JPH07303193A - テレビジョン受信機用ディジタル映像信号処理装置およびディジタルクロック発生回路ならびにシステムクロック生成装置 - Google Patents

テレビジョン受信機用ディジタル映像信号処理装置およびディジタルクロック発生回路ならびにシステムクロック生成装置

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JPH07303193A
JPH07303193A JP9337394A JP9337394A JPH07303193A JP H07303193 A JPH07303193 A JP H07303193A JP 9337394 A JP9337394 A JP 9337394A JP 9337394 A JP9337394 A JP 9337394A JP H07303193 A JPH07303193 A JP H07303193A
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clock
signal
frequency
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digital
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JP9337394A
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Yasuhei Nakama
泰平 中間
Toshinori Murata
敏則 村田
Yuji Yamamoto
裕二 山本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準/非標準信号に適したシステムクロック
を各信号処理回路に供給して高画質な再生画像が得られ
るテレビ受信機用ディジタル映像信号処理装置及びクロ
ック発生回路並びにシステムクロック生成回路提供す
る。 【構成】 A/D変換器3と、バースト信号/水平同期
信号を分離抽出する同期信号分離手段4,5と、バース
ト信号/水平同期信号に同期した2系統のクロックを発
生するディジタル位相比較器とディジタルローパスフィ
ルタと周波数/位相設定データ入力手段とディジタル周
波数信号発生手段とからなるディジタル形PLL発振器
および矩形波信号形成手段とからなるクロック発生手段
7,8と、これらのクロックをもとに複数の信号処理用
システムクロックを生成するシステムクロック生成手段
11と、信号処理回路17と、D/A変換手段19を設
けたテレビジョン受信機用ディジタル映像信号処理装置
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機用
ディジタル映像信号処理装置に関し、詳しくはディジタ
ル信号処理を行なうディジタルテレビジョン受信機用映
像信号処理装置に用いるクロック生成回路ならびにシス
テムクロック生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルテレビジョン受信機で
は、例えば、特開平2−253780号公報に示される
ように、信号処理用のクロックを発生するクロック生成
回路をアナログ型のPLL発振器を用いて構成してい
た。
【0003】図7のブロック図を用いて、クロック成生
回路として用いられるアナログ型PLL発振器の構成を
示す。アナログ型PLL発振器11は、位相比較器52
と、ローパスフィルタ53と、電圧制御発振器(VC
O)54と、水晶振動子55と、分周器56とから構成
される。このような構成のアナログ型PLL発振器11
においては、位相比較器52は、基準同期信号入力端子
51から入力された基準同期信号rと分周器56からの
比較信号cとの位相を比較し、その差信号を電圧として
出力する。電圧制御発振器54は、水晶振動子55から
の発振信号を受け、ローパスフィルタ53を経て受信し
た位相比較器52の出力信号である入力基準信号rに同
期したクロックckをクロック出力端子57に出力す
る。電圧制御発振器54の出力信号は、分周器56を経
て比較信号cとして前記位相比較器52に供給される。
【0004】一方、ディジタルテレビジョン受信機で
は、高画質で再生するための信号処理用同期クロックと
して、カラーバースト信号にロックしたバーストロック
クロック、あるいは、水平同期信号にロックしたライン
ロッククロックの2種類のシステムクロックを用いるこ
とが考えられている。
【0005】図8のブロック図を用いてディジタルテレ
ビジョン受信機における従来のクロック発生装置を用い
た映像信号処理回路を説明する。映像信号処理回路17
は、クロック生成回路59と、同期信号発生回路60
と、信号処理回路61とから構成される。映像信号入力
端子58には映像信号が入力され、同期再生信号出力端
子62からはバーストロッククロックまたはラインロッ
ククロックに同期した安定な同期信号が出力され、映像
信号出力端子63からはクロック生成回路9のからのク
ロックを用いて処理された映像信号が出力される。
【0006】クロック生成回路59は、入力された映像
