JPH0474514B2 - - Google Patents

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JPH0474514B2
JPH0474514B2 JP58120739A JP12073983A JPH0474514B2 JP H0474514 B2 JPH0474514 B2 JP H0474514B2 JP 58120739 A JP58120739 A JP 58120739A JP 12073983 A JP12073983 A JP 12073983A JP H0474514 B2 JPH0474514 B2 JP H0474514B2
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front shutter
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀行における現金自動支払機、現金自
動預金機及び現金自動両 を備えたサービスコ
ーナ等に好適する現金取扱所の管理システムに関
する。
〔発明の目的〕
本発明は、現金取扱所の開店動作及び閉店動作
を年間を通して自動的に行なうとともに、異常発
生時には管理会社等の所定の管理場所に自動的に
通報する現金取扱所の管理システムを提供するこ
とを目的とする。
〔発明の要約〕
本発明は、現金取扱所における平日、土曜日及
び休日の各営業日程に応じて年間の制御プログラ
ムが書込み記憶された記憶要素を備えこの記憶要
素の制御プログラムに応じて開店に際しては現金
取扱機の起動、照明灯等の電源投入及び出入口の
スピーカによる営業終了の放送動作、シヤツタ開
放動作等の開店動作を自動的に行なわせ閉店に際
してはシヤツタの閉鎖動作、現金取扱機の停止及
び照明灯等の電源しや断等の閉店動作を自動的に
行なわせるとともに現金取扱所内の残留者を検索
する検索用センサが残留者を検知した時には前記
シヤツタの閉鎖動作を停止させその後一定時間以
内に前記検索用センサが検知信号を消失した時に
は前記シヤツタに閉鎖動作を行なわせる制御装置
と、この制御装置と連係し前記現金取扱機に異常
が発生した場合、シヤツタが指定時刻までに開放
及び閉鎖完了しなかつた場合等において所定の管
理場所に異常信号を送出する通報装置とを備えた
構成に特徴を有し、以て、現金取扱所の省力化を
図らんとするものである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例につき図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は銀行の支店の間取図の一例である。即
ち、1は現金取扱所たるサービスコーナ、2は事
務室、3は仕切壁4によつてサービスコーナ1と
は仕切られた機械室、5は事務室2側に設けられ
た金庫室である。6はサービスコーナ1側の出入
口であり、ここには内側用自動ドア7及び外側用
自動ドア8が設置されているとともに、これらの
間には電動式の正面シヤツタ9が設置されてい
る。尚、10はシヤツタセフテイエッジであり、
これは正面シヤツタ9の下方 障害物が存在する
時に障害物検知信号を出力するようになつてい
る。11は事務室2側の出入口であり、ここには
手動式のドア12が設置されており、このドア1
2には電気錠13が取付けられている。14はサ
ービスコーナ1と事務室2との間に配設されたカ
ウンタであり、これよりサービスコーナ1側に離
間する部位には電動式の内部シヤツタ15が配置
されている。この内部シヤツタ15は、図示しな
いが、手動の操作スイツチが操作されて電動機が
正回転若しくは逆回転されることにより上昇若し
くは下降し、全開状態若しくは全閉状態となつて
接触スイツチが動作すると電動機の正転回路若し
くは逆転回路が切られて停止する周知のものであ
る。16は現金取扱機たる現金自動支払機(以下
CDと略称する)、17は現金取扱機たる現金自動
預金機(以下ATMと略称する)及び18は現金
