JPH0730402A - 電圧レベル変換回路 - Google Patents

電圧レベル変換回路

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JPH0730402A
JPH0730402A JP5002230A JP223093A JPH0730402A JP H0730402 A JPH0730402 A JP H0730402A JP 5002230 A JP5002230 A JP 5002230A JP 223093 A JP223093 A JP 223093A JP H0730402 A JPH0730402 A JP H0730402A
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    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 差電流スイッチ形回路と互換性のある入力を
受信し、スーパー・バッファ論理形回路と互換性のある
出力を送信する。 【構成】 共に信号を下方にレベル・シフトする入力段
10、12;14、16と出力段34、36、42、5
0;38、40、44、52の間に利得段18、20、
22、24、26、28、30、32が挿入され、この
利得段は、変換器回路に入力信号の受信と出力信号の送
信の間の減衰を防ぐのに必要な性能を与える。入力段と
出力段は、変換器の電圧レベルをこの2つの段で下方に
シフトすることによって、利得段の緩衝を行う。また、
DCS回路およびSBL回路の電源と互換性のある、そ
れ自体の電圧基準回路を備える。この基準回路は、温度
効果に関して自己補償式である。 【効果】 DCS形回路を使用して、高性能動作を実施
し、SBL回路を使用して、効率的な設計で複雑な論理
回路を実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的に半導体回路の
分野に関する。具体的に言うと、本発明は、電流スイッ
チ出力を論理レベル出力に変換する回路に関する。本発
明は特に、高性能差動電流スイッチ出力レベルからスー
パー・バッファ・デジタル論理と互換性のある出力レベ
ルへの変換に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信の使用は、計算能力を大幅に強化
するのに有望である。光に基づく伝送媒体の使用には、
従来の電子通信に対して大きな性能上の利点がある。光
に基づくシステムによって伝送できるデータ伝送速度の
増大を活用するには、光送信器や光受信器などのデータ
・リンク部品が、送信または受信されるデータをますま
す高いデータ速度で処理できなければならない。送信器
または受信器は、データをより高速で処理しなければな
らないが、送信器または受信器の部品は、チップの単位
面積あたり提供する論理機能を増加させる必要もある。
したがって、光通信のデータ・リンクは、データをより
高速で処理しなければならないだけではなく、より高い
機能的能力を有する必要もある。より高い性能という要
件は、通常は、データ・リンクの機能の一部を差動電流
スイッチ(DCS)・ファミリーの回路で実施すること
によって満足される。これは、DCSファミリーの回路
が、他の回路ファミリーより高い速度と、電源雑音のよ
りよい除去を提供するからである。より高い機能的能力
という要件は、通常は、データ・リンクの機能の一部
を、スーパー・バッファ論理(SBL)または直接結合
型論理(DCFL)ファミリーの回路で実施することに
よって満足される。これは、SBLまたはDCFLファ
ミリーの回路が、低い電力消費量と共にコンパクトで柔
軟な設計能力を提供するからである。
【0003】DCSファミリーの回路では、利得段とプ
ッシュプル出力段を組み合わせて、他の回路ファミリー
と共通の電源を使用し、かつ電源雑音をよりよく除去す
る、論理ブロックを作成している。DCS設計では、当
該の電源、この場合は3.6VのCMOS互換電源を基
準として、0.7Vの信号スイングがある。この設計基
準の結果、DCSファミリーの回路は、とりわけラッ
チ、排他的論理和、マルチプレクサなどある種の機能を
実施する際に、能動デバイスの面積と性能の面で非常に
効率的である。この同じ設計基準のために、DCSファ
ミリーは、多入力ANDやNORなど他の機能を実施す
る際には非効率的になる。ただし、SBLファミリーの
