JPH0730558A - 狭帯域回線モードで供給/復元される情報のセルモードでの伝送方法および装置 - Google Patents

狭帯域回線モードで供給/復元される情報のセルモードでの伝送方法および装置

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JPH0730558A
JPH0730558A JP6129343A JP12934394A JPH0730558A JP H0730558 A JPH0730558 A JP H0730558A JP 6129343 A JP6129343 A JP 6129343A JP 12934394 A JP12934394 A JP 12934394A JP H0730558 A JPH0730558 A JP H0730558A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線モードで供給された情報をセルモードで
他のユニットに伝送し、さらに狭帯域回線モードで復元
するための方法および装置を提供する。 【構成】 セルモードの通信回線によって互いに接続さ
れると共に、回線モードで動作するユニットおよび/ま
たは端末にも接続された2つ以上の兼用ユニット(3)
を備える。モード変換を行うために通信回路(9または
13)に備えられた兼用ユニットは回線モードの時分割
多重通信回線によって各フレーム中のタイムスロットで
伝送された情報モジュールのセルを確実に送出し、受信
したセルに含まれる情報モジュールをセルモードで送出
する前に最初の通の時間順序に復元するためのブリッジ
回路(14)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信装置の2つの
ユニットのうちの一方のユニットに回線モードで供給さ
れた情報をセルモードで他方のユニットに伝送し、この
他方のユニットによって狭帯域回線モードで復元できる
ようにするための方法および装置に関する。より詳しく
は、本発明による方法は、回線モードを利用している装
置または機器として機能するユニットとセルモードを利
用している装置または機器として機能するユニットとが
混在した電気通信装置において接続相手となるユニット
に応じてそれぞれ固有のユニット間通信回線が備えられ
ている場合に、この電気通信装置の範囲内で利用され
る。
【0002】本発明は特に、複数の装置や様々な機器
(以下、これらの装置や機器を特に区別せずに端末と呼
ぶ)間での通信を可能にするために設計され、場合によ
っては地理的に分散したモジュール式サブセットとして
編成される、上述のような電気通信装置の枠内で利用す
ることができる。これらの端末は、特にデジタル電話の
ような回線モード、パケットモード、広帯域回線モー
ド、セルモードなど、それぞれ異なる特定のモードで機
能し得るものである。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ある
1つの端末から送信された情報を伝送するためにその端
末で用いられているモードとは違ったモードを利用する
のは興味深いことである。特に、回線モードで機能して
いる端末の場合にはなおさらである。基本的な時分割多
重パルス符号変調通信回線で使用されている固有伝送速
度は2.048Mb/秒であって、セルモードの通信回
線に用いられている155.52Mb/秒の伝送速度に
比べると極めて遅いからである。
【0004】従って、このような装置では、特にサブセ
ットはセルモードの通信回線によって互いに接続され、
端末の方はそれぞれ異なる特定のサブセットのみに接続
されているような場合には、回線モードのみで機能する
ように設計された複数の端末同士で通信を行うために電
気通信装置から離れたところにあるサブセット間でセル
モードの通信回線を利用する可能性は十分考えられる。
【0005】本発明は、電気通信装置の2つのユニット
が各々回線モードで同期的に制御されるか、あるいは準
同期した2つのクロックパルスによって制御される時
に、回線モードの通信回線の基本時間チャネルを1本ま
たは複数本介在させることで多重化され、よってこれら
のユニットの一方に対するモジュールの形で供給された
情報を、2つのユニット間でセルモードの通信回線を通
して伝送できるようにするための方法を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一特徴によれ
ば、フレーム中のいずれかのタイムスロットで回線モー
ドで基本チャネルに割り当てられたフレームの時間間隔
よりもセルに与えられた時間の方が短いという事実を有
効に利用して、伝送を担っているユニットから伝送され
た第1のセルを受信後、あるユニットから他の宛先ユニ
ットへの通信用の回線モードで送られてきた各情報モジ
ュールの優先順位をセルモードの通信回線上に強制的に
伝送して第1のセルに各情報モジュールを挿入し、最初
に送られてきた時の形式で情報を完全に再構成できるよ
うにする一方で、宛先ユニットに対してセルモードで通
信される情報モジュールを宛先ユニットのレベルで回線
モードを支配しているクロックの制御下で1本または複
数本の決められた時間チャネルに周期的に再挿入する。
【0007】また、本発明は、回線モードを利用してい
る端末用に回線モードで動作するユニットであって、狭
帯域モード用に時間管理される専用の通信回線によって
互いに二地点間接続されたユニットと、セルモードで動
作するユニットであって、時には電気通信装置のセルス
イッチのスイッチ構造の1つまたは複数の通信要素を通
して、セルモード用に時間管理される専用の通信回線に
よって同様に二地点間接続されたユニットと、を備える
電気通信装置の枠内で上述の方法を利用した装置につい
ても開示している。
【0008】本発明の一特徴によれば、セルモード用の
