JPH07303175A - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
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- JPH07303175A JPH07303175A JP6119652A JP11965294A JPH07303175A JP H07303175 A JPH07303175 A JP H07303175A JP 6119652 A JP6119652 A JP 6119652A JP 11965294 A JP11965294 A JP 11965294A JP H07303175 A JPH07303175 A JP H07303175A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿を撮像する画像入力装置において、簡単
かつ低価格な機能にて原稿を載置すべき位置を指示しま
たスケールを原稿と共に表示可能とする。 【構成】 原稿台(3)に載置された原稿の像を撮像し
てその画像信号を生成する画像入力装置(1)におい
て、前記原稿台(3)上に所定の距離を隔てて該原稿台
の第1の方向に架かる長尺状の部材から成り前記原稿像
の撮像範囲内外の任意の位置に移動が可能なガイド手段
(7)と、前記原稿を載置すべき位置を指示するために
前記第1の方向および該第1の方向と直角の第2の方向
に伸びるカギ状の指示部を有し、前記ガイド手段の前記
撮像範囲内外の任意の位置に移動が可能なヘッド手段
(5)と、を設ける。
かつ低価格な機能にて原稿を載置すべき位置を指示しま
たスケールを原稿と共に表示可能とする。 【構成】 原稿台(3)に載置された原稿の像を撮像し
てその画像信号を生成する画像入力装置(1)におい
て、前記原稿台(3)上に所定の距離を隔てて該原稿台
の第1の方向に架かる長尺状の部材から成り前記原稿像
の撮像範囲内外の任意の位置に移動が可能なガイド手段
(7)と、前記原稿を載置すべき位置を指示するために
前記第1の方向および該第1の方向と直角の第2の方向
に伸びるカギ状の指示部を有し、前記ガイド手段の前記
撮像範囲内外の任意の位置に移動が可能なヘッド手段
(5)と、を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿台に載置された書
画原稿の像を撮像してその画像信号を生成する画像入力
装置に関し、特に書画原稿を載置する位置を指示する技
術に関する。
画原稿の像を撮像してその画像信号を生成する画像入力
装置に関し、特に書画原稿を載置する位置を指示する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーバーヘッドプロジェクター
(OHP)に代えて透明な原稿だけでなく不透明な原稿
も撮像操作によってモニタテレビジョンやスクリーンに
表示できる画像入力装置が開発されてきている。厚手の
資料も撮像可能であり、かつ画像の記憶や編集ができる
ため極めて多くの需要が期待されている。
(OHP)に代えて透明な原稿だけでなく不透明な原稿
も撮像操作によってモニタテレビジョンやスクリーンに
表示できる画像入力装置が開発されてきている。厚手の
資料も撮像可能であり、かつ画像の記憶や編集ができる
ため極めて多くの需要が期待されている。
【0003】一般的な画像入力装置を図8に示す。原稿
台53上に載置された原稿に照明装置57,59で照明
し、撮像装置55にて該原稿を撮像する。その撮像によ
って生成された画像信号をテレビモニタ等に表示する。
このような装置では、一般的に撮像装置の位置は固定さ
れており、従って規格化された原稿サイズ(例えば、A
4,A3等)に合わせて撮像範囲も予め決められてい
る。従って、原稿を撮像する際にはその原稿サイズに応
じた位置に載置する必要がある。その1つの方法として
は、図8に示すように原稿台表面に原稿サイズに対応し
た載置場所をシルク印刷等で表示し、それに合わせて原
稿を載置する方法がある。また、原稿台表面にこのよう
な載置場所の表示が無い場合は、原稿を原稿台の適当な
位置に載置した後、モニタテレビジョンの画面を見なが
ら目視で適正な位置に合わせていた。
台53上に載置された原稿に照明装置57,59で照明
し、撮像装置55にて該原稿を撮像する。その撮像によ
って生成された画像信号をテレビモニタ等に表示する。
このような装置では、一般的に撮像装置の位置は固定さ
れており、従って規格化された原稿サイズ(例えば、A
4,A3等)に合わせて撮像範囲も予め決められてい
る。従って、原稿を撮像する際にはその原稿サイズに応
じた位置に載置する必要がある。その1つの方法として
は、図8に示すように原稿台表面に原稿サイズに対応し
た載置場所をシルク印刷等で表示し、それに合わせて原
稿を載置する方法がある。また、原稿台表面にこのよう
な載置場所の表示が無い場合は、原稿を原稿台の適当な
位置に載置した後、モニタテレビジョンの画面を見なが
ら目視で適正な位置に合わせていた。
【0004】一方、このような画像入力装置には、一般
的にズーム機能が備わっており、原稿の任意の場所を拡
大/縮小して表示することが可能である。このときその
表示された画像がどの程度に拡大/縮小されているかを
画面を通して認識するために定規等を添えて共に写すこ
とが多い。このように原稿等を撮像する場合、スケール
も併せて撮像可能としたい要望がありかつそれはより簡
単な機構で達成することが望まれていた。
的にズーム機能が備わっており、原稿の任意の場所を拡
大/縮小して表示することが可能である。このときその
表示された画像がどの程度に拡大/縮小されているかを
画面を通して認識するために定規等を添えて共に写すこ
とが多い。このように原稿等を撮像する場合、スケール
も併せて撮像可能としたい要望がありかつそれはより簡
単な機構で達成することが望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来装置における原稿の位置決めの方法には次のような問
題があった。
来装置における原稿の位置決めの方法には次のような問