回路は、能動負荷を使用して回路の伝播遅延を減少させ
ると同時に、あらゆる論理機能に使用されるデバイスの
数を最小限に維持している。また、SBL設計では、接
地(0V)を基準として、0.7Vの信号スイングがあ
る。この設計基準により、SBLは、ANDやNORを
実施する際には効率的であるが、ラッチやマルチプレク
サを実施する際には非効率的になる。データ・リンクに
は、この両方のタイプの機能が必要である。その結果、
単一の設計で両方のタイプの回路を組み合わせることが
望ましいことになる。これに関する問題は、DCS回路
ファミリーの入出力電圧レベルが、SBL回路ファミリ
ーの入出力電圧レベルと一致しないことである。これ
は、この2つの回路ファミリーが、互いに直接にデータ
を送れないことを意味する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高性
能光データ・リンクに使用するのに適した電圧レベル変
換回路を提供することである。
【0005】本発明のもう1つの目的は、差動電流スイ
ッチ形回路とスーパー・バッファ論理形回路の間のイン
ターフェースを有する高性能光データ・リンクを製造す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、差動電流スイ
ッチ形の回路と互換性のある入力を受信し、スーパー・
バッファ論理形の回路と互換性のある出力を送信する変
換器回路である。この変換器回路は、入力段と出力段の
間に利得段が挿入されており、入力段と出力段はどちら
も信号を下方にレベル・シフトするか、利得段が信号を
増幅して、入力段および出力段での減衰を相殺する。入
力段と出力段は、変換器の電圧レベルをこの2つの段で
下方にシフトすることによって、利得段を緩衝する。こ
の変換器回路は、DCS回路およびSBL回路の電源と
互換性のある、それ自体の電圧基準回路を提供する。こ
の基準回路は、温度の影響に関して自己補償式である。
【0007】
【実施例】図1に、本発明を示す。本発明は、差動電流
スイッチ(DCS)形回路の出力電圧を、スーパー・バ
ッファ論理(SBL)形回路の入力と互換性のある電圧
レベルに変換するための変換器回路である。この変換器
回路は、2つの電源3および4と、接地5を有する。電
源3は、1.4Vであり、電源4は、3.6Vである。
トランジスタ10は、幅と長さの(W/L)比が10の
エンハンスメント形デバイスである。トランジスタ10
のドレインは、電源4に接続され、ソースは、ダイオー
ド56の正側に接続される。トランジスタ10のゲート
は、この変換器回路への正入力であり、DCS回路の正
出力である。ダイオード56の負側は、エンハンスメン
ト形トランジスタ12のドレインに接続される。トラン
ジスタ12は、W/L比が10である。トランジスタ1
2のソースは、接地5に接続される。トランジスタ12
のゲートは、第1基準電圧VREF1に接続される。
【0008】トランジスタ10、トランジスタ12、ダ
イオード56は、変換器回路の利得段への正入力を約
1.1Vだけ下方にレベル・シフトする、第1ソース・
ホロワ(SF)を形成する。この1.1Vは、ショット
キー・ダイオードの0.7Vの電圧降下と、トランジス
タ12のVgsによって設定されるトランジスタ10の
0.4VのVgsを合計したものである。変換器回路への
入力は、DCS回路の出力であるから、差信号である。
正入力(または負入力)は、差信号入力のより大きい
(またはより小さい)電圧レベルを指す相対的な用語で
ある。第2ソース・ホロワ回路も、変換器回路への負入
力を約1.1Vだけ下方にレベル・シフトする。第2S
Fは、第1SFに類似しており、エンハンスメント形ト
ランジスタ14および16とダイオード58から形成さ
れる。トランジスタ14のドレインは、電源4に接続さ
れ、ソースは、ダイオード58の正側に接続され、ゲー
トは、変換器回路の負入力86に接続される。さらに、
トランジスタ16は、そのドレインがダイオード58の
負側に接続され、ソースが接地5に接続され、ゲートが
VREF1に接続される。
【0009】第1SFの出力は、ダイオード56の負側
であり、第2SFの出力は、ダイオード58の負側であ
る。これらのSFの出力は、変換器回路の利得段への入
力である。この利得段は、エンハンスメント形トランジ
スタ18、20、22、24、26、28、30、32
