JPH07302159A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JPH07302159A
JPH07302159A JP6114394A JP11439494A JPH07302159A JP H07302159 A JPH07302159 A JP H07302159A JP 6114394 A JP6114394 A JP 6114394A JP 11439494 A JP11439494 A JP 11439494A JP H07302159 A JPH07302159 A JP H07302159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
signal
fixed
amount
switch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6114394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3198430B2 (ja
Inventor
Junichi Terajima
嶋 淳 一 寺
Hayato Miyamoto
本 剣 人 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
Priority to JP11439494A priority Critical patent/JP3198430B2/ja
Publication of JPH07302159A publication Critical patent/JPH07302159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198430B2 publication Critical patent/JP3198430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2239/00Miscellaneous
    • H01H2239/078Variable resistance by variable contact area or point

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くの情報をコマンド選択なしに与えられる
スイッチ装置の提供。 【構成】 スイッチ装置1は、スイッチの操作量と操作
時間に応じた電気信号を出力でき、該電気信号を情報処
理装置7に与える。スイッチ装置1は操作されたときに
操作量に関する信号を形成するスイッチ3と、スイッチ
3の操作量に関する信号から操作時間に関する信号に変
換する信号出力手段5とからなる。スイッチ3のカバー
13にはボタン14が上下動可能に固定されている。ボ
タン14は下端部に可動接点15が固定され、コイルば
ね等で常時上側に付勢される。可動接点15は一定の抵
抗値を持つ導電性ゴムGからなる。可動接点15に対向
して半円状導体18,18が間隙19をおいて配設さ
れ、全体として円板状になっている。両円状導体18間
の抵抗の変化が操作量に関する信号としてスイッチ3か
ら出力され、また信号出力手段3から操作時間に関する
信号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスイッチ装置に係わ
り、特にゲーム機に使用されるスイッチ装置に関するも
のである。さらに詳しくは、ゲーム機のコントロールパ
ネルに設けられ、表示装置の画面上に表示されるキャラ
クターの動作を制御するための押しボタンスイッチ等に
応用できるスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ装置としては、例え
ば、特開昭63-29113号公報に記載のものが存在する。こ
の従来のスイッチ装置はマウス装置に関するものであ
り、指で押し下げることができるボタンと、このボタン
が押される力によって異なる値のアナログ信号を出力す
る圧力センサと、前記アナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器とを備え、ボタンの押す力が弱い場
合は小さな値のデジタルデータを出力し、ボタンを押す
力が強い場合は大きい値のデジタルデータを出力するよ
うに構成されている。
【0003】そして、前記スイッチ装置では、ボタンの
オン・オフに対応する情報に加え、ボタンを押す力の大
小に対応する別な情報を情報処理装置に与えることがで
きるため、情報処理装置は、前記各情報に基づいて各種
の処理を実行することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記スイッチ装置で
は、上述したようにオン・オフに関する情報及び押圧力
に関する情報を情報処理装置に与えることができるが、
さらに他の情報を与えようとすると、情報処理装置の表
示装置の画面上で別なコマンドを与えて選択した後にボ
タンを押下操作しなければならないという不便があると
ともに、与えることができる情報もスイッチのオン・オ
フとボタンの押圧力に関するものに限定されるという問
題点がある。
【0005】また、情報処理装置の一つであるゲーム機
では、コントロールパネルに設けられたボタンを操作し
て、画面に表示されたキャラクターの動作を制御するも
のであるが、ボタンの押圧力の大小に基づいてキャラク
ターの動作を制御するだけでは、そのキャラクターの動
作態様が限定的にならざるを得ないという問題点があ
り、ボタンを押すスピードに応じてキャラクターの動作
をさせることが要求されていた。
【0006】そこで、この発明は、このような問題点を
解決するために、さらに多くの情報をコマンドの選択す
ることなしに与えることができるスイッチ装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係わるスイッチ装置は、操作された際に
当該操作量に関する信号を出力できるスイッチと、この
スイッチの操作量に関する信号から操作時間に関する電
気信号を出力する信号出力手段と、を備えたことを特徴
とするものである。
【0008】この発明に係わるスイッチ装置のスイッチ
は、操作用のボタンに固定した導電性ゴムからなる可動
接点と、前記可動接点に対向する位置に導体を間隙を持
たせて円形状に配置した固定接点と、前記導体の固定接
点からの抵抗値を計測する抵抗測定器と、前記抵抗測定
器からのアナログ量をデジタル信号に変換してA/D変
換器とからなることを特徴とするものである。
【0009】また、この発明に係わるスイッチ装置のス
イッチは、操作用のボタンに固定した可動磁石と、前記
可動磁石に対向する位置に固定したコイル状の導線から
なる固定コイルと、前記固定コイルで発生する電圧を増
幅する演算増幅器と、前記演算増幅器からのアナログ量
をデジタル信号に変換するA/D変換器とからなること
を特徴とするものである。
【0010】また、この発明に係わるスイッチ装置のス
イッチは、操作用のボタンに固定した可動電極と、前記
可動電極に対向する位置に固定した固定電極と、前記両
電極に電荷を与える手段と、前記両電極の静電容量に応
じた電圧を増幅する演算増幅器と、前記演算増幅器から
のアナログ量をデジタル信号に変換するA/D変換器と
からなることを特徴とするものである。
【0011】また、この発明に係わるスイッチ装置の信
号出力手段は、前記スイッチからの操作量に関するアナ
ログ信号を基に操作時間に関するデジタル信号に変換す
る操作時間検出回路からなることを特徴とするものであ
る。
【0012】また、この発明に係わるスイッチ装置の操
作時間検出回路は、前記スイッチからの操作量に関する
アナログ信号が所定値以上となったことを検出するコン
パレータと、前記アナログ信号が最大値となったことを
検出する最大値検出回路と、前記コンパレータの出力信
号でセットされ前記最大値検出回路のリセットされるフ
リップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の出
力で起動停止するタイマーとからなることを特徴とする
ものである。
【0013】また、この発明に係わるスイッチ装置の前
記スイッチは、操作用のボタンに固定した台形状の導電
性ゴムからなる可動接点と、前記可動接点に対向する位
置に一定間隔で複数の電極を配置してなる固定接点とを
備え、各電極に接触する前記導電性ゴムの接触面積に応
じて操作量に関するデジタル量として出力できるように
構成したことを特徴とするものである。
【0014】また、この発明に係わるスイッチ装置のス
イッチは、ボタンに固定した半球状の導電性ゴムからな
る可動接点と、前記可動接点に対向する位置であって、
中心位置に中心電極を設け、その中心電極に対して一定
間隔で複数の電極を円環状に配置してなる固定接点とを
備え、各電極に接触する前記導電性ゴムの接触面積に応
じて操作量に関するデジタル量として出力できるように
したことを特徴とするものである。
【0015】また、この発明に係わるスイッチ装置の信
号出力手段は、前記操作量に関するデジタル量を基に操
作時間に関するデジタル信号に変換する操作時間検出回
路からなることを特徴とするものである。
【0016】また、この発明に係わるスイッチ装置の操
作時間検出回路は、操作量に関するデジタル量を基に操
作時間に関するデジタル信号に変換する情報処理装置か
ら構成したことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】本発明では、操作用のスイッチを操作すると、
その操作に応じた信号がスイッチで形成される。このス
イッチの操作量を後段の処理装置に与える。また、前記
信号出力手段は、前記スイッチの操作量を基に操作時間
に応じて電気信号となって出力される。このスイッチ装
置からの操作量と操作時間とに応じた電気信号により、
例えばゲーム機のキャラクターの移動量、移動速度等を
制御することができる。
【0018】ここで、スイッチは、導電性ゴムからなる
可動接点が、二つの導体を絶縁して円板状に配置した固
定接点に接触してゆくとき、導電性ゴムが変形して二つ
の導体間の抵抗値が変化するので、これを電圧値に変換
してスイッチの操作量の信号とし、かつ前記スイッチの
操作量に関する信号を基に信号出力手段により操作速度
の情報をもつ電気信号にしている。
