JPH07305630A - 海洋エンジンにおける電蝕防止装置 - Google Patents

海洋エンジンにおける電蝕防止装置

Info

Publication number
JPH07305630A
JPH07305630A JP12963595A JP12963595A JPH07305630A JP H07305630 A JPH07305630 A JP H07305630A JP 12963595 A JP12963595 A JP 12963595A JP 12963595 A JP12963595 A JP 12963595A JP H07305630 A JPH07305630 A JP H07305630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
cooling water
metal body
low
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12963595A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ito
大助 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOSA PLAST ZOSEN KK
Original Assignee
TOSA PLAST ZOSEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOSA PLAST ZOSEN KK filed Critical TOSA PLAST ZOSEN KK
Priority to JP12963595A priority Critical patent/JPH07305630A/ja
Publication of JPH07305630A publication Critical patent/JPH07305630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 海水によるエンジン各部の電蝕を防止するた
めに、エンジンの冷却水管路の取水口近傍に亜鉛等の低
電位金属体を介在させ、これをエンジン各部と電気的に
接続することにより、両金属間の電位差により防蝕電流
を発生させて電蝕を防止するようにした海洋エンジンに
おける電蝕防止装置を提供する。 【構成】 海水を冷却水とする海洋エンジンの冷却水管
路の途中に接続されて、両端部に接続管を連結可能なケ
ーシング1と、該ケーシング1内に収納されてケーシン
グ1内を流通する海水と接触可能な低電位金属体3とか
らなる構成及び該低電位金属体3とエンジンの各部とを
電気的に接続した電蝕防止装置Aの構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海水によるエンジン各部
の電蝕を防止するために、エンジンの冷却水管路の取水
口近傍に亜鉛等の低電位金属体を介在させ、これをエン
ジン各部と電気的に接続することにより、両金属間の電
位差により防蝕電流を発生させて電蝕を防止するように
した海洋エンジンにおける電蝕防止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に金属が錆びることを防ぐ手段とし
て、該金属表面に塗膜を施して空気,水及び湿気から遮
断する方法が多用されているが、海洋航行船舶に搭載さ
れる舶用エンジンその他海水を冷却水として用いるエン
ジンを含む海洋エンジンは、海水によって電蝕を起こ
し、エンジンそのものの寿命よりも電蝕による腐蝕で使
用できなくなることが多い。
【0003】この電蝕とは2種のイオン化傾向の異なる
金属が電解質溶液に浸漬された場合に、両金属の電極電
位の差によって電池ができて、陽極側の金属がイオンと
なって溶出する現象を指す。船舶の場合を例にとると、
船体が鋼鉄製であるのに対してプロペラとかエンジンを
構成する部材は黄銅とかアルミニウム青銅であるため、
海水を電解液とする電池が形成されてイオン化傾向の差
に基づいてプロペラとかエンジンは電蝕による腐食が進
行し易い状態下にある。
【0004】上記電蝕に対処して、電気防蝕法として知
られている手段がある。即ち、金属面から流出する電流
と反対方向から、これに打ち勝つだけの防蝕電流を継続
的に流すことにより、腐食電流を消す方法である。電気
防蝕法には流電陽極方式と外部電源方式とがあるが、上
記流電陽極方式とは、防蝕すべき金属に、それより低電
位の金属,例えば鉄に対してはアルミニウムとかマグネ
シウム,亜鉛等の陽極の電線をつなぎ、両金属の局部電
池作用で発生する電流を防蝕電流として利用する方法で
ある。
【0005】海洋エンジンの場合には、外面にボルト状
又は板状の亜鉛を取付けて電蝕を防止する手段が採用さ
れている。特に不純物含有量の少ない高純度の亜鉛を使
用することにより、使用期間中を通じて−1.0V内外