取扱機たる現金自動両替機(以下EXと略称する)
であり、これらは仕切壁4を貫通してサービスコ
ーナ1と機械室3とに跨がつて設置されている。
19は制御装置としてのシステム主装置、20は
オートホン主装置、21及び22は通報装置であ
り、これらは、機械室3内に設置されて後述する
ように動作するようになつている。尚、23,…
…は支店における出入口11、その他の出入口及
び各窓部分に設置された多数の窓用センサ、2
4,……はCD16内、ATM17内、EX18
内、出入口11及びサービスコーナ1の主要壁部
分に設置された多数の振動用センサ、25,25
は夫々正面シヤツタ9、内部シヤツタ15部分に
設置されたシヤツタ用センサ、26,26は金庫
室5の前壁、背壁に夫々設置された壁面用セン
サ、27は金庫室5のドアの前方側上部に設置さ
れた金庫室用センサである。
第2図はサービスコーナ1の透視図を示すもの
である。即ち、サービスコーナ1の天井部におい
て、左、右両側部には照明灯28,29が設置さ
れ、これらの照明灯28,29間にはバツクグラ
ンドミユージツク(以下BGMと略称する)用ス
ピーカ30、火災報知器31、予告及び告知用ス
ピーカ32及び告知用ブザー33が配設され、四
隅部には熱線センサ、赤外線センサ、超音波セン
サ、マイクロ波センサ等からなる検索用センサ3
4,……が設置されている。更に、サービスコー
ナ1の仕切壁4において、その左、右両側部の上
部には防犯カメラ35,35が設置されていると
ともに、これらの防犯カメラ35,35間にはエ
アコンデイシヨナ36(第4図参照)の吹出口3
7が設けられているとともに、CD16、ATM
17、EX18の右方部位に位置してインターホ
ン38,……及び非常用押釦スイツチ39,……
が設置されている。
第3図は全体のシステム系統ブロツク図であ
る。即ち、40は前記システム主装置19、オー
トホン主装置20、通報装置21及び22を一体
的に組付ける本体収納盤であり、これには例えば
15個の接続端子C1〜C15が設けられている。41
は金庫室5内に配設された金庫(図示せず)内の
金庫用センサ、42は出入口11の近傍に設置さ
れてテンキー43によつて操作されるリモコン
器、44は通信回線器、45は正面シヤツタ制御
盤、46はCD16、ATM17及びEX18のピ
ツト、47は回路区分表示器、48はオンライン
制御盤、49は停電表示灯である。そして、これ
らは前記シヤツタ用センサ25、金庫室用センサ
27、窓用センサ23、振動用センサ24、電気
錠13、火災報知器31、照明灯29,28,ス
ピーカ30,32、ブザー33、検索用センサ3
4等とともに第3図に示すように本体収納盤40
の接続端子C1〜C15に接続されている。
第4図は電源のシステム系統図である。即ち、
電源系統は例えば後述するようにオン(ON)、
オフ(OFF)制御される番号「0」から番号
「5」まで区分され、これらにはシヤツタ9、エ
アコンデイシヨナ36、CD16、ATM17、
EX18、照明灯28,29、防犯カメラ35、
自動ドア7,8が第4図に示すように接続されて
いる。尚、この第4図において、50はCD16
及びATM17のオンライン端末機たるモデム、
51はCD16、ATM17及びEX18の現金、
伝票をモニタするジヤーナルモニタ、52は看板
灯、8aは外側用自動ドア8の外マツト検知器で
ある。
第5図は機能を示すシステム系統ブロツク図で
ある。即ち、システム主装置19はROM等の記
憶要素53とCPUを含む制御回路54とから構
成され、記憶要素53には、サービスコーナ1に
おける平日、土曜日及び休日(日曜日、祝祭日)
の各営業日程に応じた3種類のパターンを組合せ
た年間の制御プログラムが書込み記憶されてお
り、制御回路54はこの記憶要素53の制御プロ
グラムを読出して後述するように開店動作、閉店
動作、その他の制御を行なうようになつている。
尚、第5において、55は本銀行の支店と契約し
た所定の管理場所たる管理会社、56は所定の管
理場所たる本店等の金融機関の管理店である。
次に、本実施例の作用につき第6図のタイムチ