通信回線によって互いに接続されると共に、回線モード
で動作するユニットおよび/または端末にもそれぞれ接
続された少なくとも2つの兼用ユニットを有し、各モー
ドでモード変換を行うために通信回路に備えられた各兼
用ユニットが、セルモードおよび回線モードのいずれか
で通信を行うユニットと同様に、回線モードの時分割多
重通信回線によって各フレーム中のいずれかのタイムス
ロットで伝送された情報モジュールのセルを確実に送出
し、受信したセルに含まれる情報モジュールをセルモー
ドで送出する前にこの情報モジュールが最初にあった時
間的位置で各フレーム中のいずれかのタイムスロットで
逆に復元するためのブリッジ回路を備え、この情報モジ
ュールは各フレーム中のいずれかのタイムスロットで回
線モードに復元される。
【0009】
【実施例】図1に示される電気通信装置の要素は、回線
モードで動作する構成ユニット1と、セルモードで動作
する構成ユニット2と、回線モードで動作するユニット
と通信状態にある時にこのモードで動作し、この回線モ
ードで動作するユニットがこれらのユニット間でも同じ
モードで動作するかぎり両モード兼用とされる構成ユニ
ット3と、を備える。
【0010】これらのユニット1、2、3は、例えばフ
ランス公開公報第665,314号に記載されているよ
うなマルチサービス装置の中心部から分岐したサブセッ
ト4の中に分散されている。これらのサブセットは、地
理的に離れたところにあることも考えられる。各サブセ
ット4は、周知の方法で構成された別々のユニットをサ
ブセット自身として統合し、複数の端末間での通信を可
能にしている。これらの端末はある決められたモードに
従って動作するように構築されているが、このモードは
全ユニットに共通であるとは限らない。すなわち、例え
ばあるユニットにとっては回線モードであり、また別の
ユニットは、例えばセルモードやパケットモード、広帯
域回線モードなど特に高伝送速度でのモードを利用する
よう構築されている。
【0011】図1に同一装置内の2つのサブセットの実
施例を示す。各サブセットは各々複数のユニットを有す
る場合もあるが、同図ではこのうち各々1個(組)の
み、すなわち回線モードで動作する2つのユニットと、
セルモードで動作するユニット2と、サブセットによっ
て回線/セルモード兼用となるユニット3とを示す。
【0012】本発明を実施するための好ましい形態にお
いて、装置の回線モードで動作する全ユニットは、ユニ
ット1および2などを備える2つのサブセット4におい
て双方向時分割多重通信回線NLを介して互いに二地点
間接続されている。
【0013】通信回線NLはここでは物理的に同一の方
法で構成されており、同一の時間フレーム構造に基づい
て伝送を行うよう構築されたものである。このフレーム
は周知のものであり、例えば125μsec.に等しい
期間である。また、このフレームは、ユニット伝送速度
64kb/秒のp本のチャネルによってディジタル形式
の情報などの転送を可能にするためにp個の等しい時間
間隔に分割されている。この時のチャネル数は、2.0
48MHzまでのクロックパルスによって動作する従来
からの基本的な時分割多重通信回線の場合には32であ
る。このため、1つの情報流は連続した情報モジュール
の形で伝送される。この情報モジュールは、基本チャネ
ルによって1つずつ伝送されるか、あるいは1本の時分
割多重通信回線NLの決められた複数の基本時間チャネ
ルによるグループとして順次送出される時間フレーム中
のいずれかのタイムスロットで周期的に伝送される。
【0014】同一周波数のクロック(ここでは第1のク
ロックパルスと呼ぶ)を生成する準同期した複数のクロ
ックが別々の通信回線NL上の電気通信装置内で同時に
生成されるのであれば、電気通信装置の様々な通信回線
NLは必ずしも同期していなくてもよい。これは本実施
例のように電気通信装置の2つのサブセットがどのNL
通信回線とも接続されておらず、各通信回線NLに備え
られた非同期の通信回線NL用のクロックパルスに依存
するような場合にはなおさらである。
【0015】図1に示す装置の2つのサブセットは、兼
用ユニット3の一部分ともなるセルモードで動作するユ
ニットを少なくとも1つ、通常は複数個有する。
【0016】本実施例のような形では、電気通信装置の
セルモードで動作するユニット2および3はいずれも各
サブセット内で高伝送速度の伝送通信回線BLによって
互いに接続されている。サブセットにセルモードで動作
する複数のユニットが含まれる形になると、図示はしな
いが電気通信装置のセルスイッチ5などのスイッチユニ
ットを介して同一サブセット内のユニット間で二地点間
通信を行う通信網が成立する。
【0017】本実施例における電気通信装置の構成によ
れば、セルスイッチ5は、セルモードのスイッチの第2
段目までにセルモードで動作するユニットを含む各サブ
セットに備えられ、かつ2つのサブセット間に挿入され
たスイッチユニットを有する。スイッチの段については
ここでは図示を省略する。
【0018】サブセットのセルのスイッチユニット、場
合によってはスイッチ5を構成する段の様々なスイッチ
ユニットは、例えば“Revue des Telec
ommunications Alcatel”第65
巻第1号に所載の“Technique large
bande(広帯域技術)”などに記載されている広帯
域スイッチ要素を利用して実現できる。
【0019】サブセットの回線モードで動作するユニッ
ト間の通信回線BLにどのような構成のものを選択しよ
うと、これらのサブセットを統合するユニットは物理的
に同一の形で構成されて互いに同期している。
【0020】本実施例において、例えば155.52M
Hzあるいはこの周波数の逓倍、特に622.08MH
zで動作する第2のクロック周波数発振器を同一電気通
信装置内の全通信回線BL用に選択し、この電気通信装
置内で同期システムを構成する。
