止す
る液封入電動機において;前記液封入電動機には、さら
に電動機の回転軸の軸方向の両端近くで少なくとも軸受
を囲む部分と、回転子の軸方向両端から軸方向に僅かに
外方で回転子の両端面を覆う部分と、前記の両部分を連
結して回転軸を覆う中間部分とが一体に形成されたそれ
ぞれ一個の仕切り環状部材が配置されていることを特徴
とする液封入電動機における撹拌損失低減装置。 - 【請求項2】 前記仕切り環状部材の中間部分が半径方
向内方に回転軸の近くまで接近されていることを特徴と
する請求項1記載の液封入電動機における撹拌損失低減
装置。 - 【請求項3】 前記回転軸と前記仕切り環状部材の中間
部分との隙間の間隔G1と仕切り環状部材とエンドリン
グの先端との隙間の間隔G2とが等しく、さらに出来る
だけ狭く設定されていることを特徴とする請求項1また
は2に記載の液封入電動機における撹拌損失低減装置。 - 【請求項4】 前記液封入電動機が大容量の油封式水中
電動機であり、回転軸の出力側には複列円錐コロ軸受な
どの強力な軸受が設けられ、その軸方向外方にメカニカ
ルシールカバー、中間カバーを介してメカニカルシール
が設けられていることを特徴とする請求項1から3まで
のいずれかに記載の液封入電動機における撹拌損失低減
装置。 - 【請求項5】 前記液封入電動機が小容量または中容量
の水中電動機であり、回転軸の両端の軸受より軸方向内
方と仕切り環状部材との間にシール部材が配置され、前
記の回転軸の軸方向の両端近くで少なくとも軸受を囲む
前記仕切り環状部材の部分は、さらに前記シール部材を
も囲むようにされていることを特徴とする請求項1から
3までのいずれかに記載の液封入電動機における撹拌損
失低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205084A JPH0937506A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 液封入電動機における撹拌損失低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205084A JPH0937506A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 液封入電動機における撹拌損失低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0937506A true JPH0937506A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16501163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7205084A Pending JPH0937506A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 液封入電動機における撹拌損失低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0937506A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002298A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験装置、これに用いられるタイヤ装着軸及びタイヤ試験方法 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP7205084A patent/JPH0937506A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002298A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験装置、これに用いられるタイヤ装着軸及びタイヤ試験方法 |
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