JPH07305636A - オフセットエンジン - Google Patents

オフセットエンジン

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JPH07305636A
JPH07305636A JP7022385A JP2238595A JPH07305636A JP H07305636 A JPH07305636 A JP H07305636A JP 7022385 A JP7022385 A JP 7022385A JP 2238595 A JP2238595 A JP 2238595A JP H07305636 A JPH07305636 A JP H07305636A
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JP
Japan
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piston
internal combustion
combustion engine
cylinder
crankshaft
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JP7022385A
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English (en)
Inventor
Gilles L Delisle
ジリス・エル・ディリィスル
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Original Assignee
Individual
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C5/00Crossheads; Constructions of connecting-rod heads or piston-rod connections rigid with crossheads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/04Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B33/00Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
    • F02B33/02Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps
    • F02B33/06Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps
    • F02B33/10Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps with the pumping cylinder situated between working cylinder and crankcase, or with the pumping cylinder surrounding working cylinder
    • F02B33/12Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps with the pumping cylinder situated between working cylinder and crankcase, or with the pumping cylinder surrounding working cylinder the rear face of working piston acting as pumping member and co-operating with a pumping chamber isolated from crankcase, the connecting-rod passing through the chamber and co-operating with movable isolating member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/0002Cylinder arrangements
    • F02F7/0019Cylinders and crankshaft not in one plane (deaxation)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高トルク、高馬力の内燃機関を提供する。 【構成】 シリンダ3に連続して設けたクランク室のク
ランクシャフト8をピストンロッド4から完全にオフセ
ットさせて、クランクシャフトのパワーストロークが1
