JPH0443190Y2 - - Google Patents

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JPH0443190Y2
JPH0443190Y2 JP11836990U JP11836990U JPH0443190Y2 JP H0443190 Y2 JPH0443190 Y2 JP H0443190Y2 JP 11836990 U JP11836990 U JP 11836990U JP 11836990 U JP11836990 U JP 11836990U JP H0443190 Y2 JPH0443190 Y2 JP H0443190Y2
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drum
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、米研ぎ器に係り、詳しくは、米を容
易にもみ洗い、且つ濯ぐができ、可及的に短時間
での米研ぎが完了し得る経済的な万能米研ぎ器に
関するものである。
(従来技術とその問題点) 米を炊く場合には、その前に予め米の表面に付
着しているゴミや残存する米糠等を除去すること
を目的として、米を洗い濯ぐという作業が行われ
るのが一般的である。
従来、このような米の研ぎ作業を行なう場合に
は、一旦、計量された米を炊飯器の内鍋やざる等
に入れ、その米を水を注ぎながら手でもみ洗い、
濯ぐという作業を繰り返し行なうか、その米を水
を注ぎながら器具を用いて攪拌することによりこ
すり洗い、濯ぐという作業を繰り返し行なう事に
よる方法が一般的に採用され、実施されている。
しかし、前記従来の方法により米研ぎを行なつ
た場合においては、前者の場合には、夏等の比較
的水温の高い時期には問題ないのであるが、冬の
時期のように水温が低い場合には特に辛く、しか
も手でもみ洗い、濯ぐという作業を繰り返すこと
により、手の皮膚にあかぎれ等の障害をもたらす
原因を誘発させるという欠点があつた。
また後者の場合においても、米を器具を用いて
攪拌してこすり洗いするため、米が割れるという
欠点が生じ、しかも繰り返し新しい水と入れ変え
て洗う必要があるため、水の入れ変え時に浮遊す
る米が流れてしまい、不経済であるという問題も
生じていた。
(考案の目的) 本考案は、上記欠点および問題点を解消すべく
成されたものであり、製作費用が可及的に安価
で、米を容易にもみ洗い、且つ濯ぐができ、しか
もこれらの作業が可及的に短時間で効率よく行な
える経済的な万能米研ぎ器を提供することを目的
として成されたものである。
(考案の構成) すなわち、本考案の万能米研ぎ器は、上面開口
端に縁部を形成した有底筒状網体と、該有底筒状
網体の縁部上面と重接可能な同径に形成され、該
胴部外周には溝部を形成せしめた鼓状リングと、
前記縁部の一側で前記鼓状リングを起倒可能に保
持し得る蝶番と、前記縁部の他側で前記鼓状リン
グを縁部に重接固定し得る固定部材と、前記鼓状
リングを覆うようこの開口側縁周を溝部に嵌着せ
しめた弾性袋体とで構成されたことを特徴とする
ものである。
また本考案は、弾性袋体の内周面に複数の凹凸
部を形成し、該内周面の抵抗を可及的に大きくし
たことを特徴とするものである。
更に本考案は、弾性袋体の開口側縁周端全域
に、鼓状リングの溝部径と同径の弾性止片を連設
し、該弾性止片が前記溝部内に強固に嵌入し得る
よう構成したことを特徴とするものである。
更にまた、本考案の万能米研ぎ器は、上面開口
端に縁部を形成した有底筒状網体と、該有底筒状
網体の縁部上面と重接可能な同径に形成され、該
胴部外周には溝部を形成せしめた鼓状リングと、
前記縁部の一側で前記鼓状リングを起倒可能に保
持し得る蝶番と、前記縁部の他側で前記鼓状リン
グを縁部に重接固定し得る固定部材と、前記鼓状
リングを覆うようこの開口側縁周を溝部に嵌着せ
しめた弾性袋体と、該弾性袋体の嵌着外周から前
記溝部内に嵌入し得るよう外嵌着された弾性リン
グとで構成したことを特徴とするものである。
(考案の作用) 従つて、本考案の万能米研ぎ器は、上記のよう
に構成した事により、次のような作用をもたらす
ものである。
すなわち本考案の万能米研ぎ器は、上面開口端
に縁部を形成した有底筒状網体の上面に、起倒自
在な鼓状リングを介して弾性袋体を被覆させるよ
うにした簡易構造のものであるため、非常に安価
な費用で製作できる。
また本考案は、予め計量した米を有底筒状網体
に装入し、弾性袋体を取付けた鼓状リングを固定
部材で固定するだけで、米の装入操作は完了し、
有底筒状体網体の底部から一定量の水を注ぎ込
