JPH0730525Y2 - ひずみゲージ包装体 - Google Patents

ひずみゲージ包装体

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JPH0730525Y2
JPH0730525Y2 JP1988160887U JP16088788U JPH0730525Y2 JP H0730525 Y2 JPH0730525 Y2 JP H0730525Y2 JP 1988160887 U JP1988160887 U JP 1988160887U JP 16088788 U JP16088788 U JP 16088788U JP H0730525 Y2 JPH0730525 Y2 JP H0730525Y2
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正安 河井
義博 松岡
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ひずみゲージ包装体に関し、より詳しくは、
微小な形状のひずみゲージを外気と遮断した状態で包持
するひずみゲージ包装体に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のひずみゲージを包装する包装体として
は、第5図に示すようなゲージ挟みが用いられていた。
即ち、第5図に示すように、透明なプラスチック等の樹
脂性の弾力性のあるシートを半分に折って塑性変形せし
め、その折曲部aに閉じる習性を与えたものが上記ゲー
ジ挟みであり、包装するときは、折曲部aの閉じる習性
に抗して挟持シートb,cを開き、この中に複数個のひず
みゲージdを無造作に入れ、上記開く力を取除くと、挟
持シートbが矢印の方向に閉じてひずみゲージdが両シ
ートb,c間に挟持されるものである。そして、このよう
にひずみゲージdを包装したゲージ挟みを、いわゆる部
品箱等のケースに収納していた。
また、他の収納方法としては、ひずみゲージdを直接上
記部品箱に収納する場合もあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のひずみゲージの包装体としてのゲージ挟みは、た
だ単にひずみゲージを挟み込んでおくだけであったた
め、ひずみゲージ自体が大気中の水分、酸素等に直接触
れて酸化しあるいは絶縁抵抗が低下するばかりでなく、
上記ひずみゲージのゲージタブに接続されたゲージリー
ドも酸化、腐食してしまい、その結果、ひずみゲージの
抵抗値が変化し、場合によっては公称抵抗値からの許容
偏差値を越えてしまうこともあった。
もっとも、保管に際しては、ゲージ挟みに挟持されたひ
ずみゲージを外気と遮断可能な容器に収納しておけば上
記事態はある程度回避され得るとしても、嵩張る密閉容
器に収納した状態では、輸送に難があり、少量のひずみ
ゲージを収納するには至らずしも適当とはいい得ず、ま
た、種々のひずみゲージを無造作に大きな容器に収納し
ておいた場合、所望のひずみゲージを取り出し難く、極
めて作業性が悪いという難点を伴う。
本考案は、上述の事情に鑑みてなされたもので、その第
1の目的は、極めて防湿性に優れ、吸湿によるひずみゲ
ージ素子およびゲージリードの酸化、絶縁抵抗の低下を
確実に防止し得るひずみゲージ包装体を提供することに
あり、第2の目的は、包装状態下で外部よりひずみゲー
ジの種類、諸元を容易に視認し得るひずみゲージ包装体
を提供することにあり、第3の目的は、ひずみゲージを
包装体より容易に取出し得るひずみゲージ包装体を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係る考案は、上記の第1および第2の目的を
達成するために、微小な形状のひずみゲージを包装する
ひずみゲージ包装体において、透湿度の小なるアルミニ
ウム箔の少なくとも一方の面に、エチレン酢ビ共重合体
を挟着してなるポリプロピレンフィルムの如き熱融着性
を有するフィルムを、他方の面に、ポリエステルフィル
ムの如き前記アルミニウム箔を保護する保護フィルムを
それぞれ一体的に添着して積層体を構成してなるカバー