題があった。
【0006】規格化された原稿を目視にて合わせる方法
は、正確性を欠き僅かなずれを生じる場合が多く、原稿
の位置決めが難しいという問題点があった。特に、原稿
の位置を合わせる際に細かい手の動きを必要とし過剰に
神経を使わざるを得なく、会議等で使用する場合そのス
ムースな進行を妨げる原因にもなっていた。
は、正確性を欠き僅かなずれを生じる場合が多く、原稿
の位置決めが難しいという問題点があった。特に、原稿
の位置を合わせる際に細かい手の動きを必要とし過剰に
神経を使わざるを得なく、会議等で使用する場合そのス
ムースな進行を妨げる原因にもなっていた。
【0007】また、画像入力装置に原稿の載置場所を表
示しておく方法は、大判のフィルム等の透明原稿を使用
する場合、それより小さいサイズの表示が原稿と共に写
ってしまう欠点があった。特に、このような透過原稿の
撮像には原稿台の裏から照明する透過原稿台を使用する
ことが望ましく、この場合も原稿の載置場所を原稿台表
面に表示すると、その表示が原稿と共に撮像されるとい
う問題があった。
示しておく方法は、大判のフィルム等の透明原稿を使用
する場合、それより小さいサイズの表示が原稿と共に写
ってしまう欠点があった。特に、このような透過原稿の
撮像には原稿台の裏から照明する透過原稿台を使用する
ことが望ましく、この場合も原稿の載置場所を原稿台表
面に表示すると、その表示が原稿と共に撮像されるとい
う問題があった。
【0008】また、この透過原稿台を採用する場合、透
過原稿の照明ムラを低減する目的でその原稿台を拡散特
性材質(ガラス、プラスチック等)を使用した構成が多
用されるため用紙が滑りやすくなるという問題もあっ
た。
過原稿の照明ムラを低減する目的でその原稿台を拡散特
性材質(ガラス、プラスチック等)を使用した構成が多
用されるため用紙が滑りやすくなるという問題もあっ
た。
【0009】また、静電気を利用した入力原稿吸引固定
方式もあるが、原稿交換時の吸引ON/OFFの操作が
必要なことや、原稿の種類(材質)により吸着力が異な
るなど操作が煩雑で装置が高価になるという問題があっ
た。
方式もあるが、原稿交換時の吸引ON/OFFの操作が
必要なことや、原稿の種類(材質)により吸着力が異な
るなど操作が煩雑で装置が高価になるという問題があっ
た。
【0010】さらに、コピー装置のように原稿台の隅を
基準にしてサイズの設定を行う方法も考えられるが、こ
の場合撮像範囲の中心位置が変化するためそれに合わせ
て撮像装置の位置を変更できる機構が必要となり、装置
が複雑化し高価になるという問題が残る。
基準にしてサイズの設定を行う方法も考えられるが、こ
の場合撮像範囲の中心位置が変化するためそれに合わせ
て撮像装置の位置を変更できる機構が必要となり、装置
が複雑化し高価になるという問題が残る。
【0011】一方、ズーム機能等によって拡大された画
像の拡大の程度を認識するためにスケールも併せて撮像
可能とする方法に関して、定規等を添える方法は、画像
入力装置本体と別に常に定規を用意しておく必要があ
り、手間がかかると共に紛失の原因ともなる。また原稿
の4辺のいずれかと平行に添えたい場合もあり、前述の
原稿の位置決め方法と同様に正確な設置は難しいという
問題があった。
像の拡大の程度を認識するためにスケールも併せて撮像
可能とする方法に関して、定規等を添える方法は、画像
入力装置本体と別に常に定規を用意しておく必要があ
り、手間がかかると共に紛失の原因ともなる。また原稿
の4辺のいずれかと平行に添えたい場合もあり、前述の
原稿の位置決め方法と同様に正確な設置は難しいという
問題があった。
【0012】本発明の目的は、前述の従来例の装置にお
ける問題点に鑑み、規格化されたサイズの原稿を撮像す
る画像入力装置において、簡単かつ低価格な機構にて原
稿を載置すべき位置が容易に指示できるようにするもの
である。
ける問題点に鑑み、規格化されたサイズの原稿を撮像す
る画像入力装置において、簡単かつ低価格な機構にて原
稿を載置すべき位置が容易に指示できるようにするもの
である。
【0013】本発明の他の目的は、上記に加えて、原稿
の載置場所を指示する機能を備えた画像入力装置におい
てさらにその機構を複雑化することなくスケールを原稿
と共に表示できるようにするものである。
の載置場所を指示する機能を備えた画像入力装置におい
てさらにその機構を複雑化することなくスケールを原稿
と共に表示できるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、原稿台(3)に載置された原稿の
像を撮像してその画像信号を生成する画像入力装置
(1)において、前記原稿台(3)上に所定の距離を隔
てて該原稿台の第1の方向に架かる長尺状の部材から成
り、前記原稿像の撮像範囲内外の任意の位置に移動が可
能なガイド手段(7)と、前記原稿を載置すべき位置を
指示するために前記第1の方向および該第1の方向と直
角の第2の方向に伸びるカギ状の指示部を有し、前記ガ
イド手段の前記撮像範囲内外の任意の位置に設置或いは
移動が可能なヘッド手段(5)と、を設ける。
め、本発明によれば、原稿台(3)に載置された原稿の
像を撮像してその画像信号を生成する画像入力装置
(1)において、前記原稿台(3)上に所定の距離を隔
てて該原稿台の第1の方向に架かる長尺状の部材から成
り、前記原稿像の撮像範囲内外の任意の位置に移動が可
能なガイド手段(7)と、前記原稿を載置すべき位置を
指示するために前記第1の方向および該第1の方向と直
角の第2の方向に伸びるカギ状の指示部を有し、前記ガ
イド手段の前記撮像範囲内外の任意の位置に設置或いは
移動が可能なヘッド手段(5)と、を設ける。
【0015】このとき前記ガイド手段に原稿サイズを付
した場合(図3)、所望の原稿サイズが付された位置に
前記ヘッド手段を設置或いは移動させれば、前記所望の
原稿サイズの原稿を載置すべき位置が前記指示部によっ
て指示することができる。
した場合(図3)、所望の原稿サイズが付された位置に
前記ヘッド手段を設置或いは移動させれば、前記所望の
原稿サイズの原稿を載置すべき位置が前記指示部によっ
