JPH0730132Y2 - ロール又は無限軌道送り込み式装置の安全装置 - Google Patents
ロール又は無限軌道送り込み式装置の安全装置Info
- Publication number
- JPH0730132Y2 JPH0730132Y2 JP7931689U JP7931689U JPH0730132Y2 JP H0730132 Y2 JPH0730132 Y2 JP H0730132Y2 JP 7931689 U JP7931689 U JP 7931689U JP 7931689 U JP7931689 U JP 7931689U JP H0730132 Y2 JPH0730132 Y2 JP H0730132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- endless track
- rolls
- feed type
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coating Apparatus (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はロール送り込み式糊付機、塗装機、又は無限軌
道送り込み式サイザ、モルダ等のロール又は無限軌道送
り込み式装置に使用する安全装置に関するものである。
道送り込み式サイザ、モルダ等のロール又は無限軌道送
り込み式装置に使用する安全装置に関するものである。
［従来の技術及び本考案が解決しようとする課題］ 従来、材料の表面に接着剤又は塗料を自動的に塗布する
木工用のロール送り込み式糊付機、塗装機、又は材料を
所定の寸法に切断したり、材料の縁部に面取加工を施す
無限軌道送り込み式サイザ、モルダ等は何れも自動送材
機能を有するので、万が一作業者の手や腕が上下に対設
したロール又は無限軌道中に引き込まれた場合に直ちに
ロール又は無限軌道を停止することが出来る様にする
為、例えばロール送り込み式糊付機の場合は装置の上部
にロールの駆動モーターの制動スイッチに連係した非常
停止用の紐を張設してあるが、この種のものは事故が発
生したときの対策として設けられたもので、事故を未然
に防止することが出来るものではなかった。
木工用のロール送り込み式糊付機、塗装機、又は材料を
所定の寸法に切断したり、材料の縁部に面取加工を施す
無限軌道送り込み式サイザ、モルダ等は何れも自動送材
機能を有するので、万が一作業者の手や腕が上下に対設
したロール又は無限軌道中に引き込まれた場合に直ちに
ロール又は無限軌道を停止することが出来る様にする
為、例えばロール送り込み式糊付機の場合は装置の上部
にロールの駆動モーターの制動スイッチに連係した非常
停止用の紐を張設してあるが、この種のものは事故が発
生したときの対策として設けられたもので、事故を未然
に防止することが出来るものではなかった。
本考案は上記に鑑み、ロール又は無限軌道送り込み式装
置に於ける作業者の引き込み事故を未然に防止して、そ
の安全性を向上させることを目的とするものである。
置に於ける作業者の引き込み事故を未然に防止して、そ
の安全性を向上させることを目的とするものである。
［課題を解決する為の手段］ 上記目的を達成する為、本考案は、上下にロール（５）
（８）又は無限軌道を対設したロール又は無限軌道送り
込み式装置に於ける上部のロール（５）又は無限軌道を
支持する昇降部材（４）に左右の腕杆（11）（11）を前
方へ向け水平に突設し、この左右の腕杆（11）（11）
に、押上力により上方へ可動する吊下杆（12）（12）を
夫々設け、この左右の吊下杆（12）（12）に、安全ロー
ル（15）を該安全ロール（15）の下端が上記上部のロー
ル（５）又は無限軌道の下端より稍々高い位置となるよ
うに支持させると共に、吊下杆（12）に、上記ロール
（５）（８）又は無限軌道の駆動モーターに接続する制
動スイッチ（16）を連係したものである。
（８）又は無限軌道を対設したロール又は無限軌道送り
込み式装置に於ける上部のロール（５）又は無限軌道を
支持する昇降部材（４）に左右の腕杆（11）（11）を前
方へ向け水平に突設し、この左右の腕杆（11）（11）
に、押上力により上方へ可動する吊下杆（12）（12）を
夫々設け、この左右の吊下杆（12）（12）に、安全ロー
ル（15）を該安全ロール（15）の下端が上記上部のロー
ル（５）又は無限軌道の下端より稍々高い位置となるよ
うに支持させると共に、吊下杆（12）に、上記ロール
（５）（８）又は無限軌道の駆動モーターに接続する制
動スイッチ（16）を連係したものである。
［作用］ 材料（ｂ）の先端部を上下のロール（５）（８）の間に
挿入しようとするとき又はロール（５）（７）の清掃を
するとき等に於て、作業者の手が安全ロール（15）の下
側から上下のロール（５）（８）の方向へ入り込もうと