から構成される。トランジスタ18のドレインは、抵抗
70を介して電源4に接続される。トランジスタ18の
W/L比は10であり、抵抗70の値は2.7KΩであ
る。トランジスタ18のゲートは、第1SF段の出力に
接続される。トランジスタ18のソースは、トランジス
タ22のドレインに接続される。トランジスタ22のソ
ースは、抵抗76を介して接地5に接続される。トラン
ジスタ22のW/L比は10であり、抵抗76の値は
0.4KΩである。トランジスタ22のゲートは、VR
EF2に接続される。トランジスタ22のドレインは、
トランジスタ20のソースにも接続される。トランジス
タ20のゲートは、第2SFの出力に接続される。トラ
ンジスタ20のドレインは、抵抗72を介して電源4に
接続される。トランジスタ20のW/L比は10であ
り、抵抗72の値は2.7KΩである。
【0010】トランジスタ20のドレインは、トランジ
スタ28のゲートにも接続される。トランジスタ28の
ソースは、トランジスタ30のドレインに接続され、ト
ランジスタ28のドレインは、電源4に接続される。ト
ランジスタ28のW/L比は7である。トランジスタ3
0のゲートは、第2SF段の出力に接続され、トランジ
スタ30のソースは、トランジスタ32のドレインに接
続される。トランジスタ30のW/L比は10である。
トランジスタ32は、そのゲートがVREF2に接続さ
れ、そのソースが抵抗74を介して接地に接続される。
トランジスタ32のW/L比は16であり、抵抗74の
値は0.275KΩである。トランジスタ30のソース
は、トランジスタ26のソースにも接続される。トラン
ジスタ26は、そのゲートが第1SF段の出力に接続さ
れる。トランジスタ26のドレインは、トランジスタ2
4のソースに接続される。トランジスタ26のW/L比
は10である。トランジスタ24のゲートは、トランジ
スタ18のドレインに接続され、トランジスタ24のド
レインは、電源4に接続される。
【0011】トランジスタ24、26、28、30、3
2は、電流が流れる第1電流ツリーを形成する。電流
は、変換器回路で受け取る入力とは独立に、トランジス
タ32中を流れる。トランジスタ24および26は、こ
のツリーの第1ブランチを形成し、変換器回路の正入力
84が「高」の時、この電流ツリーの第1ブランチ中を
電流が流れる。同様に、変換器回路の負入力86が高の
時、トランジスタ28および30によって形成される電
流ツリーの第2ブランチ中を電流が流れる。VREF2
は、トランジスタ32のゲート電圧であるので、いつで
もこのツリーを流れる電流の量を制御する。トランジス
タ18、20、22は、電流が流れる第2電流ツリーを
形成する。VREF2は、トランジスタ22のゲート電
圧であるので、やはり第2電流ツリーを流れる電流の量
を制御する。正入力84が「高」の時、抵抗70および
トランジスタ18中を電流が流れる。負入力86が
「高」の時、抵抗72およびトランジスタ20中を電流
が流れる。
【0012】利得段の出力は、変換器回路の出力に関し
て緩衝される。利得段の第1出力は、トランジスタ26
のドレインの電圧である。トランジスタ26のドレイン
は、トランジスタ34のゲートに接続される。トランジ
スタ34のドレインは、電源4に接続され、ソースは、
ダイオード60の正側に接続される。ダイオード60の
負側は、トランジスタ36のドレインと、エンハンスメ
ント形トランジスタ42のゲートに接続される。トラン
ジスタ36は、そのソースが接地5に接続され、そのゲ
ートがVREF1に接続される。エンハンスメント形ト
ランジスタ34および36のW/L比は、5である。ト
ランジスタ42のドレインは、電源4に接続され、ソー
スは、ダイオード64の正側に接続される。ダイオード
64の負側は、ディプレッション形トランジスタ50の
ドレインに接続される。トランジスタ50のゲートは、
変換器回路の正出力90に接続され、ソースは、接地5
に接続される。トランジスタ42のW/L比は9であ
り、トランジスタ50のW/L比は3である。
【0013】変換器回路の利得段の第2出力も、第1出
力と類似した形で緩衝される。利得段の第2出力は、ト
ランジスタ30のドレインの電圧である。トランジスタ
30のドレインは、エンハンスメント形トランジスタ3
8のゲートに接続される。トランジスタ38は、そのド
レインが電源4に接続され、そのソースがダイオード6
2の正側に接続される。ダイオード62の負側は、エン