【0021】セルモードを用いた通信回線BLの伝送速
度の方が速く、回線モードを用いた通信回線NLでの伝
送速度よりもかなり速いような状態になれば、その時点
から通信回線NLの1つまたは複数の時間チャネルによ
って順次モジュールの形で供給される情報を損失も歪み
も生じずに順次生成される時間フレーム中のいずれかの
タイムスロットで伝送できるのではないかと思われる。
【0022】実際、セルモードでは全セルのビット数は
同一であり、このモードで動作するユニットで共用して
いるクロックパルスに同期して1つのセルのビットをあ
るユニットから順次送出するのに必要な時間は固定値に
なるということが知られている。
【0023】上述したような実施例におけるクロックパ
ルスを使用し、特にクロックパルスの周波数を2.04
8MHzおよび155.52MHzとした場合、セルに
与えられた送出時間は回線モードでの基本時間チャネル
専用のフレームの時間間隔よりも短い(ここではわずか
に短い)。従って、モジュール間の遅延時間を回線モー
ドで順次生成されるフレームの途中でモジュールを順次
伝送する場合のモジュール間の通常の遅延時間よりも短
い一定の閾値以下に抑えて回線モードで順次フレーム周
期で供給される周期的な情報モジュールをセルモードで
確実に伝送することができる。
【0024】この目的のため、回線/セル兼用のユニッ
トに供給された情報のモジュールをセルモードで伝送す
ることも考えて、このユニットに供給されたモジュール
に優先順位が付与されている。通常、他にも情報が供給
されている場合や他の情報も認識した場合には、これら
の情報をセル形式で伝送する。このようにすることで、
セルモードに固有の伝送期間は変動するが、この時の変
動量を上述したような閾値を下回るように維持していれ
ば最初に回線モードで供給されてこの形で伝送された情
報を損失も歪みも生じずに確実に受信することができ
る。
【0025】このような条件、特に上述したようなクロ
ックパルスを用いて構築された本実施例の好ましい形態
において、回線モードで順次供給される情報のモジュー
ルを通信回線BLによってセルモードで他のユニットに
転送し、このユニットによって受信した後で伝送を担っ
ている兼用ユニットからの第1のモジュールに加える場
合もあるため、兼用ユニットに対して回線モードで順次
供給される情報のモジュールを何よりも優先させる。
【0026】図2および図3に示すブロック図は、本発
明を実施するための電気通信装置のユニットに接続され
ている基本要素やこの装置に含まれる基本要素などにつ
いて説明するための図である。
【0027】この目的のため、同じ1つの装置から離れ
たところにある2つのサブセット4に属する2つの兼用
ユニット3を図2に示す。これらの兼用ユニットは上述
したような高伝送速度の通信回線BLによって互いに接
続されており、場合によってはスイッチセル5(図2で
は図示せず)の1つまたは複数のユニットを介して二地
点間接続されている。
【0028】これらの兼用ユニット3は、回線モードで
動作するユニット1すなわちこのユニットを備えるサブ
ユニットと、セルモードで動作するユニット(図2では
図示せず)とに接続されている。
【0029】回線モードで動作する各ユニット1は、こ
のユニットを含むサブセット内で双方向時分割多重通信
回線NLによって回線モードで動作する他のユニットと
二地点間接続されている。図2では、各サブセットの1
つのユニット1とこのユニット用の兼用ユニット3とを
つなぐ通信回線NLをサブセット1つにつき1本だけ示
してある。
【0030】フランス特許公開公報第2,680,93
0号の開示内容からも分かるように、回線モードで動作
するユニット1の一つの変形例として、ユニット1を例
えばこのモードを用いている端末6、特に1つまたは複
数の時間チャネル通信回線NLを介して互いに通信する
デジタル電話機端末などの電気通信装置同士を接続する
ためのものとすることもできる。本実施例では、周知の
ように、端末6は1つまたは複数の接続インタフェース
7を介してユニット1と接続されている。この接続イン
タフェースの各々は、複数の端末間の通信網を再編成し
ている1本または複数本の時分割多重通信回線を介して
ユニット1と接続されている。
【0031】ユニット1の構成は、端末すなわちこのユ
ニットに関わる装置の機械や機器の性質によって異な
る。通常、ユニット1は、図示しないメモリと基準クロ
ック発生器に同期したマイクロプロセッサとを中心に構
成される制御回路8と、回線モードで送出された情報を
インタフェース7を介して端末6間で送受信できるよう
にするための通信回路9とを有する。あるユニット1お
よび他のユニット1または3の制御回路8のロジックは
回線モードで動作しており、これらのユニットに対して
問題のユニットを通信回線NLを通して二地点間接続す
る。このような回線モード用通信回路9は例えばフラン
ス特許公開公報第2,680,930号などに記載され
ている。この公報については先にもふれたので、ここで
は詳細な説明は省略する。
【0032】ユニット1と通信する際には回線モードで
動作し、兼用ユニット同士での通信やユニット2との通
信時にはセルモードで動作する兼用ユニット3もそれぞ
れ構成は異なる。通常、兼用ユニット3は、図2では図
示しない一組のメモリと接続されたマイクロプロセッサ
によって最も頻繁にスーパーバイズされる制御回路10
を有する。一組の基準クロック発生器は、兼用ユニット
3の制御回路に対して同じように接続されている。本実
施例において、この一組の基準クロック発生器は、ユニ
ット3内の2つの基準モジュール11および12と、も
う1つのユニット3内の基本モジュール11´および1
2´とを有する。
【0033】回線モード用の第1の通信回路は、電気通
信装置のサブセットにユニット3がある場合に、各ユニ
ット3において通信回線NLによってそれぞれ自ユニッ