信号から抽出された図7に示した基準入力信号rがカラ
ーバースト信号のときにはこの信号に同期したバースト
ロッククロックを、基準入力信号rが水平同期信号のと
きにはこの信号に同期したラインロッククロックを発生
する。
【0007】同期信号発生回路60は、クロック生成回
路59からのバーストロッククロックまたはラインロッ
ククロックを基に安定な同期信号を発生する。信号処理
回路61は、前記クロック生成回路59からのバースト
ロッククロックまたはラインロッククロックを用いて、
入力映像信号を高画質な映像信号とする映像信号処理を
施していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の技術にお
いては、クロック生成回路として、アナログ型のPLL
発振器を採用しいているので、このクロック生成回路を
含む同期再生処理系全体もアナログ処理の域を脱してい
ない。しかし、テレビジョン受信機の高性能化および低
コスト化の要求に応えるには、全ての回路を全ディジタ
ル化することが必須の要件であり、上記クロック生成回
路を含む同期再生系のディジタル化を確立する必要があ
った。
【0009】たとえ、クロック生成回路のディジタル化
を進め得たとしても、図8で説明したように、放送波の
ような安定した標準信号に対する信号処理とVTR等の
再生信号のような不安定な非標準信号に対する信号処理
とでは、高画質を得るための信号処理に供給する最適な
クロックが異なるという問題があった。
【0010】すなわち、クロック生成回路がバーストロ
ッククロックを出力するときは、入力される映像信号が
厳密に規格を守っている放送波である標準信号では、非
常に安定な同期信号であるバーストロッククロックを発
生できるとともに、高画質化処理を図るためにこのクロ
ックを用いて映像信号を処理することができる。しか
し、ビデオテープレコーダ(VTR)等から再生された
映像信号のように、標準テレビジョン放送方式に対して
厳密には規格を守っていない不安定な非標準信号では、
安定したバーストロッククロックを用いることができな
いので、画質の改善を図る高画質化ための信号処理がで
きないばかりか、最悪のときには、受信機における回路
動作全体の同期がとれなくなるという問題があった。
【0011】一方、クロック生成回路がラインロックク
ロックを出力するときには、映像信号に含まれる水平同
期信号を基準入力信号としていることから、厳密には規
格を守っていない非標準信号からでも十分同期をとるこ
とができ、引込み範囲の異なる種々の機器からの映像信
号に対応することが可能である。しかし、ラインロック
クロック生成回路の持つ図示を省略した発振器のQ値
が、バーストクロック生成回路の持つ図示しない発振器
のQ値より低く、発生するクロックの安定度も低いの
で、標準信号に対して画質改善のための信号処理を行な
おうとすると、その改善効果は十分なものでなかった。
【0012】本発明の目的は、全ディジタル化されたテ
レビジョン受信機用ディジタル映像信号処理装置を実現
し、かつ、該装置に用いるクロック発生回路と、放送波
のような標準信号または放送波に比べて厳密には規格を
守っていない非標準信号のいずれの信号入力時にも、そ
れに適した最適なクロックを各信号処理回路に供給して
高画質な再生画像を得ることのできるテレビジョン受信
機用システムクロック生成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のテレビ受信機用ディジタル映像信号処理装
置は、2系統のクロックを発生する第一及び第二のディ
ジタルクロック発生手段と、標準信号または非標準信号
であるかを検出する標準/非標準信号検出手段と、信号
処理用システムクロック生成手段と、データ位相補正用
インタフェース回路とを備える。また、前記ディジタル
クロック発生手段は、ディジタル位相比較器とディジタ
ルローパスフィルタとディジタル周波数信号発生手段か
らなるディジタルPLL発振器と、矩形波形成手段から
成り、前記信号処理用システムクロック生成手段は、複
数の2分周回路と、クロックセレクタからなる。さら
に、前記ディジタル周波数信号発生手段は、加算器と、
位相データアキュムレータと、位相データを振幅データ
に変換する位相−振幅データ変換用ROMから構成され
る。
【0014】
【作用】第一のディジタルクロック発生手段は、周波数
がサブキャリア周波数の8倍のバースト信号にロックし
たバーストロッククロックを発生し、第二のディジタル
クロック発生手段は、水平同期信号にロックしたライン
ロッククロックを発生する。各ディジタルクロック発生
手段は、多値ディジタルデータであるカラーバースト信
号または水平同期信号に位相ロックするディジタル信号
処理によるPLL動作を行い、安定の上記2つのクロッ
クを発生する。標準/非標準信号検出手段は、上記各ク
ロック生成手段からのバーストロッククロックとライン
ロッククロックの周波数差をもとに標準信号であるか非
標準信号であるかを判定する。システムクロック生成手
段は、前記各ディジタルクロック発生手段からの2系統
のクロックをもとに、2分周回路とセレクタの働きによ
って、4種類のクロックを生成して各信号処理回路へ最