【0019】また、スイッチは、可動磁石が固定コイル
に接近するときに右ネジの法則により前記固定コイルに
電圧が発生する。この電圧は、スイッチの操作量に関す
る電気信号とされ、かつ信号出力手段において操作速度
の情報をもつ電気信号にしている。
【0020】さらに、スイッチは、可動電極と、固定電
極と、電荷供給手段とで構成し、可動電極と固定電極の
面積をSとし、両電極の距離をdとし、かつ両電極間の
誘電率をεとすると、静電容量Cは、C=εS/dで与
えられことを利用し、ボタンの操作で両電極間の距離d
が変化して静電容量Cが変化することを、信号出力手段
で電圧に変化させ、スイッチの操作量、操作速度の情報
をもつ電気信号にしている。
【0021】また、信号出力手段は、操作時間検出回路
からなり、操作時間検出回路は、前記スイッチからの操
作量に関するアナログ信号を基に操作時間に関するデジ
タル信号に変換することができる。
【0022】この際に、操作時間検出回路は、コンパレ
ータにより前記スイッチからの操作量に関するアナログ
信号が所定値以上となったことを検出してフリップフロ
ップ回路をセットし、また前記アナログ信号が最大値と
なったことを最大値検出回路で検出してフリップフロッ
プ回路回路をリセットする。これにより、アナログ信号
の前半の立ち上がりを検出でき、この期間をタイマーで
計数することにより、操作時間を検出できる。
【0023】また、前記スイッチでは、台形状の導電性
ゴムからなる可動接点が、前記可動接点に対向する位置
に一定間隔で複数の電極を配置してなる固定接点に接触
するときに、導電性ゴムが変形して各電極に接触する。
これにより、各電極に対する前記導電性ゴムの接触面積
が変化する。この変化量は、単に接触したしないという
信号となるが、複数の電極の接触関係のデジタル信号と
して出力できることになる。
【0024】加えて、前記スイッチでは、半球状の導電
性ゴムからなる可動接点が、中心位置に中心電極を設
け、その中心電極に対して一定間隔で複数の電極を円環
状に配置してなる固定接点に接触し、導電性ゴムが変形
して中心電極から順次外側の電極に向かって接触してゆ
くことになる。各電極に接触する前記導電性ゴムの接触
は接触したしないという情報であるが、複数の電極があ
るため、導電性ゴムの接触面積に応じたデジタル量とな
る。
【0025】また、信号出力手段は操作時間検出回路か
らなり、操作時間検出回路は、前記操作量に関するデジ
タル量を基に操作時間に関するデジタル信号に変換する
ことができる。
【0026】また、操作時間検出回路はコンピュータ等
の情報処理装置で構成してもよく、操作量に関するデジ
タル量を基にソフトウエアによって操作時間に関するデ
ジタル信号を得るようにしてもよい。
【0027】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 <第1の実施例>図1は、本発明のスイッチ装置の実施
例が接続された情報処理装置を示す構成図である。
【0028】図1に示すスイッチ装置1は、スイッチの
操作量と操作時間に応じた電気信号を出力できるように
構成されている。このスイッチ装置1は、情報処理装置
3に電気的に接続されており、前記スイッチの操作量と
操作時間に応じた電気信号を情報処理装置3に供給でき
るようになっている。
【0029】このスイッチ装置1は、操作されたとき
に、操作量に応じて電気信号を出力するスイッチ3と、
前記スイッチ3からの操作量に応じた電気信号から操作
時間に関する信号を得る信号出力手段5とからなる。
【0030】ここで、前記スイッチ3は、カバー13、
ボタン14、可動接点15、固定接点16、抵抗17か
らなる機構系と、抵抗測定器21、A/D変換器22と
からなる電気系とを具備している。
【0031】前記スイッチ3の機構系は次のように構成
されている。カバー13は、スイッチ3の本体を構成す
る器枠である。このカバー13にはボタン14が図示上
下動可能に固定されている。このボタン14は、図示上
端部が操作端であり、下端部に可動接点15が固定され
ており、図示しないコイルばね等で図示上側に常時付勢
されている。可動接点15は半球状の導電性ゴムGから
なる。この導電性ゴムGは一定の抵抗値を持っている。
この可動接点15に対向した位置には、半円状導体1
8,18が間隙19を持たせて配設されており、半円状
導体18,18が全体として円板状になるように配置さ
れている。前記半円状導体18,18には、抵抗17が
並列接続されており、抵抗17の一端が接地され、抵抗
17の他端が信号出力手段12の抵抗測定器21の入力
端子の一端に接続されている。
【0032】また、スイッチ3の電気系は、次のように
構成されている。抵抗測定器21は、その入力端子の一
端に抵抗17の他端を接続し、その入力端子の他端を接
地しており、半円状導体18,18間の抵抗値の変化と
速度を検出できるようになっている。前記抵抗測定器2
1の出力端は、A/D変換器22に接続されている。A
/D変換器22は、抵抗測定器21からの抵抗値及び単
位時間当たりの抵抗値の変化量をデジタル信号に変換す
るようになっている。
【0033】また、前記信号出力手段5の入力端子には
抵抗測定器21の出力端子が接続されており、抵抗測定
器21から前記ボタン14の操作量に応じたアナログ電
気信号が入力されるようになっている。信号出力手段5
は、操作量に応じたアナログ電気信号を基に操作時間に
関するデジタル信号にし、これを出力端子から出力でき
るようになっている。信号出力手段5の出力端子は、情
報処理装置7のインターフェース72に接続されてお
り、操作時間に関するデジタル信号をインターフェース
72を介してCPU71に供給できるようになってい
る。
【0034】また、スイッチ3のA/D変換器22は、
デジタル信号をパラレル信号として出力するようになっ
ている。このA/D変換器22のパラレル出力端子は、
情報処理装置7のインターフェース72にパラレル入出
力端子に接続されている。
【0035】前記情報処理装置3は、この実施例では、
CPU71、及びインターフェース72のみを表示して
いるが、ROM、RAM、I/O装置、表示装置、外部
記憶装置、その他処理に必要な各種要素を備えている。
【0036】図2は、信号出力手段5の具体的回路構成
例を示すブロック図である。図2において、信号出力手
段5は操作時間検出回路51からなり、次のように構成
されている。操作時間検出回路51は、コンパレータ5
2、最大値検出回路53、フリップフロップ回路54、
タイマー55とを備えている。前記抵抗測定器21の出
力端子は、コンパレータ52及び最大値検出回路53の
各入力端子に接続されており、抵抗電圧変換回路1から
のアナログ操作量信号が供給されるようになっている。
コンパレータ52の出力端子Sは、フリップフロップ回
路54のセット端子に接続されている。最大値検出回路
53の出力端子は、フリップフロップ回路54のリセッ
ト端子Rに接続されている。また、フリップフロップ回
路54のクロック端子CPには動作用クロックが入力さ
れている。フリップフロップ回路54の非反転出力端子
Qはタイマー55の起動停止制御端子に接続されてお
り、出力端子Qが“1”のときのみにタイマー55が起
動するようにしてある。また、フリップフロップ回路5
4の反転出力端子RQは最大値検出回路53のリセット
端子に接続されている。
【0037】また、タイマー55は、例えば次のように
構成すればよい。タイマー55は、基準クロック発生回
路551と、ゲート回路552と、カウンタ553とか
らなり、フリップフロップ回路54の非反転出力端子Q
の出力信号をゲート回路552の一方の入力端子に接続
し、ゲート回路552の他方に入力端子に基準クロック
発生回路551の出力端子を接続し、ゲート回路553
の出力端子をカウンタ553の入力端子に接続したもの
でよい。
【0038】このように構成された実施例の動作を図1
乃至図4を参照して説明する。なお、図3はスイッチ装
置の操作に対応する抵抗値に関する特性が示されてお
り、横軸に時間を、縦軸に抵抗値をとったものである。
また、図4は、電圧値の変化に対する操作時間に関する
信号の関係を示す図であり、横軸に時間を、縦軸の電圧
の変化をとったものである。
【0039】このように構成されたスイッチ装置1によ
れば、ボタン14を図示しないコイルばねの付勢力に抗
して押下すると、可動接点15の導電性ゴムGが固定接
点16の半円状導体18,18に接触する。半円状導体
18,18同士が可動接点15の導電性ゴムGで接触
し、抵抗17の抵抗値より小さくなる。さらに、押下す
ると、可動接点15の導電性ゴムGが固定接点16の半
円状導体18,18に接触しながら変形してゆく。これ
により、可動接点15の導電性ゴムGの接触面積が広が
り、それに伴って抵抗値をもった導電性ゴムGの半円状
導体18,18に対する接触抵抗が徐々に小さくなる。
このような導電性ゴムGと半円状導体18,18との接
触面積に対する抵抗測定器21が計測する抵抗値の関係
の一例について示すと表1のようになる。
【0040】
【表1】
【0041】この表1において、合成抵抗Ro は、抵抗
17と導電性ゴムGの接触抵抗による合成抵抗であり、
また、抵抗/面積=R/cm2 とする。
【0042】このように変化する合成抵抗Roは抵抗測
定器21で計測される。このような合成抵抗Roの変化
は、図3に示すようになる。図3(a)では操作量が小
さくかつ操作速度が遅い場合の例であり、合成抵抗Ro
の変化ΔRaが小さく、かつ操作時間Δtaが長い例を
示している。また、図3(b)では操作量が大きくかつ
操作速度が早い場合の例であり、合成抵抗Roの変化Δ
Rbが大きく、かつ操作時間Δtbが短い例を示してい
る。さらに、図3(c)では操作量が大きくかつ操作速
度が早い場合の例であり、合成抵抗Roの変化ΔRcが
大きく、かつ操作時間Δtcが短い例を示している。
【0043】このような合成抵抗Roの変化を抵抗測定
器21で計測すると、抵抗測定器21は前記合成抵抗R
oの抵抗値の変化に応じた電圧を発生する。このアナロ
グ信号には、合成抵抗Roの変化の情報として、抵抗値
の変化量ΔRと、その変化の時間Δtと、その変化の積
分値との情報が電圧信号に含まれることになる。この抵
抗測定器21からの出力電圧は、A/D変換器22でデ
ジタル信号に変換される。
【0044】一方、前記抵抗測定器21から出力される
