JPH07304575A - エレベータのいたずら防止装置 - Google Patents

エレベータのいたずら防止装置

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Publication number
JPH07304575A
JPH07304575A JP9668294A JP9668294A JPH07304575A JP H07304575 A JPH07304575 A JP H07304575A JP 9668294 A JP9668294 A JP 9668294A JP 9668294 A JP9668294 A JP 9668294A JP H07304575 A JPH07304575 A JP H07304575A
Authority
JP
Japan
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car
flame
mischief
cage
elevator
Prior art date
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Pending
Application number
JP9668294A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Yoshida
照男 吉田
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 火気を用いていたずらした人を乗かご内にし
ばらく拘束できるとともに、このいたずら行為を立証で
きるエレベータのいたずら防止装置の提供。 【構成】 乗かご1の外部の警備室に、炎検出器7が炎
を検出したことを通報する通報器を設置し、乗かご1が
上記の警備室が設けられる階床で停止した後、かごドア
3の開き始める時間を遅らせるドア開遅延手段を備える
とともに、乗かご1に撮影機8を備え、これによって、
乗かご1内で火気を用いていたずらを行なった場合、炎
検出器7により炎を検出して撮影機8により乗かご1内
を撮影していたずら行為を記録し、通報器により建物内
の警備を担当する警備担当者などに通報するとともに、
乗かご1を地下階まで運転して停止した後、かごドア3
の開き始める時間を遅らせて、この間に上記の警備担当
者などが乗かご1まで出向くようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのいたずら
防止装置に係り、特に、乗かご内での火気を用いたいた
ずらを防止するのに好適なエレベータのいたずら防止装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭61−178385
号公報に記載されているように、エレベータの乗かごに
設置され、炎から発する紫外線を検出する炎検出器と、
この炎検出器の検出に応じて警報を発する警報器、およ
び上記乗かごをあらかじめ定められる階床、例えば建物
の警備を担当する警備担当者がいる地下階まで運転して
停止させる運転制御手段とを有するエレベータのいたず
ら防止装置が提案されている。この従来のいたずら防止
装置にあっては、例えば、乗かごが昇降中に乗かご内の
運転操作盤に対してライタ等の炎を近付ける等のいたず
ら行為がなされた場合、炎検出器により炎から発する紫
外線を検出して警報器から警報を発して上記のいたずら
を行なった人に対して注意を喚起するとともに、運転制
御手段により乗かごを例えば地下階まで運転して停止さ
せるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエレベータのいたずら防止装置では、乗かごがあら
かじめ定められる階床で停止した後、直ちにかごドアが
開き始めため、この乗かごからいたずらを行なった人が
出てしまい、警備担当者などが乗かごに到着していたず
らを行なった人を見付けるのが困難であるばかりか、当
人を見付けることができてもいたずらを行なったことを
立証するのが大変難かしかった。したがって、従来のよ
うに単に警報器から警報を発して乗かごを所定の階床ま
で運転して停止するのみでは上記のようないたずら行為
を抑制することが難しいため、乗かご内で火気を用いた
いたずらが繰り返して行なわれるという懸念があった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、建物内の
警備を担当する警備担当者などが乗かごに到着するま
で、乗かご内でいたずらを行なった人を乗かご内に拘束
することのできるエレベータのいたずら防止装置を提供
することにある。
【0005】また、その第2の目的は、乗かご内でいた
ずらを行なった人を容易に見付けることができるばかり
か、乗かご内でいたずらを行なったことを立証すること
のできるエレベータのいたずら防止装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るため、本発明の請求項1に記載の発明は、エレベータ
の乗かごに設置され炎から発する紫外線を検出する炎検
出器と、この炎検出器の検出に応じて上記乗かごをあら
かじめ定められる階床まで運転して停止させる復帰運転
指令を出力する復帰運転指令部とを有するエレベータの
いたずら防止装置において、上記乗かごの外部の所定個
所に、上記炎検出器が炎を検出したことを通報する通報
器を設置するとともに、上記乗かごが上記あらかじめ定
められる階床で停止した後、かごドアの開き始める時間
を遅らせるドア開遅延手段を備えた構成にしてある。
【0007】また、第2の目的を達成するため、本発明
の請求項2に記載の発明は、上記の構成に加えて、乗か
ごに、炎検出器の検出に応じて乗かご内を撮影する撮影