み、手で弾性袋体の外方から揉むだけで、手が水
に濡れることなく米を容易にもみ洗いでき、該弾
性袋体を上方へ持上げるだけで、米が外部へ溢れ
ることなく水だけを流出させることができ、これ
らの動作を繰返し行なえば、水を無駄に使用する
ことなく米の濯ぎが完了する。
更に、本考案の万能米研ぎ器には、弾性袋体の
内周面に複数の凹凸部を形成させることができ、
これにより、米と凹凸部との抵抗が大きくなるた
め、米のもみ洗いが効率よくしかも短時間で行な
うことができる。
以下、本考案の万能米研ぎ器を、添付図面に示
す一実施例に基づきこれを詳細に説明する。
(実施例) 図面は、本考案の万能米研ぎ器1の一実施例を
示すものであり、該米研ぎ器1は、縁部21を有
する有底筒状網体2と、該有底筒状網体2の縁部
21上面に重接可能な鼓状リング3と、該鼓状リ
ング3に取付けられた弾性袋体4とで構成された
ものである。
前記有底筒状網体2は、例えば、ステンレス等
の可及的に錆びにくい金属性の材質のもの、或い
は樹脂材等で第1図〜第4図、及び第6図、第7
図に示したように網状の有底筒状に形成され、そ
の上面開口端には金属性或いは樹脂性の縁部21
を形成したものであり、内部に米Rを装入可能で
しかも水などの流体を外部へ流出できるようにし
ている。
なお、この有底筒状網体2には、図示していな
いが、米R等が計算できるように、予め、夫々の
計量位置に、一合或いは二合といつたような印を
つけておいても良い。
また、前記鼓状リング3は、第5図に示したよ
うに前記縁部21と略同材質のもので同径に形成
され、該縁部21上面と重設できるようにしてお
り、しかも、この鼓状リング3の胴部32の外周
適所には、一定幅の溝部33が設けられており、
前記弾性袋体4を該溝部33で係止できるように
している。
更に、前記弾性袋体4は、前述したように前記
鼓状リング3に係止されるものであり、第1図、
第3図及び第4図に示したように、該弾性袋体4
を、比較的弾性を有し耐久性に優れたゴムや軟性
樹脂材等で、少なくとも前記有底筒状網体2の容
量以上の収容量を有する一端開口の袋状に形成さ
れ、該開口側縁周を鼓状リング3の溝部33に嵌
着させて固定させるようにしているのである。
尚、前記弾性袋体4の開口側縁周端全域には、
第7図に示したように、前記鼓状リング3の溝部
33径と同径の弾性止片41を連設しておき、該
弾性止片41が前記溝部33内に強固に嵌入し得
るよう構成することにより、弾性袋体4の交換が
可及的に容易に行なえる。
また、前記弾性袋体4の開口側縁周端に前記弾
性止片41を設けない場合には、該弾性袋体4を
鼓状リング3に覆わせ、これを固定させるための
弾性リング(図示せず)を設けることにより、同
様の目的を達成させることができ、該弾性リング
を前記溝部33の外周かに嵌入させることにより
これら両者間を強固に固定させることができ、し
かも、取外しも容易に行なえる。
更に、前記弾性袋体4の内周面に、第7図に示
したような複数の凹凸部42を形成することによ
り、該内周面の抵抗を可及的に大きくさせること
ができ、米Rをもみ洗いする場合の米Rの外表面
に付着する糠やゴミを可及的に容易に且つ短時間
に除去することができるのである。
更にまた、5は蝶番であり、該蝶番5は前記鼓
状リング3を前記有底筒状網体2の縁部21に対
して、起倒可能に保持するためのものであり、第
5図に示したように蝶番5の片面を前記有底筒状
網体2の縁部21一側に固設し、蝶番5の他面が
前記鼓状リング3の下面に固設されるのである。
また、6は前記鼓状リング3を前記有底筒状網
体2の縁部21に重接した状態で固定させるため
の固定部材であり、該固定部材6は、第5図に示
したように前記蝶番5の反対側、すなわち、前記
有底筒状網体2の縁部21他側に可動するよう固
設されている。尚、この固定部材6は、図示した
ような、コ字状のものに限るものではなく、両者
間を係止可能なものであれば、どのような形状の
ものであつても良いことは言うまでもない。
(実施例の作用) 本考案の万能米研ぎ器1は、以上の一実施例に
示したように構成されるものであるから、これを
利用して米Rを研ぎ洗浄する場合には、予め計量
した所要量の米Rを有底筒状網体2内に装入し、
弾性袋体4を取付けた鼓状リング3を固定部材6
で固定するだけで、第8図に示したように米Rの
装入操作が完了する。
次に第9図に示したように有底筒状網体2の底
部から弾性袋体4内に一定量の水を注ぎ込む。
そして、第10図に示したように手で弾性袋体
4の外方から内装された米Rを揉むことにより、
手が水に濡れることなく袋体4内部の米Rを容易
にもみ洗いできる。
