JPH047657Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047657Y2 JPH047657Y2 JP8549087U JP8549087U JPH047657Y2 JP H047657 Y2 JPH047657 Y2 JP H047657Y2 JP 8549087 U JP8549087 U JP 8549087U JP 8549087 U JP8549087 U JP 8549087U JP H047657 Y2 JPH047657 Y2 JP H047657Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- bellows
- sealed
- frame
- electric motor
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
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- WPBNNNQJVZRUHP-UHFFFAOYSA-L manganese(2+);methyl n-[[2-(methoxycarbonylcarbamothioylamino)phenyl]carbamothioyl]carbamate;n-[2-(sulfidocarbothioylamino)ethyl]carbamodithioate Chemical compound [Mn+2].[S-]C(=S)NCCNC([S-])=S.COC(=O)NC(=S)NC1=CC=CC=C1NC(=S)NC(=O)OC WPBNNNQJVZRUHP-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、封入する圧油の量が少なくてすむ油
封型電動機に関する。
封型電動機に関する。
〈従来の技術〉
近年注目されているマンガン等の海底資源の採
取は作業船で海底の吸引機を牽引しながらこの吸
引機で海底資源を吸上げることにより行なつてい
る。この吸引機は6000mもの深海で使用されるた
め、吸引した海底資源の作業船上まで搬送するに
は途中に吸引・搬送用の大きな電動ポンプと設け
る必要がある。かかる電動ポンプでも通常2000〜
3000m程度の深海で使用される。このため、ポン
プに使用するこの種の電動機は使用状態での高水
圧に耐え得るよう、高水圧に見合う反力を発生す
る圧油がフレーム内に封入される。
取は作業船で海底の吸引機を牽引しながらこの吸
引機で海底資源を吸上げることにより行なつてい
る。この吸引機は6000mもの深海で使用されるた
め、吸引した海底資源の作業船上まで搬送するに
は途中に吸引・搬送用の大きな電動ポンプと設け
る必要がある。かかる電動ポンプでも通常2000〜
3000m程度の深海で使用される。このため、ポン
プに使用するこの種の電動機は使用状態での高水
圧に耐え得るよう、高水圧に見合う反力を発生す
る圧油がフレーム内に封入される。
第2図には均圧装置を備えた水中用の油封型電
動機の代表的なものを示す。電動機自体の構造は
ほぼ一般の電動機と同じであり、1は当該電動機
のフレーム、2はフレーム1に軸受3を介して支
持された軸、4は軸2と一体のロータ、5はフレ
ーム1側に設けられたステータコア、6はステー
タコイル、7はケーブルである。フレーム1の一
端面には、ケース11内にベローズ8を収めて構
成したベローズ均圧装置が複数設けられており、
ケース11には孔9が設けられている。ベローズ
8の一端は孔10を通して電動機内に通じてい
る。もちろんフレーム1内には圧油12が封入さ
れている。
動機の代表的なものを示す。電動機自体の構造は
ほぼ一般の電動機と同じであり、1は当該電動機
のフレーム、2はフレーム1に軸受3を介して支
持された軸、4は軸2と一体のロータ、5はフレ
ーム1側に設けられたステータコア、6はステー
タコイル、7はケーブルである。フレーム1の一
端面には、ケース11内にベローズ8を収めて構
成したベローズ均圧装置が複数設けられており、
ケース11には孔9が設けられている。ベローズ
8の一端は孔10を通して電動機内に通じてい
る。もちろんフレーム1内には圧油12が封入さ
れている。
かかる構造の油封型電動機では、運転による熱
で圧油12が膨張・収縮するが、ベローズ8の伸
縮により圧油12の膨張・収縮が吸収される。ま
た、ベローズ8の伸縮により、電動機の内部圧力
と外部圧力との不均衡が是正される。
で圧油12が膨張・収縮するが、ベローズ8の伸
縮により圧油12の膨張・収縮が吸収される。ま
た、ベローズ8の伸縮により、電動機の内部圧力
と外部圧力との不均衡が是正される。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところで上記従来技術では次のような問題があ
つた。
つた。
(a) 封入する圧油の量が多い。
(b) 圧油量が多く、しかも凹凸の多いフレーム内
に圧油が封入されているため、攪拌ロスが大き
い。
に圧油が封入されているため、攪拌ロスが大き
い。
(c) 圧油量が多いのに合わせて、熱による圧油の
膨張・収縮量が大きくなるため、油漏れに対す
る高いシール性が必要となる。
膨張・収縮量が大きくなるため、油漏れに対す
る高いシール性が必要となる。
(d) 圧油量が多いため、ベローズの設置個数が多
くなる。ベローズはステンレスなどの特別な材
料で作るためコストアツプを招来する。更にベ
ローズの設置部所はどうしても他部分に比べて
シール性が劣るため、ベローズの設置数が増え
ると全体としてのシール性が低下する。
くなる。ベローズはステンレスなどの特別な材
料で作るためコストアツプを招来する。更にベ
ローズの設置部所はどうしても他部分に比べて
シール性が劣るため、ベローズの設置数が増え
ると全体としてのシール性が低下する。
本考案は、上記従来技術に鑑み、封油量を減少
させることのできる油封型電動機を提供すること
を目的とする。
させることのできる油封型電動機を提供すること
を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成する本考案の構成は、電動機フ
レーム内に圧油を封入した油封型電動機のフレー
ム内空間にスペーサを備えたことを特徴とする。