ハンスメント形トランジスタ40のドレインと、エンハ
ンスメント形トランジスタ44のゲートに接続される。
トランジスタ40のゲートは、VREF1に接続され、
ソースは、接地5に接続される。トランジスタ38およ
び40のW/L比は5である。トランジスタ44のドレ
インは、電源4に接続され、ソースは、ダイオード66
の正側に接続される。ダイオード66の負側は、ディプ
レッション形トランジスタ52のドレインに接続され
る。トランジスタ44のW/L比は9であり、トランジ
スタ52のW/L比は3である。ディプレッション形ト
ランジスタ52のドレインが、変換器回路の正出力90
である。トランジスタ52のソースは、接地に接続さ
れ、ゲートは、変換器回路の負出力88に接続される。
変換器回路の負出力88および正出力90は、それぞれ
ディプレッション形トランジスタ52および50のゲー
トに交差結合される。
【0014】変換器回路の入力レベル・シフト部分と出
力緩衝部分の電流を制御するVREF1は、トランジス
タ46、ダイオード68、抵抗78および電源3から生
成される。電源3は、1.4Vであり、抵抗78を介し
てダイオード68の正側に接続される。抵抗78の値は
2.1KΩである。ダイオード68の負側は、エンハン
スメント形トランジスタ46のドレインとゲートに接続
される。トランジスタ46のソースは、接地5に接続さ
れ、トランジスタ46のW/L比は10である。VRE
F1は、トランジスタ46のゲートの電圧である。VR
EF2は、利得段電流ツリーの電流を制御する。VRE
F2は、ディプレッション形トランジスタ54、エンハ
ンスメント形トランジスタ48、抵抗80および抵抗8
2から生成される。電源4は、トランジスタ54のドレ
インに接続される。トランジスタ54のゲートは、トラ
ンジスタ48のゲートとドレインに接続される。トラン
ジスタ54のソースは、抵抗80を介してトランジスタ
48のドレインに接続される。トランジスタ48のソー
スは、抵抗82を介して接地に接続される。抵抗80の
値は0.7KΩであり、抵抗82の値は0.825KΩ
である。トランジスタ54のW/L比は31.5であ
り、トランジスタ48のW/L比は16.5である。V
REF2は、トランジスタ54および48のゲートの電
圧である。
【0015】図2に、この変換器回路を実施する光受信
器を示す。レーザや光ファイバ・ケーブルなどの光送信
器が、受信器チップ200に光を送信する。光受信器
は、集積回路加工の分野で周知のガリウムヒ素電界効果
トランジスタ(FET)プロセスで製造される。送信さ
れた光は、光検出器210によって受信される。光検出
器は、ガリウムヒ素の受信器チップ200上に作成され
た従来式の金属−半導体−金属(MSM)光検出器であ
る。このMSM光検出器は、ガリウムヒ素上に付着され
たダイオード接点として、交互嵌合形の金属合金のフィ
ンガを有する。交互嵌合形の設計によって、光検出器の
効率が改善される。このタイプの光検出器は、当技術分
野で周知であり、様々な異なる設計が、本発明のこの実
施例で同様に良好に機能する。光検出器210の出力
は、コンデンサ220を介して増幅器/バイアス回路2
25に結合される。コンデンサの値は、受信器に望まれ
る性能に応じて変わり、当業者に周知の選択である。コ
ンデンサの典型的な値は、約1×10-12〜1×10-11
Fの範囲内にあるが、これをかなり超える場合も有り得
る。増幅器/バイアス回路225は、光検出器の信号か
ら差信号を生成し、この信号が、DCS回路250への
入力になる。増幅器/バイアス回路225によって生成
される、入力227と入力229の間の差信号は、ほぼ
一定である。DCS回路250は、特定の受信器が実行
する機能に応じて、増幅器、マルチプレクサ、ラッチな
ど様々な回路からなる。DCS回路の真出力252と補
出力254が、変換器回路260に入力される。変換器
回路260の負出力88および正出力90は、SBL回
路270に送られる。
【0016】DCS形のラッチの例を、図3に示す。デ
ータ(およびその補信号)は、ラッチ中にクロックさ
れ、真データ出力(および補データ出力)も、ラッチか
らクロックされる。DCSラッチの出力の電圧は、Vdd
を基準とし、Vddは、この場合には3.6Vである。最
大信号スイングは約1.2Vであり、どの出力信号レベ
ルも少なくとも約2.4Vになることを意味する。SB
L形回路の例を図4に示す。この回路の電源は、約1.