ト3と直接二地点間接続された各ユニット1との間で通
信を行えるようにするためのものである。
【0034】この第1の回路は、図2において示される
ように、例えばユニット1に備えられた通信回路9と同
様の回路である。第1の回路は、第1の回路に接続され
た制御回路とユニット1との通信や第1の回路同士での
通信を通信回線NLを介して行うために制御回路10と
接続されている。この目的のため、第1の回路は、回線
モードでの通信用に選択されたクロックパルスに同期し
て動作する。このクロックパルスは、同一兼用ユニット
に備えられた基準クロック発生器11あるいは11´の
モジュールによって生成される。本実施例によれば、少
なくともこのモジュールを備えるサブセット、場合によ
っては同じ装置の他のサブセットの回線モードで動作す
る他のユニットに関連して第1のクロックパルスを供給
するように基準クロック発生器11または11´のモジ
ュールを構成することができる。また、他の方法とし
て、この装置に関する他の内部クロックあるいは場合に
よっては外部クロックに関連して第1のクロックパルス
を供給するような基準クロック発生器モジュールとして
もよい。
【0035】セルモードで動作するユニット間の通信回
路13は、このモードで動作する各ユニット内、特に各
兼用ユニット3内に備えられている。このセルモードで
動作する通信回路13は、通信回路13を備える兼用ユ
ニットにおいて通常、少なくとも電気通信装置のセルス
イッチのセル通信ユニット(図2には図示せず)を介し
て、この通信回路13を制御する制御回路10とセルモ
ードで動作する少なくとも1つの他ユニットとに接続さ
れている。
【0036】図2に示す実施例において、図示した2つ
の兼用ユニットの各々に備えられた通信回路13は、電
気通信装置のセルスイッチを介して構築された高伝送速
度の通信回線BLによって相互に接続されている。この
セルスイッチは、図示の通信回線BLの中央の点線部分
に備えられている。
【0037】各通信回路13は一定周期すなわち第2の
クロックパルスによって制御される。この第2のクロッ
クパルスは、電気通信装置の通信回線BLを構成する同
期システムを介してセルモードでの通信用に選択されて
いる。本実施例において、このクロックパルスは、同じ
ユニットすなわちここでは兼用ユニット内にある基準ク
ロック発生器のモジュール12によって生成される。
【0038】通信回線NLを介して兼用ユニットに接続
された少なくとも1つの回線モードで動作する他のユニ
ット1によって回線モードで供給された情報をこの兼用
ユニット3から通信回線BLを介してセルモードで中間
の受信部である他の兼用ユニットに伝送でき、これらの
情報を中間の受信部である兼用ユニット3によって回線
モードで復元させることができる範囲でこの兼用ユニッ
トに接続された少なくとも1つの他のユニット1のため
に兼用ユニット3の通信回路9と13との間での情報を
交換できるようにするためにモード変換用ブリッジ回路
14が備えられている。
【0039】従って、各ブリッジ回路14は、時間フレ
ームの周期に相当する固定周期で伝送された回線モード
の情報のモジュールを受信する。これらのモジュール
は、自モジュールの情報が単語を符号化したパルス符号
変調信号のサンプルに相当するような基本モジュールの
場合には1バイト(8ビット)で構成されているか、あ
るいは一定の限られた数のバイトで構成されているかの
いずれかである。
【0040】図3に示す実施例において、図示のブリッ
ジ回路14は、通信回線および回線モードの時間フレー
ムによってセル毎に受信された情報モジュールの分散を
確実に行うことによって通信回路9の4本の時分割多重
通信回線に相当する時間チャネルを処理することができ
る。この目的のため、ブリッジ回路は4つのモード変換
モジュール15を備える。これらのモード変換モジュー
ルは各々セルを生成することができ、セルモードで伝送
することも考えて時分割多重回線によって供給された情
報モジュールをフレーム中のいずれかのタイムスロット
でセルの中に挿入する。
【0041】各モード変換モジュールは、例えば、通信
回路9の複数の時分割多重回線のうちの1つによって伝
送されるバイトを規格化されたセルの53バイトのうち
の32か所に確実に挿入する。時分割多重回線を介して
予め回線モードで供給された宛先情報に基づいて、この
規格化されたセルのヘッダに予めセルの宛先を示すデー
タをいれておく。
【0042】各モード変換モジュール15は、情報モジ
ュールすなわちセルの内容を再挿入して利用するセルに
ついては、このモジュールに予め形成されたセルモード
での送信用の時間的な構成に基づいて自モジュールが応
対する時分割多重回線のフレーム周期内で逆方向に同じ
動作を行う。
【0043】本実施例において、通信要素16はブリッ
ジ回路14のモード変換モジュール15と兼用ユニット
3のブリッジ回路に接続された通信回路13との間に挿
入されている。通信要素16は、それ自体周知の方法
で、モード変換モジュール15によって生成されたセル
を自要素と接続された通信回路13に向けて多重化し、
通信回路13から一方または他方のモード変換モジュー
ルに逆方向に伝送されてくるセルを分離する。
【0044】一方、ブリッジ回路14は、上述したよう
な通信回路9および13の唯一の通信手段に限定される
のではなく、本発明と間接的に関係のある場合に限って
これより先には拡張されない端末や通信回線にも情報を
提供できると好ましい。しかしながら、複数のセルは、
例えばセルモードやその他の互換性のあるモードで動作
する変換モジュールや図示しない特定のモジュールなど
を通して1本または複数本の回線によって通信要素16
を介して同じように伝送される。
【0045】セルモードで通信回路13を介して伝送さ
れることを考慮して、通信要素16経由で送信されるセ