部材と、このカバー部材よりも充分大なる厚みおよび剛
性を有する透明なベース部材とを備え、前記ひずみゲー
ジを間に挟んで前記ベース部材に前記熱融着性を有する
フィルムが対面するように前記ベース部材と前記カバー
部材とを重設し且つ前記ひずみゲージを囲繞するように
前記カバー部材と前記ベース部材の周縁部またはその近
傍を所定の幅にて熱融着することで前記ひずみゲージを
外気から遮断した状態で収納するように構成したことを
特徴とするものである。
また、請求項2に係る考案は、上記1、第2および第3
の目的を達成するために、微小な形状のひずみゲージを
包装するひずみゲージ包装体において、透湿度の小なる
アルミニウム箔の少なくとも一方の面に、エチレン酢ビ
共重合体を挟着してなるポリプロピレンフィルムの如き
熱融着性を有するフィルムを、他方の面に、ポリエステ
ルフィルムの如き前記アルミニウム箔を保護する保護フ
ィルムをそれぞれ一体的に添着して積層体を構成してな
る略矩形状のカバー部材と、このカバー部材より充分大
なる厚みおよび剛性を有する透明な略矩形状のベース部
材とを備え、前記ひずみゲージを間に挟んで前記ベース
部材に前記熱融着性を有するフィルムが対面するように
前記ベース部材と前記カバー部材とを重設し、これらベ
ース部材とカバー部材の周縁部を、少なくとも一つの隅
部を除き所定の幅にて熱融着し、上記少なくとも一つの
隅部では所定の幅の波状を呈する形状をもって熱融着す
ることで前記ひずみゲージを外気から遮断した状態で収
納すると共に前記ひずみゲージを外部に取出すに際し、
前記隅部を指先で摘んで前記カバー部材を前記ベース部
材から剥離するに要する初期剥離強度が次第に大きくな
るように構成したことを特徴とするものである。
また、上記ベース部材としては、請求項3に係る考案の
ように、ポリプロピレンシートを用いることが好まし
い。
〔作用〕
上記のように構成されたひずみゲージ包装体は、透湿度
の小さい1または複数のフィルムが熱融着性を有するフ
ィルムと一体的に添着されたカバー部材を大なる厚みを
有するポリプロピレンシートの如きベース部材とによっ
てひずみゲージを挟持し且つひずみゲージの回りを囲繞
するように熱融着してあるため、ひずみゲージが収納さ
れた内部と外気とを完全に遮断する機能を果たす。そし
て、上記ベース部材は透明であるため、内部に収納され
たひずみゲージを直接視認でき、その種類や形状を知る
ことができる。
また、カバー部材は、ベース部材に対し、重設され、そ
の周縁部の大半が所定の幅にて熱融着されているが、少
なくとも一つの隅部で所定の幅にて波状を呈する形状に
熱融着されているため、ひずみゲージを取出すに際し、
カバー部材をベース部材から剥離するとき、波状融着部
の山部から剥離することとなり、従って初期剥離強度
は、最初の段階は小さく、次第に大きくなるようにな
り、その後は一定となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は、本考案に係るひずみゲージ包装体の一実施例
の断面構成を示す断面図、第2図は、同実施例の外観構
成を示す平面図である。
第1図において、1はひずみゲージであり、このひずみ
ゲージ1は、数十μmの厚さを有し、絶縁性を有するゲ
ージベース1aと、ひずみの変化に対応した電気抵抗変化
を示すゲージグリッド1bと、このゲージグリッド1bに連
設されたゲージタブ1cと、このゲージタブ1cに一端が例
えばボンディングされ接続されたゲージリード1dから構
成されている。
2a,2bはゲージ挟みで、第5図において説明したゲージ
挟みb,cと同様に例えば塩化ビニールシートで2つ折り
に構成されている。尚、2つ折りされた各片のゲージ挟
み2a,2bを総称して、以下ゲージ挟み2と称することと
する。
3は、厚さが大きく(約200μm)所定の剛性を有する
透明な例えば、キャストポリプロピレンシートよりなる
ベース部材であり、本実施例においては出光石油株式会
社製のピュアレMG−100(商品名)を素材とし厚さ200μ
mに形成したシートを用いている。
4は熱融着性を有する例えば中間にEVAと略称されるエ
チレン酢ビ共重合体を挟着してなるポリプロピレン(積