適なシステムクロックを分配する。データ位相補正用イ
ンタフェース回路は、非標準信号時に、入力映像信号の
位相をラインンロッククロックに合わせ、後段の処理が
正確に行なえるように働く。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明に係るクロック生成装置を適用した
ディジタル映像信号処理装置の例を示す。ディジタル映
像信号処理装置1は、映像信号入力端子2と、アナログ
信号をディジタル信号に変換するA/D変換器3と、デ
ィジタル映像信号からカラーバースト信号Bを抽出する
バースト信号抽出回路4と、ディジタル映像信号Hから
水平同期信号を分離する同期信号分離回路5と、水晶発
振器6と、バーストロッククロックBKを発生する第一
のディジタルクロック発生回路7と、ラインロッククロ
ックLKを発生する第二のディジタルクロック発生手段
8と、標準信号であるか非標準信号であるかを検出する
標準/非標準信号検出回路9と、制御信号入力端子10
と、システムクロック生成回路11と、ディジタル映像
信号から輝度(Y)信号と色(C)信号を分離するY/
C分離回路12と、色復調回路13と、信号の送り先を
選択するセレクタ14と、データ位相補正用インタフェ
ース回路15と、受け取る信号を選択するセレクタ16
と、信号処理回路17と、出力処理回路18と、ディジ
タル映像信号からアナログ映像信号に変換するD/A変
換器19と、映像信号出力端子20とから構成される。
【0016】以下、ディジタル映像信号処理装置1の動
作を説明する。A/D変換器3でディジタル信号に変換
された映像信号は、バースト信号抽出回路4と、同期信
号分離回路5と、Y/C分離回路12にそれぞれ入力す
る。A/D変換器3のサンプリングクロックY/C分離
回路12、色復調回路13、データ位相補正用インタフ
ェース回路15のシステムクロックとしては、後述のク
ロック生成回路11から出力するバーストロッククロッ
クBKにもとづいて作られたシステムクロックCK1を
供給する。したがって、ここまでの信号処理はバースト
ロッククロックを用いてなされるので標準信号または非
標準信号のいずれの場合でも正常に処理を実行できる。
このクロック周波数は、通常サブキャリア周波数の4倍
の周波数4fscである。Y/C分離回路12は、例え
ばフレームくし形フィルタ等を用いて3次元的にフィル
タ処理を行ない、輝度(Y)信号と色(C)信号に分離
して出力する。色復調回路13では該C信号を復調し、
I信号とQ信号に分離出力する。バースト抽出回路4で
は3.58MHzのバンドパスフィルタ等を用いて、ディ
ジタル的に映像信号に含まれるカラーバースト信号Bを
抜き出し、第1のクロック発生回路7に入力する。同期
信号分離回路5は、映像信号に含まれる水平同期信号と
垂直同期信号をディジタル的に分離抽出し、このうち水
平同期信号Hを第2のクロック発生回路8に入力する。
【0017】第1のディジタルクロック発生回路7で
は、入力した前記バースト信号Bおよび水晶発振器6か
ら供給する高周波のマスタークロックをもとに、バース
ト信号に同期したバーストロッククロックBKを発生す
る。第2のディジタルクロック発生回路8でも同様に、
入力した前記水平同期信号Hおよび前記発振器6からの
マスタークロックをもとに、水平同期信号に同期したラ
インロッククロックLKを発生する。バーストロックク
ロックBKおよびラインロッククロックLKの周波数は
サブキャリア周波数の4倍あるいは8倍とする。これら
の発生クロックは標準/非標準信号検出回路9、システ
ムクロック生成回路11に入力する。
【0018】標準/非標準信号検出回路9は、入力した
バーストロッククロックBKおよびラインロッククロッ
クLKの周波数および位相ずれを検出することによっ
て、標準信号か非標準信号かを判定し、判定信号Sを後
述のシステムクロック生成回路11およびセレクタ14
およびセレクタ16に入力する。
【0019】システムクロック生成回路11は、入力し
た前記バーストロッククロックBKおよびラインロック
クロックLKをもとに、標準/非標準信号判定信号S、
および制御端子10からの標準速/倍速制御信号Dにし
たがって、各種所定周波数のシステムクロックCK1,
CK2,CK3,CK4を生成し各信号処理部へ分配す
る。すなわち生成した、システムクロックCK1はA/
D変換器3、Y/C分離回路12、色復調回路13、デ
ータ位相補正用インタフェース回路15に、システムク
ロックCK2はデータ位相補正用インタフェース回路1
5に、システムクロックCK3は信号処理回路17、お
よびD/A変換器19に、システムクロックCK4は出
力処理回路にそれぞれ分配供給する。該システムクロッ
ク生成回路11の詳細構成と生成クロックの内容につい
ては後で詳述する。
【0020】セレクタ14は、Y/C分離回路12から
のY信号および色復調回路13からのI信号とQ信号
を、標準/非標準信号検出回路9からの標準/非標準信
号判定信号Sをもとに、標準信号の時はsd端子に、非
標準信号の時はnd端子に切り替え導く。該セレクタで
はY信号およびI信号並びにQ信号の3つの信号の切り
替えを同時に行なうが、図面では1信号の切り替えで略