て指示することができる。
【0016】さらに、前記ガイド手段に目盛りが付され
ていること、前記ヘッド手段の前記指示部の前記第1の
方向および/または前記第2の方向に沿った部分に目盛
りが付されていること(図7)は、スケールを原稿と共
に表示できる有効な手段として使用できる。
ていること、前記ヘッド手段の前記指示部の前記第1の
方向および/または前記第2の方向に沿った部分に目盛
りが付されていること(図7)は、スケールを原稿と共
に表示できる有効な手段として使用できる。
【0017】また、前記ヘッド手段の指示部の底面を、
前記ガイド手段に接続された状態で前記原稿台へ接地或
いは非接地が可能としたり、前記ヘッド手段を前記ガイ
ド手段に対して容易に着脱可能としたり、前記ガイド手
段を前記画像入力装置本体に対して容易に着脱可能とし
たり、前記カギ状の指示部と前記第2の方向に関して対
称なカギ状の指示部を有する第2のヘッド手段をさらに
具備すると、原稿の位置を指示する場合およびスケール
を併せて表示する場合に効果的である。
前記ガイド手段に接続された状態で前記原稿台へ接地或
いは非接地が可能としたり、前記ヘッド手段を前記ガイ
ド手段に対して容易に着脱可能としたり、前記ガイド手
段を前記画像入力装置本体に対して容易に着脱可能とし
たり、前記カギ状の指示部と前記第2の方向に関して対
称なカギ状の指示部を有する第2のヘッド手段をさらに
具備すると、原稿の位置を指示する場合およびスケール
を併せて表示する場合に効果的である。
【0018】また、原稿台を裏面から照明し前記原稿台
に載置された透過原稿の像を撮像するか或いは前記原稿
台を表面から照明し前記原稿台に載置された原稿の像を
撮像してその画像信号を生成する画像入力装置におい
て、前記原稿台上に所定の距離を隔てて該原稿台の第1
の方向に架かる長尺状の部材から成り、前記原稿像の撮
像範囲内外の任意の位置に移動が可能なガイド手段と、
前記原稿を載置すべき位置を指示するために前記第1の
方向および該第1の方向と直角の第2の方向に伸びるカ
ギ状の指示部を有し、前記ガイド手段の前記撮像範囲内
外の任意の位置に移動が可能なヘッド手段と、を具備
し、前記ガイド手段には原稿サイズが付され所望の原稿
サイズが付された位置に前記ヘッド手段を移動させれ
ば、前記所望の原稿サイズの原稿を載置すべき位置が前
記指示部によって指示できる。
に載置された透過原稿の像を撮像するか或いは前記原稿
台を表面から照明し前記原稿台に載置された原稿の像を
撮像してその画像信号を生成する画像入力装置におい
て、前記原稿台上に所定の距離を隔てて該原稿台の第1
の方向に架かる長尺状の部材から成り、前記原稿像の撮
像範囲内外の任意の位置に移動が可能なガイド手段と、
前記原稿を載置すべき位置を指示するために前記第1の
方向および該第1の方向と直角の第2の方向に伸びるカ
ギ状の指示部を有し、前記ガイド手段の前記撮像範囲内
外の任意の位置に移動が可能なヘッド手段と、を具備
し、前記ガイド手段には原稿サイズが付され所望の原稿
サイズが付された位置に前記ヘッド手段を移動させれ
ば、前記所望の原稿サイズの原稿を載置すべき位置が前
記指示部によって指示できる。
【0019】
【作用】上記構成においては、本願発明の画像入力装置
において、規格化されたサイズの原稿を撮像する際、ま
ずガイド手段およびヘッド手段を移動し該原稿サイズを
撮像するのに適した位置に各手段を設置する。次に原稿
の1つの角をヘッド手段の指示部に当接して載置する。
このとき原稿の縦および横の両方向の位置が同時に規制
される。この方法によって手先の細かい調整を必要とせ
ず容易に原稿を撮像に適正な位置に載置することが可能
となる。なお、原稿を撮像しない場合や特に位置の指示
を必要としない場合は、ガイド手段およびヘッド手段共
に撮像範囲の外へ退避させることが可能である。また、
ガイド手段は原稿台に接していないので移動が容易であ
りその際に原稿台を傷つけることもない。
において、規格化されたサイズの原稿を撮像する際、ま
ずガイド手段およびヘッド手段を移動し該原稿サイズを
撮像するのに適した位置に各手段を設置する。次に原稿
の1つの角をヘッド手段の指示部に当接して載置する。
このとき原稿の縦および横の両方向の位置が同時に規制
される。この方法によって手先の細かい調整を必要とせ
ず容易に原稿を撮像に適正な位置に載置することが可能
となる。なお、原稿を撮像しない場合や特に位置の指示
を必要としない場合は、ガイド手段およびヘッド手段共
に撮像範囲の外へ退避させることが可能である。また、
ガイド手段は原稿台に接していないので移動が容易であ
りその際に原稿台を傷つけることもない。
【0020】ガイド手段およびヘッド手段を原稿を撮像
するのに適した位置に移動させる場合、ガイド手段に関
しては原稿台上、ヘッド手段に関してはガイド手段上の
それぞれ設置すべき位置に、対応する原稿サイズを示す
表示を付しておけば、撮像したい原稿に合わせて即時に
載置すべき位置を定めることができる。
するのに適した位置に移動させる場合、ガイド手段に関
しては原稿台上、ヘッド手段に関してはガイド手段上の
それぞれ設置すべき位置に、対応する原稿サイズを示す
表示を付しておけば、撮像したい原稿に合わせて即時に
載置すべき位置を定めることができる。
【0021】さらに、ヘッド手段のカギ状の指示部と第
2の方向に関して対称なカギ状の指示部を有する第2の
ヘッド手段をガイド手段に接続すれば、原稿を左右両方
から規制できるので、より容易に原稿を載置することが
可能となる。
2の方向に関して対称なカギ状の指示部を有する第2の
ヘッド手段をガイド手段に接続すれば、原稿を左右両方
から規制できるので、より容易に原稿を載置することが
可能となる。
【0022】また、原稿の一部をズーム機能で拡大する
場合、実寸法の目盛りが付されたガイド手段或いはヘッ
ド手段を使用する。即ち、原稿を載置した後、ガイド手
段およびヘッド手段を原稿の拡大部分に移動し目盛りが
付されている部分を原稿と共に撮像する。このとき、ガ
イド手段は、原稿台上より所定の距離を隔てており、ま
たヘッド手段も底部を非接地可能或いは着脱可能である