層体)フィルムよりなる熱融着性フィルムであり、この
例の場合、厚み30μmのものを用いている。
5は、透湿度の小なる防湿フィルムの一部としてのアル
ミニウム箔であり、この例の場合、厚みが7μmのもの
を用いている。
6は、上記アルミニウム箔5を保護する保護フィルムで
あり、この例の場合、16μmの厚みを持つポリエステル
フィルムを用いており、耐酸性、耐アルカリ性を有し、
有機溶剤、油脂類に対しても安定である。
尚、カバー部材7としての熱融着性フィルム4とアルミ
ニウム箔5と保護フィルム6とは、順次積層され且つ接
着剤、例えばイソシアメート系接着剤によって一体的に
接着され、積層体を構成しているが、極めて薄いフィル
ム状を呈し、可撓性を有している。
次に、このようにして互いに接着されて一体となったカ
バー部材7とベース部材3とをもって、ひずみゲージ1
を包装する手順について説明する。
先ず、ベース部材3を例えばテーブル(図示せず)上に
敷かれたゴム板上に置き、ベース部材3の中心部にゲー
ジ挟み2に挟持された1または複数のひずみゲージ1を
載せ、さらにその上に熱融着性フィルム4を下になるよ
うに、換言すれば、熱融着性フィルム4をベース部材3
に当接せしめるようにカバー部材7を載せる。この例の
場合、ベース部材3とカバー部材7とは、その平面形状
が同じ大きさに形成してあるので、両者をずれないよう
に揃えて重ね合せる。
そして、カバー部材7の上面から、例えば150°〜250℃
に温度設定されたホットプレス(図示せず)を所定の圧
力(例えば2kg/cm2/10kg/cm2)によって適宜な時間(例
えば1秒〜60秒)押圧保持する。このホットプレスによ
る押圧によって、熱融着性フィルム4(この例の場合、
ポリプロピレンフィルム)が溶融し、ベース部材3(こ
の例の場合、キャストポリプロピレンシート)の表面に
溶着される。尚、この例の場合、ポリプロピレンフィル
ムの中にEVAと略称されるエチレン酢ビ共重合体を介挿
し一体的に積層せしめてあるものを用いている。
ホットプレスの熱融着部10の形状は、第2図に示すよう
に、五角形を呈している。即ち、カバー部材7とベース
部材3とは、その周縁部を、略中央部に置かれたひずみ
ゲージおよびゲージ挟み2を囲繞するように一定の幅を
もって周縁部が熱融着されるが、2つの隅部のみ三角形
の非融着部8,9が残るように斜めに熱融着されている。
この2つの隅部に形成された非融着部8,9は、カバー部
材7をベース部材3から剥離する際の摘み片とするため
に形成するものである。
このように熱融着されたベース部材3とカバー部材7の
内部、即ち熱融着部10の内部は、外気と完全に遮断さ
れ、その内部に収納されたひずみゲージ1も外気と完全
に遮断される。従って、ひずみゲージ1(ゲージリード
1dを含む)は、外気に含まれる酸素やその他の有害ガ
ス、水分に触れることがないので、酸化による腐食や、
吸湿による絶縁抵抗の低下等を来たす虞れがない。
特に、ベース部材3は、厚みが大きく、透湿度が小さく
なされたポリプロピレンフィルムを用い、他方、カバー
部材7は、薄膜でも透湿度の小さいアルミニウム箔5が
ポリプロピレンおよびポリエステルフィルムでサンドイ
ッチされた積層体に構成されているため、長時間に亘り
高湿度環境下に置かれても熱融着部10で囲まれた内部へ
の水分の透過量、即ち透湿度は極めて小さい。因みに本
実施例のひずみゲージ包装体を、湿度90%RH、温度40℃
(JIS Z 0208)の条件下で測定したところ、透湿度0.5g
以下/m2・24Hという極めて良好な結果が得られた。
また、上記実施例は、ベース部材3に透明なシートを用
いているから、内部に包装されたひずみゲージ1の種
類、形状、を視認することができ、使用すべきひずみゲ
ージ1の選択が極めて容易化される。
また、ひずみゲージ包装体の2つの隅部に非融着部8,9
を形成したので、ベース部材3からカバー部材7を剥離
する場合、一方の手でベース部材3の非融着部8(また
は9)を摘み、他方の手でカバー部材7の隅部8(また
は9)を摘んで互いに離反する方向に引張ることによ
り、傾斜した融着部10aが徐々に剥離される。