アナログ信号は、コンパレータ52及び最大値検出回路
53に入力される。コンパレータ52では、アナログ信
号が所定の基準電圧Eoを超えると“1”を出力する。
このコンパレータ52の出力が“1”になると、フリッ
プフロップ回路54はセットされて、フリップフロップ
回路54から“1”が出力される。これにより、タイマ
ー55が起動する。すなわち、ゲート回路552が開
き、基準クロック発生回路551から基準クロックがカ
ウンタ553に供給される。カウンタ553は、これを
計数する。そして、最大値検出回路53は、入力されて
いるアナログ信号を監視しており、直前に入力された電
圧より小さい電圧値を検出すると“1”を出力する。こ
れにより、フリップフロップ回路54がリセットされる
ことになる。フリップフロップ回路54の非反転出力端
子Qからは“0”が出力されることになり、タイマー5
5が停止する。すなわち、ゲート回路552が閉じて、
カウンタ553に基準クロックが入力されなくなる。こ
れにより、カンウタ553には、アナログ信号の立ち上
がり側の時間を計測できることになる。なお、この際に
フリップフロップ回路54の反転出力端子RQから
“1”が出力されるので、これを用いて最大値検出回路
53をリセットし、次の最大値検出に備える。
【0045】このようにA/D変換器22で得られたデ
ジタル信号と、信号出力手段5のタイマー55から得ら
れたデジタル信号は、インターフェース72を介してC
PU71に入力される。例えば、CPU71がゲーム機
として使用されているときには、前記合成抵抗Roの抵
抗値の変化量ΔRと、その抵抗値の変化時間Δtとを用
いて、キャラクターを抵抗値の変化量ΔRに応じた距離
移動させるとともに、変化時間Δtに応じてキャラクタ
ーを短時間あるいは長い時間かけて移動させたりするこ
とができる。また、CPU71は前記合成抵抗Roの変
化の積分値で例えばキャラクターが他のキャラクターに
衝突したときに衝突の衝撃力の大きさ等を表現できる。
【0046】このように第1の実施例によれば、ボタン
14の操作に関する情報が操作変化量、操作変化時間、
操作量からなるので、複雑な処理をすることが可能にな
る利点がある。
【0047】<第2の実施例>図5は、同スイッチ装置
の第2の実施例を情報処理装置に接続した例を示す構成
図である。なお、この第2の実施例でも第1の実施例と
同一構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0048】図5に示すスイッチ装置1aにおいても、
スイッチの操作量と操作時間に応じた電気信号を出力で
きるように構成されている。このスイッチ装置1aも、
情報処理装置7に電気的に接続されており、前記スイッ
チの操作量と操作時間に応じた電気信号を情報処理装置
7に供給できるようになっている。このスイッチ装置1
aも、操作されたときに、操作量に応じて電気信号を出
力するスイッチ3aと、前記スイッチ3aからの操作量
に応じた電気信号から操作時間に関する信号を得る信号
出力手段5aとからなる。
【0049】ここで、前記スイッチ3aは、カバー1
3、ボタン14、可動磁石15a、固定コイル16aを
備え、次のように構成されている。カバー13は、スイ
ッチ11aの本体を構成する外側の器枠であり、このカ
バー13にボタン14が図示上下動可能に固定されてい
る。このボタン14は、図示下端部に可動磁石15aが
固定されている点で第1の実施例と異なるが、図示しな
いコイルばね等で図示上側に常時付勢されている点では
第1の実施例と同一である。なお、可動磁石15aは図
示下方にN極が、図示上方向にS極が配置されるように
している。もちろん、この逆でも差し支えない。この可
動磁石15aに対向した位置には、固定コイル16aが
配設されている。この固定コイル16aは、導線の外側
が絶縁された絶縁電線を渦巻き状に巻いたり、あるいは
コイル状に巻くことにより構成されている。この固定コ
イル16aの両端は、演算増幅器21aに両入力端子に
接続されている。演算増幅器21aの出力端子は、A/
D変換器22の入力端子に接続されている。演算増幅器
21aは、非反転入力端子と反転入力端子に固定コイル
16aの他端が接続されており、固定コイル16aに発
生する電圧の変化と速度を増幅できるようになってい
る。前記演算増幅器21aの出力端は、A/D変換器2
2に接続されている。A/D変換器22は、演算増幅器
21aからの電圧値の変化量をデジタル信号に変換する
ようになっている。このA/D変換器22は、デジタル
信号をパラレル信号として出力するようになっている。
このA/D変換器22のパラレル出力端子は、情報処理
装置7のインターフェース72にパラレル入出力端子に
接続されている。
【0050】また、信号出力手段5aの構成は、第1の
実施例と全く同一の構成であるので説明を省略する。前
記情報処理装置7も、第1の実施例と全く同様な構成で
あるので説明を省略する。
【0051】このようなスイッチ装置1aによれば、ボ
タン14の押下により、可動磁石15aが固定コイル1
6aに近つぎ、その速度に応じで右ネジの法則より固定
コイル16aに電圧が発生する。この電圧は、ボタン1
4の押し下げる速度に比例して増減するので、その電圧
の変化を演算増幅器21aで増幅し、A/D変換器22
でデジタル信号にして情報処理装置7のインターフェー
ス72を介してCPU71に与える。
【0052】信号出力手段5の操作時間検出回路51
は、前記電圧の変化からボタン14の押圧速度に関する
デジタル信号を得る。この操作時間に関するデジタル信
号は、情報処理装置7のインターフェース72を介して
CPU71に入力される。
【0053】情報処理装置7のCPU71は、前述した
操作量及び操作時間に関するデジタル信号を用いて種々
の処理を行なう。例えばゲーム機にCPU71が使用さ
れているとすれば、前記第1の実施例と同様に処理がな
される。
【0054】上述した第2の実施例によれば、ボタン1
4の操作に関する情報が操作変化量、操作変化時間、操
作量からなるので、複雑な処理をすることが可能にな
る。
【0055】<第3の実施例>図6は、同スイッチ装置
の第3の実施例を情報処理装置に接続した例を示す構成
図である。なお、この第3の実施例でも第1の実施例と
同一構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0056】図6に示すスイッチ装置1bにおいても、
スイッチの操作量と操作時間に応じた電気信号を出力で
きるように構成されている。このスイッチ装置1bも、
情報処理装置7に電気的に接続されており、前記スイッ
チの操作量と操作時間に応じた電気信号を情報処理装置
7に供給できるようになっている。
【0057】このスイッチ装置1bは、操作されたとき
に、操作量に応じて電気信号を出力するスイッチ3a
と、前記スイッチ3aからの操作量に応じた電気信号か
ら操作時間に関する信号を得る信号出力手段5aとから
なる点で第1の実施例と同様である。
【0058】ここで、前記スイッチ11bは、カバー1
3、ボタン14、可動電極15b、固定電極16bを備
え、次のように構成されている。カバー13は、スイッ
チ11bの本体を構成する外側の器枠であり、このカバ
ー13にボタン14が図示上下動可能に固定されている
点で第1の実施例と同一である。このボタン14は、図
示下端部に可動電極15bが固定されている点で第1の
実施例と異なるが、図示しないコイルばね等で図示上側
に常時付勢されている点では第1の実施例と同一であ
る。この可動電極15bに対向した位置には、固定電極
16bが配設されている。なお、前記可動電極15bと
固定電極16bとは最終操作量まで押下しても接触しな
いようになっている。前記可動電極15bと固定電極1
6bには、図示しない直流電源から、可動電極15bが
プラス極に固定電極16bがマイナス極に帯電されるよ
うに電荷が印加されている。この可動電極15bは信号
出力手段12bの演算増幅器21bの例えば非反転端子
に、固定電極16bは信号出力手段12bの反転端子に
それぞれ接続されている。演算増幅器21bの出力端子
は、A/D変換器22に接続されている。演算増幅器2
1bは、非反転入力端子に可動電極15bが、反転入力
端子に固定電極16bが接続されており、可動電極15
bと固定電極16bの間隙の変化に応じた静電容量の変
化と速度を電圧信号として増幅できるようになってい
る。前記演算増幅器21bの出力端は、A/D変換器2
2に接続されている。A/D変換器22は、演算増幅器
21bからの静電容量値及び単位時間当たりの静電容量
値の変化量の電圧信号をデジタル信号に変換するように
なっている。このA/D変換器22は、デジタル信号を
パラレル信号として出力するようになっている。このA
/D変換器22のパラレル出力端子は、情報処理装置7
のインターフェース72にパラレル入出力端子に接続さ
れている。
【0059】また、信号出力手段5bは、前記第1の実
施例と全く同一の構成である。また、信号出力手段5b
の入力端子には、演算増幅器21bの出力端子が接続さ
れており、信号出力手段5bの出力端子は情報処理装置
7のインターフェース72のパラレル入力端子に接続さ
れている。前記情報処理装置7は、第1の実施例と全く
同様な構成であるので説明を省略する。
【0060】このようなスイッチ装置1bによれば、ボ
タン14の押下により、可動電極15bと固定電極16
bとの距離が縮まり、静電容量が変化する。静電容量
は、可動電極15bと固定電極16bとの距離の大きさ
に反比例して増減するので、その静電容量の変化を演算
増幅器21bで電圧変化に変換し、この電圧をA/D変
換器22でデジタル信号にする。このデジタル信号は、
情報処理装置7のインターフェース72を介してCPU
71に渡す。
【0061】また、信号出力手段5bでは、前記ボタン
14の操作により静電容量の変化を判断し、ボタン14
の速度等の操作動作の変化を計数してデジタル信号とし
て出力する。
【0062】このような二つのデジタル信号は、情報処
理装置7のインターフェース72を介してCPU71に
与えられる。CPU71は種々の処理を行なう。例えば
ゲーム機にCPU71が使用されているとすれば、前記
第1の実施例と同様に処理がなされる。
【0063】上述した第3の実施例によれば、ボタン1
4の操作に関する情報が操作変化量、操作変化時間、操
作量からなるので、複雑な処理をすることが可能にな
る。
【0064】<第4の実施例>図7は、同スイッチ装置
の第4の実施例を情報処理装置に接続した例を示す構成
図である。なお、この第4の実施例でも第1の実施例と
同一構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0065】図7に示すスイッチ装置1cにおいても、
スイッチの操作量と操作時間に応じた電気信号を出力で
きるように構成されている。このスイッチ装置1cも、
情報処理装置7に電気的に接続されており、前記スイッ
チの操作量と操作時間に応じた電気信号を情報処理装置
7に供給できるようになっている。
【0066】このスイッチ装置1cは、操作されたとき
に、操作量に応じて電気信号を出力するスイッチ3a
と、前記スイッチ3aからの操作量に応じた電気信号か
ら操作時間に関する信号を得る信号出力手段5aとから
なる。
【0067】ここで、前記スイッチ3cは、次のように
構成されている。すなわち、スイッチ装置1cは、カバ
ー13、ボタン14、可動接点15c、固定接点16c
を備えている。カバー13は、スイッチ装置1cの本体
を構成する外側の器枠であり、このカバー13にボタン
14が図示上下動可能に固定されている点で第1の実施
例と同一である。このボタン14は、図示下端部に図示
左側が図示右側より低い台形状をした導電性ゴムGで構
成した可動接点15cが固定されている点で第1の実施
例と異なるが、図示しないコイルばね等で図示上側に常
時付勢されている点では第1の実施例と同一である。こ
の可動設定15cに対向した位置には、固定接点16c
が配設されている。この固定接点16cは、複数の電極
16c1,16c2,16c3,16c4,16c5が一定間隔1
9c1,19c2,19c3,19c4を持たせて配設されてい
る。これら電極16c1は接地されており、4つの電極1
6c2,16c3,16c4,16c5は情報処理装置7のイン
ターフェース72に接続されている。これにより、4ビ
ットのデジタル信号として出力される。また、インター
フェース72には、クロックCLOCKが入力されてい
る。
【0068】図8は、信号出力手段5cの操作時間検出
回路51cの構成を示す回路図である。操作時間検出回
路51cは、例えば前記4ビットの場合には、3つの排
他的論理和(EXOR)回路56,57,58と、同3
つのフリップフロップ回路59,60,61と、同3つ
の論理積(AND)回路62,63,64と、論理和
(OR)回路65と、タイマー55とからなる。
【0069】前記電極16c2はEXOR回路56の一方
の入力端子に接続されており、前記電極16c3はEXO
R回路56の他方の入力端子に接続されている。また、
前記電極16c3はフリップフロップ回路59のリセット
入力端子に接続されている。前記電極16c3はEXOR
回路57の一方の入力端子に接続されており、前記電極
16c4はEXOR回路57の他方の入力端子に接続され
ている。電極16c4はフリップフロップ回路60のリセ
ット端子に接続されている。前記電極16c4はEXOR
回路58の一方の入力端子に接続されており、電極16
c5はEXOR回路58の他方の入力端子に接続されてい
る。また、電極16c5はフリップフロップ回路61のリ
セット端子に接続されている。また、各フリップフロッ
プ回路61,62,63には図示しないがクロックがク
ロック端子に供給されており、また、タイマー65の計
数が終了した時点で各フリップフロップ回路61,6
2,63の出力端子Qが“1”となるようにクリアでき
るようにしてある。前記各フリップフロップ回路59,
60,61の出力端子Qは各AND回路62,63,6
4の他方の入力端子にそれぞれ接続されている。また、
各EXOR回路56,57,58の出力端子は、各AN
D回路62,63,64の一方の入力端子にそれぞれ接
続されている。各AND回路62,63,64の出力端
子は、OR回路65の各入力端子にそれぞれ接続されて
いる。OR回路65の出力端子は、タイマー55の起動
停止制御端子に接続されている。なお、タイマー55
は、第1の実施例のものと全く同一であるので説明を省
略する。また、前記情報処理装置7も、第1の実施例と
同様な構成であるので説明を省略する。
【0070】次に、前記第4実施例の動作を図6及び図
7を参照して説明する。図7は、前記第4の実施例の動
作を説明するためのタイミングチャートであり、横軸に
時間を、縦軸に各部の信号を示している。
【0071】このように構成されたスイッチ装置1によ
れば、ボタン14を図示しないコイルばねの付勢力に抗
して押下すると、可動接点15cの導電性ゴムGが固定
接点16cの電極16c1に接触する。さらに押下される
と、電極16c1,16c2が可動接点15cの導電性ゴム
Gが変形することにより接続される。さらに、押下する
と、可動接点15cの導電性ゴムGが固定接点16cの
電極16c1,16c2,16c3に接触しながら変形してゆ
く。このようにして可動接点15cの導電性ゴムGの接
触面積が広がり、それに伴って電極16c1,16c2,1
6c3,16c4,16c5が徐々に接地されてゆく。このよ
うな導電性ゴムGと電極16c1,16c2,16c3,16
c4,16c5の接続関係がボタン14の押下力と押下速度
で変化する。このような固定接点16cの電極16c1,
16c2,16c3,16c4,16c5の接続関係は、直接情
報処理装置7のインターフェース72に入力されて、C
PU71に与えられる。
【0072】次に、フリップフロップ回路59,60,
61は出力端子Qが“1”となるように初期設定されて
いるものとする。ここで、例えば電極16c1,16c2が
接触すると、スイッチ3の電極16c2が“0”となる
(図9(a)参照)。この信号がスイッチ装置1の出力
信号として出力されるが、信号出力手段5では、EXO
R回路56において全く条件が成立しないためタイマー
55が動作せず、タイマー55からは操作時間に関する
デジタル信号は出力されない。
【0073】次に、例えば電極16c1,16c2、16c3
が所定の時間でもって接触すると、電極16c2、16c3
がそれぞれ“0”となる(図9(b)参照)。これがス
イッチ装置1のスイッチ3の出力信号として情報処理装
置7に入力される。
【0074】一方、前記信号出力手段5では、時刻t1
〜t2 と、時刻t3 〜t4 においてEXORの条件が成
立して、EXOR回路56からは、図9(b)に示すよ
うに、時刻t1 〜t2 と、時刻t3 〜t4 において
“1”が出力される。しかし、時刻t2 においてフリッ
プフロップ回路59が“0”となるため、AND回路6
2の出力端子からは、時刻t3 〜t4 における“1”が
出力されず、結局時刻t1〜t2 の“1”のみが出力さ
れることになる。この“1”は、OR回路65を介して
タイマー55の起動停止制御端子に入力される。これに
より、時刻t1 〜t2 の間の時刻が計数できることにな
る。
【0075】さらに、例えば電極16c1,16c2、16
c3、16c4が所定の時間でもって接触すると、電極16
c2、16c3、16c4がそれぞれ“0”となる(図9
(c)参照)。これがスイッチ装置1のスイッチ3の出
力信号として情報処理装置7に入力される。
【0076】一方、信号出力手段5では、EXOR回路
56は時刻t11〜t12と、時刻t15〜t16においてEX
ORの条件が成立し、EXOR回路57は時刻t12〜t
13と、時刻t14〜t15においてEXORの条件が成立す
るので、EXOR回路56からは、図9(c)に示すよ
うに、時刻t11〜t12と、時刻t15〜t16において
“1”が出力され、EXOR回路57からは、図9
(c)に示すように、時刻t12〜t13と、時刻t14〜t
15において“1”が出力される。しかし、時刻t14にお
いてフリップフロップ回路60の出力端子Qが“0”と
なるため、AND回路63の出力端子からは、時刻t14
〜t15における“1”が出力されず、結局時刻t12〜t
13の“1”のみが出力されることになる。また、時刻t
15においてフリップフロップ回路59の出力端子Qが
“0”となるため、AND回路62の出力端子からは、
時刻t15〜t16における“1”が出力されず、結局時刻
t11〜t12の“1”のみが出力されることになる。これ
らの“1”がOR回路65に入力されると、OR回路6
5の出力端子からは時刻t11〜t13までが“1”となる
信号が得られる。この信号は、タイマー55の起動停止
制御端子に入力する。これにより、時刻t11〜t12の間
の時刻が計数できることになる。
【0077】加えて、例えば電極16c1,16c2、16
c3、16c4、16c5が所定の時間でもって接触すると、
電極16c2、16c3、16c4、16c5がそれぞれ“0”
となる(図9(d)参照)。これがスイッチ装置1のス
イッチ3の出力信号として情報処理装置7に入力され
る。一方、前記信号出力手段5では、EXOR回路56
は時刻t21〜t22と、時刻t27〜t28においてEXOR
の条件が成立し、EXOR回路57は、時刻t22〜t23
と、時刻t26〜t27においてEXORの条件が成立し、
EXOR回路58は、時刻t23〜t24と、時刻t25〜t
26においてEXORの条件が成立するので、EXOR回
路56からは、図9(d)に示すように、時刻t21〜t
22と、時刻t27〜t28において“1”が出力され、EX
OR回路57からは、図9(c)に示すように、時刻t
22〜t23と、時刻t26〜t27において“1”が出力さ
れ、EXOR回路58からは、図9(d)に示すよう
に、時刻t23〜t24と、時刻t25〜t26において“1”
が出力される。しかし、時刻t25においてフリップフロ
ップ回路61の出力端子Qが“0”となるため、AND
回路64の出力端子からは、時刻t25〜t26における
“1”が出力されず、結局時刻t23〜t24の“1”のみ
が出力されることになる。また、時刻t25においてフリ
ップフロップ回路60の出力端子が“0”となるため、
AND回路63の出力端子からは、時刻t26〜t27にお
ける“1”が出力されず、結局時刻t23〜t24の“1”
のみが出力されることになる。また、時刻t27において
フリップフロップ回路59の出力端子Qが“0”となる
ため、AND回路62の出力端子からは、時刻t27〜t
28における“1”が出力されず、結局時刻t21〜t22の
“1”のみが出力されることになる。これらの“1”が
OR回路65に入力されると、OR回路65の出力端子
からは時刻t21〜t24までが“1”となる信号が得られ
る。この信号は、タイマー55の起動停止制御端子に入
力する。これにより、時刻t21〜t24の間の時刻が計数
できることになる。このようにして得られた操作時間に
関するデジタル信号は、情報処理装置7のCPU71に
与えられる。
【0078】CPU71は、前記固定接点16cの電極
16c1,16c2,16c3,16c4,16c5の接地(接
続)関係の変化と、信号出力手段5からの操作時間に関
する信号とを基に各種の処理を実行する。
【0079】このような第4の実施例では、前記第1の
実施例と同様な作用効果を奏する他、ボタン14の操作
情報が直接デジタル信号として得ることができるので、
抵抗測定器、演算増幅器あるいはA/D変換器等を不要
とすることができる利点がある。
【0080】<第5の実施例>図10は、同スイッチ装
置の第5の実施例を情報処理装置に接続した例を示す構
成図である。なお、この第5の実施例でも第1の実施例
と同一構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0081】図10に示すスイッチ装置1dは図5のス
イッチ装置1cの変形例であり、第1の実施例及び第4
の実施例と同様にスイッチの操作量と操作時間に応じた
電気信号を出力できるように構成されている。このスイ
ッチ装置1dも、情報処理装置7に電気的に接続されて
おり、前記スイッチの操作量と操作時間に応じた電気信
号を情報処理装置7に供給できるようになっている。こ
のスイッチ装置1dは、操作された際に当該操作量に関
する信号を出力できるスイッチ3dと、このスイッチの
操作量に関する信号から操作時間に関する電気信号を出
力する信号出力手段5dとを備えている。
【0082】ここで、前記スイッチ3dは、カバー1
3、ボタン14、可動接点15d、固定接点16dを備
えている点で第4の実施例と同様である。前記カバー1
3にボタン14が図示上下動可能に固定されている点で
第1の実施例と同一である。このボタン14は、図示下
端部に図示半球状をした導電性ゴムGで構成した可動接
点15dが固定されており、かつ図示しないコイルばね
等で図示上側に常時付勢されている点で第1の実施例と
同一である。この可動設定15dに対向した位置には、
固定接点16dが配設されている。この固定接点16d
は、中心電極16d1の周囲に対して、複数の電極16c
2,16c3,16c4,16c5が一定間隔19d1,19d
2,19d3,19d4を持たせて円形状に配設されてい
る。これら電極16d1は接地されており、電極16d2,
16d3,16d4,16d5は情報処理装置3のインターフ
ェース32に直接接続されている。また、インターフェ
ース32には、クロックCLOCKが入力されている。
【0083】また、信号出力手段5dは、第4の実施例
のものと全く同一のものであるので、説明を省略する。
さらに、前記情報処理装置7も、第1の実施例と同様な
構成であるので説明を省略する。
【0084】このように構成されたスイッチ装置1dに
よれば、ボタン14を図示しないコイルばねの付勢力に
抗して押下すると、可動接点15dの導電性ゴムGが固
定接点16dの電極16d1に接触する。さらに押下され
ると、電極16d1,16d2が可動接点15cの導電性ゴ
ムGが変形することにより接続される。さらに、押下す
ると、可動接点15dの導電性ゴムGが固定接点16d
の電極16d1,16d2,16d3に接触しながら変形して
ゆく。このようにして可動接点15cの導電性ゴムGの
接触面積が広がり、それに伴って電極16d1,16d2,
16d3,16d4,16d5が徐々に接地されてゆく。この
ような導電性ゴムGと電極16d1,16d2,16d3,1
6d4,16d5の接続関係がボタン14の押下力と押下速
度で変化する。このような固定接点16dの電極16d
1,16d2,16d3,16d4,16d5の接続関係は、直
接情報処理装置7のインターフェース72に直接入力さ
れて、CPU71に与えられる。
【0085】また、信号出力手段5dは、前記スイッチ
の操作時間の変化を計時しており、その計時された信号
を情報処理装置7のCPU71に与える。
【0086】CPU71は、前記固定接点16dの電極
16d1,16d2,16d3,16d4,16d5の接地(接
続)関係の変化、及び信号出力手段5dからの操作時間
に関する信号を取込み、種々の処理に役立てる。
【0087】このような第5の実施例では、前記第1の
実施例と同様の作用効果を奏する他、ボタン14の操作
情報が直接デジタル信号として得ることができるので、
抵抗測定器、演算増幅器あるいはA/D変換器等を不要
とすることができる利点がある。
【0088】<第6の実施例>図11は、本発明の第6
の実施例を示すブロック図である。この第6の実施例
は、第1の実施例から信号出力手段5を削除し、信号出
力手段5を情報処理装置9で構成したものである。な
お、情報処理装置9は、CPU91と、インターフェー
ス92とからなる。
【0089】CPU91は、スイッチ3から出力される
デジタル信号を取込み、合成抵抗Roの抵抗値の変化を
電圧値で記憶し、これらの情報から、抵抗値の変化ΔR
と、抵抗値の変化時間Δtと、抵抗値の変化の積分値と
を判断する。これは、次のようにして判断する。CPU
91は、合成抵抗Roを一定時間間隔で取り込んでいる
ので、一つ前の取込み時間における抵抗値と現取り込み
時間における抵抗値とを比較し、現取込み時間における
抵抗値が大きくなったときに、前の取込み時間の抵抗値
が最小値になったと判断する。そして、CPU91は、
前記判断から、抵抗値の変化の最初から抵抗値が最小値
になったときまでの時間Δtと抵抗値の変化分ΔRとを
求めるとこができる。また、CPU91は、前記各取込
み時間における抵抗値の全部を加算することにより合成
抵抗Roの変化分の積分値を得ることができる。このよ
うにした求めた合成抵抗Roの変化分ΔRと変化時間Δ
tと変化の積分値をCPU91は他の情報処理装置7に
与えることができる。もちろん、情報処理装置7と情報
処理装置9とを兼用するようにしてもよい。
【0090】上述したような各スイッチ装置の実施例
は、次のように分野に応用することができる。
【0091】前記各スイッチ装置は、ジョイパッドに応
用することができる。この場合、パッドのボタンを押下
されたときの強さをいくつかの基準値と比較し、そのボ
タンの入力状態を判別して、格闘ゲームの攻撃の強弱、
スポーツゲームの投げる、蹴る等の強弱や速度を調整す
るように応用すればよい。
【0092】また、前記各スイッチ装置は、ユーザー判
別キーボートに応用することができる。ユーザーのキー
タッチの仕方等をパーソナルコンピュータに学習させ、
基準値とする。キータッチがあるたびに前記基準値と比
較し、その差が大きいときにはユーザー以外であると判
断し、パーソナルコンピュータはロック又はリセット等
を実行するように応用してもよい。ここで使用するキー
タッチのデータとしては、キーを押下する速度等とす
る。
【0093】さらに、前記各スイッチ装置は、キーボー
ドに応用することができる。このようにキーボードに応
用した場合には、ユーザーのキータッチの強さを基に基
準値を作成してコンピュータに記憶させておき、ユーザ
ーのキータッチの強さを基準値と比較し、強いときには
大文字、弱いときには小文字とし、あるいは強いときに
はページ単位、弱いときには行単位でカーソルのアッ
プ、ダウンをするように応用してもよい。
【0094】また、前記各スイッチ装置は、時計の時間
設定用のスイッチとして応用してもよい。この場合、時
計の時間を設定するときには、ボタンを押す強さを基準
値と比較し、強いときには1時間単位、弱いときには1
分単位で進めるように応用してもよい。また、前記各ス
イッチ装置は、タイマーの動作時間の設定するスイッチ
として応用してもよい。タイマーの動作時間を設定する
とき、ボタンを押す強さを基準と比較し、基準値より強
いときには1時間単位、弱いときには15分単位で進む
ように動作させるよう応用してもよい。また、タイマー
に応用する場合に、ボタンの押下速度を基準値と比較す
るように応用してもよい。さらに、目覚まし時計のスイ
ッチとして前記各スイッチを応用してもよい。目覚まし
時計を止めるときの押し方をコンピュータに学習させ、
基準値を設定する。スイッチを押下したとき、基準値と
比較し、その差が大きいときは再動作させるように応用
してもよい。
【0095】前記各スイッチ装置は、テレビジョン受像
機のチャネル用スイッチとして応用してもよい。テレビ
ジョン受像機のチャネル用スイッチを押下したときる強
さをチャネル用CPUに学習させ基準値を記憶し、基準
値との比較によりチャネルの展開を変化させるように応
用してもよい。
【0096】また、前記各スイッチ装置は、ポットの湯
量の調節用操作装置に応用してもよい。前記スイッチを
ポットのCPUに接続させておき、かつポットの湯を前
記CPUの制御下に出せるようにする。そして、前記ス
イッチ装置の押下量、押下速度に応じて湯量を所望のも
のにするように応用してもよい。
【0097】また、前記各スイッチ装置は、水道の蛇口
の開閉をできる装置に応用してもよい。これは、水道の
蛇口の開閉をCPUの制御下に行えるようにし、前記ス
イッチ装置を前記CPUに接続し、前記スイッチ装置の
押下量、押下速度等に応じて推量を可変できるようする
応用としてもよい。
【0098】加えて、前記各スイッチ装置は、照明装置
の調光器に応用してもよい。調光器にはCPUを設け、
前記スイッチ装置をCPUに接続し、前記スイッチ装置
の操作をCPUに学習させて基準値を得る。そして、前
記スイッチ装置が操作されたときに、CPUが前記基準
値と比較して照明装置の明るさを調整するようにしても
よい。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、スイッ
チの操作量と操作時間とに応じて電気信号が得られるの
で、情報処理装置では特別な処理をすることなく操作が
簡単になり、かつ複雑な処理を行なうことができる。特
に、本発明のスイッチ装置をゲーム機に応用した場合、
操作量として操作速度、操作量が得られるため、画面に