するときは、安全ロール（15）が回転しながら吊下杆
（12）（12）が押上げられ、之に連係した制動スイッチ
（16）が切れるので、ロール（５）（８）の回転が直ち
に停止する。
挿入しようとするとき又はロール（５）（７）の清掃を
するとき等に於て、作業者の手が安全ロール（15）の下
側から上下のロール（５）（８）の方向へ入り込もうと
するときは、安全ロール（15）が回転しながら吊下杆
（12）（12）が押上げられ、之に連係した制動スイッチ
（16）が切れるので、ロール（５）（８）の回転が直ち
に停止する。
［実施例］ 本考案の実施例を図面に付き説明すれば下記の通りであ
る。
る。
図中（１）は木工用のロール送り込み式糊付機で、互い
に間隔を隔てて対向させた左右の側枠（２）（２）内に
ハンドル（３）の操作により昇降する昇降部材（４）
（４）を夫々設けて、この左右の昇降部材（４）（４）
に上部ロール（５）を水平に支持させると共にこの上部
ロール（５）に対応させてハンドル（６）の操作により
前後に進退する糊受ロール（７）を前側に近接させて設
け、下側には下部ロール（８）を側枠（２）（２）に支
持させて設けると共にその後側にハンドル（９）の操作
により前後に進退する補助ロール（10）を設けたもの
で、上記上部ロール（５）と糊受ロール（７）とにより
その対向する上面に形成される糊受部に接着剤（ａ）を
供給してから上下のロール（５）（８）を材料（ｂ）が
図面第２図に於て左側から右側へと送り込まれる様にモ
ーター（図中略）により回転させれば、上部のロール
（５）の外周面に接着剤（ａ）が均一に付着されるか
ら、この状態に於て材料（ｂ）の先端部を上下のロール
（５）（８）の間に当接させれば、材料（ｂ）は両ロー
ル（５）（８）の間を自動的に左側から右側へと送り込
まれ、その間に材料（ｂ）の上面に接着剤（ａ）が塗布
されるものである。
に間隔を隔てて対向させた左右の側枠（２）（２）内に
ハンドル（３）の操作により昇降する昇降部材（４）
（４）を夫々設けて、この左右の昇降部材（４）（４）
に上部ロール（５）を水平に支持させると共にこの上部
ロール（５）に対応させてハンドル（６）の操作により
前後に進退する糊受ロール（７）を前側に近接させて設
け、下側には下部ロール（８）を側枠（２）（２）に支
持させて設けると共にその後側にハンドル（９）の操作
により前後に進退する補助ロール（10）を設けたもの
で、上記上部ロール（５）と糊受ロール（７）とにより
その対向する上面に形成される糊受部に接着剤（ａ）を
供給してから上下のロール（５）（８）を材料（ｂ）が
図面第２図に於て左側から右側へと送り込まれる様にモ
ーター（図中略）により回転させれば、上部のロール
（５）の外周面に接着剤（ａ）が均一に付着されるか
ら、この状態に於て材料（ｂ）の先端部を上下のロール
（５）（８）の間に当接させれば、材料（ｂ）は両ロー
ル（５）（８）の間を自動的に左側から右側へと送り込
まれ、その間に材料（ｂ）の上面に接着剤（ａ）が塗布
されるものである。
（11）（11）は上記左右の昇降部材（４）（４）に夫々
固定した左右の腕杆で、前方へ向け水平に突設してあ
る。（12）（12）は左右の吊下杆で、前記腕杆（11）
（11）に穿設した貫通孔（13）（13）に昇降自在に挿入
しその上部に鈎型部（14）を設けることにより押上力に
より上方へ可動する様にしてある。（15）は左右の吊下
杆（12）（12）に支持させた安全ロールで、その下端
が、上記上部ロール（５）の下端より稍々高い位置とな
るように設定してある。（16）は吊下杆（12）の鈎型部
（14）に対応させて腕杆（11）の上面に設けた制動スイ
ッチで、鈎型部（14）がこのスイッチから離れたとき上
記上下のロール（５）（８）の駆動モーター（図中略）
を停止させるものである。尚、吊下杆（12）（12）には
緩衝用スプリング（17）を外装する場合がある。又、上
記実施例はロール送り込み式糊付機に関して示したが、
略々同様の製造のロール送り込み式塗装機、材料を所定
の寸法に切断する上下に無限軌道を対設した無限軌道送
り込み式サイザ、材料の縁部に任意の形状に面取加工を
施す無限軌道送り込み式モルダ等についても同様に実施
することが出来るものである。
固定した左右の腕杆で、前方へ向け水平に突設してあ
る。（12）（12）は左右の吊下杆で、前記腕杆（11）
（11）に穿設した貫通孔（13）（13）に昇降自在に挿入
しその上部に鈎型部（14）を設けることにより押上力に
より上方へ可動する様にしてある。（15）は左右の吊下
杆（12）（12）に支持させた安全ロールで、その下端
が、上記上部ロール（５）の下端より稍々高い位置とな
るように設定してある。（16）は吊下杆（12）の鈎型部
（14）に対応させて腕杆（11）の上面に設けた制動スイ
ッチで、鈎型部（14）がこのスイッチから離れたとき上
記上下のロール（５）（８）の駆動モーター（図中略）
