JPH0730330A - プログラムが可能なゼネレータ - Google Patents

プログラムが可能なゼネレータ

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Publication number
JPH0730330A
JPH0730330A JP6068185A JP6818594A JPH0730330A JP H0730330 A JPH0730330 A JP H0730330A JP 6068185 A JP6068185 A JP 6068185A JP 6818594 A JP6818594 A JP 6818594A JP H0730330 A JPH0730330 A JP H0730330A
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JP
Japan
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frequency
programmable
filter
signal
sine wave
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Application number
JP6068185A
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English (en)
Inventor
Thierry Fensch
ファンシ ティエリー
Yves Mazoyer
マゾイエ イブ
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STMicroelectronics SA
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics SA
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Filing date
Publication date
Application filed by SGS Thomson Microelectronics SA filed Critical SGS Thomson Microelectronics SA
Publication of JPH0730330A publication Critical patent/JPH0730330A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B28/00Generation of oscillations by methods not covered by groups H03B5/00 - H03B27/00, including modification of the waveform to produce sinusoidal oscillations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムが可能な周波数正弦波信号ゼネレ
ータを開示する。 【構成】 このゼネレータはプログラムが可能な周波数
を有する方形波信号を発生するゼネレータと、方形波信
号の周期を計数するカウンタと、カウンタの継続的な状
態から継続した離散的な正弦波の値を生ずるカウンタ
と、継続した離散的な正弦波の値を受け正弦波を生ずる
ローパスフィルタから構成される。ローパスフィルタは
スイッチドコンデンサフィルタで、そのスイッチングモ
ードは方形波信号の周波数に比例した周波数を有する信
号により制御されている。フィルタのコンデンサの値を
適性に選択することによりフィルタのカットオフ周波数
を正弦波の周波数と連続的にほぼ同一にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば周波数信号を
継続的にプログラム操作することによりトーンを発生す
るようにされた、または幾つかのゼネレータを同時にプ
ログラムしそのゼネレータの出力の総和を取ることによ
り異なる周波数を有する正弦波を重畳させるようにされ
たプログラムが可能な周波数で正弦波信号を発生するシ
ンセサイザに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムが可能な正弦波信号ゼネレー
タはリングトーン、すなわち同一ではないがほぼ等しい
2つの正弦波周波数から生ずるデュアルトーン変調周波
数(DTMF)信号を発生する電話システムにしばしば
使用されている。
【0003】図1には従来の電話装置に使用されている