記して示している。
【0021】データ位相補正用インタフェース回路15
では、例えば非標準信号入力時のように、バーストロッ
ククロックに対しラインロッククロックの周波数および
/または位相がずれている場合、後段の信号処理でライ
ンロッククロックにより正確な処理が行なえるように、
バーストロッククロックで処理された前段までの映像信
号データの位相をラインロッククロック位相に補正す
る。
【0022】セレクタ16は、標準/非標準信号検出回
路9からの判定信号Sをもとに、標準信号時はセレクタ
14からのY信号およびI信号ならびにQ信号をsd端
子を介して切り替え出力し、非標準信号時はデータ位相
補正用インタフェース回路15からの位相補正されたY
信号およびI信号ならびにQ信号をnd端子を介して切
り替え出力する。図面では前記セレクタ14と同様、3
信号の切り替えを1信号の切り替えで略記している。
【0023】また、本実施例では標準信号であるか非標
準信号であるかによってセレクタ14およびセレクタ1
6を用いて信号切り替えを行なっているが、セレクタ1
4およびセレクタ16を省略し、データ位相補正用イン
タフェース回路15でバーストロッククロックBKとラ
インロッククロックの周波数および位相ずれの大きさに
応じて細かな位相補正を行なう構成とすることもでき
る。
【0024】信号処理回路17は、倍速変換などの走査
線変換処理やノイズリダクション等ラインロッククロッ
ク処理が適当な信号処理を行なう。出力処理回路18
は、それに続いて、色信号のマトリクス変換処理やコン
ポジット映像信号作成処理等を行なう。最後に、D/A
変換器19によりアナログ信号に変換した映像信号を端
子20から出力する。
【0025】図2を用いて、図1に示した実施例に用い
る第1のディジタルクロック発生回路7および第2のデ
ィジタルクロック発生回路8の詳細な構成を説明する。
以下、前図と同じ部品や回路ブロックは同じ符号で示
す。第1のクロック発生回路7と第2のクロック発生回
路8は、それぞれ同じ構成を持っており、基準信号入力
端子21と、ディジタル乗算器22と、ローパスフィル
タ23と、加算器24と、基準位相信号入力端子25
と、レジスタ28と加算器29とラッチ回路30と第1
のROM(Read Only Memory)31と第2のROM
32からなるディジタル周波数信号発生回路26と、マ
スタークロック入力端子27と、矩形波形成回路33
と、クロック出力端子34とから構成される。
【0026】以下、ディジタルクロック発生回路の動作
を説明する。ディジタル乗算器22は、PLL発振動作
におけるディジタル位相比較器として働く。即ち端子2
1からの基準信号rと第2のROM32からの比較信号
cを入力し、ここで両信号を乗算することで両信号の位
相差信号e1を出力する。基準信号rは、図2がクロッ
ク発生回路7の場合はバースト信号Bであり、クロック
発生回路8の場合は水平同期信号Hである。
【0027】位相差信号e1は、ディジタルフィルタで
構成されたローパスフィルタ23で不要な帯域を除いて
位相差信号e2とされた後、加算器24に入力する。加
算器24では、該入力位相差信号e2と基準位相信号入
力端子25からの基準周波数/位相信号Eを加算し、そ
の出力信号e0をディジタル周波数信号発生器26のレ
ジスタ28に入力する。基準周波数/位相信号Eは所望
周波数のクロックが得られるように、ほぼロック中心点
の周波数データおよび位相データを与える。
【0028】レジスタ28は、該入力位相データ信号e
0を取り込み、後の周波数信号発生のための位相インク
リメント値信号として、図1に示した水晶発振器6から
マスタークロック入力端子27に供給されるマスターク
ロックMKに同期して信号eiを出力する。この信号e
iは、加算器29で、ラッチ回路30からの出力信号と
加算され、該加算信号は再び前記ラッチ回路30に入力
される。このラッチ動作は、マスタークロックMKに同
期して行なう。したがって、加算器29とラッチ回路3
0は、位相データアキュムレータとして動作し、前記レ
ジスタ28からの位相インクリメント値を、前に出力し
た値に次々に加算していく。ラッチ回路30からの位相
累積データは、第1のROM31、第2のROM32に
入力される。第1のROM31には、所定の周波数(例
えば4fscまたは8fsc)の位相データに対応する
振幅データが格納されている。また、第2のROM32
には、所定の周波数(例えばfsc)の位相データに対
応する振幅データが格納されている。第1のROM31
は、所記入力位相累積データをもとに、各々の位相デー
タに対応して格納された各信号処理回路で使用するシス
テムクロックの所定周波数(サブキャリア周波数の8倍
または4倍)の正弦波振幅値データを正弦波振幅信号と
して出力する。第2のROM32は同様に、前記乗算器
22に入力する基準信号rと同周波数の正弦波振幅値信
号に変換し、比較信号cとして乗算器22に供給する。
ここで信号cは乗算器22への一方の基準入力信号rと
同ビット数の多値データである。また、本クロック生成
回路の信号線は全て多値データとして処理される。
【0029】以上述べたように、第1のクロック発生回
