JPH07305649A - 内燃機関用ノック制御装置 - Google Patents

内燃機関用ノック制御装置

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JPH07305649A
JPH07305649A JP6097350A JP9735094A JPH07305649A JP H07305649 A JPH07305649 A JP H07305649A JP 6097350 A JP6097350 A JP 6097350A JP 9735094 A JP9735094 A JP 9735094A JP H07305649 A JPH07305649 A JP H07305649A
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孝一 釜洞
Kazuhiro Nakai
一弘 中井
Koji Sakakibara
榊原  浩二
Hiroshi Haraguchi
寛 原口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノックセンサ1の信号系の断線または短縮に
加えてノックセンサ1の劣化、故障、ゆるみ等の異常も
検出できること。 【構成】 各ノックセンサ1にバイアス手段2によりバ
イアスしてその直流成分により第1のフェイル検出手段
3によりノックセンサ1の信号系の断線や短縮を検出す
る。また、バンドパスフィルタ5を通した各ノックセン
サ1出力の交流成分をピークホールド回路6によりピー
クホールドして、このピークホールド値と所定値とを比
較してマイクロコンピュータ9により機関高速時にノッ
クセンサ1出力の劣化、故障、ゆるみ等の異常を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用ノック制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、特公平1−36567号公報,
特開昭60−100021号公報,特開昭52−847
81号公報,実開昭59−14672号公報に開示され
ているように、ノックセンサをバイアスして、そのバイ
アス電圧の直流成分を検出することにより、ノックセン
サおよびその信号線の断線または短絡を検出するもの
か、あるいは特公平3−61133号公報に開示されて
いるように、ノックセンサ信号の出力レベルによってフ
ェイル検出するものであった。
【0003】また、従来特開昭63−186949号公
報に開示されているように、ノックセンサ信号の出力レ
ベルによってフェイル検出する際に、気筒毎にフェイル
判定用レベルを作成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、信号系の断線
または短絡を検出するだけでは、ノックセンサの劣化,
故障またはゆるみ等の異常は検出できないという問題点
があった。また、信号の出力レベルによるフェイル検出
だけでは、ノックセンサ出力が小さい運転領域では全く
フェイル判定できないという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、センサ出力が比較的大
きな運転領域でバイアス電圧の直流成分だけではなく、
交流成分でもフェイル検出するようにしたので、信号系
の断線または短絡に加えてノックセンサの劣化,故障ま
たはゆるみ等の異常も検出できることを目的とする。ま
た、複数のノックセンサを使用する場合、ノックセンサ
信号をマルチプレクサで切替えて1つのバンドパスフィ
ルタで構成すれば、簡単でローコストになるが、フェイ
ル判定用レベルを気筒毎に作成すると、更新が気筒サイ
クル毎(気筒数分の点火サイクル毎)になるので、過渡
時に応答遅れによりフェイルを誤検出する可能性があ
る。それを対策するために、フェイル判定用レベルを全
気筒一律に作成することによって1点火毎の更新にして
応答性を向上させることができるが、これでは複数のノ
ックセンサの中の1つが故障した場合には、正常なノッ
クセンサを使用している点火ではノックセンサ出力があ
るので、フェイル判定用レベルは十分に小さくならず、
正常時と故障時の区別がしにくくなる。
【0006】そこで本発明は過渡時の応答遅れが少な
く、かつ複数のノックセンサの中の1つが故障した場合
にも故障を確実に判別することを別の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は図8に