80°を超えるように設けた内燃機関。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多様な燃料が使用可能
な内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関産業は、2サイクル、4サイク
ルの内燃機関のパワー、トルク、及び効率をより大きく
する努力を常にしている。従来のエンジンにおいては、
通常ピストンは、クランクシャフトの中心と交差する直
線(ピストン軸)上に設けられており、従って、ピスト
ンの行程とクランクシャフトの直径とが等しくその比が
1:1に制限されていた。このようなエンジンにおいて
は、理論的なパワーストロークは180°の回転角を超
えることができなかった。従来のエンジン設計において
この回転角(180°)よりもやや大きな回転角を得る
ためにピストン軸からわずかにオフセットさせることも
可能であるが、この場合、ピストンの側部に生じる非常
に大きな力によって生じるシリンダ壁の楕円形の磨耗に
対応するコストを要して初めて可能になるものである。
【0003】内燃機関においては吸気についてもずっと
問題であった。2サイクルエンジンにおいては、吸気口
と排気口の両方がシリンダの下部に位置しており、この
ため2ストロークでもってその閉鎖された上端部を掃気
することが困難なため掃気が不十分である。また、2ス
トロークエンジンにおいては、排気口から燃焼不良の燃
料が漏出あるいは排出されるので公害を引き起こし、ま
た、エンジン効率も低下する。4サイクルエンジンにお
いては、4行程のうちの2つの行程においてガス交換が
なされるためより良い掃気効果が得られる。しかしなが
ら、吸気はシリンダの上端のスペースの確保が必要な吸
気弁及び排気弁の大きさと数によって制限される。この
ため、エンジンによっては排気量を増やすため1シリン
ダにつき3以上の弁を用いるようになった。このことは
コストを増大させ、基本設計を複雑化する結果となっ
た。空気を圧縮してシリンダ内への空気の流量を増加さ
せるスーパーチャージャやターボーチャージャといった
外部装置を使用することにより吸気の問題を少なくする
ことも可能である。しかしながら、これによりさらにコ
スト増加、重量増加及びエンジンの複雑化が生じる。
【0004】従来のピストンエンジンにおいては潤滑油
の漏出あるいは吹き抜けによる汚染もまた問題である。
シリンダはクランク室に対して解放されており、クラン
ク室から燃焼行程を完全に隔離する方法はない。4サイ
クルエンジンにおける公害を減少させるために、吹き抜
けガスを吸気マニホルドに戻して燃焼行程に供給させる
確実クランク室弁がしばしば用いられる。しかしなが
ら、潤滑油は、特に高圧縮エンジンにおいては、すぐに
汚染されるので定期的に交換する必要があり、コストが
増大し、かつ潜在的な環境汚染を増大する。
【0005】
【発明の概要】本発明の目的は、従来のエンジンに勝る
効率、パワー及びトルクを有し、多様な燃料に対応する
内燃機関を提供することにある。本発明のエンジン装置
は、燃焼行程をクランク室から隔離するため底部及び上
部で閉鎖されるシリンダの内部に位置する往復動ピスト
ンを含む。クランク室内に位置するリストピンを備えた
ピストンロッドによりピストンは連接棒を介してピスト
ンロッドからオフセットしたクランクシャフトに連結さ
れる。クランクシャフトのオフセット(実施例に示すよ
うにクランクシャフトの周面がピストンの垂直軸から外
れる位置を含む)の程度により押しのけ量及びトルクは
変化し、その値は決定される。ピストンロッドの下端を
クランク室内において連接棒に取り付け、ピストンロッ
ドをクランク室内に位置する前面解放型のブッシングの
面内で垂直方向に移動させすることによってこの構成が
達成される。クランク軸の回転によって生ずる横方向の
力は、連接棒を介して、シリンダ内に位置するピストン
に代えて、クランク室内に位置するピストンロッドに伝
達される。このことは、ピストンの上部及び下部で圧縮
が生じるピストンの設計を可能にする。この両サイドピ
ストン動作を2サイクルエンジンの設計に結び付けるこ
とにより、エンジンは、ピストン吸気を介し、かつ、大
きな排気弁を用いて、優れた吸気を達成することができ
る。吹き抜け又は漏出した燃料ガスは自動的に燃焼行程
に戻されるので、潜在的な汚染を減少することができ
る。
【0006】本発明装置は燃料混合気から燃料を燃焼さ
せて効率良く高トルク、高馬力を与える内燃機関であ
り、本発明のいくつかの利点は、(1)クランク室から
ピストン、シリンダ及び燃焼動作を隔離することにより
潤滑油による汚染や公害を減少する、(2)通常ピスト
ンに作用する横力をシリンダから外れた位置にある、ク
ランク室内に位置する前面解放型のブッシングに係合す
るピストンロッドに伝達することによって、前記横力を
減少させる、(3)シリンダの上端に位置する大きい排
気弁を使用することにより掃気をより効率的に行なうこ
とができる、(4)シリンダの閉鎖された底部に対して