路7と第2のクロック発生回路8は、ディジタル信号処
理を用いた全ディジタル型PLL発振器を構成してい
る。そして、第2のROM32の出力信号cは常に入力
基準信号rと同周波数かつ位相同期した信号となり、ま
た出力端子34にはサブキャリア周波数の8倍または4
倍のクロックを出力する。該クロックは、クロック発生
回路7ではバーストロッククロックBKとして、またク
ロック発生回路8ではラインロッククロックLKとして
出力する。
【0030】図3は、図2に示したディジタル周波数信
号発生器26のクロック発生過程の動作を説明する図で
ある。以下、図2および図3を用いてディジタル周波数
信号発生器26のクロック発生過程の動作を説明する。
レジスタ28の出力する位相インクリメント値eιをΔ
φとし、取り得る最大位相インクリメント値をΔφmと
し、マスタークロックMKの周波数をfmとすると、周
波数発生器出力周波数foは、
【0031】fo=(Δφ/Δφm)×fm となる。
【0032】ここで、発生させたいクロック周波数をサ
ブキャリア周波数の8倍のfo=3.58MHz×8=2
8.64MHzとし、使用するマスタークロックをfm=
120MHzとすると、この時両クロックの関係は、図3
(b)に示すようマスタークロックfmが発生クロック
foの1周期を1/4.19に分割する。したがって、
上述の位相インクリメント値Δφに対応する単位位相角
は360°/4.19=85.9°となり、レジスタ2
8から出力する位相インクリメント値に対応する位相角
85.9°ずつをマスタークロック周期で加算してい
く。すなわち、図3(a)に示すように、初期状態を0
=0°とすると、マスタークロックを入力する毎に、
(1)=85.9°→(2)=171.8°→(3)=
257.7°→(4)=343.6°→(0´)=6
9.5°のように推移していく。したがって、1周期ご
とに位相はずれるが、図3(b)に示すように各位相の
推移に対応した振幅値を出力すれば、所望の周波数fo
のクロックが得られる。
【0033】なお、レジスタ28および加算器29なら
びにラッチ回路30の出力はすべて、最大値が2のX乗
(Xは自然数)のディジタルデータであるから、当然そ
れらの信号伝送路はXビットのバスになる。また、以上
の説明はPLL発振器が定常時動作を行なっているとき
であり、入力基準信号が時々刻々変わるような非定常動
作時には、上記位相インクリメント値も短い時間に多様
に変化して、所定周波数に到達するようPLL発振器が
働く。
【0034】図4は、図1に示したシステムクロック生
成回路11の詳細な実施例を示す図である。システムク
ロック生成回路11は、バーストロッククロックBKの
入力端子35と、ラインロッククロックLKの入力端子
36と、バーストクロックBKを1/2の周波数に2分
周する第1の2分周回路37と、ラインロッククロック
LKを2分周する第2の2分周回路38と、標準側/倍
側制御伸号Dの入力端子と、標準/非標準判定信号Sの
入力端子39と、第1のクロックセレクタ40と、第2
のクロックセレクタ41と、第3のクロックセレクタ4
2、第4のクロックセレクタ43と、四つのシステムク
ロック出力端子44、45、46、47とから構成され
る。
【0035】図4に示したシステムクロック生成回路1
1の動作を説明する。入力するバーストロッククロック
BKおよびラインロッククロックLKの周波数はいずれ
もサブキャリア周波数の8倍(以下、8fscと記す)
とする。まず、バーストクロック入力端子35に入力し
たバーストロッククロックBKは、第1のクロックセレ
クタ40のd端子に導かれるとともに、第1の2分周回
路37に入力される。第1の2分周回路37で1/2に
分周され4fscとされたクロックは、第1のクロック
セレクタ40のst端子と、第4のクロックセレクタ4
3のsd端子と、システムクロック出力端子44に導か
れ、システムクロック出力端子44からは、周波数4f
scのバーストロッククロックBKがシステムクロック
CK1として出力する。次に、ラインクロック入力端子
36に入力したラインロッククロックLK(8fsc)
は、第3のクロックセレクタ42のd端子に導かれると
ともに、第2の2分周回路38に入力される。第2の2
分周回路38で1/2に分周され4fscとされたライ
ンロッククロックLKは、第3のクロックセレクタ42
のst端子と、第4のクロックセレクタ43のnd端子
と、システムクロック出力端子45に導かれ、システム
クロック出力端子45からは、周波数4fscのライン
ロッククロックLKがシステムクロックCK2として出
力する。
【0036】前記第1のクロックセレクタ40および第
3のクロックセレクタ42は、標準速/倍速制御信号入
力端子10から入力した標準速/倍速制御信号Dの働き
で、標準速時はst端子を選択して2分周したクロック
を選び、倍速時はd端子を選択して2分周されないクロ
ックを選ぶ。しかる後、第1のクロックセレクタ40か
らは、c端子を介して第2のクロックセレクタ41のs
d端子へ、第3のクロックセレクタ42からは、第2の
クロックセレクタ41のnd端子にそれぞれクロックを
導く。第2のクロックセレクタ41および第4のクロッ