ルは、伝送前にモード変換モジュールでの周期を確実に
変更するために適用される一組のバッファ領域を一時的
に占有するため、基準クロック発生器モジュール11に
よって一定値に固定されたクロックパルス11の周期で
伝送される。この一組のバッファ領域は、ここではFI
FOバッファである基準バッファモジュール17〜19
で構成されている。したがって、このバッファは2つの
基準クロック発生器モジュール11および12の各々か
ら送出されるクロック信号を受信する。本実施例におい
て、通信要素16によって生成される各セルは、一組の
バッファによって予めその入力側でパケット化されてい
る。この動作はここでは特定のパケット化ロジックモジ
ュール20によって行われているものであり、特にセル
をセルモードで伝送する宛先となる中間の受信部である
兼用ユニット3でもセルがパケット化され、セルに含ま
れる情報モジュールが回線モードで復元される時に、兼
用ユニット3から情報を伝送するのに必要な、どのよう
にメッセージを伝達するかを指定する情報のセルを追加
するために行われる。このようなパケットは、例えば5
3バイトからなる標準のセルの各々に対して3バイト分
追加して得られる。このようにして得られたセルをここ
ではパケット化セルと呼び、優先順位に関する指示はこ
の領域で追加される。この指示が付けられた情報モジュ
ールを含むセルについては後に回線モードで復元される
時の優先順位が高くなる。
【0046】パケット化モジュール20から順次送出さ
れるパケット化セルは、一組のバッファによって受信さ
れている。これらの優先順位が高いセルは、ここではバ
ッファモジュール17に送信され、よって送出バッファ
モジュール19に送信された後、受信時に利用できる。
バッファモジュール18は、優先順位の低いパケット化
セルを受信する。これらのセルは、第2のパケット化モ
ジュール21がパケット化されたセルを送信するよう構
成されたものであるとすれば、ここでは通信要素16に
接続された第2のパケット化モジュール21の領域でパ
ケット化されている。すなわち、図3に示す実施例にお
いて、パケット化モジュール21は、このような構造に
した都合上、このパケット化モジュールを有する兼用ユ
ニット3の制御回路10に接続された形で示されてい
る。
【0047】バッファモジュール17および18は、送
出バッファモジュール19を形成する全サブセットに並
列に接続されている。この送出バッファモジュールは、
全サブセットの各々に対して無差別にアクセスできるよ
うにするためにそれら自身並列に配置されている。
【0048】バッファモジュール17および18のいず
れか一方から伝送された全パケット化セルは、ここでは
参照符号BLtおよびBLt’で示す送出部22の通常
のインタフェースである送出出力の一方または他方を介
して送出される場合もあるため、後に受信用に利用でき
る第1の送出バッファモジュールに送信される。この送
出部は、バッファモジュール17および18が存在する
時にこの兼用ユニットと中間の受信部すなわち兼用ユニ
ット3に関連した回線BLとを接続する。
【0049】より詳細に説明すれば、通信回路から回線
モードで送出される情報モジュールによって構築された
パケット化セルを用いた場合のビットレートは、クロッ
クパルスの違いから2つの兼用ユニット間においてセル
モードで伝送する際のビットレートよりも遅くなる。従
って、情報モジュールのトラフィックが最大であっても
上述したような情報モジュールを伝送するユニットを介
在させることで、常に優先させなくてよいパケット化セ
ルを2つのパケット化セルの間に挟むことができる。こ
のようなトラフィックが最大になるような状態は通常の
利用において例外的に起こるだけである。
【0050】回線モードとセルモードでは伝送速度やク
ロックパルスなどが異なるため、送出バッファモジュー
ル19は、バッファモジュール17によって順次生成さ
れた各パケット化モジュールを他の送出バッファモジュ
ール19のうちの1つから送出されてくるパケット化セ
ルのすぐ後ろで各セルに必要な固定時間よりも短い遅延
時間内に常に高い優先順位で送出することができる。
【0051】このように兼用ユニット3の通信回線BL
によって中間の受信部である他の兼用ユニット3に伝送
されたパケット化セルは、第2の整合バッファ群によっ
て後者の兼用ユニット3において受信される。この整合
バッファは、バッファモジュール17〜22を構成して
いるものとは逆の役割を有し、モード変換部で生成され
た周期を変更し、情報モジュールが伝送された後にこれ
を回線モードで復元する。
【0052】通常の受信インタフェース23は、各兼用
ユニット3の第2のバッファ群に並列に接続された受信
バッファレジスタ24と、この兼用ユニットに応対し、
ここでは受信インタフェースの参照符号BLrおよびB
Lr´で示す領域として示される通信回線BLとの間に
挿入されている。バッファレジスタはここではバッファ
レジスタ19と反対の動作を行う。
【0053】中間の受信部である兼用ユニットのレベル
で受信された各パケット化セルは、まず第1の受信バッ
ファモジュール24に入力され、2つのバッファモジュ
ール26、27のいずれか一方に伝送される可能性も考
えて受信時に利用できるようになる。この時、パケット
化セルはパケット化時に内部に登録された優先順位指令
に基づいてバッファモジュール26、27に送られる。
【0054】このような引き受けは、兼用ユニットの基
準クロック発生器モジュール12および中間の受信部に
よって与えられたセルモードの固定クロック周期で行わ
れる。尚、基準クロック発生器モジュール12は全電気
通信装置において同期している。
【0055】バッファモジュール26のレベルで順次受
信されるパケット化セルは、優先順位指令によって示さ
れる優先順位の高いセルである。一方、その他のセルは
ここではバッファモジュール27に送られる。これらの