ヤートをも参照して説明するに、この支店のサー
ビスコーナ1の営業時間は平日は9時00分から18
時00分までとし土曜日は9時00分から14時00分ま
でとしているものとする。
先ず、支店の行員が出勤してきて、出入口11
側におけるリモコン器42のテンキー43を操作
してそのリモコン器42から本体収納盤40の接
続端子C4に警備解除(OFF)信号を与えると、
制御回路54がこれを検知して事務室2側の電気
錠13、窓用センサ23、振動用センサ24、シ
ヤツタ用センサ25、壁面用センサ26、金庫室
用センサ27及び金庫用センサ41の検知動作を
解除(オフ)する。その後、行員が内部シヤツタ
15の操作スイツチを操作することによりその内
部シヤツタ15を全開状態とするが、この時には
内部シヤツタ15のシヤツタ用センサ25がオフ
されているのでシヤツタ用センサ25が異常信号
を発生することはない。そして、例えば8時20分
になると、制御回路54は記憶要素53の制御プ
ログラムに基づいて電源系統「1」番をオンする
ようになり、従つて、CD16のモデム50に電
源が供給されてオンライン制御盤48によるオン
ライン回線が開放されるとともに、エアコンデイ
シヨナ36に電源が供給されてサービスコーナ1
の空調を行なうようになる。更に、例えば8時30
分になると、制御回路54は電源系統「2」番を
オンするようになり、従つて、CD16、ATM
17及びEX18に電源が供給されてこれらが起
動するとともに、ジヤーナルモニタ51に電源が
供給されてこれが起動し、CD16の現金、伝票
のモニタを開始する。その後、例えば8時35分に
なると、制御回路54はサービスコーナ1の警備
解除(OFF)信号を発生してサービスコーナ1
側における窓用センサ23、振動用センサ24及
びシヤツタ用センサ25をオフさせ、以て、サー
ビスコーナ1の警備を解除する。この場合、CD
16、ATM17及びEX18に設置された振動
用センサ24aはオフされない。更に、例えば8
時55分になると、制御回路54は電源系統「3」
番及び「5」番をオンするようになり、従つて、
照明灯28、看板灯52、防犯カメラ35、自動
ドア7,8に電源が投入されるとともに、照明灯
29にも電源が投入される。そして、例えば8時
59分になると、制御回路54は電源系統「0」番
をオンするとともに、正面シヤツタ制御盤45に
シヤツタ開放指令信号を与えるようになり、従つ
て、正面シヤツタ9内の接触スイツチを含む制御
部に電源が供給されるとともに、正面シヤツタ制
御盤45は正面シヤツタ9の電動機の例えば正転
回路を形成するようになり、正面シヤツタ9が上
昇して開放動作を行なう。その後、例えば9時00
分になると、制御回路54は電源系統「4」番を
オンするようになり、従つて、外マツト検知器8
aに電源が供給されて外側用自動ドア8の外側か
らの自動開閉を許容するようになる。そして、正
面シヤツタ9が全開状態となると、その正面シヤ
ツタ9の制御部の接触スイツチがこれを検知して
シヤツタ全開検知信号を正面シヤツタ制御盤45
に与えるようになり、該正面シヤツタ制御盤45
は正面シヤツタ9の電動機の正転回路を切るとと
もに本体収納盤40の接続端子C6にシヤツタ全
開検知信号を与えるようになり、これによつて、
制御回路54は例えば回路区分表示器47の正面
シヤツタ全開表示器に表示させるとともに、正面
シヤツタ開放確認信号を通報装置22及び通信回
線器44における一般通信回線を介して管理会社
55に送信する。もし、正面シヤツタ9が指定さ
れた時刻(例えば9時00分)になつても全開状態
にならずに正面シヤツタ全開検知信号が本体収納
盤40の接続端子C6に与えられなかつた場合に
は、制御回路54は正面シヤツタ開放異常信号を
通報装置22及び通信回線器44の一般通信回線
を介して管理会社55に送信する。そして、全て
の機器が正常に起動して開店動作が完了した場合
には、制御回路54は開店動作完了確認信号を通
報装置22或いは23及び通信回線器44の一般
通信回線を介して管理会社55若しくは管理店5