プログラムが可能な正弦波信号ゼネレータを略図的に示
している。このゼネレータには8ビットのプログラムワ
ードAと12ビットのリターンワードBを加える加算器
10が含まれている。加算器10の出力はクロック信号
Fによりクロックが与えられているD型フリップフロッ
プ12の入力に加えられている。リターンワードBはフ
リップフロップ12の出力に加えられている。
【0004】このような構成により、ワードBの4つの
最上位ビット(B8−B11)はワードAの値に比例し
た周波数とクロック信号Fの周波数とを交互に取る。更
に、ビットB8−B11の状態は2値の計数を行なうよ
うに変化する。このように、加算器10とフリップフロ
ップ12はプログラムが可能な計数周波数を有する4ビ
ットのカウンタ、すなわちプログラムが可能な周波数方
形波信号を発生するゼネレータ13を構成している(ゼ
ネレータ13の出力はビットB8−B11のいずれかで
ある)。
【0005】ビットB8−B11はワードB(11:
8)を構成しているが、このワードはリードオンリーメ
モリ(ROM)15内で対応した値を選択する復号器1
4に加えられている(図示の例では4ビットにより16
通りの異なった値が選択される)。ROM15の出力
(選択された値)はデジタル−アナログコンバータ(D
AC)17の入力に加えられるが、このコンバータの出
力Sはローパスフィルタ19を通り正弦波信号となる。
【0006】図1Bには図1Aの回路により発生した信
号Sの波形を示している。信号SはワードB(11:
8)の値のそれぞれに対し離散的な値を取るが、これら
の離散的な値は正弦波の周期の継続的な値に対応するよ
うに適当に選択されている。
【0007】メモリ空間を節約するため、正弦波周期の
四分の一に相当する値のみがROM内に記憶されるが、
図示の例では最初の4つの値が記憶される。復号器14
はワードB(11:8)内の最初の3ビットB8−B1
0を用いて増加順に、次にワードB(11:8)が増加
の間は減少順に継続的にこれらの最初の4つの値を選択
する。ワードB(11:8)の最後のビットB11はコ
ンバータ17に加えられ、正弦波の二番目の半周期に対
応したデジタルの値が与えられている間に信号Sの極性
が反転する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】信号Sは1周期当たり
16個の離散的な値と信号B11の周波数に等しい周波
数を有している。このような信号Sはフィルタ19によ
り除去する必要がある高調波を発生している。しかし、
フィルタ19のカットオフ周波数は固定されている;そ
れ故、この周波数は発生する周波数の中で一番高い周波
数に等しく選択する必要がある。カットオフ周波数に対
し低い周波数が発生すると、多数の高調波が減衰しない
で不愉快な音を生ずる。このようなゼネレータで圧電ス
ピーカを制御することはできないが、これは圧電スピー
カは高調波と共振しこれらの高調波を強調する傾向があ
るからである。圧電スピーカをコントロールできること
が重要なのはこれらのスピーカが特に安価であるからで
ある。
【0009】低周波で発生する高調波の数を減少させた
い場合、それぞれの正弦波の周期で与えられる離散的な
値の数を増加させることができることは勿論である。し
かし、これには加算器10およびROM15の大きさを
増加させることが必要となり、低周波の高調波をかなり
減少させる必要がある場合高価となる。
【0010】更に、フィルタ19は集積化できないが、
これは集積化にかなり物理的に支障となる値の大きいコ
ンデンサが1個または数個必要であるからである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は高調波
の数が少なく周波数に独立した信号を発生するプログラ
ムが可能な正弦波信号シンセサイザを開示することであ
る。
【0012】この発明の他の目的は従来のゼネレータよ
り満足度の高い表面積(surface)対性能のトレ
ードオフを与えるシンセサイザを開示することである。
【0013】この発明の更に他の目的は完全に集積可能
なシンセサイザを製造できることである。
【0014】この発明の更に他の目的は不愉快な音を発
生することなく安価なスピーカを使用できるシンセサイ
ザを製造できることである。
【0015】これらの目的は、プログラムが可能な周波
数を有する方形波信号を発生するゼネレータを含んだプ
ログラムが可能な正弦波信号ゼネレータにより実現さ
れ、次のものを有している:方形波信号の周期を計数す
る手段;計数手段の継続的な状態から継続的な離散的正
弦波の値を与える復号回路;継続的な離散的正弦波の値
を受け1つの正弦波を出力するローパスフィルタ。この