機を設けた構成にしてある。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明は、上記のよう
に構成したので、例えば、乗かご内の運転操作盤に対し
て炎を近付ける等のいたずら行為がなされた場合、炎検
出器の検出に応じて、乗かご外部の所定個所に設置され
た通報器により、建物内の警備を担当する警備担当者な
どに通報するとともに、復帰運転指令部から出力される
復帰運転指令により乗かごをあらかじめ定められる階
床、例えば警備室が設けられる地下階まで運転して停止
した後、ドア開遅延手段によりかごドアの開き始める時
間を遅らせて、この間に、上記の通報を受けて警備担当
者などが警備室より乗かごまで出向くようになってい
る。これによって、警備担当者などが乗かごに到着する
まで、上記のいたずらを行なった人を乗かご内に拘束す
ることができる。
【0009】さらに、請求項2に記載の発明は、上記の
ように構成したので、炎検出器の検出に応じて撮影機に
より乗かご内を撮影して、乗かご内で行われたいたずら
行為を記録する。これにより、上記の映像記録に基づい
て上記のいたずらを行なった人を容易に見付けることが
できるばかりか、乗かご内でいたずらを行なったことを
立証することもできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のエレベータのいたずら防止装
置の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明のエ
レベータのいたずら防止装置の請求項1、2に記載の発
明を含む一実施例を示す電気回路図、図2は図1のいた
ずら防止装置を備えた乗かご内の斜視図である。
【0011】図2に示す乗かご1は、床部1aと、この
床部1aの側部に立設される側板2およびかごドア3
と、これらの側板2およびかごドア3の上部を覆う天井
部4とを有している。かごドア3近傍の側板2には、行
き先階登録釦5などを備えた運転操作盤6が設けられて
いる。
【0012】そして、本実施例のいたずら防止装置は、
運転操作盤6の上方に位置し、側板2に取付けられる炎
検出器7と、かごドア3の上方に位置し、天井部4に取
付けられるTVカメラなどの撮影機8とを備えている。
上記の炎検出器7は、所定の波長、例えば185〜26
0mm程度の紫外線を検出可能であり、この炎検出器7
の検出に応じて撮影機8が乗かご1内を撮影するように
なっている。また、乗かご1の外部の所定個所、例えば
図示しない警備室に、炎検出器7が炎を検出したことを
通報する図1の通報器9が設置されている。
【0013】また、本実施例のいたずら防止装置は、図
1に示すように、電源P、N間に、炎検出リレーSを含
む炎検出回路21と、復帰運転指令部10を含む復帰運
転回路22と、ドア開指令部11を含むドア開指令回路
23と、タイマTを含むタイマ回路24とを備えてい
る。
【0014】上記の炎検出回路21では、炎検出器7の
検出により閉じる常開接点7aと、タイマTの常閉接点
Tb1と、常開接点7aの閉路に応じて付勢する炎検出
リレーSとが直列に順次接続されるとともに、この炎検
出リレーSを自己保持する第1の常開接点Sa1が上記
の常開接点7aと並列に接続されている。
【0015】上記の復帰運転回路22は、炎検出リレー
Sの第2の常開接点Sa2と、この常開接点Sa2の閉路
により付勢する復帰運転指令部10とからなっている。
【0016】上記のドア開指令回路23では、復帰運転
指令部10の常閉接点10b1と、ドア開指令部11と
が直列に接続されるとともに、タイマTの常開接点Ta
1が常閉接点10b1と並列に接続されている。
【0017】また、上記のタイマ回路24では、炎検出
リレーSの第3の常開接点Sa3と、復帰運転指令部1
0の常開接点10a1と、カウント開始から所定時間、
例えば30秒後に付勢するタイマTとが直列に順次接続
されており、このタイマ回路24と、上記の常閉接点1
0b1および常開接点Ta1とにより、乗かご1があらか
じめ定められる階床、例えば図示しない地下階で停止し
た後、かごドア3の開き始める時間を遅らせるドア開遅
延手段が構成されている。
【0018】さらに、上記の通報器9は、炎検出リレー
9の第4の常開接点Sa4の閉路によって作動し、上記
の撮影機8は、炎検出リレー9の第5の常開接点Sa5
の閉路によって作動するようになっている。
【0019】この実施例にあっては、例えば、乗かご1
内の運転操作盤6に対して炎を近付ける等のいたずら行
為がなされた場合、炎検出器7の検出に伴い常開接点7
aが閉じて、電源P−常開接点7a−常閉接点Tb1
炎検出リレーS−電源Nの回路が閉成されるので、炎検
出リレーSの付勢により常開接点Sa1〜Sa5がそれぞ
れ閉じて、これらのうちの第1の常開接点Sa1により
炎検出リレーSが付勢状態で自己保持される。この炎検
出リレーSの第2の常開接点Sa2が閉じることによ
り、電源P−第2の常開接点Sa2−復帰運転指令部1
0−電源Nの回路が閉成されるので、復帰運転指令部1
0は、乗かご1を地下階まで運転して停止させる復帰運
転指令を出力するとともに、常閉接点10b1を開く。
同時に、第4の常開接点Sa4の閉路により、警備室に
設置した通報器9で警備担当者などに通報するととも
に、第5の常開接点Sa5の閉路により、撮影機8が作
動して乗かご1内を撮影して、乗かご1内で行われたい
たずら行為を記録する。次いで、タイマ回路24では、
炎検出リレーSの第3の常開接点Sa3が閉じるととも
に復帰運転指令部10の常開接点10a1も閉じること
から、電源P−常開接点Sa3−常開接点10a1−タイ
マT−電源Nの回路が閉成されるので、タイマTがカウ
ント動作を開始する。このタイマTがカウント開始から
30秒後に付勢し、常開接点Ta1が閉じてドア開指令