示すごとく、内燃機関に発生する振動を検出する複数の
ノックセンサと、前記複数のノックセンサ信号を選択的
に切替えて出力するマルチプレクサと、前記マルチプレ
クサで選択されたノックセンサ信号を入力して、ノック
特有の周波数帯域だけ通過させるバンドパスフィルタ
と、内燃機関の運転条件を検出する運転条件検出手段
と、前記ノックセンサをバイアスするバイアス手段と、
前記バイアス手段出力の直流成分で、前記運転条件検出
手段により全運転領域または特定の運転条件が成立した
時に前記ノックセンサおよびその信号線の断線または短
絡を検出する第1のフェイル検出手段と、前記バンドパ
スフィルタ出力の交流成分でノックを検出するノック検
出手段と、前記バンドパスフィルタ出力の交流成分で、
前記運転条件検出手段により前記バイアス手段出力の直
流成分で検出する運転領域よりもノックセンサ出力が比
較的高くなる領域になった時に、前記ノックセンサの異
常を検出する第2のフェイル検出手段とを備える内燃機
関用ノック制御装置を提供するものである。
【0008】
【作用】これにより、バイアス手段出力の直流成分で、
ノックセンサおよびその信号線の断線または短絡を第1
のフェイル検出手段により検出し、バンドパスフィルタ
出力の交流成分で、ノックセンサ出力が比較的高くなる
領域になった時にノックセンサの異常を第2のフェイル
検出手段により検出する。
【0009】
【実施例】以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。 (第1実施例)図1に全体構成を示す、多気筒エンジン
(6気筒内燃機関)には気筒数より少ない複数(例えば
2個)のノックセンサ1が取り付けられており、エンジ
ンに発生するノック振動を検出する。各ノックセンサ1
には各バイアス手段2が接続されており、各バイアス手
段2の直流成分が各第1のフェイル検出手段3に、各ノ
ックセンサ1の交流成分がノック検出手段および第2の
フェイル検出手段であるマルチプレクサ4,バンドパス
フィルタ5,ピークホールド回路6に接続されている。
各第1のフェイル検出手段3,ノック検出手段および第
2のフェイル検出手段は、運転条件検出手段8に基づい
て、それぞれの検出を実行する。マイクロコンピュータ
9は、運転条件検出手段8によって、第1のフェイル検
出手段3,ノック検出手段および第2のフェイル検出手
段の出力結果に応じて、ノック制御要因(点火時期,空
燃比等)を制御する。
【0010】図2に各バイアス手段2と各第1のフェイ
ル検出手段3を具体化した構成図を示す。各ノックセン
サ1は抵抗R1 を内蔵しており、各バイアス手段2の抵
抗R 2 によって直流バイアスされる。抵抗値は、例えば
1 =R2 =560kΩとすると、ノックセンサ信号の
中心電圧は2.5Vとなる。各第1のフェイル検出手段
3であるローパスフィルタ13は、抵抗R3 とコンデン
サC2 により構成され、バイアス手段2の高周波成分、
すなわち交流成分を除去し、直流成分だけを取り出すた
めのものである。例えば、R3 =56kΩ,C2 =0.
047μFに設定すれば、時定数=26.3msとな
る。ローパスフィルタ13の出力はA/D変換器7に入
力され、マイクロコンピュータ9によって所定時間毎に
A/D変換され、その結果に基づいて第1のフェイル判
定を実行する。
【0011】一方、バイアス手段2は交流成分を取り出
すためにコンデンサC1 を経由してからマルチプレクサ
4,バンドパスフィルタ5およびピークホールド回路6
(ノック検出手段)に接続され、その出力はA/D変換
器7に入力される。マイクロコンピュータ9はそのA/
D変換結果に基づいてノック判定と第2のフェイル判定
とを実行する。
【0012】図1で各バイアス手段2は、交流成分を取
り出すための各コンデンサC1 を経由してマルチプレク
サ4に入力され、2つのノックセンサ1をマルチプレク
サ4により選択的に切替えてバンドパスフィルタ5に入
力され、ノック特有の所定周波数帯域の信号を通過させ
る。その信号は、ピークホールド回路6に入力される。
ピークホールド回路6は、マイクロコンピュータ9によ
り、ノックが発生する所定期間だけバンドパスフィルタ
5の出力をピークホールドするように制御される。ピー
クホールド回路6の出力は、A/D変換器7に入力さ
れ、マイクロコンピュータ9によりピークホールド値を
A/D変換し、その結果に応じてノック判定と第2のフ