の陽極電位を維持することが可能であり、鉄鋼の防蝕電
位に対して略0.25Vの有効電圧を有することにな
り、海中では十分な防蝕電流を発生させることが可能と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、海洋エ
ンジンにボルト状又は板状の亜鉛を部分的に取り付けて
も、この亜鉛自体の全量が小量にすぎないため、5〜8
ヶ月程度で亜鉛がなくなり、頻繁に亜鉛を補充しなけれ
ばならず、現実的にはこの補充を忘れてしまうことが多
く、防蝕効果が充分に得られないという課題があった。
【0007】また、従来は海洋エンジンとその付属部品
の各部に対して亜鉛を部分的に取り付けるだけのもので
あるため、局部的な電蝕防止にとどまっており、エンジ
ンとその付属部品の各部を1個の電蝕防止装置で集中的
に電蝕防止するという方法及び装置は得られていないの
が現状である。
【0008】そこで本発明は、このような従来の海洋エ
ンジンにおける電蝕防止方法及び装置が有している課題
を解消して、頻繁な亜鉛の補充を必要としない上、海洋
エンジンとその付属部品の各部を1個の電蝕防止装置で
集中的に電蝕防止することによって海洋エンジンの長寿
命化をはかることができる電蝕防止装置を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、海水を冷却水とする海洋エンジンの冷却水管
路の途中に接続されて、両端部に接続管を連結可能なケ
ーシングと、該ケーシング内に収納されてケーシング内
を流通する海水と接触可能な低電位金属体とから成る装
置を基本とし、該低電位金属体とエンジンの各部とを電
気的に接続したことによって海洋エンジンにおける電蝕
を集中的に防止する構成を提供する。また、上記低電位
金属体は軸方向の中心部に貫通孔を有して冷却水が流通
可能な中空円筒体で構成されており、この低電位金属体
には長手方向に沿って延長する割目が形成されている。
【0010】
【作用】かかる本発明によれば、海洋エンジンの始動に
伴って冷却水として取り入れられた海水がケーシング内
を流通する際に、中空円筒体で成る低電位金属体と接触
し、間接冷却作用によって真水で成る冷却水を冷却して
から外部へ放出されるが、この時に低電位金属体とエン
ジン各部の電位差により防蝕電流が発生して、この防蝕
電流によってエンジン各部の電蝕が防止される。この低
電位金属体は、長年使用により徐々に割目から次第に溶
解して行き、海水の流路を塞ぐことなく消滅する。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明にかかる海洋エン
ジンにおける電蝕防止装置の各種実施例を説明する。第
1図は電蝕防止装置の基本的構成である第1実施例を全
体的に示す斜視図であり、図中の1は筒状のケーシング
であって該ケーシング1は台座2に水平位で固定されて
いる。ケーシング1の内部には、長手方向に沿って貫通
する孔9が形成された中空円筒状の低電位金属体3が収
納されており、かつ、ケーシング1の両端部に蓋体4,
5が着脱可能に装着されている。この蓋体4,5にはそ
れぞれ接続管6,7が連結されている。
【0012】低電位金属体3として、例えば高純度の亜
鉛或いは亜鉛合金であるジンノード(ZINNODE)等が適当
である。低電位金属体3の一部分には、長手方向に沿っ
て延長された割目8が形成されている。そして前記接続
管6を海水の流入口とし、接続管7を流出口として、低
電位金属体3の孔9中を海水が流通するようになってい
る。更に上記ケーシング1の外周面には配線接続用の端
子10が取り付けられている。
【0013】第2図に示したように、この電蝕防止装置
Aは海洋エンジン11の取水口近傍の冷却水管路に設け
られている。即ち、キングストンバルブ13側に前記接
続管6が連結され、冷却水ポンプ14側に前記接続管7
が連結されており、端子10と冷却水ポンプ14、冷却
水タンク15及びクラッチ16等のエンジン各部がそれ
ぞれ配線17で電気的に接続されている。
【0014】かかる構成による第1実施例の作用を以下
に説明する。先ず海洋エンジン11が始動して冷却水ポ
ンプ14が駆動されると、キングストンバルブ13から
取り入れられた海水は、接続管6からケーシング1の孔
9内を流通する際に中空円筒体で成る低電位金属体3と
接触し、更に接続管7から冷却水タンク15に至り、間
接冷却作用によって真水で成る冷却水を冷却してから排
気管18内に入り、そこで熱を奪って煙とともに外部へ
放出される。
【0015】この時に低電位金属体3とエンジン各部の
電位差により防蝕電流が発生して、この防蝕電流によっ
てエンジン各部の電蝕が防止される。上記電位差とは電
極とそれに接する電動体との間に存在する電位であって
単極電位とも呼称される。電位の大きさをはかる尺度
は、標準水素電極の単極電位を0ボルトとしている。海
水中の単極電位は、Znが約−0.75ボルト、Feは
約−0.35ボルトであり、両金属間の電位差は約0.