セルはいずれも2つのパケット分解モジュール28およ
び29のいずれか一方によって分解される。バッファモ
ジュール26または27のセルは、兼用ユニットの基準
クロック発生器モジュール11によって供給されるクロ
ック信号に同期してパケット分解モジュール28または
29に送信される。ここで、電気通信装置の回線モード
で動作するユニットの基準クロック発生器モジュール1
1は準同期していさえすればよい。
【0056】兼用ユニットのパケット分解モジュール2
8は、ここでは3バイト分の補助バイトに相当するセル
のパケット化のデータを除去することができる。このよ
うにパケット分解モジュールは、受信された各パケット
化セルから規格化されたセルを復元する。この規格化さ
れた各セルはさらに、兼用ユニットのクロックモジュー
ル11によって供給されるクロックパルス信号に同期し
て回線モードで同兼用ユニットの通信回路9に伝送され
る。
【0057】パケット分解モジュール29は、優先順位
が低く、予め定められ、さほど厳密ではなく、徐々に程
度が高くなる周期条件で伝送される受信パケット化セル
に対しては同じように機能する。これらのセルの分解
は、必要に応じて様々な形式、特に高い優先順位を持た
ず兼用ユニットの通信要素16を介して伝送される規格
化セルの形式、あるいはファイル形式などの他の互換性
のある形式で伝送された情報を図3に示されるように兼
用ユニットの制御回路10にアセンブラして復元するこ
とにつながる。
【0058】本実施例において、情報を送信しようとし
ているユニットと宛先ユニットとによる要求を伝送する
ことでシステムを規制する方法によって、通信回線上の
トラフィックのオーバーロードを防止できるようにな
る。この方法は本発明と間接的に関係のある場合に限っ
てこれより先には拡張されない。本方法では、各通信回
路13内に、機能的に第1のバッファモジュール19
と、送出用の他のバッファモジュール24と、例えばパ
ケット化セルによって構成されたパケットの3バイト分
によって決まるビットの位置内でパケット化セルのパケ
ットのデータを追加する要求を受信する受信部と、に相
当する参照符号30で示すオートマンと送出バッファモ
ジュール31と受信回路32とが備えられている。
【0059】さらに、パケット分解モジュール28によ
って生成されたセルは、それぞれの先頭データに基づ
き、パケット分解モジュールに接続された通信要素16
によって、兼用ユニットのブリッジ回路14のモード変
換モジュール15に送られる。
【0060】各変換モジュール15は、自分が応対する
時分割多重通信回線の時間チャネルにおいて、これらの
モジュールを伝送するためのフレーム中のいずれかのタ
イムスロットにおいて受信セルに含まれる情報モジュー
ルが最初の状態と同じように時間的に再位置決めされる
ようこれらのモジュールを再分散させる。
【0061】本発明によれば、セルモードでの伝送によ
る遅延時間は変動したとしてもあるセルに与えられた送
出可能な時間に相当する最大ギャップより長くはならな
い。同じようにこの遅延時間変動量を段階的かつ周期的
に補償することが提案されている。この変動量は、モジ
ュールによって伝送されてきた各々のセルに応じて同一
の時分割多重通信回路に送られる情報モジュールの連続
したバイト群に影響する。
【0062】上述したように、2つのユニットが特に同
期しているわけではない場合には、回線モードで供給さ
れた情報をこれらのユニット間ではセルモードでやり取
りする。セルモードでの伝送後にモード変換を実行して
回線モードにする際に中間の受信部であるユニットのレ
ベルで局所的に供給されるクロックパルス信号によって
決まる時間条件内でこれらの情報を復元する。
【0063】また、この情報を送出するユニットのクロ
ックパルス上で宛先ユニットを制御している回線モード
のクロックパルスに連動し、その後これら2つのユニッ
トを統合する途中でセルモードで伝送された情報を回線
モードにすることもできる。
【0064】特に、このような条件では、端末に接続さ
れたユニットを介してこれらの端末を別個に制御してい
る十分なクロック同期を必要とせずに回線モードで機能
している端末に適した通信を実現することができる。
【0065】上述したように、図2に示す11のような
回線モードの第1のクロックパルスによって順次規定さ
れる時間フレームの途中に1つまたは複数の基本時間チ
ャネルを介在させることによってユニットの領域で送受
信された1つまたは複数の情報流を端末に送り、2つの
ユニットで達成される道程の少なくとも一部において情
報をセルモードで伝送した後に、この端末に接続された
ユニットによって制御される11´のような回線モード
のクロックによって規定される連続フレームの途中で端
末に情報を送信する。このようなセルモードでの伝送
は、この目的のために基準クロック発生器12によって
供給された別個のクロックパルスに同期して行われる。
【0066】周知のように、セルモードで情報を伝送す
るためにはここではパス識別子と呼ぶ指示を各セルのヘ
ッダに挿入する必要がある。この指示はセルを交換する
2つのユニットを識別するためのものである。したがっ
て、これら2つのユニットのうちの一方から送出されて
他方に送られる全セルで利用され、当然ながら同一のパ
ス識別子を有する仮想パス「VP」を規定する。
【0067】さらに、同一の時間チャネルあるいは複数
の時間チャネルの同じ送信機から1つまたは複数の同一
の宛先にそれぞれが識別可能な同一の仮想回路を介して
順次供給された情報に相当するセルによって同一の仮想
パスを利用する。仮想パスPVを利用した指示がヘッダ
に示されている各セルには、送信機および宛先を規定し
ている仮想回路「VC」の個々の指示も含まれる。狭帯
域の回線モードで供給された情報の場合には、基準クロ
ック発生器11などと連動する基準クロック発生器によ