ピストンを下方へ移動させることにより吸気を行なわせ
る、(5)吸入された空気をピストン上部のエリア内に
タイミング良く解放してシリンダ上部の開いた排気弁か
ら排気ガスを放出するので掃気が向上する、といったも
のである。
【0007】その他の利点として、(6)閉鎖されてい
るシリンダ底部に対して移動するピストンの背部におい
て吸入空気が圧縮されることによりピストン組立体、ピ
ストンロッド、連接棒が反転位置、即ち下死点にあると
きのそれらの運動量を減らすのに役立ち、ピストン組立
体の重量を打ち消してエンジンを高速回転させるのに役
立つ、(7)従来の2サイクルエンジンの特徴である大
きなクランク室内で吸入空気が圧縮されるのとは異な
り、吸入気体が小さな閉鎖されたシリンダ底部で圧縮さ
れるので、吸気圧を大きくすることができ、かつ、容易
に制御できる、(8)クランクシャフトの回転において
回転速度は一定であると仮定すれば、パワーストローク
がリターンストロークよりゆっくりであり、クランクシ
ャフトのオフセット量に従ってトルクを相対的に変化増
大させることができる、(9)ストローク長さによって
決まるエンジンの押しのけ量をクランクシャフトのオフ
セット量を変えることで変更可能である、(10)クラ
ンクシャフトのオフセット量に依存してトルクが増大し
てクランクシャフトのパワーストロークはかなり変化
し、180°を超える回転量となる、(11)クランク
シャフトのオフセットの程度に直接的に関連してより長
い(即ち、大きな)トルクが維持される−この長いトル
クは、連接棒及びクランクシャフトスローの形状(相対
的になす角度)が約90°の範囲の最適形態でより長い
時間維持されることにより生じるものである、(12)
排気弁とピストンが常に同一方向に動くため、従来の4
サイクルエンジンにおいて見られたピストンと排気弁の
重なりがなく、エンジンの高圧縮が制限されることがな
い、(13)ピストンと排気弁が同一方向に動き、圧縮
ストローク(ピストンと弁の両方が上方に移動)の際の
空気の移動が弁の閉鎖を補助するので、弁が浮く可能性
を極めて少なくすることができる、(14)ピストンと
排気弁の両方を同期移動させるので、押棒を設ける設計
とし、押棒・弁組立体を駆動するためにクランクシャフ
ト自体にカムのような曲線状の突起を用いるならば、カ
ムシャフトを用いずにエンジンを完全に作動させること
が可能である、(15)燃料噴射のタイミング及び位置
の良いユニークな弁付き2サイクル設計であるため、優
れた掃気を行なうことができ、かつ、排気ガスから空気
−燃料混合体をすべて分離できる−これは従来の一部の
4サイクルエンジンにおける今日に至る1つの特質では
あるが、2サイクルエンジンの設計においては達成され
ていない特質である、(16)効率が良く、シンプルで
あり、集積した構造設計であるので、製造が容易な耐久
性の高い製品となる、といったものがある。
【0008】
【実施例】クランクシャフトが完全にオフセットしたエ
ンジン(即ち、クランクシャフトの周面が垂直ピストン
軸と交差しないエンジン)を示す図1乃至4を参照して
以下の詳細な説明を読むことにより本発明がより完全に
理解される。
【0009】図1は、パワーサイクル(サイクル1)の
開始点にあるエンジンを示す。排気弁1は閉じられてお
り、ピストン2は、点火が生じるように燃料ガスが最大
に圧縮された状態の最も上の位置にある。ピストン2は
ピストンロッド4に取り付けられ、ピストンロッド4
は、前面が解放されたブッシング7内を摺動し、動力を
連接棒11に伝達する。連接棒11は、1本のオフセッ
トしたクランクシャフト8に連結されている。ピストン
ロッド4はリストピン6を介して連接棒11に連結され
ており、連接棒は、ジャーナルブッシング又はジャーナ
ルベアリング9を介してクランクシャフトスロー(ジャ
ーナルブッシング又はジャーナルベアリング9を通るク
ランクシャフトの半径部分)に連結されている。点6、
8、9は一直線をなし、ピストンは上死点にあり、クラ
ンクシャフトの回転角は0である。吸気弁13は閉じて
おり、ピストンはピストンの上部における爆発により下
方へ押されてピストンと閉鎖されているシリンダ底部5
との間の空間に吸入された空気を圧縮する。
【0010】図2は、エンジンが排気行程(サイクル
2)の開始点にある状態を示し、排気弁1は開かれたば
かりで、圧縮された排気ガスが排気口16を通して排出
されるようになっている。ピストン2は更にわずか下方
に移動して開口15を開くので、圧搾された吸入空気が
シリンダ3内に急激に流れ、吸気効果を得ると共にガス
を排出する。ピストンが吸入口15を開く直前にタイミ
ング良く排気弁1を開くことにより、排気ガスを十分排
出でき、これが排気行程の開始を表わす。
【0011】図3は、エンジンが下死点にあり、ピスト
ン2が図2に示す位置よりもわずかながら下にある状態
を示す。これは吸気行程(サイクル3)の始まりを表わ
す。以前にピストン2の背部にあった吸入気体はピスト