4ボルトとなる。つまり0.4ボルトの電位差を相殺す
るように前記防蝕電流を流すことによって金属イオンの
移動現象が防止されて、電蝕を防止するという所期の目
的が達成されることになる。
【0016】上記の防蝕電流について具体的に説明する
と、一般に金属が腐食するということはこの金属が電子
を放出して金属イオンとなり、溶出することを指してい
る。電蝕とは電気化学的腐食の略であり、2種のイオン
化傾向の異なる金属が電解液中に浸漬された時に、2金
属の電極電位の差によって電池が形成され、イオン化傾
向の大きな金属からイオン化傾向の小さな金属に向けて
金属イオンが移動して、結果的に電流が流れて腐食が進
行することになる。従って電蝕防止とは、イオン化傾向
の大きな金属から飛びだす金属イオンと反対方向の電
流,即ち防蝕電流を流すことによって、該金属イオンの
移動現象を相殺することを主眼とする手段である。本実
施例では上記低電位金属体3は、長年使用により徐々に
第3図(A)から(D)に示したように、割目8から次第に
溶解して行き、海水の流路を塞ぐことなく消滅する。
【0017】第4図は本発明による電蝕防止装置の第2
実施例を示すもので、この例では前記ケーシング1の上
部に充電器19が取り付けられており、この充電器19
は船舶のバッテリ等の適宜の電源20に配線21で電気
的に接続され、この充電器19の端子を前記冷却水ポン
プ14、冷却水タンク15及びクラッチ16等のエンジ
ン各部に配線17で電気的に接続してある。
【0018】そしてエンジン各部に充電器19から得ら
れる電流を流すことによって電蝕防止装置A内の低電位
金属体3の溶解が促進され、冷却水中に溶解した低電位
金属が冷却水管路内面に付着することにより錆を剥離し
て鍍金層を形成することが出来る。この充電器19にタ
イマー(図示略)を介在させておけば、低電位金属体3の
溶解時間を状況に応じて適宜調節することが可能とな
る。
【0019】第5図は電蝕防止装置の第3実施例を示す
もので、この例では前記ケーシング1の内部に羽根車2
2を回転自在に収納し、この羽根車22の回転出力をベ
ベルギヤ等を利用して軸23で取り出してポンプ24に
伝える。このポンプ24には吸込管25と排水管26が
連結されていて、吸込管25の他端部は船底に溜まる水
内に挿入され、排水管26の他端部は船外に導出されて
いる。尚、吸込管25は、船底に水がない場合を考慮
し、分岐管を設けてキングストンバルブ13側の冷却管
路12と接続してもよい。この第3実施例では、ケーシ
ング1内に海水が流通すると羽根車22が回転してポン
プ24を駆動し、船底に溜まった海水を吸込管25で吸
引して排水管26から船外へ排出することが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、亜鉛等の
低電位金属体を冷却水管路内に介在させてエンジン各部
と電気的に接続して両金属間の電位差により防蝕電流を
発生させて電蝕を防止するので、海洋エンジンの長寿命
化を図ることができる。特に本発明では、低電位金属体
を一ヶ所にまとめてケーシング内に収納したことによ
り、数年という長期間にわたる電蝕を防止するために必
要で充分な量の低電位金属体を船体に配備することがで
きて、該低電位金属体の頻繁な交換は必要としない上、
維持管理が容易であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電蝕防止装置の第1実施例を示
す分解斜視図。
【図2】組付状態を示す要部断面図。
【図3】低電位金属の溶解、消滅状態を示す概要図。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部断面図。
【図5】本発明の第3実施例を示す一部切欠正面図。
【符号の説明】
A…電蝕防止装置 1…ケーシング 3…低電位金属体 4,5…蓋体 6,7…接続管 8…割目 9…孔 10…端子 11…海洋エンジン 12…冷却管路 13…キングストンバルブ 14…冷却水ポンプ 15…冷却水タンク 16…クラッチ 17…配線 18…排気管 19…充電器 20…電源 21…配線 22…羽根車 24…ポンプ 25…吸込管 26…排水管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水を冷却水とする海洋エンジンの冷却
    水管路の途中に接続されて、両端部に接続管を連結可能
    なケーシングと、該ケーシング内に収納されてケーシン
    グ内を流通する海水と接触可能な低電位金属体とからな
    ることを特徴とする海洋エンジンにおける電蝕防止装
    置。
  2. 【請求項2】 海水を冷却水とする海洋エンジンの冷却
    水管路の途中に接続されて、両端部に接続管を連結可能
    なケーシングと、該ケーシング内に収納されてケーシン
    グ内を流通する海水と接触可能な低電位金属体とからな
    り、該低電位金属体とエンジンの各部とを電気的に接続
    したことを特徴とする海洋エンジンにおける電蝕防止装
    置。
  3. 【請求項3】 前記低電位金属体が軸方向の中心部に貫
    通孔を有して冷却水が流通可能な中空円筒体である請求
    項1又は2記載の海洋エンジンにおける電蝕防止装置。
  4. 【請求項4】 前記低電位金属体は、長手方向に沿って
    延長された割目を有する中空円筒体である請求項1,2
    又は3記載の海洋エンジンの電蝕防止装置。