更に、該弾性袋体4を上方へ持上げて該袋体4
内部の水を流出させたる。
このような、水の注入、もみ洗い、水の流出を
数度繰返すことにより、米は奇麗に洗われて、濯
ぎも完了する。
そして、洗浄及び濯ぎが完了した米は、万能米
研ぎ器1の固定部材6を解除させて、有底筒状網
体2から取り出され、炊飯器等に供されるのであ
る。
(考案の効果) 以上のように、本考案の万能米研ぎ器は、縁部
を有する有底筒状網体と、該有底筒状網体の縁部
上面に重接可能な鼓状リングと、該鼓状リングに
取付けられた弾性袋体とで非常に安価な費用で製
作でき、しかも、水に直接触れることなく米をも
み洗いして濯ぎを完了させることができるように
構成したものであるから、計量された米を炊飯器
の内鍋やざる等に入れ、その米を水を注ぎながら
手でもみ洗い、濯ぐという従来の方法や、器具を
用いて攪拌するという従来の方法とは異なり、水
を無駄に使用したり、米を器具により割つてしま
うという問題がなく、しかも水に触れることによ
り生じるあかぎれ等の皮膚炎症の障害をもたらす
心配もない。
また本考案は、有底筒状網体内に装入された米
を、外部へ流出させることなく洗浄及び濯ぐこと
ができるようにしているため、従来のように、米
を洗つた研ぎ水を捨てる際に、米が同時に流れ出
てしまうという不経済な問題もない。
更に本考案は、弾性袋体の内面に複数の凹凸部
を設けて、可及的に米との抵抗を大ならしめ、米
表面の汚れや糠を容易除去できるようにしている
ため、洗浄用水の交換頻度を少なくでき、経済的
であると共に、米研ぎに要する時間を短縮させる
こともできる。
よつて、本考案の米研ぎ器は、従来の米研ぎの
方法を全面から改良し得るものであり、米研ぎを
可及的に短時間で効率よく行えるようにした効果
絶大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の万能米研ぎ器の一実施例を
示す斜面図、第2図は本考案の万能米研ぎ器の一
実施例を示す正面図、第3図、第4図は本考案の
万能米研ぎ器の一実施例を示す説明図、第5図は
本考案における万能米研ぎ器の鼓状リングの一実
施例を示す斜面図、第6図は本考案における万能
米研ぎ器の有底筒状網体の一実施例を示す斜面
図、第7図は本考案の万能米研ぎ器の一実施例を
示す説明図、第8図、第9図、第10図は本考案
の万能米研ぎ器の使用状態を示す説明図。 1は万能米研ぎ器、2は有底筒状網体、21は
縁部、3は鼓状リング、32は胴部、33は溝
部、4は弾性袋体、41は弾性止片、42は凹凸
部、5は蝶番、6は固定部材、Rは米。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面開口端に縁部を形成した有底筒状網体
    と、該有底筒状網体の縁部上面と重接可能な同
    径に形成され、該胴部外周には溝部を形成せし
    めた鼓状リングと、前記縁部の一側で前記鼓状
    リングを起倒可能に保持し得る蝶番と、前記縁
    部の他側で前記鼓状リングを縁部に重接固定し
    得る固定部材と、前記鼓状リングを覆うようこ
    の開口側縁周を溝部に嵌着せしめた弾性袋体と
    で構成したことを特徴とする万能米研ぎ器。 (2) 弾性袋体の内周面に複数の凹凸部を形成し、
    該内周面の抵抗を可及的に大きくしたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    万能米研ぎ器。 (3) 弾性袋体の開口側縁周端全域に、鼓状リング
    の溝部径と同径の弾性止片を連設し、該弾性止
    片が前記溝部内に強固に嵌入し得るよう構成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の万能米研ぎ器。 (4) 上面開口端に縁部を形成した有底筒状網体
    と、該有底筒状網体の縁部上面と重接可能な同
    径に形成され、該胴部外周には溝部を形成せし
    めた鼓状リングと、前記縁部の一側で前記鼓状
    リングを起倒可能に保持し得る蝶番と、前記縁
    部の他側で前記鼓状リングを縁部に重接固定し
    得る固定部材と、前記鼓状リングを覆うようこ
    の開口側縁周を溝部に嵌着せしめた弾性袋体
    と、該弾性袋体の嵌着部外周から前記溝部内に
    嵌入し得るよう外嵌着された弾性リングとで構
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の万能米研ぎ器。
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