ンの下方への移動によって側部空気通路を通ってピスト
ン上部に排斥されてシリンダ3の燃焼エリア内に流入す
る。点6、8、9は再び一直線を形成し、今回はピスト
ンが下死点にあることを示し、これはクランクシャフト
上の180°マークをかなり超えた点である。上死点か
ら下死点へのこの移動は第1の2行程を完了し、下死点
から上死点へ戻る移動は第2の2行程を完了する。
【0012】図4は、エンジンが圧縮行程(サイクル
4)の開始点にあることを示す。この開始点は、排気弁
1が排気行程を完了して閉じられた直後であり、かつ、
燃料噴射器14がガソリンまたは同様な燃料をピストン
2の上方に噴射し終えて燃焼行程の開始に備えている。
開口15内においてなされる燃料噴射のタイミングに関
連して排気弁をタイミング良く閉じることにより、燃料
/空気混合気をシリンダ3内に完全に包含することがで
き、混合気が排気弁を通過して排気口16内に漏出する
ことがない。ピストンの上方への移動によりピストンの
背部は真空になるため、吸気弁13、リード弁あるいは
その他の装置が開かれて新しい空気が吸気口12を介し
てピストン2の背部の空間に引込まれる。ピストンは上
方へ移動し、図1に示す上死点に達し、第2ストローク
(これは圧縮行程を含む)は完了する。
【0013】噴射口における燃料噴射器14に代えて気
化器が使用されるならば、気化器は吸気口12に接続さ
れ、ガソリンのような燃料と空気の混合体の吸気は図3
に示すように下死点において始まる。このような場合、
排気行程において燃料/空気混合体が排気弁1を滑って
通過し排気口16に流入するという漏出を生じさせる結
果となる。しかしながら、排気ガスを押し出すために吸
入された空気を部分的に上方へ移動させてシリンダ3内
に流入させた後に噴射口に設ける噴射器14を用いて燃
料を吸入された空気内に導くことで燃料/空気混合体を
排気ガスから完全に分離することができる。ディーゼル
または同様な燃料が用いられる場合には、従来のディー
ゼルエンジンの場合と同様にピストンが上死点、あるい
はその近辺にあるときに、シリンダの上端近くに位置す
る燃料噴射器によってシリンダ内に直接噴射することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内燃機関の断面図であり、上
死点にある状態を示す図。
【図2】図1に示す内燃機関の断面図であり、排気行程
が開始される状態を示す図。
【図3】本発明の実施例の内燃機関の断面図であり、下
死点にある状態を示す図。
【図4】図1に示す内燃機関の断面図であり、排気行程
が終了し圧縮行程が開始される状態を示す図。
【符号の説明】
1 排気弁 2 ピストン 3 シリンダ 4 ピストンロッド 5 シリンダ底部(第2端部) 6 リストピン 7 前面解放型ブッシング 8 オフセットクランクシャフト 11 連接棒 12 吸気口 13 吸気弁 14 燃料噴射器 15 開口(第1通口)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1及び第2の端部を有するシリ
    ンダと、 (b)クランク室と、 (c)前記クランク室内において摺動自在に受承される
    ピストンであって、該ピストンと一体的に設けられて前
    記シリンダに対する前記ピストンの移動方向に平行な長
    軸を持つピストンロッドを有するピストンと、 (d)前記クランク室によって回転自在に支持されたク
    ランクシャフトであって、前記クランクシャフトは回転
    軸回りに運動するスローと、前記回転軸と同心円上の周
    面とを有し、前記回転軸は前記ピストンロッド長軸から
    オフセットしており、該オフセットは、前記長軸が前記
    クランクシャフト周面と交差する少なくとも1つの位置
    から前記長軸が前記クランクシャフト周面に交差しない
    少なくとも1つの位置までの範囲内にあるクランクシャ
    フトと、 (e)前記ピストンロッドを前記クランクシャフトに連
    結する連接棒とを含んでなる内燃機関。
  2. 【請求項2】 請求項1の内燃機関であって、前記クラ
    ンク室は前面解放型ブッシングを有し、前記ピストンロ
    ッドは前記前面解放型ブッシングに摺接する面を有し、
    前記クランク室の側面から前記ピストンに対して通常働
    く力は前記前面解放型ブッシングに少なくとも実質的に
    伝達される、内燃機関。
  3. 【請求項3】 請求項1の内燃機関であって、前記シリ
    ンダの前記第1端部を閉鎖する第1閉鎖手段と前記シリ
    ンダの前記第2端部を閉鎖する第2閉鎖手段とを含んで
    なり、前記第1閉鎖手段は排気弁を有し、前記第2閉鎖
    手段はブッシングを有し、前記ピストンは該ブッシング
    を通り、前記シリンダは、前記シリンダ第2端部に近接
    して配設された空気吸気弁と前記シリンダ第2端部に近