4Vである。その結果、このSBL回路の高論理レベル
は、電源より高くなれないので、1.4V未満でなけれ
ばならない。したがって、DCS回路の出力をSBL回
路に直接入力することはできない。というのは、SBL
回路は1.4Vを超える信号スイングを検出できないの
に、DCS形回路は2.4V以上の出力レベルを有する
からである。
【0017】DCS回路250の真データ出力252
は、変換器回路260の正入力84(図1)に接続され
る。DCS回路250の補データ出力254は、変換器
回路260の負入力86に接続される。第1ソース・ホ
ロワは入力段から1.1V下に電圧をレベル・シフトす
る。このソース・ホロワ回路にはダイオード56が必要
である。というのは、ガリウムヒ素FET技術では、エ
ンハンスメント形のFETのゲートとソースの両端間に
ショットキー・ダイオードを必要とするからである。こ
のショットキー・ダイオードは、ゲート−ソース電圧を
0.7Vに固定する。したがって、レベル・シフトでさ
らに電圧降下を得るために、余分のダイオード56をソ
ース・ホロワに追加する。ショットキー・ダイオードに
よるゲート−ソース電圧の固定に対するこれと同じ解決
策が第2ソース・ホロワにも適用され、第2ソース・ホ
ロワにダイオード58が追加される。
【0018】第1ソース・ホロワと第2ソース・ホロワ
は、それぞれ基準電圧VREF1によってバイアスされ
る。これらのソース・ホロワは直列の飽和FETである
ので、VREF1がこれらのソース・ホロワを制御す
る。各ソース・ホロワの電流は、K(Vgs−Vt)2に等
しい。直列に接続された各FET中を流れる電流は、同
じ値である。デバイス・パラメータの局所的追従により
KとVtが同じであると仮定すると、Vgsは、ソース・
ホロワ内の下側のトランジスタから上側のトランジスタ
へと追従し、VREF1の値は、各ソース・ホロワの上
側FETに反映される。VREF1が各ソース・ホロワ
の上側FETに反映されることは重要である。というの
は、ソース・ホロワに追加されたダイオードが正の温度
係数を有するからである。すなわち、ダイオードの温度
が上昇するにつれて、そのダイオード中を流れる電流が
増加する。この電流の増加によって、そのダイオードの
両端間の電圧が降下し、その結果、温度が上昇するにつ
れて、ソース・ホロワからの下向きのレベル・シフトが
小さくなる。VREF1回路は、負の温度係数を有する
VREF1を生成する。温度が上昇するにつれて、ダイ
オード68の電圧降下が(正の温度係数のために)小さ
くなり、それによってVREF1が上昇する。したがっ
て、VREF1は、温度と共に上昇し、それがソース・
ホロワの上側トランジスタに反映されて、ソース・ホロ
ワのダイオード56および58の電圧を降下させる温度
の影響を打ち消す。
【0019】第1ソース・ホロワおよび第2ソース・ホ
ロワの出力は、利得段電流ツリーの入力に接続される。
この電流ツリーの出力は、トランジスタ24および28
のソースである。これらの接続点での信号スイングは、
電源と、トランジスタ26および30の共通ソースの電
圧の差に制限されている。第1ソース・ホロワと第2ソ
ース・ホロワの下向きのレベル・シフトによって、この
共通ソース接続点の下側電圧が設定され、電流ツリーの
出力でより大きな信号スイングをもたらす。この電流ツ
リー中のバイアス電流は、VREF2によって制御され
る。VREF2は、ディプレッション形トランジスタ5
4、エンハンスメント形トランジスタ48、抵抗80お
よび抵抗82からなる分圧器回路によって生成される。
トランジスタ48のゲート−ソース電圧は、この実施例
で使用するFET技術に固有のショットキー・ダイオー
ドによって固定される。さらに、ゲート−ドレイン電圧
は、設計により0であり、したがって、トランジスタ4
8は、ダイオードのようにふるまう。したがって、VR
EF2は、抵抗80の値と抵抗82の値の比率によって
制御される。
【0020】VREF2は、トランジスタ22および3
2が飽和状態になるように制御される。トランジスタ2
2中とトランジスタ32中を流れる電流の量の比率は、
単にトランジスタ22とトランジスタ32のW/L比の
