JPH07303573A - バケツ - Google Patents

バケツ

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Publication number
JPH07303573A
JPH07303573A JP12454894A JP12454894A JPH07303573A JP H07303573 A JPH07303573 A JP H07303573A JP 12454894 A JP12454894 A JP 12454894A JP 12454894 A JP12454894 A JP 12454894A JP H07303573 A JPH07303573 A JP H07303573A
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JP
Japan
Prior art keywords
bucket body
bucket
mortar
scooping
spherical shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP12454894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
木 宏 鈴
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のバケツは、底面が平面のため側面との
間で角部が生じ、粘性物の撹拌では撹拌できない残りが
発生したり、容入物の「すくいとり」に残りが生じた
り、洗浄しても角部に残留物が残ってしまう、等の問題
があったので、このような問題を解決したバケツの提供
を目的とする。 【構成】 バケツ本体の内底面を球面形状に形成したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、その底面に特徴を有す
るバケツに関する。
【0002】
【従来の技術】バケツは、バケツ本体と取手とで構成さ
れており、金属製のもの及び合成樹脂製のものとがあ
る。図2は従来のバケツの一例を示す断面図で、11は
バケツ本体、12は取手を示す。従来、このバケツ本体
11の底面13は、図2に示すように平面に形成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バケツ本体
の底面が平面に形成されていると、次のような問題があ
る。 (1) 底面の外周に側面との間で角部が生ずるため、モル
タル等の液状体を撹拌するとき、該角部で撹拌されない
部分が発生する。
【0004】(2) 底面の外周に側面との間で角部が生ず
るため、バケツに容入したものを「すくいとる」とき、
該角部が完全にすくいとることができず残りが発生す
る。例えば、モルタルを入れて塗装する場合、みそ汁,
スープ等を入れて給食の配膳をする場合、等に残りが生
ずることは好ましくない。
【0005】(3) 底面の外周に側面との間で角部が生ず
るため、使用後の洗浄がしにくい欠点がある。例えば、
モルタルなどの粘性の高いものは角部にはりつき洗いに
くい。そのため従来は角部にはりついたモルタルなど
は、バケツをたたいて落としたりしたが、これではバケ
ツの損傷が早く好ましくない。
【0006】本発明は、このような点に鑑み前記従来の
欠点を解決したバケツを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、バケツ本体の内底面を球面形状に形成し
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】バケツ本体の内底面が球面形状に形成されてい
ると、モルタルなどの粘性物でも撹拌が容易であるし、
角部がないので撹拌されない部分も残らない。バケツ本
体の内底面が球面形状に形成されていると、容入物の
「すくいとり」が容易となるし、角部がないので「すく
いとり」に残部が生じない。バケツ本体の内底面が球面
形状に形成されていると、使用後の洗浄が容易となる。
特に、汚れ物、粘性物を容入した時でも容易に洗浄でき
る。
【0009】
【実施例】以下、図示の実施例について本発明を詳細に
説明する。図1は本発明の実施例を示す断面図であっ
て、1はバケツ本体、2は取手、3は底面を示す。
【0010】バケツ本体1は、底面3から上面開口4に
向って末広状(錐状)に形成され、取手2は、開口4の
周縁に回動自在に取付けられる。このバケツ本体1は、
合成樹脂で一体形成して、または、金属、例えば鋼板等
を溶接して形成される。
【0011】また、バケツ本体1の底面3は、図1に示
すように球面形状に形成される。この球面形状は少なく
とも底面3の内面に形成されればよく、外面は問はな
い。この底面3を球面形状にすると、バケツの座りが悪
くなるので、底面3の外周には座部5を設け座りを安定
させる。この座部5は、バケツが安定して置くことので
きる構成であればよく、その構成は問わない。例えば、
脚体でもよい。
【0012】しかして、バケツ本体1の底面3は、球面
形状なので、粘性物、例えばモルタルでも撹拌残りがな
く全体を容易に撹拌することができる。また、バケツ本
体1の底面3は、球面形状なので「すくいとり」が容易
であるし、角部がないので「すくいとり」の残りが生じ
ない。
【0013】また、バケツ本体1の底面3は、球面形状
で角部がないので、洗浄も容易で、洗浄残りもなく全体
が洗浄できる。さらに、従来のような平面底に比較して
球面形状だと負荷が全体に均一にかかり長持ちし強度的
にも有利となる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明は、バ
ケツ本体の内底面を球面形状に形成したので、次のよう
な効果を奏する。 (1) モルタルなどの粘性物でも撹拌が容易であるし、角
部がないので撹拌できない部分が生ぜず全体が撹拌でき
る。 (2) 容入物の「すくいとり」が容易であるし、角部がな
いので「すくいとり」に残りが生じない。 (3) 各部がないので全体が容易に洗浄でき、かつ洗浄残
りも発生しない。 (4) 強度も向上し耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 バケツ本体 2 取手 3 底面 4 開口 5 座部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケツ本体の内底面を球面形状に形成し
    たことを特徴とするバケツ。
JP12454894A 1994-05-13 1994-05-13 バケツ Pending JPH07303573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454894A JPH07303573A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 バケツ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454894A JPH07303573A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 バケツ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07303573A true JPH07303573A (ja) 1995-11-21

Family

ID=14888208

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JP12454894A Pending JPH07303573A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 バケツ

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JP (1) JPH07303573A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018518332A (ja) * 2015-05-01 2018-07-12 エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド モップバケツ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018518332A (ja) * 2015-05-01 2018-07-12 エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド モップバケツ
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