クセレクタ43のsd端子およびnd端子に導かれたク
ロックは、前述の標準/非標準判定信号Sの働きによっ
て、標準信号時は端子sdのクロックが選択され、非標
準信号時は端子nd側のクロックが選択される。
【0037】したがって、第2のクロックセレクタ41
のc端子からは、システムクロック出力端子46に周波
数8fscまたは4fscのバーストロッククロックB
Kもしくは周波数8fscまたは4fscのラインロッ
ククロックLKがシステムクロックCK3として出力さ
れ、第4のクロックセレクタ43のc端子からは、シス
テムクロック出力端子47に周波数4fscのバースト
ロッククロックBKもしくは周波数4fscのラインロ
ッククロックLKがシステムクロックCK4として出力
される。
【0038】図5に、以上説明したシステムクロック生
成回路11で生成した、システムクロックCK1、CK
2、CK3、CK4について、その周波数、バーストロ
ッククロックまたはラインロッククロックの区別、供給
先をまとめて示す。各信号モードや制御モードによっ
て、また、信号処理の内容によって、それぞれに適した
クロックを生成分配することができる。
【0039】すなわち、入力映像信号を処理するA/D
変換器3とY/C分離回路12と色復調回路13には、
標準/非標準にかかわらず映像信号にもとづく4fsc
のバーストロッククロックBKが供給されていて処理さ
れ、データ位相補正用インタフェース15には標準/非
標準にかかわらず映像信号にもとづく4fscのバース
トクロックBKとラインロッククロックLKが供給され
て位相補正処理がなされる。出力する映像信号を処理す
る信号処理回路17とD/A変換器19には、標準信号
時にはバーストロッククロックBKが標準速処理時に4
fscで倍速処理時に8fscで供給され、非標準時に
はラインロッククロックLKが標準速処理時に4fsc
で倍速処理時に8fscで供給され、信号に合った処理
がなされる。さらに出力処理回路18には、標準信号時
には、4fscのバーストロッククロックBKが、標準
時には4fscのラインロッククロックLKが供給され
信号に合った処理ができる。
【0040】図6は、クロック発生回路7または8の第
2の実施例を示す。本実施例が図2のクロック生成回路
7または8と異なる点は、乗算器22に入力する比較信
号cを直接第2のROMから多値データとして供給する
のでなく、矩形波形成回路33の出力を分周回路48と
データ変換回路49を介して、乗算器22に供給する点
である。この際、乗算器22の一方の基準入力信号rは
多値信号として入力されるので、2値の矩形波を出力す
る矩形波形成回路33からのクロック信号を、基準入力
信号rと同じ周波数に分周回路48で分周し、この2値
の分周信号をデータ変換回路49で多値に変換して乗算
器22に供給する。
【0041】また、図1のクロック発生回路7および8
での発生クロック周波数としては、サブキャリア周波数
fscの4倍または8倍以外の、例えば、8倍以上の4
の倍数倍の周波数でも良い。また、クロック発生回路7
および8内に設けるPLL発振器を構成する位相比較器
として乗算器22を用いたが、それ以外のディジタル位
相比較器であってもなんら本発明の趣旨をそれない。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、テレビジョン受信機に
おいて、クロック生成回路を全てディジタル信号処理で
構成でき、テレビジョン受信機の全ディジタル化を促進
できるとともに、入力映像信号が放送波のような標準信
号であるかVTRからの厳密には基準にしたがっていな
い非標準信号であるかに拘らず、各処理ごとに最適なク
ロックで信号処理を行なうことができ、高画質映像の再
生が可能になるとともに、受信機の低コスト化にも貢献
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号処理装置の1実施例を示
す構成図。
【図2】本発明に用いられるディジタルクロック発生回
路の構成を示す図。
【図3】本発明に用いられるディジタルクロック発生回
路の動作を説明する図。
【図4】本発明に用いられるシステムクロック生成回路
の構成を示す図。
【図5】図5のシステムクロック生成回路の出力システ
ムクロックの内容を説明する図。
【図6】本発明に用いられるディジタルクロック発生回
路の第2の実施例を示す図。
【図7】従来のクロック発生回路の構成を示す図。