6に送信する。勿論、開店動作に異常があつた場
合には、制御回路54は同様にして開店動作異常
信号を管理会社55若しくは管理店56に送信す
る。このようにして、開店動作が完了すると、カ
ウタン14においてのカウンタ業務及びサービス
コーナ1の営業が開始される。尚、制御回路54
は開店動作が完了するまでの間に第4図に示す電
源系統以外の総電源の起動を完了することは勿論
である。
さて、サービスコーナ1の営業中においては、
次のような動作が行なわれる。即ち、ジヤーナル
モニタ51がCD16、ATM17或いはEX18
の現金不足を検知してその検知信号を通報装置2
1に与えた場合には、通報装置21はCD現金不
足信号、ATM現金不足信号或いはEX現金不足
信号を通信回線器44の一般通信回線を介して管
理店56に与えるようになり、管理店56では
夫々が音声メツセージで通報されることになる。
尚、本実施例のように事務室2内が有人である場
合には、上記音声メツセージによる通報を所定の
管理場所たる事務室2内に行なうようにしてもよ
い。ジヤーナルモニタ51がCD16、ATM1
7或いはEX18が伝票不足を検知した場合でも
現金不足の場合と同様である。又、CD16、
ATM17或いはEX18の機能が異常停止した
場合には、夫々に内蔵された検知器が検知信号を
出力して通報装置21に与えるようになり、通報
装置21がCD異常停止信号、ATM異常停止信
号或いはEX異常停止信号を通信回線器44の一
般通信回線を介して管理店56に送信するように
なり、管理店56では夫々音声メツセージで通報
されるようになる。勿論、事務室2内が有人であ
れが上記音声メツセージによる通報を事務室2内
に行なうようにしてもよい。更に、制御回路54
はカウンタ業務の時間内(9時00分から17時00
分)では、オートホン主装置20にインターホン
38を事務室2内のインターホンに接続するよう
に切換指令を与えるようになつており、従つて、
利用者はインターホン38により事務室2内の行
員と通話することができる。又、非常用押釦スイ
ツチ39が押圧操作された時には、通報装置22
が非常押釦スイツチ動作信号を通信回線器44の
専用通信回線を介して管理会社55に送信するよ
うになつており、又、サービスコーナ1に火災が
発生して火災報知器31が動作した場合には、同
様に通報装置21が火災発生検知信号を通信回線
器44の専用通信回線を介して管理会社55に送
信するようになつている。尚、事務室2内での業
務が終了した時(例えば17時00分)に内部シヤツ
タ15の操作スイツチを操作すると、その内部シ
ヤツタ15が全閉状態にされ、そして、行員がリ
モコン器42のテンキー43を操作してそのリモ
コン器42から本体収納盤40の接続端子C4
警備開始(ON)信号を与えると、制御回路54
がこれを受けて事務室2側の電気錠13、窓用セ
ンサ23、振動用センナ24、シヤツタ用センサ
25、壁面用センサ26、金庫室用センサ27及
び金庫用センサ41をオンさせ、以て、警備を開
始させる。そして、例えば17時00分になると、制
御回路54はオートホン主装置20にインターホ
ン38を一般通信回線を介して管理店56のイン
ターホンに接続する切換指令を与えるようになつ
ており、従つて、利用者はインターホン38によ
り管理店56の管理人と通話することができるよ
うになる。尚、サービスコーナ1の営業中は、制
御回路54から図示しないテープレコーダに動作
信号が与えられこれによつてBGM用スピーカ3
0から音楽が放送される。又、サービスコーナ1
の営業中に停電した場合には、制御回路54は停
電表示灯49に非常用電源(バツテリ)を投入し
て点灯させるようになつている。この場合、停電
表示灯49としては、照明灯28,29とは別に
設置されていてもよく、或いは照明灯28,29
の一部を利用してもよい。
その後、例えば17時50分になると、制御回路5
4はスピーカ32に予告アナウンス信号を与える
ようになり、該スピーカ32は間もなく閉店であ
る旨の予告放送を行なう。そして、若干時間(2