場合、原稿を原稿台上に載置したままガイド手段および
ヘッド手段の移動が可能である。以上の作用により、特
別な機構を設けることなくスケールを原稿と共に表示で
きる。
場合、実寸法の目盛りが付されたガイド手段或いはヘッ
ド手段を使用する。即ち、原稿を載置した後、ガイド手
段およびヘッド手段を原稿の拡大部分に移動し目盛りが
付されている部分を原稿と共に撮像する。このとき、ガ
イド手段は、原稿台上より所定の距離を隔てており、ま
たヘッド手段も底部を非接地可能或いは着脱可能である
場合、原稿を原稿台上に載置したままガイド手段および
ヘッド手段の移動が可能である。以上の作用により、特
別な機構を設けることなくスケールを原稿と共に表示で
きる。
【0023】また、原稿台として、透過原稿を撮像する
ために原稿台を裏面から照明する透過原稿台を使用する
場合、ガイド手段およびヘッド手段により原稿を載置す
べき位置を設定すれば、透過原稿台上に原稿の載置場所
の表示を付すことなく原稿の適正な載置が容易に行え
る。
ために原稿台を裏面から照明する透過原稿台を使用する
場合、ガイド手段およびヘッド手段により原稿を載置す
べき位置を設定すれば、透過原稿台上に原稿の載置場所
の表示を付すことなく原稿の適正な載置が容易に行え
る。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明の1実施例に係わる画像入力
装置の外観図、図2は図1の画像入力装置の横断面図を
示す。画像入力装置本体1は撮像部11、ミラー19,
21、原稿台3、透過原稿用照明13、反射原稿用照明
15,17を含み、原稿台3に載置された被撮像体の像
は第1ミラー19、第2ミラー21により光路変換さ
れ、撮像部11(例えば、固体CCDビデオカメラ)に
て撮像される。
説明する。図1は、本発明の1実施例に係わる画像入力
装置の外観図、図2は図1の画像入力装置の横断面図を
示す。画像入力装置本体1は撮像部11、ミラー19,
21、原稿台3、透過原稿用照明13、反射原稿用照明
15,17を含み、原稿台3に載置された被撮像体の像
は第1ミラー19、第2ミラー21により光路変換さ
れ、撮像部11(例えば、固体CCDビデオカメラ)に
て撮像される。
【0025】このとき被撮像体が透過原稿であれば透過
原稿用照明13が、不透明な反射原稿であれば反射原稿
用照明15,17が使用される。また、第1ミラー19
と第2ミラー21との間には光線の入射窓9(防塵ガラ
ス付き)を設けている。なお、本発明の実施例の説明
は、被撮像体として、規格化された定型サイズの入力原
稿(A1,A2・・・、B1,B2・・・等)について
行うが、本発明の装置は当該入力原稿だけでなく規格外
の原稿や本、その他試料も撮像することは可能である。
原稿用照明13が、不透明な反射原稿であれば反射原稿
用照明15,17が使用される。また、第1ミラー19
と第2ミラー21との間には光線の入射窓9(防塵ガラ
ス付き)を設けている。なお、本発明の実施例の説明
は、被撮像体として、規格化された定型サイズの入力原
稿(A1,A2・・・、B1,B2・・・等)について
行うが、本発明の装置は当該入力原稿だけでなく規格外
の原稿や本、その他試料も撮像することは可能である。
【0026】入力原稿を載置すべき位置を決めるための
機構は、位置決めヘッド5とプレート7より構成され
る。位置決めヘッド5は、プレート7上に取り付けら
れ、X方向に移動可能である。またプレート7は、原稿
台3上に所定の間隔を保ってX方向に画像入力装置本体
1に取り付けられており、Y方向に移動可能である。こ
れらは入力原稿のサイズに応じて設定する位置が決めら
れており、また原稿を載置すべき位置を決める必要のな
い場合は、撮像範囲外へ退避させることができる。
機構は、位置決めヘッド5とプレート7より構成され
る。位置決めヘッド5は、プレート7上に取り付けら
れ、X方向に移動可能である。またプレート7は、原稿
台3上に所定の間隔を保ってX方向に画像入力装置本体
1に取り付けられており、Y方向に移動可能である。こ
れらは入力原稿のサイズに応じて設定する位置が決めら
れており、また原稿を載置すべき位置を決める必要のな
い場合は、撮像範囲外へ退避させることができる。
【0027】位置決めヘッド5の詳細な説明図を図3に
示す。位置決めヘッド5は、原稿をXおよびYの両方向
から同時に位置規制できるカギ状の位置規制部5aを先
端に形成しており、かつ上面にはレンズ(樹脂或いはガ
ラス等)27がはめ込まれている。また、位置決めヘッ
ド5はコの字状の溝が形成されており、プレート7をそ
こに挟むように取り付けることができ、プレート7に対
してX方向にスムースにスライド移動が可能である。プ
レート7を位置決めヘッド5で挟み込んだ後は、プレー
ト7から外れないように、先端がV字形状をした板バネ
23を固定ネジ25で固定する。
示す。位置決めヘッド5は、原稿をXおよびYの両方向
から同時に位置規制できるカギ状の位置規制部5aを先
端に形成しており、かつ上面にはレンズ(樹脂或いはガ
ラス等)27がはめ込まれている。また、位置決めヘッ
ド5はコの字状の溝が形成されており、プレート7をそ
こに挟むように取り付けることができ、プレート7に対
してX方向にスムースにスライド移動が可能である。プ
レート7を位置決めヘッド5で挟み込んだ後は、プレー
ト7から外れないように、先端がV字形状をした板バネ
23を固定ネジ25で固定する。
【0028】プレート7にはX方向に沿って入力原稿サ
イズに応じて位置決めヘッド5を設置すべき位置に、そ
の入力原稿サイズ(A3,B4,A4,B5,A4タテ
等)が印されていると同時に板バネ23が取り付けられ
ている側にそれぞれV溝が設けてある。板バネ23はプ
レート7のV溝でクリック停止し、その他の場所では自
由に停止できるように、位置決めヘッド5をプレート7
に押圧している。また、原稿サイズの文字はシルク印刷
が可能であり、位置決めヘッド5をV溝位置に設置した
とき、レンズ27によって拡大表示される位置に印刷さ
れている。位置規制部5aは、縦方向と横方向の長さは
同一である必要はなくそれぞれ数センチ程度の長さから
数十センチが考えられるが、数センチ程度が妥当であ
る。なお、位置決めヘッド5は、樹脂、金属などで成形
できる。
イズに応じて位置決めヘッド5を設置すべき位置に、そ
の入力原稿サイズ(A3,B4,A4,B5,A4タテ
等)が印されていると同時に板バネ23が取り付けられ
ている側にそれぞれV溝が設けてある。板バネ23はプ
レート7のV溝でクリック停止し、その他の場所では自
由に停止できるように、位置決めヘッド5をプレート7
に押圧している。また、原稿サイズの文字はシルク印刷
が可能であり、位置決めヘッド5をV溝位置に設置した
とき、レンズ27によって拡大表示される位置に印刷さ
れている。位置規制部5aは、縦方向と横方向の長さは
同一である必要はなくそれぞれ数センチ程度の長さから
数十センチが考えられるが、数センチ程度が妥当であ
る。なお、位置決めヘッド5は、樹脂、金属などで成形
できる。
【0029】プレート7の詳細断面図を図4(a)に示
す。ただし、プレート7は左右対称であり図4では右側
の断面図のみを示す。プレート7は画像入力装置本体1
の横に設けた凹型の溝(凹溝)に、クランプノブ29で
固定される。クランプノブ29の先端には図4(b)に
示すようにクリックボール33と、これを押し下げるコ
イルバネ35と、コイルバネ35を押圧する押圧ネジ3
7が設けてある。また、原稿台3に対する上下方向の位
置決めのためのスペーサ31がプレート7に固定されて
いる。
す。ただし、プレート7は左右対称であり図4では右側
の断面図のみを示す。プレート7は画像入力装置本体1
の横に設けた凹型の溝(凹溝)に、クランプノブ29で
固定される。クランプノブ29の先端には図4(b)に
示すようにクリックボール33と、これを押し下げるコ
イルバネ35と、コイルバネ35を押圧する押圧ネジ3
7が設けてある。また、原稿台3に対する上下方向の位
置決めのためのスペーサ31がプレート7に固定されて
いる。
【0030】原稿3と同一平面上の画像入力装置本体1
の端には、Y方向に沿って入力原稿サイズに応じてプレ
ート7を設置すべき位置に、その入力原稿サイズ(A
3,B4,A4,B5,A4タテ等)が印されている。
さらに、各位置に対応して、画像入力装置本体1の横に
設けた凹溝に、クランプノブ29がクリップストップす
るためのV字状の穴(位置決めV穴)が設けてある。従
って、プレート7は、左右のクランプノブ29を持って
スムースに原稿台3上をスライドさせることができ、か
つ所望の原稿サイズに対応する位置でクリックストップ
させることができる。図1では、プレート7を設置すべ
き位置を示す原稿サイズの表示が、画像入力装置本体1
の端に印してある場合について示しているが、この表示
はプレート7の位置を示すことができる場所ならばいづ
れに付すことも可能で、この他に画像入力装置本体1の
横や原稿台3上の撮像範囲外の部分などが考えられる。
の端には、Y方向に沿って入力原稿サイズに応じてプレ
ート7を設置すべき位置に、その入力原稿サイズ(A
3,B4,A4,B5,A4タテ等)が印されている。
さらに、各位置に対応して、画像入力装置本体1の横に
設けた凹溝に、クランプノブ29がクリップストップす
るためのV字状の穴(位置決めV穴)が設けてある。従
って、プレート7は、左右のクランプノブ29を持って
スムースに原稿台3上をスライドさせることができ、か
つ所望の原稿サイズに対応する位置でクリックストップ
させることができる。図1では、プレート7を設置すべ
き位置を示す原稿サイズの表示が、画像入力装置本体1
の端に印してある場合について示しているが、この表示
はプレート7の位置を示すことができる場所ならばいづ
れに付すことも可能で、この他に画像入力装置本体1の
横や原稿台3上の撮像範囲外の部分などが考えられる。
【0031】上述の如く構成された画像入力装置の動作
について以下に説明する。入力原稿を撮像する場合、原
稿を載置する前にまずプレート7をY方向にスライドさ
せ入力原稿サイズの表示位置にクリックストップさせ
る。次に、位置決めヘッド5をX方向にスライドさせ同
様に入力原稿サイズの表示位置にクリックストップさせ
る。以上の操作により、入力原稿を載置すべき位置が位
置決めヘッド5のカギ状の位置規制部5aによって設定
される。従って、その後は入力原稿の1角をXおよびY
の両方向から規制する位置規制部に当接させて載置すれ
ば、原稿の位置決めが容易に行えるようになる。このよ
うに入力原稿の縦および横の両方向から規制することに
よって、片方だけの規制に比べてより確実に入力原稿を
所定の位置に簡易に載置することが可能となる。従っ
て、原稿が複数枚数ある場合でもスムーズな載せ替えが
可能となる。
について以下に説明する。入力原稿を撮像する場合、原
稿を載置する前にまずプレート7をY方向にスライドさ
せ入力原稿サイズの表示位置にクリックストップさせ
る。次に、位置決めヘッド5をX方向にスライドさせ同
様に入力原稿サイズの表示位置にクリックストップさせ
る。以上の操作により、入力原稿を載置すべき位置が位
置決めヘッド5のカギ状の位置規制部5aによって設定
される。従って、その後は入力原稿の1角をXおよびY
の両方向から規制する位置規制部に当接させて載置すれ
ば、原稿の位置決めが容易に行えるようになる。このよ
うに入力原稿の縦および横の両方向から規制することに
よって、片方だけの規制に比べてより確実に入力原稿を
所定の位置に簡易に載置することが可能となる。従っ
て、原稿が複数枚数ある場合でもスムーズな載せ替えが
可能となる。
【0032】なお、プレート7および画像入力装置本体
1に印してある入力原稿サイズの表示を印刷する位置
は、撮像部11やミラー19,21が固定されると、原
稿サイズに応じた撮像範囲が決定されるので、予めその
範囲に位置決めヘッド5の位置規制部5aを合わせるよ
うに位置決めヘッド5およびプレート7を設置すること
で容易に決められる。このとき、規格化された原稿サイ
ズ以外のよく使用する特定のサイズの原稿があれば、そ
のサイズに対応してサイズ表示の印刷やV溝の形成を行
うことも可能である。また、当然のごとく位置決めヘッ
ド等を製作した後でも、位置決めヘッド5等に表示され
ていないサイズを設定したい場合、位置決めヘッド5お
よびプレート7共にクリックストップ以外の任意の位置
に該サイズに対応して設置することは可能である。
1に印してある入力原稿サイズの表示を印刷する位置
は、撮像部11やミラー19,21が固定されると、原
稿サイズに応じた撮像範囲が決定されるので、予めその
範囲に位置決めヘッド5の位置規制部5aを合わせるよ
うに位置決めヘッド5およびプレート7を設置すること
で容易に決められる。このとき、規格化された原稿サイ
ズ以外のよく使用する特定のサイズの原稿があれば、そ
のサイズに対応してサイズ表示の印刷やV溝の形成を行
うことも可能である。また、当然のごとく位置決めヘッ
ド等を製作した後でも、位置決めヘッド5等に表示され
ていないサイズを設定したい場合、位置決めヘッド5お
よびプレート7共にクリックストップ以外の任意の位置
に該サイズに対応して設置することは可能である。
【0033】また、位置決めヘッド5の位置規制部5a
は、入力原稿を載置するときのみ原稿台に接地していれ
ば足り、入力原稿のサイズに合わせるために移動させる
場合は、接地していない方が好ましい。その手段として
は、位置決めヘッドと分離した蝶番等で回動させる方
法、バネ等でプレートを支点として僅かに持ち上げる方
法、静電気・吸盤等による吸着する方法が適用できる。
は、入力原稿を載置するときのみ原稿台に接地していれ
ば足り、入力原稿のサイズに合わせるために移動させる
場合は、接地していない方が好ましい。その手段として
は、位置決めヘッドと分離した蝶番等で回動させる方
法、バネ等でプレートを支点として僅かに持ち上げる方
法、静電気・吸盤等による吸着する方法が適用できる。
【0034】図5は、本発明の2実施例である。図1に
示した実施例では、プレート7に1つの位置決めヘッド
5を取り付け、その1つの位置規制部5aによって入力
原稿の1角を当接する場合について示したが、図5に示
すようにY方向に対して対称の位置規制部を有する位置
決めヘッド5´をさらにプレート7に取り付けることに
よって、入力原稿の左右両方の角を同時に規制すること
ができる。この場合プレート7および位置決めヘッド
5,5´の操作は第1の実施例の場合と同様である。本
実施例では、位置決めヘッドを1つ使用した場合に比べ
てより原稿の位置決めが容易になる利点がある。
示した実施例では、プレート7に1つの位置決めヘッド
5を取り付け、その1つの位置規制部5aによって入力
原稿の1角を当接する場合について示したが、図5に示
すようにY方向に対して対称の位置規制部を有する位置
決めヘッド5´をさらにプレート7に取り付けることに
よって、入力原稿の左右両方の角を同時に規制すること
ができる。この場合プレート7および位置決めヘッド
5,5´の操作は第1の実施例の場合と同様である。本
実施例では、位置決めヘッドを1つ使用した場合に比べ
てより原稿の位置決めが容易になる利点がある。
【0035】図6は、本発明の3実施例である。プレー
ト7aおよび位置決めヘッド5を画像入力装置本体1と
分離可能に構成した例である。原稿台3上に板状磁石3
9(ゴム磁石、プラスチック磁石等)を張り付け、プレ
ート7aを吸引固定する方式である。この方法により、
プレート7aおよび位置決めヘッド5は、同機種の他の
画像入力装置や、異機種の画像入力装置への取り付け使
用が可能となる。
ト7aおよび位置決めヘッド5を画像入力装置本体1と
分離可能に構成した例である。原稿台3上に板状磁石3
9(ゴム磁石、プラスチック磁石等)を張り付け、プレ
ート7aを吸引固定する方式である。この方法により、
プレート7aおよび位置決めヘッド5は、同機種の他の
画像入力装置や、異機種の画像入力装置への取り付け使
用が可能となる。
【0036】図7(a)は、本発明の4実施例である。
1実施例で示した画像入力装置において、プレート7の
代わりにプレート7bにX方向に沿って実寸法のスケー
ル表示を印したプレート7bを使用している。本実施例
において、入力原稿の位置決めは、1実施例で示した動
作と全く同様にして行うことができる。この入力原稿の
位置決め機能に加えて、本実施例ではスケールを原稿と
共に表示できるスケール入力機能を有している。これ
は、例えば、撮像部のズーム機能によって被撮像体が拡
大(或いは縮小)されてモニタ等に表示された場合、原
寸がわからなくなり実寸法のスケールを同時に併せて入
力したい場合が生じ、これに対処するための機能であ
る。この場合、まず入力原稿を位置決め機能により原稿
台上に載置した後、位置決めヘッド5を撮像範囲の外へ
退避させる。次にプレート7bを入力原稿上の最適な位
置まで移動固定することによって、実寸スケールを原稿
と同時に入力させることができる。プレート7bは原稿
台3に対して所定の距離を開けて設置されているので、
プレート7bを移動させる場合スライドさせても入力原
稿に接触することがなくスムーズな移動が可能である。
また、スケール表示部は撮像部のホワイトバランス、絞
り設定値に合わせた色、反射率に構成すれば、出力画像
と最適マッチした画像出力を得ることが可能である。
1実施例で示した画像入力装置において、プレート7の
代わりにプレート7bにX方向に沿って実寸法のスケー
ル表示を印したプレート7bを使用している。本実施例
において、入力原稿の位置決めは、1実施例で示した動
作と全く同様にして行うことができる。この入力原稿の
位置決め機能に加えて、本実施例ではスケールを原稿と
共に表示できるスケール入力機能を有している。これ
は、例えば、撮像部のズーム機能によって被撮像体が拡
大(或いは縮小)されてモニタ等に表示された場合、原
寸がわからなくなり実寸法のスケールを同時に併せて入
力したい場合が生じ、これに対処するための機能であ
る。この場合、まず入力原稿を位置決め機能により原稿
台上に載置した後、位置決めヘッド5を撮像範囲の外へ
退避させる。次にプレート7bを入力原稿上の最適な位
置まで移動固定することによって、実寸スケールを原稿
と同時に入力させることができる。プレート7bは原稿
台3に対して所定の距離を開けて設置されているので、
プレート7bを移動させる場合スライドさせても入力原
稿に接触することがなくスムーズな移動が可能である。
また、スケール表示部は撮像部のホワイトバランス、絞
り設定値に合わせた色、反射率に構成すれば、出力画像
と最適マッチした画像出力を得ることが可能である。
【0037】なお、図7(a)の実施例ではY方向にス
ケールを表示した場合について示したが、図7(b)に
示すように位置決めヘッド5の位置規制部のXおよびY
の両方向或いはどちらか一方に沿った部分に実寸法のス
ケール表示を印したものも使用できる。その場合Y方向
のスケールも表示できるだけでなく、原稿上の任意の位
置に移動できるので任意の位置にスケールの基準線を合
わせて撮像すれば、スケールの読みとりが容易になると
いう効果が生じる。
ケールを表示した場合について示したが、図7(b)に
示すように位置決めヘッド5の位置規制部のXおよびY
の両方向或いはどちらか一方に沿った部分に実寸法のス
ケール表示を印したものも使用できる。その場合Y方向
のスケールも表示できるだけでなく、原稿上の任意の位
置に移動できるので任意の位置にスケールの基準線を合
わせて撮像すれば、スケールの読みとりが容易になると
いう効果が生じる。
【0038】図1で示される実施例において、プレート
7,7bを原稿台から垂直に一定の距離を隔てて移動す
る方法として、プレートにスペーサを貼着する方法を示
したが、その他画像入力装置本体1の横の凹溝部をプレ
ートのレールとして利用する方法も考えられる。また、
スペーサの代わりに車輪やベアリングを取り付ける方法
も適用可能である。
7,7bを原稿台から垂直に一定の距離を隔てて移動す
る方法として、プレートにスペーサを貼着する方法を示
したが、その他画像入力装置本体1の横の凹溝部をプレ
ートのレールとして利用する方法も考えられる。また、
スペーサの代わりに車輪やベアリングを取り付ける方法
も適用可能である。
【0039】また、本願実施例で示したプレート7,7
a,7bは板状のものであるが、丸棒状や角棒状のもの
も適用可能である。特に丸棒状のものを使用した場合、
ヘッドをその丸棒を引っ掛けて取り付けるような構造に
すると、着脱が容易になると同時にその丸棒を軸として
回動により容易にヘッドを原稿台から浮かし簡単に移動
ができるようになる。
a,7bは板状のものであるが、丸棒状や角棒状のもの
も適用可能である。特に丸棒状のものを使用した場合、
ヘッドをその丸棒を引っ掛けて取り付けるような構造に
すると、着脱が容易になると同時にその丸棒を軸として
回動により容易にヘッドを原稿台から浮かし簡単に移動
ができるようになる。
【0040】なお、当然のごとく上記の全ての実施例に
おけるプレートおよび位置決めヘッドの移動は、手動或
いは電動にて行うことが可能である。
おけるプレートおよび位置決めヘッドの移動は、手動或
いは電動にて行うことが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿台上
に入力原稿の位置決め機構が設けられているので、入力
原稿を撮像するのに適正な位置に容易に載置することが
できる。特に本願発明の画像入力装置の位置決め機構
は、その位置規制部が入力原稿の縦および横の両方向を
規制するものなので、1方向を規制するものと比べても
より確実に入力原稿を所定の位置に容易に載置すること
が可能となる。従って、原稿が複数枚数ある場合でもス
ムースな載せ替えが可能となる。
に入力原稿の位置決め機構が設けられているので、入力
原稿を撮像するのに適正な位置に容易に載置することが
できる。特に本願発明の画像入力装置の位置決め機構
は、その位置規制部が入力原稿の縦および横の両方向を
規制するものなので、1方向を規制するものと比べても
より確実に入力原稿を所定の位置に容易に載置すること
が可能となる。従って、原稿が複数枚数ある場合でもス
ムースな載せ替えが可能となる。
【0042】また、これらの機構は撮像範囲外に退避可
能で、入力原稿の位置決めの必要に応じて選択使用でき
るので、オペレータの入力位置決め操作がより改善され
る。さらに、位置決め機構部を画像入力装置本体から取
り外し可能なように構成すれば、他のOHPや入力装置
等にも使用できる利点がある。
能で、入力原稿の位置決めの必要に応じて選択使用でき
るので、オペレータの入力位置決め操作がより改善され
る。さらに、位置決め機構部を画像入力装置本体から取
り外し可能なように構成すれば、他のOHPや入力装置
等にも使用できる利点がある。
【0043】更に本発明は入力原稿位置決めを容易にす
る効果だけでなく、位置決め機構部に実寸法のスケール
を刻印し併用すれば、入力画面の任意の位置に実寸法の
スケールを同時に出力でき、容易に被撮像体の原寸を確
認することができる効果がある。
る効果だけでなく、位置決め機構部に実寸法のスケール
を刻印し併用すれば、入力画面の任意の位置に実寸法の
スケールを同時に出力でき、容易に被撮像体の原寸を確
認することができる効果がある。
【図1】本発明の1実施例に係わる画像入力装置を示す
外観図である。
外観図である。
【図2】本発明の1実施例に係わる画像入力装置の断面
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例で使用した位置決めヘッドの詳
細な構造を示す説明図である。
細な構造を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例で使用したプレートの断面図を
示す。同図(b)はクランプノブの詳細断面図である。
示す。同図(b)はクランプノブの詳細断面図である。
【図5】本発明の2実施例に係わる画像入力装置の外観
図である。
図である。
【図6】本発明の3実施例に係わる画像入力装置の外観
図である。
図である。
【図7】本発明の4実施例に係わる画像入力装置の外観
図である。同図(b)はスケール付きの位置決めヘッド
の外観図である。
図である。同図(b)はスケール付きの位置決めヘッド
の外観図である。
【図8】従来の画像入力装置の外観図である。