レーム内に圧油を封入した油封型電動機のフレー
ム内空間にスペーサを備えたことを特徴とする。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。
同図において1はフレーム、2は軸、3は軸受、
4はロータ、5はステータコア、6はステータコ
イル、7はケーブル、8はベローズ、9,10は
孔、11はケース、12は圧油であり、これらの
ものは従来のものと同様である。
同図において1はフレーム、2は軸、3は軸受、
4はロータ、5はステータコア、6はステータコ
イル、7はケーブル、8はベローズ、9,10は
孔、11はケース、12は圧油であり、これらの
ものは従来のものと同様である。
更に本実施例ではフレーム1内の空間に、リン
グ状に形成されたスペーサ13,14,15,1
6,17,18が備えられている。スペーサ13
〜16は、たとえば樹脂の積層板で作られており
ボルト等でフレーム1に固定されている。またス
ペーサ17,18は、ステータコイル6を嵌着後
にこの空間にフエルトを詰め込み、必要に応じて
フエルトをスペーサ紐で緊縛し、このフエルトに
レジンを含浸して硬化させて作られる。勿論これ
らスペーサは上記材質のものに限定されず、他の
材質のものであつてもよい。
グ状に形成されたスペーサ13,14,15,1
6,17,18が備えられている。スペーサ13
〜16は、たとえば樹脂の積層板で作られており
ボルト等でフレーム1に固定されている。またス
ペーサ17,18は、ステータコイル6を嵌着後
にこの空間にフエルトを詰め込み、必要に応じて
フエルトをスペーサ紐で緊縛し、このフエルトに
レジンを含浸して硬化させて作られる。勿論これ
らスペーサは上記材質のものに限定されず、他の
材質のものであつてもよい。
かかる本実施例では、スペーサ13〜18の体
積分だけ圧油12の封入量が減少し、これに合わ
せて熱の作用による圧油12の膨張・収縮量が少
なくなる。このため従来技術に比べてベローズ8
の設置個数を減らすことができコストダウンが図
れる。また、回転する軸2及びロータ4をスペー
サ13,14で覆うようにしたため、駆動時にお
いて圧油12が乱流になることを防止でき、回転
抵抗(攪拌ロス)が小さくなる。
積分だけ圧油12の封入量が減少し、これに合わ
せて熱の作用による圧油12の膨張・収縮量が少
なくなる。このため従来技術に比べてベローズ8
の設置個数を減らすことができコストダウンが図
れる。また、回転する軸2及びロータ4をスペー
サ13,14で覆うようにしたため、駆動時にお
いて圧油12が乱流になることを防止でき、回転
抵抗(攪拌ロス)が小さくなる。
なお、本考案は、ベローズが設置されていない
油封型電動機にも適用できることは言うまでもな
い。
油封型電動機にも適用できることは言うまでもな
い。
〈考案の効果〉
以上実施例とともに具体的に説明したように本
考案によれば、次のような効果を得る。
考案によれば、次のような効果を得る。
(a) スペーサの体積分だけ封入する圧油量が減少
し、熱による圧油の膨張・収縮量が少なくなる
ため、油漏れに対する信頼性が向上する。また
ベローズを設ける場合には、その設置個数が少
なくて済み、シール性の向上及びコストダウン
が図れる。
し、熱による圧油の膨張・収縮量が少なくなる
ため、油漏れに対する信頼性が向上する。また
ベローズを設ける場合には、その設置個数が少
なくて済み、シール性の向上及びコストダウン
が図れる。
(b) 電動機の回転部分をスペーサでかこむことに
より、攪拌ロスを低減することができる。
より、攪拌ロスを低減することができる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は従来の油封型電動機を示す断面図である。 図面中、1はフレーム、2は軸、3は軸受、4
はロータ、5はステータコア、6はステータコイ
ル、7はケーブル、8はベローズ、9,10は
孔、11はケース、12は圧油、13,14,1
5,16,17,18はスペーサである。
は従来の油封型電動機を示す断面図である。 図面中、1はフレーム、2は軸、3は軸受、4
はロータ、5はステータコア、6はステータコイ
ル、7はケーブル、8はベローズ、9,10は
孔、11はケース、12は圧油、13,14,1
5,16,17,18はスペーサである。
Claims (1)
- 電動機フレーム内に圧油を封入した油封型電動
機のフレーム内空間にスペーサを備えたことを特
徴とする油封型電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8549087U JPH047657Y2 (ja) | 1986-06-02 | 1987-06-02 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8256286 | 1986-06-02 | ||
JP8549087U JPH047657Y2 (ja) | 1986-06-02 | 1987-06-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377449U JPS6377449U (ja) | 1988-05-23 |
JPH047657Y2 true JPH047657Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=33161342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8549087U Expired JPH047657Y2 (ja) | 1986-06-02 | 1987-06-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047657Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-02 JP JP8549087U patent/JPH047657Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6377449U (ja) | 1988-05-23 |
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