ェイル判定とを実行する。
【0013】図3に各第1のフェイル検出手段3に対応
してマイクロコンピュータ9が実行する処理(フローチ
ャート)を示す。ステップ31でイグニションスイッチ
がONか否かを判断し、NOなら処理をせずに終了し、
YESならステップ32に進む。ステップ32で所定時
間経過したか否かを判断し、NOなら処理を終了し、Y
ESなら第1のフェイル検出処理を実行するためにステ
ップ33に進む。ここで、所定時間経過したか否かを判
断しているのは、第1のフェイル検出を所定時間毎に実
行するためである。ステップ33で第1のフェイル検出
手段3の一部であるローパスフィルタ13の出力をA/
D変換し、A/D変換値VFAD が予め定めされた断線判
定値FLEV1よりも大きいか否かを判断し、VFAD >F
LEV1の場合はステップ38に進み、ノックセンサ1また
はその信号線が断線していると判定する。VFAD ≦F
LEV1の場合は、ステップ35でA/D変換値VFAD が予
め定められた短絡判定値FLEV2よりも小さいか否かを判
断し、VFAD <FLEV2の場合はステップ37に進み、ノ
ックセンサ1またはその信号線が短絡していると判定す
る。VFAD ≧FLEV2の場合は、ステップ36に進み、ノ
ックセンサ1およびその信号線は、断線および短絡をし
ていない(正常)と判定する。
【0014】ここで、FLEV1>FLEV2に設定してある。
本実施例の場合、VFAD は正常時にて2.5V,断線時
に5V,短絡時に0Vとなるはずであるが、正常時には
ローパスフィルタ13があっても多少交流成分が出た
り、回路公差によりVFAD の電圧値がズレたり、機械ノ
イズおよび電気ノイズによりVFAD の電圧値が変動した
りするので、断線判定値FLEV1、短絡判定値FLEV2は、
それぞれ5V,0Vより余裕をとった値を設定してお
く。(たとえばFLEV1=3.75V,FLEV2=1.25
V)こうすることによって、断線および短絡の誤検出・
検出ミスを防止できる。
【0015】図4に第2のフェイル検出手段に対応して
マイクロコンピュータ9が実行する処理(フローチャー
ト)を示す。ステップ41でノック判定区間開始か否か
を判断し、NOなら処理を終了し、YESならステップ
42に進み、ピークホールド回路6によるピークホール
ドを開始する。次にステップ43に進み、ノック判定区
間が終了するまでピークホールド回路6によるピークホ
ールドを続け、ノック判定区間が終了したら、ステップ
44でピークホールド回路6のピークホークド値をA/
D変換してVpeakに格納する。その後、ステップ4
5でVpeakに基づいてノック判定処理を実行した
後、ステップ46に進み、Vpeakを1/8なまし処
理してフェイル判定用レベルVFAILi を各ノックセンサ
毎に作成する。ここで、iはノックセンサ1に対応する
番号である。次にステップ47でエンジン回転数が40
00rpm以上か否かを判断し、NE<4000rpm
の場合は、第2のフェイル検出を実行せず終了し、NE
≧4000rpmの場合はステップ48へ進み、所定の
フェイル判定レベルFLEV3とVFAILi を比較し、VFA
ILi <FLEV3の場合はステップ49でフェイルと判定
し、VFAILi ≧FLEV3の場合はステップ50で正常と判
定する。ここで、エンジン回転数で第2のフィイル検出
手段によるフィイル判定を禁止したが、低負荷で禁止す
るようにしても良いし、エンジン回転数と負荷で禁止す
るようにしても良い。ここで、VFAILi を各ノックセン
サ1毎に作成したが、ノックセンサ1に対応する気筒群
毎に作成しても良い。たとえば、V8エンジンの場合
で、各ノックセンサ1の1つが、#1,5,7気筒、も
う一方が#2,4,6,8気筒に対応している時は、#
1・3気筒、#5・7気筒,#2・4気筒,#6・8気
筒の4グループ毎にVFAILi を作成しても良い。
【0016】また、第1のフェイル検出手段によるフェ
イル判定はノックセンサ出力の大きさに基づいてフェイ
ル検出していないので全運転領域で検出可能であるが
(第1のフェイル検出手段に関連する回路に電源が供給
されていれば、停止時でも検出可能)、第2のフェイル
検出手段によるフェイル判定は、ノックセンサ出力の大
きさに基づいてフェイル検出するので、ノックセンサ出
力の小さい運転領域(例えば低回転領域,低負荷領域)
ではフェイル検出が困難であり、フェイルを誤検出・検
