JPH073037B2 - 線状体撚合装置 - Google Patents

線状体撚合装置

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JPH073037B2
JPH073037B2 JP63021468A JP2146888A JPH073037B2 JP H073037 B2 JPH073037 B2 JP H073037B2 JP 63021468 A JP63021468 A JP 63021468A JP 2146888 A JP2146888 A JP 2146888A JP H073037 B2 JPH073037 B2 JP H073037B2
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一夫 田所
省吾 渡辺
均 吽野
志郎 金賀
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーブルコアの集合撚合機の如き線状体撚合
装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
第2図は、従来の巻き取り回転型撚合装置の例を示すも
ので、この撚合機では、各送り出し機1,1の送り出しド
ラム1a,1aから送り出される送り出しコア2,2が集合板3
を通して集合ダイス4に集合され、集合された線状体は
引取機6に引き取られ且つ巻き取り機7へ巻き取られて
行くが、それら引取機6及び巻き取り機7で構成される
回転撚合機本体5がモーター10の駆動により回転させら
れることで所定の撚合ケーブル8として引き取られ且つ
巻き取られて行く。
しかして、コアの集合撚合時には、該コアに回転撚合に
基づくねじれが発生し、それにより撚合されたケーブル
6に歪が残留することから、予定されたコア数分だけ準
備設置された各送り出し機1と回転撚合機5とを共通の
動力伝達用ラインシャフト9で連関し、同ラインシャフ
ト9を駆動用モーター10で回転駆動することにより、回
転撚合機5と各送り出し機1とを、同調させて回転駆動
し、もって送り出し機から送り出されるコアにねじれを
生じさせずに撚合後の残留歪を与えないようにすること
が行われていた。
また、回転撚合装置本体の回転よりジェネレーター等に
よりアナログ信号を得、それと同調させて送り出し機の
回転を発生させる方式も提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようにラインシャフトで回転撚合機と各送り出し
機とが連結されていると、コア数の増減の必要性により
送り出し機の追加或いは削減変更を行う場合には大掛り
な改造が必要となってしまう。
また、送り出し機と回転撚合機とを機械的動力によって
同調させるためにラインシャフトで送り出し機と回転撚
合機とが連結されることから、それらの位置関係に制約
を受け、設置場所の制限を受けることとなる。尚、各送
り出し機とラインシャフトとをクラッチ等の連結機を介
して連関させることにより、連結状態の断続を行えるよ
うにしているものもあるが、未使用時にかなりの機械的
部分を回転駆動する必要があって、駆動に要する電力等
のエネルギーのロスが大きかった。
一方、電気的に連動させるものとして提案されているア
ナログ信号による同期方式では、装置1回転あたりの微
小誤差の発生を避けることができず、長期間運転した場
合にはかかる微小誤差が蓄積されて、コアのねじれを生
じさせ、結果的にケーブルに残留歪を与える傾向があっ
た。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、送り出し線
状体のねじれを確実に防止することができ而も配置換え
にも容易に応じられるこの種線状体撚合装置の提供を目
的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的達成のため、本発明は、複数の線状体送り出
し機から送り出される線状体を集合撚りする回転撚合機
の回転部及び各送り出し機の回転部にそれら各々の回転
に応じてパルス信号を発生させるパルス発生器を付備し
てなるとともに、複数の線状体送り出し機の各々を回転
駆動する可変速モーターを付備させてなり、さらに前記
回転撚合機側のパルス発生器からのパルス信号と各送り
出し機のパルス発生器からのパルス信号とを取り込んで
それらを比較演算処理して所定の速度指令信号を出力さ
せる演算制御装置と、該装置の当該速度指令信号に基づ
いて当該送り出し機側の回転速度と回転撚合機の回転速
度とを同調させるべく設定された回転速度信号を当該可
変速モーターに入力する速度コントローラーとを具備さ
せたものとしている。
〔作用〕
回転撚合機は線状体への撚りを発生するため所定の回転
数N1が駆動源により与えられるが、この回転数N1による