発明によれば、ローパスフィルタはスイッチドコンデン
サフィルタで、そのスイッチングモードは方形波信号の
周波数に比例した周波数を有する信号により制御されて
いる。この発明によれば、フィルタのコンデンサの値を
適当に選択することによりフィルタのカットオフ周波数
を正弦波の周波数と連続的にほぼ同一にできる。
【0016】この発明の実施態様によれば、フィルタは
一定の入力電圧を受ける。復号回路にはフィルタの利得
を定めるプログラムが可能な値を有するスイッチドコン
デンサを有している。プログラムが可能なコンデンサは
多数のコンデンサから構成されているが、これらのそれ
ぞれは計数手段の状態を復号する復号器により制御され
たスイッチによりオンまたはオフされている。
【0017】この発明の実施態様によれば、計数手段に
は入力に方形波信号と、フィルタの利得の極性の反転ま
たは非反転状態を制御する最上位ビットと、復号器に加
えられる剰余ビットとを受けるマルチビットカウンタと
がある。
【0018】この発明の実施態様によれば、プログラム
が可能なスイッチドコンデンサはスイッチセルの中に入
れられている。プログラムが可能なスイッチドセルの端
の1つは、最上位ビットにより制御されているスイッチ
を通りセルが非反転モードにあるスイッチ、またはセル
が反転モードにあるスイッチに接続されている。
【0019】この発明の実施態様によれば、シンセサイ
ザはプログラムが可能な周波数とほぼ等しい周波数を有
する多数の重畳正弦波を発生する。シンセサイザにはス
イッチドコンデンサフィルタがあるが、このフィルタに
より重畳正弦波が生じプログラムが可能な周波数の中で
一番高い周波数に比例した周波数で制御されている。ゼ
ネレータには正弦波のそれぞれに対し方形波信号を発生
させるゼネレータと、計数手段と、復号手段と、復号手
段を通してプログラムされるスイッチドコンデンサとが
ある。
【0020】
【実施例】図2にはプログラムが可能な周波数で方形波
信号を発生するゼネレータ13と、ROM15に接続さ
れた復号器14と、DAC17とを示している。
【0021】この発明によれば、DAC17の出力信号
Sは発生する正弦波信号の周波数に比例した制御周波数
すなわちサンプリング周波数を有したスイッチドコンデ
ンサフィルタ20により炉波されている。このようにス
イッチドコンデンサフィルタ20のカットオフ周波数F
0 は正弦波信号の周波数に比例している。フィルタ20
の構成要素はカットオフ周波数F0 が正弦波信号の周波
数より若干高くなるように選択されている。
【0022】プログラムが可能なゼネレータ13により
発生する信号はフィルタ20の制御信号として使用され
ている。フィルタ20が正しく動作するように、制御信
号の周波数はフィルタを通る信号Sに対し高くする必要
があるが、この信号Sの周波数はカットオフ周波数F0
にほぼ等しい。このようにするため、一番高い周波数を
有する信号B8はゼネレータ13により出力される信号
B8−B11の中から制御信号として選択される。更
に、プログラムが可能なゼネレータ13の出力を直接復
号器14に加える代わり、一番低い周波数を有する出力
信号B11がカウンタ22に加えられている。カウンタ
22によりフィルタ20の制御周波数より十分低い周波
数の値が復号器14に加えられている。提示した例で
は、4ビット(B12−B15)カウンタ22により制
御信号B8の周波数と発生する信号の周波数である信号
B15との間に十分な比(128)が得られている。
【0023】信号B12−B15はそれぞれ図1Aの回
路の信号B8−B11と同じ役割を果たしている。記載
の例では、フィルタに加える前に図1Bに示す波形と信
号B15の周波数を有する信号Sが得られている。
【0024】フィルタ20のカットオフ周波数はフィル
タを通る信号Sの周波数にほぼ等しいので、信号Sの高
調波はかなり減衰する。この減衰はフィルタ20の次数
が高くなるにつれて重要となる。2次のフィルタと正弦
波周期内に16個の値を選択することにより、十分な結
果が得られている。
【0025】このように発生した正弦波信号はスピーカ
が高調波との共振を生ずる危険性のない、それ故不愉快
な音を発生する危険性のない安価な(例えば圧電タイプ
の)スピーカに直接加えることができる。
【0026】更にこの発明によるスイッチドコンデンサ
フィルタの使用によりプログラムが可能なこの発明によ
るゼネレータを完全に集積化することができるが、これ
はフィルタのコンデンサの値を非常に小さく選択できる
からである(スイッチドコンデンサフィルタではコンデ
ンサの比のみが考慮される)。
【0027】図3にはプログラムが可能なこの発明によ