〜3分)後に制御回路54は電源系統「4」番を
オフするようになり、これによつて、外マツト検
知器8aが断電され、外側用自動ドア8の外側か
らの自動開閉はロツクされてそれ以後の客のサー
ビスコーナ1内への来入が阻止される。更に、例
えば17時55分になると、制御回路54は電源系統
「5」番をオフするようになり、これによつて照
明灯29が断電されて消灯し、サービスコーナ1
内の客の退出を促す。同時に、制御回路54は告
知アナウンス信号をスピーカ32及びブザー33
に与えるようになり、従つて、スピーカ32はサ
ービスコーナ1の営業が終了した旨の告知放送を
行なうとともに、ブザー33が鳴動する。更に同
時に、制御回路54は正面シヤツタ制御盤45に
シヤツタ閉鎖信号を与えるようになり、該正面シ
ヤツタ制御盤45は正面シヤツタ9の電動機の逆
転回路を形成するようになり、正面シヤツタ9が
低速度で下降し閉鎖動作を開始する。ところで、
この時にサービスコーナ1内に残留者がいた場合
には、四個の検索用センサ34が常時サービスコ
ーナ1内の人の存在を検索していることから、そ
の検索用センサ34が残留者を検知して残留者検
知信号を出力するようになり、これが正面シヤツ
タ制御盤45及び本体収納盤40の接続端子C12
に与えられる。正面シヤツタ制御盤45は残留者
検知信号が与えられると直ちに正面シヤツタ9の
電動機の逆転回路を切り、正面シヤツタ9の閉鎖
動作を停止する。そして、制御回路54は、本体
収納盤40の接続端子C12に設定された一定時間
以上残留者検知信号が与えられると換言すれば正
面シヤツタ9が指定時刻(例えば18時00分)まで
に閉鎖動作を完了しないと、シヤツタ閉鎖異常信
号を発生して通報装置22及び通信回線器44の
一般通信回線を介して管理会社55に送信するよ
うになる。尚、一定時間内にサービスコーナ1内
の残留者が退出して検索用センサ34が残留者検
知信号を消失した場合には制御回路54は正面シ
ヤツタ制御盤45に再びシヤツタ閉鎖信号を与え
るようになり、正面シヤツタ9の閉鎖動作が再開
される。又、シヤツタセフテイエツジ10が障害
物を検知した場合には、その検知信号に基づいて
正面シヤツタ制御盤45は正面シヤツタ9の電動
機の逆転回路を切るようになり、又、障害物が除
去されてシヤツタセフテイエツジ10が検知信号
を消失した時には正面シヤツタ9の閉鎖動作が再
開されるようになる。従つて障害物が除去されな
かつた場合には、正面シヤツタ9が指定時刻まで
閉鎖動作を完了しなくなるので、制御回路54は
前述同様にシヤツタ閉鎖異常信号を管理会社55
に送信することになる。而して、正面シヤツタ9
が正常に閉鎖動作を完了した全閉状態となると、
正面シヤツタ9の接触スイツチがこれを検知して
シヤツタ全閉検知信号を正面シヤツタ制御盤45
に与えるようになり、正面シヤツタ制御盤45が
正面シヤツタ9の電動機の逆転回路を切るととも
に本体収納盤40の接続端子C6にシヤツタ全閉
検知信号を与えるようになり、これによつて、制
御回路54は正面シヤツタ閉鎖確認信号を通報装
置22及び通信回線器44の一般通信回線を介し
て管理会社55に送信する。更に、制御回路54
は指定時刻(例えば18時00分)に電源系統「0」
番をオフして正面シヤツタ9の電源を切るととも
に、検索用センサ34の残留者検知信号を侵入者
検知信号となるように切換える。その後、制御回
路54は、例えば18時10分になると電源系統
「2」番をオフさせてCD16、ATM17、EX
18及びジヤーナルモニタ51を停止させ、例え
ば18時15分になると電源系統「1」番及び「3」
番をオフさせてモデム50、エアコンデイシヨナ
36、照明灯28、看板灯52、防犯カメラ3
5、自動ドア7及び8の電源を切る。そして、若
干時間後に、制御回路54は、サービスコーナ1
側の窓用センサ23、振動用センサ24、シヤツ
タ用センサ25をオンさせ、以て、警備を開始
(ON)させるとともに、総電源を断とし、更に
閉店動作完了確認信号を通報装置22及び通信回
線器44の一般通信回線を介して管理会社55に
送信する。