【図8】従来の映像信号処理装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1 ディジタル映像信号処理装置 2 映像信号入力端子 3 A/D変換器 4 バースト信号抽出回路 5 同期信号分離回路 6 水晶発振器 7,8 ディジタルクロック発生回路 9 標準/非標準信号検出回路 10 制御信号入力端子 11 システムクロック生成回路 12 Y/C分離回路 13 色復調回路 14,16 セレクタ 15 データ位相補正用インタフェース回路 17 信号処理回路 18 出力処理回路 19 D/A変換器 20 映像信号 21 基準信号入力端子 22 乗算器 23 ローパスフィルタ 24,29 加算器 25 基準周波数位相信号入力端子 26 ディジタル周波数信号発生回路 27 マスタークロック入力端子 28 レジスタ 30 ラッチ回路 31,32 ROM 33 矩形波形成回路 34 クロック出力端子 35 バーストクロック入力端子 36 ラインクロック入力端子 37,38 2分周器 39 標準/非標準判別信号入力端子 40,41,42,43 クロックセレクタ 44,45,46,47 システムクロック出力端子 48 分周回路 49 データ変換回路 51 基準同期信号入力端子 52 位相比較器 53 ローパスフィルタ 54 電圧制御発振器 55 水晶発振器 56 分周器 57 出力端子 58 映像信号入力端子 59 クロック生成回路 60 同期信号発生回路 61 信号処理回路 62 同期再生信号 63 映像信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号をアナログからディジタル
    に変換するA/D変換手段と、映像信号内に含まれるバ
    ースト信号および水平同期信号を分離抽出する同期信号
    分離手段と、該バースト信号をもとにバースト信号に同
    期した所定周波数の第1のクロックをディジタル的に発
    生する第1のクロック発生手段と、前記水平同期信号を
    もとに水平同期信号に同期した所定周波数の第2のクロ
    ックをディジタル的に発生する第2のクロック発生手段
    と、これらのクロックをもとに複数種類の信号処理用シ
    ステムクロックを生成するシステムクロック生成手段
    と、信号処理回路と、映像信号をディジタルからアナロ
    グに変換するD/A変換手段を設けたテレビジョン受信
    機用ディジタル映像信号処理装置において、前記第1の
    クロック発生手段および第2のクロック発生手段は、そ
    れぞれ、ディジタル位相比較器とディジタルローパスフ
    ィルタと周波数および位相を設定するデータを入力する
    周波数/位相設定データ入力手段とディジタル周波数信
    号発生手段とからなるディジタル形PLL発振器と、矩
    形波信号形成手段とを備えたことを特徴とするテレビジ
    ョン受信機用ディジタル映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル形PLL発振器は、位相比較
    器がバースト信号あるいは水平同期信号の多値データが
    第1の乗算入力であり、周波数信号発生手段からの多値
    の周波数データ比較信号が第2の乗算入力であるディジ
    タル乗算手段からなり、ディジタル周波数信号発生手段
    が加算器と位相データアキュムレータと位相データを振
    幅データに変換する位相−振幅データ変換器とバースト
    信号あるいは水平同期信号と同一周波数の周波数データ
    比較信号を出力する手段を有している請求項1に記載の
    テレビジョン受信機用ディジタル映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 入力映像信号をアナログからディジタル
    に変換するA/D変換手段と、映像信号内に含まれるバ
    ースト信号および水平同期信号を分離抽出する同期信号
    分離手段と、該バースト信号をもとにバースト信号に同
    期した所定周波数の第1のクロックをディジタル的に発
    生する第1のクロック発生手段と、水平同期信号をもと
    に水平同期信号に同期した所定周波数の第2のクロック
    をディジタル的に発生する第2のクロック発生手段と、
    これらのクロックをもとに複数種類の信号処理用システ
    ムクロックを生成するシステムクロック生成手段と、信
    号処理回路と、映像信号をディジタルからアナログに変
    換するD/A変換手段とを設けたテレビジョン受信機用
    ディジタル映像信号処理装置において、入力映像信号が
    標準モードの信号であるか非標準モードの信号であるか
    を判別する標準/非標準信号判別手段と、標準速モード
    の信号処理か倍速モードの信号処理かの種別をあらわす
    信号を入力する標準速/倍速モード信号入力手段とを備
    え、前記システムクロック生成手段は、第1のクロック
    発生手段からのバースト信号に同期した第1のクロック
    と第2のクロック生成手段からの水平同期信号に同期し
    た第2のクロックをもとに、前記第1のクロックを分周
    した第3のクロックと、前記第2のクロックを分周した
    第4のクロックと、上記標準/非標準信号モードおよび
    標準速/倍速モードに対応して、前記第1のクロックま
    たは第2のクロックあるいはそれらを分周したクロック
    のうちの1つを選択出力した第5のクロックと、前記第
    1および第2のクロックの分周出力を上記標準/非標準
    信号モードに対応して選択出力した第6のクロックとを
    生成する手段であることを特徴とするテレビジョン受信
    機用ディジタル映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のクロック発生手段からの第1