る正弦波ゼネレータの他の実施態様の略図を示している
が、スイッチドコンデンサフィルタ20を特に詳細に示
している。このような実施態様によりROM15とDA
C17を都合良く除去できるが、これによりこの発明に
よるゼネレータを特に安価にできる。
【0028】スイッチドコンデンサフィルタは2次のフ
ィルタであるが、このフィルタには2つの演算増幅器3
0と31を有するフィルタ部分があり、更にこの発明の
一形態によれば利得コンデンサと呼ばれるコンデンサ群
CS0−CS3を有する利得調整部分32があり、それ
ぞれスイッチk0−k3によりスイッチオンオフされて
いる。フィルタの入力は一定の基準電圧Vrefを受け
ている。発生される正弦波の離散的な値は復号器14に
より得られるが、この復号器はスイッチk0−k3を通
してフィルタの対応する利得を選択している。これらの
形態をより詳細に以下に記載する。
【0029】演算増幅器30と31はインバータとして
接続されている。集積コンデンサCT1により増幅器3
0の出力はその入力に、更に集積コンデンサCT2によ
り増幅器31の出力はその入力に接続されている。増幅
器31の出力から発生した正弦波信号が出力する。増幅
器30の出力は反転スイッチドコンデンサセル(−Z)
33を通し増幅器31の入力に接続されている。増幅器
31の出力は非反転スイッチドコンデンサセル(Z)を
通して増幅器30の入力に接続されている。非反転スイ
ッチドコンデンサセル35は集積コンデンサCT1と並
列に接続されている。
【0030】セル33−35の各々はそれぞれ2つのク
ロック信号φ1とφ2により制御されている。クロック
信号φ1とφ2はプログラムが可能なゼネレータ13に
より与えられる信号B8からクロックゼネレータ37に
より生ずる。従来の技術で周知のように、信号φ1とφ
2は周波数が信号B8の周波数に等しく、これらのスイ
ッチが同時にオンしないようにオーバラップしないレベ
ルを有し反対位相でスイッチが働く。以下、信号φ1と
φ2により制御されているスイッチをそれぞれスイッチ
φ1およびφ2と呼ぶ。
【0031】フィルタの利得調整部分32には利得コン
デンサCS0−CS3があり、それぞれスイッチk0−
k3を通し入力ノードPと出力ノードQの間に直列に設
置されている。スイッチk0−k3は以下に記載するよ
うに復号器14により制御されている。ノードQはスイ
ッチφ2を通り増幅器30の入力に、更にスイッチφ1
を通り例えばゼロ電圧である基準電圧に接続されてい
る。ノードPはスイッチkSの位置により左右される2
つのブランチのいずれかを通り基準電圧Vrefに接続
されている。一番目のブランチ(図示した位置のスイッ
チkSに対応したブランチ)によりノードPはスイッチ
φ2を通り基準電圧Vrefに、更にスイッチφ1を通
りゼロ電圧に接続されている。二番目のブランチにより
ノードPはスイッチφ1を通り基準電圧Vrefに、更
にスイッチφ2を通りゼロ電圧に接続されている。
【0032】一番目のブランチが選択されると、非反転
スイッチドコンデンサセルが基準電圧Vrefと増幅器
30の入力の間に加えられるが、このスイッチドコンデ
ンサはスイッチk0−k3により選択された1つまたは
数個の利得コンデンサである。二番目のブランチが選択
されると、このセルは反転セルとなる。このように、ス
イッチkSの位置によりフィルタの出力信号の極性が定
まる。スイッチkSは信号B15により制御されてい
る。
【0033】フィルタの利得はセル34のコンデンサの
値と選択された利得コンデンサの値の比に等しい。この
ように離散的な正弦波のそれぞれの値は、利得コンデン
サの値が製造中に正しく作られたと仮定すると、1個ま
たは数個の利得コンデンサを選択することにより発生す
る。利得コンデンサの選択はコンデンサに種々の値を当
てはめる2つの方法により行なわれる。一番目の方法で
は、1つのコンデンサのみが一度に選択される;二番目
の方法では、一番目のコンデンサが最初に選択され、他
のコンデンサは一番目のコンデンサと平行に置かれる。
【0034】図3には4つの利得コンデンサCS0−C
S3を示してあるが、これらのコンデンサは正弦波の半
周期の間には4つの離散的な値を取り、それ故正弦波の
周期の間には16個の離散的な値を取る。復号器14
は、これらのそれぞれのサイクルの後信号B15により
スイッチが行なわれるスイッチkSにより、利得コンデ
ンサをCS0からCS3の順に、その後CS3からCS
0の順に連続的に選択するため例えば3つの信号B12
−B14を用いて接続される。
【0035】図4Aと図4Bはそれぞれ非反転スイッチ
ドコンデンサセルZと反転スイッチドコンデンサセル−
Zを示している。