従って、特別の裁断用具(はさみ、ナイフ等)を用いる
ことなく、容易且つ迅速にカバー部材7を引き剥がし、
内部のひずみゲージ1を取出すことができる。
また、ベース部材3として、カバー部材7より充分に厚
い(この例の場合、200μm)シートを用いているか
ら、曲げ外力に強く、保管中のひずみゲージ1を効果的
に保護することができる。
尚、本考案は、上述の実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能
である。
例えば、ベース部材3とカバー部材7との熱融着部10の
形状として、第2図および第3図に示すように、2つの
三角形状の非融着部8,9を形成するように、2つの隅部
においてカバー部材7の周縁部を避けるように傾斜させ
て直線状の熱融着部10aを形成したが、第4図に示すよ
うに、この部分の融着形状を直線状とせず、波形状に形
成してもよい。このように波形状の熱融着部10bを形成
することによって、カバー部材7を剥離する場合、熱融
着部10bにおける剥離強度が最初の段階では小さく、剥
離される部分が増えるに従って次第に剥離強度が大きく
なり、その後一定となるので、第2図、第3図に示すよ
うに形成した場合に比べて、容易に剥離できるようにな
る。
また、上述した実施例では、カバー部材7の中にアルミ
ニウム箔5を介挿してあるが、このアルミニウム箔5を
除いた場合には、透湿度が13g/m2・24Hに上昇する。因
みに、アルミニウム箔5を除き且つ保護フィルム6とし
てのポリエステルフィルムの厚みのみを12μに減少させ
たもので透湿度を測定したところ、15g/m2・24Hと僅か
に透湿度の上昇が見られた。このことよりすると、保護
フィルム6の厚みを増大させるより、薄厚のアルミニウ
ム箔5を積層させる方が透湿度の低下に大きく寄与する
ことが理解できる。
また、上述の実施例では、ひずみゲージ1をゲージ挟み
2に挟んだ状態で包装した例を示したが、ひずみゲージ
1を直接包装するようにしてもよい。
また、熱融着性フィルム4およびベース部材3として
は、熱融着性を有するポリエステル系またはポリアミド
系のものを用いてもよいが、透明性を有し、透湿度が小
さく、ひずみゲージ1にとって有害となるガスの発生が
少ないという点よりすると、上述したように、ポリプロ
ピレンを素材としたものを用いることが好ましい。
また、熱融着性フィルム4として、エチレン酢ビ共重合
体をポリプロピレンフィルムでサンドイッチしたものを
用いたが、エチレン酢ビ共重合体は、熱融着強度が大き
くなり過ぎ、剥離が困難となるのを調整するものである
から、場合によっては、実質上これを除いてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、請求項1に記載の考案によれば、
ベース部材は、カバー部材よりも充分大なる厚みおよび
剛性を有するシートを用い、他方、カバー部材は、薄膜
でも透湿度の小さいアルミニウム箔の少なくとも一方の
面に、エチレン酢ビ共重合体を挟着してなるポリプロピ
レンフィルムの如き熱融着性を有するフィルムを、他方
の面に、ポリエステルフィルムの如きアルミニウム箔を
保護する保護フィルムをそれぞれ一体的に添着して積層
体を構成してなるから、薄膜でも強度が大で、長時間に
亘り高湿度環境下に置かれても熱融着部で囲まれた内部
への水分の透過量、即ち透過度は極めて小さく、熱融着
部の内部は、外気と完全に遮断され、その内部に収納さ
れたひずみゲージも外気と完全に遮断される。従って、
ひずみゲージ素子およびゲージリードは外気に含まれる
酸素やその他の有害ガス、水分に触れることがないの
で、酸化による腐食や、吸湿による絶縁抵抗の低下等を
来たす虞れのないひずみゲージ包装体を提供することが
できる。
また、ベース部材に透明なシートを用いているから、内
部に包装されたひずみゲージの種類、形状等を視認する
ことができ、使用すべきひずみゲージの選択が極めて容
易化される。
また、請求項2に記載の考案によれば、上記の効果を奏
し得ることに加え、ベース部材とカバー部材の周縁部
を、少なくとも一つの隅部を除き所定の幅にて熱融着