アナログ信号に基づいて各送り出し機2,2がそれと近似
した回転数N2にて回転を開始させられる。今、回転撚合
機側の回転によりパルス発生器より発生するパルスをP1
とし、一方の送り出し機の回転によりパルス発生器より
発生するパルスをP2とすると、これらP1,P2が加減算の
演算制御装置へデータパルスとして入力され、当該演算
制御装置にて、両P1,P2の比較演算が行われ、その処理
結果に基づいて設定された速度指令信号が速度コントロ
ーラーに入力される。その場合送り出し機のパルスP2
回転撚合機のパルスP1と異なる場合、下記のような速度
制御指令信号を取り込み、これに基づいて設定された回
転速度信号を各送り出し機の可変速モーターに入力さ
せ、もって送り出し機の回転数N2を回転撚合機の回転数
N1に同期させるものとなる。
P1−P2>0→N2への増速を指令。
P1−P2>0→N2への減速を指令。
このような、パルス演算と送り出し機に対する速度指令
を繰り返すことにより、長尺及び長時間の撚合集合作業
においても、N1とN2との差を無くすることができ、この
ことにより、送り出し線状体に対しての撚合に伴うねじ
れを生じないようにしている。
上記制御は、各送り出し機毎に行われる。
〔実施例〕
第2図は、回転巻き取り型回転撚合装置を例にしたもの
で、第1図と同一部分はそれと同一符号を示してあるの
で、それら各部に対する前例の説明も参照されたい。
引取機6及び巻き取り機7にて構成された回転撚合機本
体5は、メインモーターにより送り出されたコア2,2に
撚りを発生させる方向に回転が与えられるよう駆動され
る。
一方、必要数のコア分の数だけ容易された送り出し機1,
1は、各々可変速モーター11,11が付備され、それぞれに
おいて独自に回転駆動されるようにしている。
しかして、回転撚合機本体5には、その回転部5aにパル
ス発生器12が対設されているとともに、各送り出し機1,
1にも、回転部1b,1bにパルス発生器13,13が対設されて
いる。これらパルス発生器12、13は、例えばリミットス
イッチや光電管方式により得られる。リミットスイッチ
方式の場合、回転部にリミットスイッチの接点を叩く凸
部を形成することで、回転部の回転によってリミットス
イッチを間歇的に閉成或いは開成させ、その動作時に得
られる信号をパルス信号として利用する。一方の光電管
方式の場合、回転部に反射板を設け、回転部の回転によ
り反射板が光電管の投光部を通過する時に得られる信号
をパルス信号として利用する。
回転撚合機5側のパルス発生器12及び各送り出し機1,1
のパルス発生器13,13は、配線によって演算制御装置14
に電気的に継ぎ込む。
演算制御装置14は、それぞれのパルス発生器12,13から
取り込まれたパルス信号を比較し加減演算するもので、
例えば加減算機能付電子カウンターが利用される。
かかる演算制御装置14にて演算処理されそれによって発
せられる速度指令信号は、配線を通じて速度コントロー
ラー15に入力される。また、速度コントローラー15には
同調用アンプ16を介して回転撚合機4の回転数N1に基づ
き得られるアナログ信号が入力される。
速度コントローラー15において設定された速度信号は配
線によって各送り出し機1,1の可変速モーター11,11に回
転制御信号として入力される。
上記のようにして構成された回転撚合装置の動作につい
てみると、各送り出し機1,1のドラム1a,1aから繰り出さ
れるケーブルコア2,2は、集合板3及び集合ダイス4を
通して引取機6(引取用キャプスタン)にて引き取られ
且つ巻き取り機7(ドラム)に巻き取られて行く。そし
て回転撚合機5は、引き取り且つ巻き取るケーブル8の
撚りを発生させるため、メインモーター10の駆動により
所要の回転N1にて回転させられ、また、回転N1によるア
ナログ信号を速度コントローラー15に入力することによ
り、同信号が可変速モーター11に伝えられて各送り出し
機1を当該回転撚合機5の回転N1と近似した回転N2にて
回転を開始する。
かかる動作と並行して、回転撚合機5の回転部5aに対設
するパルス発生器12からパルスP1を発するとともに、各
送り出し機1,1の回転部に対設するパルス発生器13,13か
らもパルスP2を発し、これらのパルスP1,P2は、演算制
御装置14へデータパルスとして取り込まれる。かかる実
施例では、P1を10×N1とし、P2を10×N2として、入力し
ている。
これらデータパルスの入力に基づいて行われる演算処理
の結果得られた加減算処理信号は、速度コントローラー
15に取り込まれ、ここで、かかるP1とP2とが一致しない
場合、つまりP1−P2が零より大きい場合には、増速指令
を設定し、またP1−P2が零よりも小さい場合には、減速
指令を設定し、これら速度指令信号を速度コントローラ
ー15に取り込み、そうして設定された回転速度信号を可