比率に依存する。トランジスタ32中を流れる電流は、
トランジスタ24と26中、またはトランジスタ28と
30中を流れる。利得段への真入力が高の時、この電流
はトランジスタ24および26中を流れる。真入力が低
の時は、この電流はトランジスタ28および30中を流
れる。真入力が低の時、トランジスタ18および26が
共にオフになる。トランジスタ18がオフの時は、抵抗
70中を電流が流れず、トランジスタ24のゲートの電
圧が電源レベルと同じになる。真入力が低から高へと遷
移する時、トランジスタ18がオンになり、抵抗70中
を電流が流れる。トランジスタ24のゲート電圧は降下
はするが、まだトランジスタ24をオンにするのに十分
な高さである。トランジスタ24は、実際には常にオン
になっており、したがって論理状態間の切替えの際に充
電する必要はない。この効果によって、論理回路の速度
が向上する。また真入力が高の時にトランジスタ24の
ゲート・バイアスがより低くなるために、出力信号スイ
ングが改善される。利得段の電圧スイングは、電源電圧
と、トランジスタ26および30の共通ソースの電圧の
差によって制限される。トランジスタ24をその非飽和
領域で動作させ、ゲート−ソース電圧を低下させると、
この差が増加する。抵抗70は、トランジスタ24に、
飽和領域から外れさせるが、まだ論理状態を素早く切り
替えるのに十分な電流を流させるようなバイアスをかけ
る働きをする。トランジスタ28と抵抗72も、トラン
ジスタ24と抵抗70と同様に動作する。
【0021】利得段の真出力は、トランジスタ30のド
レインの電圧であり、利得段の補出力は、トランジスタ
26のドレインの出力である。これらの電圧は1.6V
と3.4Vの間でスイングする。利得段の出力は、それ
ぞれ2つのソース・ホロワ段からなる別々の出力緩衝回
路に、それぞれ接続される。これら4つのソース・ホロ
ワ段は、2つの入力ソース・ホロワ段から分離されてい
る。利得段の真出力は、1つのソース・ホロワ段の一部
であるトランジスタ38に接続される。トランジスタ3
8、トランジスタ40およびダイオード62が、この第
3ソース・ホロワを形成する。第4ソース・ホロワは、
トランジスタ44、トランジスタ52およびダイオード
66から形成される。第3ソース・ホロワは、利得段か
らの出力を下に1.0Vだけレベル・シフトする。第4
ソース・ホロワは、第3ソース・ホロワの出力をさらに
下に0.4Vだけレベル・シフトする。第3ソース・ホ
ロワは、VREF1を補償として使用して、ダイオード
62の両端間の電圧の負の温度係数を打ち消す。第4ソ
ース・ホロワ段は、VREF1の電圧反映を使用できな
い。というのは、ドレイン−ソース電圧が数mVまで降
下した時、一番下のFETが飽和状態でなくなるからで
ある。その代わりに、第4ソース・ホロワは、利得段の
補出力に接続されたソース・ホロワに交差結合されたデ
ィプレッション形トランジスタ52を使用する。
【0022】第5および第6のソース・ホロワは、第3
および第4のソース・ホロワが提供するのと同じ機能を
提供するが、利得段の補出力に接続されている点だけが
異なる。第6ソース・ホロワは、第4ソース・ホロワに
交差結合されたディプレッション形トランジスタを使用
する。第6ソース・ホロワは、第4ソース・ホロワと同
じ理由からVREF1を使用することができない。交差
結合されたプルダウン用のディプレッション形トランジ
スタは、抵抗やゲート−ソース電圧固定時のトランジス
タなどの固定式プルダウン・デバイスに比べて、立上り
時間と立下り時間がより高速である。正出力90が低に
なる時、負出力88が高になり、トランジスタ52のゲ
ート−ソース電圧が増加する。これによって、トランジ
スタ52のドレイン電流が増加し、そのために次の回路
の負荷容量がより迅速に放電される。正出力90が高に
なる時、負出力88が低になり、トランジスタ52のド
レイン電流が減少する。したがって、トランジスタ44
からの電流をより多く使用して、負荷容量を充電するこ
とができる。トランジスタ52が固定電流シンク(抵抗
またはトランジスタ)であったならば、トランジスタ4
4からの電流の一部がその電流シンクによって奪われ、