し、上記一つの隅部では所定の幅の波形を呈する形状を
もって熱融着することでひずみゲージを外気から遮断し
た状態で収納すると共にひずみゲージを外部に取出すに
際し、前記隅部を指先で摘んで前記カバー部材を前記ベ
ース部材から剥離するに要する初期剥離強度が次第に大
きくなるように構成したので、カバー部材をベース部材
から容易に剥離でき、ひずみゲージを包装体より容易に
取り出し得るひずみゲージ包装体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るひずはゲージ包装体の一実施例
の断面構成を示す断面図、第2図は、同実施例の外観構
成を示す平面図、第3図は、同実施例における非融着部
を示す部分平面図、第4図は、変形実施例の非融着部を
示す部分平面図、第5図は、従来のゲージ挟みの構成を
一部破断して示す斜視図である。 1……ひずみゲージ、1a……ゲージベース、1b……ゲー
ジグリッド、1d……ゲージリード、2,2a,2b……ゲージ
挟み、3……ベース部材、4……熱融着性フィルム、5
……アルミニウム箔、6……保護フィルム、7……カバ
ー部材、8,9……非融着部、10,10a,10b……熱融着部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】微小な形状のひずみゲージを包装するひず
    みゲージ包装体において、透湿度の小なるアルミニウム
    箔の少なくとも一方の面に、エチレン酢ビ共重合体を挟
    着してなるポリプロピレンフィルムの如き熱融着性を有
    するフィルムを、他方の面に、ポリエステルフィルムの
    如き前記アルミニウム箔を保護する保護フィルムをそれ
    ぞれ一体的に添着して積層体を構成してなるカバー部材
    と、このカバー部材よりも充分大なる厚みおよび剛性を
    有する透明なベース部材とを備え、前記ひずみゲージを
    間に挟んで前記ベース部材に前記熱融着性を有するフィ
    ルムが対面するように前記ベース部材と前記カバー部材
    とを重設し且つ前記ひずみゲージを囲繞するように前記
    カバー部材と前記ベース部材の周縁部またはその近傍を
    所定の幅にて熱融着することで前記ひずみゲージを外気
    から遮断した状態で収納するように構成したことを特徴
    とするひずみゲージの包装体。
  2. 【請求項2】微小な形状のひずみゲージを包装するひず
    みゲージ包装体において、透湿度の小なるアルミニウム
    箔の少なくとも一方の面に、エチレン酢ビ共重合体を挟
    着してなるポリプロピレンフィルムの如き熱融着性を有
    するフィルムを、他方の面に、ポリエステルフィルムの
    如き前記アルミニウム箔を保護する保護フィルムをそれ
    ぞれ一体的に添着して積層体を構成してなる略矩形状の
    カバー部材と、このカバー部材より充分大なる厚みおよ
    び剛性を有する透明な略矩形状のベース部材とを備え、
    前記ひずみゲージを間に挟んで前記ベース部材に前記熱
    融着性を有するフィルムが対面するように前記ベース部
    材と前記カバー部材とを重設し、これらベース部材とカ
    バー部材の周縁部を、少なくとも一つの隅部を除き所定
    の幅にて熱融着し、上記少なくとも一つの隅部では所定
    の幅の波状を呈する形状をもって熱融着することで前記
    ひずみゲージを外気から遮断した状態で収納すると共に
    前記ひずみゲージを外部に取出すに際し、前記隅部を指
    先で摘んで前記カバー部材を前記ベース部材から剥離す
    るに要する初期剥離強度が次第に大きくなるように構成
    したことを特徴とするひずみゲージ包装体。
  3. 【請求項3】ベース部材が、ポリプロピレンシートより
    なる請求項1または2記載のひずみゲージ包装体。
JP1988160887U 1988-12-13 1988-12-13 ひずみゲージ包装体 Expired - Lifetime JPH0730525Y2 (ja)

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