変速モーター11に送り込み、それに基づいて各送り出し
機1の回転N2が補正され、もって各送り出し機1の回転
N2が回転撚合機5の回転N1に同調させるよう制御され
る。
以上のようにして行われる制御は、各送り出し機毎に単
独に実施される。そしてこの制御は全て電気系統による
ものであるため、各送り出し機と回転撚合機本体との接
続が近似回転を得るためのアナログ信号とパルス信号と
を伝達する手段つまり配線で済、このことは各送り出し
機を回転撚合機本体とは切り離して各々別個に移動する
ことが可能となり、従って、製造ラインの変化等により
送り出し機を移動する必要があるときでも、これに容易
に対応することができる。
このことは、撚合コア数の増減に伴う送り出し機の台数
増減の場合にも同様に対応できる。
尚、以上の実施例では、撚合機としているが、同様の作
業を行う撚線機の場合にも応用可能である。従って、本
発明で言うところの撚合とは撚線を含み得ると解すべき
であろう。
また、本発明の回転撚合機は、シングルツイストバンチ
ャー等の送り出し、つまり巻き取り部の回転等により撚
りの発生する撚合機に適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明してきて明らかなように、本発明の線状体撚合
装置によれば、 ねじれ防止のために各送り出し機に与えられる駆動
系統を、回転撚合機本体に対して電気的系統にて接続し
ているため、従来のように機械的な連動方式に比して装
置の簡略化が可能となるばかりでなく、機械的連結によ
る位置の制約を受けないため、装置の配置を任意に行
え、また送り出し機の増減変更にも容易に対応すること
ができる。
各送り出し機に与える線状体のねじれ防止のための
制御をパルス信号により行うことから、従来のようなア
ナログ信号による制御方式において見られていた回転誤
差の影響を受けることなく、機械的連動方式と同等の回
転撚合機−送り出し機間同調運転を可能にし、ねじれを
確実に生ぜしめないで品質に優れた撚合線状体を製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の線状体撚合装置の例を示す説明図、第2
図は本発明にかかる線状体撚合装置の一実施例を示す説
明図である。 図において、1は送り出し機、1aはドラム、1bは回転
部、2は送り出し線状体となるコア、3は集合板、4は
集合ダイス、5は回転撚合機本体、5aは回転部、6は引
取機、7は巻き取りドラム、8は撚合された線状体とな
るケーブル、10はメインモーター、11は可変速モータ
ー、12,13はパルス発信器、14は加減算演算制御装置、1
5は速度コントローラー、16は同調用アンプである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金賀 志郎 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 昭49−80332(JP,A) 実開 昭59−18655(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の線状体送り出し機から送り出される
    線状体を集合撚りする回転撚合機の回転部及び各送り出
    し機の回転部にそれら各々の回転に応じてパルス信号を
    発生させるパルス発生器を付備してなるとともに、複数
    の線状体送り出し機の各々を回転駆動する可変速モータ
    ーを付備させてなり、さらに前記回転撚合機側のパルス
    発生器からのパルス信号と各送り出し機のパルス発生器
    からのパルス信号とを取り込んでそれらを比較演算処理
    して所定の速度指令信号を出力させる演算制御装置と、
    該装置の当該速度指令信号に基づいて当該送り出し機側
    の回転速度と回転撚合機の回転速度とを同調させるべく
    設定された回転速度信号を当該可変速モーターに入力す
    る速度コントローラーとを具備していることを特徴とす
    る線状体撚合装置。
JP63021468A 1988-02-01 1988-02-01 線状体撚合装置 Expired - Fee Related JPH073037B2 (ja)

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KR20110048627A (ko) * 2009-11-03 2011-05-12 엘에스전선 주식회사 비틀림측정장치를 구비한 수직연합기 및 비틀림 감지방법
CN107945986A (zh) * 2016-10-12 2018-04-20 矢崎总业株式会社 绞线制造装置

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