【0036】図4AではコンデンサCSの両方の端子は
スイッチφ1を通して接地されており、スイッチφ2を
通してセルの出力または入力に接続されている。
【0037】図4BではコンデンサCSの端子の一方に
接続されたスイッチの位置は図4Aの場合と比較して反
転している。
【0038】図3の全ての素子は集積化できそのシリコ
ンの表面積はROMおよびDACを使用したゼネレータ
に必要な表面積に比べて小さい。
【0039】この発明は更に差動正弦波信号の発生にも
関している。このようにするため、差動出力を有する演
算増幅器30、31が使用されている;図3に記載した
素子はそれぞれの差動通路に対し二重になっている。
【0040】図5にはプログラムが可能な個々の周波数
を有する幾つかの重畳した正弦波を発生するゼネレータ
の実施例を示している。このゼネレータには図3のスイ
ッチkSと利得調整部分32の代わりに並列に配置され
た多数の利得調整部分32が含まれている。それぞれの
利得調整部分32には復号器14と、ビットBi 12−
i 14を復号器に、ビットBi 15をスイッチkSに
加えるカウンタ(図示していない)が接続されている
(i=1,2・・・n)。それぞれのカウンタにはプロ
グラムが可能なゼネレータ13(図示していない)が接
続されているのは勿論であるが、このゼネレータにより
ビットBi 8−Bi 11にプログラムワードAi (7:
0)により定まるスイッチング周波数が加えられる。
【0041】このような構成により、1つのフィルタ部
分はデジタル化された幾つかの重畳正弦波に対応した一
連のステップを受ける。
【0042】図5に示すように、クロックスイッチφ
1、φ2の役目をするクロック回路37は信号B1 8,
2 8・・・Bn 8の中の一番高い周波数信号により制
御されている。
【0043】回路38はそれぞれのプログラムワードA
i (7:0)とそれぞれの信号Bi8とを受ける。回路
38によりワードAi (7:0)の中の最上位ワードが
定められ対応する信号Bi 8が出力に現われる。
【0044】このようなシステムにより、スイッチドコ
ンデンサフィルタのカットオフ周波数は発生した正弦波
周波数の中で一番高い周波数にセットされる。これによ
り、より低い正弦波周波数には高い周波数を有する正弦
波より大きな歪みを有している。しかし、周波数比がほ
ぼ1.5を越えなければ歪みは許容レベル内にある。
【0045】このような回路はほぼ同じ周波数を有する
2つの正弦波を重畳することにより形成されるデュアル
トーン変調周波数(DTMF)信号を発生させる電話装
置に使用することが特に適している。
【0046】スイッチドコンデンサフィルタの製造、と
りわけフィルタのカットオフ周波数を定めるコンデンサ
の値の選択に関するより適切な詳細は、シビデス−アン
トネッチス(Tsividis−Antognetti
s)著“電気通信のためのMOS VLSI回路の設計
(Design of MOS VLSI Circu
it for Telecommunication
s)”(Prentice−Hall出版、イギリス)
から知ることができる。
【0047】当業者には明らかであるが、前述の開示さ
れた良好な実施例に対し、特に制御モードの他にスイッ
チドコンデンサフィルタの選択、および利得調整コンデ
ンサの数に関し種々の変形が可能である。利得調整コン
デンサはいろいろ配置することができる;例えば並列に
配置されたスイッチを直列に配置すること。
【0048】この発明の特別な実施例について記載した
が、当業者には種々の変更、修正、改善が可能である。
このような変更、修正、改善はこの発明の開示の一部分
であり、この発明の範囲である。従って前述の記載は1
例であるが、これには制限されない。
【図面の簡単な説明】
【図1A】プログラムが可能な従来の正弦波ゼネレータ
【図1B】フィルタを通る前に図1Aのゼネレータによ
り発生する正弦波信号の典型的な波形
【図2】プログラムが可能なこの発明による正弦波ゼネ
レータの実施例の略図
【図3】プログラムが可能なこの発明による正弦波ゼネ
レータの他の実施例の詳細図
【図4A】図3の素子の詳細図
【図4B】図3の素子の詳細図
【図5】プログラムが可能で異なる周波数を有する多数
の重畳正弦波を発生するこの発明によるゼネレータの実
施例