出ミスするおそれがあるが、本実施例のように、ノック
センサ出力が十分に大きい高回転領域または高負荷領域
で第2のフェイル検出手段によるフェイル判定をするよ
うにすれば、正確にフェイル検出ができる。
【0017】また、フェイル判定用レベルVFAILi もノ
ック判定区間(燃焼区間)で作成するようにしているの
で、ノック判定区間外で作成するよりも出力が大きくな
り、より正確にフェイル検出ができる。さらに、第1の
フェイル検出手段は全運転領域で実行してもよいし、特
定の条件下で実行しても良い。 (第2実施例)第1実施例ではピークホールド回路6の
A/D変換値Vpeakを1/8なまし処理している
が、ノックセンサ信号のピーク値に基づく物理量ならば
なんでも良い。たとえば、図5のようにピークホールド
回路6を使用せずに積分回路60を用い、その出力をA
/D変換することによりフェイル検出するようにしても
良い。その際、ノック判定処理は、図4と同様にピーク
ホールドのA/D変換値Vpeakに基づいて実行し、
フェイル判定処理は図4のステップ46の処理が積分回
路60の積分値をA/D変換してVFAILi に格納する処
理に変わるだけである。ピークホールド回路6は、電気
ノイズが1発重畳しただけで出力が大きくなってしまう
ために、正常時のノックセンサ出力が十分に大きい運転
領域(例えば高回転領域、高負荷領域)でフェイル判定
する必要があったが、本実施例のように積分回路で実行
すれば、電気ノイズが1発重畳しただけでは、積分回路
出力は大きくならないので、ピークホールド回路6でフ
ェイル判定するよりは広い運転領域(より低回転領域、
低負荷領域)でフェイル検出できるという効果がある。
ただし、ピークホールド回路6でフェイル判定する場合
に対し、積分回路60を余分に必要とする。
【0018】(第3実施例)図6に第2のフェイル検出
手段として、ピークホークド回路6を使用せずにサンプ
ルホールド回路70を使用する場合の構成図を示す。ノ
ック判定処理は、第1〜第2実施例と同様に、ピークホ
ールド回路6の出力をA/D変換した値Vpeakに基
づいて実行し、フェイル判定は、サンプルホールド回路
70の出力(またはバンドパス5の出力)とフェイル判
定用レベルVFAILi とを比較することによってVFAILi
を更新し、VFAILi とフェイル判定レベルFLEV3を比較
することによってフェイル検出する。具体的な処理は、
図4のステップ46を削除し、ステップ43の代わりに
図7の処理を追加したものになる。ステップ80でフェ
イル判定用レベルVFAILi から3を減算し、ステップ8
1でVFAILi とサンプルホークド回路70の出力とを比
較して、サンプルホールド回路70の出力の方が大きか
った場合はステップ82でVFAILi をインクリメント
し、サンプルホールド回路70の出力がVFAILi 以下の
場合は、何もせずステップ83に進む。ステップ83で
ノック判定区間が終了したか否かを判断し、終了してい
ない場合は、ステップ81に戻る。なお、ステップ81
→83の処理は所定時間毎に実行する。終了した場合
は、図4のステップ44に進む。本実施例では第2の実
施例と同様に、電気ノイズが1発重畳しただけでは、V
FAILi は大きくならないので、ピークホールド回路6で
フェイル判定するよりは広い運転領域(より低回転領
域,低負荷領域)でフェイル検出できるという効果があ
る。また、本実施例ではノック判定区間とフェイル検出
区間とを同じにしているが、全く独立に設定しても良
い。
【0019】なお、第1実施例は、第2・第3実施例に
対して各々積分器60,サンプルホールド回路70を削
除できるので、回路の簡素化・コストダウンができると
いう効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、バイアス手
段出力の直流成分で、ノックセンサおよびその信号線の
断線または短絡を検出するので、全運転領域でその検出
が可能である。また、バンドパスフィルタ出力の交流成
分で、第2運転領域になった時にノックセンサの異常を
検出するので、ノックセンサの劣化、故障またはゆるみ
等の異常も検出できる。
【0021】さらに、ノックセンサおよびその信号線の
断線または短絡を検出する運転領域よりも狭い範囲、す
なわち、正常時のノックセンサ出力が大きくなるような
高回転領域または高負荷領域でノックセンサの異常を検
出することによって、正常時と異常時との差が大きくな
るので、正確にフェイル検出できる。また、複数のノッ