    接して配設された燃料噴射器とを有する内燃機関。
  4. 【請求項4】 請求項3の内燃機関であって、前記ピス
    トンは第1及び第2の面を有し、前記第1ピストン面は
    前記排気弁に対面し前記第2ピストン面は前記シリンダ
    第2端部に対面し、前記吸気弁は、前記ピストンが下死
    点位置にあるときに、前記第2ピストン面と前記シリン
    ダ第2端部との間に位置する内燃機関。
  5. 【請求項5】 請求項4の内燃機関であって、前記シリ
    ンダは、第1及び第2の通口を備える少なくとも1つの
    空気流路を有し、前記第2通口は、前記ピストンが下死
    点位置にあるときに、前記シリンダの部分であって前記
    第2ピストン面と前記第2シリンダ端部との間の部分に
    解放されており、前記第1通口は、前記ピストンが下死
    点位置にあるときに、前記ピストン第1面に近接する前
    記シリンダの部分に解放されており、これにより空気、
    燃料気体及び排気ガスは前記第2ピストン端部から第1
    ピストン端部へと流れる内燃機関。
  6. 【請求項6】 請求項5の内燃機関であって、前記ピス
    トン及び前記排気弁が重なることを防止するため前記ピ
    ストン及び前記排気弁の両方の移動方向を常に同一に設
    けた内燃機関。
  7. 【請求項7】 請求項5の内燃機関であって、前記燃料
    噴射器は前記第1通口内に設けられ、燃料の噴射が前記
    ピストンの圧縮行程の開始と一致する内燃機関。
  8. 【請求項8】 請求項6の内燃機関であって、前記ピス
    トンと前記排気弁との前記同期移動により前記内燃機関
    においてカムシャフトを用いることなく、代わりに前記
    クランクシャフトの主ベアリング軸上に位置するカムの
    ような曲面状の突出部を用いて押棒/弁組立体を駆動す
    ることにより前記内燃機関を運転可能に設けた内燃機
    関。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の内燃機関であって、前
    記ピストンの行程長さは前記クランクシャフトの直径よ
    りも大きく、前記行程長さは、前記クランクシャフトの
    前記オフセット量に関連して直接的に変化し、前記内燃
    機関の押しのけ量は、前記オフセット量が増大するにつ
    れ増大する内燃機関。
  10. 【請求項10】 請求項9の内燃機関であって、圧縮に
    対する膨張の比率は常に1よりも大きく、膨張行程によ
    ってシリンダ内に吸気がなされるように設けた内燃機
    関。
  11. 【請求項11】 請求項9の内燃機関であって、前記ピ
    ストンのパワー行程の全長に一致する前記クランクシャ
    フトの回転量は180°を超え、180°を超える前記
    クランクシャフト回転量は、前記クランクシャフトのオ
    フセット量に関連して直接的に変化する内燃機関。
  12. 【請求項12】 請求項11の内燃機関であって、前記
    クランクシャフトのオフセット量を増やして前記連接棒
    に対する前記クランクシャフトスローの相対的な角度を
    約90°の範囲内の最適角にしてより長い時間維持する
    ことによりトルクを大きくする内燃機関。
JP7022385A 1994-01-18 1995-01-18 オフセットエンジン Pending JPH07305636A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US24631194A 1994-01-18 1994-01-18
US08/246,311 1994-01-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07305636A true JPH07305636A (ja) 1995-11-21

Family

ID=22930135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7022385A Pending JPH07305636A (ja) 1994-01-18 1995-01-18 オフセットエンジン

Country Status (8)

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EP (1) EP0663523A1 (ja)
JP (1) JPH07305636A (ja)
KR (1) KR950033006A (ja)
AU (1) AU1021295A (ja)
BR (1) BR9500241A (ja)
CZ (1) CZ11995A3 (ja)
HU (1) HU9500081D0 (ja)
RU (1) RU95100764A (ja)

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