を停止させるものである。尚、吊下杆（12）（12）には
緩衝用スプリング（17）を外装する場合がある。又、上
記実施例はロール送り込み式糊付機に関して示したが、
略々同様の製造のロール送り込み式塗装機、材料を所定
の寸法に切断する上下に無限軌道を対設した無限軌道送
り込み式サイザ、材料の縁部に任意の形状に面取加工を
施す無限軌道送り込み式モルダ等についても同様に実施
することが出来るものである。
［考案の効果］ 本考案は上記の様に上下にロール又は無限軌道を対設し
たロール又は無限軌道送り込み式装置の稼動中又はロー
ルの清掃時等に作業者の手が材料の送り込み側の安全ロ
ールの下側から上下に対設したロール又は無限軌道の方
向へ入り込もうとするときに、安全ロールが回転しなが
ら吊下杆が押上げられ、之に連係した制動スイッチが切
れ、ロール又は無限軌道が直ちに停止する様にしたもの
であるから、ロール又は無限軌道送り込み式装置に於け
る作業者の引き込み事故が未然に防止され、その安全性
を格段に向上させることが出来る大きな効果を発揮する
ものである。
たロール又は無限軌道送り込み式装置の稼動中又はロー
ルの清掃時等に作業者の手が材料の送り込み側の安全ロ
ールの下側から上下に対設したロール又は無限軌道の方
向へ入り込もうとするときに、安全ロールが回転しなが
ら吊下杆が押上げられ、之に連係した制動スイッチが切
れ、ロール又は無限軌道が直ちに停止する様にしたもの
であるから、ロール又は無限軌道送り込み式装置に於け
る作業者の引き込み事故が未然に防止され、その安全性
を格段に向上させることが出来る大きな効果を発揮する
ものである。
第１図は本考案に係る装置を示す正面図。 第２図は第１図に示すＡ−Ａ線の断面図である。 図中 （４）は昇降部材。 （５）（８）はロール。 （11）は腕杆。 （12）は吊下杆。 （15）は安全ロール。 （16）は制動スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 43/00 Ｚ Ｆ１６Ｐ 3/12
Claims (1)
- 【請求項１】上下にロール（５）（８）又は無限軌道を
対設したロール又は無限軌道送り込み式装置に於ける上
部のロール（５）又は無限軌道を支持する昇降部材
（４）に左右の腕杆（11）（11）を前方へ向け水平に突
設し、この左右の腕杆（11）（11）に、押上力により上
方へ可動する吊下杆（12）（12）を夫々設け、この左右
の吊下杆（12）（12）に、安全ロール（15）を該安全ロ
ール（15）の下端が上記上部のロール（５）又は無限軌
道の下端より稍々高い位置となるように支持させると共
に、吊下杆（12）に、上記ロール（５）（８）又は無限
軌道の駆動モーターに接続する制動スイッチ（16）を連
係してなるロール又は無限軌道送り込み式装置の安全装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7931689U JPH0730132Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | ロール又は無限軌道送り込み式装置の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7931689U JPH0730132Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | ロール又は無限軌道送り込み式装置の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0319570U JPH0319570U (ja) | 1991-02-26 |
| JPH0730132Y2 true JPH0730132Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31623363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7931689U Expired - Lifetime JPH0730132Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | ロール又は無限軌道送り込み式装置の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730132Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP7931689U patent/JPH0730132Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0319570U (ja) | 1991-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |