JPH07107247A - 書画台 - Google Patents
書画台Info
- Publication number
- JPH07107247A JPH07107247A JP5247962A JP24796293A JPH07107247A JP H07107247 A JPH07107247 A JP H07107247A JP 5247962 A JP5247962 A JP 5247962A JP 24796293 A JP24796293 A JP 24796293A JP H07107247 A JPH07107247 A JP H07107247A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿像の光束７を原稿６自身で遮光してしま
うことを防止する。 【構成】 原稿６を載せる原稿台５と、原稿台に載せら
れた原稿の画像を反射するミラー３，４と、原稿台の下
に配置されミラーからの画像を取り込むカメラ１とを備
えた書画台において、原稿台上に取り外し可能な原稿制
限部材９を設けたことを特徴とする。
うことを防止する。 【構成】 原稿６を載せる原稿台５と、原稿台に載せら
れた原稿の画像を反射するミラー３，４と、原稿台の下
に配置されミラーからの画像を取り込むカメラ１とを備
えた書画台において、原稿台上に取り外し可能な原稿制
限部材９を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、書画台に関するもので
ある。特に書画台に載る原稿の動きを制限することに関
するものである。
ある。特に書画台に載る原稿の動きを制限することに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の書画台は、図６に示すような構造
であった。図６において、原稿６は原稿台５の上にのせ
られ、原稿の像はまず垂直上方に位置するミラー４によ
って反射され、更にミラー３によって反射されカメラ５
に導かれる。このとき、原稿６は、原稿台５の上で自由
に動かすことができる。
であった。図６において、原稿６は原稿台５の上にのせ
られ、原稿の像はまず垂直上方に位置するミラー４によ
って反射され、更にミラー３によって反射されカメラ５
に導かれる。このとき、原稿６は、原稿台５の上で自由
に動かすことができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き従
来の技術に於いては、原稿６を原稿台５上で動かす場合
に、原稿像の光束７を原稿６自身で遮光してしまい、ケ
ラレが生じてしまうという問題があった。特に原稿６が
厚い場合（例えば、本などの厚さが１０ｍｍ程度ある場
合）には、光束７がケラレが生じ易かった。
来の技術に於いては、原稿６を原稿台５上で動かす場合
に、原稿像の光束７を原稿６自身で遮光してしまい、ケ
ラレが生じてしまうという問題があった。特に原稿６が
厚い場合（例えば、本などの厚さが１０ｍｍ程度ある場
合）には、光束７がケラレが生じ易かった。
【０００４】そこで、本発明は上記のような問題を解決
するため、原稿６の移動範囲を制限することを目的とし
ている。
するため、原稿６の移動範囲を制限することを目的とし
ている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１の書画台は、原稿６を載せる原稿台５と、原
稿台に載せられた原稿の画像を反射するミラー３，４
と、原稿台の下に配置されミラーからの画像を取り込む
カメラ１とを備えた書画台において、原稿台上に取り外
し可能な原稿制限部材９を設けたことを特徴とする。
に請求項１の書画台は、原稿６を載せる原稿台５と、原
稿台に載せられた原稿の画像を反射するミラー３，４
と、原稿台の下に配置されミラーからの画像を取り込む
カメラ１とを備えた書画台において、原稿台上に取り外
し可能な原稿制限部材９を設けたことを特徴とする。
【０００６】請求項２の書画台は、原稿６を載せる原稿
台５と、原稿台に載せられた原稿の画像を反射するミラ
ー３，４と、原稿台の下に配置されミラーからの画像を
取り込むカメラ１とを備えた書画台において、原稿台と
一体に成形された原稿制限部材１０、１１を設けたこと
を特徴とする。請求項３の書画台は、原稿６を載せる原
稿台５と、原稿台５に載せられた原稿の画像を反射する
ミラー３，４と、原稿台の下に配置されミラーからの画
像を取り込むカメラ１とを備えた書画台において、原稿
台上で位置を変更できる原稿制限部材１２を設けたこと
を特徴とする。
台５と、原稿台に載せられた原稿の画像を反射するミラ
ー３，４と、原稿台の下に配置されミラーからの画像を
取り込むカメラ１とを備えた書画台において、原稿台と
一体に成形された原稿制限部材１０、１１を設けたこと
を特徴とする。請求項３の書画台は、原稿６を載せる原
稿台５と、原稿台５に載せられた原稿の画像を反射する
ミラー３，４と、原稿台の下に配置されミラーからの画
像を取り込むカメラ１とを備えた書画台において、原稿
台上で位置を変更できる原稿制限部材１２を設けたこと
を特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明においては、原稿台上で原稿を動かすと
きに、移動できる範囲を一定の制限の範囲内に収めたの
で、ケラレの無い画像を得ることができる。
きに、移動できる範囲を一定の制限の範囲内に収めたの
で、ケラレの無い画像を得ることができる。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明の第１実施例の側面図であ
る。原稿台５の上には原稿６が置かれる。また、原稿台
５の垂直上方に第１反射ミラーであるミラー４が配置さ
れている。第１反射ミラー４で反射される像をカメラ１
に導くための第２反射ミラー３がカメラ１の撮影レンズ
前方方向に配置されている。カメラ１は、原稿台５の下
に配置される。原稿台５の下には、カメラ１、第２反射
ミラー３の他に電源回路等が配置されている。尚、カメ
ラ１は、固定倍率のレンズであっても、変倍可能なレン
ズであってもよい。
る。原稿台５の上には原稿６が置かれる。また、原稿台
５の垂直上方に第１反射ミラーであるミラー４が配置さ
れている。第１反射ミラー４で反射される像をカメラ１
に導くための第２反射ミラー３がカメラ１の撮影レンズ
前方方向に配置されている。カメラ１は、原稿台５の下
に配置される。原稿台５の下には、カメラ１、第２反射
ミラー３の他に電源回路等が配置されている。尚、カメ
ラ１は、固定倍率のレンズであっても、変倍可能なレン
ズであってもよい。
【０００９】原稿台５には、原稿６の制限となる棒状の
部材９がネジ込み式で取り付けられている。図２に示さ
れるように棒状の部材９は正面から見て左右端部側に配
置されている。撮影レンズ２で画像は集光されているた
め、書画台の正面から見て左右端部側に棒状の部材９が
配置されれば、棒状の部材９の高さがいくらであっても
棒状の部材９が光束７を遮らないからである。
部材９がネジ込み式で取り付けられている。図２に示さ
れるように棒状の部材９は正面から見て左右端部側に配
置されている。撮影レンズ２で画像は集光されているた
め、書画台の正面から見て左右端部側に棒状の部材９が
配置されれば、棒状の部材９の高さがいくらであっても
棒状の部材９が光束７を遮らないからである。
【００１０】動作を説明する。不図示の照明光源が原稿
台５上の原稿６を照明する。その反射光（原稿像の光束
７）が第１反射ミラー４に導かれる。この原稿像の光束
７は、第２反射ミラー３に導かれ、カメラ１の撮影レン
ズ２を通過してカメラ１内の不図示の光電変換素子（Ｃ
ＣＤ又は撮像管等）で電気変換される。電気変換された
信号を受け取った不図示のモニターＴＶは、観察者のた
めに原稿像を映し出す。
台５上の原稿６を照明する。その反射光（原稿像の光束
７）が第１反射ミラー４に導かれる。この原稿像の光束
７は、第２反射ミラー３に導かれ、カメラ１の撮影レン
ズ２を通過してカメラ１内の不図示の光電変換素子（Ｃ
ＣＤ又は撮像管等）で電気変換される。電気変換された
信号を受け取った不図示のモニターＴＶは、観察者のた
めに原稿像を映し出す。
【００１１】操作者が原稿６を自由に移動させると、原
稿６自身により光束７を遮ってしまい、モニターＴＶを
観ている者に不快感を与えるが、第１実施例では、棒状
の部材９が設けられているため、原稿６が光束７を遮っ
てしまう位置にまで来ないので、原稿像にケラレが生じ
るのを防いでいる。第１実施例では、棒状の部材９が２
本設けられているが、１本又は３本以上設けられていて
もよい。また、棒状の部材９はネジ込み式であるため取
り外しが可能である。従って、本などの厚みがある原稿
でなく、薄い１枚の紙しかモニターＴＶに写し出さない
場合又はＡ４サイズ、Ｂ５サイズなどの定形サイズでは
なく変形形状（６角形状等）の原稿には、棒状の部材９
を取り外した状態で使用することもできる。
稿６自身により光束７を遮ってしまい、モニターＴＶを
観ている者に不快感を与えるが、第１実施例では、棒状
の部材９が設けられているため、原稿６が光束７を遮っ
てしまう位置にまで来ないので、原稿像にケラレが生じ
るのを防いでいる。第１実施例では、棒状の部材９が２
本設けられているが、１本又は３本以上設けられていて
もよい。また、棒状の部材９はネジ込み式であるため取
り外しが可能である。従って、本などの厚みがある原稿
でなく、薄い１枚の紙しかモニターＴＶに写し出さない
場合又はＡ４サイズ、Ｂ５サイズなどの定形サイズでは
なく変形形状（６角形状等）の原稿には、棒状の部材９
を取り外した状態で使用することもできる。
【００１２】次に、図３および図４を使って第２実施例
を説明する。第２実施例では、ネジ式の棒状の部材９を
設けるのでなく、原稿台５の一部に突起などを付けて原
稿６の移動を制限するものである。図３は、第１反射ミ
ラー４と第２反射ミラー３との光束７を遮らないように
突起カバー１０を設けたものである。この突起カバー１
０は中空になって原稿像の光束７に沿った形状をしてお
り、この中空間を光束７が通過する。このような突起カ
バー１０の構成にすることにより、原稿６が光束７を遮
らないばかりか、第２反射ミラー３、撮影レンズ２に入
っている迷光を防止することもできる。尚、突起カバー
１０の中空部（開口）は、撮影レンズ２が変倍系である
場合には、最大広角度にそって形成される。第２実施例
のように、書画台の側面からみて光束が斜めに横切って
いる場合、光束にケラレが生じない原稿端の位置は、原
稿の厚さによって変わってくるが、突起カバー１０を原
稿制限を光束の傾きに沿った形状とすれば、原稿の厚み
の変化に対応した制限となる。
を説明する。第２実施例では、ネジ式の棒状の部材９を
設けるのでなく、原稿台５の一部に突起などを付けて原
稿６の移動を制限するものである。図３は、第１反射ミ
ラー４と第２反射ミラー３との光束７を遮らないように
突起カバー１０を設けたものである。この突起カバー１
０は中空になって原稿像の光束７に沿った形状をしてお
り、この中空間を光束７が通過する。このような突起カ
バー１０の構成にすることにより、原稿６が光束７を遮
らないばかりか、第２反射ミラー３、撮影レンズ２に入
っている迷光を防止することもできる。尚、突起カバー
１０の中空部（開口）は、撮影レンズ２が変倍系である
場合には、最大広角度にそって形成される。第２実施例
のように、書画台の側面からみて光束が斜めに横切って
いる場合、光束にケラレが生じない原稿端の位置は、原
稿の厚さによって変わってくるが、突起カバー１０を原
稿制限を光束の傾きに沿った形状とすれば、原稿の厚み
の変化に対応した制限となる。
【００１３】また、図４は、原稿台５の一部に突起部１
１を形成している。この突起１１は第１実施例の棒状の
部材９のように、１箇所又はそれ以上の箇所に突起１１
を設けることなく、図４の奥行き方向（図４の裏面方
向）に一様に延びている。突起１１は一様に延びている
ため、第１実施例で起こりえる、部材９と部材９との隙
間から原稿６が入り込むことを防ぐことができる。
１を形成している。この突起１１は第１実施例の棒状の
部材９のように、１箇所又はそれ以上の箇所に突起１１
を設けることなく、図４の奥行き方向（図４の裏面方
向）に一様に延びている。突起１１は一様に延びている
ため、第１実施例で起こりえる、部材９と部材９との隙
間から原稿６が入り込むことを防ぐことができる。
【００１４】図３、４に示した突起カバー１０、突起部
１１は、原稿台５のカバーを一体成形して製作できてる
ので製作コストが安価にできる。違和感の無い外観形状
を保ったまま原稿６の移動の制限ができる。次に、図５
を使って第３実施例を説明する。第３実施例では、スト
ッパ１２の位置を自由に可変できるようにしたものであ
る。第１、２実施例では、原稿６がある程度の一定厚さ
を有していることを前提にして説明してきたが、実際に
原稿６は、いろいろな厚さをもっている。そのため、非
常に厚い原稿６では、第１、２実施例の場合であって
も、光束７を遮ってしまうこともある。そこで、原稿６
の厚みによってストッパ１２の位置を変えるようにした
のである。
１１は、原稿台５のカバーを一体成形して製作できてる
ので製作コストが安価にできる。違和感の無い外観形状
を保ったまま原稿６の移動の制限ができる。次に、図５
を使って第３実施例を説明する。第３実施例では、スト
ッパ１２の位置を自由に可変できるようにしたものであ
る。第１、２実施例では、原稿６がある程度の一定厚さ
を有していることを前提にして説明してきたが、実際に
原稿６は、いろいろな厚さをもっている。そのため、非
常に厚い原稿６では、第１、２実施例の場合であって
も、光束７を遮ってしまうこともある。そこで、原稿６
の厚みによってストッパ１２の位置を変えるようにした
のである。
【００１５】ストッパ１２はボールネジ１３に取り付け