って規定された回線モードのフレームの途中で例えば仮
想回路「VCn」などの同一の仮想回路に送られる各情
報モジュールは例えば「VPi」などの仮想パスを介し
てセルによって伝送される。このような情報モジュール
の伝送のセルは、ここではブッシングと呼ぶ予め定めら
れた2つの値の間に含まれる予め定められた最低時間内
に伝送されるセルとして認識可能なように個別化されて
いる。したがって、セルによる伝送に関連したジグを使
用して基準クロック発生器11によって固定された回線
モードでのフレーム周期に対応する周期で指示「VP
i」と「VCn」との組み合わせを生成する。このジグ
の最大振幅は、ここではユニット4などのセルを送出す
る兼用ユニットであるユニットを制御する基準クロック
発生器12の大きなクロック帯域によって固定された周
期でセルに充てられた伝送期間に相当する。これを実行
して、図2において11´で示すような回線モードでク
ロックを供給している基準クロック発生器に連動して情
報をセルモードで伝送した後に、これらの情報を制御し
ている回線モードでクロックパルスを供給している11
などの基準クロック発生器によってこれらの情報をセル
にパケット化する前に回線モードで復元できるようにす
ることもできる。セルに含まれる仮想パス指示「VP」
および仮想回路「VC」は、これらのセルを受信した兼
用ユニットによってすでに利用されているため、少なく
ともジグに影響するクロックの配列についての指示を有
する順次受信された指示「VC」、例えば「VCn」を
フィルタに伝送することができる。この時、ジグの最大
振幅はセルの期間に相当する。
【0068】周知のフィルタは、それ自身平均値につい
ての指示を生成することができる。この平均値は、アド
レスの狭帯域で回線モードのクロックを生成する基準ク
ロック発生器11´を配列するために利用される。この
フィルタ(図示せず)は、例えば宛先の通信手段である
兼用ユニット3において、フィルタを動作させるコマン
ド上の基準クロック発生器11´の上流に備えられてい
る。この動作は、例えば、一時的すなわち場合によって
は基準クロック発生器が自動的に調節されるようにして
いる動作の代わりに行われる。この基準クロック発生器
は、例えば電圧によって指令され、この分野では周知の
技術でインターロッキングループを介在させることによ
って調節される発振器を有する。
【0069】したがって、基準クロック発生器が異なる
サブセットの各々に属する2つの兼用ユニットを接続し
ている少なくとも広帯域通信回線を通して互いに接続さ
れた異なる2つのサブセットに備えられたユニットをセ
ルモードで制御する時に、電気通信装置の枠内で回線モ
ードのクロックパルスを供給している離れたところの基
準クロック発生器を、この基準クロック発生器とは直接
には通信回線されていない同様のモードで同一周波数の
基準クロック発生器と連動することができるようにな
る。もちろん、連動時の基準として利用される基準クロ
ック発生器は、例えば、費用的な理由から通常は高レベ
ルのクロックパルスを使用しない一般のプライベート装
置の場合には公共システムのクロックパルスなど、品質
的に自分より高レベルのクロックパルスに左右される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送方法を実施するための電気通
信装置の基本構成を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるサブセットを示すブロ
ック図である。
【図3】本発明による兼用ユニットを示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1、2、3 構成ユニット 4 サブセット 5 セルスイッチ 6 端末 7 インタフェース 8 制御回路 9 (回線モード用)通信回路 10 制御回路 11、11’、12、12’ 基準クロック発生モジュ
ール 13 通信回路 14 ブリッジ回路 15 モード変換モジュール 16 通信要素 17、18、19 基準バッファモジュール NL 双方向時分割多重回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9371−5K H04L 13/00 305 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信装置の2つのユニットが各々回
    線モードで同期的に制御されるか、あるいは準同期した
    2つのクロックパルスによって制御される時に、狭帯域
    回線モードの通信回線の基本時間チャネルを1本または
    複数本介在させることによって時分割多重化され、よっ
    てこれらのユニットの一方に対するモジュールの形で供
    給された情報を、2つのユニット間でセルモードの通信
    回線を通して伝送できるようにするための方法におい
    て、各フレームのいずれかのタイムスロットで回線モー
    ドで基本チャネルに割り当てられたフレームの時間間隔
    よりもセルに与えられた時間の方が短いという事実を有
    効に利用して、伝送を担っているユニットから伝送され
    た第1のセルを受信後、あるユニットから他の宛先ユニ
    ットへの通信用の回線モードで送られてきた各情報モジ
    ュールの優先順位をセルモードの通信回線上に強制的に
    伝送して第1のセルに各情報モジュールを挿入し、最初
    に送られてきた時の形式で情報を完全に再構成できるよ
    うにする一方で、宛先ユニットに対して順次セルモード
    で通信される情報モジュールを宛先ユニットのレベルで
    回線モードを支配しているクロックの制御下で1本また
    は複数本の決められた時間チャネルに周期的に再挿入す
    る方法。
  2. 【請求項2】 宛先ユニットのレベルで回線モードを支