部11からドア開指令が出力されたとき、地下階に到着
した乗かご1のかごドア3が開く。
【0020】また、上記のタイマTの付勢に伴い、常閉
接点Tb1が開いて炎検出リレーSが消勢されるために
常開接点Sa1〜Sa5がそれぞれ開き、その結果、復帰
運転指令部10が停止するとともにタイマTが当初の待
機状態に復帰し、通報器9および撮影機8もそれぞれ停
止する。
【0021】このように構成した実施例では、復帰運転
指令部10から出力される復帰運転指令により乗かご1
を地下階まで運転して停止させた後、かごドア3の開き
始める時間が30秒間遅くなるので、警備担当者などが
警備室から出向いて乗かご1に到着するまで、上記のい
たずらを行なった人を乗かご1内に拘束することができ
る。また、撮影機8で撮影した映像記録に基づいて上記
のいたずらを行なった人を容易に見付けることができる
ばかりか、乗かご1内でいたずらを行なったことを立証
することもできる。
【0022】なお、この実施例では、通報器8を乗かご
1外部の警備室に設置したが、乗かご1内にも音声ガイ
ダンス装置などの通報器を設置することにより、乗かご
1内でいたずらをする人にも通報し、注意を喚起するこ
ともできる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、請
求項1に記載の発明では、警備担当者などが乗かごに到
着するまで、いたずらを行なった人を乗かご内に拘束す
ることができ、したがって、警備担当者などが上記の人
を確実に見付けることができるため、乗かご内でいたず
ら行為が繰り返されることを防止できる。
【0024】また、請求項2に記載の発明では、撮影機
で撮影した映像記録に基づいて乗かご内でいたずらを行
なった人を容易に見付けることができるばかりか、乗か
ご内でいたずらを行なったことを立証することもでき、
したがって、上記のいたずらを行なった人に対して賠償
責任などの法的な責任を問うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータのいたずら防止装置の請求
項1、2に記載の発明を含む一実施例を示す電気回路図
である。
【図2】図1のいたずら防止装置を備えた乗かご内の斜
視図である。
【符号の説明】
1 乗かご 3 かごドア 7 炎検出器 8 撮影機 9 通報器 10 復帰運転指令部 10b1 常閉接点 24 タイマ回路 Ta1 常開接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの乗かごに設置され、炎から
    発する紫外線を検出する炎検出器と、この炎検出器の検
    出に応じて上記乗かごをあらかじめ定められる階床まで
    運転して停止させる復帰運転指令を出力する復帰運転指
    令部とを有するエレベータのいたずら防止装置におい
    て、上記乗かごの外部の所定個所に、上記炎検出器が炎
    を検出したことを通報する通報器を設置するとともに、
    上記乗かごが上記あらかじめ定められる階床で停止した
    後、かごドアの開き始める時間を遅らせるドア開遅延手
    段を備えたことを特徴とするエレベータのいたずら防止
    装置。
  2. 【請求項2】 乗かごに、炎検出器の検出に応じて乗か
    ご内を撮影する撮影機を設けたことを特徴とする請求項
    2記載のエレベータのいたずら防止装置。
JP9668294A 1994-05-10 1994-05-10 エレベータのいたずら防止装置 Pending JPH07304575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9668294A JPH07304575A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 エレベータのいたずら防止装置

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JP9668294A JPH07304575A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 エレベータのいたずら防止装置

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JPH07304575A true JPH07304575A (ja) 1995-11-21

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ID=14171569

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JP9668294A Pending JPH07304575A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 エレベータのいたずら防止装置

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JP (1) JPH07304575A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104016202A (zh) * 2014-04-24 2014-09-03 恒达富士电梯有限公司 电梯的智能防火方法及其系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104016202A (zh) * 2014-04-24 2014-09-03 恒达富士电梯有限公司 电梯的智能防火方法及其系统

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