クセンサに対して1つのバンドパスフィルタで構成する
ことができるので簡単でローコストである。
【0022】また、フェイル判定用レベルをノックセン
サ毎またはノックセンサに対応する気筒群毎に作成する
ことにより、複数のノックセンサの内の1つが故障した
場合でも正確にフェイル検出でき、かつ応答性にも優れ
ているので、過渡時にも誤検出することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】第1実施例のバイアス手段と第1のフェイル検
出の一部とを具体化した電気回路図である。
【図3】第1実施例における第1のフェイル検出手段が
実行する処理を示すフローチャートである。
【図4】第1実施例における第2のフェイル検出手段が
実行する処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例にける要部構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の第3実施例における要部構成を示すブ
ロック図である。
【図7】第3実施例における第2のフェイル検出手段が
実行する処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
1 ノックセンサ 2 バイアス手段 3 第1のフェイル検出手段 4 マルチプレクサ 5 バンドパスフィルタ 6 ピークホールド回路 7 A/D変換器 8 運転条件検出手段 9 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原口 寛 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に発生する振動を検出する複数
    のノックセンサと、 前記複数のノックセンサ信号を選択的に切替えて出力す
    るマルチプレクサと、 前記マルチプレクサで選択されたノックセンサ信号を入
    力して、ノック特有の周波数帯域だけ通過させるバンド
    パスフィルタと、 内燃機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、 前記ノックセンサをバイアスするバイアス手段と、 前記バイアス手段出力の直流成分で、前記運転条件検出
    手段により全運転領域または特定の運転条件が成立した
    時に前記ノックセンサおよびその信号線の断線または短
    絡を検出する第1のフェイル検出手段と、 前記バンドパスフィルタ出力の交流成分でノックを検出
    するノック検出手段と、 前記バンドパスフィルタ出力の交流成分で、前記運転条
    件検出手段により前記バイアス手段出力の直流成分で検
    出する運転領域よりもノックセンサ出力が比較的高くな
    る領域になった時に、前記ノックセンサの異常を検出す
    る第2のフェイル検出手段とを備える内燃機関用ノック
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のフェイル検出手段が、内燃機
    関の気筒数より少ない前記複数のノックセンサ出力に基
    づき、対応するノックセンサ毎に、または対応する気筒
    群毎にフェイル判定用レベルを作成し、このフェイル判
    定用レベルと予め定められた所定値とを比較することに
    よってフェイル判定することを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関用ノック制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バンドパスフィルタ出力の交流成分
    で検出する運転領域が、前記バイアス手段出力の直流成
    分で検出する運転領域よりも高負荷側または高回転側領
    域であることを特徴とする請求項1または2記載の内燃
    機関用ノック制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のフェイル検出手段によるフェ
    イル検出は、前記バンドパスフィルタ手段出力の交流成
    分をピークホールドした値に基づいて実行されることを
    特徴とする請求項1または2または3記載の内燃機関用
    ノック制御装置。
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