さて、警備中において、ドア若しくは窓ガラス
が破られた場合には窓用センサ23が動作し、壁
が破壊された場合には振動用センサ24が動作
し、シヤツタ10若しくは15が開放された場合
にはシヤツタ用センサ25が動作し、CD16、
ATM17若しくはEX18が破壊若しくは焼切
られた場合には振動用センサ24aが動作し、サ
ービスコーナ1内に侵入者がいる場合には検索用
センサ34が動作し、金庫室5の前に侵入者が立
つた場合には金庫室用センサ27が動作し、金庫
室5内の金庫が破られ或いは扉が開けられた場合
には金庫用センサ41が動作するようになり、い
ずれの場合でも検知信号が制御回路54に与えら
れて該制御回路54は異常事態発生信号を通報装
置22及び通信回線器44の専用通信回線を介し
て管理会社55に送信する。火災報知器31が動
作した場合も同様である。
尚、制御回路54は時間、平日、土曜日、休日
をチエツクするチエツク信号を管理会社55に送
信する機能を有しており、例えば、平日の場合は
6時00分にチエツク信号を送信し、土曜日の場合
には7時00分にチエツク信号を送信し、休日の場
合には8時00分に送信するようになつており、従
つて、管理会社55においてはチエツク信号を受
信する時刻が現実の平日、土曜日或いは休日と合
致するか否かを判断することにより記憶要素53
の制御プログラムが正常が否かをチエツクするこ
とができる。又、システム主装置19にはウエツ
チ・ドツグ・エラー出力回路等が設けられてお
り、システム主装置19が異常停止した場合には
管理会社55に異常信号を送信するようになつて
いる。更に、停電が生じた場合には、非常用電源
にて警備を行ない得るようになつている。
このような本実施例によれば、銀行のサービス
コーナ1を年間を通じて完全無人化により自動管
理することができるものであり、著しい省力化を
図り得て、来たるべき銀行の週休2日制に対応す
ることができる。そして、閉店に際しては、スピ
ーカ32により営業終了の放送動作が行なわれ、
正面シヤツタ9の閉鎖動作が行なわれ、この時に
検索用センサ34が検知信号を出力している時
(残留者がいる時)には、正面シヤツタ9の閉鎖
動作を停止させ、その後一定時間以内に前記検索
用センサ34が検知信号を消失した時には、正面
シヤツタ9に閉鎖動作を行なわせるようにしたの
で、防犯用の正面シヤツタ9を確実に開閉制御す
ることができ、その上に、残留者即ち客を現金取
扱所に閉じ込めることがなく、客も安全性も確保
することができる。即ち、具体的には、先ず、ス
ピーカ32の営業終了の放送動作によつて、残留
者(客)は、通常は、正面シヤツタ9が閉鎖動作
されることを知つて、速やかに正面シヤツタ9の
ある出入口6に向うことになる。従つて、検索用
センサ34は、この残留者を検知することになる
ので、システム主装置19は、正面シヤツタ9の
閉鎖動作を停止させるようになる。更に、スピー
カ32の放送動作によつても、客(残留者)が現
金自動支払機16、現金自動預金機17或いは現
金自動両替機18による操作に手間どつて退出遅
れを生じた場合でも、検索用センサ34はこの残
留者を検知することになるので、正面シヤツタ9
の閉鎖動作が停止される。更に、検索用センサ3
4は、サービスコーナ1内を全て検索できるわけ
でもなく、必ず検索死角があるものであり、この
場合、客(残留者)がスピーカ32の放送に気付
かずに検索用センサ34の検索死角にいたとする
と、正面シヤツタ9は閉鎖動作を開始して続行す
ることになる。しかしながら、正面シヤツタ9が
閉鎖動作を開始すると、客(残留者)は、正面シ
ヤツタ9の閉鎖動作移動を視覚によつて、或い
は、正面シヤツタ9の閉鎖動作音を聴覚によつて
知ることができ、従つて、客は心理上必ず出入口
6方向即ち正面シヤツタ9方向に向うはずであ
り、これによつて、検索用センサ34は、検索死
角から出た客を検知して正面シヤツタ9の閉鎖動
作を停止するようになるものである。これによ
り、前述したような、客をサービスコーナ1内に
閉じ込めるようなことを確実に防止することがで
きるのである。