られ、ボールネジ１３の端部にはモータ１４が取り付け
られている。モータ１４は、外部操作部材（不図示）に
よって駆動してもよいし、原稿６の厚みを自動計測する
センサー（不図示）を原稿台５上に設けておき、原稿６
の厚みによって駆動してもよい。これにより、どのよう
な厚さの原稿６が原稿台５上に載置されても、光束７を
遮光することがない。
られ、ボールネジ１３の端部にはモータ１４が取り付け
られている。モータ１４は、外部操作部材（不図示）に
よって駆動してもよいし、原稿６の厚みを自動計測する
センサー（不図示）を原稿台５上に設けておき、原稿６
の厚みによって駆動してもよい。これにより、どのよう
な厚さの原稿６が原稿台５上に載置されても、光束７を
遮光することがない。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作者が
原稿台上の原稿を動かす場合に、制限部材があること
で、画像にケラレが生じる位置に原稿が配置されない。
原稿台上の原稿を動かす場合に、制限部材があること
で、画像にケラレが生じる位置に原稿が配置されない。
【図１】第１の実施例による書画台を示す側面図であ
る。
る。
【図２】第１の実施例による書画台を上から見た図であ
る。
る。
【図３】第２の実施例による突起カバーを有す書画台を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図４】第２の実施例による突起部を有す書画台を示す
側面図である。
側面図である。
【図５】第３の実施例による可動ストッパーを有す書画
台を示す側面図である。
台を示す側面図である。
【図６】従来技術による書画台の側面図である。
１ カメラ ２ レンズ ３ ミラー ４ ミラー ５ 原稿台 ６ 原稿 ７ 原稿像の光束 ８ ミラー支持部材 ９ 棒状のネジ部材 １０ 突起カバー １１ カバー一体型の突起部 １２ ストッパ １３ ポールネジ １４ モータ
Claims (3)
- 【請求項１】 原稿を載せる原稿台と、前記原稿台に載
せられた原稿の画像を反射するミラーと、前記原稿台の
下に配置され前記ミラーからの画像を取り込むカメラと
を備えた書画台において、 前記原稿台上に取り外し可能な原稿制限部材を設けたこ
とを特徴とする書画台。 - 【請求項２】 原稿を載せる原稿台と、前記原稿台に載
せられた原稿の画像を反射するミラーと、前記原稿台の
下に配置され前記ミラーからの画像を取り込むカメラと
を備えた書画台において、 前記原稿台と一体に成形された原稿制限部材を設けたこ
とを特徴とする書画台。 - 【請求項３】 原稿を載せる原稿台と、前記原稿台に載
せられた原稿の画像を反射するミラーと、前記原稿台の
下に配置され前記ミラーからの画像を取り込むカメラと
を備えた書画台において、 前記原稿台上で位置を変更できる原稿制限部材を設けた
ことを特徴とする書画台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247962A JPH07107247A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 書画台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247962A JPH07107247A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 書画台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07107247A true JPH07107247A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17171149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5247962A Pending JPH07107247A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 書画台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107247A (ja) |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5247962A patent/JPH07107247A/ja active Pending
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