    配しているクロックが、情報モジュールで構成されて第
    1のクロックパルスによって固定フレーム周期で順次生
    成され、前記セルモードと前記回線モードの両方に対応
    できるユニットを間に介在させることによってセルモー
    ドで受信されたデータに基づいて回線モードの基本時間
    チャネルの第1のクロックパルスに連動し、該連動が、
    伝送される時間チャネルのうちの少なくとも1つから送
    出される情報のセルによる伝送に依存したジグを有する
    フレーム周期で生成されるデータの固有の組み合わせで
    構成されるマーカーの出現に基づいて、受信したセルか
    ら得られる平均値などの信号を介在させることによって
    実現されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 狭帯域回線モードを利用している端末
    (6)用に狭帯域回線モードで動作するユニットであっ
    て、狭帯域モード用に時間管理される専用の通信回線
    (NL)によって互いに二地点間接続されたユニット
    (1)と、セルモードで動作するユニットであって、時
    には電気通信装置のセルスイッチ(5)のスイッチ構造
    の1つまたは複数の通信要素を通して、セルモード用に
    時間管理される専用の通信回線(BL)によって同様に
    二地点間接続されたユニット(2)と、を備える電気通
    信装置で請求項1に記載の方法を実現するための装置に
    おいて、セルモード用の通信回線によって互いに接続さ
    れると共に、回線モードで動作するユニットおよび/ま
    たは端末にもそれぞれ接続された少なくとも2つの兼用
    ユニット(3)を有し、各モードでモード変換を行うた
    めに通信回路(9または13)に備えられた各兼用ユニ
    ットが、セルモードおよび回線モードのいずれかで通信
    を行うユニットと同様に、回線モードの時分割多重通信
    回線によって各フレーム中のタイムスロットで伝送され
    た情報モジュールのセルを確実に送出し、受信したセル
    に含まれる情報モジュールをセルモードで送出する前に
    各フレームの情報モジュールが最初にあった時間的位置
    で逆に復元するためのブリッジ回路(14)を備え、前
    記情報モジュールが各フレームのいずれかのタイムスロ
    ットで回線モードに復元されることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 各兼用ユニットが、モード変換部(1
    5)を内蔵したブリッジ回路(14)を備え、モード変
    換部が時分割多重通信回線によって各フレームのいずれ
    かのタイムスロットで供給された情報モジュールを挿入
    するためのセルを生成すると共に、受信したセルに含ま
    れる情報モジュールを最初と同じ状態で時間的に再配列
    するよう、情報モジュールを伝送するためのフレーム中
    のタイムスロットで時分割多重通信回線の時間チャネル
    に再分散することを特徴とする、請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 各兼用ユニットがセルモードで動作する
    通信回路を備え、該通信回路がセルに優先順位を付与
    し、特に回線モードで供給されて復元される情報モジュ
    ールを伝送している優先順位の高いセルを伝送するため
    の手段(20、21)と、セルの送出用に割り当てられ
    た時間よりも短い時間で優先順位に応じて兼用ユニット
    間でセルを伝送できるようにするための並列回路(17
    〜19)への転送用バッファ手段とを有することを特徴
    とする、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 各兼用ユニットがセルモードで動作する
    通信回路(13)を備え、該通信回路が、セルに付与さ
    れた優先順位についての指示に応じて他の兼用ユニット
    で受信されたセルの分離を可能にし、情報モジュールに
    相当する各バイト群について通信回線でセルモードでの
    伝送によって生じた遅延変数をモード変換部(15)に
    よって補償し、順次受信したセルの内容を同じ時分割多
    重回線の宛先において回線モードで復元するための並列
    回路(24、26、27)への伝送バッファ手段を備え
    ることを特徴とする、請求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの兼用ユニット(3)
    が、基準クロックによって固定フレーム周期で順次生成
    され、後にセルモードで兼用ユニットに受信される情報
    モジュールとして形成されたデータに応じて回線モード
    の基本時間チャネルを支配している第1のクロックパル
    スに基づき、回線モードで動作する少なくとも端末
    (6)および/またはユニット(1)について兼用ユニ
    ットに備えられた基準クロックモジュール(11)から
    局所的に供給される回線モードのクロックパルスに連動
    し、前記手段は受信した情報モジュールに応じてローカ
    ルクロック連動信号を供給するフィルタを備え、前記フ
    ィルタが、少なくとも1つの伝送された時間チャネルか
    ら送出されたセルによって伝送にリンクしたジグと共に
    フレーム周期で生成されてデータの固有の組み合わせで
    構成されるマーカーの出現に基づいて平均値などの連動
    信号を生成することを特徴とする、請求項3記載の装
    置。
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