表示されたキャラクターの動作の制御を複雑で詳細な動
作態様をさせることができる効果がある。
【0100】また、前記発明によれば、スイッチが導電
性ゴムからなる可動接点が、二つの導体を絶縁して円板
状に配置した固定接点に接触してゆくとき、導電性ゴム
が変形して二つの導体間の抵抗値が変化し、これを電圧
値に変換してスイッチの操作量と、信号出力手段で操作
速度等の情報とをもつ電気信号にしているので、これを
情報処理装置に与えることにより複雑な制御をさせるこ
とができる。
【0101】また、本発明によれば、可動磁石が固定コ
イルに接近するときに右ネジの法則により前記固定コイ
ルに電圧が発生し、信号出力手段においてスイッチの操
作量、操作速度等の情報をもつ電気信号にしているの
で、これを情報処理装置に与えることにより複雑な制御
をさせることができる。
【0102】さらに、本発明によれば、ボタンの操作で
固定電極と可動電極との間の距離が変化して静電容量が
変化し、これを電圧に変化させてスイッチの操作量の電
気信号とし、信号出力手段で操作速度等の情報をもつ電
気信号にしているので、これを情報処理装置に与えるこ
とにより複雑な制御をさせることができる。
【0103】また、本発明によれば、台形状の導電性ゴ
ムからなる可動接点を、前記可動接点に対向する位置に
一定間隔で複数の電極を配置してなる固定接点に接触す
るときに、導電性ゴムが変形して各電極に接触し、各電
極に対する前記導電性ゴムの接触面積が変化して複数の
電極の接触関係が直接デジタル信号として出力でき、か
つ信号出力手段により操作時間に関する情報が得られる
ため、これを情報処理装置に与えることにより複雑な制
御をさせることができ、かつ直接デジタル信号が得られ
ることによりアナログデジタル変換器が不要になる。
【0104】加えて、本発明によれば、半球状の導電性
ゴムからなる可動接点が、中心電極に対して一定間隔で
複数の電極を円環状に配置してなる固定接点に接触し、
導電性ゴムが変形して中心電極から順次外側の電極に向
かって接触してゆくとこになるため、これを情報処理装
置に与えることにより複雑な制御をさせることができ、
かつ直接デジタル信号が得られることによりアナログデ
ジタル変換器が不要になる。
【0105】また、前記発明では、前記スイッチをゲー
ム機に応用したときに、ボタンの押圧力の大小、操作時
間等の情報に基づいてキャラクターの動作を制御できる
ので、キャラクターの移動距離、移動速度、例えば衝突
量等が多様に表現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の第1の実施例を示す構
成図である。
【図2】同第1の実施例の信号出力手段を示す回路図で
ある。
【図3】同第1の実施例で得られ操作信号の例を示す特
性図である。
【図4】同第1の実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図5】同第2の実施例を示す構成図である。
【図6】同第3の実施例を示す構成図である。
【図7】同第4の実施例を示す構成図である。
【図8】同第4の実施例で使用する信号出力手段の構成
を示す回路図である。
【図9】同第4の実施例の信号出力手段の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図10】同第5の実施例を示す構成図である。
【図11】同第6の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 スイッチ装置 3,3a,3b,3c,3d スイッチ 5,5a,5b,5c,5d 信号出力手段 7 情報処理装置 9 情報処理装置 71 CPU 72 インターフェース 91 CPU 92 インターフェース 13 カバー 14 ボタン 15,15c,15d 可動接点 15a 可動磁石 15b 可動電極 16,16c,16d 固定接点 16a 固定コイル 16b 固定電極 16c1,16c2,16c3,16c4,16c5 電極 16d1,16d2,16d3,16d4,16d5 電極 19 間隙 19c1,19c2,19c3,19c4 間隔 19d1,19d2,19d3,19d4 間隔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作された際に当該操作量に関する信号
    を出力できるスイッチと、このスイッチの操作量に関す
    る信号から操作時間に関する電気信号を出力する信号出
    力手段と、を備えるスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは、操作用のボタンに固定
    した導電性ゴムからなる可動接点と、前記可動接点に対
    向する位置に導体を間隙を持たせて円形状に配置した固
    定接点と、前記導体の固定接点からの抵抗値を計測する
    抵抗測定器と、前記抵抗測定器からのアナログ量をデジ
    タル信号に変換してA/D変換器とを備える請求項1記
    載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチは、操作用のボタンに固定
    した可動磁石と、前記可動磁石に対向する位置に固定し
    たコイル状の導線からなる固定コイルと、前記固定コイ
    ルで発生する電圧を増幅する演算増幅器と、前記演算増
    幅器からのアナログ量をデジタル信号に変換するA/D
    変換器とを備える請求項1記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチは、操作用のボタンに固定
    した可動電極と、前記可動電極に対向する位置に固定し
    た固定電極と、前記両電極に電荷を与える手段と、前記
    両電極の静電容量に応じた電圧を増幅する演算増幅器
    と、前記演算増幅器からのアナログ量をデジタル信号に
    変換するA/D変換器とを備える請求項1記載のスイッ
    チ装置。
  5. 【請求項5】 前記信号出力手段は、前記スイッチから
    の操作量に関するアナログ信号を基に操作時間に関する
    デジタル信号に変換する操作時間検出回路を備える請求
    項1、2、3または4記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記操作時間検出回路は、前記スイッチ
    からの操作量に関するアナログ信号が所定値以上となっ
    たことを検出するコンパレータと、前記アナログ信号が
    最大値となったことを検出する最大値検出回路と、前記
    コンパレータの出力信号でセットされ前記最大値検出回
    路のリセットされるフリップフロップ回路と、前記フリ
    ップフロップ回路の出力で起動停止をするタイマーとを
    備える請求項5記載のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチは、操作用のボタンに固定
    した台形状の導電性ゴムからなる可動接点と、前記可動
    接点に対向する位置に一定間隔で複数の電極を配置して
    なる固定接点とを備え、各電極に接触する前記導電性ゴ
    ムの接触面積に応じて操作量に関するデジタル量として
    出力できるように構成する請求項1記載のスイッチ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチは、ボタンに固定した半球
    状の導電性ゴムからなる可動接点と、前記可動接点に対
    向する位置であって、中心位置に中心電極を設け、その
    中心電極に対して一定間隔で複数の電極を円環状に配置
    してなる固定接点とを備え、各電極に接触する前記導電
    性ゴムの接触面積に応じて操作量に関するデジタル量と
    して出力できるようにする請求項1記載のスイッチ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記信号出力手段は、前記操作量に関す
    るデジタル量を基に操作時間に関するデジタル信号に変
    換する操作時間検出回路を備える請求項1、7または8
    記載のスイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記操作時間検出回路は、操作量に関
    するデジタル量を基に操作時間に関するデジタル信号に
    変換する情報処理装置から構成する請求項1記載のスイ
    ッチ装置。
JP11439494A 1994-04-28 1994-04-28 スイッチ装置及びコンピュータシステム Expired - Lifetime JP3198430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11439494A JP3198430B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 スイッチ装置及びコンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11439494A JP3198430B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 スイッチ装置及びコンピュータシステム

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000095807A Division JP3147123B2 (ja) 1994-04-28 2000-03-30 コンピュータゲーム装置およびこれに用いる操作制御装置
JP2001036061A Division JP3443740B2 (ja) 2001-02-13 2001-02-13 ゲーム実行コンピュータシステム及びこれに使用するコントロールスイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07302159A true JPH07302159A (ja) 1995-11-14
JP3198430B2 JP3198430B2 (ja) 2001-08-13

Family