1,51 画像入力装置本体 3,53 原稿台 5,5′ 位置決めヘッド 5a 位置規制部 7,7a,7b プレート 9 入射窓 11,55 撮像部 13 透過原稿照明 15,17,57,59 反射原稿照明 19 第1ミラー 21 第2ミラー 23 板バネ 25 固定ネジ 27 レンズ 29 クランプノブ 31 スペーサ 33 クリックボール 35 コイルバネ 37 押圧ネジ 39 板状磁石
Claims (10)
- 【請求項1】 原稿台に載置された原稿の像を撮像して
その画像信号を生成する画像入力装置であって、 前記原稿台上に所定の距離を隔てて該原稿台の第1の方
向に架かる長尺状の部材から成り、前記原稿像の撮像範
囲内外の任意の位置に移動が可能なガイド手段と、 前記原稿を載置すべき位置を指示するために前記第1の
方向および該第1の方向と直角の第2の方向に伸びるカ
ギ状の指示部を有し、前記ガイド手段の前記撮像範囲内
外の任意の位置に移動が可能なヘッド手段と、 を具備することを特徴とする前記画像入力装置。 - 【請求項2】 前記ガイド手段には原稿サイズが付さ
れ、所望の原稿サイズが付された位置に前記ヘッド手段
を移動させれば、前記所望の原稿サイズの原稿を載置す
べき位置が前記指示部によって指示されることを特徴と
する請求項1記載の画像入力装置。 - 【請求項3】 前記原稿台には第2原稿サイズが付さ
れ、所望の原稿サイズが付された位置に前記ガイド手段
を移動させれば、前記所望の原稿サイズの原稿を載置す
べき位置が判別できることを特徴とする請求項1記載の
画像入力装置。 - 【請求項4】 前記ガイド手段に目盛りが付されている
ことを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。 - 【請求項5】 前記ヘッド手段の前記指示部の前記第1
の方向および/または前記第2の方向に沿った部分に目
盛りが付されていることを特徴とする請求項1記載の画
像入力装置。 - 【請求項6】 前記ヘッド段の指示部の底面は、前記ガ
イド手段に接続された状態で前記原稿台へ接地或いは非
接地が可能であることを特徴とする請求項1記載の画像
入力装置。 - 【請求項7】 前記ヘッド手段は前記ガイド手段に対し
て容易に着脱可能であることを特徴とする請求項1記載
の画像入力装置。 - 【請求項8】 前記ガイド手段は前記画像入力装置に対
して容易に着脱可能であることを特徴とする請求項1記
載の画像入力装置。 - 【請求項9】 前記カギ状の指示部と前記第2の方向に
関して対称なカギ状の指示部を有する第2のヘッド手段
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の画像
入力装置。 - 【請求項10】 原稿台を裏面から照明し前記原稿台に
載置された透過原稿の像を撮像するか或いは前記原稿台
を表面から照明し前記原稿台に載置された原稿の像を撮
像してその画像信号を生成する画像入力装置であって、 前記原稿台上に所定の距離を隔てて該原稿台の第1の方
向に架かる長尺状の部材から成り、前記原稿像の撮像範
囲内外の任意の位置に設置或いは移動が可能なガイド手
段と、 前記原稿を載置すべき位置を指示するために前記第1の
方向および該第1の方向と直角の第2の方向に伸びるカ
ギ状の指示部を有し、前記ガイド手段の前記撮像範囲内
外の任意の位置に移動が可能なヘッド手段と、 を具備し、 前記ガイド手段には原稿サイズが付され、所望の原稿サ
イズが付された位置に前記ヘッド手段を移動させれば、
前記所望の原稿サイズの原稿を載置すべき位置が前記指
示部によって指示されることを特徴とする画像入力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119652A JPH07303175A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119652A JPH07303175A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 画像入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07303175A true JPH07303175A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14766743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6119652A Pending JPH07303175A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07303175A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012005064A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Seiko I Infotech Inc | 画像読取装置および画像形成装置 |
CN107825372A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-23 | 苏州广林达电子科技有限公司 | Oled软屏定位调整通用平台 |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP6119652A patent/JPH07303175A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012005064A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Seiko I Infotech Inc | 画像読取装置および画像形成装置 |
CN107825372A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-23 | 苏州广林达电子科技有限公司 | Oled软屏定位调整通用平台 |
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