尚、上記実施例では制御装置たるシステム主装
置19、オートホン主装置20、通報装置21及
び22に種々の動作を行なわせるようにしたが、
これらの動作を全て行なわせるようにしてもよい
ことは勿論、サービスコーナ1の事情に応じて選
択的に行なわせるようにしてもよい。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、例えば銀行のサ
ービスコーナに限らず金融機関の現金取扱所全般
に適用し得る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施し得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、現金取扱所の開
店動作及び閉店動作を自動的に行ない得るととも
に異常発生時には所定の管理場所に自動的に通報
することができ、以て、現金取扱所を年間を通じ
て自動管理することができるものであり、省力化
を図り得るとともに、防犯用のシヤツタを確実に
開閉制御することができ、その上に、残留者たる
客を現金取扱所内に閉じ込めることがなくて、客
の安全性をも確保することができるという優れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は銀行
の支店の間取図、第2図はサービスコーナの透視
図、第3図は全体のシステム系統ブロツク図、第
4図は電源のシステム系統図、第5図は機能を示
すシステム系統ブロツク図、第6図はタイムチヤ
ートである。 図面中、1はサービスコーナ(現金取扱所)、
6は出入口、7及び8は自動ドア、9は正面シヤ
ツタ、16は現金自動支払機(現金取扱機)、1
7は現金自動預金機(現金取扱機)、18は現金
自動両替機(現金取扱機)、19はシステム主装
置(制御装置)、20はオートホン主装置、21
及び22は通報装置、23は窓用センサ、24及
び24aは振動用センサ、25はシヤツタ用セン
サ、27は金庫室用センサ、28及び29は照明
灯、31は火災報知器、32はスピーカ、34は
検索用センサ、38はインターホン、40は本体
収納盤、51はジヤーナルモニタ、53は記憶要
素、55は管理会社(管理場所)、56は管理店
(管理場所)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 現金取扱機及び照明灯並びにスピーカ等が設
    置された現金取扱所において、その現金取扱所の
    出入口に設置されたシヤツタと、前記現金取扱所
    内の人の有無を検索し人を検知した時に検知信号
    を出力する検索用センサと、前記現金取扱所にお
    ける平日、土曜日及び休日の各営業日程に応じて
    年間の制御プログラムが書込み記憶された記憶要
    素を備えこの記憶要素の制御プログラムに応じて
    開店に際しては前記現金取扱機の起動、照明灯等
    の電源投入及びシヤツタの開放動作等の開店動作
    を自動的に行なわせ閉店に際してはスピーカによ
    る営業終了の放送動作、シヤツタの閉鎖動作、現
    金取扱機の停止及び照明灯等の電源しや断の閉店
    動作を自動的に行なわせるとともに前記閉店時に
    おいて前記検索用センサが検知信号を出力してい
    る時には前記シヤツタの閉鎖動作を停止させその
    後一定時間以内に前記検索用センサが検知信号を
    消失した時には前記シヤツタに閉鎖動作を行なわ
    せる制御装置と、この制御装置と連係し前記現金
    取扱機に異常が発生した場合、シヤツタが指定時
    刻までに開放及び閉鎖完了しなかつた場合等にお
    いて所定の管理場所に異常信号を送出する通報装
    置とを具備してなる現金取扱所の管理システム。
JP58120739A 1983-07-01 1983-07-01 現金取扱所の管理システム Granted JPS6013187A (ja)

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