ID=14636586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11439494A Expired - Lifetime JP3198430B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 スイッチ装置及びコンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3198430B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310606B1 (en) 1992-03-05 2001-10-30 Brad A. Armstrong Multi-plane sheet connected sensors
US6344791B1 (en) 1998-07-24 2002-02-05 Brad A. Armstrong Variable sensor with tactile feedback
US6343991B1 (en) 1997-10-01 2002-02-05 Brad A. Armstrong Game control with analog pressure sensor
US6347997B1 (en) 1997-10-01 2002-02-19 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays
US6351205B1 (en) 1996-07-05 2002-02-26 Brad A. Armstrong Variable-conductance sensor
WO2002017054A1 (fr) * 2000-08-23 2002-02-28 Nintendo Co., Ltd. Processeur d'informations, support de stockage d'informations, programme et dispositif de commande pour appareil de jeu
US6404584B2 (en) 1997-10-01 2002-06-11 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for voice recorders
US6415707B1 (en) 1997-10-01 2002-07-09 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for coffee makers
US6532000B2 (en) 1997-10-01 2003-03-11 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for global positioning systems
US6717568B1 (en) 1999-09-10 2004-04-06 Sony Computer Entertainment Inc. Method of controlling the movement of a position indicating item, storage medium on which a program implementing said method is stored, and electronic device
US6726566B2 (en) 2000-01-14 2004-04-27 Sony Computer Entertainment Inc. Method for changing viewpoints using pressure-sensitive means, recording medium providing software program therefor, and entertainment system
US6935956B1 (en) 1999-09-11 2005-08-30 Sony Computer Entertainment Inc. Control apparatus and detecting device
JP2005353184A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Funai Electric Co Ltd ディスク装置の再生速度切替回路
US7063616B2 (en) 2000-05-19 2006-06-20 Konami Corporation Readable storage medium storing action game program, and action game device and control method for same
JP2008250765A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Omron Corp 無線通信システム、子機、親機および通信方法
JP2012245045A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Olympus Medical Systems Corp 医療装置
JP2013143099A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Shoei:Kk タッチパネル
JP2013536533A (ja) * 2010-08-27 2013-09-19 インテル・コーポレーション タッチセンシング装置および方法
WO2016080251A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 東プレ株式会社 静電容量式キーボード
JP2019015923A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 カシオ計算機株式会社 圧力検出装置および電子打楽器

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310606B1 (en) 1992-03-05 2001-10-30 Brad A. Armstrong Multi-plane sheet connected sensors
US9081426B2 (en) 1992-03-05 2015-07-14 Anascape, Ltd. Image controller
US6351205B1 (en) 1996-07-05 2002-02-26 Brad A. Armstrong Variable-conductance sensor
US6563415B2 (en) 1996-07-05 2003-05-13 Brad A. Armstrong Analog sensor(s) with snap-through tactile feedback
US6496449B1 (en) 1997-10-01 2002-12-17 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for clocks
US6538638B1 (en) 1997-10-01 2003-03-25 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for pagers
US6404584B2 (en) 1997-10-01 2002-06-11 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for voice recorders
US6415707B1 (en) 1997-10-01 2002-07-09 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for coffee makers
US6347997B1 (en) 1997-10-01 2002-02-19 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays
US6470078B1 (en) 1997-10-01 2002-10-22 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for telephones
US6343991B1 (en) 1997-10-01 2002-02-05 Brad A. Armstrong Game control with analog pressure sensor
US6518953B1 (en) 1997-10-01 2003-02-11 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for remote controllers having feedback display screens
US6529185B1 (en) 1997-10-01 2003-03-04 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for electronic books
US6532000B2 (en) 1997-10-01 2003-03-11 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for global positioning systems
US6344791B1 (en) 1998-07-24 2002-02-05 Brad A. Armstrong Variable sensor with tactile feedback
US6469691B1 (en) 1999-05-11 2002-10-22 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for hand-held web browsers
US6559831B1 (en) 1999-05-11 2003-05-06 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for personal digital assistants
US6504527B1 (en) 1999-05-11 2003-01-07 Brad A. Armstrong Analog controls housed with electronic displays for computer monitors