    クロックおよび第2のクロック発生手段からの第2のク
    ロックの周波数は、それぞれのサブキャリア周波数をf
    scとしたとき、8fsc以上であり、かつ、前記クロ
    ック生成手段から出力される第3のクロックの周波数
    は、バーストロッククロックの4fscであり、第4の
    クロックの周波数は、ラインロッククロックの4fsc
    であり、第6のクロックの周波数はバーストロッククロ
    ックまたはラインロッククロックの4fscであり、第
    5のクロックの周波数は標準速モードでバーストロック
    クロックまたはラインロッククロックの4fscであ
    り、倍速モードでバーストロッククロックまたはライン
    ロッククロックの8fscである請求項3に記載のテレ
    ビジョン受信機用ディジタル映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記システムクロック生成手段から出力
    される第5クロックおよび第6のクロックは、標準信号
    モード時は前記第1のクロック発生手段からの第1のク
    ロック(バーストロッククロック)をもとに、非標準信
    号モード時は前記第2のクロック発生手段からの第2の
    クロック(ラインロッククロック)をもとに、標準速時
    に分周出力を選択して出力する請求項3または請求項4
    に記載のテレビジョン受信機用ディジタル映像信号処理
    装置。
  6. 【請求項6】 非標準信号時に前記システムクロック生
    成手段からの第3のクロックおよび第4のクロックをも
    とに入力映像信号の位相を補正するデータ位相補正用イ
    ンタフェース回路を備えた請求項3乃至請求項5のいず
    れかに記載のテレビジョン受信機用ディジタル映像信号
    処理装置。
  7. 【請求項7】 テレビジョン受信機用ディジタル映像信
    号処理装置のクロック発生回路において、ディジタル位
    相比較器とディジタルローパスフィルタと周波数および
    位相を設定するデータを入力する周波数/位相設定デー
    タ入力手段とディジタル周波数信号発生手段とからなる
    ディジタル形PLL発振器と、矩形波信号形成手段とを
    備えたことを特徴とするクロック発生回路。
  8. 【請求項8】 ディジタル形PLL発振器は、位相比較
    器がバースト信号あるいは水平同期信号の多値データが
    第1の乗算入力であり、周波数信号発生手段からの多値
    の周波数データ比較信号が第2の乗算入力であるディジ
    タル乗算手段からなり、ディジタル周波数信号発生手段
    が加算器と位相データアキュムレータと位相データを振
    幅データに変換する位相−振幅データ変換器とバースト
    信号あるいは水平同期信号と同一周波数の周波数データ
    比較信号を出力する手段を有している請求項7に記載の
    クロック生成回路。
  9. 【請求項9】 テレビジョン受信機用ディジタル映像信
    号処理装置のシステムクロック生成装置において、第1
    のクロック発生手段からのバースト信号に同期した第1
    のクロックと第2のクロック生成回路からの水平同期信
    号に同期した第2のクロックをもとに、前記第1のクロ
    ックを分周した第3のクロックと、前記第2のクロック
    を分周した第4のクロックと、上記標準/非標準信号モ
    ードおよび標準速/倍速モードに対応して、前記第1の
    クロックまたは第2のクロックあるいはそれらを分周し
    たクロックのうちの1つを選択出力した第5のクロック
    と、前記第1および第2のクロックの分周出力を上記標
    準/非標準信号モードに対応して選択出力した第6のク
    ロックとを生成することを特徴とするシステムクロック
    生成装置。
  10. 【請求項10】 システムクロック生成装置から出力さ
    れる第3のクロックの周波数は、バーストロッククロッ
    クの4fscであり、、第4のクロックの周波数は、ラ
    インロッククロックの4fscであり、第6のクロック
    の周波数はバーストロッククロックまたはラインロック
    クロックの4fscであり、第5のクロックの周波数は
    標準速モードでバーストロッククロックまたはラインロ
    ッククロックの4fscであり、倍速モードでバースト
    ロッククロックまたはラインロッククロックの8fsc
    である請求項9に記載のシステムクロック生成装置。
  11. 【請求項11】 システムクロック生成装置から出力さ
    れる第5クロックおよび第6のクロックは、標準信号モ
    ード時はバーストロッククロックをもとに、非標準信号
    モード時はラインロッククロックをもとに、標準速時に
    分周出力を選択して出力する請求項9または請求項10
    に記載のシステムクロック生成装置。
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