JP12963595A 1995-04-27 1995-04-27 海洋エンジンにおける電蝕防止装置 Pending JPH07305630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12963595A JPH07305630A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 海洋エンジンにおける電蝕防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12963595A JPH07305630A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 海洋エンジンにおける電蝕防止装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2054489A Division JPH03253719A (ja) 1990-03-05 1990-03-05 海洋エンジンにおける電蝕・錆防止方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07305630A true JPH07305630A (ja) 1995-11-21

Family

ID=15014379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12963595A Pending JPH07305630A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 海洋エンジンにおける電蝕防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07305630A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7803256B2 (en) 2007-11-28 2010-09-28 Caterpillar Inc Corrosion protection system
CN114173505A (zh) * 2021-11-10 2022-03-11 宜昌测试技术研究所 一种大水深用双层接触式导热大功率电源承压壳体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57196163A (en) * 1981-05-28 1982-12-02 Hitachi Ltd Hall currenttransformer
JPS6224799U (ja) * 1985-07-26 1987-02-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57196163A (en) * 1981-05-28 1982-12-02 Hitachi Ltd Hall currenttransformer
JPS6224799U (ja) * 1985-07-26 1987-02-14

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7803256B2 (en) 2007-11-28 2010-09-28 Caterpillar Inc Corrosion protection system
CN114173505A (zh) * 2021-11-10 2022-03-11 宜昌测试技术研究所 一种大水深用双层接触式导热大功率电源承压壳体
CN114173505B (zh) * 2021-11-10 2023-08-11 宜昌测试技术研究所 一种大水深用双层接触式导热大功率电源承压壳体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4549949A (en) Marine propulsion device including cathodic protection
US2444174A (en) Galvanic coating process
US7381312B1 (en) Cathodic protection system for a marine propulsion device with a ceramic conductor
US4604068A (en) Marine propulsion device lower unit including propeller bearing member anode
US4559017A (en) Constant voltage anode system
JP4567081B2 (ja) 流体ポンプ
JPH07305630A (ja) 海洋エンジンにおける電蝕防止装置
JPS5996238A (ja) 防汚金属材料
JPH06299377A (ja) 海洋エンジンにおける電蝕・錆防止方法及びその装置
JPH03253719A (ja) 海洋エンジンにおける電蝕・錆防止方法及びその装置
JPH0338347B2 (ja)
JPH0892772A (ja) 被防食材の防食構造
JPH1136088A (ja) 海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびその装置
Gregory In situ corrosion studies on the submarine Resurgam: A preliminary assessment of her state of preservation
JP4130491B2 (ja) 電蝕防止方法及びその装置
JP6893238B2 (ja) 生物付着抑制方法及び生物付着抑制装置
JPS6436778A (en) Rustproof structure of propeller for ship
JP2006029065A (ja) 海洋鋼構造物
EP1918393A2 (en) Alloy for use in galvanic protection
GB2091662A (en) Anti-fouling boat water-intake
JPS5930799Y2 (ja) 小型船舶用プロペラ
Sackinger Causes and Prevention of Marine Corrosion
JPH0711465A (ja) 海洋エンジンの電蝕防止装置
CN117178080A (zh) 用于对船的金属部件进行阴极保护的装置
Mallon et al. Cathodic protection for boats in saltwater