US6717568B1 (en) 1999-09-10 2004-04-06 Sony Computer Entertainment Inc. Method of controlling the movement of a position indicating item, storage medium on which a program implementing said method is stored, and electronic device
US6935956B1 (en) 1999-09-11 2005-08-30 Sony Computer Entertainment Inc. Control apparatus and detecting device
US6749506B2 (en) * 2000-01-14 2004-06-15 Sony Computer Entertainment Inc. Method for changing viewpoints using pressure-sensitive means, recording medium providing software program therefor, and entertainment system
US6726566B2 (en) 2000-01-14 2004-04-27 Sony Computer Entertainment Inc. Method for changing viewpoints using pressure-sensitive means, recording medium providing software program therefor, and entertainment system
US7063616B2 (en) 2000-05-19 2006-06-20 Konami Corporation Readable storage medium storing action game program, and action game device and control method for same
US7568975B2 (en) 2000-08-23 2009-08-04 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus, information storing medium and program thereof, and operating device for game machine
WO2002017054A1 (fr) * 2000-08-23 2002-02-28 Nintendo Co., Ltd. Processeur d'informations, support de stockage d'informations, programme et dispositif de commande pour appareil de jeu
CN1315031C (zh) * 2000-08-23 2007-05-09 任天堂株式会社 游戏设备及其控制方法
KR100771751B1 (ko) * 2000-08-23 2007-10-30 닌텐도가부시키가이샤 정보처리장치 및 정보처리 프로그램을 기록한 기억매체
US7040986B2 (en) 2000-08-23 2006-05-09 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus, information storing medium and program thereof, and operating device for game machine
AU777184B2 (en) * 2000-08-23 2004-10-07 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus, information storing medium and program
US7905781B2 (en) 2000-08-23 2011-03-15 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus, information storing medium and program thereof, and operating device for game machine
JP2005353184A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Funai Electric Co Ltd ディスク装置の再生速度切替回路
JP4678145B2 (ja) * 2004-06-11 2011-04-27 船井電機株式会社 ディスク装置の再生速度切替回路
JP2008250765A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Omron Corp 無線通信システム、子機、親機および通信方法
US8682253B2 (en) 2007-03-30 2014-03-25 Omron Corporation Radio communication system, slave unit, master unit and communication method
JP2013536533A (ja) * 2010-08-27 2013-09-19 インテル・コーポレーション タッチセンシング装置および方法
US9363571B2 (en) 2010-08-27 2016-06-07 Intel Corporation Touch sensing apparatus and method
JP2012245045A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Olympus Medical Systems Corp 医療装置
JP2013143099A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Shoei:Kk タッチパネル
WO2016080251A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 東プレ株式会社 静電容量式キーボード
JP2019015923A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 カシオ計算機株式会社 圧力検出装置および電子打楽器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3198430B2 (ja) 2001-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07302159A (ja) スイッチ装置
KR970002375B1 (ko) 커서 제어를 위한 촉각 피드백 메커니즘
EP2279470B1 (en) Capacitive voltage divider touch sensor
TWI531949B (zh) 電容電壓資訊感測電路及其相關抗雜訊觸控電路
US20160202825A1 (en) Screen State Control Method, Device, and Touchscreen Terminal
JP4727754B1 (ja) 静電容量式タッチパネル
TW201140407A (en) Touch detection method and related touch control device
US10998147B2 (en) Switch device capable of automatically detecting and adjusting zero cross point
US9626005B2 (en) Removable pushbutton type interface device for touch panel
TW201131455A (en) Capacitive touch panel and sensing apparatus thereof
JP3443740B2 (ja) ゲーム実行コンピュータシステム及びこれに使用するコントロールスイッチ装置
US10224927B2 (en) Input device, terminal device, and computer-readable recording medium
CN101672876A (zh) 电容量测电路及方法
JP3147123B2 (ja) コンピュータゲーム装置およびこれに用いる操作制御装置
JP6172525B2 (ja) 静電タッチスイッチ装置及びノイズ検出方法
EP2722988A1 (en) A method of the touch detection for capacitive touch sensors
CN109729474B (zh) 一种切换歌曲的方法以及智能设备
CN109634452A (zh) 一种状态切换方法及装置
CN218850851U (zh) 电视遥控器
CN113227947B (zh) 输入装置及应用输入装置的电子设备
CN102122222B (zh) 电容式触控面板装置
KR101229294B1 (ko) 전기 전자 장치 및 그 제어방법
CN109788361B (zh) 一种控制视频播放的方法及装置
TW201911007A (zh) 電子鎖之觸控感應系統與觸控處理器
CN117707345A (zh) 按键开关装置及按键开关的控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010508

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080615

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080615

Year of fee payment: 7

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080615

Year of fee payment: 7

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080615

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term