【符号の説明】 10 加算器 12 D型フリップフロップ 13 ゼネレータ 14 復号器 15 リードオンリーメモリ 17 デジタル−アナログコンバータ 20 スイッチドコンデンサフィルタ 22 カウンタ 30、31 演算増幅器 32 利得調整部分 33 反転スイッチドコンデンサセル 34、35 非反転スイッチドコンデンサセル 37 クロック回路 38 回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イブ マゾイエ フランス国, 38100 グルノーブル, シュマン デュ シャピトル 31番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のものから構成されるプログラムが可
    能な周波数正弦波信号ゼネレータ: (1)プログラムが可能な周波数を有する方形波信号を
    発生する少なくとも1つのゼネレータ(13); (2)前記の方形波信号の周期を計数する少なくとも1
    つの手段(12、22); (3)前記の少なくとも1つの計数手段の継続的な状態
    から継続した離散的な正弦波の値を生ずる少なくとも1
    つの復号手段(14、15、32); (4)継続した離散的な正弦波の値を受け前記の少なく
    とも1つの正弦波を生ずるローパスフィルタ(20); 前記のローパスフィルタ(20)はスイッチドコンデン
    サフィルタで、そのスイッチングモードは前記の方形波
    信号の周波数に比例した周波数を有する信号(B8)に
    より制御されており、フィルタのコンデンサの値を適当
    に選択することによりフィルタのカットオフ周波数を前
    記の少なくとも1つの正弦波の周波数と連続的にほぼ同
    一にできる。
  2. 【請求項2】 フィルタが一定な入力電圧(Vref)
    を受け、更にフィルタの利得を決めるプログラム可能な
    値を有するスイッチドコンデンサを復号手段が有してい
    る、少なくとも1つの正弦波を生じ、前記のプログラム
    可能なコンデンサは多数のコンデンサ(CS0−CS
    3)から構成されており、それぞれのコンデンサは計数
    手段の状態を復号する復号器(14)により制御されて
    いるスイッチ(k0−k3)によりオンオフされてい
    る、請求項1に記載のゼネレータ。
  3. 【請求項3】 計数手段が入力で前記の方形波信号(B
    11)と、フィルタの利得の極性の反転または非反転状
    態を制御する最上位ビット(B15)と、前記の復号器
    に与えられる剰余ビットを受けるマルチビットカウンタ
    (22)とを有している、少なくとも1つの正弦波を発
    生する請求項2に記載のゼネレータ。
  4. 【請求項4】 プログラムが可能なスイッチドコンデン
    サがスイッチセル内にあり、このセル内でプログラム可
    能なスイッチドセルの1つの端子が最上位ビット(B1
    5)により制御されたスイッチ(kS)を通しセルを非
    反転モードに変えるスイッチに、またはセルを反転モー
    ドに変えるスイッチに接続される、少なくとも1つの正
    弦波を発生する請求項3に記載のゼネレータ。
  5. 【請求項5】 次のものを含み、プログラムが可能なほ
    ぼ等しい周波数を有する多数の重畳正弦波を発生する請
    求項4に記載のゼネレータ: (1)重畳された正弦波信号を出力し、前記のプログラ
    ムが可能な周波数の最高値に比例した周波数で制御され
    るスイッチドコンデンサフィルタ; (2)正弦波のそれぞれに対し方形波信号を発生するゼ
    ネレータ; (3)計数手段; (4)復号手段; (5)復号手段を通しプログラムが可能なスイッチドコ
    ンデンサ。
JP6068185A 1993-03-17 1994-03-14 プログラムが可能なゼネレータ Pending JPH0730330A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9303329 1993-03-17
FR9303329A FR2702896B1 (fr) 1993-03-17 1993-03-17 Generateur multifrequence programmable.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0730330A true JPH0730330A (ja) 1995-01-31

Family

ID=9445255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6068185A Pending JPH0730330A (ja) 1993-03-17 1994-03-14 プログラムが可能なゼネレータ

Country Status (5)

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