負荷容量の充電がより遅くなり、回路全体の速度が低下
するはずである。
【0023】ディプレッション形トランジスタのドレイ
ン(負出力88と正出力90)が、この変換器回路の出
力である。図5に、この変換器回路の電気的応答を示
す。波形510は、変換器回路260の正入力84への
入力波形である。波形520は、変換器回路260の正
出力90である。図5は、正出力90にSBLインバー
タ回路による負荷がかかっている変換器回路260の、
正入力84と正出力90を、時間に関してプロットした
図である。この変換器回路への入力が高(約3.0V)
の時、出力は約0.7Vで高である。高から低に遷移し
て、この変換器回路が応答を開始するのに、約100ピ
コ秒を要する。高から低への遷移には、約200ピコ秒
を要する。正入力84の低レベルは、約2.4Vであ
り、正出力90の低レベルは、約0Vである。低から高
への遷移には、約200ピコ秒を要し、その応答に約1
00ピコ秒の遅延がある。
【0024】
【発明の効果】本発明の変換器回路を用いると、異なる
タイプの回路ファミリを、同一の集積回路チップ上で安
価に設計することが可能になる。したがって、DCS形
回路を使用して、高性能動作を実施し、SBL回路を使
用して、効率的な回路設計で複雑な論理回路を実施する
ことができる。この種の統合化は、多くの応用分野に重
要であり、集積設計を用いて多数の光データ・リンクを
製造する光データ・ネットワークに特に重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路の概略図である。
【図2】本発明の変換器回路を使用して実施される光受
信器のブロック図である。
【図3】本発明の入力回路の概略図である。
【図4】本発明の出力回路の概略図である。
【図5】本発明における入力電圧と出力電圧を時間の関
数として示す図である。
【符号の説明】
3 電源 4 電源 5 接地 10 エンハンスメント形トランジスタ 12 エンハンスメント形トランジスタ 14 エンハンスメント形トランジスタ 16 エンハンスメント形トランジスタ 18 エンハンスメント形トランジスタ 20 エンハンスメント形トランジスタ 22 エンハンスメント形トランジスタ 24 エンハンスメント形トランジスタ 26 エンハンスメント形トランジスタ 28 エンハンスメント形トランジスタ 30 エンハンスメント形トランジスタ 32 エンハンスメント形トランジスタ 34 エンハンスメント形トランジスタ 36 エンハンスメント形トランジスタ 38 エンハンスメント形トランジスタ 40 エンハンスメント形トランジスタ 42 エンハンスメント形トランジスタ 44 エンハンスメント形トランジスタ 50 ディプレッション形トランジスタ 52 ディプレッション形トランジスタ 54 ディプレッション形トランジスタ 56 ダイオード 58 ダイオード 60 ダイオード 62 ダイオード 64 ダイオード 66 ダイオード 68 ダイオード 70 抵抗 72 抵抗 74 抵抗 76 抵抗 78 抵抗 80 抵抗 82 抵抗 84 抵抗 84 正入力 86 負入力 88 負出力 90 正出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ファーリー・エウェン アメリカ合衆国10598、ニューヨーク州ヨ ークタウン・ハイツ、ディアホーント・ス トリート 3441

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1最小電圧レベルを有する第1および第
    2の入力を受け取り、前記第1および第2の入力を、前
    記第1最小電圧レベルより低い電圧レベルにシフトする
    入力段と、 前記入力段の出力に接続され、第2最小電圧レベルより
    大きい電圧レベルを有する信号を発生する利得段と、 前記利得段からの信号を、前記第2最小電圧レベルより
    小さい電圧レベルにシフトする出力段と、 を備える電圧レベル変換回路。
  2. 【請求項2】前記第1最小電圧レベルが、2.4Vであ
    り、 前記第2最小電圧レベルが、1.6Vであることを特徴
    とする、請求項1に記載の電圧レベル変換回路。
  3. 【請求項3】前記入力段が、ソース・ホロワと第1電圧
    基準回路とを備え、 前記ソース・ホロワが、第1トランジスタと第2トラン
    ジスタとの間に直列に接続されたダイオードを有し、前
    記第1トランジスタが前記入力を受け取り、前記ダイオ
    ードと前記第2トランジスタとの間の接続が前記利得段
    に接続され、 前記第2トランジスタのゲートが前記第1電圧基準回路
    に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    電圧レベル変換回路。
  4. 【請求項4】前記出力段が少なくとも2つのソース・ホ
    ロワを備え、第1のソース・ホロワが前記利得段の真出
    力に接続され、第2のソース・ホロワが前記利得段の補
    出力に接続され、 前記第1および第2の出力ソース・ホロワが、ディプレ
    ッション形デバイスを有し、前記第1出力ソース・ホロ
    ワのディプレッション形デバイスのゲートが、前記第2
    出力ソース・ホロワのディプレッション形デバイスのド
    レインに接続され、 前記第1出力ソース・ホロワのディプレッション形デバ
    イスのドレインが、前記第2出力ソース・ホロワのディ
    プレッション形デバイスのゲートに接続されていること
    を特徴とする、請求項1に記載の変換器回路。
  5. 【請求項5】光信号を電気信号に変換するための光検出
    器と、 コンデンサを介して前記光検出器に接続され、差信号を
    発生する増幅器/バイアス回路と、 前記増幅器/バイアス回路に接続され、前記差信号に応
    答して真出力および補出力を発生する差動電流スイッチ
    回路と、 前記真出力および補出力に応答する電圧レベル変換回路
    と、 前記変換回路の出力を受け取るスーパー・バッファ論理
    回路とを備える光受信器。
  6. 【請求項6】前記変換器回路が、 第1最小電圧レベルを有する第1および第2の入力を受
    け取り、前記第1および第2の入力を、前記第1最小電
    圧レベルより低い電圧レベルにシフトする、入力段と、 前記入力段の出力に接続され、第2最小電圧レベルより
    大きい電圧レベルを有する信号を発生する利得段と、 前記利得段からの信号を、前記第2最小電圧レベルより
    小さい電圧レベルにシフトする出力段とを備えることを
    特徴とする、請求項6に記載の光受信器。
  7. 【請求項7】前記第1最小電圧レベルが、2.4Vであ
    り、 前記第2最小電圧レベルが、1.6Vであることを特徴
    とする、請求項6に記載の光受信器。
  8. 【請求項8】前記入力段が、ソース・ホロワと第1電圧
    基準回路とを備え、 前記ソース・ホロワが、第1トランジスタと第2トラン
    ジスタとの間に直列に接続されたダイオードを有し、前
    記第1トランジスタが前記入力を受け取り、前記ダイオ
    ードと前記第2トランジスタとの間の接続が前記利得段
    に接続され、 前記第2トランジスタのゲートが前記第1電圧基準回路
    に接続されていることを特徴とする、請求項6に記載の
    光受信器。
  9. 【請求項9】前記出力段が、少なくとも2つのソース・
    ホロワを備え、第1のソース・ホロワが前記利得段の真
    出力に接続され、第2のソース・ホロワが前記利得段の
    補出力に接続され、 前記第1および第2の出力ソース・ホロワが、ディプレ
    ッション形デバイスを有し、前記第1出力ソース・ホロ
    ワのディプレッション形デバイスのゲートが、前記第2
    出力ソース・ホロワのディプレッション形デバイスのド
    レインに接続されており、 前記第1出力ソース・ホロワのディプレッション形デバ
    イスのドレインが、前記第2出力ソース・ホロワのディ
    プレッション形デバイスのゲートに接続されていること
    を特徴とする、請求項6に記載の光受信器。
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